JP5645482B2 - バイオマス粉砕装置及びバイオマス・石炭混焼システム - Google Patents
バイオマス粉砕装置及びバイオマス・石炭混焼システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5645482B2 JP5645482B2 JP2010125390A JP2010125390A JP5645482B2 JP 5645482 B2 JP5645482 B2 JP 5645482B2 JP 2010125390 A JP2010125390 A JP 2010125390A JP 2010125390 A JP2010125390 A JP 2010125390A JP 5645482 B2 JP5645482 B2 JP 5645482B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- biomass
- coal
- pulverizer
- diameter
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
Description
図1及び図2に示すように、本実施例に係るバイオマス粉砕装置10Aは、バイオマス原料11を鉛直軸方向上方から供給する原料供給管12を有する粉砕装置本体13と、供給されたバイオマス原料11が載置される粉砕テーブル14と、該粉砕テーブル14を回転駆動する駆動部15と、前記粉砕テーブル14の回転と連動して作動し、前記バイオマス原料11を押圧力により粉砕する粉砕ローラ16と、前記粉砕テーブル14の外周側下方から上方に向けて上昇流を形成し、粉砕したバイオマス粉体17を気流搬送する搬送ガス18を噴出する送風手段(図示せず)とを具備してなり、粉砕装置本体13の鉛直軸方向の中央部の胴部21を縮径すると共に、縮径した胴部21の鉛直軸方向延長線上の粉砕装置本体の頂部13aに、バイオマス粉体17を排出する排出管22を複数個円周方向に設けてなるものである。
なお、粉砕テーブル14は、テーブル下側から延設される駆動軸(図示せず)にモータ(図示せず)が接続され、該モータによって粉砕テーブル14を回転駆動するようになっている。
このとき、前記モータには、減速機が前記粉砕ローラ16には粉砕荷重を変化させる可変油圧源又はスプリングが接続されており、粉砕ローラ16の粉砕荷重を無段階若しくは段階的に減増させ、粉砕動力が定格範囲内、好ましくはほぼ一定になるように制御装置(不図示)で制御可能に構成されている。
すなわち、搬送ガス18は何の障害物もないので、上昇された空塔速度を維持しつつバイオマス粉体(微粉)17を搬送することができる。
本発明では、胴部(縮径部)21で絞り部を形成し、この空塔速度を維持することで、排出管22までその速度を維持するようにしている。なお、絞り部の上方側は拡径しているが、この拡径量と、胴部から頂部13aにかけての長さを調整することで、重力分級を適切に行うようにしている。
なお、空気量Qと胴部21の断面積(原料供給管12の面積を除いたもの)Sと空塔速度Vとの関係は以下の式(1)のようになる。
空気量(Q:m2/s)=断面積(S:m2)×空塔速度(V:m/s)…(1)
図3に示すように、本実施例に係るバイオマス粉砕装置10Bは、実施例1に係るバイオマス粉砕装置10Aにおいて、前記排出管22の開口部近傍に衝突板23を有するものである。
バイオマス粉体の中でも大きな粒径のものは、ボイラ燃焼の際、未燃分となるので、ボイラ燃焼状態を監視し、未燃分が多い場合には、衝突板23を開口側に上昇させて、入口を狭め、バイオマス粉体17の内の大きな粒の排出を防止するようにしている。
図4に示すように、本実施例に係るバイオマス粉砕装置10Cは、実施例2に係るバイオマス粉砕装置10Bにおいて、前記縮径した胴部21を鉛直軸方向に所定長さL延設させている。
これにより、縮径した際に変化する所望流速の高さ方向の維持を確実に行うことができる。
図5に示すように、本実施例に係るバイオマス粉砕装置10Dは、実施例3に係るバイオマス粉砕装置10Cにおいて、前記頂部側の粉砕装置本体胴部の径を可変自在としてなる可動壁24を有している。この可動壁24は例えばヒンジ25等により可動自在としており、通常は内壁側と一体としている。
図6に示すように、本実施例に係るボイラ火炉を備えたバイオマス・石炭混焼システムに上述したバイオマス粉砕装置10A(10B〜10D)を適用したものである。
図6に示すように、本実施例に係るバイオマス・石炭混焼システムは、必要に応じて所定粒径以下まで一次破砕(粗破砕)、乾燥されたバイオマス固形物であるバイオマス原料11が貯蔵されるバイオマス貯蔵設備40と、バイオマス原料11が供給されるバイオマスホッパ41を備えたバイオマス粉砕装置10A(10B〜10D)と、石炭50を受け入れるホッパ51a、51bを備えた石炭粉砕装置52a、52bと、バイオマス粉砕装置10A(10B〜10D)にて得られたバイオマス粉体17及び石炭粉砕装置52a、52bにて得られた石炭粉体53が供給されるボイラ火炉60と、を備えるものである。
木屑等のバイオマス原料11はある程度大きさを揃えバイオマスチップとしてバイオマス貯蔵設備40に貯蔵され、その後、バイオマスホッパ41に供給される。バイオマスチップは、バイオマスホッパ41からバイオマス粉砕装置10A(10B〜10D)に供給され、粉砕テーブル14と粉砕ローラ16とにより粉砕される。粉砕後のバイオマス粉砕物および石炭粉砕物はボイラ火炉60に供給され、ボイラ火炉60内でバイオマス粉体17と石炭粉体53が混合して燃焼するようになっている。
空気加熱器62によって外気63を加熱して生成した高温空気64は石炭粉砕装置52a、52bに供給され、石炭の乾燥に用いられる。また燃焼排ガスの一部65は、誘引ファン66によりバイオマス粉砕装置10A(10B〜10D)に供給され、バイオマスの分級、乾燥に用いられる。
また、押込みガスの全体量は従来と変化することがないので、一次空気の変動がなく、燃焼設備にて必要とされる空気量の範囲内で、バイオマス粉砕装置を安定して運転することが可能である。
11 バイオマス原料
12 原料供給管
13 粉砕装置本体
14 粉砕テーブル
15 駆動部
16 粉砕ローラ
17 バイオマス粉体
18 搬送ガス
21 胴部(縮径部)
22 排出管
23 衝突板
Claims (5)
- バイオマス原料を鉛直軸方向上方から供給する原料供給管を有する粉砕装置本体と、
供給されたバイオマス原料が載置される粉砕テーブルと、
該粉砕テーブルを回転駆動する駆動部と、
前記粉砕テーブルの回転と連動して作動し、前記バイオマス原料を押圧力により粉砕する粉砕ローラと、
前記粉砕テーブルの外周側下方から上方に向けて上昇流を形成し、粉砕したバイオマス粉体を気流搬送する搬送ガスを噴出する送風手段とを具備してなり、
前記粉砕装置本体の鉛直軸方向の中央部の胴部21の絞り部の径(d)と粉体テーブル14の径(D)とをd≦D×0.8となるように縮径し、
縮径した胴部の鉛直軸方向延長線上の粉砕装置本体の頂部に、バイオマス粉体を排出する排出管を複数個周設すると共に、
前記搬送ガスの風量のA(空気)/C(バイオマス燃料)比を2〜5とすると共に、内部空塔速度(V)を0.5≦V≦2.0(m/s)とすることを特徴とするバイオマス粉砕装置。 - 請求項1において、
前記排出管の開口部近傍に衝突板を有することを特徴とするバイオマス粉砕装置。 - 請求項1又は2において、
前記縮径した胴部が鉛直軸方向に所定長さ延設されていることを特徴とするバイオマス粉砕装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一つにおいて、
前記頂部側の粉砕装置本体胴部の径を可変自在としてなることを特徴とするバイオマス粉砕装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一つのバイオマス粉砕装置と、
石炭原料を粉砕する石炭粉砕装置と、
バイオマス粉砕装置で粉砕されたバイオマス粉体と、石炭粉砕装置で粉砕された石炭粉体とが供給されるボイラ火炉とを具備することを特徴とするバイオマス・石炭混焼システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010125390A JP5645482B2 (ja) | 2010-05-31 | 2010-05-31 | バイオマス粉砕装置及びバイオマス・石炭混焼システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010125390A JP5645482B2 (ja) | 2010-05-31 | 2010-05-31 | バイオマス粉砕装置及びバイオマス・石炭混焼システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011251222A JP2011251222A (ja) | 2011-12-15 |
JP5645482B2 true JP5645482B2 (ja) | 2014-12-24 |
Family
ID=45415607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010125390A Active JP5645482B2 (ja) | 2010-05-31 | 2010-05-31 | バイオマス粉砕装置及びバイオマス・石炭混焼システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5645482B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5888131B2 (ja) * | 2012-06-07 | 2016-03-16 | 株式会社Ihi | 竪型ミル |
WO2018016104A1 (ja) | 2016-07-21 | 2018-01-25 | 株式会社Ihi | 竪型ローラミル |
WO2018016266A1 (ja) | 2016-07-21 | 2018-01-25 | 株式会社Ihi | 竪型ローラミル |
JP6691508B2 (ja) * | 2017-06-06 | 2020-04-28 | 日本製紙株式会社 | 固体燃料の製造方法及び固体燃料 |
JP7091713B2 (ja) * | 2018-03-01 | 2022-06-28 | 株式会社Ihi | 竪型ローラミル |
CN113500722B (zh) * | 2021-09-09 | 2021-11-12 | 南通天地和环保科技有限公司 | 一种包装桶回收用快速粉碎装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61242649A (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-28 | 川崎重工業株式会社 | 竪型ミルを備える粉体製造装置 |
JPS6428952U (ja) * | 1987-08-13 | 1989-02-21 | ||
JPH0593558U (ja) * | 1992-05-12 | 1993-12-21 | 石川島播磨重工業株式会社 | 予備粉砕装置 |
JP4379263B2 (ja) * | 2003-09-17 | 2009-12-09 | 宇部興産株式会社 | 木質燃料製造方法 |
JP5594941B2 (ja) * | 2008-06-04 | 2014-09-24 | 三菱重工業株式会社 | バイオマス粉砕装置、及び該装置の制御方法 |
-
2010
- 2010-05-31 JP JP2010125390A patent/JP5645482B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011251222A (ja) | 2011-12-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5645468B2 (ja) | バイオマス粉砕装置及びバイオマス・石炭混焼システム | |
JP5594941B2 (ja) | バイオマス粉砕装置、及び該装置の制御方法 | |
WO2013046422A1 (ja) | バイオマス粉砕装置及びバイオマス・石炭混焼システム | |
WO2011145575A1 (ja) | バイオマス粉砕装置及びバイオマス・石炭混焼システム | |
JP4576365B2 (ja) | 石炭・バイオマス混焼システム及び混焼方法 | |
JP5511619B2 (ja) | バイオマス粉砕装置及びバイオマス・石炭混焼システム | |
JP5645482B2 (ja) | バイオマス粉砕装置及びバイオマス・石炭混焼システム | |
JP2004347241A (ja) | 石炭・有機物燃料混合粉砕装置 | |
JP5645469B2 (ja) | バイオマス粉砕装置及びバイオマス・石炭混焼システム | |
JP5566867B2 (ja) | バイオマス・石炭混焼システムおよびバイオマス・石炭混焼方法 | |
JP6180218B2 (ja) | 固体燃料燃焼装置 | |
JP5889014B2 (ja) | 竪型粉砕装置 | |
JP2012083016A (ja) | バイオマス粉砕装置及びバイオマス・石炭混焼システム | |
JP2014037897A (ja) | バイオマス供給装置及びボイラシステム | |
JP2003268394A (ja) | 木質燃料とその製造方法 | |
CN104329660A (zh) | 生物质粉碎装置及生物质/煤混烧系统 | |
JP6503307B2 (ja) | 粉砕装置、粉砕装置のスロート及び微粉炭焚きボイラ | |
JP5496055B2 (ja) | バイオマスペレット粉砕装置及びバイオマス・石炭混焼システム | |
KR102533816B1 (ko) | 고체 연료 분쇄 장치 및 이것을 구비한 발전 플랜트 및 고체 연료 분쇄 방법 | |
JP2011251223A (ja) | バイオマス粉砕装置及びバイオマス・石炭混焼システム | |
JP7282540B2 (ja) | 固体燃料粉砕装置及びこれを備えた発電プラント並びに固体燃料粉砕方法 | |
JP2012115738A (ja) | バイオマスミル | |
JP6833527B2 (ja) | 竪型粉砕機 | |
JP2006110456A (ja) | 竪型ミルおよびそれを備えた石炭焚ボイラ設備 | |
JPH0263558A (ja) | 竪型ローラミル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130206 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140128 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140331 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141007 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141104 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5645482 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |