JPH1030883A - 熱処理炉 - Google Patents

熱処理炉

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JPH1030883A
JPH1030883A JP18590296A JP18590296A JPH1030883A JP H1030883 A JPH1030883 A JP H1030883A JP 18590296 A JP18590296 A JP 18590296A JP 18590296 A JP18590296 A JP 18590296A JP H1030883 A JPH1030883 A JP H1030883A
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JP
Japan
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furnace
heat treatment
heat
hot air
treatment furnace
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Withdrawn
Application number
JP18590296A
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English (en)
Inventor
Tokuaki Hatta
篤明 八田
Takashi Abe
隆 阿部
Hiromi Nakajima
廣海 中島
Katsuki Taniguchi
勝樹 谷口
Shigeru Imamura
茂 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUROSAKI ROKOGYO KK
Original Assignee
KUROSAKI ROKOGYO KK
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Publication date
Application filed by KUROSAKI ROKOGYO KK filed Critical KUROSAKI ROKOGYO KK
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Publication of JPH1030883A publication Critical patent/JPH1030883A/ja
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
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  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Coke Industry (AREA)
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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温域や腐食性ガスに対して極めて有効であ
り、伝熱加熱における熱伝導、輻射効率及び処理効率の
向上、立地スペースの縮小、建設コストの削減及び保守
管理の簡約化に寄与する熱処理炉を提供する。 【解決手段】 熱処理炉を構成する炉内壁に、熱風流路
10と被熱処理物流路60とを分離する耐火物隔壁5を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、空気(酸素)を
遮断して、外部からの伝熱加熱により熱分解を行うため
の熱処理炉に関する。
【0002】
【従来の技術】 ロータリーキルンは工業的に大量の原
料を均一に高温熱処理するのに最も適した装置の一つで
あり、近年では一般・産業廃棄物や都市ゴミ等の処理に
用いられている。ロータリーキルンは、水平面に対しわ
ずかに傾斜した回転円筒内に被処理物を投入し、この円
筒の一方の端又は中間部からの、熱風あるいは燃料の吹
込みによる火炎ならびに熱風により投入材料の高温処理
を行う装置である。更に、ロータリーキルンは、一般に
処理温度が高く回転円筒を保護するため円筒内面に耐火
材を内張りし、被処理物が円筒体の回転により、この内
部を転動しつつ傾斜円筒体の下端部に向かって前進する
間に熱風よりの輻射、対流伝熱、ならびに熱風より加熱
された炉内壁面からの輻射、伝導伝熱により被処理物を
加熱することを特色としている。
【0003】 尚、炉体を回転させるロータリーキルン
式熱処理炉は、炉体を揺動させる揺動式熱処理炉や炉体
を正逆方向に円運動させる回動式熱処理炉と比較して、
駆動部以外は基本的に同じであるため、ロータリーキル
ン式熱処理炉を中心に説明を行う。
【0004】 ロータリーキルン式熱処理炉としては、
通常、部分燃焼熱分解(直接式)と外熱熱分解(間接
式)の2種類の加熱方式がある。部分燃焼熱分解方式
(直接式加熱方式)は、被熱処理物の部分的燃焼を伴
い、その燃焼熱を熱源として全体を熱分解する方法で、
一般に焼却や溶融の前処理又は処理そのものとして用い
られる。しかし、部分熱処理分解方式は、酸素の制御、
ゴミの分別等が面倒であり、高度な操業コントロールが
必要である。更に、膨大な量の処理ガスが発生するた
め、排ガス処理が困難であり、用途に制限があり、実際
には焼却に近いものである。このため、環境、リサイク
ル等に問題が生じるだけでなく、設備投資や保守管理費
の増大につながる。
【0005】 外熱熱分解方式(伝熱加熱方式)は、空
気(酸素)を遮断して外部からの伝熱加熱により熱分解
させられるもので、ガス・油の回収や炭化物の再利用を
目的とする場合が多い。外熱熱分解方式は、前述の部分
燃焼熱分解方式と比較して、コントロールが容易であ
る。又、空気(酸素)遮断による熱分解であり、不燃物
が酸化されないため、マテリアルリサイクルが可能であ
る。更に、マテリアルリサイクルの困難なポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリスチレン等のようなプラスチ
ックや一般廃棄物の混合廃プラスチックの熱分解といっ
たケミカルリサイクルも可能である。燃焼を伴わないの
で、分解ガスは最小発生量に抑えられ、後処理がやり易
い。
【0006】 このような外熱熱分解方式によるロータ
リーキルン式熱処理炉として、炉の内部に多数のパイプ
を付設し、熱風を通して伝熱加熱する方法であるパイプ
構造タイプと、炉が二重ドラムで構成され、内筒側に被
処理物、外筒側に熱風もしくはそれに代わる電気式ヒー
ターによる伝熱加熱する方法である二重ドラムタイプが
知られている。
【0007】 しかし、パイプ構造タイプの場合、炉内
に付設されたパイプが障害物となり、処理物の炉内移送
を妨害する可能性がある。又、溶接構造が主体であるた
め、自由度が制限され、メンテナンスも困難である。更
に、パイプの材質に熱的な限界があり、かつ廃棄物の処
理時に発生する塩素ガス、亜硫酸ガス、NOx等といっ
た有害ガスによる腐食性についても新たな対策が必要で
ある。
【0008】 又、二重ドラムタイプの場合、熱効率が
あまり良好でなく、内壁側壁を構成する内張材の材質に
熱的な限界があり、かつ腐食性に十分な考慮が必要であ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は上記した従
来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、熱処理炉を構成する炉内壁に、熱風流路と被
熱処理物流路とを分離する耐火物隔壁を設けることによ
り、高温域や腐食性ガスに対して極めて有効であり、伝
熱加熱における熱伝導、輻射効率及び処理効率の向上、
立地スペースの縮小、建設コストの削減及び保守管理の
簡略化を図ったロータリーキルン式及び揺動式熱処理炉
を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】 すなわち、本発明によ
れば、有機物を含む廃棄物又は有価処理対象物である被
処理物を熱処理するための熱処理炉であって、該熱処理
炉を構成する炉内壁に、熱風流路と被熱処理物流路とを
分離する耐火物隔壁を設けたことを特徴とする熱処理炉
が提供される。尚、熱処理炉は、炉体が回転するロータ
リーキルン式熱処理炉、炉体が揺動する揺動式熱処理
炉、炉体が正逆方向に円運動する回動式熱処理炉、又は
炉体が竪型のシャフトキルン式熱処理炉であることが好
ましい。
【0011】 更に、本発明によれば、炉体の鏡部に熱
風の供給部と回収部を有し、炉内壁に設けた耐火物隔壁
の内部に熱風流路を配設したことを特徴とする熱処理炉
が提供される。又、熱流路を囲む耐火物は、高熱伝導性
であることが望ましく、その外周部の断熱層とは異な
る。尚、炉内壁は、内側から耐火物隔壁および2層以上
の断熱材層を配設し、炉の外周への熱の放散を抑制する
構造が好ましい。更に、断熱材層は、断熱キャスタブ
ル、断熱煉瓦、断熱ボードのいずれかであることが好ま
しい。
【0012】
【発明の実施の形態】 本発明の熱処理炉は、有機物を
含む廃棄物又は有価処理対象物である被処理物を熱処理
するための熱処理炉であって、該熱処理炉を構成する炉
内壁に、熱風流路と被熱処理物流路とを分離する耐火物
隔壁を設けたことが主な特徴である。更に詳細には、炉
体の鏡部に熱風の供給部と回収部を有し、炉内壁に設け
た耐火物隔壁の内部に熱風流路を配設したものである。
【0013】 これにより、高温域や腐食性ガスに対し
て極めて有効であり、伝熱加熱における熱伝導、輻射効
率及び処理スピードの向上、立地スペースの縮小、建設
コストの削減及び保守管理の簡略化に寄与することがで
きる。
【0014】 更に、被処理物の乾燥や完全脱水への応
用、微粒子等の飛散しやすい粉体の高温焼成にも適用が
可能であることから、汎用性も向上する。
【0015】 以下、図面に基づき本発明を詳細に説明
する。図1は、本発明の一例を示す熱処理炉の概略全体
図である。図2は、本発明の熱処理炉の炉構造の一例で
あり、(a)は概略横断面図、(b)は、(a)のA−
A断面図である。図3は、本発明の熱処理炉の炉構造の
他の例であり、(a)は概略横断面図、(b)は、
(a)のA−A断面図である。図4は、本発明の熱処理
炉の炉構造の更に他の例であり、(a)は概略横断面
図、(b)は、(a)のA−A断面図である。図5は、
本発明の熱処理炉の炉構造の別の例である概略横断面図
である。図6は、本発明の熱処理炉の炉構造の更に別の
例であり、(a)は概略横断面図、(b)は、(a)の
A−A断面図である。図7は、本発明の別の例を示す熱
処理炉であり、(a)は概略横断面図、(b)は、
(a)のA−A断面図である。
【0016】 尚、炉体を回転させるロータリーキルン
式熱処理炉は、炉体を揺動させる揺動式熱処理炉や炉体
を正逆方向に円運動させる回動式熱処理炉と比較して、
駆動部以外は基本的に同じであるため、ロータリーキル
ン式熱処理炉を中心に説明を行う。
【0017】 図1に示すように、本発明のロータリー
キルン式、揺動式および回動式熱処理炉の主要部分は、
胴体部1、供給部20、回収部30、支持部40および
駆動部50からなる。
【0018】 胴体部1は、通常鋼板を使用し、全溶接
構造で製作することが一般的である。鋼板の厚さは、胴
体部、内張用耐火物、胴体部内の原料、その他付属部品
の重量を使用条件を考慮して、胴体部の荷重条件として
与え、胴体部にかかる曲げ応力、変形量ならびに胴体部
の軸に対し直角断面における胴体部の歪(オーバリテ
ィ)を考慮して決定される。尚、胴体部1は、傾斜1/
20〜1/30に保持することが原理的に好ましい。
【0019】 胴体部1、供給部20及び回収部30の
内壁に構成される炉体2は、本発明の主要な特徴を具備
したものであり、炉体2の鏡部3,4に熱風の供給・回
収端を有し、胴体部1の内壁の耐火物隔壁(以下、内張
用耐火物層5と称する)の内部に熱風流路10を配設す
ることにより、熱風流路10と被熱処理物流路60とを
完全に分離する内張用耐火物層5(耐火物隔壁)を形成
している。
【0020】 これは、伝熱加熱を行うための手段とし
て、従来のパイプ構造や二重ドラム構造のように金属部
品を用いることなく、内張用耐火物層5に熱風流路10
を付加することにより可能としたものである。これによ
り、高温域や腐食性ガスに対して極めて有効であり、伝
熱加熱における熱風による熱伝導、さらに輻射効率を向
上させることができる。更に、立地スペースの縮小、建
設コストの削減及び保守管理の簡略化に寄与することが
できる。
【0021】 その一例として、図2に示すようなもの
が挙げられる。この炉体2は、原料である被処理物Yが
鏡部3中央部の原料供給口22より供給され、内張用耐
火物層5の内部に配設された熱風流路10を通過する熱
風Xで、原料Yを伝熱加熱し、これによって生じた処理
物Zを鏡部4下部の処理物回収口32、熱分解発生ガス
Z’を鏡部4中央部の熱分解発生ガス排出口36より回
収するものである。又、熱風Xは、鏡部3下部の熱風供
給口24より供給され、熱排風X’は、鏡部4上部の熱
風回収口34より回収される。
【0022】 他の例として、図3に示すようなものが
挙げられる。この炉体2は、原料Yである処理物が鏡部
3上部の原料供給口22より供給され、内張用耐火物層
5の内部に配設された熱風流路10を通過する熱風X
で、原料Yを伝熱加熱し、これによって生じた処理物Z
を鏡部4下部の処理物回収口32より回収するものであ
る。又、熱風Xは、鏡部3の下部熱風供給口24より供
給され、熱排風X’は、鏡部3中央部の熱風回収口34
より回収される。これにより、熱風X、熱排風X’を一
元的に管理することができるため、配管及び熱風装置の
軽減に寄与することができる。
【0023】 更に他の例として、図4に示すようなも
のが挙げられる。この炉体2は、原料である被処理物Y
が鏡部3上部の原料供給口22より供給され、内張用耐
火物層5の内部に配設された熱風流路10を通過する熱
風Xで、原料Yを伝熱加熱し、これによって生じた処理
物Zを鏡部4下部の処理物回収口32、熱分解発生ガス
Z’を鏡部4中央部の熱分解発生ガス排出口36より回
収するものである。又、熱風Xは、鏡部3中央部の熱風
供給口24より供給され、熱排風X’は、鏡部4中央部
の熱風回収口34より回収される。これにより、熱風流
路10の簡約化することができ、施工や保守管理の軽減
に寄与することができる。
【0024】 別の例として、図5に示すようなものが
挙げられる。この炉体2は、原料である被処理物Yが鏡
部3中央部の原料供給口22より供給され、内張用耐火
物層5の内部に配設された熱風流路10を通過する熱風
Xで、原料Yを伝熱加熱し、これによって生じた処理物
Zを鏡部4中央部の処理物回収口32、熱分解発生ガス
Z’を鏡部4中央部の熱分解発生ガス排出口36より回
収するものである。又、熱風Xは、鏡部4上部の熱風供
給口24より供給され、熱排風X’は、鏡部3下部の熱
風回収口34より回収される。これにより、熱風流路1
0の循環構造を簡約化することができ、施工や保守管理
の軽減に寄与することができる。
【0025】 更に、伝熱加熱を行わせる場合、熱風X
と被処理物Yとが同方向に流れる並流方式(図2)より
も、熱風Xと被処理物Yとが逆方向に流れる向流方式
(図5)のほうが、熱伝導効率を向上することができ
る。これは、熱風Yが、ある程度加熱された被処理物Y
と接触することから、熱風回収口34温度は原料供給口
22入口温度近くまで熱交換ができるからである。
【0026】 更に別の例として、図6に示すようなも
のが挙げられる。この炉体2は、原料である被処理物Y
が鏡部3の中央部の原料供給口22より供給され、内張
用耐火物層5の内部に配設された熱風流路10を通過す
る熱風Xで、原料Yを伝熱加熱し、これによって生じた
処理物Zを鏡部4下部の処理物回収口32、熱分解発生
ガスZ’を鏡部4中央部の熱分解発生ガス排出口36よ
り回収するものである。又、熱風Xは、鏡部4上部の熱
風供給口24より供給され、熱排風X’は、鏡部4下部
の熱風回収口34より回収される。
【0027】 又、炉体2の概略縦断面(図6(b))
のように、内張用耐火物層5を二重構造にすることによ
り、被熱処理物流路60の温度分布を均一にするととも
に、熱効率を向上することができる。
【0028】 供給部20と回収部30は、前述のよう
に炉体2の鏡部3,4を構成する部分であるとともに、
伝熱加熱のための熱風Xの供給及び熱排風X’の回収や
被処理物Yの供給や処理物Z及び熱分解発生ガスZ’の
回収を行う。
【0029】 尚、供給部20の原料供給機構として
は、原料供給用シュート、コンベヤー又はホッパー等が
好ましく、回収部30の処理物回収機構には、コンベヤ
ー等が設置されることが好ましい。
【0030】 更に、供給部20および回収部30と胴
体部1との間には、熱風の吹出し、外気の漏入、粉塵の
発生等を防ぐために、エアシールが必要であり、通常、
おもり式、フローティング型等のようなメカニカルシー
ルを用いることが好ましい。
【0031】 支持部40は、図1に示すように、胴体
部1外周に取り付けられるタイヤ42とこれを受けるロ
ーラー44及び台座46で構成されるものが2つ以上に
より構成される。この支持部40は単にラジアル荷重だ
けを支持するものと、これと同時に胴体部1が傾斜して
いることにより生ずるスラスト荷重をスラストメカニズ
ムによって支持するものが好ましい。
【0032】 ロータリーキルン式熱処理炉の駆動部5
0は、胴体部1に取り付られた歯車52と歯車減速機5
4を介したモーター56より構成される。又、胴体部1
の周速は、約0.15m/s程度で回転させることが好
ましい。
【0033】 尚、揺動式及び回動式熱処理炉の駆動部
50は、胴体部1に取り付けられた偏心軸やクランク軸
を有する歯車52と歯車減速機54を介したモーター5
6より構成される。これにより、歯車減速機54を介し
たモーター56の回転運動を偏心軸やクランク軸を有す
る歯車52によって、往復運動や回動運動に変換するこ
とができる。
【0034】 更に、本発明の別の例であるシャフトキ
ルン式熱処理炉について図7に示すようなものが挙げら
れる。
【0035】 この炉体102は、原料である被処理物
Yが炉体102の上端である鏡部103の原料供給口1
22より供給され、内張用耐火物層105の内部に配設
された熱風流路110を通過する熱風Xで、原料Yを伝
熱加熱し、これによって生じた処理物Zが炉体102の
下端の鏡部104の処理物回収口132、熱分解発生ガ
スZ’が鏡部103の熱分解発生ガス排出口136より
回収されるものである。又、熱風Xは、鏡部103の熱
風供給口124より供給され、熱排風X’は、鏡部10
3の熱風回収口134より回収される。
【0036】 次に、本発明の熱処理炉の炉構造を構成
する一部品である内張用耐火物の例について説明する。
図8は、本発明の熱処理炉の炉構造の内張構造の一例を
示すものであり、(a)は、概略縦断面図であり、
(b)は、(a)のC部の詳細図である。図9は、本発
明の熱処理炉の炉構造を構成する一部品である内張用耐
火物の一例であり、(a)は、概略正面図、(b)は、
炉の内張として用いた場合における概要図である。図1
0は、本発明の熱処理炉の炉構造を構成する一部品であ
る内張用耐火物の他の例であり、(a)は、概略正面
図、(b)は、炉の内張として用いた場合における概要
図である。図11は、本発明の熱処理炉の炉構造を構成
する一部品である内張用耐火物の別の例であり、(a)
は、概略正面図、(b)は、炉の内張として用いた場合
における概要図である。
【0037】 本発明の炉体2の内張構造は、図8
(a),(b)に示すように、炉の内側より内張用耐火
物層5(耐火物隔壁)、耐火断熱煉瓦層6、断熱材層
7,8、枠体である鋼板9が同軸状に配設されている。
【0038】 更に、本発明の炉体2は、炉内壁に熱風
流路10と被熱処理物流路60とを分離する内張用耐火
物層5(耐火物隔壁)を設けている。熱風流路10を循
環する熱風Xより、被熱処理物流路60側Bの被処理物
Yに効率的に伝熱させるためには、大気側Aへの熱輻射
を防止し、被熱処理物流路60側Bに効率よく伝熱を行
う必要がある。このため、断熱材層7,8を多層構造に
することが、大気側Aへの熱輻射を防止するために非常
に有効である。具体的には、断熱キャスタブル(断熱材
層8)と断熱煉瓦(断熱材層7)の組合せや断熱ボード
(断熱材層8)と断熱キャスタブル(断熱材層7)の組
合せにすることが好ましい。
【0039】 本発明の炉体2の作製で特に重要な点
は、内張用耐火物層5や断熱材層7,8を倒壊しない構
造にすることであり、必要に応じて表面に細かい溝のつ
いた煉瓦(スチラッチ式)やサネハギ煉瓦も使用するこ
とが好ましい。
【0040】 以上のことから、本発明に用いる内張用
耐火物11は、図9(a)のような熱風孔18を有した
扇形煉瓦12や図10(a)のような多数の熱風孔18
を有した多孔式煉瓦19、更に図11(a)のような第
一煉瓦13と第二煉瓦14が互いに相補形状を有するサ
ネハギ煉瓦15であることが好ましい。尚、サネハギ煉
瓦15は、複数のサネハギ煉瓦15を所定の位置に組み
合わすことにより、熱風孔18が形成される。以上のこ
とから、胴体部のような円筒形や炉体の鏡部等のような
半円形であっても、容易に施工することができるととも
に、部分的な補修が可能であるため、保守も簡便、安価
にすることができる。
【0041】 又、内張用耐火物11の一部に凹部1
6、凸部17を設けることにより、図9(b)、図10
(b)及び図11(b)のように内張用耐火物11を互
いに入り組ませることが可能であり、それ自体のみでも
十分くずれない構造にすることができるとともに、原料
である被処理物より発生したガスの漏れを防止すること
ができる。尚、内張用耐火物11として用いられる煉瓦
の厚さは、構造上の強度等を考慮して決定することが好
ましい。
【0042】 更に、内張用耐火物11の材質は、使用
温度、腐食性ガス等による耐食性及び熱伝導度等を考慮
して十分条件に適した煉瓦を選定することが好ましい。
特に、本発明では、保温断熱性と高伝熱性の両方を兼ね
備えた内張用耐火物11であるため、炉体2を構成する
熱風流路10の被熱処理物流路60側Bには、SiCや
アルミナ質等のような熱伝導性の高い材質であることが
熱交換をさせる上で好ましく、熱風流路10の炉外側に
は、シリカ質や高アルミナ質等のような熱伝導性の低い
材質であることが保温断熱の上で好ましい。
【0043】 前述のように、扇形煉瓦12(図9
(a))や多孔式煉瓦19(図10(a))は、熱風孔
18と一体化されているため、熱伝導性の高い材質であ
ることが熱交換をする上で好ましく、熱伝導の低い材質
で耐火断熱煉瓦層6や断熱材層7を熱伝導の低い材質で
構成することが保温断熱の上で好ましい。
【0044】 又、サネハギ煉瓦15(図11(a))
は、第一煉瓦13と第二煉瓦14が互いに相補形状を有
するので、炉外側を構成する第一煉瓦13は、熱伝導性
の低い材質であることが保温断熱の上でより好ましく、
被熱処理物流路60側Bを構成する第二煉瓦14は、熱
伝導性の高い材質であることが熱交換をさせる上で好ま
しい。
【0045】
【実施例】 以下、本発明を実施例に基づいて具体的に
説明する。 (実施例1)図5に示すロータリーキルン式熱処理炉を
用いて、熱処理炉の内張構造における被熱処理物流路6
0側Bから大気側Aまでの温度勾配(図12)を測定し
た。又、熱処理炉の外径は4180mm、内径は268
0mmであった。更に、熱処理炉の内張構造の寸法、熱
伝導率は下記の通りであった。 耐火断熱煉瓦層6 … 厚さ115mm 熱伝導率λ=1.30 断熱材層7(断熱煉瓦層) … 厚さ115mm 熱伝導率λ=0.20 断熱材層8(断熱キャスタブル)… 厚さ100mm 熱伝導率λ=0.15 鋼板9 … 厚さ 40mm 尚、内張用耐火物層5を構成する内張用耐火物11(通
風ブロック)は、厚さが380mm、その中央部に断面
積が200×200mmの熱風流路10を有する構造で
あり、熱伝導率λが3.0のものを用いた。そこで、1
5,550×103 kcal/hrの熱量を有する熱風
Xを熱風流路10を導入したところ、単位面積当りの熱
収支は、大気側Aへ751×103kcal/hr、被
熱処理物流路60側Bへ1269×103 kcal/h
r、熱風流路10中の熱風Xの保留分13530×10
3 kcal/hrであった。更に、そのときの被熱処理
物流路60側Bから大気側Aまでの温度勾配は、図12
に示すような結果となった。以上のことから、断熱材層
7(断熱煉瓦層)と断熱材層8(断熱キャスタブル)に
より、大気側Aへの熱輻射を防止し、被熱処理物流路6
0側Bに効率よく伝熱させることができた。これによ
り、断熱材層を多層構造にすることが、大気側Aへの熱
輻射を防止するために非常に有効であることが判明し
た。更に、熱風流路10を循環する熱風Xより、被熱処
理物流路60側Bの被処理物に効率的に伝熱が可能であ
ると判明した。
【0046】(実施例2)実施例1と同様のロータリキ
ルン式熱処理炉(図5)を用いて、熱処理炉の内張構造
における被熱処理物流路60側Bから大気側Aまでの温
度勾配(図13)を測定した。又、熱処理炉の外径は4
180mm、内径は2580mmであった。更に、熱処
理炉の内張構造の寸法、熱伝導率は下記の通りであっ
た。 耐火断熱煉瓦層6 … 厚さ115mm 熱伝導率λ=1.30 断熱材層7(断熱キャスタブル)… 厚さ115mm 熱伝導率λ=0.15 断熱材層8(断熱ボード) … 厚さ100mm 熱伝導率λ=0.07 鋼板9 … 厚さ 40mm 尚、内張用耐火物層5を構成する内張用耐火物11(通
風ブロック)は、厚さが430mm、その中央部に断面
積が280×230mmの熱風流路10を有する構造で
あり、熱伝導率λが3.0のものを用いた。そこで、1
6850×103 kcal/hrの熱量を有する熱風X
を熱風流路10を導入したところ、単位面積当りの熱収
支は、大気側Aへ507×103 kcal/hr、被熱
処理物流路60側Bへ1683×103 kcal/h
r、熱風流路10中の熱風Xの保留分14660×10
3kcal/hrであった。更に、そのときの被熱処理
物流路60側Bから大気側Aまでの温度勾配は、図13
に示すような結果となった。以上のことから、断熱材層
7(断熱キャスタブル)と断熱材層8(断熱ボード)に
より、大気側Aへの熱輻射を防止し、被熱処理物流路6
0側Bに効率よく伝熱させることができた。これによ
り、断熱材層を多層構造にすることが、大気側Aへの熱
輻射を防止するために非常に有効であることが判明し
た。更に、熱風流路10を循環する熱風Xより、被熱処
理物流路60側Bの被処理物に効率的に伝熱が可能であ
ると判明した。
【0047】
【発明の効果】 以上の説明から明らかなように、本発
明のロータリーキルン式及び揺動式熱処理炉は、熱処理
炉を構成する炉内壁に、熱風流路と被熱処理物流路とを
分離する耐火物隔壁を設けることにより、高温域や腐食
性ガスに対して極めて有効であり、伝熱加熱における熱
伝導、輻射効率及び処理効率の向上、立地スペースの縮
小、建設コストの削減及び保守管理の簡略化に寄与する
ことができる。更に、被熱処理物の乾燥や完全脱水への
応用、微粒子等の飛散しやすい粉体の高温焼成にも適用
が可能であることから、汎用性の向上に寄与することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一例を示す熱処理炉の概略全体図で
ある。
【図2】 本発明の熱処理炉の炉構造の一例であり、
(a)は概略横断面図、(b)は、(a)のA−A断面
図である。
【図3】 本発明の熱処理炉の炉構造の他の例であり、
(a)は概略横断面図、(b)は、(a)のA−A断面
図である。
【図4】 本発明の熱処理炉の炉構造の更に他の例であ
り、(a)は概略横断面図、(b)は、(a)のA−A
断面図である。
【図5】 本発明の熱処理炉の炉構造の別の例である概
略横断面図である。
【図6】 本発明の熱処理炉の炉構造の更に別の例であ
り、(a)は概略横断面図、(b)は、(a)のA−A
断面図である。
【図7】 本発明の別の例を示す熱処理炉であり、
(a)は概略横断面図、(b)は、(a)のA−A断面
図である。
【図8】 本発明の熱処理炉の炉構造の内張構造の一例
を示すものであり、(a)は、概略縦断面図であり、
(b)は、(a)のC部の詳細図である。
【図9】 本発明の熱処理炉の炉構造を構成する一部品
である内張用耐火物の一例であり、(a)は、概略正面
図、(b)は、炉の内張として用いた場合における概要
図である。
【図10】 本発明の熱処理炉の炉構造を構成する一部
品である内張用耐火物の他の例であり、(a)は、概略
正面図、(b)は、炉の内張として用いた場合における
概要図である。
【図11】 本発明の熱処理炉の炉構造を構成する一部
品である内張用耐火物の別の例であり、(a)は、概略
正面図、(b)は、炉の内張として用いた場合における
概要図である。
【図12】 本発明のロータリーキルン式熱処理炉の内
張構造(実施例1)の温度勾配図である。
【図13】 本発明のロータリーキルン式熱処理炉の内
張構造(実施例2)の温度勾配図である。
【符号の説明】
1 胴体部 2 炉体 3,4 鏡部 5 内張用耐火物層(耐火物隔壁) 6 耐火断熱煉瓦層 7,8 断熱材層 9 鋼板 10 熱風流路 11 内張用耐火物 12 扇形煉瓦 13 第一煉瓦 14 第二煉瓦 15 サネハギ煉瓦 16 凹部 17 凸部 18 熱風孔 19 多孔式煉瓦 20 供給部 22 原料供給口 24 熱風供給口 30 回収部 32 処理物回収口 34 熱風回収口 36 熱分解発生ガス排出口 40 支持部 42 タイヤ 44 ローラ 46 台座 50 駆動部 52 歯車 54 歯車減速機 56 モータ 60 被熱処理物流路 101 胴体部 102 炉体 103,104 鏡部 105 内張用耐火物層 106 耐火断熱煉瓦層 107,108 断熱材層 109 鋼板 110 熱風流路 122 原料供給口 124 熱風供給口 132 処理物回収口 134 熱風回収口 136 熱分解ガス発生ガス排出口 160 被熱処理物流路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F27B 1/12 C08J 11/12 // C08J 11/12 B09B 3/00 302F (72)発明者 谷口 勝樹 東京都中央区新川1丁目5番13号 黒崎炉 工業株式会社内 (72)発明者 今村 茂 東京都中央区新川1丁目5番13号 黒崎炉 工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機物を含む廃棄物又は有価処理対象物
    である被処理物を熱処理するための熱処理炉であって、 該熱処理炉を構成する炉内壁に、熱風流路と被熱処理物
    流路とを分離する耐火物隔壁を設けたことを特徴とする
    熱処理炉。
  2. 【請求項2】 熱処理炉が、炉体が回転するロータリー
    キルン式熱処理炉、炉体が揺動する揺動式熱処理炉、ま
    たは炉体が正逆方向に円運動する回動式熱処理炉である
    ことを特徴とする請求項1記載の熱処理炉。
  3. 【請求項3】 熱処理炉が、炉体が竪型のシャフトキル
    ン式熱処理炉であることを特徴とする請求項1記載の熱
    処理炉。
  4. 【請求項4】 炉体の鏡部に熱風の供給部と回収部を有
    し、炉内壁に設けた耐火物隔壁の内部に熱風流路を配設
    したことを特徴とする請求項1〜3記載の熱処理炉。
  5. 【請求項5】 炉内壁が、内側から耐火物隔壁および2
    層以上の断熱材層を含む構造を有することを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載の熱処理炉。
  6. 【請求項6】 断熱材層が、断熱キャスタブル、断熱煉
    瓦、断熱ボードのいずれかであることを特徴とする請求
    項1〜5のいずれかに記載の熱処理炉。
JP18590296A 1996-07-16 1996-07-16 熱処理炉 Withdrawn JPH1030883A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11315162A (ja) * 1998-03-02 1999-11-16 Toshiba Corp 熱処理方法、および熱処理装置
CN103836907A (zh) * 2012-11-20 2014-06-04 维克特新材料江苏有限公司 分体式冲天炉
JP2016180043A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 Jfeスチール株式会社 フェロコークス製造用竪型乾留炉

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JP2016180043A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 Jfeスチール株式会社 フェロコークス製造用竪型乾留炉

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