JP2564049Y2 - 灯油汲み上げポンプ - Google Patents

灯油汲み上げポンプ

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JP2564049Y2
JP2564049Y2 JP1992067195U JP6719592U JP2564049Y2 JP 2564049 Y2 JP2564049 Y2 JP 2564049Y2 JP 1992067195 U JP1992067195 U JP 1992067195U JP 6719592 U JP6719592 U JP 6719592U JP 2564049 Y2 JP2564049 Y2 JP 2564049Y2
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政俊 平手
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CKD Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、石油ストーブ等におい
て灯油をタンクから汲み上げるポンプに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、ポンプと液面センサと水センサ
とをそれぞれ別体とものとしてタンクに取り付けてい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】液面センサや水センサ
がポンプと離れた位置にあると検出精度が低下し、特に
水センサの検出精度が低下すると、ポンプが水を汲み上
げて錆の発生等のトラブルを生ずるおそれがあつた。
【0004】また、ポンプ、液面センサ及び水センサの
3つの独立した機能部品を別々にタンクに組み付けると
広いスペースを必要とし、小型化の妨げとなつていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するための手段として、ボデイを装着し、そのボデイ
にポンプ本体の吸込口に整合する吸込孔を上下方向に透
設し、そのボデイの透明部分に上下方向に形成した収容
空間に制御回路基板を収容し、その制御回路基板の下方
部分にボデイの外周面に一体に形成されたプリズムに向
けて発光する発光素子とその発光素子の反射光を受光す
る受光素子とからなる灯油面検知用フォトリフレクタを
設け、ボデイの下端部外周に比重が水より小さく灯油よ
り大きい光反射性を有するフロートを昇降自由に嵌合す
るとともに制御回路基板の下端にフロートに向けて発光
する発光素子とその発光素子の反射光を受光する受光素
子とからなる水面検知用フォトリフレクタを設けた構成
とした。
【0006】
【考案の作用及び効果】本考案は上記構成になり、ポン
プに装着するボデイに液面センサ水センサを取り付け
ることにより、2以上の機能部品が一体化され、組み付
けスペースが狭くなつて小型化が可能となるとともに、
液面の検出または水の検出がポンプの吸込口の近くで行
われ、検出精度が向上する効果がある。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。本実施例の灯油汲み上げポンプ1は、内部
に図示しない電磁式の汲み上げ機構を備えていて灯油貯
留用のタンクTの上面に固定されたポンプ本体2と、こ
のポンプ本体2の下面に装着されて下端をタンクTの底
部近くに位置させた上下方向に長いボデイ3とから構成
されている。
【0008】ポンプ本体2の下面には吸込口4が形成さ
れており、ボデイ3には、上端の開口を吸込口4に整合
させるとともに下端の開口をボデイ3の下端面に開口さ
せた吸込孔5が上下方向に形成されており、ポンプ本体
2の汲み上げ機構を作動させると、タンクT内の灯油が
ボデイ3の吸込孔5の下端の開口からフイルタ6を通し
て汲み上げられて図示しない燃焼装置に供給されるよう
になつている。
【0009】ボデイ3は、透明な合成樹脂材料からなつ
ている。このボデイ3には、灯油の液面高さを検出する
ための液面センサ10と、タンクTの底に水が溜つたの
を検出するための水センサ20とが設けられている。
【0010】液面センサ10は、ボデイ3内に形成した
収容空間11内に固定された制御回路基板12と、水平
方向に光を発する発光素子13aとこの発光素子13a
の発光方向と略平行な方向の光を受光する受光素子13
bとが同じ高さに並べて設けられていて制御回路基板1
2に固着されたフオトリフレクタ13と、ボデイ3の外
面を直角二等辺三角形状に突出させることによつて形成
したプリズム14とから構成されている。
【0011】かかる液面センサ10は、灯油の液面がフ
オトリフレクタ13よりも高いときには、プリズム14
の外面に灯油が接触しているために発光素子13aから
発せられた光がプリズム14の斜面で反射せずに図2に
鎖線で示すように灯油中を直進し、受光素子13bで受
光されない状態となり、また、液面が下がつてフオトリ
フレクタ13よりも低くなると、プリズム14の外面に
灯油が接触しないために発光素子13aからの光がプリ
ズム14の2つの斜面で図2に実線で示すように反射し
て受光素子13bで受光され、このときに受光素子13
bから出力される受光信号により液面が低下して灯油の
残量が少なくなつたことを検知するようになつている。
【0012】また、水センサ20は、液面センサ10よ
りも下方に設けられており、液面センサ10と共通の制
御回路基板12と、水平方向における一定角度の範囲で
扇状に広がるように光を発する発光素子21aと水平方
向に向かつてくる光を受光する受光素子21bとが同じ
高さに設けられていて制御回路基板12に固着されたフ
オトリフレクタ21と、比重が水よりも小さくて灯油よ
りも大きい0.9程度であつてフオトリフレクタ21の
正面と対応する面が反射面22aとなつているフロート
22とから構成されている。フロート22は、フオトリ
フレクタ21よりも下方にあつてフイルタ6に一体に形
成したストツパ23の上面に当接する図1に実線で示す
位置と、ストツパ23から浮き上がつてフオトリフレク
タ21の正面に反射面22aを対応させる図1に鎖線で
示す位置との間で上下動するように案内されている。
【0013】かかる水センサ20は、タンクT内に水が
溜つていない状態または溜つた水の量が極く少ない状態
では、フロート22に作用する浮力が小さくてフロート
22が図1に実線で示す位置にあるために、発光素子2
1aから発せられた光が図3に鎖線で示すように灯油中
を直進して受光素子21bでは受光されず、受光素子2
1bからは受光信号が出力されない状態となり、また、
タンクT内に溜つた水の量が多くなつた場合には、比重
の大きい水から受ける浮力によりフロート22が浮き上
がつてその反射面22aがフオトリフレクタ21の正面
と対応するため、発光素子21aから発せられた光が図
3に実線で示すようにフロート22の反射面22aで反
射して受光素子21bで受光され、受光素子21bから
出力された受光信号によつてタンクT内に水が所定量以
上溜つたことが検知されるようになつている。
【0014】上述したように、本実施例の灯油汲み上げ
ポンプ1には、灯油の液面高さを検出する液面センサ1
0、及び、タンクTの底に水が溜つたことを検出する水
センサ20が内蔵されている。したがつて、液面センサ
10と水センサ20を灯油汲み上げポンプ1とは別体の
ものとしてタンクTに取り付けた場合に比べ、取付けに
要するスペースが小さくて済む。また、液面センサ10
による検出及び水センサ20による検出がともに灯油汲
み上げポンプ1の吸込口4の近くで行われるため、両セ
ンサ10、20の検出精度は高い。
【0015】
【0016】同じく本実施例においては、透明材料から
なる1つの共通のボデイ3に吸込孔5と液面センサ10
及び水センサ20を設けたが、これに代えて、非透明材
料からなつていて吸込孔を有するポンプ部ボデイと、透
明材料からなつていて液面センサ及び水センサを設けた
センサ部ボデイとを合体させることによつてボデイを構
成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦断面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】図1のY−Y線断面図である。
【符号の説明】
1:灯油汲み上げポンプ 2:ポンプ本体 3:ボデイ
4:吸込口 5:吸込孔 10:液面センサ 20:
水センサ T:タンク

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ本体の下面にボデイを装着し、該
    ボデイに前記ポンプ本体の吸込口に整合する吸込孔を上
    下方向に透設し、該ボデイの透明部分に上下方向に形成
    した収容空間に制御回路基板を収容し、該制御回路基板
    の下方部分にボデイの外周面に一体に形成されたプリズ
    ムに向けて発光する発光素子と該発光素子の反射光を受
    光する受光素子とからなる灯油面検知用フォトリフレク
    タを設け、前記ボデイの下端部外周に比重が水より小さ
    く灯油より大きい光反射性を有するフロートを昇降自由
    に嵌合するとともに前記制御回路基板の下端に前記フロ
    ートに向けて発光する発光素子と該発光素子の反射光を
    受光する受光素子とからなる水面検知用フォトリフレク
    タを設けた灯油汲み上げポンプ。
JP1992067195U 1992-08-31 1992-08-31 灯油汲み上げポンプ Expired - Fee Related JP2564049Y2 (ja)

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