JP5634718B2 - インクジェットプリンタおよび液体検出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、インク等の液体を検出する液体検出センサ及び液体検出方法に関する。
従来から、インクタンク内のインクを検出するセンサとして、磁気センサや光学式センサが知られている。例えば、特許文献1に記載の磁気センサは、インクタンク内に配置されたガイド軸内に設けられたリードスイッチと、このリードスイッチを包囲するマグネットを内蔵し、ガイド軸に沿って移動自在に設けられたフロートとを備えている。この磁気センサでは、インクの増減に応じて移動するフロートの位置をリードスイッチによって検出し、インクタンク内の液面の位置を検出している。
また、特許文献2に記載の光学式センサは、透過性の部材から成るインクタンクに設けられた光反射面に対して光を照射する発光素子と、この発光素子から照射されて光反射面にて反射した光を受光する受光素子とを備えている。この光学式センサでは、光反射面によって反射されて受光素子にて受光した光の強度に基づいて、インクタンク内のインクの有無を検出している。
特開2000−203057号公報 特開2000−190520号公報
しかしながら、上記従来のセンサは、以下のような問題がある。すなわち、特許文献1に記載の磁気センサでは、インクの表面張力等によってフロートがインクタンクの内壁に張り付くことがあり、安定したインクの検出ができないといった問題がある。また、特許文献2に記載の光学式のセンサでは、不透明なインクがインクタンク内に充填された場合、インクの色材の乱反射によって受光素子が受光する光の強度が変化し、インクを誤検出するおそれがある。そのため、全てのインク種に対応することができないといった問題がある。
本発明は、上記課題解決のためになされたものであり、様々なインク種に対応でき、且つインクの誤検出を防止できる液体検出センサ及び液体検出方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る液体検出センサは、容器内に設けられ、容器内の液体を検出する液体検出センサであって、光を照射する投光部と、液体の屈折率を基準とする所定範囲内の屈折率を有し、投光部から照射された光を入射する入射面、液体と接触すると共に入射面から入射した光を反射する反射面、及び液体と接触すると共に反射面において反射した光を出射する出射面を有する反射部と、投光部及び反射部と離間して設けられ、出射面から出射された光を受光する受光部とを備えることを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るインクジェットプリンタは、容器内に設けられ、容器内の液体を検出する液体検出センサを備えているインクジェットプリンタであって、光を照射する投光部と、液体の屈折率を基準とする所定範囲内の屈折率を有し、投光部から照射された光を入射する入射面、液体と接触すると共に入射面から入射した光を反射する反射面、及び液体と接触すると共に反射面において反射した光を出射する出射面を有する断面三角形状を成し、容器の深さ方向に延在するプリズムと、投光部及びプリズムと離間して設けられ、反射面で全反射された出射面から出射された光を受光する受光部とを備え、プリズムと受光部との間に液体が存在しない場合には、投光部から入射面に至る光路は、液体から隔離されて、投光部から照射された光がプリズムの反射面によって反射された受光部に受光され、プリズムと受光部との間に透過性を有する液体が存在する場合には、投光部から照射された光がプリズムの反射面において反射されずに当該液体に放射されて受光部において光が受光されないことを特徴とする液体検出センサを備えている
また、投光部から入射面に至る光路は、液体から隔離されていることが好ましい。この場合には、投光部から照射された光が入射面に到達する間に液体等によって遮蔽されることを防止できる。そのため、より確実に液体の検出を行うことができる。
また、本発明は、上記のように液体検出センサの発明として記述できる他に、以下のように液体検出方法の発明としても記述することができる。これはカテゴリが異なるだけで、実質的に同一の発明であり、同様の作用及び効果を奏する。
すなわち、本発明に係る液体検出方法は、インクジェットプリンタが備える容器内に設けられた液体検出センサによって容器内の液体を検出する液体検出方法であって、液体検出センサは、光を照射する投光部と、液体の屈折率を基準とする所定範囲内の屈折率を有し、投光部から照射された光を入射する入射面、液体と接触すると共に入射面から入射した光を反射する反射面、及び液体と接触すると共に反射面において反射した光を出射する出射面を有する断面三角形状を成し、容器の深さ方向に延在するプリズムと、投光部及びプリズムと離間して設けられ、反射面で全反射されて出射面から出射された光を受光する受光部とを備え、プリズムと受光部との間に液体が存在しない場合には、投光部から入射面に至る光路は、液体から隔離されており、投光部から照射された光がプリズムの反射面によって反射されて受光部にて受光され、プリズムと受光部との間に透過性を有する液体が存在する場合には、投光部から照射された光がプリズムの反射面において反射されずに当該液体に放射されて受光部において光が受光されず、受光部において光が受光された場合には、投光部から受光部に至る光路に液体がないと判断し、受光部において光が受光されない場合には、光路に液体があると判断することを特徴とする。
本発明によれば、様々なインク種に対応でき、且つインクの誤検出を防止できる。
本発明の一実施形態に係る液体検出センサを示す斜視図である。 図1に示す液体検出センサを上から見た図である。 図1に示す液体検出センサの構成を模式的に示す図である。 液体検出センサの使用形態を示す図である。 液体検出を説明する図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、全図中、同一又は相当部分には同一符号を付すこととする。
図1は、本発明の一実施形態に係る液体検出センサを示す斜視図であり、図2は、図1に示す液体検出センサを上から見た図であり、図3は、図1に示す液体検出センサの構成を模式的に示す図である。各図に示す液体検出センサ1は、インクジェットプリンタに搭載される中間タンク20(図4参照)内のインクを検出するセンサである。この液体検出センサ1は、ケース2と、投光部3,4と、受光部5,6と、プリズム(反射部)7とから構成されている。液体検出センサ1は、図示しないインクジェットプリンタの制御部30(図5参照)に接続されており、この制御部30は、液体検出センサ1から出力される信号(電流)によって、中間タンク20内に供給するインク量を制御する。
ケース2は、投光部3,4及び受光部5,6を収容する部分である。このケース2は、例えばPTFE(Polytetrafluoroethylene:ポリテトラフルオロエチレン)等の透過性の部材によって形成されている。ケース2は、鍔部10と、この鍔部10に連設された本体部11とから構成されている。鍔部10は、平行四辺形状を成しており、中間タンク20に取り付けられる部分である。本体部11は、第1収容部12と、第2収容部13とを有している。第1収容部12及び第2収容部13は、棒状を成しており、互いに平行に延在している。この第1収容部12及び第2収容部13は、中空構造を有しており、後述する投光部3,4及び受光部5,6が配設された基板(図示しない)をそれぞれ収容する。第1収容部12と第2収容部13とは、所定の間隔を有して鍔部10の幅方向に離間しており、第1収容部12及び第2収容部13の基端側(鍔部10側)及び先端側は、接続部材14,15によって接続されている。つまり、ケース2において、第1収容部12と第2収容部13との間には、開口16が形成されている。
また、ケース2の鍔部10には、第1収容部12及び第2収容部13の中空部と連通する挿入部(いずれも図示しない)が設けられており、受光部5,6及び投光部3,4に接続されたリード線17,18は、鍔部10において第1収容部12及び第2収容部13と反対側に突出している。
投光部3,4は、プリズム7に対して光を照射する部分である。この投光部3,4は、例えばLED(Light Emitting Diode)であり、第1収容部12の延在方向に所定の間隔を有して複数(ここでは2つ)基板に設けられている。この投光部3,4の間隔は、中間タンク20内におけるインクの最大容量及び最低容量に応じて設定されている。つまり、投光部3は、中間タンク20においてインクが最大容量となる位置、投光部4は、中間タンク20においてインクが最低容量となる位置となるように設定されている。投光部3,4は、第1収容部12において、開口16が設けられている位置に取り付けられている。図3に示すように、投光部3,4における光の照射方向は、第1収容部12及び第2収容部13の配設方向に対して開口16に向かって斜め上方となっている。投光部3,4は、制御部30の制御により光を照射する。
受光部5,6は、投光部3,4から照射された光を受光する部分である。受光部5,6は、例えばフォトダイオードであり、第2収容部13の延在方向に所定の間隔を有して複数(ここでは2つ)基板に設けられている。具体的には、受光部5,6は、第1収容部12及び第2収容部13の配設方向において投光部3,4と同一直線状にそれぞれ設けられている。この受光部5,6は、第1収容部12及び第2収容部13の配設方向において、開口16側を向いている。すなわち、投光部3,4の光の照射方向と受光部5,6とは、第1収容部12及び第2収容部13の配設方向において一致していない。受光部5,6は、受光した光に対応する電流をリード線18を介して制御部30に出力する。
ここで、図3に示すように、投光部3,4の開口16側には、遮光板19が設けられている。この遮光板19により、投光部3,4から照射された光は、受光部5,6に直接受光されない構成となっている。
また、プリズム7は、投光部3,4から照射された光を反射させる部分である。このプリズム7は、ケース2と同じ例えばPTFEによって形成されており、断面三角形状を成している。プリズム7は、第1収容部12と一体形成されている。具体的には、プリズム7は、第1収容部12において開口16が設けられている位置、すなわち投光部3,4の取り付け位置に対応して設けられている。プリズム7は、投光部3,4から照射された光を入射する入射面7aと、インクと接触すると共に入射面7aから入射した光を反射させる反射面7bと、インクと接触すると共に反射面7bにおいて反射された光を出射する出射面7cとを有している。入射面7aは、投光部3,4と接触しており、入射面7aと投光部3,5との間の光路Lは、インクから隔離されている。また、出射面7cから出射される光の方向は、受光部5,6を向いている。つまり、投光部3,4から照射された光は、プリズム7の出射面7cから出射されて受光部5,6に入射する。
このような構成を有するプリズム7は、所定の屈折率(絶対屈折率)を有しており、その屈折率は、例えば1.35である。このプリズム7の屈折率は、インクの屈折率を基準とする所定の範囲内となっており、インクの屈折率は、例えば1.33〜1.45となっている。プリズム7は、接触するインク境面との相対屈折率が「1」に近い場合には、投光部3,4から照射された光を反射面7bにおいてほとんど反射させずに通過させる。一方、プリズム7は、接触するインク境面との相対屈折率が「1」よりも大きい場合には、投光部3,4から照射された光を反射面7bにおいて全反射させ、出射面7cから受光部5,6に向けて光を出射する。
以上のような構成により、液体検出センサ1には、投光部3,4、プリズム7及び受光部5,6間に光路Lが形成される。この光路Lは、図3に示すように、投光部3から照射された光がプリズム7の反射面7bにおいて反射され、出射面7cから出射されて受光部5に受光されることにより形成されている。
続いて、液体検出センサ1における液体検出方法について、図4及び図5を参照しながら説明する。図4は、液体検出センサの使用形態を示す図であり、図5は、液体検出センサにおける液体検出を説明する図である。図4に示すように、液体検出センサ5は、インクタンク(図示しない)とインクを吐出するインクジェットヘッド21との間に設けられる中間タンク20に取り付けられる。この中間タンク20は、インクタンクから供給されたインクを貯留し、例えばポンプによって圧力が加えられることでインクジェットヘッド21にインクを供給する。図4において、液体検出センサ1の受光部3は、中間タンク20においてインクの最大容量(High容量)となる位置に設けられており、受光部4の位置は、中間タンク20においてインクの最低容量(Low容量)となる位置に設けられている。液体検出センサ1は、上述のように制御部30に接続されており、制御部30の制御によって投光部3,4から光を照射すると共に、受光部5,6において光を受光した場合に電流を制御部30に出力する。
最初に、透明なインク(例えば、酸性インク)の検出方法について説明する。なお、ここで言う透明とは、透過性を有することである。図5に示すように、プリズム7の反射面7bと透明なインクとが接触している場合、プリズム7と透明なインクの境界面との相対屈折率は例えば1.02であるため、投光部3,4から照射された光は、プリズム7の反射面7bを通過してインクに放射される。そのため、受光部5,6においては、投光部3,4から照射された光が受光されない。この場合、制御部30では、投光部3,4からの光の照射に対して受光部5,6からの応答が無いため、投光部3,4及び受光部5,6の取り付け位置、つまり投光部3,4から受光部5,6に至る光路L上においてインクが中間タンク20内に存在していると判断する。
一方、投光部3,4及び受光部5,6の取り付け位置において透明なインクが存在していない場合には、プリズム7の屈折率よりも空気の屈折率が小さいため、投光部3,4から照射された光がプリズム7の反射面7bにおいて全反射され、出射面7cから出射されて受光部5,6にて受光される。この場合、制御部30では、投光部3,4からの光の照射に対して受光部5,6からの応答があるため、投光部3,4及び受光部5,6の取り付け位置、つまり投光部3,4から受光部5,6に至る光路L上においてインクが中間タンク20内に存在していないと判断する。
次に、不透明なインク(例えば、昇華インク)の検出方法について説明する。なお、ここで言う不透明とは、透過性がないことであり、粒子(色材)により懸濁している状態である。図5に示すように、プリズム7の反射面7bと不透明なインクとが接触している場合、投光部3,4から照射された光は、プリズム7の反射面7bを通過してインクに放射される。そのため、受光部5,6においては、投光部3,4から照射された光が受光されない。また、インクにおいて粒子の密度が濃く、プリズム7の反射面7bにおいてインクの乱反射により反射されて出射面7cから出射された場合であっても、この出射面7cから出射した光は、開口16部分(投光部3,4と受光部5,6との間)に存在する不透明なインクによって吸収及び散乱が生じて遮蔽されるため、受光部5,6において光が受光されない。この場合、制御部30では、投光部3,4からの光の照射に対して受光部5,6からの応答が無いため、投光部3,4及び受光部5,6の取り付け位置、つまり投光部3,4から受光部5,6に至る光路L上においてインクが中間タンク20内に存在していると判断する。
一方、投光部3,4及び受光部5,6の取り付け位置において不透明なインクが存在していない場合には、プリズム7の屈折率よりも空気の屈折率が小さいため、投光部3,4から照射された光がプリズム7の反射面7bにおいて全反射され、出射面7cから出射されて受光部5,6にて受光される。この場合、制御部30では、投光部3,4からの光の照射に対して受光部5,6からの応答があるため、投光部3,4及び受光部5,6の取り付け位置、つまり投光部3,4から受光部5,6に至る光路L上においてインクが中間タンク20内に存在していないと判断する。
以上のように、液体検出センサ1において中間タンク20内のインクの検出が行われる。これにより、制御部30は、図4に示す中間タンク20のHigh容量及びLow容量の範囲内においてインクが変動するように調整する。
以上説明したように、液体検出センサ1は、光を投光する投光部3,4と、光を反射するプリズム7と、プリズム7の出射面7cから出射された光を受光する受光部5,6とから構成されている。この液体検出センサ1において、中間タンク20内にインクが存在しない場合には、投光部3,4から照射された光がプリズム7によって全反射されて受光部5,6にて受光される。一方で、透過性を有する(透明な)インクが中間タンク20内に充填されている場合には、投光部3,4から照射された光がプリズム7の反射面7bにおいて反射されずにインクに放射されるため、受光部5,6において光が受光されない。また、透過性を有しない(不透明な)インクが中間タンク20内に充填されている場合には、投光部3,4から照射された光がプリズム7の反射面7bにおいて反射されずに放射されるため、受光部5,6において光が受光されない。或いは、投光部3,4から照射された光がプリズム7の反射面7bにおいてインクの乱反射によって反射されて受光部5,6に向かった場合であっても、プリズム7と離間して設けられる受光部5,6との間に存在するインクによって光が遮蔽されるため、受光部5,6において光が受光されない。このように、液体検出センサ1では、中間タンク20内にインクが充填されていない場合には、受光部5,6において光が受光され、中間タンク20内にインクが充填されている場合には、受光部5,6において光が受光されない。そのため、インクが透過性を有する場合又は透過性を有しない場合であっても、受光部5,6における光を受光の有無によって、インクの有無を検出することができる。したがって、透明、不透明に関わらず様々なインク種に対応することができる。また、磁気センサとは異なり、フロートが容器内に張り付くことがないので、インクを誤検出することなく安定して検出できる。以上のように、本発明の液体検出センサ1では、様々なインク種に対応でき、且つインクの誤検出を防止できる。
また、投光部3,4は、第1収容部12に収容されており、プリズム7は、第1収容部12と一体形成されているため、投光部3,4とプリズム7の入射面7aとの光路Lは、インクから隔離されている。これにより、投光部3,4から照射された光が入射面7aに到達する間にインクによって遮蔽されることを防止できる。そのため、より確実にインクの検出を行うことができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、投光部3,4としてLED、受光部5,6としてフォトダイオードを用いているが、投光部3,4は光を照射するものであればよく、受光部5,6は光を受光するものであればよい。
また、上記実施形態では、投光部3,4及び受光部5,6をそれぞれ2つずつ設けているが、投光部及び受光部の数は適宜変更できる。
また、上記実施形態では、投光部3,4とプリズム7(入射面7a)とが接触して配置される構成としているが、投光部3,4とプリズム7とは、離間して配置されてもよい。つまり、投光部3,4から照射された光がプリズム7に入射する構成であればよく、投光部3,4から入射面7aに至る光路Lにインクが介在しなければよい。
1…液体検出センサ、3,4…投光部、5,6…受光部、7…プリズム(反射部)、7a…入射面、7b…反射面、7c…出射面、L…光路。

Claims (2)

  1. 容器内に設けられ、前記容器内の液体を検出する液体検出センサを備えているインクジェットプリンタであって、
    光を照射する投光部と、
    前記液体の屈折率を基準とする所定範囲内の屈折率を有し、前記投光部から照射された光を入射する入射面、前記液体と接触すると共に前記入射面から入射した光を反射する反射面、及び前記液体と接触すると共に前記反射面において反射した光を出射する出射面を有する断面三角形状を成し、前記容器の深さ方向に延在するプリズムと、
    前記投光部及び前記プリズムと離間して設けられ、前記反射面で全反射されて前記出射面から出射された光を受光する受光部とを備え、
    前記プリズムと前記受光部との間に液体が存在しない場合には、
    前記投光部から前記入射面に至る光路は、前記液体から隔離されて
    前記投光部から照射された光が前記プリズムの前記反射面によって反射されて前記受光部にて受光され、
    前記プリズムと前記受光部との間に透過性を有する液体が存在する場合には、前記投光部から照射された光が前記プリズムの前記反射面において反射されずに当該液体に放射されて前記受光部において光が受光されないことを特徴とする液体検出センサを備えているインクジェットプリンタ。
  2. インクジェットプリンタが備える容器内に設けられた液体検出センサによって前記容器内の液体を検出する液体検出方法であって、
    前記液体検出センサは、
    光を照射する投光部と、
    前記液体の屈折率を基準とする所定範囲内の屈折率を有し、前記投光部から照射された光を入射する入射面、前記液体と接触すると共に前記入射面から入射した光を反射する反射面、及び前記液体と接触すると共に前記反射面において反射した光を出射する出射面を有する断面三角形状を成し、前記容器の深さ方向に延在するプリズムと、
    前記投光部及び前記プリズムと離間して設けられ、前記反射面で全反射されて前記出射面から出射された光を受光する受光部とを備え、
    前記プリズムと前記受光部との間に液体が存在しない場合には、
    前記投光部から前記入射面に至る光路は、前記液体から隔離されており、
    前記投光部から照射された光が前記プリズムの前記反射面によって反射されて前記受光部にて受光され、
    前記プリズムと前記受光部との間に透過性を有する液体が存在する場合には、前記投光部から照射された光が前記プリズムの前記反射面において反射されずに当該液体に放射されて前記受光部において光が受光されず、
    前記受光部において光が受光された場合には、前記投光部から前記受光部に至る光路に前記液体がないと判断し、
    前記受光部において光が受光されない場合には、前記光路に前記液体があると判断することを特徴とする液体検出方法。
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