JP2008189885A - ポリマー組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】強度を保持したまま、ガスバリア性能を大幅に向上させたポリマー組成物を提供する。
【解決手段】ポリマーラテックス中に、長さが400nm以上であり、厚さが10nm以下である無機層状ケイ酸塩が分散された分散液から、凝集および/または乾燥することにより得られるポリマー組成物。
【選択図】図1
【解決手段】ポリマーラテックス中に、長さが400nm以上であり、厚さが10nm以下である無機層状ケイ酸塩が分散された分散液から、凝集および/または乾燥することにより得られるポリマー組成物。
【選択図】図1
Description
本発明は、ポリマー組成物に関する。
ガスバリア性能が求められるポリマー製品において、無機層状ケイ酸塩をフィラーとして用いる手法がよく知られており、ガスバリア性能が向上することが報告されている。ガスバリア材料に用いる無機層状ケイ酸塩として重要な点はアスペクト比であり、アスペクト比が大きいほど、つまり、厚みが薄いほどガスバリア性能に優れるといわれている。
無機層状ケイ酸塩のなかでも、モンモリロナイトなどのようなスメクタイト族粘土鉱物は層を一枚一枚剥離させることのできる物質として知られている(たとえば、特許文献1参照)。このスメクタイト族粘土鉱物は天然物や合成物が知られており、膨潤性無機層状ケイ酸塩とも呼ばれる。この膨潤性無機層状ケイ酸塩は層の厚みが1枚1nm程度であり、剥離させることで大きなアスペクト比となるため、ガスバリア材料として注目を集めている。
しかし、実際に用いられているモンモリロナイトなどのスメクタイト族粘土鉱物の場合、理想的に剥離を進行させれば、理論的にはアスペクト比が10〜300程度になりうるが、実際は理想的に剥離を進行させるのは不可能であり、多くの断片のアスペクト比は10〜50程度にしかならない。また、長さも不充分であり、100nm程度のものがほとんどであり、長いものでも300nm程度にしかならない。アスペクト比が大きければ大きいほどガスバリア性能がいいため、スメクタイト族粘土鉱物をこえるアスペクト比のフィラーが望まれている。
本発明は、強度を保持したまま、ガスバリア性能を大幅に向上させたポリマー組成物を提供することを目的とする。
本発明は、(A)ポリマーラテックス中に、長さが400nm以上であり、厚さが10nm以下である無機層状ケイ酸塩を分散させる工程、ならびに(B)分散液からポリマーを凝集させる工程および/または分散液を乾燥させる工程により得られるポリマー組成物に関する。
前記無機層状ケイ酸塩は、膨潤性合成雲母であることが好ましい。
前記ポリマーラテックスは、天然ゴムラテックスであることが好ましい。
前記無機層状ケイ酸塩の配合量は、ポリマーラテックス中のポリマー成分100重量部に対して0.1〜25重量部であることが好ましい。
本発明によれば、ポリマーラテックス中に、アスペクト比の大きい無機層状ケイ酸塩を分散させ、凝集および/または乾燥させることで、強度を保持したまま、ガスバリア性能を大幅に向上させたポリマー組成物を提供することができる。
本発明のポリマー組成物は、まず、ポリマーラテックス中に無機層状ケイ酸塩を混合する。
ポリマーラテックスとしては、たとえば、天然ゴムラテックス(NRラテックス)、イソプレンゴムラテックス(IRラテックス)、スチレンブタジエンゴムラテックス(SBRラテックス)、ブタジエンゴムラテックス(BRラテックス)、クロロプレンゴムラテックス(CRラテックス)、アクリロニトリルブタジエンゴムラテックス(NBRラテックス)、アクリロニトリルブタジエンスチレンラテックス(ANSラテックス)、アクリル酸エステル系ラテックス、メタクリル酸エステル系ラテックス、クロロスルホン化ポリエチレンラテックスなどがあげられ、これらのポリマーラテックスは、単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。なかでも、ポリマー組成物として、加硫後のガスバリア性能に優れるという理由から、NRラテックスが好ましい。
なお、ポリマーラテックスとしてNRラテックスを使用する場合は、精製・濃縮処理を施していないフィールドラテックスであっても、精製・濃縮処理を施して得られるハイアンモニアラテックスなどであってもよい。
無機層状ケイ酸塩のアスペクト比(長さ/厚さ)とガスバリア性能の関係については、以下のニールソン(Neilson)の式が知られており、無機層状ケイ酸塩のアスペクト比が大きいほどガスバリア性能が向上する。
本発明で使用する無機層状ケイ酸塩は、ポリマーラテックス中に分散後の長さが400nm以上であり、厚さが10nm以下であるものである。このように、分散後のアスペクト比が大きいものを使用することで、ガスバリア性能を向上させることができる。
ポリマーラテックス中に分散後の無機層状ケイ酸塩の長さは400nm以上、好ましくは1μm以上である。無機層状ケイ酸塩の長さが400nm未満では、アスペクト比が小さくなり、ガスバリア性能を充分に向上させることができない。また、層状ケイ酸塩の長さは50μm以下が好ましく、20μm以下がより好ましい。層状ケイ酸塩の長さが50μmをこえると、アスペクト比が大きくなり、ガスバリア性能は向上するが、破断時伸び(EB)が低下する傾向がある。
ポリマーラテックス中に分散後の無機層状ケイ酸塩の厚さは10nm以下である。無機層状ケイ酸塩の厚さが10nmをこえると、アスペクト比が小さくなり、ガスバリア性能を充分に向上させることができない。また、無機層状ケイ酸塩の厚さは1nm以上が好ましい。なお、無機層状ケイ酸塩の厚さは、1nmがもっとも好ましい。
なお、無機層状ケイ酸塩の長さ、厚さは、たとえば、透過型電子顕微鏡(TEM)などで観察することなどにより、測定することができる。
無機層状ケイ酸塩は、剥離しやすいものが好ましいため、膨潤性のものが好ましい。ここで、膨潤性とは、溶媒中において、層が1枚1枚はがれる性質を有するものをいう。ここで、ポリマーラテックス中に無機層状ケイ酸塩を分散させる際には、水性媒体中に無機層状ケイ酸塩を混合して膨潤させてからポリマーラテックスを加えることが好ましい。水性媒体としては、たとえば、水、エタノール、メタノール、またはこれらの混合液などが使用できる。
また、本発明では、天然の雲母は層荷電が高すぎて剥離しにくいため、人工的に層荷電を低くした無機層状合成雲母を使用することが好ましい。具体的には、無機層状ケイ酸塩の層荷電は0.05以上が好ましい。無機層状ケイ酸塩の層荷電が0.05未満では、大きなアスペクト比の板状結晶が得られにくい傾向がある。また、無機層状ケイ酸塩の層荷電は2以下が好ましく、1以下がより好ましく、0.4以下がより好ましい。無機層状ケイ酸塩の層荷電が2をこえると、層荷電が高すぎて剥離しにくいため、ポリマーラテックス中に分散した際のアスペクト比が大きくならず、ガスバリア性が充分に向上しない傾向がある。
このような条件を満たす無機層状ケイ酸塩としては、膨潤性合成マイカ、バーミキュライトなどがあげられる。なお、ベントナイトなども膨潤性の無機層状ケイ酸塩であるが、結晶の長さが100nm程度であり、アスペクト比が小さい。
合成マイカを使用した場合、層荷電が低く抑えられ、層が一枚一枚剥離することが可能であり、層を1枚1枚剥離することが可能であり、厚さは1nm程度にすることが可能であり、ポリマーラテックス中に分散させた場合、アスペクト比を10,000,000程度とすることも可能となる。
無機層状ケイ酸塩の配合量は、ポリマーラテックス中のポリマー成分100重量部に対して0.1重量部以上が好ましく、1重量部以上がより好ましく、10重量部以上がさらに好ましい。無機層状ケイ酸塩の配合量が0.1重量部未満では、ガスバリア性の改善効果がみられない傾向がある。また、無機層状ケイ酸塩の配合量は25重量部以下が好ましく、20重量部以下がより好ましい。無機層状ケイ酸塩の配合量が25重量部をこえると、破断時伸び(EB)が低下する傾向がある。
ポリマーラテックス中に無機層状ケイ酸塩を混合する手法としては、ラテックス混合が好ましい。ゴム練りを行うと、無機層状ケイ酸塩の微細化が進行し、アスペクト比が小さくなるため、ガスバリア性が充分に向上しない傾向がある。
本発明では、ポリマーラテックス中に、無機層状ケイ酸塩を分散させた分散液を得た後、凝集および/または乾燥させることにより、ポリマー組成物が得られる。つまり、前記分散液からポリマーの固形分を凝集させる工程および/または分散液を乾燥させる工程により、ポリマー組成物を得ることができる。
このようにして得られたポリマー組成物は、自動車、自転車、自動二輪車などのタイヤにおけるインナーライナー;チューブ;風船;テニス、ゴルフなどの球技用ボールに用いられるコアまたはボール形成用のゴム糊;エアータンク;パッキンなどのガスバリア性が求められるポリマー製品への適用に好適である。
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
以下、実施例および比較例で使用した各種薬品をまとめて説明する。
天然ゴムラテックス:ハイアンモニア天然ゴムラテックス(ゴム固形分:60重量%)
膨潤性合成雲母:トピー工業(株)製の膨潤性合成マイカ(層荷電:0.18)
モンモリロナイト:クニミネ工業(株)製のクニピアF(層荷電:0.45)
天然ゴムラテックス:ハイアンモニア天然ゴムラテックス(ゴム固形分:60重量%)
膨潤性合成雲母:トピー工業(株)製の膨潤性合成マイカ(層荷電:0.18)
モンモリロナイト:クニミネ工業(株)製のクニピアF(層荷電:0.45)
実施例1〜4および比較例1〜4
表1に示す配合処方にしたがい、天然ゴムラテックスに、水性媒体(純粋)中に分散させて膨潤させた膨潤性合成雲母を混合し、一日撹拌した。その後、混合液を基板上にキャストし、自然乾燥することで、実施例1〜4および比較例1〜4のキャスト薄膜を作製した。
表1に示す配合処方にしたがい、天然ゴムラテックスに、水性媒体(純粋)中に分散させて膨潤させた膨潤性合成雲母を混合し、一日撹拌した。その後、混合液を基板上にキャストし、自然乾燥することで、実施例1〜4および比較例1〜4のキャスト薄膜を作製した。
(TEM観察)
実施例1および比較例2のキャスト薄膜をミクトロームで切り出し、断片を透過型電子顕微鏡(TEM)で観察した。その結果、実施例1では、膨潤性合成雲母が分散した後の長さは1〜15μm、厚さは1〜10nm、アスペクト比は100〜15000となった。それに対して、比較例2では、モンモリロナイトが分散した後の長さは100〜300nm、厚さは1〜10nm、アスペクト比は10〜300となった。
実施例1および比較例2のキャスト薄膜をミクトロームで切り出し、断片を透過型電子顕微鏡(TEM)で観察した。その結果、実施例1では、膨潤性合成雲母が分散した後の長さは1〜15μm、厚さは1〜10nm、アスペクト比は100〜15000となった。それに対して、比較例2では、モンモリロナイトが分散した後の長さは100〜300nm、厚さは1〜10nm、アスペクト比は10〜300となった。
実施例1および比較例2のTEM観察像を図1および2に示す。
膨潤性合成マイカを配合した実施例1のTEM観察像である図1では、長さ数μm〜10μm程度の膨潤性合成マイカの板状結晶2が観測され、アスペクト比が高い状態で天然ゴム1と複合化していた。
一方、モンモリロナイトを配合した比較例2のTEM観察像である図2では、100nm程度のモンモリロナイトの板状結晶の剥離跡3が確認されたが、アスペクト比が非常に小さいものであった。
(引張試験)
JIS K 6251「加硫ゴムおよび熱可塑性ゴム−引張特性の求め方」に準じて、前記キャスト薄膜からなる3号ダンベル型試験片を用いて引張試験を行い、破断強度TB(MPa)を測定した。なお、TBが大きいほど、強度に優れることを示し、10MPa以上が好ましいことを示す。
JIS K 6251「加硫ゴムおよび熱可塑性ゴム−引張特性の求め方」に準じて、前記キャスト薄膜からなる3号ダンベル型試験片を用いて引張試験を行い、破断強度TB(MPa)を測定した。なお、TBが大きいほど、強度に優れることを示し、10MPa以上が好ましいことを示す。
(酸素透過率)
JIS K 7126「プラスチックフィルムおよびシートの気体透過度試験方法(A法)」に準じて、試験気体を酸素、試験温度を20℃とし、実施例1〜4および比較例1〜4のキャスト薄膜からなる厚さ0.3〜0.5mmの試験片を用いて酸素透過量を測定し、酸素透過係数(単位:×10-11cc・cm/cm2・s・cmHg)を算出した。測定には、GTRテック(株)製の差圧式ガス透過率測定装置GTR−30XASを用いた。なお、酸素透過係数が低いほど、ガスバリア性能に優れることを示す。
JIS K 7126「プラスチックフィルムおよびシートの気体透過度試験方法(A法)」に準じて、試験気体を酸素、試験温度を20℃とし、実施例1〜4および比較例1〜4のキャスト薄膜からなる厚さ0.3〜0.5mmの試験片を用いて酸素透過量を測定し、酸素透過係数(単位:×10-11cc・cm/cm2・s・cmHg)を算出した。測定には、GTRテック(株)製の差圧式ガス透過率測定装置GTR−30XASを用いた。なお、酸素透過係数が低いほど、ガスバリア性能に優れることを示す。
前記評価結果を表1に示す。
1 天然ゴム
2 膨潤性合成マイカの板状結晶
3 モンモリロナイトの板状結晶の剥離跡
2 膨潤性合成マイカの板状結晶
3 モンモリロナイトの板状結晶の剥離跡
Claims (4)
- ポリマーラテックス中に、長さが400nm以上であり、厚さが10nm以下である無機層状ケイ酸塩が分散された分散液から、
凝集および/または乾燥することにより得られるポリマー組成物。 - 無機層状ケイ酸塩が膨潤性合成雲母である請求項1記載のポリマー組成物。
- ポリマーラテックスが天然ゴムラテックスである請求項1または2記載のポリマー組成物。
- 無機層状ケイ酸塩の配合量が、
ポリマーラテックス中のポリマー成分100重量部に対して0.1〜25重量部である請求項1、2または3記載のポリマー組成物。
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