JP5635341B2 - ローラ式減速装置 - Google Patents

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この発明は、内歯車の内周に形成された内歯にローラを噛合させて入力軸の回転を出力軸に減速して伝達するローラ式の減速装置に関する。
この種のローラ式減速装置として、特許文献1に記載されたものが従来から知られている。その特許文献1に記載されたローラ式減速装置においては、入力軸と出力軸を軸端面が対向する同軸上の配置とし、その両軸の軸端部を覆うハウジングによって複数の内歯を内周に有する内歯車を支持し、上記入力軸の軸端部には内歯車内において回転可能な偏心円板を設け、上記出力軸の軸端部には、フランジと、そのフランジの一側面外周部に内歯車と偏心円板の外径面に圧入された軸受間に配置されるケージを設け、そのケージに複数のポケットを形成し、そのポケットのそれぞれ内部に上記軸受の外輪外径面に沿って転動可能なローラを収容している。
上記の構成からなるローラ式減速装置においては、入力軸が回転すると、偏心円板の回転により、ローラが内歯車の内歯に順次噛合し、その入力軸の1回転当たりに、ローラが内歯の一歯分だけ周方向に位置がずれ、出力軸が入力軸に対して減速して回転する。
ここで、円滑な回転が得られるようにするため、内歯の歯形を、複数のローラの全てが内歯に接触するような形状とするため、出力軸の回転角が内歯車の一ピッチ分の範囲において、偏心円板の回転によって出力軸が回転し、その時、ローラの中心が描く軌跡と平行する曲線のうちローラの外側にある曲線を一歯分とする歯形としている。
特開昭62−93565号公報
ところで、上記特許文献1に記載されたローラ式減速装置においては、ハウジングの一端開口部内に組み込まれた軸受により出力軸のフランジ付け根部位を回転自在に支持するようにしており、その軸受が単列のものであると、ローラからケージに負荷される伝達トルクによって出力軸に傾きが生じるため、上記軸受を軸方向に間隔をおいて複列の配置としている。このため、ローラ式減速装置の軸方向長さが長くなって大型化し、軸方向長さのコンパクト化を図る上において改善すべき点が残されていた。
この発明の課題は、上記ローラ式減速装置の軸方向長さのコンパクト化を図ることである。
上記の課題を解決するため、この発明においては、固定の配置とされるハウジングと、そのハウジングに形成された円筒状内径面に支持され、内周に複数の内歯が設けられた内歯車と、その内歯車と同軸上の配置とされ、前記内歯車の内側に位置する軸端部に偏心円板が設けられた入力軸と、その入力軸と軸端面が対向するようにして同軸上に配置された出力軸とを有し、前記出力軸の軸端部にフランジが設けられ、そのフランジの前記入力軸の軸端部と対向する一側面の外周部に前記内歯車内において回転可能なケージが設けられ,そのケージに形成されたポケット内に前記偏心円板の外径面に沿って転動可能なローラが組込まれ、前記偏心円板の回転によりローラを前記内歯に順次噛合させて入力軸の1回転当たりに内歯の一歯分だけ周方向に移動させることにより出力軸を減速回転させるようにしたローラ式減速装置において、前記ハウジングの内側に前記フランジの外径面およびケージの開口側端部の外径面それぞれをメタル案内する一対のラジアル軸受面と、前記フランジの他側面の外周部およびケージの開口側端面のそれぞれと軸方向で対向する一対のスラスト軸受面を設けた構成を採用したのである。
上記のように、ハウジングの内部にフランジの外径面およびケージの開口側端部の外径面それぞれを支持する一対のラジアル軸受面を設けることによって出力軸を複列の軸受によって回転自在に支持するローラ式減速装置に比較して、軸方向長さのコンパクト化とコストの低減とを図ることができる。しかも、一対のラジアル軸受面によって回転自在に支持されるフランジの外径面およびケージの開口側端部は、ケージに回転トルクを伝達するローラと近接する部位であるため、出力軸の傾きや振れ回りを防止し、安定した回転支持状態を得ることができる。
ここで、一対のラジアル軸受面はハウジングの内径面に直接形成されたものであってもよく、あるいは、フランジの外径面をメタル案内するラジアル軸受面がハウジングの内径面に直接形成され、ケージの開口側端部の外径面を支持するラジアル軸受面が内歯車の内径面に形成されたものであってもよい。
この場合、一対のラジアル軸受面のそれぞれにショットピーニングを施して微細な凹部を形成しておくと、その微細な凹部で潤滑油を保持することができるため、ラジアル軸受面での焼付きを防止することができる。
また、ハウジングに、フランジの他側面の外周部およびケージの開口側端面のそれぞれと軸方向で対向するスラスト軸受面を設けることにより、そのスラスト軸受面によってケージおよび出力軸を軸方向に位置決めすることができると共に、ケージに負荷されるスラスト荷重を受けることができるため、出力軸の軸方向へのガタツキを防止し、安定した回転トルクの伝達状態を得ることができる。
また、一対のラジアル軸受面は、ハウジングの内径面両端部に圧入された一対のメタル軸受のそれぞれ内周に形成されたものであってもよい。メタル軸受でもってフランジおよびケージを支持する場合、ハウジングをアルミダイカストの成形品とすることができるため、ローラ式減速装置の軽量化を図ることができる。
メタル軸受の使用において、一対のメタル軸受のうち、フランジの外径面を支持する一方のメタル軸受に、そのフランジの側面外周部と軸方向で対向するスラスト軸受面を設け、他方のメタル軸受に前記ケージの開口側端面と軸方向で対向するスラスト軸受面を設けておくと、上記と同様に、ケージに負荷されるスラスト荷重を受けることができるため、出力軸の軸方向へのガタツキを防止し、安定した回転トルクの伝達状態を得ることができる。
ここで、メタル軸受は、薄金属板のプレス成形品からなるものであってもよく、焼結金属の成形品からなるものであってもよい。また、含油軸受からなるものであってもよい。
この発明に係るローラ式減速装置において、ケージの開口側端面の外周部に傾斜面または円弧面からなるチャンファを設けておくと、上記開口側端面の外周エッジの応力緩和を図ることができ、損傷防止に効果を挙げることができる。
この発明においては、上記のように、ハウジングの内部にフランジの外径面およびケージの開口側端部の外径面それぞれを支持する一対のラジアル軸受面を設けたことによって軸方向長さのコンパクトなローラ式減速装置を得ることができる。
また、一対のラジアル軸受面によって回自在に支持されるフランジの外径面およびケージの開口側端部は、ケージに回転トルクを伝達するローラと近接する部位であるため、一対のラジアル軸受面によって出力軸の傾きや振れ回りを確実に防止することができ、安定した回転支持状態を得ることができる。
この発明に係るローラ式減速装置の第1の実施の形態を示す縦断正面図 図1のII−II線に沿った断面図 図1の要部を拡大して示す断面図 この発明に係るローラ式減速装置の第2の実施の形態を示す縦断正面図 この発明に係るローラ式減速装置の第3の実施の形態を示す縦断正面図
以下、この発明の実施の形態を図面に基いて説明する。図1乃至図3は、この発明に係るローラ式減速装置の第1の実施の形態を示す。図示のように、ハウジング1は、円筒状をなしている。ハウジング1は、軸方向に2分割されて第1分割ハウジング1aと第2分割ハウジング1bが設けられている。
第1分割ハウジング1aと第2分割ハウジング1bは、図示省略したボルトの締め付けにより結合一体化され、その突合せ側端部の内径面には、第1分割ハウジング1aと第2分割ハウジング1bとに跨って大径凹部2が形成されている。
大径凹部2の円筒状外周壁には内歯車3が圧入され、その内歯車3の内周に複数の内歯4が設けられている。
第1分割ハウジング1aの開口側端部には端板5が設けられ、その端板5の中央部に形成された軸挿入孔6に入力軸7が挿入されている。入力軸7は、軸挿入孔6内に組込まれた軸受8により回転自在に支持されて内歯車3と同軸上の配置とされ、上記ハウジング1a内に位置する軸端部には内歯車3内において回転可能な2枚の偏心円板9が軸方向に間隔をおいて設けられている。
2枚の偏心円板9は、その円筒状外径面の中心Oが入力軸7の軸心Oに対して偏心している。図2に示すδは、その偏心量を示している。また、2枚の偏心円板9は、円筒状外径面の中心Oが周方向に180°位置がずれている。その2枚の偏心円板9のそれぞれの外径面に軸受10が取付けられている。
第2分割ハウジング1bの内側には出力軸11が挿入されている。出力軸11は、その軸端面が入力軸7の軸端面と対向するようにして入力軸7と同軸上の配置とされている。
出力軸11の入力軸7と対向する軸端部にはフランジ12が設けられ、そのフランジ12の入力軸7と対向する一側面の外周部には、偏心円板9上の軸受10と内歯車3の対向部間において回転可能な円筒状のケージ13が設けられている。
フランジ12は、一側面の中央部に小径孔部14を有し、その小径孔部14内に組込まれた軸受15によって入力軸7の軸端部が回転自在に支持されている。
ケージ13の外径は、フランジ12の外径と同一径とされ、そのケージ13には周方向に等間隔に並ぶ複数のポケット16が複列に形成されている。各列のポケット16は、2枚の偏心円板9のそれぞれに取付けられた軸受10と対向する位置に形成されており、一方の列のポケット16と他方の列のポケット16は周方向に半ピッチ位置がずれ、各列のポケット16のそれぞれ内部にローラ17が径方向に移動自在に収容されている。
ローラ17は、内歯車3の内歯4に対して噛合可能とされ、そのローラ17が噛合する内歯4は、前述の特許文献1に記載されているように、出力軸11の回転角が内歯車3の内歯4の一ピッチ分の範囲において、ローラ17の中心が描く軌跡と平行する曲線のうちローラ17の外側にある曲線を一歯分とする歯形としている。
図3に示すように、ハウジング1における第1分割ハウジング1aの内周にはケージ13の開口側端部の外径面をメタル案内するラジアル軸受面18が形成され、一方、第2分割ハウジング1bの内周にはフランジ12の外径面をメタル案内するラジアル軸受面19が形成され、これらの各ラジアル軸受面18、19にはショットピーニングが施されて微細な潤滑油保持用の凹部20が設けられている。
第1分割ハウジング1aにおける端板5の内側面には、ケージ13の開口側端面と軸方向で対向するスラスト軸受面21が形成されている。一方、第2分割ハウジング1bの開口端には内向きフランジ22が設けられ、その内向きフランジ22の内側面には出力軸11におけるフランジ12の他側面外周部と軸方向で対向するスラスト軸受面23が形成されており、これらのスラスト軸受面21、23によってケージ13が軸方向に位置決めされている。
図3に示すように、ケージ13の開口側端面の外周部にはチャンファ24が設けられている。ここで、図3では、チャンファ24として傾斜面からなるものを示したが、これに限定されず、円弧面からなるものであってもよい。
第1の実施の形態で示すローラ式減速装置は上記の構造からなり、入力軸7が回転すると、偏心円板9の回転により、ローラ17が内歯車3の内歯4に順次噛合し、その入力軸7の1回転当たりにローラ17が内歯4の一歯分だけ周方向に移動し、そのローラ17からケージ13に回転トルクが伝達されて、出力軸11が減速回転する。
上記のような出力軸11の回転時、ケージ13の開口側端部の外径面およびフランジ12の外径面は第1分割ハウジング1aの内周に形成されたラジアル軸受面18および第2分割ハウジング1bの内周に形成されたラジアル軸受面19によりメタル案内される。このとき、そのメタル案内部はケージ13に回転トルクを伝達するローラ17を挟む両側の近接部位であるため、出力軸11は傾きや振れ回りを生じることなく精度よく回転することになる。
また、ケージ13の開口側端面は端板5に形成されたスラスト軸受面21によって回転自在に支持され、一方、フランジ12の他側面の外周部は内向きフランジ22の内側に形成されたスラスト軸受面23によって回転自在に支持され、ケージ13にスラスト荷重が負荷された場合、そのスラスト荷重はスラスト軸受面21、23で支持されることになる。
このため、出力軸11は軸方向にガタツクことなく定位置において精度よく回転する。
第1の実施の形態で示すように、ケージ13の開口側端部の外径面およびフランジ12の外径面を第1分割ハウジング1aの内周に形成されたラジアル軸受面18および第2分割ハウジング1bの内周に形成されたラジアル軸受面19によりメタル案内することにより、出力軸を複列の軸受によって回転自在に支持する前述従来のローラ式減速装置に比較して、軸方向長さのコンパクトなローラ式減速装置を得ることができる。
また、上記のラジアル軸受面18、19のそれぞれにショットピーニングを施して微細な凹部20を設けることにより、その微細な凹部20により潤滑油を保持することができるため、ラジアル軸受面18、19での焼付きを防止することができる。
さらに、ケージ13の開口側端面の外周部にチャンファ24を設けることにより、上記開口側端面の外周エッジの応力緩和を図ることができ、損傷防止に効果を挙げることができる。
図4は、この発明に係るローラ式減速装置の第2の実施の形態を示す。この実施の形態では、ケージ13の開口側端部の外周に環状突出部25を設け、内歯車3の内径面の一端部にその環状突出部25の外径面を回転自在に支持するラジアル軸受面26と、上記環状突出部25の側面を受けるスラスト軸受面27とを形成し、また、第2分割ハウジング1bの内径面にメタル軸受28を圧入し、そのメタル軸受28の内径面に形成されたラジアル軸受面29でフランジ12の外径面を回転自在に支持している点で第1の実施の形態と相違する。
このため、第1の実施の形態で示す部品と同一の部品には同一の符号を付して説明を省略する。
ここで、メタル軸受28は、薄金属板のプレス成形品からなるものであってもよく、焼結金属の成形品からなるものであってもよい。また、含油軸受からなるものであってもよい。
上記第2の実施の形態で示すように、内歯車3の内径面の一端部に形成されたラジアル軸受面26でケージ13に形成された環状突出部25の外径面を回転自在に支持し、第2分割ハウジング1bの内径面に圧入されたメタル軸受28でフランジ12の外径面を回転自在に支持することにより、ハウジング1をアルミダイカストの成形品とすることができ、ローラ式減速装置の軽量化を図ることができる。
また、内歯車3に形成されたスラスト軸受面27と端板5の内側面の外周部に形成された前述のスラスト軸受面21とで環状突出部25の両側面を回転自在に支持することによって、ケージ13にスラスト荷重が負荷された場合、そのスラスト荷重をスラスト軸受面21、27で支持することができるため、出力軸11の軸方向へのガタツキを防止し、安定した回転トルクの伝達状態を得ることができる。
図5は、この発明に係るローラ式減速装置の第3の実施の形態を示す。この実施の形態では、第1分割ハウジング1aの内径面および第2分割ハウジング1bの内径面のそれぞれにメタル軸受30、31を圧入し、第1分割ハウジング1aに圧入されたメタル軸受30に、ケージ13の開口側端部の外径面をメタル案内するラジアル軸受面32と、ケージ13の開口側端面を受けるスラスト軸受面33とを設け、第2分割ハウジング1bに圧入されたメタル軸受31にフランジ12の外径面をメタル案内するラジアル軸受面34と、フランジ12の他側面外周部を受けるスラスト軸受面35とを設けている点で第1の実施の形態と相違する。
このため、第1の実施の形態と同一の部品には同一の符号を付して説明を省略する。
ここで、メタル軸受30、31は、第2の実施の形態と同様に、薄金属板のプレス成形品からなるものであってもよく、焼結金属の成形品からなるものであってもよい。また、含油軸受からなるものであってもよい。
第3の実施の形態のように、第1分割ハウジング1aの内径面に圧入されたメタル軸受30でケージ13の開口側端部の外径面を回転自在に支持し、かつ、第2分割ハウジング1bの内径面に圧入されたメタル軸受31でフランジ12の外径面を回転自在に支持することにより、第2の実施の形態と同様に、ハウジング1をアルミダイカストの成形品とすることができ、ローラ式減速装置の軽量化を図ることができる。
また、それぞれのメタル軸受30、31にスラスト軸受面33、35を形成することにより、ケージ13にスラスト荷重が負荷された場合に、そのスラスト荷重をそれぞれのスラスト軸受面33、35で支持することができるため、出力軸11の軸方向へのガタツキを防止し、安定した回転トルクの伝達状態を得ることができる。
1 ハウジング
3 内歯車
4 内歯
7 入力軸
9 偏心円板
11 出力軸
12 フランジ
13 ケージ
16 ポケット
17 ローラ
18 ラジアル軸受面
19 ラジアル軸受面
20 凹部
21 スラスト軸受面
23 スラスト軸受面
24 チャンファ
26 ラジアル軸受面
27 スラスト軸受面
28 メタル軸受
29 ラジアル軸受面
30 メタル軸受
31 メタル軸受
32 ラジアル軸受面
33 スラスト軸受面
34 ラジアル軸受面
35 スラスト軸受面

Claims (11)

  1. 固定の配置とされるハウジングと、そのハウジングに形成された円筒状内径面に支持され、内周に複数の内歯が設けられた内歯車と、その内歯車と同軸上の配置とされ、前記内歯車の内側に位置する軸端部に偏心円板が設けられた入力軸と、その入力軸と軸端面が対向するようにして同軸上に配置された出力軸とを有し、前記出力軸の軸端部にフランジが設けられ、そのフランジの前記入力軸の軸端部と対向する一側面の外周部に前記内歯車内において回転可能なケージが設けられ,そのケージに形成されたポケット内に前記偏心円板の外径面に沿って転動可能なローラが組込まれ、前記偏心円板の回転によりローラを前記内歯に順次噛合させて入力軸の1回転当たりに内歯の一歯分だけ周方向に移動させることにより出力軸を減速回転させるようにしたローラ式減速装置において、
    前記ハウジングの内側に前記フランジの外径面およびケージの開口側端部の外径面それぞれをメタル案内する一対のラジアル軸受面と、前記フランジの他側面の外周部およびケージの開口側端面のそれぞれと軸方向で対向する一対のスラスト軸受面を設けたことを特徴とするローラ式減速装置。
  2. 前記一対のラジアル軸受面のそれぞれが、前記ハウジングの内径面に直接形成された請求項1に記載のローラ式減速装置。
  3. 前記一対のラジアル軸受面のそれぞれにショットピーニングを施して潤滑油保持用の微細な凹部を形成した請求項1又は2に記載のローラ式減速装置。
  4. 前記一対のラジアル軸受面のうち、前記フランジの外径面をメタル案内するラジアル軸受面が前記ハウジングの内径面に直接形成され、ケージの開口側端部の外径面を支持するラジアル軸受面が前記内歯車の内径面に形成された請求項1に記載のローラ式減速装置。
  5. 前記一対のラジアル軸受面が、前記ハウジングの内径面両端部に圧入された一対のメタル軸受のそれぞれに形成された請求項1に記載のローラ式減速装置。
  6. 前記一対のメタル軸受のうち、前記フランジの外径面を支持する一方のメタル軸受にそのフランジの側面外周部と軸方向で対向するスラスト軸受面を設け、他方のメタル軸受に前記ケージの開口側端面と軸方向で対向するスラスト軸受面を設けた請求項に記載のローラ式減速装置。
  7. 前記メタル軸受が、薄金属板のプレス成形品からなる請求項又はに記載のローラ式減速装置。
  8. 前記メタル軸受が、焼結金属の成形品からなる請求項又はに記載のローラ式減速装置。
  9. 前記メタル軸受が、含油軸受からなる請求項又はに記載のローラ式減速装置。
  10. 前記ハウジングが、アルミダイカストの成形品からなる請求項乃至のいずれかの項に記載のローラ式減速装置。
  11. 前記ケージの開口側端面の外周部にチャンファを設けた請求項1乃至10のいずれかの項に記載のローラ式減速装置。
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