JP2001208596A - 液面検出装置 - Google Patents

液面検出装置

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JP2001208596A
JP2001208596A JP2000015385A JP2000015385A JP2001208596A JP 2001208596 A JP2001208596 A JP 2001208596A JP 2000015385 A JP2000015385 A JP 2000015385A JP 2000015385 A JP2000015385 A JP 2000015385A JP 2001208596 A JP2001208596 A JP 2001208596A
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JP
Japan
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container
liquid level
light
liquid
light emitting
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Teiji Hasegawa
貞次 長谷川
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OPT TECHNO KK
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OPT TECHNO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液面検出装置を容体に装備するに際し、簡単
な操作で確実に取付けることができる取付構成を備えた
液面検出装置を提供すること。 【解決手段】 プリント基板4に設けた発光素子8と受
光素子10を容体1内の下方部に配設すると共に、発光
素子8と受光素子10に対向するように容体1に設けた
光学素子9を備えた液面検出部14を構成し、さらに、
容体1には、上端部に鍔6を、鍔6よりやや下方位置に
は2つの取付係止舌片5を各々設けると共に、取付係止
舌片5は弾性板状部として下向きに形成し、その外面側
に突起部13を設けた構成としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は液槽内の液体の液
面レベルを検出する液面検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来例の液面検出装置の構成を
示すもので、51は棒状の液面センサ−であり、52は
上記センサ−51の上端部に設けた取付部であり、53
は液面の検出部である。取付部52は図示したように両
脇を張り出した翼状としてあり、取付け用の孔54が設
けてある。
【0003】検出部53には発光素子と受光素子が備え
てあり、この検出部53が空気中にあるとき発光素子の
光がプリズム状の光学素子55によって反射して受光素
子に入射し、また、検出部53が液中にあるときは、発
光素子の光は光学素子55で反射せず液中に放出され受
光素子に入射しない。したがって、受光素子に光電流が
流れたときは液面が検出部53より下にあり、光電流が
流れないときは液面が検出部53より上にあることにな
る。
【0004】上記従来例の液面検出装置の液槽への装着
方法は、この液槽の上部部材56に設けた孔57に液面
センサ−51を挿入し、取付け部52に設けてある取付
け用の孔54にねじ58を用いて上記した液槽の上部部
材56に固着している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した液面検出装置
の液槽への取付け方法は、取付け部材としてねじが必要
であり、また、ねじの締め付け工程も必要である。これ
等のことはコストに関連する。更に液槽が転倒したとき
には、液槽内の液体が液面検出装置を取付けた部分より
漏液する恐れが有り、毒性、引火性液体では安全性に問
題がある。本発明は、液面検出装置を液槽に取付ける際
のコストが低減でき、転倒時の安全性を高めた液面検出
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明では、第1の発明として、棒状容体内の一
方の端部に発光素子と受光素子を備える検出部を設け、
この検出部が空気中にあるとき上記発光素子の光を受光
素子に入射させる光路を形成させ、液中にあるときこの
光路を消滅させるための光学素子を設けた容体を備え、
この容体の他端部近くの部所に、一方端部側に向かって
突出し、かつ、その部所を支点としてこの容体の外方に
付勢され内側に撓むことのできる複数の取付係止舌片を
設けると共に容体の他端部に鍔を設けて装置取付構成と
したことを特徴とする液面検出装置を提案する。
【0007】第2の発明として、棒状容体内の一方の端
部に発光素子と受光素子を備える検出部を設け、この検
出部が液中にあるとき上記発光素子の光を受光素子に入
射させる光路を形成させ、空気中にあるときこの光路を
消滅させるための光学素子を設けた容体を備え、この容
体の他端部近くの部所に、一方端部側に向かって突出
し、かつ、その部所を支点としてこの容体の外方に付勢
され内側に撓むことのできる複数の取付係止舌片を設け
ると共に容体の他端部に鍔を設けて装置取付構成とした
ことを特徴とする液面検出装置を提案する。
【0008】第3の発明は、上記した第1、第2発明に
おいて、液体を貯蔵する容体の上板に設けた上記棒状容
体の断面形状とほぼ同じ形状の孔に、環状弾性部材を上
記容体の上板と上記棒状容体に設けた鍔の間に介在する
ようにして上記棒状容体を上記孔に挿入し、上記取付係
止舌片に形成した突起部を上記容体の上板に係止する構
成としたことを特徴とする液面検出装置を提案する。
【0009】
【作用】上記した液面検出装置は、棒状容体端部に発光
素子と受光素子を内装し、さらに、この棒状容体端部に
は、発光素子の光が棒状容体周囲の状況、即ち液体の有
無に応じて受光素子に入射させるための光路を形成、或
いは消滅させる光学素子を設け検出部が構成されてい
る。
【0010】そして、この液面検出装置は、上記したよ
うに液体を貯蔵する容器、即ち液槽の上板に液面検出部
を下にして取付けられる。したがって、受光素子に流れ
る光電流の有無を検出することにより上記棒状容体端部
周囲の液体の有無から液面の位置を知ることができる。
【0011】このような、液面検出装置の上部には、容
器に装着するための、外方に付勢され内側に撓むことの
できる外面が突起形状の取付係止舌片が複数設けてあ
る。さらに、この取付係止舌片の上部には鍔が設けてあ
る。
【0012】そして、この液面検出装置は、上記したよ
うに液槽の上板に設けた取付け孔に、検出部を下にして
挿入し、液槽の上板を上記鍔と取付係止舌片の突起部と
で係止し液槽の上板に取付ける。
【0013】また、この液槽の上板と液面検出装置に設
けた鍔との間に環状弾性部材、いわゆるOリングを介在
させ液体容体の転倒による漏液を防止している。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面に沿って説明する。図1は、液面検出装置の正面図
であり、図2はその縦断面図である。これらの図におい
て、1は液面検出のための受発光器2、電子部品3、プ
リント基板4等を内包する棒状の容体であり、受発光器
2はその下部に装着されている。
【0015】この容体1の上部には矢印で示すように外
側に向かって付勢され内側に撓むことのできる弾性的な
2つの取付係止舌片5が設けてある。なお、この取付係
止舌片5は2つのものに限らず、2以上の複数としても
よい。さらに、取付係止舌片5の上部には所定の間隔を
おいて鍔6が設けてある。7は関連機器との電気的接続
を行なうためのプリント基板4に設けたコネクタであ
る。
【0016】容体1の下部に装備された受発光器2の発
光素子8の光は、容体1の検出部14が空気中にあると
き容体1に設けた光学素子9の外面A点で反射され受光
素子10に入射する。すなわち、容体1のA点が空気中
にあるときには発光素子8から受光素子10に至る光路
が形成される。
【0017】また、上記A点が液中にあるときは発光素
子8の光は上記A点で反射されず受光素子10に入射し
ない。すなわち、検出部14のA点が液中に没すると発
光素子8から受光素子10に至る光路が消滅する。
【0018】なお、光学素子9は発光素子8の光に対し
て透明な部材であり、また、容体1を透明材として光学
素子9を容体1と一体に形成してもよい。
【0019】ここで、受光素子10に光が入射し光電流
が流れた状態の信号出力を″1″と称し、光電流が流れ
ない状態の信号出力を″零″と称すると、″1″は液槽
内の液面が上記A点より下方にあることを示し、″零″
は液面がA点より上方にあることを示している。
【0020】上記構成の液面検出装置は、予め環状弾性
部材11を図示のように装着して、容体1の下部より液
槽上板12に設けた孔に上方から挿入し、取付係止舌片
5の突起部13を液槽内に入れ、この突起部13と鍔6
で液槽上板12を挟み込み液槽に取付ける。なお、突起
部13は角形突起に限らず円弧形突起としてもよい。ま
た、液槽の転倒を考慮しなくてもよい場合には環状弾性
部材11の装着を省略してもよい。
【0021】図3、図4は図1、図2に二点鎖線で示し
た液面検出部14に替わる他の液面検出部を装備した実
施形態で図3は正面図、図4は底面図である。これらの
図面で31は発光素子、32は受光素子であり、光学素
子33、34に各々埋設されている。
【0022】受光素子32に向かって放射される発光素
子31の光は、光学素子33の界面35がこの光に対し
臨界角以上の入射角を持つように設定されているので、
界面35が空気と接しているときは受光素子32に入射
しない。すなわち、発光素子31から受光素子32に至
光路は形成されない。
【0023】一方、光学素子33、34が液中にあると
き発光素子31の光は、界面35が液体と接しているた
め界面35で反射せず光学素子33、34の屈折率と、
液体の屈折率によって定まる光路で受光素子32に入射
する。
【0024】ここで、上記したように受光素子32に光
電流が流れたときの信号出力を″1″とし、光電流が流
れないときの信号出力を″零″とすれば、液面が発光素
子31と受光素子32を結ぶ線より下方にあるときは発
光素子31から受光素子32に至る光路が形成されず、
出力信号″零″となり、液面が上方にあるときは光路が
形成され出力信号は″1″となる。
【0025】上記液面検出装置を石油スト−ブに用いた
場合、検出信号は安定した燃焼状態を継続させるため油
槽の油面レベルを一定に保つ為の制御に利用される。ま
た、上記油面レベルの低下が検知され続けたときは燃料
僅少と判断し燃焼を停止させるなどの安全操作に移行す
る信号として用いられる。
【0026】なお、液槽検出装置に発光素子、受光素子
に関連して設けられる光学素子は透明材で形成される
が、発光素子の光が近赤外光の場合、近赤外光に対して
光透過性であればよく、特に視感的に不透明であっても
よい。
【0027】
【発明の効果】上記した通り、本発明によれば、液面検
出装置を、液槽の上板に設けた取付け孔に単に挿入する
だけで堅牢に装着することができ、コスト低減の効果が
得られる。また、環状弾性部材を併用することにより液
槽転倒時の液漏れが防止され、安全性を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す液面検出装置の正面図
である。
【図2】上記した液面検出装置の縦断面図である。
【図3】他の実施形態を示す液面検出装置の正面図であ
る。
【図4】図3に示す液面検出装置の底面図である。
【図5】従来の液面検出装置とその取付け構造を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 容体 2 受発光器 3 電子部品 4 プリント基板 5 取付係止舌片 6 鍔 7 コネクタ 8 発光素子 9 光学素子 10 受光素子 11 環状弾性部材 12 液槽上板 13 突起部 14 検出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状容体内の一方の端部に発光素子と受
    光素子を備える検出部を設け、この検出部が空気中にあ
    るとき上記発光素子の光を受光素子に入射させる光路を
    形成させ、液中にあるときこの光路を消滅させるための
    光学素子を設けた容体を備え、この容体の他端部近くの
    部所に、一方端部側に向かって突出し、かつ、その部所
    を支点としてこの容体の外方に付勢され内側に撓むこと
    のできる複数の取付係止舌片を設けると共に容体の他端
    部に鍔を設けて装置取付構成としたことを特徴とする液
    面検出装置。
  2. 【請求項2】 棒状容体内の一方の端部に発光素子と受
    光素子を備える検出部を設け、この検出部が液中にある
    とき上記発光素子の光を受光素子に入射させる光路を形
    成させ、空気中にあるときこの光路を消滅させるための
    光学素子を設けた容体を備え、この容体の他端部近くの
    部所に、一方端部側に向かって突出し、かつ、その部所
    を支点としてこの容体の外方に付勢され内側に撓むこと
    のできる複数の取付係止舌片を設けると共に容体の他端
    部に鍔を設けて装置取付構成としたことを特徴とする液
    面検出装置。
  3. 【請求項3】 液体を貯蔵する容体の上板に設けた上記
    棒状容体の断面形状とほぼ同じ形状の孔に、環状弾性部
    材を上記容体の上板と上記棒状容体に設けた鍔の間に介
    在するようにして上記棒状容体を上記孔に挿入し、上記
    取付係止舌片に形成した突起部を上記容体の上板に係止
    する構成としたことを特徴とする請求項1または2に記
    載した液面検出装置。
JP2000015385A 2000-01-25 2000-01-25 液面検出装置 Pending JP2001208596A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011163816A (ja) * 2010-02-05 2011-08-25 Mimaki Engineering Co Ltd 液体検出センサ及び液体検出方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011163816A (ja) * 2010-02-05 2011-08-25 Mimaki Engineering Co Ltd 液体検出センサ及び液体検出方法

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