JP5644423B2 - 塗工液 - Google Patents
塗工液 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5644423B2 JP5644423B2 JP2010263270A JP2010263270A JP5644423B2 JP 5644423 B2 JP5644423 B2 JP 5644423B2 JP 2010263270 A JP2010263270 A JP 2010263270A JP 2010263270 A JP2010263270 A JP 2010263270A JP 5644423 B2 JP5644423 B2 JP 5644423B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- layer
- rubber
- coating liquid
- layered compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Tires In General (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
一方、燃費の低減は自動車における大きな技術課題の一つであり、この一環として空気入りタイヤのさらなる軽量化が求められている。
さらに本発明は、前記ゴム組成物からなる層及び基材層を含む多層構造体である。
さらに本発明は、前記ゴム組成物からなる層を含む空気入りタイヤである。
該ゴム成分(A)としては、特に限定されず、ポリブタジエン等のジエン系ゴム、アクリロニトリル・スチレン共重合体等のアクリロニトリル系ゴム、(メタ)アクリル酸等を含むアクリル系ゴム、イソブチレン・イソプレン共重合体等のブチルゴム等が挙げられ、特にジエン系ゴム成分であることが好ましい。ゴム成分(A)は、2種類以上のゴム成分を含んでいてもよい。
〔引張試験〕
厚み約0.3mmのゴム成分(A)からなるフィルムをJIS 3号ダンベルにて打ち抜いた試験片を用い、22℃×65%RH雰囲気下、引張速度500mm/min、標線間距離20mmの条件にて引張試験を実施し、破断伸びを求める。
ゴムラテックスとは、1,3―ブタジエン、イソプレン、2−メチル−1,3−ブタジエン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエン、クロロプレンなどのハロゲン置換ブタジエンなどの共役ジエン単量体;アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、ケイ皮酸等のエチレン性不飽和モノカルボン酸;フマル酸、マレイン酸、イタコン酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸等のエチレン性不飽和多価カルボン酸およびその無水物;マレイン酸メチル、イタコン酸メチル等のエチレン性不飽和多価カルボン酸の部分エステル化物、あるいはこれらのアルカリ金属塩またはアンモニウム塩などのカルボキシ基含有エチレン性不飽和単量体;アクリロニトリル、メタクリロニトリル、フマロニトリル、α−クロロアクリロニトリル、α−シアノエチルアクリロニトリルなどのシアノ基含有エチレン性不飽和単量体;スチレン、α−メチルスチレン、モノクロルスチレン、ビニルトルエンなどの芳香族ビニル単量体;(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミドなどのエチレン性不飽和カルボン酸エステル単量体;等の単量体を、単独または2種類以上を組み合わせて乳化重合して得られるものを示す。乳化重合方法としては、従来公知の乳化重合法を採用できる。また、乳化重合の際には、乳化剤、重合開始剤、分子量調整剤、キレート剤、分散剤、pH調整剤、脱酸素剤、粒子径調整剤等の公知の重合副資材を使用してもよい。
本発明における無機層状化合物(B)としては、液体媒体への膨潤性、劈開性を有する無機層状化合物が好ましく、粘土鉱物が特に好ましい。本発明における無機層状化合物(B)とは、液体媒体へ分散させる以前の状態、すなわち原料の状態で、単位結晶層が互いに積み重なって層状構造を形成している化合物をいう。層状構造とは、原子が共有結合等によって強く結合して密に配列した面が、ファン・デル・ワールス等の弱い結合力によってほぼ平行に積み重なった構造をいう。
100mlメスシリンダーに液体媒体100mlを入れ、これに無機層状化合物2gを徐々に加える。23℃にて24時間静置後、上記メスシリンダー内における無機層状化合物分散層と上澄みとの界面の目盛から無機層状化合物分散層の体積(ml)を読む。この数値(膨潤値)が大きい程、膨潤性が高いことを示す。
無機層状化合物30gを液体媒体1,500ml中に徐々に加え、分散機(浅田鉄工株式会社製、デスパMH−L、羽根径52mm、回転数3,100rpm、容器容量3L、底面−羽根間の距離28mm)にて、周速8.5m/分、23℃で90分間分散させた後、この分散液100mlをメスシリンダーに採取する。60分静置後、上記メスシリンダー内における層状化合物分散層と上澄みとの界面の目盛から無機層状化合物分散層の体積(ml)を読む。この数値(劈開値)が大きい程、劈開性が高いことを示す。
無機層状化合物(B)が有機修飾粘土鉱物の場合には、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、エチルエーテル、テトラヒドロフランなどのエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類、n−ペンタン、n−ヘキサン、n−オクタンなどの脂肪族炭化水素類、クロロベンゼン、四塩化炭素、クロロホルム、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、パークロロエチレンなどのハロゲン化炭化水素類、酢酸エチル、メタクリル酸メチル、フタル酸ジオクチル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、メチルセロソルブ、シリコンオイルなどを液体媒体として用いることができる。
本発明における水性膨潤剤(C)は23℃で液状であり、下記の水性評価試験で水に溶解または分散するものである。また本発明のゴム組成物中では、劈開した無機層状化合物(B)の層間に主に存在すると推定される。これにより本発明のゴム組成物は伸縮性とガスバリア性に優れたものとなる。
〔水性評価試験〕
水性膨潤剤(C)10gをイオン交換水1,500ml中に徐々に加え、分散機(浅田鉄工株式会社製、デスパMH−L、羽根径52mm、回転数3,100rpm、容器容量3L、底面−羽根間の距離28mm)にて、周速8.5m/分、23℃で10分間攪拌させて評価液を作製した後、該評価液100mlをメスシリンダーに採取する。10分間静置後、上記メスシリンダー内において、水性膨潤剤(C)がイオン交換水中に溶解または分散したものを本発明の水性膨潤剤(C)とする。ここでいう分散とは、該評価液が水性膨潤剤(C)からなる液層と水層とに分離したり、沈殿物等が生成したりすることなく、該水性膨潤剤(C)が該評価液中で均一に浮遊している状態をいう。
上記水性評価試験における水への溶解性または分散性の点から、該水性膨潤剤(C)は水酸基を有する化合物を含むことが好ましい。このような水性膨潤剤(C)としては、一般式CnH2n+1Onで表される鎖式多価アルコールが挙げられる。該鎖式多価アルコールの具体例としては、例えば、ソルビトール、マンニトール、ズルシトール、キシリトール、エリトリトール、グリセリン等が挙げられ、またさらにこれらの多量体が挙げられる。これらの水性膨潤剤(C)は2種類以上を併用してもよい。
本発明のゴム組成物の伸縮性と空気遮断性の観点から、水性膨潤剤(C)としてグリセリンまたはポリグリセリンを含むことが好ましく、ポリグリセリンがより好ましい。またポリグリセリンとしては、2〜50量体であることが好ましく、2〜40量体であることがさらに好ましく、2〜30量体であることが最も好ましい。
また本発明のゴム組成物の伸縮性の点から、ゴム成分(A)と水性膨潤剤(C)の合計体積((A)+(C))と、無機層状化合物(B)の体積との比(((A)+(C))/(B))が、99/1〜70/30であることが好ましく、95/5〜80/20であることがさらに好ましい。
例えば本発明のゴム組成物からなるシートは、通常厚みが0.01mm〜100mmの範囲である。該シートの製造方法としては、例えば本発明のゴム組成物を押出成形する方法、射出成形する方法、熱プレスする方法、また後述する多層構造体から基材層を剥離し、シートを製造する方法等が挙げられる。
基材層は2種類以上の樹脂から構成されていてもよく、単層であっても2種類以上の層からなる多層であってもよい。また公知の添加剤、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、滑剤、アンチブロッキング剤、ワックス、石油樹脂、帯電防止剤、充填剤としての無機フィラーなど(例えば「プラスチック及びゴム用添加剤実用便覧」化学工業(1970年)など参照)を含んでいてもよい。
該基材層は2種類以上の樹脂から構成されていてもよく、単層であっても2種類以上の層からなる多層であってもよい。また公知の添加剤、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、滑剤、アンチブロッキング剤、ワックス、石油樹脂、帯電防止剤、充填剤としての無機フィラーなど(例えば「プラスチック及びゴム用添加剤実用便覧」化学工業(1970年)など参照)を含んでいてもよい。
また、本発明のゴム組成物からなる層を、2つ以上の部材を接合させる部分のパッキング材等として用いる場合は、1つの部材上に後述の塗工液を塗工して、塗布膜を形成した後、その他の部材を接合して用いることができる。ここで塗布膜から液体媒体を除去した後、その他の部材を接合してもよく、また液体媒体を除去することなく、部材同士を接合し、その後、液体媒体を除去してもよい。
また、本発明のゴム組成物からなる層を、基材層(ゴム組成物からなる層と接する部材)に直接塗工する前記方法で設けることにより、シール材等を予め製造した後、前記シール材等を部材に組みつける場合に比べ、部材形状に合わせたシール材等の製造のための金型等が不要であり、好ましい。
フードマシナリ製ホモゲナイザー等の高圧分散装置を用いることができる。高圧分散処理する液には、ゴム成分(A)および/または水性膨潤剤(C)が含有されていてもよい。
本発明のゴム組成物を用いて、該組成物からなる層を有する空気入りタイヤを形成する場合には、基材層として、該ゴム組成物に含まれるゴム成分(A)を含む材料や、特開2009−1721に記載されているゴム組成物を含む材料を用いることが好ましい。
また該ゴム組成物を空気入りタイヤ用途に用いるにあたり、カーカス部材、インナーライナー部材やトレッド部材等のタイヤ部材と本発明のゴム組成物からなる層とを積層して用いる場合、未加硫の状態の該タイヤ部材と該ゴム組成物からなる層とを積層し、次いでタイヤ形状に賦形し、その後、加硫することで該タイヤ部材と該ゴム組成物からなる層との密着性が良好となる。
〔厚み測定〕
市販のデジタル厚み計(接触式厚み計、商品名:超高精度デシマイクロヘッド MH−15M、日本光学社製)を用いて測定した。
レーザー回折・散乱式粒度分布測定装置(LA910、堀場製作所(株)製)を用いて測定した。後述する粘土鉱物含有液(2)の希釈液中の粘土鉱物の平均粒径をフローセル法にて光路長4mmで測定し、得られた平均粒径を無機層状化合物の平均粒径Lとみなした。なお粘土鉱物含有液(2)を希釈せずに、該粘土鉱物含有液(2)中の無機層状化合物の平均粒径をペーストセルにて光路長50μmで測定し、この平均粒径と、希釈液で求めた平均粒径Lの値とがほぼ一致したとき、該塗工液中で無機層状化合物が充分に膨潤しへき開していると認定した。
X線回折装置(XD−5A、(株)島津製作所製)を用い、粘土鉱物の回折測定を粉末法により行い、粘土鉱物の単位厚さaを求めた。上述の方法で求めた平均粒径Lを用いて、該粘土鉱物のアスペクト比Zを、Z=L/aの式により算出した。なお粘土鉱物含有液(2)を乾燥したものについてもX線回折測定を行ない、無機層状化合物の面間隔が広がっていることを確認した。
23℃50%RHの雰囲気下にて72時間静置した。
〔乾熱処理〕
50℃25%RH以下の雰囲気下で24時間静置した。
厚み約0.3mmの後述する単層膜(1)〜(8)をJIS 3号ダンベルにて打ち抜いた試験片を用い、22℃×65%RH雰囲気下、引張速度500mm/min、標線間距離20mmの条件にて引張試験を実施し、破断伸びを求めた。該破断伸びについて下記基準に従って評価した。
○:破断伸びが100%を超えるもの。
△:破断伸びが70%以上100%未満であるもの。
×:破断伸びが70%未満であるもの。
〔酸素透過度測定〕
JIS K7126に基づき、超高感度酸素透過度測定装置(OX−TRANML、MOCON社製)にて、後述する単層膜(1)〜(8)について、23℃90%RHの条件下にて測定を行った。
(1)塗工液(1)の作製
分散釜(商品名:デスパMH−L、浅田鉄工(株)製)に、イオン交換水(比電気伝導率0.7μs/cm以下)323gと、ジグリセリン(ジグリセリンS;阪本薬品工業(株)製)2gおよびイソシアネート基を有する化合物(バーノックDNW−5000;DIC(株)製、NCO含量13.5%)を1.5gとを混合し、常温にて低速撹拌下(1500rpm、周速度4.1m/分)で30分間攪拌して、水性膨潤剤含有液(1)を得た。
別の分散釜(商品名:デスパMH−L、浅田鉄工(株)製)に、イオン交換水(比電気伝導率0.7μs/cm以下)134.8gと、高純度モンモリロナイト(商品名:クニピアG;クニミネ工業(株)製)4.2gを、高速攪拌(3,000rpm、周速度=8.2m/分)下にて、徐々に加え、添加終了後、60分間攪拌を行い、粘土鉱物含有液(1)を得た。
該水性膨潤剤含有液(1)325gと粘土鉱物含有液(1)139gとを、低速撹拌下(1500rpm、周速度4.1m/分)において徐々に混合して混合液とし、さらに該混合液を高圧分散装置(商品名:超高圧ホモジナイザーM110−E/H、Microfluidics Corporation 製)を用いて、1100kgf/cm2の条件で処理することにより、粘土
鉱物含有液(2)を得た。
該粘土鉱物含有液(2)464gとゴムラテックス(NAS363;日本エイアンドエル(株)製)35gとを、低速撹拌下(1500rpm、周速度4.1m/分)において徐々に混合して塗工液(1)を得た。
該塗工液(1)中における、ゴム成分と水性膨潤剤との合計体積と、粘土鉱物の体積との比は93/7、ゴム成分と水性膨潤剤との体積比は85/15であった。また該粘土鉱物含有液(2)中の劈開したモンモリロナイト平均粒径Lは560nm、粉末X線回折から得られるa値は1.2156nmであり、アスペクト比Zは460であった。
上記水性膨潤剤溶液(1)の製造方法において、イソシアネート基を有する化合物1.5gの代わりに、ジグリセリン1.5gを用いた以外は塗工液(1)と同様にして、塗工液(2)を得た。
上記水性膨潤剤溶液(1)の製造方法において、ジグリセリンの代わりに、ポリグリセリン(PGL10;ダイセル化学工業(株)製、10量体)1.5gを用いた以外は塗工液(1)と同様にして、塗工液(3)を得た。
(4)塗工液(4)の作製
上記水性膨潤剤溶液(1)の製造方法において、ジグリセリンとイソシアネート基を有する化合物の代わりに、エポキシ基を有する化合物(SR−2EG;阪本薬品工業(株)製)3.5gを用いた以外は塗工液(1)と同様にして、塗工液(4)を得た。
上記水性膨潤剤溶液(1)の製造方法において、ジグリセリンおよびイソシアネート基を有する化合物を加えなかったこと以外は塗工液(1)と同様にして、塗工液(5)を得た。
(6)塗工液(6)の作製
上記粘土鉱物含有液(1)において、高純度モンモリロナイトを加えなかったこと以外は塗工液(1)と同様にして、塗工液(6)を得た。
(7)塗工液(7)の作製
分散釜(商品名:デスパMH−L、浅田鉄工(株)製)に、イオン交換水(比電気伝導率0.7μs/cm以下)1300gと、PVA130gとを混合し、低速撹拌下(1500rpm、周速度4.1m/分)で95℃に昇温した。該混合系を同温度で30分間攪拌してPVAを溶解させたのち、60℃に冷却し、PVA水溶液を得た。
上記塗工液(1)の製造方法において、ゴムラテックスの代わりに、該PVA水溶液194gを添加したこと以外は塗工液(1)と同様にして、塗工液(7)を得た。
(8)塗工液(8)の作製
該水性膨潤剤(1)液の代わりに、該PVA水溶液を38.9g、イオン交換水287.6gを添加したこと以外は塗工液(1)と同様にして、塗工液(8)を得た。
直径12cmのテフロン(登録商標)製シャーレに、塗工液(1)50gを入れ、乾燥処理を行い、キャスト膜(1)を得た。その後、前記シャーレから該キャスト膜(1)を剥離し、乾熱処理を行い、厚み約0.3μmの単層膜(1)を得た。該単層膜(1)について、破断伸びおよび酸素透過度を測定した。結果を表1に示した。
〔実施例2〕
塗工液(1)のかわりに塗工液(2)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、厚み約0.3μmの単層膜(2)を得た。該単層膜(2)について破断伸びおよび酸素透過度を測定した。結果を表1に示した。
〔実施例3〕
塗工液(1)のかわりに塗工液(3)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、厚み約0.3μmの単層膜(3)を得た。該単層膜(3)について破断伸びおよび酸素透過度を測定した。結果を表1に示した。
〔実施例4〕
塗工液(1)のかわりに塗工液(4)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、厚み約0.3μmの単層膜(4)を得た。該単層膜(4)について破断伸びおよび酸素透過度を測定した。結果を表1に示した。
〔比較例1〕
塗工液(1)のかわりに塗工液(5)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、厚み約0.3μmの単層膜(5)を得た。該単層膜(5)について破断伸びおよび酸素透過度を測定した。結果を表1に示した。
〔比較例2〕
塗工液(1)のかわりに塗工液(6)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、厚み約0.3μmの単層膜(6)を得た。該単層膜(6)について破断伸びおよび酸素透過度を測定した。結果を表1に示した。
〔比較例3〕
塗工液(1)のかわりに塗工液(7)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、厚み約0.3μmの単層膜(7)を得た。該単層膜(7)について破断伸びおよび酸素透過度を測定した。結果を表1に示した。
〔比較例4〕
塗工液(1)のかわりに塗工液(8)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、厚み約0.3μmの単層膜(8)を得た。該単層膜(8)について破断伸びおよび酸素透過度を測定した。結果を表1に示した。
Claims (1)
- ゴム成分(A)、無機層状化合物(B)、水性膨潤剤(C)、および液体媒体を混合して得られる塗工液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010263270A JP5644423B2 (ja) | 2009-11-30 | 2010-11-26 | 塗工液 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009271484 | 2009-11-30 | ||
JP2009271484 | 2009-11-30 | ||
JP2010263270A JP5644423B2 (ja) | 2009-11-30 | 2010-11-26 | 塗工液 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011132516A JP2011132516A (ja) | 2011-07-07 |
JP5644423B2 true JP5644423B2 (ja) | 2014-12-24 |
Family
ID=44345587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010263270A Active JP5644423B2 (ja) | 2009-11-30 | 2010-11-26 | 塗工液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5644423B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013018914A (ja) * | 2011-07-13 | 2013-01-31 | Inoac Gijutsu Kenkyusho:Kk | ゴムマスターバッチ、ゴム組成物、及びタイヤ、並びにゴムマスターバッチの製造方法 |
CN105008453B (zh) * | 2013-02-28 | 2019-01-11 | 株式会社普利司通 | 橡胶组合物、气密层原材料和充气轮胎 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4384847B2 (ja) * | 2002-12-20 | 2009-12-16 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP4698937B2 (ja) * | 2003-06-12 | 2011-06-08 | トピー工業株式会社 | ポリオレフィン系組成物及びその製造方法 |
US20060122309A1 (en) * | 2004-12-02 | 2006-06-08 | Grah Michael D | Intercalated layered silicate |
JP2007112847A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ランフラットタイヤおよびタイヤ用インナーライナー |
JP2008255157A (ja) * | 2007-04-02 | 2008-10-23 | Nippon Zeon Co Ltd | ディップ成形用組成物およびディップ成形品 |
JP2009249533A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd | 未加硫ゴム用防着剤組成物 |
-
2010
- 2010-11-26 JP JP2010263270A patent/JP5644423B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011132516A (ja) | 2011-07-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5617638B2 (ja) | 燃料ホース用の架橋性ニトリル共重合体ゴム組成物の製造方法および燃料ホース用のゴム架橋物 | |
Galimberti et al. | Applications of clay–polymer nanocomposites | |
Sethulekshmi et al. | Recent developments in natural rubber nanocomposites containing graphene derivatives and its hybrids | |
CN102015234A (zh) | 包含聚合物和层状化合物的复合物及其制备方法和应用 | |
JP5644423B2 (ja) | 塗工液 | |
US20210379831A1 (en) | Additive Manufacturing Cartridges And Processes For Producing Cured Polymeric Products By Additive Manufacturing | |
JP2008297527A (ja) | ラミネート用バリア性コーティング組成物及びラミネート用バリア性複合フィルム | |
RU2576596C2 (ru) | Эластомерные нанокомпозиты, нанокомпозитные композиции и способы их производства | |
Majeed et al. | Mechanical and Oxygen Barrier Properties of LDPE/MMT/MAPE and LDPE/MMT/EVA Nanocomposite Films: A Comparison Study. | |
TW518354B (en) | ABS nanocomposites and process for producing the same | |
WO2014039617A1 (en) | Polyolefin materials with reduced oxygen permeability | |
JP2019119214A (ja) | ガスバリア性積層フィルム | |
JPH11309816A (ja) | 液体包装用積層紙および液体包装用容器 | |
Lodhi et al. | Mechanical properties of polymer/graphene composites | |
JP2008189885A (ja) | ポリマー組成物 | |
JP4384847B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2008290771A (ja) | バリア性容器の製造方法 | |
JP5012487B2 (ja) | 成形体及びブロー容器、並びにブロー容器の製造方法 | |
JP2009221371A (ja) | ニトリル共重合体ゴム組成物の製造方法 | |
JP2000052499A (ja) | レトルト殺菌包装用フィルム積層体およびそれを備えた包装袋 | |
JP2007245554A (ja) | 多層構造体および多層構造体の製造方法 | |
JPH11314674A (ja) | ガスバリア容器および食品用包装材 | |
Nah et al. | Barrier properties of rubber nanocomposites | |
JP6219843B2 (ja) | 多層構造体、乾熱処理体および湿熱処理体 | |
JP2011132515A (ja) | 樹脂組成物、多層構造体および空気入りタイヤ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131010 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140128 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140131 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140326 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141007 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141020 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5644423 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |