JP5631838B2 - パネル立て - Google Patents

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本発明は、広告宣伝、標識等が表示されるアクリル板その他のパネルを安定した起立状態に保持することのできる、パネル立てに関する。
従来、所定間隔をおいて対向する正面部と背面部とを台部に立設してなり、正面部と背面部との間にシート状物を差して、これらが起立した状態を保持しようとするものが、知られている。
しかし、差し込むシート状物等の、種々の厚さに対応できるように、正面部と背面部との間隙に余裕をもたせて作製されているため、シート状物等の厚さが薄く、遊びが大きいと、シート状物等は、正面部と背面部との間でぐらつき、傾いてしまい、起立状態が不安定となり、見栄えも良くない。
かかる問題を考慮したものとして、本出願人の出願に係る特許文献1には、「所定間隔をおいて対向する正面部と背面部とを台部に立設してなる本体を備えたシート状物立てであって、前記背面部に、前記正面部の高さ方向のほぼ中央部から上部において前記背面部側から前記正面部側に向けて付勢する弾性部材を設けるとともに、前記正面部と前記背面部との間に形成される内側底部に、前記正面部側から前記背面部側に向けて上方へ傾斜する傾斜面部を形成し、前記正面部と前記背面部との間に差されるシート状物を直立した状態で保持する、シート状物立て。」が記載されている。
また、広告宣伝、標識等が表示されるアクリル板等のパネルであって、パネルの端面からLED光源等の光を入射させて面発光を行うディスプレイパネルを立てて使用するためのスタンドが知られている。このような装置として、特許文献2には、「スタンドベースと,該スタンドベースに起立設置したディスプレイパネルとを備え,上記スタンドベースに保持溝を形成し,該保持溝長手方向にLED光源を多数直列配置するとともに保持溝長手方向複数個所に該LED光源より上端を僅少高位としたスペーサーを配置し,該スペーサーを介して上記ディスプレイパネルの下端を保持溝に保持してなることを特徴とする簡易構成のディスプレイ装置。」が記載されている。
特開2011−95346号公報 特開2008−224967号公報
上記特許文献1に記載の発明は、比較的軽量であるシート状物の起立状態を保持するのには適するが、上記特許文献2に記載のようなディスプレイパネル等、差し込む物がパネル等、比較的重いものである場合、安定した起立状態を保持しにくい面がある。
また、上記特許文献2に記載の装置は、厚さの異なる種々のパネルに対して安定した起立状態を保持できるようにするという点は、何ら考慮されていない。
本発明は、上記のような従来の技術の問題点を考慮してなされたもので、表示板等のパネルを、その厚さにかかわらず、安定した起立状態に保持することができ、またLED光源を用いたディスプレイを行うのに好適な、パネル立てを提供することを目的とする。
(1)所定間隔をおいて対向する正面部と背面部とを台部に立設した本体と、前記本体の背面部に取り付けられ、前記正面部と前記背面部との間に挿入されるパネルに当接してバネ力を付勢し、前記パネルの直立状態を保持する弾性支持部材と、を備えた、パネル立てであって、
前記弾性支持部材は、折り曲げ加工された板バネからなり、側面視、前記本体の背面部から前記正面部に向けて斜め下方に延びる傾斜面部を備え、かつ、
前記正面部と前記背面部との間に挿入されるパネルに対し、該パネルの高さ方向の位置が異なる箇所において、前記傾斜面部の端部が当接する、複数の弾性支持部材を備え、
前記正面部と前記背面部との間の底部近傍に設けた金属板と、該金属板の上に設けたLED光源と、前記金属板と接するように設けた放熱板とを備え、
前記放熱板は前記正面部の内面に位置するとともに、前記放熱板と前記正面部の内面との間に放熱空間を形成した、パネル立てである。
)前記背面部の上端部は、前記正面部側に反転した屈曲部を有し、該屈曲部と前記背面部の内面との間に、前記弾性支持部材の一部を支持するための溝部が形成されるとともに、前記溝部の下方の前記背面部の内面には、前記弾性支持部材の一部を係止するための係止部が形成され、
前記複数の弾性支持部材の内の一の弾性支持部材は、前記背面部の内面に沿うベース部と、該ベース部から反転折り返し部を介して連続する傾斜面部とを備え、前記反転折り返し部が前記溝部に挿入されて支持されるとともに、前記一の弾性支持部材のベース部の下端部が前記係止部に位置し、
前記複数の弾性支持部材の内の他の弾性支持部材は、前記背面部の内面に沿うベース部と、該ベース部の一部を折り曲げて起立する傾斜面部とを備え、前記一の弾性支持部材の内面に重ねられて、前記他の弾性支持部材のベース部の上端部が前記一の弾性支持部材の反転折り返し部に挿入されて支持されるとともに、前記他の弾性支持部材のベース部の下端部が前記係止部に位置するするものである。
(3)前記背面部の上端部は、前記正面部側に反転した屈曲部を有し、該屈曲部と前記背面部の内面との間に、前記弾性支持部材の一部を支持するための溝部が形成されるとともに、前記溝部の下方の前記背面部の内面には、前記弾性支持部材の一部を係止するための係止部が形成され、
前記複数の弾性支持部材の内、一の弾性支持部材と他の弾性支持部材は共に夫々、前記背面部の内面に沿うベース部と、該ベース部から反転折り返し部を介して連続する傾斜面部とを備え、前記反転折り返し部が前記溝部に挿入されて支持されるとともに、前記ベース部の下端部が前記係止部に位置し、
前記一の弾性支持部材と前記他の弾性支持部材とは、夫々の傾斜面部の長さ及び傾斜角度が異なっており、これにより、前記正面部と前記背面部との間に挿入されるパネルに対し、該パネルの高さ方向の位置が異なる箇所において、前記傾斜面部の端部が当接するものである。
(1)本発明によれば、パネルを本体の正面部と背面部との間に差し込むと、背面部側から正面部側に向けて付勢する弾性支持部材によって、パネルは、正面部側に押し付けられる。種々の異なる厚さのパネルを安定した起立状態に保持することができ、適応範囲が広いという利点がある。そして、複数の弾性支持部材は、正面部と背面部との間に挿入されるパネルに対し、それぞれ該パネルの高さ方向の位置が異なる箇所において、各弾性支持部材の傾斜面部の端部が当接するため、差し込まれたパネルは、いわば足元がふらつかず、正面部と背面部との間で正面部の内面に沿って安定した起立状態に保持され、見栄えも良い。
また、正面部と背面部との間の底部近傍に設けた金属板と、該金属板の上に設けたLED光源と、金属板と接するように設けた放熱板とを備え、放熱板は正面部の内面に位置するとともに、放熱板と正面部の内面との間に放熱空間を形成した構成により、LED光源を用いたディスプレイを行う際に、LED光源による発熱を放散して、パネルの加熱を防止し、取扱の安全性を向上するとともに、パネル端面のへの光の入射を的確、確実に行うことができる。
)背面部の上端部は、正面部側に反転した屈曲部を有し、該屈曲部と背面部の内面との間に、弾性支持部材の一部を支持するための溝部が形成されるとともに、溝部の下方の背面部の内面には、弾性支持部材の一部を係止するための係止部が形成され、複数の弾性支持部材の内の一の弾性支持部材は、背面部の内面に沿うベース部と、該ベース部から反転折り返し部を介して連続する傾斜面部とを備え、反転折り返し部が溝部に挿入されて支持されるとともに、一の弾性支持部材のベース部の下端部が係止部に位置し、記複数の弾性支持部材の内の他の弾性支持部材は、背面部の内面に沿うベース部と、該ベース部の一部を折り曲げて起立する傾斜面部とを備え、一の弾性支持部材の内面に重ねられて、他の弾性支持部材のベース部の上端部が一の弾性支持部材の反転折り返し部に挿入されて支持されるとともに、他の弾性支持部材のベース部の下端部が係止部に位置する構成により、背面部に設けられた溝部と係止部を有効に利用して複数の弾性支持部材を本体の所定位置に支持することができる。
(3)背面部の上端部は、正面部側に反転した屈曲部を有し、該屈曲部と背面部の内面との間に、弾性支持部材の一部を支持するための溝部が形成されるとともに、溝部の下方の背面部の内面には、弾性支持部材の一部を係止するための係止部が形成され、複数の弾性支持部材の内、一の弾性支持部材と他の弾性支持部材は共に夫々、背面部の内面に沿うベース部と、該ベース部から反転折り返し部を介して連続する傾斜面部とを備え、反転折り返し部が溝部に挿入されて支持されるとともに、ベース部の下端部が係止部に位置し、一の弾性支持部材と他の弾性支持部材とは、夫々の傾斜面部の長さ及び傾斜角度が異なっており、これにより、正面部と背面部との間に挿入されるパネルに対し、該パネルの高さ方向の位置が異なる箇所において、傾斜面部の端部が当接する構成により、背面部に設けられた溝部と係止部を有効に利用して複数の弾性支持部材を本体の所定位置に支持することができる。
パネル立て1の(右)側面図である。 パネル立て1の本体10の(右)側面図である。 パネル立て1の正面図である。 パネル立て1の平面図である。 弾性支持部材20,21の斜視図である。 弾性支持部材22,23の斜視図である。 パネル立て1の(右)側面図である。 パネル立て1の使用状態を示す側面図である。
発明を実施するための形態を実施例に基いて図面を参照して説明するが、本発明は以下の形態に限定されるものではない。
<本体>
図1〜3に示すとおり、パネル立て1の本体10は、所定間隔をおいて対向する正面部11と背面部12とを、テーブルその他の水平面に載置可能な台部13の奥行き(D)方向の中間部に略垂直に立設してなる。正面部11と背面部12とは平行に対向している。
本体10を形成する正面部11、背面部12及び台部13は、一体成形で形成された硬質の合成樹脂材からなり、長手方向(幅方向)に直線状に延びており、長尺物として成形されたものを適宜長さ(幅)に切断して形成されている。このため、使用目的に応じて、適宜長さに切断して作製することができ、製造が簡単である。
本体10の大きさは、一例として、その高さHは2〜6cm程度、奥行きDは3〜7cm程度、幅Wは5〜30cm程度のものが挙げられる。正面部11と背面部12との間隔L1は、主に使用するパネルの厚さ(通常、4〜10mm程度)を考慮して決定され、一例として、8〜15mm程度である。台部13の下面には、載置面等への固定手段として、粘着テープその他の手段を設けることができる。
背面部12の内側には、正面部11の高さ方向のほぼ中央部から上部において背面部側から正面部側に向けてバネ力を付勢する弾性支持部材20,21(後述)が設けられている。
背面部12の上端部は、正面部側に反転した、逆U字状の屈曲部14を有し、該屈曲部14と背面部12の内面との間に、弾性支持部材20,21の一部を支持するための溝部15が形成されている。溝部15の下方の背面部12の内面には、弾性支持部材20,21の一部を係止するための鉤状の係止部17が形成されている。
正面部11と背面部12との間に形成される内側底部には、後述する金属板30を所定位置に取り付けるための突条18と段部19、さらに段部19よりも背面部12側には、正面部11側から背面部12側に向けて上方へ傾斜する傾斜面部16が形成されている。この傾斜面部16を形成することにより、比較的厚めのパネルを挿入する際、パネルの下端部は、その背面部側が、傾斜面部16に当接し、背面部側への動きが規制され、該箇所においても支持される。このため、差し込まれたパネルは、正面部11と背面部12との間で正面部11の内面に沿って安定に起立した状態に保持される。傾斜面部16は、凹凸のない平らな面状に形成されている。このため、パネルを差し込む際、パネルは、途中で引っ掛かることなく、その下端部の終止位置へとスムーズに到達する。もっとも適宜凹凸を形成してもよい。
<弾性支持部材>
弾性支持部材20,21は、正面部11と背面部12との間に差し込まれたパネルPに対し、背面部側から正面部側へ向けてバネによる押圧力を加えるための部材であり、弾性変形可能な弾性体からなる。
弾性支持部材20,21は、折り曲げ加工された板バネからなり、図5に示すとおり、夫々、側面視、本体10の背面部12から正面部11に向けて斜め下方に延びる傾斜面部20c,21cを備えている。傾斜面部20c,21cはパネルPの差込方向に向けて傾斜しているため、パネルPの差込がスムーズに行われるようになっている。
また、正面部11と背面部12との間に挿入されるパネルPに対し、該パネルPの高さ方向の位置が異なる箇所において、傾斜面部の端部が当接するように、複数の弾性支持部材20と21を備えて構成されている。
複数の弾性支持部材の内の一の弾性支持部材20は、背面部12の内面に沿うベース部20aと、該ベース部20aから反転折り返し部20bを介して連続する傾斜面部20cとを備え、反転折り返し部20bが本体10の溝部15に挿入されて支持されるとともに、一の弾性支持部材20のベース部20aの下端部が係止部17に位置するようになっている。
複数の弾性支持部材の内の他の弾性支持部材21は、背面部12の内面に沿うベース部21aと、該ベース部21aの一部を折り曲げて起立する傾斜面部21cとを備え、一の弾性支持部材20の内側に重ねられて、他の弾性支持部材21のベース部21aの上端部が一の弾性支持部材20の反転折り返し部20bに挿入されて支持されるとともに、他の弾性支持部材21のベース部21aの下端部が係止部17に位置する。
また、各弾性支持部材20,21は、パネルPを差した際、そのパネルPに接する傾斜面部20c,21cの先端に、アールに形成した曲面状の折り曲げ端部20d,21dが夫々形成されており、パネルPの抜き差しをスムーズに、かつパネルPを傷めずに行うことができるようになっている。
傾斜面部20c,21cのベース部21との傾斜角αは、パネルPを挿入していない状態で通常45〜70°程度である。
また、一の弾性支持部材20と他の弾性支持部材21は、これを一つの組とすると、図4に例示するように本体1の長手方向に適宜の複数組が配設される(図示の例では5組)。
前記のとおり、本体1は、一体成形で形成された硬質の合成樹脂材からなり、長手方向(幅方向)に直線状に延びる長尺物として成形されているため、弾性支持部材20と弾性支持部材21を組み合わせた状態で,本体1の横方向から、あるいは上方から挿入して装着することができる。装着される弾性支持部材20,21の組数を適宜変更することにより、差し込まれるパネルPに対する押圧力をに調節することができる。
弾性支持部材20,21は、通常、厚さ0.1〜0.3mm程度のSK材、ステンレス鋼材等の金属板で形成される。弾性支持部材20、21の幅は、上記のように複数組配設する場合、一例として1.5〜2.5cm程度である。
上記のような一の弾性支持部材20と他の弾性支持部材21の構成に代えて、図6,7に示すような構成を採用してもよい。すなわち、図6に示すものは、一の弾性支持部材22と他の弾性支持部材23は共に夫々、背面部12の内面に沿うベース部22a,23aと、該ベース部22a,23aから反転折り返し部22b,23bを介して連続する傾斜面部22c,23cとを備え、反転折り返し部22b,23bが本体10の溝部15に挿入されて支持されるとともに、ベース部22a,23aの下端部が係止部17に位置するようになっている。
しかし、一の弾性支持部材22と他の弾性支持部材23とは、各傾斜面部22c,23cの長さ及び傾斜角度が異なっており、これにより、正面部11と背面部12との間に挿入されるパネルPに対し、該パネルPの高さ方向の位置が異なる箇所において、傾斜面部22c,23cの端部が当接するようになっている。一の弾性支持部材22と他の弾性支持部材23は、例えば、図6に示すような位置関係となるように、本体10の長手方向に交互に配設することができる。
<LED電源ほか>
前記のとおり、正面部11と背面部12との間に形成される内側底部には、金属板30を所定位置に取り付けるための突条18と段部19が形成されている。金属板30は、側面視L字状に形成されたアルミニウム製の長尺板で、突条18と段部19に係合するように取り付けられる。
金属板板30の上には、LED光源40が設けられている。LED光源40は、発光素子を本体10の長手方向に沿って複数個直列的に配置したユニット等により構成され、商用交流電源等に接続されて発光する。
金属板30の、本体10の正面部側には、金属板30と接するように、放熱板50が設けられている。放熱板50は、短手方向の一方端部が鉤状のアルミニウム製の長尺板で、正面部11の内面に位置する。本体10の正面部11の内面には、複数の凹部11aが形成されており、この凹部11aが、本体10の正面部11の内面と放熱板50との離隔した空間となり、凹部11aは本体10の長手方向を連通する空間であるため、LED光源40による発熱を放散する放熱空間として機能する。
LED光源40を用いたディスプレイを行う際に用いられるパネルPは、シルク印刷等により広告等の任意表示を施したアクリル板等の導光板の背面側に反射層を備えたもの、その他、導光板の端面から光を入射させて面発光を行う各種の公知のエッジライト型LED光源用面発光パネルを使用することができる。LED光源40からパネルPの導光板に照射された光によって、パネルPの面発光による任意表示のディスプレイが効率的に行われる。
<使用方法>
パネルPを本体1の正面部11と背面部12との間に上方から所定の位置まで差し込んで使用する。取り外しは、パネルPを上方に引き抜けばよい。図8は、差し込みの完了した使用状態を例示するものである。
本発明に係るパネル立ては、商店の商品説明板、レセプションの案内板、オフィス空間の表示システム、飲食店のメニュー立て、各種施設の表示板として、特に卓上用として好適に使用することができる。
1 パネル立て
10 本体
11 正面部
11a 放熱空間(凹部)
12 背面部
13 台部
14 屈曲部
15 溝部
17 係止部
20,21 弾性支持部材
20a,21a ベース部
20b,21b 反転折り返し部
20c,21c 傾斜面部
22,23 弾性支持部材
30 金属板
40 LED光源
50 放熱板

Claims (3)

  1. 所定間隔をおいて対向する正面部と背面部とを台部に立設した本体と、前記本体の背面部に取り付けられ、前記正面部と前記背面部との間に挿入されるパネルに当接してバネ力を付勢し、前記パネルの直立状態を保持する弾性支持部材と、を備えた、パネル立てであって、
    前記弾性支持部材は、折り曲げ加工された板バネからなり、側面視、前記本体の背面部から前記正面部に向けて斜め下方に延びる傾斜面部を備え、かつ、
    前記正面部と前記背面部との間に挿入されるパネルに対し、該パネルの高さ方向の位置が異なる箇所において、前記傾斜面部の端部が当接する、複数の弾性支持部材を備え、
    前記正面部と前記背面部との間の底部近傍に設けた金属板と、該金属板の上に設けたLED光源と、前記金属板と接するように設けた放熱板とを備え、
    前記放熱板は前記正面部の内面に位置するとともに、前記放熱板と前記正面部の内面との間に放熱空間を形成した、パネル立て。
  2. 前記背面部の上端部は、前記正面部側に反転した屈曲部を有し、該屈曲部と前記背面部の内面との間に、前記弾性支持部材の一部を支持するための溝部が形成されるとともに、前記溝部の下方の前記背面部の内面には、前記弾性支持部材の一部を係止するための係止部が形成され、
    前記複数の弾性支持部材の内の一の弾性支持部材は、前記背面部の内面に沿うベース部と、該ベース部から反転折り返し部を介して連続する傾斜面部とを備え、前記反転折り返し部が前記溝部に挿入されて支持されるとともに、前記一の弾性支持部材のベース部の下端部が前記係止部に位置し、
    前記複数の弾性支持部材の内の他の弾性支持部材は、前記背面部の内面に沿うベース部と、該ベース部の一部を折り曲げて起立する傾斜面部とを備え、前記一の弾性支持部材の内面に重ねられて、前記他の弾性支持部材のベース部の上端部が前記一の弾性支持部材の反転折り返し部に挿入されて支持されるとともに、前記他の弾性支持部材のベース部の下端部が前記係止部に位置する、請求項1に記載のパネル立て。
  3. 前記背面部の上端部は、前記正面部側に反転した屈曲部を有し、該屈曲部と前記背面部の内面との間に、前記弾性支持部材の一部を支持するための溝部が形成されるとともに、前記溝部の下方の前記背面部の内面には、前記弾性支持部材の一部を係止するための係止部が形成され、
    前記複数の弾性支持部材の内、一の弾性支持部材と他の弾性支持部材は共に夫々、前記背面部の内面に沿うベース部と、該ベース部から反転折り返し部を介して連続する傾斜面部とを備え、前記反転折り返し部が前記溝部に挿入されて支持されるとともに、前記ベース部の下端部が前記係止部に位置し、
    前記一の弾性支持部材と前記他の弾性支持部材とは、夫々の傾斜面部の長さ及び傾斜角度が異なっており、これにより、前記正面部と前記背面部との間に挿入されるパネルに対し、該パネルの高さ方向の位置が異なる箇所において、前記傾斜面部の端部が当接する、請求項1に記載のパネル立て。
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