JP5645534B2 - 腐食性高温ガス用熱交換器 - Google Patents

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本発明は、焼却炉等から排出される腐食性の高温ガスにより、空気などの低温ガスを加熱して熱回収する熱交換器に関する。
本出願人は、焼却炉等から排出される腐食性物質を多く含む高温排ガスから熱回収する熱交換器において、本出願人は、腐食性の高温排ガスから効率よく熱回収することができる特許文献1を提案している。
この特許文献1は、図8に示すように、排ガス流路50を形成するケーシング51の内面に、ガス流送方向(ダクト軸心)に沿う円弧状断面の複数の低温ガスダクト52を、熱膨張空間53をあけて周方向に配置し、低温ダクト52の内面に、隣接面が凹凸部に形成された耐火ブロック54を、それぞれの隣接面が熱膨張空間53に対応する位置となるように、アンカー55を介して取り付けたものである。
特開2010−91219号公報(図2)
上記従来構成において、250℃未満の低温域や250〜400℃前後の中温域での熱回収では、耐火ブロック54の欠落はほとんどなく、長期間の使用に耐えるものの、特に低温ガスを400〜500℃前後以上の高温域まで加熱して熱回収する場合、低温ガスダクト52やアンカー55、耐火ブロック54の熱膨張差により、長期間の使用に耐えられないという問題があった。
本発明は上記問題点を解決して、低温ガスを高温域まで加熱し熱回収する場合であっても、熱膨張差による欠陥を防ぎ長期間の使用に耐えられる熱交換器を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、
高温ガス流路を形成する外筒ケーシングの内面に、全周にわたって配置された断熱材と、当該断熱材の内周部で周方向に所定ピッチで配置されて外筒ケーシングの軸心方向に沿う複数の伝熱管と、これら伝熱管の内周側で全周にわたって配置され高温ガス流路を囲む耐火材とを具備し、
伝熱管の外周部に、当該伝熱管の熱膨張を許容して前記耐火材および前記断熱材との接触を防ぐ隙間をそれぞれ形成し、
前記断熱材および前記耐火材を固定する固定金物を、前記外筒ケーシングの内面に植設し、
前記断熱材により、前記耐火材と前記外筒ケーシングとの熱膨張が略同一となるように構成されたものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の構成において、
断熱材と耐火材との界面は、隣接する伝熱管の軸心に対応する位置と、伝熱管の外筒ケーシング側外周縁に対応する位置との間に形成されたものである。
請求項1記載の発明によれば、外筒ケーシングの内面に断熱材を介して伝熱管を配置するとともに、伝熱管を高温ガス流路から耐火材により遮蔽し、伝熱管の周囲に、耐火材および断熱材との接触を防止し、熱膨張を許容する隙間を形成したので、腐食性の高温ガスにより耐火材よりも熱膨張される伝熱管が、耐火材や断熱材に拘束されることがなく、特に500℃を超える高温域での熱回収であっても、耐火材の破損や欠落を未然に防止することができる。
また、断熱材により耐火材と外筒ケーシングとの熱膨張を略同一にするとともに、外筒ケーシングに植設されたアンカーで断熱材と耐火材とを保持するので、伝熱管と耐火材の熱膨張差による耐火材の破損や欠落を未然に防止することができる。これにより、腐食性の高温ガスから長期間にわたって熱回収することができて、腐食性の高温ガスから伝熱管を効果的に保護することができ、長期間の連続運転が可能となる。また伝熱管の保護性能が高まることで、伝熱面の腐食減肉が抑制されて、加熱空気温度(伝熱面温度)を高く設計することができ、熱回収効率を向上させることができる。
請求項2記載の発明によれば、伝熱管周囲で耐火材に囲まれる範囲を広く確保することにより、高温ガスから伝熱管への伝熱性能を向上させることができる。
本発明に係る熱交換器の実施例1を示す縦断面図である。 (a)および(b)は、熱交換器の部分拡大図で、(a)は伝熱管を示す横断面図、(b)は図1に示すC部の拡大図である。 図1に示すA−A断面図である。 熱交換器の伝熱管の配置を示す斜視図である。 熱交換器の実施例2を示す縦断面図である。 図5に示すB−B断面図である。 熱交換器の変形例を示し、伝熱管の拡大横断面図である。 従来の熱交換器における伝熱管を示す拡大横断面図である。
以下、本発明に係る熱交換器の基本構造と実施例を図1〜図4に基づいて説明する。
[基本構造]
この熱交換器11は、都市ごみ焼却炉や産業廃棄物焼却炉、灰溶融炉など、腐食性物質を多く含む高温排ガスHGから高効率で熱回収を行うためのもので、排ガス流路12を形成する耐熱耐食鋼製の外筒ケーシング13の内周部に、周方向に所定ピッチで複数本の独立したたとえばステンレス鋼、ステンレス合金鋼製の伝熱管14を高温排ガスHGの流送方向(ケーシング軸心O)に沿って配置し、高温排ガスHGからの輻射熱により、伝熱管14に流送される低温ガスLG(たとえば常温空気)を高温域(400℃〜500℃前後)まで加熱するもので、図面では、高温排ガスHGと低温ガスLGが同一方向に流れる並流タイプであるが、高温排ガスHGと低温ガスLGが逆方向に流れる向流タイプとすることもできる。
また高温排ガスHGに晒される伝熱管14の内周側(排ガス流路12側)は、高温排ガスHGに含まれる腐食性物質から保護する目的で、たとえば炭化珪素系(含有率20〜85%)の耐食性耐火材15が排ガス流路12を囲んでライニングされている。また、伝熱管14と外筒ケーシング13の間に、高温排ガスHG耐火材15の熱膨張と外筒ケーシング13の熱膨張とをほぼ同一にすることを目的として、たとえば珪酸シカルシウム保温材からなる断熱材17がライニングされている。そして、これら耐火材15および断熱材17は、外筒ケーシング13の内面に植設された耐熱、耐食金属製の固定金物である複数のアンカー16により保持されている。また、図2(a)に示すように、耐火材15と断熱材17とは、その界面Sが隣接する伝熱管14の軸心に対応する位置、すなわち隣接する伝熱管14の軸心同士を、外筒ケーシング13の軸心Oを中心として円弧方向に結んだ円弧線上に形成されている。
図7に示すように、耐火材15と断熱材17との界面Sが、隣接する伝熱管14の外筒ケーシング側の外周縁に対応する位置、すなわち隣接する伝熱管14の外周縁を、外筒ケーシング13の軸心Oを中心として円弧方向に結んだ円弧線上形成されていてもよい。このように、界面Sは、図2(a)と図7に示す界面範囲β内で選択されている。これは、図2(a)に示す構造では、製造が容易で、界面Sがこれ以上内周側にあると、高温排ガスHGからの伝熱効率が低下するためであり、図7に示す構造では、伝熱管14を囲んで配置される耐火材15の部分が大きく、高温排ガスHGからの伝熱効率を高くできるが、界面Sがこれ以上外周側にあると、製造が難しくなり製造コストが嵩むためである。
またここで、耐火材15および断熱材17が、伝熱管14に保持されるのではなく、外筒ケーシング13に植設されたアンカー16を介して保持されるとともに、断熱材17の材質と厚みなどを選択することにより、耐火材15と、外筒ケーシング13およびアンカー16の熱膨張がほぼ同一になるように構成されており、これによりアンカー16による耐火材15の保持力が向上されている。
さらに伝熱管14の外周部(後述のガス導入管24およびガス導出管26の外周部も含む)全体で耐火材15、断熱材17の間には、熱膨張による伝熱管14と耐火材15および断熱材17の接触、拘束による破損を防止するために、熱膨張を許容する隙間δが形成されている。
前記伝熱管14周囲に形成されるこの隙間δは、たとえば伝熱管14の熱膨張率が約17(×10−6/℃)、耐火材の熱膨張率が約3〜5(×10−6/℃)であることから、外径48.6mmの伝熱管14では、0.5mm〜10mmの範囲で形成される。これは、伝熱管14の外径を1とすると、0.01以上で、0.20以下の範囲となる。これは0.01未満では伝熱管14と耐火材15の接触により、耐火材15が損傷して割れや欠けが生じやすくなるからであり、0.20を超えると、伝熱性能の低下が生じるからである。
上記構成より、低温ガスLGである常温空気を高温域まで加熱しても、耐火材15による伝熱管14の保護機能が継続されて伝熱管14を長期間にわたって使用することができる。また伝熱管14はそれぞれ独立した構成のために、万一腐食しても、個々の伝熱管14のみの交換ですみ、メンテナンスコストを削減することができる。
[実施例1]
図1,図3,図4は、実験プラントの基本構造を示すもので、高温排ガスHGの入口側に配置される下フランジ板21と、高温排ガスHGの出口側に外嵌配置される上フランジ板22との間に耐熱鋼製の外筒ケーシング13が取り付けられ、この外筒ケーシング13の内周部に、断熱材17と伝熱管14と耐火材15が内周側に順次配置されている。この下フランジ板21の外周部近傍に、低温ガスLGがヘッダガス供給ノズル27から供給される環状の入口ヘッダ23が配置され、この入口ヘッダ23と各伝熱管14の下端部とが、エルボ管部と直管部からなり直管部が外筒ケーシング13を貫通するガス導入管24を介して接続されている。また上フランジ板22の外周部に、熱回収ガスがヘッダガス排出ノズル28から排出される環状の出口ヘッダ25が外嵌配置され、各伝熱管14の上端部と出口ヘッダ25とが、エルボ管部と直管部からなり直管部が外筒ケーシング13を貫通するガス導出管26を介して接続されている。28は、出口ヘッダ25から熱回収した低温ガスLGを排出するヘッダガス排出ノズル、24a,26aは、ガス導入管24およびガス導出管26の露出部分をそれぞれ覆う断熱材である。
この隙間δは、熱交換器11の製造に際して、伝熱管14に耐火材15および断熱材17を取り付ける前に、常温で固体でかつ100℃以下の低融点で気化しやすい隙間形成材(例えばロウなど)を溶融させて、伝熱管14の表面に隙間δに相当する厚み分を塗布し固化させる。その後、耐火材15および断熱材17を施工した後、乾燥焚きの過程で、隙間形成材を加熱気化させて所定の隙間δを形成することができる。
上記構成において、高温排ガスHGが排ガス流路12に沿って下部から上部に流送されると、ヘッダガス供給ノズル27から入口ヘッダ23に供給された低温ガスLGが、ガス導入管24を介して伝熱管14にそれぞれ供給されて、高温排ガスHGにより耐火材15および伝熱管14を介して加熱される。そして、熱回収した低温ガスLGが出口ヘッダ25からヘッダガス排出ノズル28を介して排出される。
この時、耐火材15がアンカー16を介して外筒ケーシング13に保持されるとともに、断熱材17により、耐火材15とアンカー16を含む外筒ケーシング13との熱膨張がほぼ同一になるように構成されているので、伝熱管14と耐火材15の熱膨張率に差があっても、高温排ガスHGにより加熱された耐火材15を良好に保持することができ、長期間にわたって運転されても、耐火材15の破損や欠落を未然に防止することができる。
また伝熱管14の周囲に隙間δが形成されているので、熱膨張率が大きい伝熱管14が熱膨張しても、排ガス流路12の軸方向、周方向および半径方向の熱膨張を十分に許容することができ、耐火材15および断熱材17が拘束することがないので、耐火材15が剥離したり、欠落することがない。
上記構成により、低温ガスLGを、約500℃前後の高温域まで加熱して熱回収する場合であっても、伝熱管14の周囲に隙間δが形成されるとともに、耐火材15がアンカー16を介して外筒ケーシング13に保持され、かつ断熱材17により、耐火材15と、アンカー16を含む外筒ケーシング13との熱膨張が略同一になるように構成されているので、腐食性の高温排ガスHGから長期間にわたって伝熱管14を良好に保護することができて、耐火材15が剥離したり、割れて欠落することがなく、耐火材15の耐久性を向上させ、腐食性物質を多く含む高温排ガスHGから長期間にわたって熱回収することができる。また伝熱管14の保護性能が高まることで、伝熱面の腐食減肉が抑制されて、加熱空気温度(伝熱面温度)を高く設計することができ、熱回収効率を向上させることができる。
[実施例2]
本発明に係る熱交換器を具備した実施例2を、図5および図6を参照して説明する。
この熱交換器31は、入口側熱交換部32と本発明に係る出口側熱交換部41から構成され、低温ガスLGと高温排ガスHGと同一方向に流送する並流タイプを図示しているが、高温排ガスHGを逆方向に流送する向流タイプでもよい。また実施例1と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
(入口側熱交換部)
入口側熱交換部32は、外筒ケーシング13の内周部に所定の伝熱空間をあけて同一軸心上に伝熱内筒33が配置されるとともに、リング状の仕切り板34により上中下段に区画された環状の伝熱室35A〜35Cを具備した多段型に構成されている。さらに各伝熱室35A〜35Cの伝熱内筒33の内周面(排ガス流路12側)に、取付金物(図示せず)を介して耐火材36がそれぞれ取り付けられている。
上下段の伝熱室35A,35Cの外周で一端部にガス供給口37A〜37Cが形成されるとともに、中段の伝熱室35Bの外周で他端側にガス供給口37Bが形成されている。また上下段の伝熱室35A,35Cの外周で他端部にガス排出口38A,38Cが形成されるとともに、中段の伝熱室35Bの外周で一端側にガス排出口38Bが形成されている。そして、下段伝熱室35Aの空気排出口38Aと中段伝熱室35Bの空気供給口37Bとが第1連通管39Aを介して接続され、中段伝熱室35Bの空気排出口38Bと上段伝熱室35Cの空気供給口37Cとが第2連通管39Bを介して接続されており、下段の伝熱室35Aから中段の伝熱室35B、上段の伝熱室35Cの順に低温ガスLGが送られて熱回収される。
(出口側熱交換部)
出口側熱交換部41は、先の実施例とほぼ同一の構成で、常温(20℃)の低温ガスLG(空気)が入口側熱交換器32で加熱された後、さらにこの出口側熱交換部41の出口ヘッダ43で約500℃前後の高温域まで加熱するものである。この出口側熱交換器41と実施例1の熱交換器11とは、入口ヘッダ42と出口ヘッダ43とが外筒ケーシング13内に収容されている点で相違している。
すなわち、外筒ケーシング13内で下フランジ板21の上部に、第3連通管39Cを介して空気排出口38Cが接続されるヘッダガス供給ノズル44を有する環状の入口ヘッダ42が収容され、また上フランジ板22の下部に、ヘッダガス排出ノズル45を有する環状の出口ヘッダ43が収容されている。そしてこれら入口、出口ヘッダ42,43間に複数の伝熱管14が周方向に所定ピッチで連結されている。伝熱管14の周囲に設けられる耐火材15、断熱材17、アンカー16、隙間δおよび界面範囲βは、先の実施例と同一に構成されており、また耐火材15は、入口、出口ヘッダ42,43の内周部にも取り付けられている。
上記構成によれば、複数段の伝熱室35A〜35Cを有する入口側熱交換器32を排ガス流路12の上流側に配置し、先の実施例とほぼ同一に形成された出口側熱交換器41を排ガス流路12の下流側に配置し、入口側熱交換器32と出口側熱交換器41を組み合わせて配置することにより、約1000℃の高温排ガスHGから、常温の低温ガスLGを約500℃の高温域まで加熱して効果的に熱回収することができる。また出口側熱交換器41により、先の実施例と同じ作用効果を奏することができる。
なお、出口側熱交換部41に替えて、実施例1の熱交換器11を使用することもできる。
δ 隙間
S 界面
HG 高温排ガス
LG 低温ガス
11 熱交換器
12 排ガス流路
13 外筒ケーシング
14 伝熱管
15 耐火材
16 アンカー(固定金物)
17 断熱材
21 下フランジ板
22 上フランジ板
23 入口ヘッダ
24 ガス導入管
25 出口ヘッダ
26 ガス導出管
31 熱交換器
32 入口側熱交換部
33 伝熱内筒
34 仕切り板
35A 下段伝熱室
35B 中段伝熱室
35C 上段伝熱室
36 耐火材
41 出口側熱交換部
42 入口ヘッダ
43 出口ヘッダ
44 ヘッダガス供給ノズル
45 ヘッダガス排出ノズル

Claims (2)

  1. 高温ガス流路を形成する外筒ケーシングの内面に、全周にわたって配置された断熱材と、当該断熱材の内周部で周方向に所定ピッチで配置されて外筒ケーシングの軸心方向に沿う複数の伝熱管と、これら伝熱管の内周側で全周にわたって配置され高温ガス流路を囲む耐火材とを具備し、
    伝熱管の外周部に、当該伝熱管の熱膨張を許容して前記耐火材および前記断熱材との接触を防ぐ隙間をそれぞれ形成し、
    前記断熱材および前記耐火材を固定する固定金物を、前記外筒ケーシングの内面に植設し、
    前記断熱材により、前記耐火材と前記外筒ケーシングとの熱膨張が略同一となるように構成された
    ことを特徴とする腐食性高温ガス用熱交換器。
  2. 断熱材と耐火材との界面は、隣接する伝熱管の軸心に対応する位置と、伝熱管の外筒ケーシング側外周縁に対応する位置との間に形成された
    ことを特徴とする請求項1記載の腐食性高温ガス用熱交換器。
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