JP7356240B2 - 水中油型乳化組成物 - Google Patents
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特許文献2は固形油および/又は半固形油と、粉末と、乳化剤とを含む水中油型乳化化粧料に対して、炭化水素油、シリコーン油およびエステル油の中から選ばれる少なくとも1種の25℃での粘度が1500mPa・s以下である固形油および/又は半固形油を油相全量に対して2~25質量%、油相が化粧料全量に対して40質量%以下、乳化剤としてステアロキシヒドロキシプロピルセルロースを含有する技術である。しかしながら、本技術においては、結晶析出抑制に優れない場合や、ステアロキシヒドロキシプロピルセルロースに由来するべたつきを有する場合があった。
すなわち、優れた紫外線防御能、優れた経時での乳化安定性を備えながら、経時での結晶析出抑制が良好であり、かつ、みずみずしい伸び広がり、べたつかない感触に優れた水中油型乳化組成物は知られていない状況である。
さらに、25℃で液状の油剤を特定質量含有し、かつ、25℃で液状の油剤と25℃で固体の有機紫外線吸収剤に対しての含有質量割合が特定である場合において、25℃で固体の高級アルコールおよびモノグリセリドを実質的に含有すると、経時での乳化安定性が良好になる一方で、みずみずしい伸び広がり、べたつかない感触に優れないといった使用性に劣る場合があった。
そこで、本発明者らは鋭意検討を行ったところ、25℃で液状の油剤を特定質量含有し、かつ、25℃で液状の油剤と25℃で固体の有機紫外線吸収剤に対しての含有質量割合が特定である場合において、25℃で固体の高級アルコールおよびモノグリセリドを実質的に含有せずに、HLBが7以下である25℃で液状の界面活性剤、HLBが12以上である25℃で液状の界面活性剤を合わせて含有し、かつ、それらの含有質量の合計が特定であり、さらに、カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマーを含有する場合に、経時での乳化安定性、経時での結晶析出抑制に優れつつ、みずみずしい伸び広がり、べたつかない感触にも優れ、さらに、紫外線防御能についても、より一層優れることを見出し、本発明を完成するに至った。
次の成分(a)~(f);
(a)25℃で固体の有機紫外線吸収剤 1.5~5.5質量%
(b)25℃で液状の油剤 12~20質量%
(c)カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー
(d)HLBが7以下である25℃で液状の界面活性剤
(e)HLBが12以上である25℃で液状の界面活性剤
(f)水
を含有し、
25℃で固体の高級アルコールおよびモノグリセリドを実質的に含まず、
成分(a)と(b)の含有質量割合(b)/(a)が3~7であり、
成分(d)と成分(e)の含有質量の合計{(d)+(e)}が0.3~1.5質量%である水中油型乳化組成物
を提供するものである。
本発明に用いられる成分(a)は、通常の化粧料等に使用されるものであれば特に限定されるものではないが、25℃で固体であり、UVA及び/又はUVB領域に吸収波長を持つものである。成分(a)は、水や油に難溶で結晶性が高いという特徴を有し得る。
本発明における成分(d)は、HLBが7以下である25℃で液状の界面活性剤であり、特に限定されずに通常化粧料等に用いられるものが利用できる。
HLB=「無機性値(IV)/有機性値(OV)」×10・・・(式1)
(甲田善生著、「有機概念図-基礎と応用-」、11~17頁、三共出版、1984年発行参照)
特に限定されないが、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(10E.O.)の市販品としては、例えばNIKKOL HCO-10(日光ケミカル社製)、セスキオレイン酸ソルビタンとしては、コスモール82(日清オイリオ社製)が挙げられる。
本発明における成分(e)は、(e)HLBが12以上である25℃で液状の界面活性剤であり、特に限定されずに通常化粧料等に用いられるものが利用できる。
本発明における成分(e)は、経時での乳化安定性、べたつかない感触に優れる観点から、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)(HLB=15)、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(20E.O.)(HLB=13)から選択された一種又は二種以上が好ましい。
特に限定されないが、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)の市販品としては、例えばノニオンOT-221R(日油社製)、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(20E.O.)としては、EMALEX GWIS-120V(日本エマルジョン社製)が挙げられる。
本発明における成分(f)の水は、化粧料等に一般に用いられるものであれば、特に制限されない。水の他にも精製水、温泉水、深層水、或いは植物の水蒸気蒸留水でもよく、必要に応じて1種または2種以上を適宜選択して用いることができる。また含有量は、特に限定されず、適宜、他の成分量に応じて含有することができ、30~90%が好ましい。
その一方で、25℃で固体の高級アルコールおよびモノグリセリドが実質的に含有されると、みずみずしい伸び広がり、べたつかない感触に優れない場合があった。本発明の水中油型乳化組成物は、25℃で固体の高級アルコールおよびモノグリセリドを実質的に含まずに、紫外線防御能に優れつつ、経時での乳化安定性、経時での結晶析出抑制が良好であり、かつ、みずみずしい伸び広がり、べたつかない感触にも優れていた。
実施例1~9および比較例1~15:日焼け止め化粧料
表1~5に示す組成および下記製造方法にて日焼け止め化粧料を調製した。得られた各試料について、下記評価方法により、イ.「乳化安定性」、ロ.「結晶析出抑制」、ハ.「紫外線防御能」、二.「みずみずしい伸び広がり」、ホ.「べたつかない感触」について評価を行った。その結果を合わせて表1~5に示した。
A:成分1~2、9~11、及び15~19を、温度70℃で均一に混合する。
B:成分3~8、12~14、及び20~23を、温度70℃で均一に混合する。
C:AにBを添加し乳化する。
D:Cに成分27を添加し中和する。
E:Dを室温まで冷却する。
F:Eに成分24~26を添加し、均一に混合し、日焼け止め化粧料を得た。
(イ. 乳化安定性)
各試料を50℃の恒温槽に1ヶ月間保管したものを観察した。調製直後の状態を基準として、1ヶ月後の外観の変化および乳化粒子の観測を目視および光学顕微鏡観察40倍にて行い、下記(a)4段階判定基準により判定した。
(a)4段階判定基準
(判定):(状態)
◎ :変化なし :非常に良好
○ :乳化粒子の増大および凝集が見られるが、排液は確認されていない :良好
△ :上層部に僅かに油層が見られる :不良
× :上層部にはっきりと油層が見られる :非常に不良
各試料を5℃の恒温槽に1カ月保管したものを、ガラス板の上に載せ顕微鏡観察するとともに、各試料の約0.2gを肌上に塗布し使用性を確認し、下記(b)4段階判定基準により判定した。結晶析出状態は、光学顕微鏡観察40倍にて偏光フィルターで観察した。
(b)4段階判定基準
(判定):(状態)
◎ :結晶の析出が全く見られない。 :非常に良好
○ :結晶の析出が僅かに見られるが、使用性上は問題ない(結晶が肌に当たらない)。:良好
△ :結晶の析出が僅かに見られ、使用性上問題である(結晶が肌に当たる)。 :不良
× :結晶の析出が明らかに見られ、使用性上問題である(結晶が肌に当たる)。 :非常に不良
各試料(2mg/cm2)を、PMMA板(Labsphere社製 HELIOPLATE HD6)に塗布後、20分静置したサンプルについて、SPFアナライザー(Labsphere社製 UV-2000S)を用いたSPF測定を行った。各試料において、同様の操作を9回(N=9)実施し、それぞれ平均値を算出した。その後、下記(c)4段階評価基準により判定した。
(c)4段階評価基準
(判定):(評価)
◎ :(平均SPF値)=30以上 :非常に良好
○ :(平均SPF値)=20以上30未満 :良好
△ :(平均SPF値)=10以上20未満 :不良
× :(平均SPF値)=10未満 :非常に不良
20代~40代の女性で官能評価の訓練を受け、一定の基準で評価が可能な専門パネルを10名選定した。各試料について専門パネルが皮膚に塗布した時に感じる、ニ.みずみずしい伸び広がり、ホ.べたつかない感触を下記絶対評価にて5段階に評価し評点を付け、各試料において、パネル全員の評点合計から、その平均値を算出し、下記(d)4段階判定基準により判定した。
絶対評価基準
(評点):(評価)
5点:非常にみずみずしい伸び広がりを感じる
4点:みずみずしい伸び広がりを感じる
3点:普通
2点:あまりみずみずしい伸び広がりを感じない
1点:みずみずしい伸び広がりを感じない
絶対評価基準
(評点):(評価)
5点:べたつきを感じない
4点:ほとんどべたつきを感じない
3点:ややべたつきを感じる
2点:べたつきを感じる
1点:非常にべたつきを感じる
(d)4段階判定基準
(判定):(評点の平均点)
◎ :4点を超える :非常に良好
○ :3点を超える4点以下 :良好
△ :2点を超える3点以下 :やや不良
× :2点以下 :不良
成分(a)の含有質量が1.5%未満である比較例1は、紫外線防御能に劣るものであった。成分(a)の含有質量が5.5%を超える比較例2は、結晶析出抑制、紫外線防御能、みずみずしい伸び広がり、べたつかない感触に劣るものであった。
成分(c)を含有せず、代わりにアクリル酸ナトリウム・アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体を含有する比較例3は、乳化安定性、みずみずしい伸び広がりべたつかない感触に劣るものであった。
含有質量の合計{(d)+(e)}が0.3%未満である比較例4は、乳化安定性、結晶析出抑制、紫外線防御能に劣るものであった。含有質量の合計{(d)+(e)}が1.5%を超える比較例5は、みずみずしい伸び広がり、べたつかない感触に劣るものであった。
成分(d)を含有せず、代わりに25℃で固形の界面活性剤を含有する比較例6は、結晶析出抑制、みずみずしい伸び広がり、べたつかない感触に劣るものであった。
成分(e)を含有せず、代わりに25℃で固形であるHLBが12以上である界面活性剤であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(80E.O.)、ポリオキシエチレンフィトステロール(30E.O.)をそれぞれ含有する比較例7、8はいずれも結晶析出抑制、みずみずしい伸び広がり、べたつかない感触に劣るものであった。
成分(d)、(e)を含有せず、代わりにHLBが10.5である25℃で液状の界面活性剤であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(20E.O.)を含有する比較例9は乳化安定性、結晶析出抑制、紫外線防御能に劣るものであった。
セトステアリルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、ステアリン酸グリセリルをそれぞれ実質的に含有する比較例10~13は、みずみずしい伸び広がり、べたつかない感触に劣るものであった。
含有質量割合(b)/(a)が3未満である比較例14は、結晶析出抑制、紫外線防御能に劣るものであった。含有質量割合(b)/(a)が7を超える比較例15は、乳化安定性、紫外線防御能、みずみずしい伸び広がり、べたつかない感触に劣るものであった。
成分 (%)
(1) ステアリン酸 0.1
(2) オレイン酸 0.001
(3) モノステアリン酸グリセリル 0.001
(4) スクワラン 1.0
(5) パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル 10.0
(6) デカメチルシクロペンタシロキサン 2.0
(7) ジメチルポリシロキサン(25℃における粘度10cs) 2.0
(8) p-メンタン-3,8-ジオール 1.0
(9)ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルエステル 1.0
(10)2,4-ビス{[4-(2-エチルヘキシルオキシ)-2-ヒドロキシ]-フェニル}-6-(4-メトキシフェニル)-1,3,5-トリアジン 1.5
(11)トリエトキシカプリリルシラン処理微粒子酸化チタン
(平均粒子径30nm、トリエトキシカプリリルシラン処理量3%) 15.0
(12)精製水 残量
(13)セスキオレイン酸ソルビタン(HLB=3.7) 0.1
(14)モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(HLB=13.5)0.4
(15)水素添加大豆リン脂質 0.1
(16)1,3-ブチレングリコール 10.0
(17)トリエタノールアミン 0.2
(18)カルボキシビニルポリマー 0.2
(19)NaOH 0.05
(20)ジメチルシリル化シリカ (注1) 0.1
(21)シリカ (注2) 0.1
(注1)AEROSIL R972(日本アエロジル社製)
(注2)AEROSIL 380S(日本アエロジル社製)
A:成分1~10を70℃で加温溶解する。
B:Aに成分11を添加して均一分散させる。
C:成分12~21を70℃で加温溶解する。
D:CにBを添加、混合攪拌して、乳化し、水中油型の日焼け止めクリームを得た。
実施例10は、乳化安定性、結晶析出抑制、紫外線防御能、みずみずしい伸び広がり、べたつかない感触に優れる水中油型の日焼け止めクリームであった。
(原液成分) (%)
(1) イソノナン酸イソトリデシル 5.0
(2) イソステアリン酸 0.001
(3) オレイルアルコール 0.001
(4) スクワラン 3.0
(5) パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル 1.0
(6) デカメチルシクロペンタシロキサン 2.0
(7) ジメチルポリシロキサン(25℃における粘度10cs) 1.0
(8) セラミド3 0.01
(9)ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルエステル 0.5
(10)2,4-ビス{[4-(2-エチルヘキシルオキシ)-2-ヒドロキシ]-フェニル}-6-(4-メトキシフェニル)-1,3,5-トリアジン 1.5
(11)ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸2-エチルヘキシル
0.2
(12)精製水 残量
(13)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(10E.O.)(HLB=6.5) 0.1
(14)イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(20E.O.)(HLB=13.0)
0.4
(15)水素添加大豆リン脂質 0.01
(16)1,3-ブチレングリコール 10.0
(17)トリエタノールアミン 0.01
(18)カルボキシビニルポリマー 0.1
(19)NaOH 0.01
(20)クエン酸 0.01
(21)クエン酸Na 0.01
(22)水溶性コラーゲン (注3) 0.01
(23)ヒアルロン酸ナトリウム (注4) 0.01
(24)コンドロイチン硫酸ナトリウム (注5) 0.01
(25)ローズマリー水 (注6) 0.01
(26)ユズ抽出液 (注7) 0.01
(27)チャエキス (注8) 0.01
(28)チャ葉エキス (注9) 0.01
(29)海洋深層水 (注10) 0.01
(30)レスベラトロール 0.001
(31)カフェイン 0.001
(注3) PANCOGEN MARINE(GATTEFOSSE社製)
(注4) ヒアルロン酸FCH-SU(キッコーマンフードケミファ社製)
(注5) コンドロイチン硫酸ナトリウム(マルハニチロ食品社製)
(注6) ローズマリー水K(香栄興業社製)
(注7) ユズ抽出液-J(丸善製薬社製)
(注8) 緑茶抽出液BG(丸善製薬社製)
(注9) 紅茶リキッド(一丸ファルコス社製)
(注10) 深層水(広貫堂社製)
A:成分1~11を70℃で加温溶解する。
B:成分12~16を70℃で加温溶解する。
C: BにAを添加、混合攪拌して、乳化する。
D: Cを室温まで冷却した後で、成分18を添加、混合し、さらに成分17、19を添加、混合する。
E:Dに成分20~31を添加、混合攪拌して、原液を得る。
F:Eで得られた原液6gをアルミ製耐圧容器に充填した後バルブを固着し、バルブを通じてLPG(0.15)24gを耐圧容器に充填し、日焼け止めスプレーを得た。
実施例11は、乳化安定性、結晶析出抑制、紫外線防御能、みずみずしい伸び広がり、べたつかない感触に優れる水中油型の日焼け止めスプレーであった。
Claims (3)
- 次の成分(a)~(f);
(a)ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルエステル、2,4-ビス{[4-(2-エチルヘキシルオキシ)-2-ヒドロキシ]-フェニル}-6-(4-メトキシフェニル)-1,3,5-トリアジン、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸2-エチルヘキシル、2,4,6-トリス[4-(2-エチルヘキシルオキシカルボニル)アニリノ]-1,3,5-トリアジン及び4-tert-ブチル-4’-メトキシジベンゾイルメタンから選ばれる一種又は二種以上
(b)25℃で液状である、シリコーン油、高級アルコール、IOB値が0.1~0.35であるエステル油、イソステアリン酸、オレイン酸及びスクワランから選ばれる一種又は二種以上
(c)カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー
(d)HLBが7以下、かつ25℃で液状である、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油及びセスキオレイン酸ソルビタンから選択された一種又は二種以上
(e)HLBが12以上、かつ25℃で液状である、ポリグリセリン脂肪酸エステル、脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタン及びイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルから選択された一種又は二種以上
(f)水
を含有し、
25℃で固体の高級アルコールおよびモノグリセリドを、含まない、又は水中油型乳化組成物全量に対して0.1質量%以下の含有質量にて含有し、
成分(a)の含有質量が、水中油型乳化組成物全量に対して1.5~5.5質量%であり、
成分(b)の含有質量が、水中油型乳化組成物全量に対して12~20質量%であり、
成分(a)と(b)の含有質量割合(b)/(a)が3~7であり、
成分(c)の含有質量が、水中油型乳化組成物全量に対して0.05~0.5質量%であり、
成分(d)と成分(e)の含有質量の合計{(d)+(e)}が0.3~1.5質量%である水中油型乳化組成物。 - 前記成分(b)が、ポリシリコーン-15、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、イソノナン酸イソトリデシル、ジカプリン酸プロピレングリコール、スクワラン、イソステアリン酸、オレイン酸、オレイルアルコール、デカメチルシクロペンタシロキサン及びジメチルポリシロキサンから選択された一種又は二種以上である請求項1の項に記載の水中油型乳化組成物。
- 水性成分、水溶性高分子(成分(c)を除く)及び粉体から選択された一種又は二種以上を含有する、請求項1又は2の項に記載の水中油型乳化組成物。
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