JP2004053560A - 漏液センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】漏液が発生していない状態での受光量を安定させることができる漏液センサを提供する。
【解決手段】投光素子51はその出射光が出射面13Aに対して全反射の臨界角(出射面13Aに漏液が接触していない状態における臨界角)より小さい入射角で斜めに入射するように配置されている。そして、入射面13Bは漏液が接触していないときの出射面13Aからの透過光が、斜めに入射するように配置されており、受光素子52は漏液に接触していないときの入射面13Bを透過した投光素子51からの出射光を受光する位置に配置されている。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、漏液を検出する漏液センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、漏液センサとして図16に示すものがある。このものは、配管下の床面等の被浸水面Fに対向配置される透光部材7の外面に互いに対称的に傾いた一対の検出面71,72を有し、投光部81からの光を検出面71に照射し、検出面71,72を反射した光を受光部82で受光するように構成されている。また、検出面71,72の間には、底面73が設けられており、被浸水面Fに対して密着するようにされている。
【0003】
漏液がない状態では検出面71,72を介して投光部81から出射した光のほとんどが受光部82にて受光される。一方、漏液が発生して、例えば検出面71に漏液が接触すると、投光部81からの出射光が検出面71を透過することにより、受光部82に至る投光部81からの出射光が減少する。従って、漏液の状態とそうでない状態とでは、受光部82での受光量が異なり、この違いから漏液であるか否かが判断されるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、投光部81からの光は、拡散することから底面Fにも照射され、これを透過し、被浸水面Fで反射して受光部82に受光されることがある。被浸水面Fはその場所によって色や材質等が相違して、光の反射率が異なっているから、底面73を介して受光部82にて受光される投光部81からの光の光量は、漏液センサの設置場所によってまちまちである。従って、漏液検出の検出精度を保つため、設置場所に応じて漏液センサの感度調整を行なわねばならない。通常、漏液センサは、例えば装置と装置との隙間であったり、有害な液体が漏れる危険のある場所のような作業者が容易に踏み込むことができない場所に設置されることから、漏液センサ側で感度調整を行なわなければならない場合には、作業者の作業負担が激増することが懸念される。
【0005】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、被浸水面からの反射光の影響を回避することができる漏液センサを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、漏液が接触する漏液接触面を有する透光部材と、前記透光部材の内側から外側に向けて前記漏液接触面に対して、臨界角より小さい入射角度で斜めに透過させるように配された投光部と、前記漏液接触面に漏液が接触していないときに前記漏液接触面を透過した光を受光可能に配された受光部と、前記受光部における受光量に基づいて漏液を検出する検出手段とからなるところに特徴を有する。
【0007】
請求項2の発明は、漏液が接触する漏液接触面を有する透光部材と、前記透光部材の外側から内側に向けて前記漏液接触面に対して、斜めに透過させるように配された投光部と、前記漏液接触面が漏液に接触していないときに前記漏液接触面を透過した光を受光可能に配された受光部と、前記受光部における受光量に基づいて漏液を検出する検出手段とからなるところに特徴を有する。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のものにおいて、前記透光部材には、外側に向かって拡大するように開口された漏液検出用の凹部が設けられ、この凹部のうち一の端面により前記漏液接触面が形成されているところに特徴を有する。
【0009】
請求項4の発明は、漏液が接触する第1の漏液接触面と、この第1の漏液接触面と漏液が浸水し得る空間を隔てて配され、かつ、漏液が接触する第2の漏液接触面とを備える透光部材と前記透光部材の内側から外側へ前記漏液が浸水し得る空間に向けて前記第1の漏液接触面に対して、臨界角より小さい入射角度で前記第1の漏液接触面を斜めに透過させると共に、前記第2の漏液接触面に対して斜めに透過させるように配された投光部と、漏液が浸水し得る空間から内側へ向けて、前記第1及び第2の漏液接触面に漏液が接触していないときに前記第2の漏液接触面を透過した光を受光可能に配された受光部と、前記受光部における受光量に基づいて漏液を検出する検出手段とからなるところに特徴を有する。
【0010】
請求項5の発明は、請求項4に記載の発明において、前記透光部材には、外側に向かって拡大するように開口された漏液検出用の凹部が設けられ、この凹部を構成する端面により前記第1及び第2の漏液接触面が形成されているところに特徴を有する。
【0011】
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項3に記載の発明において、前記投光部は投光素子に一端を対向させた光ファイバの他端部からなり、前記受光部は受光素子に一端を対向させた光ファイバの他端部とから構成されているところに特徴を有する。
【0012】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
漏液が発生していないときには、投光部からの出射光は漏液接触面を透過する際に、所定の屈折角で屈折し、この漏液接触面からの透過光が受光部にて受光される。一方、漏液が発生して、漏液接触面に漏液が接触すると、この漏液接触面での屈折角が変わって、投光部からの出射光の光路が変化して受光部に至る光が減少することにより、その受光量が減少し、検出手段はこの受光量に基づいて漏液であると判断する。従って、漏液が発生していないときには、投光部からの出射光は、漏液が浸水し得る被浸水面で反射することなく受光部に至るから、被浸水面の反射率に関係無く安定した受光量を得ることができる。
【0013】
<請求項2の発明>
漏液が発生していないときには、投光部からの出射光は漏液接触面を透過する際に、所定の屈折角で屈折し、この漏液接触面からの透過光が受光部にて受光される。一方、漏液が発生して、漏液接触面に漏液が接触すると、この漏液接触面での屈折角が変わって、投光部からの出射光の光路が変化して受光部に至る光が減少することによりその受光量が減少し、検出手段はこの受光量に基づいて漏液であると判断する。従って、漏液が発生していないときには、投光部からの出射光は、漏液が浸水し得る被浸水面に照射することなく受光部に至るから、被浸水面の反射率に関係無く安定した受光量を得ることができる。
【0014】
<請求項4の発明>
漏液が発生していないときには、投光部からの出射光は第1漏液接触面を透過する際に、所定の屈折角で屈折し、漏液が浸水し得る空間を通って第2漏液接触面に向かう。そして、第2漏液接触面を透過する際にも所定の屈折角で屈折して受光部に至る。一方、漏液が発生して、第1漏液接触面及び第2漏液接触面に漏液が接触すると、これら漏液接触面での屈折角が変わって、投光部からの出射光の光路が変化して受光部に至る光が減少することによりその受光量が減少し、検出手段はこの受光量に基づいて漏液であると判断する。
このようにすると、漏液が発生したときの光路を漏液が発生していないときの光路よりも一層大きく異ならせることができるから、漏液検出の検出精度を向上させることができる。
【0015】
<請求項3及び請求項5の発明>
請求項3及び請求項5の発明によれば、ウエス等の清掃具が漏液接触面全体に届くようになる。これによれば、例えば、漏液がふき取り易くなるから、メンテナンスの際の作業性を向上させることができる。
また、請求項5の発明において、例えば凹部に天井面を設け、その断面形状を台形形状に形成すれば、両漏液接触面のうち透光部材の内側部分の空間を広げることができる。このようにすれば、ウエス等の清掃具等が奥まで入れやすくなり、メンテナンスの際の作業性を一層向上させることができる。
【0016】
<請求項6の発明>
請求項6の発明によれば、投光部及び受光部に、細径である光ファイバを用いているから、出射面及び入射面周りを省スペース化することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
本発明に係る漏液センサの第1実施形態について図1ないし図8を参照して説明する。尚、図1において矢印Xの方向を前方とする。
本実施形態の漏液センサは、例えば液体貯蔵用タンク(図示せず)の下側に備えた液受けパン(容器)の被浸水面Fに取りつけられている。この漏液センサはセンサ本体1と保持具2とから構成されており、被浸水面Fに固定した保持具2にセンサ本体1を保持するようになっている。
【0018】
保持具2は2つの輪状の基台部21から立ち上がり壁部22を垂直に立ち上げた略L字状をなしており、基台部21がボルト(図示せず)により被浸水面Fに固定されると共に、立ち上がり壁部22の側面に接してセンサ本体1を固定するようになっている。立ち上がり壁部22は前方から見て概ねT字状に形成されており、その上部から前方に向かって保持片23が延設されている。保持片23のうち互いに対向する面には、後述するケース本体11Aの係合凸条12(後述する)と係合する係合溝24,24がその中央部分を残して上下方向に形成されている。また、立ち上がり壁部22の後側には角型容器状の収容凹部25が形成されて、ここに永久磁石4が収容されている。
【0019】
センサ本体1は、図7に示す電気回路を実装した略矩形のセンサ基板5と透光性樹脂により形成されたセンサケース11とから構成されている。センサケース11のうち偏平箱状をなすケース本体11A(請求項に記載の透光部材に相当)にはセンサ基板5が収容されており、このセンサ基板5から導出されている信号線Cがケース本体11Aの開放上面を塞ぐ蓋部11Bを貫通して外部に引き出されている。
【0020】
また、ケース本体11Aの左右両側には、その略中央から上下方向に向かって立ち上がり壁部22の係合凹部24と係合する係合凸条12,12が形成されており、両者が係合したところで、ケース本体11A下面が被浸水面Fに接触した位置(正規位置)に保持されるようになっている。
【0021】
センサ基板5に実装された電気回路は、図7に示す通りの構成である。センサ基板5の表面の下側には投光素子51(請求項に記載の投光部に相当)及び受光素子52(請求項に記載の受光部に相当)が配されている一方、裏面には正規位置において永久磁石4に対して真正面に対向する位置にホールIC53が取付けられている。
【0022】
投光素子51は投光回路54により駆動され、受光素子52からの受光信号は同期回路55にて同期を取りながら受光回路56にて増幅される。受光回路56が受光素子52の受光量に応じた受光信号を出力すると、これが積分回路57を介して漏液検出回路58(請求項に記載の検出手段に相当)に与えられ、ここで所定の基準レベルと比較した結果を異常検出回路60に与えることにより漏液の検出が行なわれる。
【0023】
また、ホールIC53は、永久磁石4から受ける磁界が所定の磁界強度となったときにハイレベルの信号を出力するようになっており、本実施形態では、センサ本体1が正規位置に取り付けられたときに、ハイレベルの信号を出力する。このホールIC53の出力は、図7に示すように取付検出回路59に与えられるようになっている。取付検出回路59はホールIC53の出力がハイレベルの信号かロウレベルの信号かを判断し、その結果を異常検出回路60に与えることにより取付け異常の検出が行なわれる。
【0024】
図6に示すように、ケース本体11A下面の中央部分には天井面と、この天井面から外部方向に向かって互いに離れる方向に傾斜する2つの傾斜面とからなる凹部13が設けられており、その断面形状は略台形とされている。これらの傾斜面は出射面13A(請求項4に記載の第1漏液接触面に相当)及び入射面13B(請求項4に記載の第2漏液接触面に相当)を構成している。また、凹部13とは反対側のケース本体11A内には、凹部13に対応する位置にその内部方向に隆起した凸部14が形成されており、この凸部14の左右両端に形成された段部15A,15Bにはスリット16A,16Bが設けられている。
【0025】
次に、投光素子51、受光素子52、出射面13A及び入射面13Bの配置関係について説明する。まず、投光素子51はその出射光が出射面13Aに対して全反射の臨界角(出射面13Aに漏液が接触していない状態における臨界角)より小さい入射角度で斜めに入射するように配置されている。そして、入射面13Bは漏液が接触していないときの出射面13Aからの透過光が、斜めに入射するように配置されており、受光素子52は漏液に接触していないときの入射面13Bを透過した投光素子51からの出射光を受光する位置に配置されている。
【0026】
従って、漏液が発生していないとき、即ち、漏液が両検出面13A,13Bに接触していないときには、投光素子51からの出射光は出射面13Aを透過する際に、所定の屈折角で屈折されて入射面13Bに向かい、入射面13Bを透過する際にも、所定の屈折角で屈折されて受光素子52に到達する光路Lが形成される(図6参照)。また、漏液が発生したときには、出射面又13A、入射面13Bを透過する際の屈折角が異なり、光路Lから逸れて投光素子51からの出射光は受光素子52に到達しない(図8参照)。
尚、スリット16Aは投光素子51からの出射光を所定範囲に絞って、光路Lから逸れる光を排除する役割を果たしており、スリット16Bは入射面13Bからの透過光のうち光路L以外からケース本体11A内に入射してくる光を排除する役割を果たしている。
【0027】
次に、本実施形態の漏液センサの作用について説明する。
まず、保持具2を被浸水面Fに取りつけておき、ケース本体11Aの係合凸条12を係合溝24に係合するように上から下に押しこんで、正規位置に保持させる。ここで、万一、センサケース11が正規位置に保持されていなければ、ホールIC53からの信号レベルはロウレベルとなり、異常検出回路60が取付検出回路59からこの結果を受けて異常検出信号を出力することにより、取付け異常が検出される。
【0028】
さて、漏液が発生していないときには、投光素子51からの出射光は光路Lを通ることにより、出射面13A及び入射面13Bを透過して受光素子52に到達する(図6参照)。すると、投光素子51からの出射光のほとんどは受光素子52に受光されるから、その受光量の受光レベルは漏液検出回路58に設定された基準レベルを上回り、この結果を受けて異常検出回路60は漏液でないと判断する。
【0029】
ここで、何らかの原因により、漏液が発生すると、出射面13A及び入射面13Bに漏液が接触する。すると、投光素子51からの出射光は出射面13Aを透過する際の屈折角が漏液が接触していないときの屈折角と異なるから、出射面13Aを透過した光は被浸水面Fを反射して入射面13Bに向かい、又は直接入射面13Bに向かって進行する。また、入射面13Bでも屈折角が異なるから、受光素子52に到達することはなく、さらに、光路Lから逸れたところから入射してくる光はスリット16Bによりケース本体11Aへの入射が禁止されるから受光素子52には到達しない(図8参照)。
これによって、受光素子52からの受光レベルは漏液が発生していない状態に比べて、遥かに小さくなり、漏液検出回路58では、基準レベルを下回っていると判断し、この結果を受けた異常検出回路60が漏液の発生を検出する。
【0030】
このように、本実施形態の漏液センサによれば、漏液が発生していないときには、投光素子51からの出射光は被浸水面Fを介することなく受光素子52にて受光されるから、被浸水面Fの光の反射率に関係無く安定した受光量が得られる。
また、漏液が発生した状態では、投光素子51からの出射光は、両検出面13A,13Bにより、受光素子52へ向かう光路Lから逸れた方向に進むから、受光素子52にて受光されることがなく、これに基づいて精度良く漏液が検出される。また、光路L以外からの光は、スリット16A,16Bにより受光素子52へ至ることが阻止されるので、その検出精度はより高いものとなる。
【0031】
さらに、凹部13をその断面形状が台形形状となるように形成していることから、メンテナンス等で出射面13A及び入射面13Bを清掃する際に、清掃具等が両面13A,13B全体に届きやすいという利点もある。
【0032】
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を図9を参照して説明する。尚、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付して重複する説明を省略し、同一の作用・効果の説明についても省略する。
本実施形態の漏液センサは、投光部及び受光部を光ファイバ61,62の開口端61A,62Aで構成したものである。即ち、投光素子51からの出射光を光ファイバ61を介してその開口端61Aから出射面13Aに向けて出射し、入射面13Bを透過した開口端61Aからの光を光ファイバ62の開口端62Aに入射して受光素子52に導く構成としたものである。このようにすれば、ケース本体11A内で出射面13A及び入射面13B周りを省スペース化することが可能であり、特に、出射面13A及び入射面13B周りのスペースが制限される場合には好適である。
【0033】
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態について図10を参照して説明する。尚、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付して重複する説明を省略し、同一の作用・効果の説明についても省略する。
本実施形態の漏液センサでは、被浸水面Fに対して出射面13A(請求項1に記載の漏液接触面に相当)を斜めに傾けて形成し、入射面13Bを垂直となるように形成している。詳しくは、投光素子51はその出射光が出射面13Aに対して全反射の臨界角(出射面13Aに漏液が接触していない状態における臨界角)より小さい入射角で斜めに入射するように、かつ、漏液が接触していないときの透過光が入射面13Bに垂直に入射するように配置されており、受光素子52は入射面13Bからの透過光を受光する位置に配置されている。これによって、投光素子51と受光素子52との間に光路Lが形成される(図10(A)参照)。
【0034】
以下、本実施形態の作用について説明する。
漏液が発生していない状態では、投光素子51からの出射光は光路Lに沿って受光素子52に至る。一方、漏液が発生した状態では、出射面13Aに漏液が接触しすることにより、出射面13Aでの屈折角が漏液が接触していないときと異なる。従って、受光素子51に向かう光路Lから逸れるため、受光素子52には受光されない(図10(B)参照)。
【0035】
<第4実施形態>
以下、本発明の第4本実施形態について図11を参照して説明する。尚、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付して重複する説明を省略し、同一の作用・効果の説明についても省略する。
本実施形態の漏液センサでは、被浸水面Fに対して出射面13Aを垂直となるように形成し、入射面13B(請求項2に記載の漏液接触面に相当)を斜めに傾けて形成している。詳しくは、投光素子51はその出射光が出射面13Aに垂直に入射するように配置され、入射面13Bは出射面13Aからの透過光が全反射の臨界角(入射面13Bに漏液が接触していない状態における臨界角)より小さい入射角で斜めに入射するように配置されている。また、受光素子52は入射面13Bからの透過光を受光する位置に配置されている。これによって、投光素子51と受光素子52との間に光路Lが形成される(図11(A)参照)。
【0036】
以下、本実施形態の作用について説明する。
漏液が発生していない状態では、投光素子51からの出射光は光路Lに沿って受光素子52に至る。一方、漏液が発生した状態では、入射面13Bに漏液が接触することにより、入射面13Bでの屈折角が漏液が接触していないときと異なる。従って、受光素子51に向かう光路Lから逸れるため、受光素子52には受光されない(図11(B)参照)。
【0037】
<第5実施形態>
以下、本発明の第5本実施形態について図12を参照して説明する。尚、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付して重複する説明を省略し、同一の作用・効果の説明についても省略する。
本実施形態の漏液センサでは、出射面13A(請求項4に記載の第1の漏液接触面に相当)と入射面13B(請求項4に記載の第2の漏液接触面に相当)とが向かい合わせられており、出射面13Aと入射面13Bとが被浸水面Fから遠ざかる方向に向かって互いに離れるように傾けられている。本実施形態でも、投光素子51と受光素子52との間に光路Lが形成される。漏液が発生していないときは投光素子51からの光は受光素子52にて受光され(図12(A)参照)、漏液が発生したときには、光路Lから逸れて受光素子52には受光されない(図12(B)参照)。
【0038】
<第6実施形態>
以下、本発明の第6本実施形態について図13を参照して説明する。尚、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付して重複する説明を省略し、同一の作用・効果の説明についても省略する。
本実施形態の漏液センサは、出射面13A(請求項4に記載の第1の漏液接触面に相当)が被浸水面Fと平行に設けられ、入射面13B(請求項4に記載の第2の漏液接触面に相当)が被浸水面Fに対して斜めに傾いて設けられている。本実施形態でも、投光素子51と受光素子52との間に光路Lが形成される。これによって、漏液が発生していないときは投光素子51からの光は受光素子52にて受光され(図13(A)参照)、漏液が発生したときには、光路Lから逸れて受光素子52には受光されない(図13(B)参照)。
【0039】
<第7実施形態>
以下、本発明の第7本実施形態について図14を参照して説明する。尚、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付して重複する説明を省略し、同一の作用・効果の説明についても省略する。
本実施形態の漏液センサでは、互いに向かい合わせにされた出射面13A(請求項4に記載の第1漏液接触面に相当)及び入射面13B(請求項4に記載の第2漏液接触面に相当)が被浸水面Fに対して平行に設けられており、出射面13Aが入射面13Bよりも被浸水面Fから離れて位置している。本実施形態でも、投光素子51と受光素子52との間に光路Lが形成される。これによって、漏液が発生していないときは投光素子51からの光は受光素子52にて受光され(図14(A)参照)、漏液が発生したときには、光路Lから逸れて受光素子52には受光されない(図14(B)参照)。
【0040】
<第8実施形態>
以下、第8実施形態について図15を参照して説明する。尚、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付して重複する説明を省略し、同一の作用・効果の説明についても省略する。
本実施形態の漏液センサは、図14に示すように、保持具2の基台部21が図示しない壁面から突設された板面Pの裏側にボルトにより固定されており、この保持具2にセンサ本体1がケース本体11Aの下面を下に向けて保持されている。
このようにすれば、たとえ漏液が発生しても、保持具2は漏液に接触しないから、漏液をふき取るというような手間を省くことができる。
【0041】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記第3実施形態から第7実施形態では投光素子51及び受光素子52を用いた構成を示したが、例えば光ファイバを用いても良い。特に、第5及び第7実施形態のように入出射面周りのスペースが制限される場合には好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る漏液センサの斜視図
【図2】漏液センサの上側面図
【図3】漏液センサの側面図
【図4】漏液センサの正面図
【図5】漏液センサのA−A側断面図
【図6】非漏液状態での光路を示した漏液センサのB−B断面図
【図7】漏液センサの電気回路の構成を示した図
【図8】漏液状態での光路を示した漏液センサのB−B断面図
【図9】第2実施形態に係る漏液センサの模式図
(A)非漏液状態における光路
(B)漏液状態における光路
【図10】第3実施形態に係る漏液センサの模式図
(A)非漏液状態における光路
(B)漏液状態における光路
【図11】第4実施形態に係る漏液センサの模式図
(A)非漏液状態における光路
(B)漏液状態における光路
【図12】第5実施形態に係る漏液センサの模式図
(A)非漏液状態における光路
(B)漏液状態における光路
【図13】第6実施形態に係る漏液センサの模式図
(A)非漏液状態における光路
(B)漏液状態における光路
【図14】第7実施形態に係る漏液センサの模式図
(A)非漏液状態における光路
(B)漏液状態における光路
【図15】第8実施形態に係る漏液センサの斜視図
【図16】従来の漏液センサの模式図
【符号の説明】
1…センサ本体
13A…出射面
13B…入射面
51…投光素子
52…受光素子
58…漏液検出回路

Claims (6)

  1. 漏液が接触する漏液接触面を有する透光部材と、
    前記透光部材の内側から外側に向けて前記漏液接触面に対して、臨界角より小さい入射角度で斜めに透過させるように配された投光部と、
    前記漏液接触面に漏液が接触していないときに前記漏液接触面を透過した光を受光可能に配された受光部と、
    前記受光部における受光量に基づいて漏液を検出する検出手段とからなることを特徴とする漏液センサ。
  2. 漏液が接触する漏液接触面を有する透光部材と、
    前記透光部材の外側から内側に向けて前記漏液接触面に対して、斜めに透過させるように配された投光部と、
    前記漏液接触面が漏液に接触していないときに前記漏液接触面を透過した光を受光可能に配された受光部と、
    前記受光部における受光量に基づいて漏液を検出する検出手段とからなることを特徴とする漏液センサ。
  3. 前記透光部材には、外側に向かって拡大するように開口された漏液検出用の凹部が設けられ、この凹部のうち一の端面により前記漏液接触面が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の漏液センサ。
  4. 漏液が接触する第1の漏液接触面と、この第1の漏液接触面と漏液が浸水し得る空間を隔てて配され、かつ、漏液が接触する第2の漏液接触面とを備える透光部材と、
    前記透光部材の内側から外側へ前記漏液が浸水し得る空間に向けて前記第1の漏液接触面に対して、臨界角より小さい入射角度で前記第1の漏液接触面を斜めに透過させると共に、前記第2の漏液接触面に対して斜めに透過させるように配された投光部と、
    漏液が浸水し得る空間から内側へ向けて、前記第1及び第2の漏液接触面に漏液が接触していないときに前記第2の漏液接触面を透過した光を受光可能に配された受光部と、
    前記受光部における受光量に基づいて漏液を検出する検出手段とからなることを特徴とする漏液センサ。
  5. 前記透光部材には、外側に向かって拡大するように開口された漏液検出用の凹部が設けられ、この凹部を構成する端面により前記第1及び第2の漏液接触面が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の漏液センサ。
  6. 前記投光部は投光素子に一端を対向させた光ファイバの他端部からなり、
    前記受光部は受光素子に一端を対向させた光ファイバの他端部とから構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の漏液センサ。
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