JP5638697B2 - 高純度銅クロム合金スパッタリングターゲット - Google Patents

高純度銅クロム合金スパッタリングターゲット Download PDF

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Description

本発明は、半導体用銅合金配線を形成するために有用な高純度銅クロム合金、特に均一性(ユニフォーミティ)に優れた薄膜を形成することが可能な高純度銅クロム合金スパッタリングターゲットに関する。
従来、半導体素子の配線材料としてAl合金(比抵抗:3.0μΩ・cm程度)が使われてきたが、配線の微細化に伴い、より抵抗の低い銅配線(比抵抗:2.0μΩ・cm程度)が実用化されてきた。銅配線の形成プロセスとしては、配線又は配線溝にTaやTaNなどの拡散バリア層を形成した後、銅をスパッタ成膜することが一般に行われる。銅は通常、純度4N(ガス成分抜き)程度の電気銅を粗金属として湿式や乾式の高純度化プロセスによって、5N〜6Nの高純度のものを製造し、これをスパッタリングターゲットとして使用していた。
上記の通り、半導体用配線として、銅は非常に有効であるが、銅自体が非常に活性な金属で拡散し易く、半導体Si基板又はその上の絶縁膜を通してSi基板又はその周囲を汚染するという問題が発生している。特に配線の微細化に伴い、従来のTaやTaNの拡散バリア層を形成するだけでは十分でなく、銅配線材そのものの改良も要求されている。これまで銅配線材としては、銅(Cu)にマンガン(Mn)又はクロム(Cr)を添加して、Cu合金中のMn又はCrが絶縁膜の酸素と反応して自己形成的にバリア層を形成する、いわゆる自己拡散抑制機能(エレクトロマイグレーション抵抗)を備えた銅合金が、提案されている。
上記の半導体用銅合金配線は、銅クロム合金又は銅マンガン合金スパッタリングターゲットを用いて形成されるが、半導体デバイスの微細化・高密度化・高集積化、配線層の微細化・多層化が進むに連れて、従来では問題とならなかった、配線層の膜厚やシート抵抗における面内バラツキが、ウエハから得られるチップ(製品)の歩留まりに影響を与えるという問題が発生している。そのため、バラツキの少ない薄膜(配線)を成膜することができる銅合金スパッタリングターゲットが求められている。
本願発明は、特に高純度銅クロム合金スパッタリングターゲットに着目するものであるが、関連する公知技術を紹介すると、次の通りとなる。
特許文献1には、約20μm〜約150μmの範囲の制御された粒度のCu粉末と、約20μm〜約150μmの範囲の制御された粒度のCr粉末とを混合して、全酸素含有量が900ppm未満の混合粉末を形成する段階、およびこの粉末を理論密度の少なくとも90%となるように少なくとも約1時間にわたって圧縮する段階によって製造する低酸素高密度Cu/Crスパッタ・ターゲットの製造方法が記載されている。しかし、この文献1には、Crの分散性及び不純物の問題に関する記載がない。
特許文献2には、Cuを主体とするマトリックスに、該マトリックスに非固溶な遷移金属元素相、たとえば(Cr、Co、Mo、W、Fe、Nb、V)が分散している電極膜形成用Cu系スパッタリングターゲットおよびその製造方法ならびにCu系電極膜が記載され、実施例ではCu−10at%Crのターゲットの例がある。しかし、この文献2には、Crの分散性及び不純物の問題に関する記載がない。
特許文献3には、かさ密度が理論値の30%〜50%で、厚さに対する半径の比が少なくとも5である圧縮ターゲット素材のCr−Cu合金からなる高密度スパッタ・ターゲットの製造方法が記載されている。しかし、この文献3には、Crの分散性及び不純物の問題に関する記載がない。
特許文献4には、Cuが90原子%より大である銅合金から製造した導電線のための材料は、0.5〜10原子%のCa、Sr、Ba、Sc、Y、ランタニド、Cr、Ti、Zr、Hf、Siからなる群から選択した1種又は複数の元素および0〜5原子%のMg、V、Nb、Ta、Mo、W、Ag、Au、Fe、Bからなる群から選択した1種又は複数の元素を含む銅合金から製造した導電線のための材料が記載されている。しかし、この文献4には、Crの分散性及び不純物の問題に関する記載がない。
特許文献5には、Cuと、Al、Ag、Co、Cr、Ir、Fe、Mo、Ti、Pd、Ru、Ta、Sc、Hf、Zr、V、Nb、Y、および希土類金属から成るグループから選択される合計で0.001〜10 wt%の一つ以上の合金元素とから成る非常に小さな結晶粒径と高エレクトロマイグレーション抵抗とを有する銅スパッタリングターゲットおよびそれを製造する方法が記載されている。しかし、この文献5には、Crの分散性の問題に関する記載がない。
特許文献6は、本出願人により提案された半導体素子の配線材であり、Mn0.05〜5wt%を含有し、Sb、Zr、Ti、Cr、Ag、Au、Cd、In、Asから選択した1又は2以上の元素の総量が10wtppm以下、残部Cuである半導体用銅合金配線を形成するためのスパッタリングターゲットが記載されている。
これは自己拡散抑制機能を向上させるために有効であるが、ウエハ上に成膜した銅合金薄膜の面内バラツキを少なくすることを目的とするものではない。
特許文献7には、Al:0.01〜0.5(未満)wt%、Mn:0.25wtppm以下、Sb,Zr,Ti,Cr,Ag,Au,Cd,In,Asから選択した1又は2以上を総量で1.0wtppm以下である銅合金スパッタリングターゲット及びその製造方法並びに半導体素子配線が記載されている。しかし、この文献7には、Crの分散性の問題に関する記載がない。
特許文献8には、Al:0.5〜4.0wt%、Si:0.5wt%以下、あるいはSn:0.5〜4.0wt%、Mn:0.5wtppm以下、Sb,Zr,Ti,Cr,Ag,Au,Cd,In,Asから選択した1又は2以上を総量で1.0wtppm以下である銅合金スパッタリングターゲット及び半導体素子配線が記載されている。しかし、この文献8には、Crの分散性の問題に関する記載がない。
以上文献8では、銅クロム合金を用いた半導体素子配線に関する技術が開示されているが、該合金中に含まれるクロムに関する問題についての認識がない点で共通している。
特開2001−073127号公報 特開平11−50242号公報 特許第4435386号公報 特表2008−506040号公報 特表2010−502841号公報 特開2006−73863号公報 国際公開WO2004/083482号公報 特開2009−114539号公報
本発明は、銅に適切な量のCr元素を添加すると共に、スパッタリングターゲットのCrの面内バラツキ(偏析)を少なくすることにより、均一性(ユニフォーミティ)に優れた薄膜を形成することを課題とする。これによって、微細化・高集積化が進む半導体製品の歩留まりや信頼性を向上することを可能とする。また、自己拡散抑制機能を有し、活性なCuの拡散による配線周囲の汚染を効果的に防止することができる、エレクトロマイグレーション(EM)耐性、耐食性等に優れた半導体用銅合金配線の形成に有用な高純度銅クロム合金スパッタリングターゲットを提供する。
上記の課題を解決するために、本発明は、以下の発明を提供するものである。
1)Cr0.1〜10wt%を含有し、残部がCu及び不可避的不純物である高純度銅クロム合金スパッタリングターゲットであって、当該ターゲット表面において、ランダムに選んだ5箇所の100μm角の範囲のCrの析出粒子数をカウントし、カウントされたCr析出粒子の最多場所と、最少場所のカウント数の差が40個未満であることを特徴とする高純度銅クロム合金スパッタリングターゲット。但し、この場合のCr析出粒子とは、Cr含有量が70%以上であり、粒の大きさが1〜20μmである粒子を意味する。
2)Na及びKの含有量がそれぞれ5wtppm以下、Fe、Al、Mgの含有量がそれぞれ1wtppm以下であることを特徴とする上記1)記載の高純度銅クロム合金スパッタリングターゲット。
3)S及びClの含有量がそれぞれ1wtppm以下であることを特徴とする上記1)〜2)のいずれか一項に記載の高純度銅クロム合金スパッタリングターゲット。
4)C及びOの含有量がそれぞれ10wtppm以下であることを特徴とする上記1)〜3)のいずれか一項に記載の高純度銅クロム合金スパッタリングターゲット。
5)U及びThの含有量がそれぞれ1wtppb以下であることを特徴とする上記1)〜4)のいずれか一項に記載の高純度銅クロム合金スパッタリングターゲット。
本発明の高純度銅クロム合金スパッタリングターゲットは、銅に適切な量のCr元素を添加すると共に、スパッタリングターゲットのCrの面内バラツキ(偏析)を少なくすることにより、膜厚均一性(ユニフォーミティ)に優れた薄膜を形成することができ、これにより、微細化・高集積化が進む半導体製品の歩留まりや信頼性を向上することが可能となる。また、自己拡散抑制機能を有し、活性なCuの拡散による配線周囲の汚染を効果的に防止することができる、エレクトロマイグレーション(EM)耐性、耐食性等を向上させることができるという優れた効果を有する。
Crの析出粒子数をカウントする原理を説明する図である。 高純度銅クロム合金ターゲットの代表的な製造プロセスを示す図である。 実施例及び比較例のターゲット表面の組織の写真である。 実施例及び比較例のターゲットの機械加工面を示す図である。
本発明において、高純度銅クロム合金に含まれるCrは0.1wt%以上、10wt%以下とするのが望ましい。Cr0.1wt%未満では、自己拡散抑制機能が小さくなり、Cr10wt%を超えると抵抗が増大し、半導体用銅合金配線としての機能は低下するため好ましくない。さらに好ましくは、Cr0.1〜5wt%を含有する銅合金である。
また、本発明の高純度銅クロム合金スパッタリングターゲットの大きな特徴点の一つは、ターゲット表面において、ランダムに選んだ5箇所の100μm角の範囲のCrの析出粒子数をカウントし、カウントされたCr析出粒子の最多場所と、最少場所のカウント数の差を40個未満であるターゲットを提供する。これは、ターゲット中のCrの偏析を著しく減少させた結果である。図1に、Crの析出粒子数をカウントする原理を説明する図を示す。
なお、この場合のCr析出粒子は、Cr含有量が70%以上であり、粒の大きさが1〜20μmである粒子を意味する。Cr析出粒子は、周囲のCu又は酸素と結合した粒子として形成される場合があるので、Crの偏析が問題となるのは、このような粒子の中でCr含有量が70%以上のものが対象となる。
このような粒子において、粒の大きさが1μm未満であれば、ターゲット中におけるCrの偏析が特に問題となることはない。また、粒の大きさが20μmを超えるようなものが存在する場合には、そもそも偏析の直接的な原因となるもので、本願発明においては、このようなターゲットは含まれない。したがって、本願発明における粒子の形態は上記の通りである。
その他、Na及びKの含有量がそれぞれ5wtppm以下とすること、U及びThの含有量がそれぞれ1wtppb以下とすることが、配線を形成した際に周りの材料(バリア材、基盤など)を汚染しデバイス性能に影響を与えるのを抑制するために有効である。又、Fe、Al、Mgの含有量がそれぞれ1wtppm以下とすること、S及びClの含有量がそれぞれ1wtppm以下とすること、C及びOの含有量がそれぞれ10wtppm以下とすることが、スパッタで成膜した膜の電気抵抗を下げるために有効である。本願発明は、これらを包含する。
また、本発明において付加的な要素ではあるが、当該ターゲット表面におけるビッカース硬さの面内バラツキ(CV値)を15%以下とするのが望ましい。なお、CV値は、(標準偏差÷平均値)×100(%)で算出される。
ターゲット表面におけるビッカース硬さの面内バラツキが15%を超えると、成膜速度の変動やCrのスパッタ率の変動が増加するため好ましくない場合が多い。したがって、ビッカース硬さの面内バラツキを15%以下とするのが望ましいと言える。なお、ビッカース硬さの平均値は60〜95Hvである。
B、P、Mn、Ni、Sb、Asから選択した1成分以上の元素が0.1wtppm以上10wtppm以下を含有させることができる。これらの添加元素は、結晶組織の均一性を向上させる。0.1wtppm未満では、添加の効果がなく、10wtppmを超える添加量ではスパッタで成膜した膜の電気抵抗が高くなり過ぎるため好ましくないので、上記の添加量とする。
また、本発明において、高純度銅クロム合金スパッタリングターゲットの製造は、カーボンルツボ(坩堝)内に純度が6N以上である高純度銅と純度が5N以上である添加元素のクロムを入れて溶解する。または、予め純度が6N以上である高純度銅をカーボンルツボ(坩堝)内で溶解し、これに5N以上の純度を有するクロムを、目的とする成分組成となるように添加することもできる。代表的な製造プロセスを図2に示す。
このようにして得た合金を鋳造して、Cr0.1〜10wt%の高純度の銅クロム合金インゴットを得ることができる。その後、この銅クロム合金のインゴットを、所定の鍛造比で熱間鍛造し、その後所定の圧下率で圧延して圧延板を得る。
これをさらに、所定の温度及び時間で熱処理する。この後、バッキングプレートにボンディングし、仕上げ加工して、前記高純度銅クロム合金から作製されたスパッタリングターゲット組立体に製造する。
次に、実施例に基づいて本発明を説明する。以下に示す実施例は、理解を容易にするためのものであり、これらの実施例によって本発明を制限するものではない。すなわち、本発明の技術思想に基づく変形及び他の実施例は、当然本発明に含まれる。
(実施例1)
実施例1では、純度6Nの高純度銅(Cu)35kgを、カーボンルツボ(坩堝)を用いて高真空雰囲気中で溶解(溶解温度:1100°C以上)した。また、純度5Nの高純度クロム(Cr)量を調整し、銅の溶湯に投入した。Cr量は0.27wt%に調整した。
前記Crを投入して溶解した後、この銅クロム合金の溶湯を、高真空雰囲気中で水冷銅鋳型に鋳込んでインゴット(インゴット形状:φ174×113mmH)を得た。
次に、製造したインゴットの表面層を除去した後、鍛造(温度800〜900°C)し、インゴット形状φ262×50mmHとした。その後、熱間圧延(温度800〜900°C)し、12mmHとした。さらに、熱処理(温度800〜900°C)し、これを水冷してターゲット素材とした。これを機械加工で直径330mm、厚さ7mmのターゲットに加工した。
Cr組成、熱処理温度、冷却条件等を表1に示す。表1における熱処理温度は、圧延工程後の熱処理の温度を示し、冷却条件は、上記圧延工程後の熱処理で所定の時間・温度で保持終了後から、室温までの冷却する際の条件である。
なお、表1における空冷とは大気中での冷却を意味し、水冷とは常温での水で冷却した場合を意味する。大気中の温度又は水温のレベルは、0°C〜35°C程度の常識的な温度範囲を意図しているが、この範囲を超える場合でも、水冷と空冷とに大きな差異があるので、特に問題とはならない。
次に、前記図1に示す手法により、実施例1のターゲットについて、Crの析出粒子数をカウントした。この結果を同様に表1に示す。表1に示すように、Cr析出粒子数のばらつき(最多最少の差)は、2個であった。また、ターゲット表面の組織の写真を図3に、ターゲットの研磨面を図4に示す。ターゲット表面のCr粒子の個数が少ないのが確認できる。また、表面の外観写真においても、Crの偏析による加工表面の「むら」は発生せず、いずれも、良好な結果となった。
次に、スパッタリングによって形成した薄膜の膜質評価として、300mmの単結晶シリコンウエハ上に酸化シリコンを被覆させた後、下記スパッタリング条件で、実施例1のターゲットをスパッタして厚さ600nmの薄膜を成膜し、パーティクルの発生数(最大数)と、形成した薄膜のシート抵抗値を測定し、その膜厚均一性(ユニフォーミティ)を算出した。その結果を、同様に表1に示す。ユニフォーミティは、ウエハ上に形成した薄膜の任意の49点を測定し、その平均値と標準偏差から算出して求めた[(49点のシート抵抗値の標準偏差)÷(49点のシート抵抗値の平均値)×100(%)]。
(スパッタリング条件)
装置:Applied Materials社製 Endura
電源:直流方式
電力:40kW
到達真空度:5×10-6Pa
雰囲気ガス組成:Ar
スパッタガス圧:55Pa
スパッタ時間:6秒
表1に示す通り、実施例1では、パーティクルの発生数が28個(最大数)であり、またターゲットを用いて形成した薄膜の膜厚均一性(膜抵抗分布)は4.1%となった。長時間スパッタリングを続けても、膜厚均一性(ユニフォーミティ)が良好な結果を示していた。なお、パーティクルの評価は、当該ターゲットを用いてスパッタ成膜したウエハにおいて、KLA-Tencor社製Surfscanにてウエハ上のパーティクルをカウントする。カウントするパーティクルのサイズは0.2μm以上とする。
次に、実施例1のターゲットについて、分析データを表2に示す。この表2から明らかなように、不純物量が少なく、高純度銅クロム合金ターゲットが得られているのが確認できる。
(実施例2)
実施例2では、実施例1と同様に、純度6Nの高純度銅(Cu)35kgを、カーボンルツボ(坩堝)を用いて高真空雰囲気中で溶解(溶解温度:1100°C以上)した。また、純度5Nの高純度クロム(Cr)量を調整し、銅の溶湯に投入した。Cr量は10wt%に調整した。
前記Crを投入して溶解した後、この銅クロム合金の溶湯を、高真空雰囲気中で水冷銅鋳型に鋳込んでインゴット(インゴット形状:φ174×113mmH)を得た。
次に、製造したインゴットの表面層を除去した後、鍛造(温度800〜900°C)し、インゴット形状φ262×50mmHとした。その後、熱間圧延(温度800〜900°C)し、12mmHとした。さらに、熱処理(温度800〜900°C)し、これを水冷してターゲット素材とした。これを機械加工で直径330mm、厚さ7mmのターゲットに加工した。Cr組成、熱処理温度、冷却条件等を表1に示す。
次に、前記図1に示す手法により、実施例2のターゲットについて、Crの析出粒子数をカウントした。この結果を同様に表1に示す。表1に示すように、Cr析出粒子数のばらつき(最多最少の差)は、27個であった。また、ターゲット表面の組織の写真を図3に、ターゲットの研磨面を図4に示す。ターゲット表面のCr粒子の個数は、実施例1よりもやや多いが、後述する比較例に比べて著しく少ないのが確認できる。また、表面の外観写真においても、Crの偏析による加工表面の「むら」は発生せず、いずれも、良好な結果となった。
次に、スパッタリングによって形成した薄膜の膜質評価として、300mmの単結晶シリコンウエハ上に酸化シリコンを被覆させた後、実施例1と同様のスパッタリング条件で、実施例2のターゲットをスパッタして厚さ600nmの薄膜を成膜し、パーティクルの発生数(最大数)と、形成した薄膜のシート抵抗値を測定し、その膜厚均一性(ユニフォーミティ)を算出した。その結果を、同様に表1に示す。ユニフォーミティは、ウエハ上に形成した薄膜の任意の49点を測定し、その平均値と標準偏差から算出して求めた[(49点のシート抵抗値の標準偏差)÷(49点のシート抵抗値の平均値)×100(%)]。
表1に示す通り、実施例2では、パーティクルの発生数が41個(最大数)であり、またターゲットを用いて形成した薄膜の膜厚均一性(膜抵抗分布)は3.6%となった。長時間スパッタリングを続けても、膜厚均一性(ユニフォーミティ)が良好な結果を示していた。
次に、実施例2のターゲットについて、分析データを表2に示す。この表2から明らかなように、不純物量が少なく、高純度銅クロム合金ターゲットが得られているのが確認できる。
(実施例3)
実施例3では、実施例1と同様に、純度6Nの高純度銅(Cu)35kgを、カーボンルツボ(坩堝)を用いて高真空雰囲気中で溶解(溶解温度:1100°C以上)した。また、純度5Nの高純度クロム(Cr)量を調整し、銅の溶湯に投入した。Cr量は0.1wt%に調整した。
前記Crを投入して溶解した後、この銅クロム合金の溶湯を、高真空雰囲気中で水冷銅鋳型に鋳込んでインゴット(インゴット形状:φ174×113mmH)を得た。
次に、製造したインゴットの表面層を除去した後、鍛造(温度800〜900°C)し、インゴット形状φ262×50mmHとした。その後、熱間圧延(温度800〜900°C)し、12mmHとした。さらに、熱処理(温度800〜900°C)し、これを水冷してターゲット素材とした。これを機械加工で直径330mm、厚さ7mmのターゲットに加工した。Cr組成、熱処理温度、冷却条件等を表1に示す。
次に、前記図1に示す手法により、実施例3のターゲットについて、Crの析出粒子数をカウントした。この結果を同様に表1に示す。表1に示すように、Cr析出粒子数のばらつき(最多最少の差)は、7個であった。また、ターゲット表面の組織の写真を図3に、ターゲットの研磨面を図4に示す。ターゲット表面のCr粒子の個数は、実施例1よりもやや多いが、後述する比較例に比べて著しく少ないのが確認できる。また、表面の外観写真においても、Crの偏析による加工表面の「むら」は発生せず、いずれも、良好な結果となった。
次に、スパッタリングによって形成した薄膜の膜質評価として、300mmの単結晶シリコンウエハ上に酸化シリコンを被覆させた後、実施例1と同様のスパッタリング条件で、実施例3のターゲットをスパッタして厚さ600nmの薄膜を成膜し、パーティクルの発生数(最大数)と、形成した薄膜のシート抵抗値を測定し、その膜厚均一性(ユニフォーミティ)を算出した。その結果を、同様に表1に示す。ユニフォーミティは、ウエハ上に形成した薄膜の任意の49点を測定し、その平均値と標準偏差から算出して求めた[(49点のシート抵抗値の標準偏差)÷(49点のシート抵抗値の平均値)×100(%)]。
表1に示す通り、実施例3では、パーティクルの発生数が26個(最大数)であり、またターゲットを用いて形成した薄膜の膜厚均一性(膜抵抗分布)は3.4%となった。長時間スパッタリングを続けても、膜厚均一性(ユニフォーミティ)が良好な結果を示していた。
次に、実施例3のターゲットについて、分析データを表2に示す。この表2から明らかなように、不純物量が少なく、高純度銅クロム合金ターゲットが得られているのが確認できる。
(実施例4)
実施例4では、実施例1と同様に、純度6Nの高純度銅(Cu)35kgを、カーボンルツボ(坩堝)を用いて高真空雰囲気中で溶解(溶解温度:1100°C以上)した。また、純度5Nの高純度クロム(Cr)量を調整し、銅の溶湯に投入した。Cr量は5.0wt%に調整した。
前記Crを投入して溶解した後、この銅クロム合金の溶湯を、高真空雰囲気中で水冷銅鋳型に鋳込んでインゴット(インゴット形状:φ174×113mmH)を得た。
次に、製造したインゴットの表面層を除去した後、鍛造(温度800〜900°C)し、インゴット形状φ262×50mmHとした。その後、熱間圧延(温度800〜900°C)し、12mmHとした。さらに、熱処理(温度800〜900°C)し、これを水冷してターゲット素材とした。これを機械加工で直径330mm、厚さ7mmのターゲットに加工した。Cr組成、熱処理温度、冷却条件等を表1に示す。
次に、前記図1に示す手法により、実施例4のターゲットについて、Crの析出粒子数をカウントした。この結果を同様に表1に示す。表1に示すように、Cr析出粒子数のばらつき(最多最少の差)は、16個であった。また、ターゲット表面の組織の写真を図3に、ターゲットの研磨面を図4に示す。ターゲット表面のCr粒子の個数は、実施例1よりもやや多いが、後述する比較例に比べて著しく少ないのが確認できる。また、表面の外観写真においても、Crの偏析による加工表面の「むら」は発生せず、いずれも、良好な結果となった。
次に、スパッタリングによって形成した薄膜の膜質評価として、300mmの単結晶シリコンウエハ上に酸化シリコンを被覆させた後、実施例1と同様のスパッタリング条件で、実施例4のターゲットをスパッタして厚さ600nmの薄膜を成膜し、パーティクルの発生数(最大数)と、形成した薄膜のシート抵抗値を測定し、その膜厚均一性(ユニフォーミティ)を算出した。その結果を、同様に表1に示す。ユニフォーミティは、ウエハ上に形成した薄膜の任意の49点を測定し、その平均値と標準偏差から算出して求めた[(49点のシート抵抗値の標準偏差)÷(49点のシート抵抗値の平均値)×100(%)]。
表1に示す通り、実施例4では、パーティクルの発生数が34個(最大数)であり、またターゲットを用いて形成した薄膜の膜厚均一性(膜抵抗分布)は3.7%となった。長時間スパッタリングを続けても、膜厚均一性(ユニフォーミティ)が良好な結果を示していた。
次に、実施例4のターゲットについて、分析データを表2に示す。この表2から明らかなように、不純物量が少なく、高純度銅クロム合金ターゲットが得られているのが確認できる。
(比較例1)
比較例1では、実施例1と同様に、純度6Nの高純度銅(Cu)35kgを、カーボンルツボ(坩堝)を用いて高真空雰囲気中で溶解(溶解温度:1100°C以上)した。また、純度5Nの高純度クロム(Cr)量を調整し、銅の溶湯に投入した。Cr量は0.9wt%に調整した。これは、発明のCr量の範囲にある。
前記Crを投入して溶解した後、この銅クロム合金の溶湯を、高真空雰囲気中で水冷銅鋳型に鋳込んでインゴット(インゴット形状:φ174×113mmH)を得た。
次に、製造したインゴットの表面層を除去した後、鍛造(温度800〜900°C)し、インゴット形状φ262×50mmHとした。その後、熱間圧延(温度800〜900°C)し、12mmHとした。さらに、熱処理(温度800〜900°C)し、これを空冷してターゲット素材とした。これを機械加工で直径330mm、厚さ7mmのターゲットに加工した。Cr組成、熱処理温度、冷却条件等を表1に示す。比較例1では空冷とした。
次に、前記図1に示す手法により、比較例1のターゲットについて、Crの析出粒子数をカウントした。この結果を同様に表1に示す。表1に示すように、Cr析出粒子数のばらつき(最多最少の差)は、60個と増加した。また、ターゲット表面の組織の写真を図3に、ターゲットの研磨面を図4に示す。ターゲット表面のCr粒子の個数は、実施例に比べて著しく増加したのが確認できる。また、表面の外観写真においても、Crの偏析による加工表面の「むら」が発生しており、いずれも、不良となった。
次に、スパッタリングによって形成した薄膜の膜質評価として、300mmの単結晶シリコンウエハ上に酸化シリコンを被覆させた後、実施例1と同様のスパッタリング条件で、比較例1のターゲットをスパッタして厚さ600nmの薄膜を成膜し、パーティクルの発生数(最大数)と、形成した薄膜のシート抵抗値を測定し、その膜厚均一性(ユニフォーミティ)を算出した。その結果を、同様に表1に示す。ユニフォーミティは、ウエハ上に形成した薄膜の任意の49点を測定し、その平均値と標準偏差から算出して求めた[(49点のシート抵抗値の標準偏差)÷(49点のシート抵抗値の平均値)×100(%)]。
表1に示す通り、比較例1では、パーティクルの発生数が152個(最大数)と著しく増加し、またターゲットを用いて形成した薄膜の膜厚均一性(膜抵抗分布)は9.2%となった。膜厚均一性(ユニフォーミティ)は不良であった。
次に、比較例1のターゲットについて、分析データを表2に示す。この表2から明らかなように、不純物量が多い銅クロム合金ターゲットとなった。
(比較例2)
比較例2では、実施例1と同様に、純度6Nの高純度銅(Cu)35kgを、カーボンルツボ(坩堝)を用いて高真空雰囲気中で溶解(溶解温度:1100°C以上)した。また、純度5Nの高純度クロム(Cr)量を調整し、銅の溶湯に投入した。Cr量は12wt%に調整した。これは、発明のCr量の範囲外である。
前記Crを投入して溶解した後、この銅クロム合金の溶湯を、高真空雰囲気中で水冷銅鋳型に鋳込んでインゴット(インゴット形状:φ174×113mmH)を得た。
次に、製造したインゴットの表面層を除去した後、鍛造(温度800〜900°C)し、インゴット形状φ262×50mmHとした。その後、熱間圧延(温度800〜900°C)し、12mmHとした。さらに、熱処理(温度800〜900°C)し、これを空冷してターゲット素材とした。これを機械加工で直径330mm、厚さ7mmのターゲットに加工した。Cr組成、熱処理温度、冷却条件等を表1に示す。比較例2では空冷とした。
次に、前記図1に示す手法により、比較例2のターゲットについて、Crの析出粒子数をカウントした。この結果を同様に表1に示す。表1に示すように、Cr析出粒子数のばらつき(最多最少の差)は、53個と増加した。また、ターゲット表面の組織の写真を図3に、ターゲットの研磨面を図4に示す。ターゲット表面のCr粒子の個数は、実施例に比べて著しく増加したのが確認できる。また、表面の外観写真においても、Crの偏析による加工表面の「むら」が発生しており、いずれも、不良となった。
次に、スパッタリングによって形成した薄膜の膜質評価として、300mmの単結晶シリコンウエハ上に酸化シリコンを被覆させた後、実施例1と同様のスパッタリング条件で、比較例2のターゲットをスパッタして厚さ600nmの薄膜を成膜し、パーティクルの発生数(最大数)と、形成した薄膜のシート抵抗値を測定し、その膜厚均一性(ユニフォーミティ)を算出した。その結果を、同様に表1に示す。ユニフォーミティは、ウエハ上に形成した薄膜の任意の49点を測定し、その平均値と標準偏差から算出して求めた[(49点のシート抵抗値の標準偏差)÷(49点のシート抵抗値の平均値)×100(%)]。
表1に示す通り、比較例2では、パーティクルの発生数が113個(最大数)と著しく増加し、またターゲットを用いて形成した薄膜の膜厚均一性(膜抵抗分布)は8.3%となった。膜厚均一性(ユニフォーミティ)は不良であった。
次に、比較例2のターゲットについて、分析データを表2に示す。この表2から明らかなように、不純物量が多い銅クロム合金ターゲットとなった。
なお、上記実施例1−2に記載するCr量以外に調整した場合でも、Cr量が0.1〜10wt%の範囲内であれば、同様の効果が得られることを確認した。
本発明は、高純度銅クロム合金スパッタリングターゲットを提供するものであり、銅に適切な量のCr元素を添加すると共に、スパッタリングターゲットの面内Crのバラツキを少なくすることにより、スパッタリングにより成膜した膜の膜質を改善するものである。特に、微細化・高集積化が進む半導体製品の歩留まりや信頼性を向上することができるという優れた効果を有する。そして、自己拡散抑制機能を有し、活性なCuの拡散による配線周囲の汚染を効果的に防止することができる、エレクトロマイグレーション(EM)耐性、耐食性等に優れた、半導体用銅クロム合金配線の形成に有用である。

Claims (5)

  1. Cr0.1〜10wt%を含有し、残部がCu及び不可避的不純物である鋳造インゴットから作製された高純度銅クロム合金スパッタリングターゲットであって、当該ターゲット表面において、ランダムに選んだ5箇所の100μm角の範囲のCrの析出粒子数をカウントし、カウントされたCr析出粒子の最多場所と、最少場所のカウント数の差が40個未満であることを特徴とする高純度銅クロム合金スパッタリングターゲット。但し、この場合のCr析出粒子とは、Cr含有量が70%以上であり、粒の大きさが1〜20μmである粒子を意味する。
  2. Na及びKの含有量がそれぞれ5wtppm以下、Fe、Al、Mgの含有量がそれぞれ1wtppm以下であることを特徴とする請求項1記載の高純度銅クロム合金スパッタリングターゲット。
  3. S及びClの含有量がそれぞれ1wtppm以下であることを特徴とする請求項1〜2のいずれか一項に記載の高純度銅クロム合金スパッタリングターゲット。
  4. C及びOの含有量がそれぞれ10wtppm以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の高純度銅クロム合金スパッタリングターゲット。
  5. U及びThの含有量がそれぞれ1wtppb以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の高純度銅クロム合金スパッタリングターゲット。
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