JP5633280B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
(たとえば、特許文献1参照。)。
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリンタ1は、横置きタイプのダイレクトタンデム型カラーレーザプリンタである。カラーレーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に、被転写部材の一例としての用紙Pを給紙するための給紙部3と、給紙された用紙Pに画像を形成するための画像形成部4とを備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、給紙部3および画像形成部4を収容する側面視略矩形状のボックス状に形成されており、その一方側壁には、本体ケーシング2の内部空間を開放するためのフロントカバー5が形成されている。フロントカバー5は、本体ケーシング2に対して下端部を支点として揺動自在に設けられている。
(2)給紙部
給紙部3は、本体ケーシング2内の底部において、用紙Pを収容する給紙トレイ6を備えている。給紙トレイ6は、本体ケーシング2内から前方へ引き出し可能に設けられている。
(3)画像形成部
画像形成部4は、スキャナユニット8、プロセスユニット9、転写ユニット10、および定着ユニット11を備えている。
(3−1)スキャナユニット
スキャナユニット8は、本体ケーシング2の上部に配置されている。スキャナユニット8は、実線矢印で示すように、4つの感光ドラム12(後述)に向けて、画像データに基づいて、レーザービームをそれぞれ出射し、感光ドラム12(後述)を露光する。
(3−2)プロセスユニット
(3−2−1)プロセスユニットの構成
プロセスユニット9は、スキャナユニット8の下側であって、転写ユニット10の上側に配置されており、各色に対応する複数の感光体の一例としての感光ドラム12、スコロトロン型帯電器13および現像ユニット14を一体的に備えている。また、プロセスユニット9は、フロントカバー5が開放された状態で、本体ケーシング2内から前方へ引き出し可能に設けられている。
(3−2−2)プロセスユニットでの現像動作
現像ユニット14内のトナーは、現像ローラ15の回転に伴って、現像ローラ15の表面に担持される。
(3−3)転写ユニット
転写ユニット10は、本体ケーシング2内において、給紙部3の上側であって、プロセスユニット9の下側において、前後方向に沿って配置されている。この転写ユニット10は、1対の第1ローラ部材の一例としての駆動ローラ16および従動ローラ17と、搬送ベルト18と、4つの転写ローラ19とを備えている。
(3−4)定着ユニット
定着ユニット11は、搬送ベルト18の後上側に配置され、用紙Pを加熱する加熱部材の一例としての加熱ローラ20、および、加熱ローラ20に圧接されるように配置される加圧部材の一例としての加圧ローラ21を備えている。これにより、加熱ローラ20と加圧ローラ21との間にはニップ部Nが形成されている。ニップ部Nは、搬送ベルト18の上側部分34よりも上側に配置されている。
(4)排紙
トナー像が定着した用紙Pは、各排紙ローラ22によって、図示しないUターンパスを通過するように搬送され、スキャナユニット8の上側に形成される排紙トレイ23上に排紙される。
2.転写ユニットの詳細
転写ユニット10は、搬送ベルト18を備えるベルトユニット31と、搬送ベルト18をクリーニングするベルトクリーニングユニット32とを備えている。
3.画像形成動作
カラーレーザプリンタ1では、カラー画像を形成するカラーモードと、黒色の画像を形成するモノクロモードとを切り替えることができる。
(1)カラーモード
カラーモードでは、上述し、図2(a)に示すように、各感光ドラム12は、上側から搬送ベルト18の上側部分34に接触されている。
(2)モノクロモード
モノクロモードでは、図2(b)に示すように、ブラック感光ドラム12Kが搬送ベルト18に接触されるとともに、ブラック感光ドラム12K以外の各感光ドラム12(すなわち、シアン感光ドラム12C、マゼンタ感光ドラム12Mおよびイエロー感光ドラム12Y)が搬送ベルト18から離間される。
4.作用効果
(1)このカラーレーザプリンタ1によれば、図1に示すように、加熱ローラ20と加圧ローラ21とのニップ部Nが、搬送ベルト18よりも上側に配置されている。
(2)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図1に示すように、上側傾斜部分34Bは、搬送ベルト18の上側部分34がブラック感光ドラム12Kの周面に沿って屈曲されることにより、傾斜されている。
(3)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図2(a)および図2(b)に示すように、各感光ドラム12のうち、ブラック感光ドラム12Kが最後方に配置されている。
(4)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図1に示すように、搬送ベルト18の下側部分35には、下側部分35がバックアップローラ33の周面に沿って屈曲されることにより、上側傾斜部分34Bと略平行するように後上側へ向かって傾斜される下側傾斜部分36が形成されている。
(5)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図1に示すように、バックアップローラ33と対向配置されるように、ベルトクリーニングローラ37が設けられている。
(6)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、上述したように、前後方向に小型化されている。
5.変形例
(1)第1変形例
上記した実施形態では、ベルトユニット31の後端部を後上側に屈曲させることにより、搬送ベルト18の上側部分34を後上側へ屈曲させたが、第1変形例では、図3に示すように、駆動ローラ41を、従動ローラ17よりも大径に形成することにより、搬送ベルト18の上側部分34をニップ部Nへ向かうように屈曲させることもできる。なお、図3において、図1と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(2)第2変形例
上記した実施形態および第1変形例では、搬送ベルト18の上側部分34を、ブラック感光ドラム12Kの周面に沿って屈曲させたが、第2変形例では、図4に示すように、ブラック感光ドラム12Kの後側にガイドローラ51を備え、搬送ベルト18の上側部分34を、ガイドローラ51の周面に沿って屈曲させることもできる。なお、図4において、図1と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(3)その他の変形例
上記した実施形態では、複数の感光ドラム12を前後方向に並列配置したが、例えば、複数の感光ドラム12を上下方向に並列配置し、用紙Pを上下方向に搬送するようにしてもよい。
12 感光ドラム
12K ブラック感光ドラム
16 駆動ローラ
17 従動ローラ
18 搬送ベルト
20 加熱ローラ
21 加圧ローラ
33 バックアップローラ
34A 上側水平部分
34B 上側傾斜部分
36 下側傾斜部分
37 ベルトクリーニングローラ
41 駆動ローラ
P 用紙
N ニップ部
P1 第1接触部
P2 第2接触部
Claims (4)
- 互いに間隔を隔てて所定方向に並列配置され、現像剤像を担持する複数の感光体と、
各前記感光体に接触され、現像剤像が転写される被転写部材を各前記感光体に接触されるように搬送する搬送ベルトと、
前記被転写部材の搬送方向において、前記搬送ベルトの下流側に配置され、現像剤像を前記被転写部材に定着させる定着ユニットと、
前記搬送方向最下流の前記感光体よりも前記搬送方向下流側に配置され、前記搬送ベルトにおける各前記感光体が接触する側の面と接触するガイドローラと
を備え、
前記定着ユニットは、
前記被転写部材を加熱する加熱部材と、
前記加熱部材に圧接されるように配置され、前記加熱部材との間にニップ部を形成する加圧部材と
を備え、
前記定着ユニットは、前記ニップ部が、前記感光体と前記搬送ベルトとの対向方向において、前記搬送ベルトよりも前記感光体側に配置されており、
前記搬送ベルトは、
前記搬送方向最下流の前記感光体に接触される第1接触部と、前記搬送方向最下流の前記感光体に隣接配置される前記感光体に接触される第2接触部との間に設けられる第1部分と、
前記第1接触部の前記搬送方向下流側において、前記ニップ部に向かうように、前記第1部分に対して傾斜される第2部分と
を備え、
前記第2部分は、前記搬送ベルトが前記ガイドローラの周面に沿って屈曲することにより、前記第1部分に対して傾斜することを特徴とする、画像形成装置。 - 前記搬送方向最下流の前記感光体は、ブラックの現像剤像を担持するブラック感光体であり、
各前記感光体のうち、前記ブラック感光体のみが前記搬送ベルトに接触されるとともに、前記ブラック感光体以外の各前記感光体が前記搬送ベルトから離間され、モノクロ画像を形成するモノクロモードと、
すべての前記感光体が前記搬送ベルトに接触され、カラー画像を形成するカラーモードと
に切り替え可能であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記所定方向において間隔を隔てて対向配置され、周りに前記搬送ベルトが掛け渡される1対の第1ローラ部材と、
前記搬送ベルトに囲まれるように、両前記第1ローラ部材の間に配置される第2ローラ部材と
を備え、
前記1対の第1ローラ部材は、前記対向方向一方側において各前記感光体に接触されるように、前記搬送ベルトを周回移動させ、
前記第2ローラ部材は、前記対向方向他方側の前記搬送ベルトに対して、前記対向方向一方側から接触され、
前記搬送ベルトは、前記第2ローラ部材の周面に沿って、前記第2部分と略平行するように傾斜される第3部分を備えていることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 前記第2ローラ部材と対向配置されるように、前記対向方向他方側の前記搬送ベルトに対して前記対向方向他方側から接触され、前記搬送ベルトをクリーニングするクリーニング部材をさらに備えていることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
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JP2010218380A JP5633280B2 (ja) | 2010-09-29 | 2010-09-29 | 画像形成装置 |
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2010
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