JP2008241085A - 加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低NOx化を実現しながら、コンパクトで高出力の加熱装置を提供すること。
【解決手段】熱媒水を収容する缶体内に、前記熱媒水が充ちる水管群を立設した燃焼室を形成し、この燃焼室に臨むように前記缶体の一側にバーナを配設する一方、他側に前記燃焼室と連通する煙道を配設し、前記バーナにより、前記水管群を介して前記熱媒水を加熱可能とした加熱装置において、前記水管群を、前記バーナに対向する位置に複数の水管を列状に配置した第1水管群と、前記煙道に対向する位置に複数の水管を密集配置した第2水管群とから構成し、前記第1水管群の各水管同士をバッフルフィンで連結して下方開口の燃焼室バッフルを形成する一方、前記バーナの燃焼口を前記燃焼室の上部に配置して、前記バーナの火炎を前記燃焼室バッフルに一旦衝突させた後に当該燃焼室バッフルの下方開口から前記第2水管群へ流入させるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、バーナを備えた加熱装置に関し、詳しくはNOxの発生を抑制可能とした加熱装置に関する。
従来、熱媒水を収容する缶体内に、前記熱媒水が充ちる水管群を立設した燃焼室を形成し、この燃焼室に臨むように前記缶体の一側にバーナを配設する一方、他側に前記燃焼室と連通する煙道を配設し、前記バーナにより、前記水管を介して前記熱媒水を加熱可能とした加熱装置があり、給湯用や空調用の熱源となる熱媒水を加熱するための装置として用いられている。
ところが、かかる加熱装置では、バーナによる火炎燃焼に伴って有害な窒素酸化物(NOx)が必然的に生成されるため、環境問題の観点からもNOxの発生を可及的に抑えた加熱装置が望まれるところである。
加熱装置から排出されるNOxの低減化を図るために、例えば、前記水管群を、第1水管と第2水管とに区分して配設し、第1水管をバーナからの火炎に近接して配置することにより火炎の温度を下げて低NOx化を図ったものがあった(例えば、特許文献1を参照。)。
特開平09−222264号公報
しかしながら、環境問題は、社会的にも今後ますます注目される傾向にあるため、排出されるNOxの低減目標値もかなり厳しくなると予想される。
上述した特許文献1の加熱装置は、確かにNOxの低減化は可能であるが、単に第1水管をバーナからの火炎に近接して配置しただけなので、今後予想される厳しいレベルまでにNOxを低減化するには未だ不十分といえる。
本発明は、上記課題を解決することのできる加熱装置を提供することを目的としている。
(1)本発明では、熱媒水を収容する缶体内に、前記熱媒水が充ちる水管群を立設した燃焼室を形成し、この燃焼室に臨むように前記缶体の一側にバーナを配設する一方、他側に前記燃焼室と連通する煙道を配設し、前記バーナにより、前記水管群を介して前記熱媒水を加熱可能とした加熱装置において、前記水管群を、前記バーナに対向する位置に複数の水管を列状に配置した第1水管群と、前記煙道に対向する位置に複数の水管を密集配置した第2水管群とから構成し、前記第1水管群の各水管同士をバッフルフィンで連結して下方開口の燃焼室バッフルを形成する一方、前記バーナの燃焼口を前記燃焼室の上部に配置して、前記バーナの火炎を前記燃焼室バッフルに一旦衝突させた後に当該燃焼室バッフルの下方開口から前記第2水管群へ流入させるようにした。
(2)本発明は、上記(1)において、前記バッフルフィンは、横断面視略V字状に形成されていることを特徴とする。
(3)本発明は、上記(1)又は(2)において、前記第1水管群と前記第2水管群との間に、未燃焼ガスを再燃焼させるための再燃焼スペースを設けたことを特徴とする。
(4)本発明は、上記(1)〜(3)のいずれかにおいて、前記第2水管群の各水管は、上下端部に絞り部を有することを特徴とする。
本発明によれば、バーナから噴射された火炎を燃焼室バッフルに一旦衝突させた後にこの燃焼室バッフルの下方開口から第2水管群へ流入させるようにしたために、火炎は燃焼領域内で側面視略S字状を描くことになり、バーナの火炎は燃焼を続けながら折り返して再燃焼するリバース燃焼がなされ、低NOx化と低酸素燃焼を図ることができる。このように、本願の発明によれば、低NOx化と低酸素燃焼を実現し、しかも、燃焼室をコンパクトにしながら高出力の加熱装置を提供することができる。
本発明は、熱媒水を収容する缶体内に、前記熱媒水が充ちる水管群を立設した燃焼室を形成し、この燃焼室に臨むように前記缶体の一側にバーナを配設する一方、他側に前記燃焼室と連通する煙道を配設し、前記バーナにより、前記水管群を介して前記熱媒水を加熱可能とした加熱装置において、前記水管群を、前記バーナに対向する位置に複数の水管を列状に配置した第1水管群と、前記煙道に対向する位置に複数の水管を密集配置した第2水管群とから構成し、前記第1水管群の各水管同士をバッフルフィンで連結して下方開口の燃焼室バッフルを形成する一方、前記バーナの燃焼口を前記燃焼室の上部に配置して、前記バーナの火炎を前記燃焼室バッフルに一旦衝突させた後に当該燃焼室バッフルの下方開口から前記第2水管群へ流入させるようにしたものである。
すなわち、バーナを用いて燃料を燃焼させた場合、燃焼過程中の窒素と酸素は、高温状態において反応して有害なNOx(窒素酸化物)を発生し、このNOxの発生は避け難いものである。そして、この発生傾向は、燃焼温度が高いほど、また、高温域での滞留時間が長いほど促進され、特に、燃焼温度について言えば、高温度になるとNOxの発生量は急激に増加することが知られている。
そこで、本実施形態では、上記構成とすることにより、バーナの火炎を前記第1水管群の水管間を連結したバッフルフィンにより形成される燃焼室バッフルに一旦衝突させた後に前記バッフルフィンの下方開口から第2水管群へ流入させることで、火炎にS字状を描かせるような燃焼形態をとらせ、火炎を第1水管群に先ず触れさせて火炎温度を降下させ、S字を描くことでバーナの燃焼口付近において再度燃焼させるリバース燃焼を実現することで、NOxの発生を大きく抑制することが可能となっている。しかも、低酸素燃焼及び燃焼室は小型化できるため、加熱装置全体のコンパクト化を図ることができる。
また、前記バッフルフィンは横断面視略V字状に形成することが好ましい。
すなわち、バッフルフィンを横断面視で直線的ではなく略V字形とすることで熱応力の除去が可能になるとともに、予め、バッフルフィンを水管に溶接などで取付けた後に燃焼室に配設することができることから、燃焼室バッフルの製作が極めて容易となる。
また、前記第1水管群と前記第2水管群との間に、未燃焼ガスを再燃焼させるための再燃焼スペースを設けるとよい。
すなわち、バーナからの火炎は燃焼室で略S字を描くようにして燃焼室バッフルの下方開口から第2水管群に流入するが、どうしても未燃焼ガスが発生する場合があり、かかる未燃焼ガスを、このスペースにおいて再燃焼させることによりCOの発生を抑制することが可能となる。
さらに、前記第2水管群の各水管は、上下端部に絞り部を有する形状とするとよい。
すなわち、密集配置する各水管の上下端部を、例えば天板及び底板に連結する場合、各水管の上下端部を絞ることで、燃焼室内における水管同士の間隙を狭くすることができるため、単位面積当たりでより多くの水管を配設することが可能となる。したがってよりコンパクトな構成としながら、多数の水管を配設することが可能となる。なお、第2水管群の水管を密集配置する場合、水管は、例えば千鳥状に多列配置するとよい。
以上、説明してきたように、本実施形態に係る加熱装置では、コンパクトでありながら、高出力であって、しかもNOxの発生を効率的に抑制することが可能となる。
ところで、NOxを低減するためにはバーナの構造も大きく影響することが知られている。そこで、本実施形態の加熱装置に採用するバーナとして低NOx型として知られているバーナを用いることが好ましく、低NOx効果をより顕著に生起することができる。
以下、本発明の実施形態を、加熱装置を温水発生機として図面を参照しながらより具体的に説明する。
図1は本実施形態に係る温水発生機の縦断面視による説明図、図2は同温水発生機の一部平面断面視による説明図、図3は同温水発生機の缶体の一部切欠側面図、図4は同温水発生機に設けられた燃焼室の平面断面図、図5は図4のI−I線における断面図、図6は図4のII−II線における断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る温水発生機は、熱媒水を収容する箱型の缶体1と、同缶体1の内部に形成した燃焼室3と、この燃焼室3に立設された第1の水管群4及び第2の水管群5と、前記燃焼室3に臨むように、缶体1の一側側面11に取付けたバーナ装置6と、缶体1の他側側面に、燃焼室3と連通する煙道7と備えており、前記第1の水管群4及び第2の水管群5に充ちる熱媒水をバーナ装置6からの火炎及び燃焼ガスによって加熱して缶体1内に温水を生成可能としている。
バーナ装置6は、そのバーナ本体60の先端に形成された燃焼口61が燃焼室3の少なくとも高さ方向の中間位置よりも上方に位置するように配設されている。62は同バーナ装置6に付設された送風機である。
また、前記燃焼口61の上部位置となる缶体1の内部には、加熱された熱媒水から発生する蒸気によって熱交換する熱交換器21が配設され、その一側面には冷水が給水される給水口22aと温水を送出する送水口22bとからなる給送水出入口22が形成されている。本温水発生機を使用する場合、前記熱交換器21を配設した空間は略真空状態に維持される。
前記第1の水管群4は、図2及び図4に示すように、バーナ装置6と対向するように、所定距離(例えば、燃焼室3の寸法が500〜600mm(幅)×1000〜1600mm(長さ)の場合であれば、バーナ装置6の燃焼口61から500〜800mm)離隔させるとともに、燃焼室3の幅方向に向けて複数(ここでは6本)の第1水管40を列状に立設し、しかも、隣り合う第1水管40同士をバッフルフィン41で連結することにより、下方開口の燃焼室バッフル42を形成している。
すなわち、燃焼室バッフル42は、複数の第1水管40と、燃焼性及び熱伝導効率を高めるための複数のバッフルフィン41とで構成されており、図1、図3及び図5に示すように、第1水管40の高さ寸法に対し、略2/3の長さを有するバッフルフィン41で、隣接する第1水管40,40間の上部略2/3を溶接により予め連接しておくことで、下方に櫛状の開口部43が形成された燃焼室バッフル42が形成される。なお、図3において、65は缶体1に設けられたバーナ本体60の取付孔である。
かかる構成により、図1に示すように、燃焼口61から水平方向に噴射された火炎は燃焼室バッフル42に一旦衝突して後退し、その後下降してあたかもS字を描くようにして燃焼室バッフル42の開口部43から第2の水管群5側へ流入することになる(かかる火炎による燃焼形態を以下「S字燃焼」と呼ぶ場合がある)。
このように、バーナ本体60からの火炎を燃焼室バッフル42に一旦衝突させることによって第1水管40に吸熱させて火炎温度を急激に降下させるとともに、火炎を反転させてバーナ本体60の燃焼口61付近において再度燃焼させることによって低酸素燃焼及びNOxの発生を著しく抑制することが可能となっている。
また、本実施形態においては、図2に示すように、バッフルフィン41を横断面視略V字状に形成している。
すなわち、バッフルフィン41を横断面視で直線的ではなく略V字形とすることで熱応力の除去が可能になり、火炎に対する耐性が向上する。
また、箱状の燃焼室3内に燃焼室バッフル42を設ける場合、当該燃焼室バッフル42については、予め別途製作しておくことができるため、それを後付けすることで加熱装置を製造する場合の組立性も良好となる。
なお、第1水管40の径については、燃焼室バッフル42の下部に形成する開口部43の必要面積と、火炎温度を降下させるために必要な吸熱量などを勘案して決定される。
また、本実施形態では、断面視で略V字形状としたバッフルフィン41におけるV字角度を鈍角にするとともに、V字の先鋭部が第2の水管群5側を向くようにして隣接する第1水管40,40の間に溶接している。
これは、鈍角にすることで、V字の先鋭部と第1水管40との距離が長くならないようにして、V字の先鋭部が過剰に温度上昇することを防止して所望の耐性を維持するためである。また、V字の形状を鋭角にするよりもバッフルフィン41を形成する材料の節減が図れる。
また、本実施形態では、V字の先鋭部を第2の水管群5側に向けることで、バーナ本体60とバッフル42との間に所定距離を確保して燃焼性能を良好に維持しながら缶体1のコンパクト化も実現可能としている。
一方、第2の水管群5は、バーナ装置6とは反対側に設けられた煙道7に対向して配設されており、図2及び図4に示すように、複数の第2水管50を、各第2水管50同士間に所定間隔をあけて千鳥状に密集させた状態で立設している。
したがって、燃焼室バッフル42の下部に形成された開口部43から進入してきた燃焼ガスは、上昇しつつ各第2水管50の間を通りながら管内の熱媒水を加熱し、煙道7を介して装置外部へ排出される。
こうして、熱媒水は、第1の水管群4及び第2の水管群5により、効率的に加熱されて、缶体1内に温水として貯えられることになる。
ところで、図2及び図4に示すように、第1の水管群4と第2の水管群5との間には、未燃焼ガスを再燃焼させるための再燃焼スペース8を設けている。すなわち、列状に配置された第1の水管群4から100〜300mm程度の距離Dだけ離隔して第2の水管群5の前端列(第1の水管群4側を前側とする)を位置させている。
バーナ本体60から噴射された火炎は、燃焼室バッフル42により、S字燃焼し、当該燃焼室バッフル42の下方に形成された櫛状の開口部43から第2の水管群5に流入するが、どうしても未燃焼ガスが発生する場合があり、かかる未燃焼ガスを、この再燃焼スペース8において再燃焼させることによりCOの発生を抑制している。
また、第2の水管群5は、図6に示すように、各第2水管50の上下端部に絞り部51を形成している。
すなわち、第2水管50は、燃焼室3の天井板30及び底板31に端部を貫通させた状態で溶接して取付けられるが、溶接する場合には、各第2水管50同士の間に所定の間隙が必要である。一方、燃焼室3内には、加熱効率を向上させるために、多数の第2水管50の配設が要求される。そこで、第2水管50の上下端部を絞り構造とすることにより、燃焼室3内における第2水管50同士の間隙は狭くしつつ、天井板30及び底板31における接合部分では、第2水管50同士に所定の間隙を形成することができるため、燃焼室3内において、単位面積当たりで、より多くの第2水管50を配設することが可能となり、コンパクトでありながら高出力の加熱装置を提供することが可能となる。
上述してきた実施形態より、以下の加熱装置の提供が実現できる。
熱媒水を収容する缶体1内に、水管群を立設した燃焼室3を形成し、この燃焼室3に臨むように前記缶体1の一側にバーナ(例えば、バーナ装置6)を配設する一方、他側に前記燃焼室3と連通する煙道7を配設し、前記バーナにより、前記水管群を介して前記熱媒水を加熱可能とした加熱装置において、前記水管群を、前記バーナに対向する位置に複数の水管を列状に配置した第1の水管群4と、前記煙道7に対向する位置に複数の水管を密集配置した第2水管群とから構成し、前記第1水管群4の各水管(例えば、第1水管40)同士をバッフルフィン41で連結して下方開口(例えば、開口部43)の燃焼室バッフル42を形成する一方、前記バーナの燃焼口61を前記燃焼室3の上部に配置して(例えば、図1参照)、前記バーナの火炎を前記燃焼室バッフル42に一旦衝突させた後に当該燃焼室バッフル42の下方開口から前記第2水管群5へ流入させるようにした加熱装置(例えば、温水発生機)。
前記バッフルフィン41は、横断面視略V字状に形成されている加熱装置。
前記第1水管群4と前記第2水管群5との間に、未燃焼ガスを再燃焼させるための再燃焼スペース8を設け加熱装置。
前記第2水管群5の各水管(第2水管50)は、上下端部に絞り部51を有する加熱装置。
なお、加熱装置の構成としては、上述してきた実施形態の温水発生機に限定されるものではなく、バーナを用いて熱媒水を加熱するものであれば、ボイラなどに適用しても構わない。また、加熱装置の具体的構成としては、特許請求の範囲に記載された範囲から逸脱しない限り、適宜設計変更などが可能である。例えば、缶体1の形状や構造、あるいは熱媒水出入口22の配設位置、さらには煙道7の構造などは適宜変更することができる。
本実施形態に係る温水発生機の縦断面視による説明図である。 同温水発生機の一部平面断面視による説明図である。 同温水発生機の缶体の一部切欠側面図である。 同温水発生機に設けられた燃焼室の平面断面図である。 図4のI−I線における断面図である。 図4のII−II線における断面図である。
符号の説明
1 缶体
3 燃焼室
4 第1の水管群
5 第2の水管群
6 バーナ装置
7 煙道
8 再燃焼スペース
40 第1水管
41 バッフルフィン
43 開口部
50 第2水管

Claims (4)

  1. 熱媒水を収容する缶体内に、前記熱媒水が充ちる水管群を立設した燃焼室を形成し、この燃焼室に臨むように前記缶体の一側にバーナを配設する一方、他側に前記燃焼室と連通する煙道を配設し、前記バーナにより、前記水管群を介して前記熱媒水を加熱可能とした加熱装置において、
    前記水管群を、
    前記バーナに対向する位置に複数の水管を列状に配置した第1水管群と、前記煙道に対向する位置に複数の水管を密集配置した第2水管群とから構成し、
    前記第1水管群の各水管同士をバッフルフィンで連結して下方開口の燃焼室バッフルを形成する一方、前記バーナの燃焼口を前記燃焼室の上部に配置して、前記バーナの火炎を前記燃焼室バッフルに一旦衝突させた後に当該燃焼室バッフルの下方開口から前記第2水管群へ流入させるようにしたことを特徴とする加熱装置。
  2. 前記バッフルフィンは、横断面視で略V字状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の加熱装置。
  3. 前記第1水管群と前記第2水管群との間に、未燃焼ガスを再燃焼させるための再燃焼スペースを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱装置。
  4. 前記第2水管群の各水管は、上下端部に絞り部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱装置。
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