JP2001041681A - 熱交換装置 - Google Patents

熱交換装置

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JP2001041681A
JP2001041681A JP11219133A JP21913399A JP2001041681A JP 2001041681 A JP2001041681 A JP 2001041681A JP 11219133 A JP11219133 A JP 11219133A JP 21913399 A JP21913399 A JP 21913399A JP 2001041681 A JP2001041681 A JP 2001041681A
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Fumio Eda
二三男 江田
Masahiko Maruyama
昌彦 丸山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温度の排ガスが熱交換処理でき、しかも耐
久性に富んだ熱交換装置を提供することにある。 【解決手段】 シェル20内に伝熱チューブ40の管本
体外壁の腐蝕を防止する腐蝕防止手段60を設けたこと
にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流体間の熱交換
を行う熱交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】流体間の熱交換を行う熱交換装置として
は、都市ゴミ、産業廃棄物等の焼却炉や熔融炉などに併
設され、炉中で発生する排ガスを熱交換装置に導き、熱
交換を行うものが知られいる。図6は、この種の熱交換
装置を、熔融炉2に併設した例を示している。
【0003】図6において、熱交換装置1は、熔融炉2
の近傍に併設され、熔融炉2の排ガス排出口2bに、熱
交換装置1で冷却すべき流体(排ガス)の導入口13が
連結されており、熱交換装置1の内部に排ガスを流通さ
せて、熱交換を行うようになっている。
【0004】即ち、熔融炉2から排出された高温の排ガ
スAは、導入口131から熱交換装置1に導入される。
一方、加熱される流体である空気は、装置外部から導入
されて複数の伝熱チューブ401内を流れる。排ガスA
と空気とは熱交換装置1内で熱交換し、排ガスAは冷却
され、空気は加熱される。熱交換装置1から排出される
「熱交換された空気」は、直接外気に放出されることも
あるし、燃焼用空気として熔融炉2の燃焼室に導入され
ることもある。
【0005】このような熱交換装置では、伝熱チューブ
401は、一般に金属製のものが使用されている。一
方、排ガスAは、金属を腐蝕させる腐蝕性の高い成分を
多量に含んでいる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】昨今、塵焼却や産業廃
棄物処理で、焼却された灰に多量に含まれている高濃度
のダイオキシンが、環境問題を起こしている。ダイオキ
ンは、処理物を低い温度で焼却すると発生する。高温度
で焼却するとダイオキシンの発生は防止できるが、高温
の排ガスが発生する。高温の排ガスが熱交換装置に導入
されると、金属製伝熱チューブが腐食減肉を起こして、
短寿命化となる問題大がある。そのため、熔融炉の排ガ
ス中に冷却空気や冷却水を投入する装置を設け、排ガス
の温度を下げる方策を採られているが、多大な付属設備
を設けなければならず、コスト高を招くという問題があ
る。また、高温排ガスの熱エネルギーを冷却で消失させ
ることは、省エネルギーの観点から逆行している。
【0007】本発明は、高温度の排ガスが熱交換処理で
き、しかも耐久性に富んだ熱交換装置の提供することを
課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の熱交換装置
は、一端に冷却されるべき流体の導入口、他端に排出
口、これら導入口と排出口との間に上記冷却されるべき
流体の流通路が設けられたシェルと、該シェルの外部に
排出口と投入口とが開口し、上記シェルの流通路内に管
本体が配置され、上記流通路内で冷却されるべき流体と
上記管本体内を通る加熱されるべき流体との間で、熱交
換を行う金属製の伝熱チューブと、上記チューブ内で熱
交換された流体を外部に排出する熱風ヘッダと、上記チ
ューブ内に熱交換されるべき流体を外部から投入する冷
風ヘッダとを備えた熱交換装置において、上記シェル内
に上記チューブの管本体外壁の腐蝕を防止する腐蝕防止
手段を設けたことを特徴とする。
【0009】請求項2の熱交換装置は、請求項1記載の
熱交換装置において、上記腐蝕防止手段を遮蔽壁とした
ことを特徴とする。
【0010】請求項3の熱交換装置は、請求項2記載の
熱交換装置において、上記シェルの外壁と上記遮蔽壁と
の間の空隙に、外気を導入する外気導入手段を設けたを
特徴とする。
【0011】請求項4の熱交換装置は、請求項1、2又
は3換装置において、上記腐蝕防止手段を不定形耐火
物、定型耐火物又はセラミックで形成したことを特徴と
する。
【0012】請求項5の熱交換装置は、請求項1、2、
3又は4記載の熱交換装置において、上記腐蝕防止手段
を熱伝導性の高い部材で形成したことを特徴とする。
【0013】請求項6の熱交換装置は、請求項1、2、
3、4又は5記載の熱交換装置において、上記シェルに
外部から内部の様子を点検できる点検ホールを設けたこ
とを特徴とする。
【0014】請求項7の熱交換装置は、請求項1、2、
3、4、5又は6記載の熱交換装置において、上記熱風
ヘッダが分解組立自在に設けられていることを特徴とす
る。
【0015】請求項8の熱交換装置は、請求項1、2、
3、4、5、6又は7記載の熱交換装置において、上記
冷風ヘッダが分解組立自在に設けられていることを特徴
とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1、2に
基づいて説明する。
【0017】熱交換装置10は、図1及び図2に示すよ
うに、シェル20と冷風ヘッダ30と熱風ヘッダ50と
伝熱チューブ40と遮蔽壁60を有している。シェル2
0の一端部には、冷却すべき流体(排ガス)Aを導入す
る導入口13が、他端部には、排出口14がそれぞれ形
成されており、導入口13と排出口14との間が、排ガ
スAの流通路15となっている。シェル20の外壁は、
主に断熱材による被覆材23で覆われている。シェル2
0の外部に排出口41と投入口44とがそれぞれ開口
し、シェル20内に管本体45が配置されている伝熱チ
ューブ40は、シェル20の流通路15の内壁に近傍
に、複数本が配置されている。シェル20の下部には、
冷風ヘッダ30が設けられており、冷風ヘッダ30は、
内部に伝熱チューブ投入口44が開口し、一部に加熱
(予熱)されるべき流体であるBを、外部から導入する
導入口33が存する。シェル20の上部には、熱風ヘッ
ダ50が設けられており。熱風ヘッダ50の内部には、
伝熱チューブ排出口41が開口し、熱交換により加熱さ
れた流体である空気Bを排出する排出口53が存する。
この熱交換装置10において、熔融炉2(図6を参照)
から排出された排ガスAは、導入口13からシェル20
の内部に投入され、流通路15を通り、排出口14から
排出される。
【0018】予熱されるべき空気Bは、冷風ヘッダ30
の導入口33から導入され、伝熱チューブ投入口44か
ら、管本体45の内部を通り、熱風ヘッダ50内に開口
した排出口53から排出される。熱交換装置の内部にお
いて、排ガスAが流通路15を通る間に、各伝熱チュー
ブの管本体45内の予熱されるべき空気Bとの間で熱交
換が行なわれる。
【0019】シェル20内の流通路15と伝熱チューブ
の管本体45との間に、設けられた遮蔽壁60は、多数
のブロック部材61をシェル20の上壁21と下壁22
との間において、伝熱チューブ40の内側に円筒状の空
間を形成するように積み重ねて形成され、各ブロック部
材61の連結部分(目地部分)は、適宜の目地材により
連結される。目地材としては、耐熱性及び高強度の高い
材料、例えば耐火モルタルが使用される。
【0020】ブロック部材61としては、不定形耐火
物、定型耐火物、耐火煉瓦、焼成セラミックを適宜に採
用できる。その主成分としては、シリコン質、シリコン
・アルミナ質、シャモット質、コランダム質、ジルコニ
アクロム質、コランダム・クロム質、マグネシア・アル
ミナ質、粘土質のものが適宜に使用されて良い。
【0021】ブロック部材61としては、次にあげられ
る不定形耐火物を原料として、その不定形耐火物に適量
の清水を加え、良く混ぜ合わせ、型枠に流し込み加熱乾
燥させたものを使用する。
【0022】不定形耐火物としては、耐熱性及び熱伝導
性の高い部材が選ばれる。耐熱性及び熱伝導性の高い部
材としては、炭化ケイ素(SiC)を主成分とする不定
形耐火部材が良い。
【0023】不定形耐火物としては、例えば旭硝子株式
会社のDRYSIC85(商品名)、旭硝子株式会社の
DRYSIC80(商品名)、旭硝子株式会社のDRY
SIC60(商品名)、日米炉材製造株式会社のラミン
グ・ミックスR−185(商品名)が使用される。
【0024】例えば、旭硝子株式会社のDRYSIC8
5、旭硝子株式会社のDRYSIC80、旭硝子株式会
社のDRYSIC60、日米炉材製造株式会社のラミン
グ・ミックスR−185の特性は図3に示すようになっ
ている。通常使用される不定形耐火物の圧縮強さは、2
80kg/cm2であり、熱伝導率は、0.8kcal/
m.hr.℃である。これに対して、DRYSIC85
の圧縮強さは、1150kg/ cm2であり、熱伝導率
は、11.5kcal/m.hr.℃であり、DRYS
IC80の圧縮強さは、1400kg/ cm2であり、熱
伝導率は、11.0kcal/m.hr.℃であり、D
RYSIC60の圧縮強さは1300kg/cm2、熱伝導
率は8.0kcal/m.hr.℃、日米炉材材製造株
式会社のラミング・ミックスR−185の圧縮強さは1
200kg/cm2、熱伝導率は12.2kcal/m.h
r.℃であり、高い耐熱性及び高い熱伝導性を有するの
で熱交換装置内に設けられる遮蔽壁の材料として好適と
言える。
【0025】また、遮蔽壁60は耐火性及び熱伝導性の
高い耐熱煉瓦を複数箇、複数段に積み重ねて設けても良
い。圧縮強さ及び熱伝導性の高い部材としては、炭素ケ
イ素(SiC)を主成分とする煉瓦が良い。
【0026】耐熱煉瓦としては、例えば、美濃窯業株式
会社のCARBORUX S(商品名)、美濃窯業株式
会社のCARBORUX H(商品名)、美濃窯業株式
会社のCARBORUX N(商品名)を好適に用いる
ことができる。美濃窯業株式会社のCARBORUX
S、美濃窯業株式会社のCARBORUX H、美濃窯
業株式会社のCARBORUX Nの特性は、図4に示
ようになっており、美濃窯業株式会社のCARBORU
X Sの圧縮強さは1400kg/ cm2、熱伝導率は1
3kcal/m.hr.℃、美濃窯業株式会社のCAR
BORUX Hの圧縮強さは1300kg/ cm2、熱伝
導率は11kcal/m.hr.℃、美濃窯業株式会社
のCARBORUX Nの圧縮強さは1400kg/ cm
2、熱伝導率は12.kcal/m.hr.℃であり、
高い耐熱性及び高い熱伝導性を有するので熱交換装置内
に設けられる遮蔽壁のブロック部材として好適と言え
る。
【0027】ブロック部材61としては、焼成セラミッ
クを適宜採用し、その主成分としては、炭化ケイ素質の
ものが最も良い。
【0028】シェルの流通路15と管本体45周辺部と
の間に、遮蔽壁60を設けたので、伝熱チューブ40
に、排ガスAが直接接触されないことから、伝熱チュー
ブ40の腐食が防止される。
【0029】従来の熱交換装置の次の2例の耐久度は、 ケース1(従来例) 排ガス入口温度;900℃,予熱温度;350℃ 寿命;10ヶ月 原因 (腐食による伝熱チューブの伝
熱面減肉) ケース2(従来例) 排ガス入口温度;800℃,予熱温度;350℃ 寿命;1年 原因 (腐食による伝熱チューブの伝熱面
減肉) である。これに対して ケース3(本発明の実施形態で説明したようなもの)で
は、 排ガス入り口温度 1200℃以上可能 予熱温度 5
00℃以上可能 寿命は、4年以上は期待できる。
【0030】シェル20の耐熱外壁25には、シェル2
0の内部を監視する点検用ホール70が複数箇所、設け
られている。点検用ホール70は、外側から開閉自在の
蓋部材71で閉ざされている。点検ホールを閉ざす蓋部
材71を開くことにより、シェル20の内部の状況を外
部から見ることができ、伝熱チューブ40の腐食具合を
観察することができる。
【0031】熱風ヘッダ50は、伝熱チューブ40の排
出口41が連結されている部分50aに対して、排出口
53の設けられいる部分50bが分離可能である。上記
部分50aの開口部には、フランジ51が、上記部分5
0bの開口部には、フランジ52がそれぞれ設けられ、
フランジ51とフランジ52は、適宜係止具により結合
されている。熱風ヘッダ50は、稼働時には、フランジ
51とフランジ52とが、係止具により結合される。非
稼働時に、フランジ51とフランジ52の係合を解除す
ることにより、上記部分50aと、部分50bとを分離
し、熱風ヘッダ50の内部を見ることができる。従っ
て、伝熱チューブ40と熱風ヘッダ50との結合部分の
状況の検査及び伝熱チューブ40の部分的交換が可能で
ある。
【0032】冷風ヘッダ30は、伝熱チューブ40の投
入口44が連結されている部分30aに対して、導入口
33の設けられている部分30bが分離可能である。上
記部分30aの開口部には、フランジ31が、上記部分
30bの開口部には、フランジ32がそれぞれ設けら
れ、フランジ31とフランジ32とは、適宜係止具によ
り結合されている。冷風ヘッダ30は、稼働時には、フ
ランジ31とフランジ32が、係止具により結合され
る。非稼働時に、フランジ31とフランジ32の係合を
解除することにより、上記部分30aと、部分30bと
を分離でき、冷風ヘッダ30の内部を見ることができ
る。従って伝熱チューブ40と冷風ヘッダ30との結合
部分の状況の検査及び伝熱チューブ40の部分的交換が
可能になる。
【0033】本発明の他の実施の形態を図5に基づいて
説明する。図5において、前記熱交換装置と同じ部分に
ついては、同一符号を付してその説明を省略する。
【0034】この熱交換装置において、点検ホール70
により、シェル20内部を点検し、遮蔽壁60の亀裂か
ら排ガスAが伝熱チューブ40の周囲に漏れていること
が発見された場合は、何らかの方法によりシェル20の
外部から外気をシェル20内に送風し、伝熱チューブ4
0の周囲に漏れている排ガスAを伝熱チューブ40の周
囲から排出させて伝熱チューブ40の周囲を清浄にする
換気が必要になる。
【0035】この実施の形態では、以下の如くに換気の
行う。図5において、外壁25には、連結管90が設け
られている。連結管90の一部には、バルブ92が設け
られ、バルブ92により、冷風ヘッダ30からシェル2
0に流される清浄空気の通風と停止を切換えるようにな
っている。連結管90により、冷風ヘッダ30に流入さ
れた外気は、予熱されるべき空気Bの他に、連結管90
内を通りシェル20に供給される。シェル20の外壁2
5の上壁21に近い部分と排出口53との間に、連結管
95が設けられており、その一部にバルブ96が設けら
れている。連結管95により、外壁25と遮蔽壁60と
の間の空隙28内の流体は、連結管95内を通り、排出
口53内に排出される。バルブ96はバルブ92と連動
し、清浄空気の通風と停止の切換えを可能としている。
冷風ヘッダ30からシェル20内に供給された外気は、
空隙28に漏出した排ガスAとともに、空隙28内から
連結管95によりシェル20の排出口14に排出され
る。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明の熱交換装置は、シェル
内に伝熱チューブの管本体外壁の腐蝕を防止する腐蝕防
止手段を設けたので、高温の排ガスの熱交換を行って
も、伝熱チューブの排ガスによる腐蝕を防ぐことがで
き、耐久性にすぐれている。
【0037】請求項2の発明の熱交換装置は、腐蝕防止
手段を遮蔽壁としたので、シェルの流通路内に高温の排
ガスを流すことができ、耐久性にすぐれている。
【0038】請求項3の発明の熱交換装置は、シェルの
外壁と遮蔽壁との間の空隙に、外気を導入する外気導入
手段を設けたので、シェルの外壁と遮蔽壁との間の空隙
に何らかの原因で排ガスが流入したときに、その排ガス
を外気により換気させ、排ガスが伝熱チューブへの接触
を軽減でき、伝熱チューブの排ガスによる腐食を有効に
軽減でき、耐久性にすぐれている。
【0039】請求項4の発明の熱交換装置は、腐蝕防止
手段を不定形耐火物、定型耐火物又はセラミックで形成
したので、シェルの流通路内に高温の排ガスを流すこと
ができ、耐久性にすぐれている。
【0040】請求項5の発明の熱交換装置は、腐蝕防止
手段を熱伝導性の高い部材で形成したので、高温の排ガ
スの熱交換を行っても、シェルの流通路内に高温の排ガ
スを流し、高濃度の熱交換を行うことができる。
【0041】請求項6の発明の熱交換装置は、シェルの
流通路の排ガスが伝熱チューブの近傍に流れることが防
止され、シェル内の伝熱チューブの状況を外部から観察
することができ、メンテナンスがやり易くなる。
【0042】請求項7の発明の熱交換装置は、熱風ヘッ
ダが分解組立自在に設けられているので、熱風ヘッダを
分解することができ、熱風ヘッダの内部を点検すること
ができ、伝熱チューブと熱風ヘッダとの結合部分の状況
の検査及び伝熱チューブの部分的交換が可能になる。
【0043】請求項8の発明の熱交換装置は、冷風ヘッ
ダが分解組立自在に設けられているので、冷風ヘッダが
分解することができ、冷風ヘッダの内部を点検すること
ができ、伝熱チューブと冷風ヘッダとの結合部分の状況
の検査及び伝熱チューブの部分的交換が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱交換装置の第1実施形態を示す部分
断面斜視図である。
【図2】図1のD−D線断面図である。
【図3】本発明の熱交換装置の遮蔽壁の不定形耐火物と
して使用される不定形耐火物の特性を示す図である。
【図4】本発明の熱交換装置の遮蔽壁として使用される
耐火煉瓦の特性を示す図である。
【図5】本発明の熱交換装置の他の実施形態を示す断面
正面図である。
【図6】熔融炉と併設させて設けた従来の熱交換装置の
概略部分斜視図である。
【符号の説明】
13 導入口 14 排出口 15 流通路13 20 シェル 28 空隙 30 冷風ヘッダ 33 冷風ヘッダの導入口 40 伝熱チューブ 41 伝熱チューブ排出口 44 伝熱チューブ投入口 45 伝熱チューブ管本体 50 熱風ヘッダ 53 熱風ヘッダの排出口 60 遮蔽壁 61 ブロック部材 70 点検用ホール 90 連結管 95 連結管 A 冷却すべき流体(排ガス) B 予熱されるべき空気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 昌彦 東京都渋谷区桜丘町31番16号・アルストム エネルギーシステムエス・ハー・ゲー株式 会社内 Fターム(参考) 3L103 AA12 AA27 BB06 CC24 CC27 DD08 DD42 DD62

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に冷却されるべき流体の導入口、他端
    に排出口、これら導入口と排出口との間に上記冷却され
    るべき流体の流通路が設けられたシェルと、 該シェルの外部に排出口と投入口とが開口し、上記シェ
    ルの流通路内に管本体が配置され、上記流通路内で冷却
    されるべき流体と上記管本体内を通る加熱されるべき流
    体との間で、熱交換を行う金属製の伝熱チューブと、 上記チューブ内で熱交換された流体を外部に排出する熱
    風ヘッダと、 上記チューブ内に熱交換されるべき流体を外部から投入
    する冷風ヘッダとを備えた熱交換装置において、 上記シェル内に上記チューブの管本体外壁の腐蝕を防止
    する腐蝕防止手段を設けたことを特徴とする熱交換装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の熱交換装置において、上記
    腐蝕防止手段を遮蔽壁としたことを特徴とする熱交換装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の熱交換装置において、上記
    シェルの外壁と上記遮蔽壁との間の空隙に、外気を導入
    する外気導入手段を設けたを特徴とする熱交換装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3記載の熱交換装置にお
    いて、上記腐蝕防止手段を不定形耐火物、定型耐火物又
    はセラミックで形成したことを特徴とする熱交換装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3又は4記載の熱交換装置
    において、上記腐蝕防止手段を熱伝導性の高い部材で形
    成したことを特徴とする熱交換装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4又は5記載の熱交換
    装置において、上記シェルに外部から内部の様子を点検
    できる点検ホールを設けたことを特徴とする熱交換装
    置。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4、5又は6記載の熱
    交換装置において、上記熱風ヘッダが分解組立自在に設
    けられていることを特徴とする熱交換装置。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6又は7記載
    の熱交換装置において、上記冷風ヘッダが分解組立自在
    に設けられていることを特徴とする熱交換装置。
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