JP5631182B2 - ガスタービンのシール構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ガスタービンのロータディスク間における燃焼ガス又は冷却媒体の漏洩を防止するガスタービンのシール構造に関する。
ガスタービンのロータディスク間をシールするガスタービンのシール構造が種々開発されており、例えば、特許文献1に記載のシール構造を備えたガスタービンが知られている。具体的には、図6および図7に示すように、ガスタービンのシール構造100では、シール板組品(バッフルプレート)105が対向するロータディスク201,202間に配置され、シール板組品105の両端部105a,105bがロータディスク201,202の張出部101,103に形成された溝部102,104にそれぞれ挿入されている。シール板組品105は、周方向にて4分割した円弧状の外側シール板106と、周方向にて4分割した円弧状の内側シール板107とが半径方向にて端部同士が重ならないように配置され、外側シール板106および内側シール板107に廻り止め部材108が周方向4か所に取り付けられて一体化して構成されている。廻り止め部材108は、略U字状の把持部材109と、中間保持部材110と、固定ネジ111とで構成されている。シール板組品105に廻り止め部材108を組み付けると、シール板組品105の一方の端部105b側が廻り止め部材108で覆われる。廻り止め部材108が一方のロータディスク202の溝部104に干渉しないようにこの溝部104に切欠部112が形成され、この切欠部112に廻り止め部材108が配置されている。
ガスタービンのシール構造が記載されている他の先行技術文献としては、特許文献2がある。
特開2006−214401号公報(例えば、明細書の段落[0029]〜[0033]、[図1]〜[図4]など参照) 特許2941698号(例えば、明細書の段落[0007]〜[0008]、[図1]〜[図3]など参照)
ところで、上述したガスタービンのシール構造100では、シール板組品105はロータディスク201,202に固定されず、遠心力により溝部102,104に張り付いて係止されることにより、冷却空気の漏洩を防止している。
ガスタービンの起動と停止の過渡期では、遠心力と熱伸びにより、各ロータディスクが半径方向に伸びて、対向するロータディスクにて段差が生じる。これにより、シール板組品が一方のロータディスクの溝部にのみ接触する片あたりが生じ、段差が大きくなると片あたりした部分の面圧が局所的に大きくなることがある。例えば、図8に示すように、外側シール板106の一方の端部106bが一方のロータディスク202の溝部104の上面部104aに片あたりし、この箇所にて局所的に大きな面圧P1が発生することがある。また、外側シール板106の上面部106aが一方のロータディスク202に対向する他方のロータディスク201の溝部102の上面部102aに片あたりし、この箇所にて局所的に大きな面圧P2が発生することがある。
さらに、図9に示すように、切欠部112が形成されたロータディスク202の端部では、このロータディスク202に対向するロータディスク201と比べて、シール板組品105と廻り止め部材108による遠心力で応力が高くなり、加えて、ロータ自重たわみにより1回転ごとに軸方向に微小な変位を繰り返すため、ロータディスク201,202の溝部102,104の上面部102a,104aと外側シール板106の上面部106aにて摩擦が生じ、変動応力P3,P4が発生している。
これら面圧P1,P2および変動応力P3,P4が相乗的に作用して、ロータディスク202の切欠部112付近に局所的に負荷がかかってしまい、ガスタービンのシール構造の信頼性を低下させる可能性があった。
以上のことから、本発明は、前述した課題を解決するために為されたもので、信頼性を向上させたガスタービンのシール構造を提供することを目的としている。
上述した課題を解決する第の発明に係るガスタービンのシール構造は、
複数のロータディスクの隣接する面にロータ軸を囲んで互いに対向するように環状の張出部が形成され、前記張出部の対向面に周方向に沿って溝部が形成され、対向するロータディスクのうちの一方のロータディスクの対向面に切欠部が形成され、前記溝部に、複数の外側シール板と当該外側シール板の内周側に配置された複数の内側シール板とを廻り止め部材で一体化されたシール板組品の両端部が挿入されるとともに、前記廻り止め部材が前記切欠部に挿入され、前記溝部に緩衝材が組み付けられて、前記シール板組品による前記溝部への負荷を抑制したガスタービンのシール構造であって、
前記緩衝材が、前記一方のロータディスクに対向する他方のロータディスクの前記溝部に配置され、当該溝部の上面部に沿って周方向に延在する外側緩衝板部と、前記外側緩衝板部に接続され、当該外側緩衝板部を前記溝部の上面部側へ弾性的に引き上げて支持する弾性支持部材と、前記弾性支持部材を前記他方のロータディスクの前記張出部の前記対向面に固定する固定手段とを備える
ことを特徴とする。
上述した課題を解決する第の発明に係るガスタービンのシール構造は、
複数のロータディスクの隣接する面にロータ軸を囲んで互いに対向するように環状の張出部が形成され、前記張出部の対向面に周方向に沿って溝部が形成され、対向するロータディスクのうちの一方のロータディスクの対向面に切欠部が形成され、前記溝部に、複数の外側シール板と当該外側シール板の内周側に配置された複数の内側シール板とを廻り止め部材で一体化されたシール板組品の両端部が挿入されるとともに、前記廻り止め部材が前記切欠部に挿入され、前記溝部に緩衝材が組み付けられて、前記シール板組品による前記溝部への負荷を抑制したガスタービンのシール構造であって、
前記緩衝材が、前記切欠部に配置される第1の緩衝材本体と、前記一方のロータディスクに対向する他方のロータディスクの前記溝部に配置される第2の緩衝材本体とで構成され、
前記第1の緩衝材本体が、前記溝部の上面部に沿って延在する半径方向緩衝板部を備え、
前記第2の緩衝材本体が、前記一方のロータディスクに対向する他方のロータディスクの前記溝部に配置され、当該溝部の上面部に沿って周方向に延在する外側緩衝板部と、前記外側緩衝板部に接続され、当該外側緩衝板部を前記溝部の上面部側へ弾性的に引き上げて支持する弾性支持部材と、前記弾性支持部材を前記他方のロータディスクの前記張出部の前記対向面に固定する固定手段とを備える
ことを特徴とする。
本発明に係るガスタービンのシール構造によれば、緩衝材により、応力の溝部に対する局所的な作用が抑制されて、信頼性が向上する。
本発明の第一番目の実施形態に係るガスタービンのシール構造の説明図である。 ガスタービンのシール構造を説明するための図であって、図2(a)に緩衝材が切欠部に組み込まれた状態の断面を示し、図2(b)にシール板組品および廻り止め部材および緩衝材が組み付けられた状態の平面を示す。 ガスタービンのシール構造が具備する緩衝材の説明図であって、図3(a)にその正面を示し、図3(b)にその平面を示し、図3(c)にその斜視を示す。 本発明の第二番目の実施形態に係るガスタービンのシール構造が具備する緩衝材を溝部に組み込んだ状態の断面図である。 本発明の第三番目の実施形態に係るガスタービンのシール構造が具備する緩衝材を溝部に組み込んだ状態の断面図である。 従来のガスタービンのシール構造の断面図である。 従来のガスタービンのシール構造の平面図である。 従来のガスタービンのシール構造の説明図である。 従来のガスタービンのシール構造の説明図である。
本発明に係るガスタービンのシール構造について、各実施形態にて具体的に説明する。
[第一番目の実施形態]
本発明の第一番目の実施形態に係るガスタービンのシール構造について、図1、図2および図3を参照して説明する。本実施形態では、従来のガスタービンのシール構造に緩衝材を追加した構造であって、従来のガスタービンのシール構造と同じ部材には同一符号を付記しその説明を省略する。
本実施形態に係るガスタービンのシール構造は、図1および図2に示すように、複数のロータディスク(図示例では2つのロータディスク201,202)の隣接する面にロータ軸(図示せず)を囲んで互いに対向するように環状の張出部101,103が形成され、張出部101,103の対向面に周方向に沿って溝部102,104がそれぞれ形成され、対向するロータディスク201,202のうちの一方のロータディスク202の対向面に外切欠部114が形成され、溝部102,104に、複数の外側シール板106と当該外側シール板106の内周側に配置された複数の内側シール板107とを廻り止め部材108で一体化されたシール板組品105の両端部が挿入されるとともに、廻り止め部材108が外切欠部114に挿入される。ただし、外切欠部114には緩衝材(第1の緩衝材本体)11が組み付けられる。なお、ロータディスク201の溝部102の下面部には内切欠部113が形成され、内切欠部113に廻り止め部材108の端部が挿入可能になっている。
緩衝材11は、シール板組品105より硬度が高い材料であって、例えば、ビッカース硬度(Hv)が250以上の材料で作製されたものであれば良い。緩衝材11は、図3に示すように、第1の半径方向緩衝板部12、第2の半径方向緩衝板部13、第1の周方向緩衝板部14、第2の周方向緩衝板部15、軸方向緩衝板部16を備える。第1の半径方向緩衝板部12は、溝部104の上面部に沿って周方向に延在している。第2の半径方向緩衝板部13は、溝部104の上面部に沿って周方向に延在している。第1の周方向緩衝板部14は、第1の半径方向緩衝板部12の基端部に設けられ、上方(外側)へ延在している。第2の周方向緩衝板部15は、第2の半径方向緩衝板部13の基端部に設けられ、上方(外側)へ延在している。軸方向緩衝板部16は、第1,第2の半径方向緩衝板部12,13の基端の一方の端部に接続され、下方(内側)へ延在している。
上述した構成の緩衝材11を外切欠部114に組み付けることにより、外切欠部114近傍に緩衝材11の第1,第2の半径方向緩衝板部12,13が配置されることになり、シール板組品105(外側シール板106)がロータディスク202に直接接触することが無くなる。外切欠部114に沿って第1,第2の周方向緩衝板部14,15および軸方向緩衝板部16が配置されることになり、廻り止め部材108の把持部材109がロータディスク202に直接接触することが無くなる。
よって、本実施形態に係るガスタービンのシール構造10によれば、緩衝材11が外切欠部114に組み付けられるにより、シール板組品105による応力がロータディスク202の溝部104の上面部に直接的には作用せずに緩衝材11を介して溝部104の上面部に作用すると共に、緩衝材11により分散して溝部104の上面部に作用することになる。これにより、緩衝材を組み付けていない場合と比べて、ロータディスクの摩耗を抑制することができる。また、シール板組品105および緩衝材11を消耗品とし、定期点検などで交換することができる。その結果、シール板組品105や廻り止め部材108によるロータディスクの摩耗を防止することができ、信頼性を向上させることができる。
[第二番目の実施形態]
本発明の第二番目の実施形態に係るガスタービンのシール構造について、図4を参照して説明する。本実施形態では、第一番目の実施形態に係るガスタービンのシール構造と同じ部材には同一符号を付記しその説明を省略する。
本実施形態に係るガスタービンのシール構造20では、緩衝材(第2の緩衝材本体)21が、図4に示すように、一方のロータディスク202に対向する他方のロータディスク201の溝部115に配置される。他方のロータディスク201の張出部101の対向面101aには、外側凹部115aおよび内側凹部115bが形成されている。外側凹部105aおよび内側凹部115bには、後述する外側支持板部25および内側支持板部26がそれぞれ配置される。
緩衝材21は、外側緩衝板部22、内側緩衝板部23、圧縮ばね(弾性部材)24、外側支持板部25、内側支持板部26を備える。外側緩衝板部22は、溝部115の上面部115cに沿って周方向に延在している。内側緩衝板部23は、溝部115の下面部115dに沿って周方向に延在している。圧縮ばね24は、外側緩衝板部22の基端側に接続されると共に、内側緩衝板部23の基端側に接続される。圧縮ばね24は、外側緩衝板部22および内側緩衝板部23を互いに離間する方向に付勢する。外側支持板部25は、外側緩衝板部22の先端に接続され、半径方向に延在すると共に、周方向に延在する。内側支持板部26は、内側緩衝板部23の先端に接続され、軸心方向に延在すると共に、周方向に延在する。
よって、本実施形態に係るガスタービンのシール構造20によれば、ロータディスク201の溝部115に緩衝材21が組み付けられることにより、シール板組品105がロータディスク201の溝部115の上面部115cおよび下面部115dに直接接触することが無くなる。これにより、緩衝材を組み付けていない場合と比べて、ロータディスクの摩耗を抑制することができる。また、シール板組品105および緩衝材21を消耗品とし、定期点検などで交換することができる。その結果、シール板組品105や廻り止め部材108によるロータディスクの摩耗を防止することができ、信頼性を向上させることができる。
さらに、対向するロータディスク201,202にて、定格起動時に段差を生じるように設計している場合、例えば、図4に示すガスタービンのシール構造20にて一方のロータディスク202がこれに対向する他方のロータディスク201と比べて半径方向に延びて段差が生じている場合には、シール板組品105の一方の端部が一方のロータディスク202の溝部104に片あたりする。このとき、シール板組品105の他方の端部が他方のロータディスク201の溝部115にて摺動する、言い換えるとばたつくことがある。この箇所に緩衝材21を配置していることにより、シール板組品105の他方の端部の摺動による他方のロータディスク201の溝部115の摩耗を防止することができる。また、他方のロータディスク201の溝部115にてフレッティング疲労を抑制することができる。
なお、上記では、緩衝材21のみを具備するガスタービンのシール構造20について説明したが、この緩衝材21と、上述した第一番目の実施形態に係るガスタービンのシール構造10が具備する緩衝材11をともに具備するガスタービンのシール構造とすることも可能である。このようなガスタービンのシール構造によれば、上述した第一番目および第二番目の実施形態に係るガスタービンのシール構造10,20と同様な作用効果を奏する。
[第三番目の実施形態]
本発明の第三番目の実施形態に係るガスタービンのシール構造について、図5を参照して説明する。本実施形態では、第一番目の実施形態に係るガスタービンのシール構造と同じ部材には同一符号を付記しその説明を省略する。
本実施形態に係るガスタービンのシール構造30では、緩衝材(第2の緩衝材本体)31が、図5に示すように、一方のロータディスク202に対向する他方のロータディスク201の溝部102に配置される。
緩衝材31は、外側緩衝板部32、弾性支持部材(ばね)33、固定具(固定手段)34を備える。外側緩衝板部32は、溝部102の上面部102aに沿って周方向に延在している。弾性支持部材33は、外側緩衝板部32の先端に接続され、当該外側緩衝板部32を溝部102の上面部102a側へ弾性的に引き上げて支持する。固定具34はテーパ状に形成される。固定具34は、弾性支持部材の上端に接続され、ロータディスク201の張出部101の対向面101aに、周方向に延在して形成され固定溝に固定される。
よって、本実施形態に係るガスタービンのシール構造30によれば、ロータディスク201の溝部102に緩衝材31が組み付けられることにより、シール板組品105がロータディスク201の溝部102の上面部102aに直接接触することが無くなる。これにより、緩衝材を組み付けていない場合と比べて、ロータディスクの摩耗を抑制することができる。また、シール板組品105および緩衝材31を消耗品とし、定期点検などで交換することができる。その結果、シール板組品105や廻り止め部材108によるロータディスクの摩耗を防止することができ、信頼性を向上させることができる。
さらに、対向するロータディスク201,202にて、定格起動時に段差を生じるように設計している場合、例えば、図5に示すガスタービンのシール構造30にて一方のロータディスク202がこれに対向する他方のロータディスク201と比べて半径方向に延びて段差が生じている場合には、シール板組品105の一方の端部が一方のロータディスク202の溝部104に片あたりする。このとき、シール板組品105の他方の端部が他方のロータディスク201の溝部102にて摺動する、言い換えるとばたつくことがある。この箇所に緩衝材31を配置していることにより、シール板組品105の他方の端部の摺動による他方のロータディスク201の溝部102の摩耗を防止することができる。また、他方のロータディスク201の溝部102にてフレッティング疲労を抑制することができる。
なお、上記では、緩衝材31のみを具備するガスタービンのシール構造30について説明したが、この緩衝材31と、上述した第一番目の実施形態に係るガスタービンのシール構造10が具備する緩衝材11をともに具備するガスタービンのシール構造とすることも可能である。このようなガスタービンのシール構造によれば、上述した第一番目および第三番目の実施形態に係るガスタービンのシール構造10,30と同様な作用効果を奏する。
本発明に係るガスタービンのシール構造によれば、信頼性を向上させることができるため、ガスタービンを用いる発電産業などで有益に利用することができる。
10 ガスタービンのシール構造
11 緩衝材
12 第1の半径方向緩衝板部(外側緩衝板部)
13 第2の半径方向緩衝板部(外側緩衝板部)
14 第1の周方向緩衝板部(側壁緩衝板部)
15 第2の周方向緩衝板部(側壁緩衝板部)
16 軸方向緩衝板部(端部緩衝板部)
20 ガスタービンのシール構造
21 緩衝材(第2の緩衝材本体)
22 外側緩衝板部
23 内側緩衝板部
24 圧縮ばね(弾性部材)
25 外側支持板部
26 内側支持板部
30 ガスタービンのシール構造
31 緩衝材(第2の緩衝材本体)
32 外側緩衝板部
33 弾性支持部材(ばね)
34 固定具(固定手段)
100 ガスタービンのシール構造
101 張出部
102 溝部
103 張出部
104 溝部
105 シール板組品
106 外側シール板
107 内側シール板
108 廻り止め部材
109 把持部材
110 中間保持部材
111 固定ネジ(固定ボルト)
113 内切欠部
114 外切欠部
201 ロータディスク
202 ロータディスク

Claims (2)

  1. 複数のロータディスクの隣接する面にロータ軸を囲んで互いに対向するように環状の張出部が形成され、前記張出部の対向面に周方向に沿って溝部が形成され、対向するロータディスクのうちの一方のロータディスクの対向面に切欠部が形成され、前記溝部に、複数の外側シール板と当該外側シール板の内周側に配置された複数の内側シール板とを廻り止め部材で一体化されたシール板組品の両端部が挿入されるとともに、前記廻り止め部材が前記切欠部に挿入され、前記溝部に緩衝材が組み付けられて、前記シール板組品による前記溝部への負荷を抑制したガスタービンのシール構造であって、
    前記緩衝材は、前記一方のロータディスクに対向する他方のロータディスクの前記溝部に配置され、当該溝部の上面部に沿って周方向に延在する外側緩衝板部と、前記外側緩衝板部に接続され、当該外側緩衝板部を前記溝部の上面部側へ弾性的に引き上げて支持する弾性支持部材と、前記弾性支持部材を前記他方のロータディスクの前記張出部の前記対向面に固定する固定手段とを備える
    ことを特徴とするガスタービンのシール構造。
  2. 複数のロータディスクの隣接する面にロータ軸を囲んで互いに対向するように環状の張出部が形成され、前記張出部の対向面に周方向に沿って溝部が形成され、対向するロータディスクのうちの一方のロータディスクの対向面に切欠部が形成され、前記溝部に、複数の外側シール板と当該外側シール板の内周側に配置された複数の内側シール板とを廻り止め部材で一体化されたシール板組品の両端部が挿入されるとともに、前記廻り止め部材が前記切欠部に挿入され、前記溝部に緩衝材が組み付けられて、前記シール板組品による前記溝部への負荷を抑制したガスタービンのシール構造であって、
    前記緩衝材が、前記切欠部に配置される第1の緩衝材本体と、前記一方のロータディスクに対向する他方のロータディスクの前記溝部に配置される第2の緩衝材本体とで構成され、
    前記第1の緩衝材本体が、前記溝部の上面部に沿って延在する半径方向緩衝板部を備え、
    前記第2の緩衝材本体が、前記一方のロータディスクに対向する他方のロータディスクの前記溝部に配置され、当該溝部の上面部に沿って周方向に延在する外側緩衝板部と、前記外側緩衝板部に接続され、当該外側緩衝板部を前記溝部の上面部側へ弾性的に引き上げて支持する弾性支持部材と、前記弾性支持部材を前記他方のロータディスクの前記張出部の前記対向面に固定する固定手段とを備える
    ことを特徴とするガスタービンのシール構造。
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