JP5641336B2 - 化粧料用基剤およびこれを配合してなる化粧料 - Google Patents
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(5) 下記の成分(a)を0.01〜30質量%、成分(b)を0.1〜50質量%、成分(c)と成分(d)の合計が10〜95質量%であり、かつ、成分(c)と成分(d)の全量を100質量部としたとき、成分(c)が10質量部以上であり、さらに、成分(e)を5〜80質量%を含有する化粧料である。
(a) 前記化粧料用基剤
(b) 無機顔料
(c) 25℃で液状の炭化水素油
(d) シリコーン油
(e) 水
配合される。
炭化水素油としては、流動パラフィン、ポリブテン、水添ポリイソブテン、水添ポリデセン、スクワラン、スクワレン、プリスタン、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン、流動イソパラフィン、テトラデセン、イソヘキサデカン、イソドデカン、α―オレフィンオリゴマー、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス、パラフィン、ポリエチレン、セレシン等を挙げることができる。好ましくは、流動パラフィン、水添ポリイソブテン、スクワラン、ワセリンである。これらを1種類もしくは2種類以上、用いることができる。
高級アルコールは、直鎖型、分岐型、飽和型、不飽和型のいずれでもよい。このような高級アルコールとしては、オクチルアルコール、ノニルアルコール、デシルアルコール、ウンデシルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、セトステアリルアルコール、イソセチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、ホホバアルコールなどが炭素数8以上の高級アルコールが例示できる。これらを1種類もしくは2種類以上用いることもできる。
高級脂肪酸は、直鎖型、分岐型、飽和型、不飽和型、水酸基含有型のいずれでもよい。このような高級脂肪酸としては、カプリル酸、カプリン酸、2−エチルへキサン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ミリストレイン酸、ヤシ油脂肪酸、牛脂脂肪酸、パーム油脂肪酸、パルミチン酸、パルミトレン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、リシノール酸、リノール酸、リノレン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、アラキドン酸、エルカ酸などの炭素数8以上の高級脂肪酸が例示できる。これらを1種類もしくは2種類以上用いることもできる。
油脂を含むトリグリセリドとしては、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、2−エチルヘキサン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ミリストレイン酸、ヤシ油脂肪酸、牛脂脂肪酸、パーム油脂肪酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキジン酸、べヘン酸、アラキドン酸、エルカ酸などの炭素数6以上の高級脂肪酸のトリグリセリド、トリオキシステアリン酸グリセリル、トリ(カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリン酸)グリセリド、トリラノリン脂肪酸グリセリル、オリーブ油、トウモロコシ油、落花生油、菜種油、ゴマ油、大豆油、ヤシ油、パーム油、パーム核油、ヒマシ油、アマニ油、ホホバ油、つばき油、ひまわり油、マカデミアナッツ油、茶実油、綿実油、シソ油、サフワラー油、キョウニン油、牛脂、豚脂などの動植物油脂などが例示できる。これらを1種類もしくは2種類以上用いることができる。
シリコーン油としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、テトラヒドロテトラメチルシクロテトラシロキサンなどの環状ポリシロキサン、ポリオキシエチレンポリアルキルシロキサンが例示できる。これらを1種類もしくは2種類以上、用いることができる。
これら油剤のうち、好ましくは炭化水素油、エステル油、シリコーン油であることが特に好ましい。
(a) 式(1)の化粧料用基剤
(b) 無機顔料
(c) 25℃で液状の炭化水素油
(d) シリコーン油
(e) 水
成分(e)の水としては、一般にW/O乳化化粧料の水相として用いられるものであれば特に限定されず、例えば、蒸留水やイオン交換水等の精製水、生理食塩水、リン酸やクエン酸緩衝水溶液等を好ましく用いることができる。また、本組成物では水の量は5〜80質量%であるが、10質量%以上であることが更に好ましく、75質量%以下であることが更に好ましい。
成分(a): 0.01〜30質量部(さらには0.1〜20質量部)
成分(b): 0.1〜50質量部(さらには1〜50質量部)
成分(c)と成分(d)の合計量: 10〜95質量部(さらには15〜90質量部)
成分(e): 5〜80質量部(さらには10〜80質量部)
さらに、本発明の化粧料の形態は常温において液状、半固体、固体の何れかの形態をとることができ、他の成分を本発明の性能を損なわない範囲で含有することも可能である。例えば、低級アルコール、天然油脂類、合成トリグリセライド、エステル油、ロウ類、油性基剤、陰イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、半極性界面活性剤、水溶性高分子、有機または無機塩類、pH調整剤、殺菌剤、キレート剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤、ビタミン類、動植物由来の天然エキス、色素、顔料、香料などが挙げられる。
また、本発明の化粧料用基剤を配合してなる化粧料の製品形態は、前述の形態に特に限定されるものではないが、皮膚外用剤であることが好ましい。皮膚外用剤としては、化粧水、乳液、クリーム、パック等のスキンケア化粧料;ファンデーション、口紅、アイシャドー等のメークアップ化粧料;日焼け止め化粧料(サンスクリーン剤);ボディー化粧料;芳香化粧料;メーク落とし、ボディーシャンプー等の皮膚化粧料;ヘアリキッド、ヘアトニック、ヘアコンディショナー、ヘアシャンプー、リンス、育毛剤等の毛髪化粧料;軟膏等が例示できる。
本発明にかかる化粧料用基剤の合成例を示す。水酸基価は、JISK1557
6.4に準じて測定した。
合成例1:ポリオキシブチレン(40モル)キシリトール(化合物1)
(1)ケタール化反応
撹拌羽根、窒素吹き込み管、熱電対、冷却管及び油水分離管を取り付けた3リットルの四つ口フラスコに、キシリトール700g、2,2−ジメトキシプロパン1291g、パラトルエンスルホン酸一水和物27mgを仕込み、反応系内を60〜90℃に保持し、2時間反応させた。反応終了後、副生したメタノール及び過剰分の2,2−ジメトキシプロパンを除去し、1014gのジイソプロピリデンキシリトール(化合物1a、R2=R3=メチル基)を得た。水酸基価は、240KOHmg/gであった。原料のキシリトールと化合物1aのIRチャートを比較したところ、化合物1aには3500cm−1付近の水酸基のピークが小さくなっており、代わりに2960cm−1、2870cm−1、1460cm−1、1380cm−1付近のピークが出現していることを確認した。
化合物1aを235g、水酸化カリウム15.5gをオートクレーブ中に仕込み、オートクレーブ中の空気を乾燥窒素で置換した後、撹拌しながら140℃で触媒を完全に溶解した。次に滴下装置により1,2−ブチレンオキシド2900gを滴下させ、2時間撹拌した。その後、オートクレーブ内から、反応物を取り出し、塩酸で中和して、pH6〜7とし、含有する水分を除去するため、100℃、1時間、減圧処理を行い、最後に濾過をして塩を除去して、2850gのポリオキシブチレン(40モル)ジイソプロピリデンキシリトール(化合物1b)を得た。水酸基価は、18.1KOHmg/gであった。
撹拌羽根、窒素吹き込み管、熱電対、冷却管を取り付けた1リットルの四つ口フラスコに、化合物1bを700g、水70g、36%塩酸10gを仕込み、密閉状態で80℃、2時間脱ケタール化反応を行った後、窒素バブリングで水及びアセトンを系外に留去した。続いて10%水酸化カリウム水溶液でpH6〜7に合わせ、含有する水分を除去するために、100℃、1時間、減圧処理した。さらに処理後生成した塩を除去するため濾過を行い、650gのポリオキシブチレン(40モル)キシリトール(化合物1)を得た。
分析機器 :SHODEX GPC SYSTEM−11(昭和電工社製)
標準物質 :ポリエチレングリコール
サンプルサイズ :10%×100×0.001mL
溶離液 :THF
流速 :1.0mL/min
カラム :SHODEX KF804L(昭和電工社製)
カラムサイズ :I.D.8mm×30cm×3
カラム温度 :40℃
検出器 :RI×8
また、化合物1bと化合物1のIR分析を比較すると、化合物1では3500cm−1付近の水酸基のピークが大きくなっていることから、目的物質が得られていることを確認した。
合成例1の手順のうち、ケタール化反応を以下の通りに変更し、合成を行い、ポリオキシエチレン(5モル)ポリオキシブチレン(40モル)キシリトール(化合物2)を得た。
(1) ケタール化反応
撹拌羽根、窒素吹き込み管、熱電対、冷却管及び油水分離管を取り付けた3リットルの四つ口フラスコに、キシリトール700g、アセトン1050g、パラトルエンスルホン酸一水和物10mgを仕込み、反応系内を60〜90℃に保持し、4時間反応させた。反応終了後、副生した水及び過剰分のアセトンを除去し、1002gのジイソプロピリデンキシリトール(化合物1a、R2=R3=メチル基)を得た。水酸基価は、235KOHmg/gであった。原料のキシリトールと化合物1aのIRチャートを比較したところ、化合物1aには3500cm−1付近の水酸基のピークが小さくなっており、代わりに2960cm−1、2870cm−1、1460cm−1、1380cm−1付近のピークが出現していることを確認した。
化合物1aを235g、水酸化カリウム20gをオートクレーブ中に仕込み、オートクレーブ中の空気を乾燥窒素で置換した後、撹拌しながら140℃で触媒を完全に溶解した。次に滴下装置により、エチレンオキシド230gを滴下させ、2時間撹拌した。引き続き、1,2−ブチレンオキシド2900gを滴下させ、2時間撹拌した。その後、オートクレーブ内から、反応物を取り出し、塩酸で中和して、pH6〜7とし、含有する水分を除去するため、100℃、1時間、減圧処理を行い、最後に濾過をして塩を除去して、3028gのポリオキシエチレン(5モル)ポリオキシブチレン(40モル)ジイソプロピリデンキシリトール(化合物2b)を得た。水酸基価は、17.0mgKOH/gであった。
撹拌羽根、窒素吹き込み管、熱電対、冷却管を取り付けた1リットルの四つ口フラスコに、化合物2bを700g、水70g、36%塩酸10gを仕込み、密閉状態で80℃、2時間脱ケタール化反応を行った後、窒素バブリングで水及びアセトンを系外に留去した。続いて10%水酸化カリウム水溶液でpH6〜7に合わせ、含有する水分を除去するために、100℃、1時間、減圧処理した。さらに処理後生成した塩を除去するため濾過を行い、670gのポリオキシエチレン(5モル)ポリオキシブチレン(40モル)キシリトール(化合物2)を得た。
[調製方法]
酸化チタン1.0g、ポリアルキレングリコール誘導体など分散剤1.0gを量りとり、流動パラフィン(モレスコ製モレスコホワイトP−70)にて、全量40gとした(2.5%酸化チタン溶液)。これをディスパーにて撹拌(25℃、5000rpm×3min)した後、40℃にて1週間放置した。この分散液の上澄みを採取し、流動パラフィンにて100倍に希釈した溶液を試料溶液とした。
得られた希釈溶液の300nmの吸光度を測定した。結果を表2および図1に示す。
[調製方法]
流動パラフィン 30.0 質量%
乳化剤 5.0 質量%
水 65.0 質量%
流動パラフィン(モレスコ製モレスコホワイトP−70)と乳化剤を、70℃にて均一に撹拌し、さらに同温度にて水をゆっくり添加して予備溶解した。これをホモミキサーにて撹拌して(5000rpm×5分間)、W/O型乳化剤組成物を得た。
作成した乳化剤組成物を乳化直後および40℃で1ヶ月間保管した後の乳化状態を下記の基準により、目視で判断した。結果を表4に示す。
○:安定なエマルジョン状態。
×:わずかに油浮きが見られる状態。
××:完全にクリーミングまたは分離している状態。
本発明の化粧品用基剤を使用してW/O型乳液を調製した。以下の組成からなる基剤のうち油相および水相をそれぞれ70℃にて加温溶解して均一に溶解した後に、撹拌しながら油相に、水相を同温度にゆっくり添加して、室温まで冷却した。
流動パラフィン 25.0質量%
ラノリン 2.0質量%
ミツロウ 2.0質量%
水添ポリイソブテン 20.0質量%
化合物1 5.0質量%
香料 適量
防腐剤 適量
水相:
グリセリン 5.0質量%
水 残部
以下の組成からなるW/O型乳液を、実施例11と同様に調製した。
油相:
流動パラフィン 25.0質量%
ラノリン 2.0質量%
ミツロウ 2.0質量%
水添ポリイソブテン 20.0質量%
化合物6 5.0質量%
香料 適量
防腐剤 適量
水相:
グリセリン 5.0質量%
水 残部
本発明の化粧品用基剤を使用してO/W型スキンクリームを調製した。以下の組成からなる基剤のうち油相および水相をそれぞれ70℃にて加温溶解して均一に溶解した後に、撹拌しながら水相に、油相を同温度にゆっくり添加し、室温まで冷却した。
油相:
流動パラフィン 10.0質量%
ワセリン 3.0質量%
化合物4 5.0質量%
香料 適量
防腐剤 適量
水相:
グリセリン 5.0質量%
PEG#4000 5.0質量%
水 残部
以下の組成からなるO/W型スキンクリームを、実施例12と同様に調製した。
油相:
流動パラフィン 10.0質量%
ワセリン 3.0質量%
化合物7 5.0質量%
香料 適量
防腐剤 適量
水相:
グリセリン 5.0質量%
PEG#4000 5.0質量%
水 残部
本発明の化粧品用基剤を使用してW/O型乳液を調製した。以下の組成からなる基剤のうち油相および水相をそれぞれ70℃にて加温溶解して均一に溶解した後に、撹拌しながら油相に、水相を同温度にゆっくり添加し、室温まで冷却した。
油相:
パルミチン酸2−エチルヘキシル 20.0質量%
流動パラフィン 30.0質量%
ラノリン 1.0質量%
ミツロウ 0.5質量
化合物1 3.0質量%
ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタンモノオレート
2.0質量%
香料 適量
防腐剤 適量
水相:
グリセリン 4.0質量%
1,3−ブタンジオール 1.0質量%
水 残部
以下の組成からなるW/O型乳液を、実施例13と同様に調製した。
油相:
パルミチン酸2−エチルヘキシル 20.0質量%
流動パラフィン 30.0質量%
ラノリン 1.0質量%
ミツロウ 0.5質量
化合物6 3.0質量%
ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタンモノオレート
2.0質量%
香料 適量
防腐剤 適量
水相:
グリセリン 4.0質量%
1,3−ブタンジオール 1.0質量%
水 残部
○:安定なエマルジョン状態。
×:わずかに油浮きが見られる状態。
××:完全にクリーミングまたは分離している状態。
本発明の化粧料(サンスクリーンローション)を調製した。以下の組成において、A相を室温にて混合、B相およびC相も室温にてそれぞれ溶解させた後、撹拌しながらA相に、B相とC相を加え乳化した。
以下、成分の含有量は質量%として記載するが、(a)〜(e)成分の合計量を100重量部とした場合の各成分の重量部を併記する。比較例18にも同様に併記する。
A相:
化合物1 (a)成分 2.0質量%(2.4重量部)
酸化チタン (b)成分 10.0質量%(12.1重量部)
酸化亜鉛 (b)成分 10.0質量%(12.1重量部)
デカメチルシクロペンタシロキサン (c)成分 10.0質量%(12.1重量部)
スクワラン (d)成分 3.0質量%(3.6重量部)
ミリスチン酸オクチルドデシル 5.0質量%
ポリオキシエチレン(75モル)モノステアレート 0.5質量%
ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタンモノステアレート 0.5質量%
メトキシケイ皮酸エチルヘキシル 5.0質量%
B相:
ブチレングリコール 5.0質量%
水 (e)成分 47.5質量%(57.7重量部)
C相:
エタノール 1.0質量%
防腐剤 適量
香料 適量
以下の組成からなるサンスクリーンローションを、実施例14と同様に調製した。
A相:
化合物6 2.0質量%(2.4重量部)
酸化チタン (b)成分 10.0質量%(12.1重量部)
酸化亜鉛 (b)成分 10.0質量%(12.1重量部)
デカメチルシクロペンタシロキサン (c)成分 10.0質量%(12.1重量部)
スクワラン (d)成分 3.0質量%(3.6重量部)
ミリスチン酸オクチルドデシル 5.0質量%
ポリオキシエチレン(75モル)モノステアレート 0.5質量%
ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタンモノステアレート 0.5質量%
メトキシケイ皮酸エチルヘキシル 5.0質量%
B相:
ブチレングリコール 5.0質量%
水 (e)成分 47.5質量%(57.7重量部)
C相:
エタノール 1.0質量%(1.2重量部)
防腐剤 適量
香料 適量
○:安定なエマルジョン状態。
×:沈殿物または、相分離が認められる。
Claims (5)
- 式(1)で示されるポリアルキレングリコール誘導体において、AOが、1,2−ブチレンオキシド由来のオキシブチレン基であることを特徴とする、請求項1記載の化粧料用基剤。
- 式(1)で示されるポリアルキレングリコール誘導体において、b=0であり、EOとAOの合計質量に対するAOの質量の割合が80〜100質量%であることを特徴とする、請求項1または2記載の化粧料用基剤。
- 請求項1〜3のいずれか一つの請求項に記載の化粧料用基剤を含有することを特徴とする化粧料。
- 下記の成分(a)を0.01〜30質量%、成分(b)を0.1〜50質量%、成分(c)、成分(d)、および成分(e)を5〜80質量%含有しており、前記成分(c)と前記成分(d)の合計量が10〜95質量%であり、前記成分(c)と前記成分(d)の合計量を100質量部としたときに前記成分(c)の量が10質量部以上であることを特徴とする、請求項4記載の化粧料。
(a) 前記化粧料用基剤
(b) 無機顔料
(c) 25℃で液状の炭化水素油
(d) シリコーン油
(e) 水
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