JP5635371B2 - 真空式温水機 - Google Patents
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Description
前記缶体内部に燃料を燃焼するための燃焼室と、減圧状態において前記熱媒体を蒸発させた気体と熱交換可能な熱交換器を内部に配置している減圧蒸気室とを有し、
前記燃焼室前部に燃料を燃焼するバーナと、
前記燃焼室後部壁に前記バーナで燃料を燃焼することで生じた燃焼排ガスを外部に排出するための排出部と、
前記燃焼室後部であって前記バーナと前記排出部の間に、燃焼排ガスの流れ方向と管径方向が対向するように複数のフィン付き伝熱管と、
前記燃焼室内壁側に配置された前記フィン付き伝熱管と当該燃焼室壁との隙間を前記燃焼排ガスが通過するのを抑制するガス通過抑制部材とを設けたことを特徴とする。
図2Bに示す複数のフィン水管16の配置は、図2Aのそれとは異なっている。管径方向に隣り合うフィン水管16同士のそれぞれのフィン同士が、互いに向かい合って、段違いに重なっていない。そのため、向かい合うフィン先端同士の間に直線状の隙間が生じる。図2Bの破線枠で示すように、燃焼室壁面とフィン水管との間の壁面側隙間Cと隣り合うフィン水管同士の隙間D(上述の直線状の隙間およびフィンピッチ空間の隙間)に燃焼排ガス18が流れる。しかし壁面側隙間Cが隙間Dよりも広いため、この壁面側隙間Cに燃焼排ガス18が流れやすくなる。そこで、ブラシ部41a付きのガス通過抑制部材40aを壁面側隙間に設ける。ブラシ部41aがフィンピッチ空間およびフィン先端から燃焼室壁までの隙間を埋めることで、燃焼排ガス18のガス流れが壁面側隙間Cに集中することなく、均一化される。なお、説明の都合上、図2Bにおいて、ブラシ部41a付きのガス通過抑制部材40aを一方の壁面側に設置しているが、実際には、両方の壁面にブラシ部付きのガス通過抑制部材が設置される。
11 バーナ
15 フィンなし伝熱管
16 フィン水管(フィン付き伝熱管)
162 フィン
18 燃焼排ガス
20 缶体
21 缶水
31 排気部
Claims (9)
- 熱媒体が燃焼室と伝熱管とをおおうように封入されている缶体を有する真空式温水機であって、
前記缶体内部に燃料を燃焼するための燃焼室と、減圧状態において前記熱媒体を蒸発させた気体と熱交換可能な熱交換器を内部に配置している減圧蒸気室とを有し、
前記燃焼室前部に燃料を燃焼するバーナと、
前記燃焼室後部壁に前記バーナで燃料を燃焼することで生じた燃焼排ガスを外部に排出するための排出部と、
前記燃焼室後部であって前記バーナと前記排出部の間に、燃焼排ガスの流れ方向と管径方向が対向するように複数のフィン付き伝熱管と、
前記燃焼室内壁側に配置された前記フィン付き伝熱管と当該燃焼室壁との隙間を前記燃焼排ガスが通過するのを抑制するガス通過抑制部材とを設け、
燃焼排ガスの出口方向に向かうに従って、前記燃焼室幅方向の前記フィン付き伝熱管の本数を減少して燃焼室中央部に配置させ、前記燃焼室壁と当該フィン付き伝熱管群との空間に、前記ガス通過抑制部材を着脱自在に設けて、前記燃焼室後部の幅寸法を縮小してあり、
前記フィン付き伝熱管において、管径方向に隣り合うフィン付き伝熱管同士のそれぞれのフィンが、段違いに向かい合い、かつ、一方のフィンピッチ空間に他方のフィン先端部分が少なくとも配置されている、真空式温水機。 - 熱媒体が燃焼室と伝熱管とをおおうように封入されている缶体を有する真空式温水機であって、
前記缶体内部に燃料を燃焼するための燃焼室と、減圧状態において前記熱媒体を蒸発させた気体と熱交換可能な熱交換器を内部に配置している減圧蒸気室とを有し、
前記燃焼室前部に燃料を燃焼するバーナと、
前記燃焼室後部壁に前記バーナで燃料を燃焼することで生じた燃焼排ガスを外部に排出するための排出部と、
前記燃焼室後部であって前記バーナと前記排出部の間に、燃焼排ガスの流れ方向と管径方向が対向するように複数のフィン付き伝熱管と、
前記燃焼室内壁側に配置された前記フィン付き伝熱管と当該燃焼室壁との隙間を前記燃焼排ガスが通過するのを抑制する、かつ前記排出部近傍に配置されるガス通過抑制部材とを設け、
燃焼排ガスの出口方向に向かうに従って、前記燃焼室幅方向の前記フィン付き伝熱管の本数を減少して燃焼室中央部に配置させ、前記燃焼室壁と当該フィン付き伝熱管群との空間に、前記ガス通過抑制部材を着脱自在に設けて、前記燃焼室後部の幅寸法を縮小してあり、
前記フィン付き伝熱管において、管径方向に隣り合うフィン付き伝熱管同士のそれぞれのフィン同士が、互いに向かい合って、段違いに重なっていない、真空式温水機。 - 熱媒体が燃焼室と伝熱管とをおおうように封入されている缶体を有する真空式温水機であって、
前記缶体内部に燃料を燃焼するための燃焼室と、減圧状態において前記熱媒体を蒸発させた気体と熱交換可能な熱交換器を内部に配置している減圧蒸気室とを有し、
前記燃焼室前部に燃料を燃焼するバーナと、
前記燃焼室後部壁に前記バーナで燃料を燃焼することで生じた燃焼排ガスを外部に排出するための排出部と、
前記燃焼室後部であって前記バーナと前記排出部の間に、燃焼排ガスの流れ方向と管径方向が対向するように複数のフィン付き伝熱管と、
前記燃焼室内壁側に配置された前記フィン付き伝熱管と当該燃焼室壁との隙間を前記燃焼排ガスが通過するのを抑制するガス通過抑制部材とを設け、前記ガス通過抑制部材は、前記フィン付き伝熱管側にブラシ部を有する、真空式温水機。 - 燃焼排ガスの出口方向に向かうに従って、前記フィン付き伝熱管が配置される前記燃焼室後部の幅寸法が縮小してある請求項1〜3のいずれか1項に記載の真空式温水機。
- 燃焼排ガスの出口方向に向かうに従って、前記燃焼室幅方向の前記フィン付き伝熱管の本数を減少して燃焼室中央部に配置させ、前記燃焼室壁と当該フィン付き伝熱管群との空間に、前記ガス通過抑制部材を着脱自在に設けて、前記燃焼室後部の幅寸法を縮小してある請求項3に記載の真空式温水機。
- 前記ガス通過抑制部材は、前記フィン付き伝熱管側にブラシ部を有する請求項1または2に記載の真空式温水機。
- 前記フィン付き伝熱管において、管径方向に隣り合うフィン付き伝熱管同士のそれぞれのフィンが、段違いに向かい合い、かつ、一方のフィンピッチ空間に他方のフィン先端部分が少なくとも配置されている請求項3に記載の真空式温水機。
- 前記フィン付き伝熱管において、管径方向に隣り合うフィン付き伝熱管同士のそれぞれのフィン同士が、互いに向かい合って、段違いに重なっていない請求項3に記載の真空式温水機。
- 前記燃焼室後部であって前記バーナと前記複数のフィン付き伝熱管の間に、燃焼排ガスの流れ方向と管径方向が対向するように、複数のフィンなし伝熱管をさらに設ける請求項1〜8のいずれか1項に記載の真空式温水機。
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