JP5640707B2 - 割符の製造方法 - Google Patents
割符の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5640707B2 JP5640707B2 JP2010272942A JP2010272942A JP5640707B2 JP 5640707 B2 JP5640707 B2 JP 5640707B2 JP 2010272942 A JP2010272942 A JP 2010272942A JP 2010272942 A JP2010272942 A JP 2010272942A JP 5640707 B2 JP5640707 B2 JP 5640707B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tally
- manufacturing
- information
- sheet
- printed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Sorting Of Articles (AREA)
Description
また、前記割符情報の印字と前記割符領域の着色は、インクジェットプリンタを使用すること、を特徴とする製造方法である。
さらに、本発明によれば、割符となるシートに圧着はがきとは異なる着色を施すことで、その着色が区分けを行なう際の目印となるため、圧着はがき本紙に直接区分けの目印を印刷する必要がなくなり、製品価値を低下させる事態を防ぐことが可能である。
まず、本発明にかかる製造工程の全体の概要を簡単に説明する。最初に、連続用紙からなる糊の塗布されたシートをオフセット印刷機などの輪転機にセットし、共通情報を印刷する。次に、個人ごとに異なる個別情報を印字工程で印字する。この印字工程の際に個別情報とともに本発明の特徴である割符情報も印字する。本発明の割符は着色する必要があるため、インクジェットプリンタを使用するのが好ましい。また、印字の定義として個別情報と割符情報を印字することだけではなく、割符自体に着色することも含むこととする。さらに、印字後はシートをはがきサイズに断裁し、圧着機ではがきを圧着する。ここで、本発明のもう1つの特徴は、割符にのみ、圧着後所定の位置にミシン目を形成するということである。最後に、割符を先頭として、次の割符までの圧着はがきを結束する。その際割符は、所定の位置に形成されたミシン目にそって切り離した大きさにしておく。
図6は本発明の割符の使用方法を説明する図である。はがきサイズに断裁された圧着はがきを結束させたあと、割符1の割符領域7をミシン目2、ミシン目3から切り取り、結束された圧着はがきの束に添付して郵便局へ差し出す。ここで、ミシン目加工には、レーザー加工やミシン刃を使用する方法など多種類の方法を用いることが可能である。また、ミシン目以外にハーフカットでもよい。さらに、ミシン目加工やハーフカットは、必ずしもZ折りされた割符を貫通しなくてもよく、割符領域のみを切り離せる程度に加工できればよい。
図7、図8は本発明の割符の変形例を示す図である。割符の着色領域は、割符領域のみに限らず、図7のように圧着はがき全体に着色を施してもよく、図8のように割符領域と割符の四周縁部に着色を施してもよい。割符領域のみ着色されている場合は、搬送工程において圧着はがきが運ばれてくる際に、割符は他の圧着はがきと同様に重ねられ、一部のみ視認できる状態で搬送されるため、割符情報に気づかずに見過ごしてしまう場合がある。そこで図7のように割符全体に着色を施すことで、一部重なっていない領域の着色の視認がしやすくなることで割符情報を見過ごすリスクが減り、より効率的にはがきの区分けをすることができる。また、図8のように割符の割符領域と四周縁部のみに着色を施すようにすれば、視認がしやすくなることに加えて使用するインキの量を減らすことができ、コストダウンにつながる。その他、割符の着色が区分けの目印になるような形態であれば特に着色領域は限定されない。
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。変形例として、印刷工程で共通情報を印刷し、印字工程で個別情報と割符情報を印字する方法の他に、全ての項目をインクジェットプリンタで印字する方法でもよい。その場合は、連続用紙からなる糊の塗布されたシートをオフセット印刷機ではなく、そのままインクジェットプリンタにセットし、共通情報と個別情報、割符情報を同時に印字していく。この時、すべての情報を一括して印字することができるので複数の製造工程を経由する必要がなく、効率的である。
2……分離予定線
3……分離予定線
4……郵便番号
5……差出通数
6……割符の種類
7……割符領域
10……シート
12……折り線
13……折り線
14……お知らせ
15……明細部分のレイアウト
16……金額情報の単位
17……郵便番号
18……宛名
19……請求金額
20……印字データ
S21……断裁工程
S22……圧着工程
S23……ミシン目加工工程
Claims (7)
- 連続シートを用いて圧着はがきを製造する際に、連続シートの所定の位置に郵便番号区分けに関する情報を割符情報として印字する印字工程と、
前記連続シートを圧着後、前記割符情報が印字されたシートを割符の大きさに分離可能な分離予定線を前記シートに加工する加工工程と、
を有することを特徴とする割符の製造方法。 - 請求項1記載の割符の製造方法において、
前記加工工程は、ミシン目加工またはハーフカット加工であること、
を特徴とする割符の製造方法。 - 請求項1または請求項2記載の割符の製造方法において、
割符情報を印字するシートには、前記割符情報に加え、前記分離予定線も印字されてい
ること、
を特徴とする割符の製造方法。 - 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の割符の製造方法において、
前記分離予定線で囲まれた割符領域には、割符の種類に応じた着色が施されていること 、
を特徴とする割符の製造方法。 - 請求項4に記載の割符の製造方法において、
前記割符情報が印字されたシートには、前記割符領域を含めた全面に着色が施されて
いること、
を特徴とする割符の製造方法。 - 請求項4に記載の割符の製造方法において、
前記割符情報が印字されたシートには、前記割符領域と、シートの四周縁部とに着色
が施されていること、
を特徴とする割符の製造方法。 - 請求項4から請求項6までのいずれか一項に記載の割符の製造方法において、
前記割符情報の印字と前記割符領域の着色は、インクジェットプリンタを使用すること 、
を特徴とする割符の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010272942A JP5640707B2 (ja) | 2010-12-07 | 2010-12-07 | 割符の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010272942A JP5640707B2 (ja) | 2010-12-07 | 2010-12-07 | 割符の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012120968A JP2012120968A (ja) | 2012-06-28 |
JP5640707B2 true JP5640707B2 (ja) | 2014-12-17 |
Family
ID=46503014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010272942A Active JP5640707B2 (ja) | 2010-12-07 | 2010-12-07 | 割符の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5640707B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08323300A (ja) * | 1995-06-01 | 1996-12-10 | Dainippon Printing Co Ltd | 情報札発行装置および物品区分装置 |
JP3789570B2 (ja) * | 1996-09-20 | 2006-06-28 | 大日本印刷株式会社 | 郵便物区分けシステム |
JP2000061405A (ja) * | 1998-08-17 | 2000-02-29 | Dainippon Printing Co Ltd | 郵便物の区分け装置及び郵便物の区分け方法 |
JP4070338B2 (ja) * | 1998-12-22 | 2008-04-02 | 共同印刷株式会社 | 感圧圧着型連続フォーム |
JP2005074997A (ja) * | 2003-09-02 | 2005-03-24 | K D K Kk | 圧着紙葉類用用紙 |
JP2005138517A (ja) * | 2003-11-10 | 2005-06-02 | Kiyoshi Hirose | 葬送用のメッセージ用紙 |
JP2007210255A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Casio Electronics Co Ltd | 用紙印刷・後処理における用紙ジャム自動復旧システム |
-
2010
- 2010-12-07 JP JP2010272942A patent/JP5640707B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012120968A (ja) | 2012-06-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1626872B1 (en) | Method for forming a document set | |
JP4951719B2 (ja) | 冊子状印刷物製造装置及び、製造方法 | |
US20080035534A1 (en) | Method of delivering a printed product to a binding or mailing line | |
US8102549B2 (en) | System and method for improved print job scheduling | |
JP2009502668A (ja) | 郵便物封書作成方法と同方法実施機械 | |
JP2016087938A (ja) | 書籍の製造装置及び方法 | |
JP5640707B2 (ja) | 割符の製造方法 | |
JP2009269366A (ja) | 冊子状フォーム | |
US6560602B1 (en) | Certified mailer and method of using the same | |
EP2041014B1 (en) | Method for identifying envelope groups | |
US9738107B2 (en) | Targeted mass mailing system and method | |
JP2001180157A (ja) | 2ウェーブ処理システム | |
JP4848615B2 (ja) | 折りたたみフォーム | |
JP2002293303A (ja) | 封入封緘システム | |
US20140141953A1 (en) | Single pass printing of mailer envelopes and contents | |
JP5983338B2 (ja) | マーキング装置 | |
JP3186901U (ja) | 支払調書送付シート | |
EP2712818B1 (en) | Method and plant for applying labels | |
JPH0890957A (ja) | 複写伝票およびその作成方法 | |
JP2019105755A (ja) | タグラベルの基材シートおよびそれを用いるタグラベルならびにタグラベルの製造方法および装置 | |
JPH0781270A (ja) | Ocr帳票付き冊子 | |
JP2005138471A (ja) | 情報伝達媒体 | |
JP2009012189A (ja) | 取引方法および圧着印刷物 | |
Porter | Printers' secrets for advertising specialties | |
PL225629B1 (pl) | Sposób produkcji spersonalizowanej koperty |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20130823 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131017 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140703 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140715 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140901 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140930 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141013 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5640707 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |