JP5638268B2 - 渦流量計及びコンパレータ閾値設定方法 - Google Patents

渦流量計及びコンパレータ閾値設定方法 Download PDF

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本発明は、渦流量計及びコンパレータ閾値設定方法に関する。
従来より、ガスが流通する所定の流路が形成されたガス管に配置した渦発生体により渦列(カルマン渦)を発生させてガス振動を生成し、このガス振動の周波数に基づいて被測定ガスの流量を測定(算出)する渦流量計が提案され、実用化されている。また、現在においては、渦発生体の下流側に、被測定ガスの流通方向と直交するバイパス流路を形成し、このバイパス流路内に熱式流れセンサを配置し、この熱式流れセンサによりガス振動の周波数を検出して被測定ガスの体積流量を算出する流量計が提案され、実用化されている。さらに、この体積流量を質量流量に変換する渦流量計が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、近年においては、ガスが流れる流路内に配置された渦発生体により発生したカルマン渦の渦発生周波数成分を、渦発生体に形成されたバイパス流路内に配置したフローセンサで検出する検出器と、このフローセンサからの検出出力に基づき渦発生周波数を算出し、その渦発生周波数及びバイパス流路内の流体圧力に基づき質量流量を算出する変換器と、からなるカルマン渦流量計も紹介されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−93349号公報 特開2004−117158号公報
ところで、ガスの渦周波数を流れセンサによって検出する前述した渦流量計においては、検出したセンサ信号の振幅がコンパレータ閾値(ガスが流路内を流通しているか否かを判別するための信号振幅閾値)を超えた場合に、そのセンサ信号の周波数が有意である(ガスが流路内を流通している)と判定して流量演算を実施している。
このようなガス流の有無を判別するためのコンパレータ閾値を比較的小さい値に設定すると、低圧・低流速の流れを検出することが可能であるが、流路内で発生するゆらぎや電気ノイズの影響を受け易くなり、流量の誤検出(被測定流体が流通していないにもかかわらず流量表示をすること)を招く虞がある。このため、従来の渦流量計を採用した場合には、使用者がコンパレータ閾値を使用状況に応じて手作業で設定し直す必要があり、手間がかかっていた。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ガス流の有無を判別するためのコンパレータ閾値を自動設定することができる渦流量計を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る渦流量計は、被測定流体が流通する流路内に配置される渦発生体と、この渦発生体で発生する渦により内部に交番の流れが生成されるバイパス流路と、流路内における被測定流体の圧力値を検出する圧力センサと、交番の流れの振幅及び周波数を検出する流れセンサと、この流れセンサで検出した交番の流れの振幅がコンパレータ閾値を超えた場合に交番の流れの周波数に基づいて被測定流体の流量を算出する流量算出手段と、を備える渦流量計であって、流路内における被測定流体の圧力値とコンパレータ閾値との相関関係を規定する圧力閾値情報を記録する情報記録手段と、圧力センサで検出した圧力値と情報記録手段に記録した圧力閾値情報とに基づいてコンパレータ閾値を自動設定する閾値設定手段と、を備えるものである。
また、本発明に係るコンパレータ閾値設定方法は、被測定流体が流通する流路内に配置される渦発生体と、この渦発生体で発生する渦により内部に交番の流れが生成されるバイパス流路と、を備え、交番の流れの振幅がコンパレータ閾値を超えた場合に交番の流れの周波数に基づいて被測定流体の流量を算出する渦流量計のコンパレータ閾値を設定する方法であって、流路内における被測定流体の圧力値を検出する圧力検出工程と;圧力検出工程で検出した圧力値と、流路内における被測定流体の圧力値とコンパレータ閾値との相関関係を規定する圧力閾値情報と、に基づいてコンパレータ閾値を自動設定する閾値設定工程と;を備えるものである。
かかる構成及び方法を採用すると、ガス流の有無を判別するためのコンパレータ閾値を、流路内における被測定流体の圧力値に応じて自動設定することができる。すなわち、流路内における被測定流体の圧力値が高くなると同一流速下でも交番の流れの振幅が大きくなることが実験で確認されているため、被測定流体の圧力値とコンパレータ閾値との相関関係(被測定流体の圧力値が増加するとコンパレータ閾値が増加するような関係)を圧力閾値情報として予め記録しておき、検出した圧力値と記録した圧力閾値情報とに基づいてコンパレータ閾値を自動設定することができる。従って、ノイズの影響を受け難くして流量の誤検出を抑制することが可能となる。
前記渦流量計において、バイパス流路に配置された発熱抵抗体と、この発熱抵抗体の近傍に設置され発熱抵抗体により加熱された被測定流体の温度変化を測定する温度センサと、を有する流れセンサを採用することができる。
かかる構成を採用すると、温度センサを用いて、発熱抵抗体により加熱された被測定流体の温度変化を検出することにより、バイパス流路内に生成される交番の流れの周波数に係る情報を得ることができる。
本発明によれば、ガス流の有無を判別するためのコンパレータ閾値を自動設定することができる渦流量計を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る渦流量計の正面図である。 図1に示す渦流量計を図1に示す矢印II方向から見た側面図である。 図1に示す渦流量計の部分断面図である。 図2に示す渦流量計の部分断面図である。 図3に示す渦流量計の渦発生体の内部構造の説明図である。 図3に示すVI-VI線に沿った断面図である。 本発明の実施形態に係る渦流量計に搭載される熱式流れセンサの斜視図である。 図7に示すVIII-VIII線に沿った断面図である。 本発明の実施形態に係る渦流量計の機能的構成を示すブロック図である。 被測定ガスのセンサ信号の時間履歴を示すタイムチャートである。 被測定ガスの流速とセンサ信号振幅との相関関係を圧力毎に示すグラフである。 本発明の実施形態に係る渦流量計のコンパレータ閾値設定に用いられるマップである。 本発明の実施形態に係る渦流量計の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る渦流量計について説明する。各図においては、説明を判り易くするため、各部材の厚さやサイズ、拡大・縮小率等は、実際のものとは一致させずに記載した。なお、以下に記載される実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこの実施形態に限定するものではない。
本実施形態に係る渦流量計1は、図1、図2、図6及び図9等に示すように、被測定ガスが流通する流路2aを形成する流体管2、流路2a内に配置された渦発生体3、渦発生体3の内部に形成されたバイパス流路4、バイパス流路4内に配置された熱式流れセンサ10、熱式流れセンサ10のヒータ14(発熱抵抗体)に電流を与えて発熱させる駆動回路5、被測定ガスの圧力を検出する圧力センサ6、各種情報や制御プログラムを記録するメモリ7、各種物理量の演算や駆動回路5の制御等を行う中央制御部8、各種情報を表示する表示部9等を備えている。
流体管2は、図1及び図2に示すように、短い円筒状の部材である。流体管2の両端には、図1に破線で示すように、被測定ガスを流通させる配管100が接続される。渦発生体3は、図2及び図3に示すように、流体管2の直径よりも長い柱状部材であり、流体管2の壁部に形成された貫通孔2bから流体管2内にその径方向に横断するように挿入されている。渦発生体3の外周部と流体管2の貫通孔2bとの間には流体管2の密閉性を保持するOリング21が配設されている。また、渦発生体3は、固定プレート22により流体管2に固定されている。
バイパス流路4は、被測定ガスの流通方向(図1及び図6における矢印Aの方向)に対して直交する方向(図6における矢印Bの方向)に延在するように形成されており、その両端部は開口4aとなっている。バイパス流路4の内部には、渦発生体3で発生する渦列(カルマン渦)により交番の流れが生成される。渦発生体3の内部には、図3及び図5に示すように、バイパス流路4の途中から渦発生体3の上方に向けて、被測定ガスの流通方向(矢印A方向)及びバイパス流路4の延在方向(矢印B方向)に直交する方向に延在するように小径孔3aが形成されている。この小径孔3aの内部には、小径孔3aの内径よりも小さい外径を有するパイプ23が着脱自在に挿入されている。パイプ23の先端部23aには、熱式流れセンサ10が実装されるセンサアセンブリ24が固定されている。
熱式流れセンサ10は、バイパス流路4内を流通する被測定ガスに接触するように配置された半導体ダイヤフラムを有する流れセンサである。熱式流れセンサ10は、図7及び図8に示すように、キャビティ12が設けられた基板11、基板11上にキャビティ12を覆うように配置された絶縁膜13、絶縁膜13に設けられたヒータ14、ヒータ14の両側に配置された第1の測温抵抗素子15及び第2の測温抵抗素子16、周囲温度センサ17等を有している。
絶縁膜13のキャビティ12を覆う部分は、断熱性のダイヤフラムを構成している。周囲温度センサ17は、バイパス流路4内を流通する被測定ガスの温度を検出する。ヒータ14は、キャビティ12を覆う絶縁膜13の中心に配置されており、駆動回路5から与えられる電流により発熱する発熱抵抗体として機能する。本実施形態においては、駆動回路5が、周囲温度センサ17で測定された被測定ガスの温度よりもヒータ14の温度が一定温度高くなるようにヒータ14に電流を与えて発熱させる。
第1の測温抵抗素子15は、ヒータ14の一方側の温度を検出するために用いられ、第2の測温抵抗素子16は、ヒータ14の他方側の温度を検出するために用いられ、いずれも温度センサとして機能する。これら第1及び第2の測温抵抗素子15、16によりヒータ14の両側の温度差に対応するセンサ信号を検出して、バイパス流路4内に生成される交番の流れの振幅や周波数に係る情報を得ることが可能となる。すなわち、ヒータ14、第1及び第2の測温抵抗素子15、16を有する熱式流れセンサは、本発明における流れセンサとして機能する。このような周波数に係る情報は、中央制御部8に入力され、被測定ガスの体積流量の算出等に使用される。
なお、図7及び図8に示した基板11の材料としては、シリコン(Si)等が使用可能である。絶縁膜13の材料としては、酸化ケイ素(SiO2)等が使用可能である。キャビティ12は、異方性エッチング等により形成される。ヒータ14、第1の測温抵抗素子15、第2の測温抵抗素子16及び周囲温度センサ17の各材料には、白金(Pt)等が使用可能であり、リソグラフィ法等により形成可能である。
このような熱式流れセンサ10は、図3に示すように、パイプ23の先端部23aが小径孔3aの最深部まで挿入されることにより、バイパス流路4に臨む位置に配設されることとなる。渦発生体3の小径孔3aに挿入されたパイプ23は、図3に示すように、小径孔3aの上方に形成されかつ小径孔3aより大きい内径を有する大径孔3bに挿入された固定部材25により固定されている。
また、固定部材25の上部には、図4に示すように被測定ガスの圧力を検出する圧力センサ6が配設されている。
固定部材25の外周面には、熱式流れセンサ10及び圧力センサ6の図示されていない信号増幅用プリント配線基板が設けられており、熱式流れセンサ10の接続線18は、パイプ23の内部空間を通ってこのプリント配線基板に接続されている。このプリント配線基板や圧力センサ6を囲む空間は、渦発生体3の外側にOリング26を介して取り付けられた円筒状のケース27により保護されている。ケース27の上方には、図1〜図4に示すようにハウジング28が取り付けられている。ハウジング28の内部には、図4に示すようにターミナル29が内蔵されており、このターミナル29には、メモリ7や中央制御部8等が設けられたプリント配線基板30が配設されている。ハウジング28の開口部28aには、カバー31が螺合されており、開口部28aの反対側には、被測定ガスの質量流量等の各種情報を表示する表示部9が設けられている。
メモリ7には、流路2a内における被測定ガスの圧力値と、コンパレータ閾値(ガスが流路内を流通しているか否かを判別するための信号振幅閾値)と、の相関関係を規定する圧力閾値情報が予め記録されている。このような被測定ガスの圧力値とコンパレータ閾値との相関関係について、図10〜図12を用いて説明する。
渦流量計1のバイパス流路4内に生成される被測定ガスの交番の流れは、第1及び第2の測温抵抗素子15、16を介して、図10に示すような波形のセンサ信号(電圧)として検出される。一般的な渦流量計においては、このセンサ信号の振幅Aが所定のコンパレータ閾値を超えた場合に、センサ信号の周波数が有意である(ガスが流路内を流通している)と判定して流量演算を実施している。
ここで、被測定ガスの圧力が大きくなると、図11に示すように同一流速下でもセンサ信号の振幅が大きくなることが実験で確認されている。従って、本実施形態においては、被測定ガスの圧力値とコンパレータ閾値との相関関係を規定する圧力閾値情報の例として、図12に示すような線形マップM1を挙げることとしている。メモリ7は、本発明における情報記録手段として機能する。
中央制御部8は、圧力センサ6で検出した圧力値と、メモリ7に記録した線形マップM1(図12)と、に基づいてコンパレータ閾値を自動設定する。また、中央制御部8は、バイパス流路4内に生成される交番の流れのセンサ信号の振幅が設定したコンパレータ閾値を超える場合に、この交番の流れのセンサ信号の周波数と、周囲温度センサ17及び圧力センサ39で検出された情報と、に基づいて、被測定ガスの質量流量を算出する。すなわち、中央制御部8は、本発明における閾値設定手段及び流量算出手段として機能するものである。
次に、本発明の実施形態に係る渦流量計1の動作について、図13に示すフローチャートを参照して説明する。本実施形態に係る渦流量計1においては、流路2a内を流通する被測定ガスの圧力値に応じてコンパレータ閾値を自動設定する「コンパレータ閾値設定方法」を実施することができる。
まず、ステップS1において渦発生体3により被測定ガスが流通する流路2a内で渦を発生させた後、ステップS2に進み、この渦によりバイパス流路4内に交番の流れを生成させる。次いで、ステップS3に進み、周囲温度センサ17を用いて被測定ガスの温度を検出し、検出された温度よりもバイパス流路4内に配置されたヒータ14の温度が一定温度高くなるように中央制御部8が駆動回路5を制御してヒータ14に電流を与えて発熱させる。
次いで、ステップS4に進み、圧力センサ6を用いて被測定ガスの圧力を検出した後、ステップS5に進む。ステップS5では、中央制御部8が、ステップS4で検出した圧力値と、メモリ7に記録されている圧力閾値情報と、に基づいてコンパレータ閾値を自動設定する。例えば、中央制御部8は、圧力センサ6で検出した圧力値が300kPaである場合に、図12の線形マップM1を用いてコンパレータ閾値を「3.0(V)」に設定する。ステップS4は本発明における圧力検出工程に相当し、ステップS5は本発明における閾値設定工程に相当する。
続いて、ステップS6に進み、熱式流れセンサ10を用いて、バイパス流路4内に生成される交番の流れのセンサ信号を検出する。その後、ステップS7に進む。ステップS7において、中央制御部8は、ステップS6で検出したセンサ信号の振幅が、ステップS5で自動設定したコンパレータ閾値を超えるか否かを判定し、肯定的な判定が得られた(ステップS7:YES)場合はステップS8に進む。一方、ステップS7で否定的な判定が得られた(ステップS7:NO)場合は、ステップS4に戻って圧力検出から振幅判定までの工程を繰り返す。
ステップS8では、中央制御部8が、ステップS6で検出したセンサ信号の周波数に所定の係数を乗じて被測定ガスの体積流量を算出し、この体積流量と、ステップS3で検出された温度と、ステップS4で検出された圧力値と、に基づいて被測定ガスの質量流量を算出する。このように算出された質量流量は、表示部9に表示される。
以上説明した実施形態における渦流量計1においては、ガス流の有無を判別するためのコンパレータ閾値を、流路2a内における被測定ガスの圧力値に応じて自動設定することができる。すなわち、流路2a内における被測定ガスの圧力値が高くなると同一流速下でも交番の流れにおけるセンサ信号の振幅が大きくなることが実験で確認されているため、被測定ガスの圧力値とコンパレータ閾値との相関関係を特定のマップ(図12)として予め記録しておき、検出した圧力値と記録したマップとに基づいてコンパレータ閾値を自動設定することができる。従って、ノイズの影響を受け難くして流量の誤検出を抑制することが可能となる。
なお、本実施形態においては、バイパス流路4内に生じる交番の流れの周波数を検知する温度センサ(第1及び第2の測温抵抗素子15、16)をヒータ14の両側に配置した例を示したが、温度センサを必ずしもヒータ14の両側に配置しなくてもよく、温度センサをヒータ14の片側に配置して周波数を検知してもよい。また、ヒータ14自体の温度変化により、バイパス流路4内に生成される交番の流れの周波数を検知することもできる。
また、本実施形態においては、被測定ガスの圧力値とコンパレータ閾値との相関関係を規定する圧力閾値情報として、図12に示すような線形マップM1を挙げた例を示したが、圧力閾値情報はこれに限られるものではなく、熱式流れセンサの仕様等に応じて適宜変更することができる。例えば、図12に一点鎖線で示す階段状マップM2や二点鎖線で示す非線形マップM3を圧力閾値情報として採用することもできる。
また、以上の実施形態においては、柱状の渦発生体3を流体管2の貫通孔2bから挿入して配置した例を示したが、流体管2に直接柱状の渦発生体3を組み込むような構成を採用することもできる。その他、本発明を、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが可能である。
1…渦流量計
2a…流路
3…渦発生体
4…バイパス流路
5…駆動回路
6…圧力センサ
7…メモリ(情報記録手段)
8…中央制御部(閾値設定手段、流量算出手段)
10…熱式流れセンサ(流れセンサ)
14…ヒータ(発熱抵抗体)
15…第1の測温抵抗素子(温度センサ)
16…第2の測温抵抗素子(温度センサ)

Claims (3)

  1. 被測定流体が流通する流路内に配置される渦発生体と、前記渦発生体で発生する渦により内部に交番の流れが生成されるバイパス流路と、前記流路内における被測定流体の圧力値を検出する圧力センサと、前記交番の流れの振幅及び周波数を検出する流れセンサと、前記流れセンサで検出した交番の流れの振幅がコンパレータ閾値を超えた場合に前記交番の流れの周波数に基づいて被測定流体の流量を算出する流量算出手段と、を備える渦流量計であって、
    前記流路内における被測定流体の圧力値とコンパレータ閾値との相関関係を規定する圧力閾値情報を記録する情報記録手段と、
    前記圧力センサで検出した圧力値と前記情報記録手段に記録した圧力閾値情報とに基づいてコンパレータ閾値を自動設定する閾値設定手段と、を備え
    前記圧力閾値情報は、前記流路内における被測定流体の圧力値が増加するとコンパレータ閾値が増加する関係を規定したものである、渦流量計。
  2. 前記流れセンサは、前記バイパス流路に配置された発熱抵抗体と、前記発熱抵抗体の近傍に設置され前記発熱抵抗体により加熱された被測定流体の温度変化を測定する温度センサと、を有するものである、請求項1に記載の渦流量計。
  3. 被測定流体が流通する流路内に配置される渦発生体と、前記渦発生体で発生する渦により内部に交番の流れが生成されるバイパス流路と、を備え、前記交番の流れの振幅がコンパレータ閾値を超えた場合に前記交番の流れの周波数に基づいて被測定流体の流量を算出する渦流量計のコンパレータ閾値を設定する方法であって、
    前記流路内における被測定流体の圧力値を検出する圧力検出工程と、
    前記圧力検出工程で検出した圧力値と、前記流路内における被測定流体の圧力値とコンパレータ閾値との相関関係を規定する圧力閾値情報と、に基づいてコンパレータ閾値を自動設定する閾値設定工程と、を備え
    前記圧力閾値情報は、前記流路内における被測定流体の圧力値が増加するとコンパレータ閾値が増加する関係を規定したものである、コンパレータ閾値設定方法。
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