JP5631162B2 - 摩擦攪拌接合方法 - Google Patents

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Description

本発明は、互いに接合しようとする被接合部材の接合箇所を、摩擦熱により接合箇所の母材組織を攪拌して塑性流動させ、その冷却後に母材組織一体化させて接合箇所の接合を行うようにした摩擦攪拌接合方法に関する。
摩擦攪拌接合方法は、固相接合であるため凝固割れが生じず高い強度が得られる、入熱が少ないので被接合部の変形が少ない、溶加材やシールドガスが不要である、などの利点がある一方、複雑な形状の接合は困難であるといった問題点もある。すなわち、小さな曲率の曲線や略直角の角部等への適用は困難であり、現状では直線、緩曲線あるいは円周継手などに適用が限定されている。
互いに直交する直線、緩曲線や円周継手へ適用可能な従来の摩擦攪拌接合装置としては、ツール本体の先端部にこれより小径としたピンを設けるとともに、ツール本体の先端面にピン取付部の周辺をショルダとする接合ツールを備え、この接合ツールの軸心を、被接合部材の接合表面に垂直な軸心に対して接合進行方向前方へ傾斜させて配置し、直線部にピンを回転させながら挿入するとともに、ショルダを直線部後方の表面に接触させながら被接合部材と接合ツールとをX−Y−Z方向へ相対移動させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4215179号公報
しかしながら、上記従来の摩擦攪拌接合装置・接合方法には以下に説明するような問題がある。
すなわち、上記従来の摩擦攪拌接合装置・接合方法にあっては、被接合部材の接合箇所が略直角に方向変換する直線同士で連結されている場合、また、異なる方向の直線間が小さい曲線で連結されている場合には、それらを連結する中間部にてピンの進行方向を変える必要があるため、ピン等の回転速度に方向変換速度が加わるため発熱量が高くなりすぎ、この結果、被接合部材が融点に達したり、ピンの耐久性が低下したりするなどの不具合が生じるといった問題がある。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、異なる方向の直線部間を連結し、被接合部材の接合箇所となる中間部が、略直角に方向変換する場合や小さい曲線で連結されている場合でも、被接合部材が融点に達したり、ピンの耐久性が低下したりするのを防ぐことで、安定して被接合部材を接合できるようにした摩擦攪拌接合方法を提供することにある。
この目的のため、請求項1の本発明による摩擦攪拌接合方法は、
ツール本体の先端部に設けたピンと、このピンの周辺でツール本体の先端面に形成したショルダ面と、を、これらの進行方向に対し前進角を有した状態でこれらの軸心まわりに回転させながら被接合部材の接合箇所に挿入して被接合部材に対し相対移動させることにより発生した摩擦熱で被接合部材の接合箇所を塑性流動させて接合箇所を接合する摩擦攪拌接合方法において、
被接合部材の接合箇所は、第1直線部と、この第1直線部と方向を異にする第2直線部と、第1直線部および第2直線部とを連結する中間部とを有し、
ピンおよびショルダの回転速度を、中間部では第1直線部および第2直線部での回転速度よりも低下させるとともに、ピンおよびショルダ面の移動速度を、中間部では第1直線部および第2直線部での移動速度よりも低下させて、被接合部材、ピンおよびショルダ面の中間部での摩擦熱にて発生する温度が第1直線部および第2直線部での摩擦熱にて発生する温度より低下するように、回転速度と、移動速度と、中間部でのピンおよびショルダ面の移動時間とを設定するようにした、
ことを特徴とする。

請求項2の摩擦攪拌接合方法は、被接合部材の接合箇所の中間部を、略直角または曲線とすることを特徴とする。
請求項3の摩擦攪拌接合方法は、ツール本体とピンとを、これらの軸心がショルダ面の中心点を通るように設定し、かつ、中間部でピンの進行方向を変えるときには、ツール本体がショルダ面の中心点を回転中心として回動するようにしたことを特徴とする。
請求項1の本発明の摩擦攪拌接合方法にあっては、ピンおよびショルダ面の回転速度を、中間部では第1直線部および第2直線部よりも低下させるようにしたので、被接合部材の接合箇所の中間部が略直角である場合や小さい曲線である場合でも、摩擦熱で発生する温度を下げることで、被接合部材の接合箇所、ピン、ショルダ面の温度が高温になりすぎるのを防止して、被接合部材を安定して接合することができる。
請求項2の摩擦攪拌接合方法にあっては、被接合部材が互いに方向を異にする第1直線部と第2直線部とを連結する中間部が、略直角または曲線で形成されていても、本発明の摩擦攪拌接合方法を適用することで、安定した被接合部材の接合が可能となる。
請求項3の摩擦攪拌接合方法にあっては、ツール本体とピンとの軸心がショルダ面の中心点を通り、かつ、中間部でピンの進行方向を変えるときには、ツール本体をショルダ面の中心点を回転中心として回動させるようにしたので、中間部の接合時に、ピンやショルダ面による加工軌跡が、被接合部材の接合箇所部から大きくずれるのを防止することができる。
本発明の実施例1の摩擦攪拌接合方法を実現する摩擦攪拌接合装置を示す正面図である。 図1の摩擦攪拌接合装置の要部であるピンとショルダ面とが被接合部材に挿入されている状態を示す拡大図である。 図1の摩擦攪拌接合装置に用いるコントローラおよびその制御系列を示すブロック図である。 図1の摩擦攪拌接合装置のコントローラで実行する制御内容を示すタイムチャートである。 図4のタイムチャートに従った制御を実行した場合の加工軌跡を示す図である。 本発明の実施例2の摩擦攪拌接合方法を実現する摩擦攪拌接合装置(図1と同様)に用いるコントローラで実行する制御内容を示すタイムチャートである。 図6のタイムチャートに従った制御を実行した場合の加工軌跡を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に示す実施例に基づき詳細に説明する。
まず、実施例1の摩擦攪拌接合方法を実現する摩擦攪拌接合装置の全体構成を説明する。
この摩擦攪拌接合装置は、図1に示すように、基台1に対しX−Y方向(水平面上での方向)へスライド可能に設けられた水平スライドテーブル2と、基台1上に固定された門型フレーム3と、水平スライドテーブル2の上方で、門型フレーム3に対しZ方向(上下方向)へスライド可能に設けられた垂直スライドフレーム4と、接合ヘッド5と、ツール支持部材6と、ツールチャック(スピンドル)7と、ツール8と、コントローラ9と、を備えている。
上記水平スライドテーブル2は、X方向スライド機構21とY方向スライド機構22を介してX−Y方向に往復移動可能に支持されている。なお、これらX−Y方向移動は、X軸サーボモータ91とY軸サーボモータ92の駆動により行われる
上記垂直スライドフレーム4は、問型フレーム3に対し、Z方向スライド機構41を介してZ方向に往復移動可能に支持されている。なお、Z方向移動は、Z軸サーボモータ93で駆動により行われる。
上記垂直スライドフレーム4の中心位置には、大きな孔が空けられており、この孔に回転筒体5が軸受を介してこの孔の軸心Q(水平スライドテーブル2に垂直)周りに回転可能に支持されている。
回転筒体5は、この上端側にフランジ部51が、また下端側にリング状斜め座面部52がそれぞれ設けられている。フランジ部51の外周にはギヤ歯51aが形成され、このギヤ歯51aが、θ軸サーボモータ94の出力軸に取り付けたウォーム54に噛み合わされ、θ軸サーボモータ94の駆動によりウォーム54、ギヤ歯51aを介して回転筒体5が軸心Q周りに回転可能とされている。
回転筒体5の孔には、軸心Qに対し角度α傾けてカラー53が挿入固定されている。したがって、θ軸サーボモータ94の駆動により回転筒体5を回転させると、カラー53はこの軸心βが軸心Qに対し角度αだけ傾いて状態で軸心Qの周りを回転する。なお、この角度αは、ツール8の前進角となる。
また、カラー53には、これを軸心βに沿って貫通するツール支持部材6が挿入固定されるともに、このツール支持部材6を貫通し、この軸心β上の下方にツールチャック(スピンドル)7が回転自在に設けられている。そして、カラー6の頂部にはツールチャック7を高速回転駆動するS軸サーボモータ95が設けられている。
なお、ツール8の前進角となるツール支持部材6の傾斜角度は、異なる傾斜孔を有する回転筒体51を交換することで設定を変えることができる。
上記ツール8は、ツールチャック7の下端部に着脱可能に取り付けられている。このツール8は、図2に詳細を示すように、先端部(下端部)にショルダ面83が形成されたツール本体81と、このツール本体81よりも径小に形成されショルダ面の中心点Oから下方へ伸ばされたピン(プローブとも言う)82とを有している。したがって、ピン82は、この軸心が軸心βに一致する。
なお、ツール8の回転は、図2に示すように、ツール本体81のショルダ面83の中心点0を回転中心として回動(ジャイロ運動)させられるようになっている。したがって、ピン83は、この先端が中心点Oを周りに軸心Qに対し角度αをなす円上を動くことになる。
上記コントローラ9は、図3に示すように、それぞれX軸サーボアンプ91a、Y軸サーボアンプ92a、Z軸サーボアンプ93a、θ軸サーボアンプ94a、S軸サーボアンプ95aを介して、それぞれX軸サーボモータ91、Y軸サーボモータ92、Z軸サーボモー93、θ軸サーボモータ94、S軸サーボモータ95の駆動を制御する。
次に、上記コントローラ9による実施例1の摩擦攪拌接合方法を実行する制御内容を図4のタイムチャートに基づいて説明する。なお、この実施例1では、図5に示すように、水平スライドテーブル2にセットされる被接合部材10の接合箇所が方形で、第1直線部11、第2直線部12、第1直線部11と平行な第3直線部13、第2直線部12と平行な第4直線部14のそれぞれ互いに隣接する中間部(角部)C1〜C4が直角である場合について説明する。
コントローラ9による制御が開始されると、図4には記載されていないが、X軸サーボモータ91とY軸サーボモータ92が駆動され、被接合部材10とツール8の位置が図5上に示す被接合部材10の始点・終点位置Fに来るように制御してある。
この状態から、S軸サーボモータ95の駆動が開始され、その回転速度が所定の高速回転速度で安定すると、Z軸サーボモータ93が垂直スライドフレーム4を下降させる方向に駆動して、高速回転するツール8のピン82を、被接合部材10の始点・終点位置Fに当接して所定の深さ(図2のようにピン82とショルダ面83の一部が被接合部材の接合箇所に挿入される位置)まで挿入させたら、Z軸サーボモータ93の駆動を停止させる。なお、この時のツール前進角方向は、θ軸サーボモータにてあらかじめ図5上で右方向(第1直線部11方向)となるように制御されている。
次に、X軸サーボモータ91をツール8が前進する方向(図5上で右方向)に駆動して第1直線部11の右半分の摩擦攪拌接合を開始する。そして、ツール8が中間部(角部)C1の少し手前まで移動すると、X軸サーボモータ91の駆動を停止させてツール8の移動を減速させると共に、S軸サーボモータ95の回転速度の減速を開始し、中間部(角部)C1まで移動した時点でθ軸サーボモータ94を駆動して、回転筒体52を反時計方向に90度回転させる。本実施例では、ショルダ面83の中心点Oが被接合部材の接合箇所に沿うようにしてツール8を回転させる。なお、ここで、ツール8の移動とは被接合部材10に対する相対移動を意味する。
次に、θ軸サーボモータ94の駆動を停止し、回転筒体52の回転を完了する。したがって、中間部(角部)C1での加工軌跡は直角そのものではなく略直角となるが、ピン82やショルダ面83はある幅をもって接合箇所の塑性流動を行うので、接合箇所が直角そのものであってもこの部分は確実に接合されることになる。
回転筒体52の回転が完了してツール前進角方向が図5上で上方向(第2直線部12方向)になると、S軸サーボモータ95の回転速度を所定の高速回転に戻し、Y軸サーボモータ92をツール8が前進する方向(図5上で上方向)に駆動して第2直線部12の摩擦攪拌接合を開始する。なお、Y軸サーボモータ92の駆動によるツール8の移動速度が加速するのに合わせてS軸サーボモータ95によるツール8の回転速度を加速させる。
そして、ツール8の移動速度および回転速度を一定に保った状態でツール8が中間部(角部)C2の少し手前まで移動すると、Y軸サーボモータ92の駆動を停止させてツール8の移動を減速させると共に、S軸サーボモータ95の回転速度の減速を開始し、中間部(角部)C2まで移動した時点で、θ軸サーボモータ94を駆動して、回転筒体51を反時計方向に90度回転させる。
次に、θ軸サーボモータ94の駆動が停止し、回転筒体51の回転が完了してツール前進角方向が図5上で左方向(第3直線部13方向)になると、S軸サーボモータ95の回転速度を所定の高速回転に戻し、X軸サーボモータ91をツール8が後退する方向(図5上で左方向)に駆動して第3直線部13の摩擦攪拌接合を開始する。なお、X軸サーボモータ91の駆動によるツール8の移動速度が加速するのに合わせてS軸サーボモータ95によるツール8の回転速度を加速させる。
そして、ツール8の移動速度および回転速度を一定に保った状態でツール8が中間部(角部)C3の少し手前まで移動すると、X軸サーボモータ91の駆動を停止させてツール8の移動を減速させると共に、S軸サーボモータ95の回転速度の減速を開始し、中間部(角部)C3まで移動した時点でθ軸サーボモータ94を駆動して、回転筒体51を反時計方向に90度回転させる。
次に、θ軸サーボモータ94の駆動が停止し、回転筒体51の回転が完了してツール前進角方向が図5上で下方向(第4直線部14方向)になると、S軸サーボモータ95の回転速度を所定の高速回転に戻し、Y軸サーボモータ92をツール8が後退する方向(図5上で下方向)に駆動して第4直線部14の摩擦攪拌接合を開始する。なお、Y軸サーボモータ92の駆動によるツール8の移動速度が加速するのに合わせてS軸サーボモータ95によるツール8の回転速度を加速させる。
そして、ツール8の移動速度および回転速度を一定に保った状態でツール8が中間部(角部)C4の少し手前まで移動すると、Y軸サーボモータ92の駆動を停止させてツール8の移動を減速させると共に、S軸サーボモータ95の回転速度の減速を開始し、中間部(角部)C4まで移動した時点で、Y軸サーボモータ92の駆動を停止し、θ軸サーボモータ94を駆動して、回転筒体51を反時計方向に90度回転させる。
次に、θ軸サーボモータ94の駆動が停止し、回転筒体51の回転が完了してツール前進角方向が図5上で右方向(第1直線部11方向)になると、S軸サーボモータ95の回転速度を所定の高速回転に戻し、X軸サーボモータ91をツール8が前進する方向(図上5で右方向)に駆動して第1直線部11の左半分の摩擦攪拌接合を開始する。なお、X軸サーボモータ91の駆動によるツール8の移動速度が加速するのに合わせてS軸サーボモータ95によるツール8の回転を加速させる。
そして、ツール8の移動速度および回転速度を一定に保った状態で被接合部材10の始点・終点位置Fまで摩擦攪拌接合し、ここまで完了した時点で、X軸サーボモータ91の駆動を停止し、Z軸サーボモータ93が垂直スライドフレーム4を上昇させる方向に駆動した後、S軸サーボモータ95の駆動を停止する。これで被接合部材10の摩擦攪拌接合を終了する。
以上のように、実施例1の摩擦攪拌接合方法・接合装置が構成されるため、実施例1の摩擦攪拌接合方法にあっては、以下の効果を得ることができる。
(1) 本発明実施例1では、ピン82およびショルダ面83の回転速度を、中間部(角部)C1、C2、C3、C4では第1直線部11、第2直線部12、第3直線部13、第4直線部14よりも減速させるようにしたので、被接合部材10の接合箇所の中間部(角部)C1、C2、C3、C4が略直角に方向変換する直線同士で連結されている場合でも、摩擦熱で発生する温度を下げることで、被接合部材10、ピン82、ショルダ面83の温度が高温になりすぎるのを防止して、被接合部材10を安定して接合することができる。
(2) また、ツール支持部材6の回転は、ツール本体81をツール8のツール本体81の先端部であるショルダ面83の中心点0を回転中心として回動(ジャイロ運動)させるようにしたため、中間部(角部)C1、C2、C3、C4の接合時、ピン82やショルダ面83による加工軌跡が、被接合部材10中間部C1、C2、C3、C4からずれるのを防止することができる。また、中間部C1〜C4にあっては、ショルダ面83の中心点Oが被接合部材10の接合箇所に沿うようにツール8を回転させるので、加工軌跡を接合箇所に容易に合わせることが可能である。
(3) また、ツール8が中間部(角部)C1、C2、C3、C4の少し手前まで移動すると、X軸サーボモータ91またはY軸サーボモータ92の駆動を停止させてツール8の移動を減速させると共に、S軸サーボモータ95の回転速度の減速を開始し、ツール8が中間部(角部)C1、C2、C3、C4まで移動した時点でθ軸サーボモータ94を駆動して、回転筒体51を反時計方向に90度回転させるように制御される。
これにより、ツール8が所定の減速速度に低下するまでのタイムラグを無くし、中間部(角部)C1、C2、C3、C4におけるツール8の回転速度を所定の減速速度まで低下させることで、被接合部材10、ピン82、ショルダ面83の温度上昇を抑制することができる。
(4) また、これら(1)〜(3)により被接合部材の接合箇所に直角あるいは略直角の中間部があっても、摩擦攪拌接合が可能となる。
次に、本発明の実施例2について説明する。なお、この実施例2では、上記実施例1と同様の部分の説明には同一の符号を用いて説明する。
この実施例2では、摩擦攪拌接合装置としては、図1と同様のものを用いるが、被接合部材の接合箇所の形状が実施例1のものと異なり、その結果、コントローラで実施する制御も異なる。
すなわち、実施例2では、水平スライドテーブル2にセットされる被接合部材10の接合箇所は、図7に示すように、角を小さな曲線とした略方形で、第1直線部11、第2直線部12、第3直線部13、第4直線部14の互いに隣接する中間部(小R部)D1〜D4が、円弧である点で、上記実施例1の場合とは相違している。
以下、実施例2のコントローラ9による摩擦攪拌接合方法を実施する制御内容を図6のタイムチャート及び図7の加工軌跡を示す図に基づいて説明する。
コントローラ9による制御が開始されると、まず、図6には記載されていないが、X軸サーボモータ91とY軸サーボモータ92が駆動され、被接合部材10とツール8の位置が図5上に示す被接合部材10の始点・終点位置Fに来るように制御してある。
この状態から、S軸サーボモータ95の駆動が開始され、その回転速度が所定の高速回転速度で安定すると、Z軸サーボモータ93が垂直スライドフレーム4を下降させる方向に駆動し、被接合部材10の始点・終点位置Fに高速回転するツール8のピン82を当接して所定の深さまで挿入させたら、Z軸サーボモータ93の駆動を停止させる。この時のツール前進角方向は図7上で右方向(第1直線部11方向)となるように制御されている。
次に、X軸サーボモータ91をツール8が前進する方向(図7上で右方向)に駆動して第1直線部11の右半分の摩擦攪拌接合を開始する。
ツール8が小R部D1の少し手前まで移動すると、まずX軸サーボモータ91の駆動速度を所定の減速速度まで低減するための減速を開始させると共に、S軸サーボモータ95の回転速度を所定の減速速度まで低減するための減速を開始し、ツール8が小R部D1まで移動した時点で、X軸サーボモータ91の駆動速度を実施例1の場合に比べ緩やかに低減させていくと同時に、Y軸サーボモータ92の駆動を開始してその駆動速度を、駆動速度がゼロのままである実施例1の場合と異なり緩やかに上昇させることにより、ツール8をショルダ面83の中心点Oを中心として小R部D1の曲線に沿って移動させる。
そして、ツール8が小R部D1の曲線に沿って移動する間にθ軸サーボモータ94を駆動して、回転筒体51を反時計方向に90度回転させることにより、小R部D1におけるツール8の前進角方向が常にツール8の移動方向に向くように制御される。
次に、ツール8が小R部D1の終わりの部分まで来ると、θ軸サーボモータ94の駆動が停止し、回転筒体51の回転が完了してツール前進角方向が図7上で上方向(第2直線部12方向)になると、S軸サーボモータ95の回転速度を所定の高速回転に戻し、Y軸サーボモータ92をツール8が前進する方向(図7上で上方向)に駆動して第2直線部12の摩擦攪拌接合を開始する。なお、Y軸サーボモータ92の駆動によるツール8の移動速度が加速するのに合わせてS軸サーボモータ95によるツール8の回転速度を加速させる。
ツール8の移動速度と回転速度が一定の状態でツール8が小R部D2の少し手前まで移動すると、まずY軸サーボモータ92の駆動速度を所定の減速速度まで低減するための減速を開始させると共に、S軸サーボモータ95の回転速度を所定の減速速度まで低減するための減速を開始し、小R部D2まで移動した時点で、Y軸サーボモータ92の駆動速度を緩やかに低減させると同時に、X軸サーボモータ91の駆動を開始してその駆動速度を緩やかに上昇させることにより、ツール8を小R部D2の曲線に沿って移動させる。
そして、ツール8が小R部D2の曲線に沿って移動する間にθ軸サーボモータ94を駆動して、回転筒体51を反時計方向に90度回転させることにより、小R部D2におけるツール8の前進角方向が常にツール8の移動方向に向くように制御される。
次に、ツール8が小R部D2の終わりの部分まで来ると、θ軸サーボモータ94の駆動が停止し、回転筒体51の回転が完了してツール前進角方向が図7上で左方向(第3直線部13方向)になると、S軸サーボモータ95の回転速度を所定の高速回転に戻し、X軸サーボモータ91をツール8が後退する方向(図7上で左方向)に駆動して第3直線部13の摩擦攪拌接合を開始する。なお、X軸サーボモータ91の駆動によるツール8の移動速度が加速するのに合わせてS軸サーボモータ95によるツール8の回転を加速させる。
ツール8の移動速度と回転速度が一定の状態でツール8が小R部D3の少し手前まで移動すると、まずX軸サーボモータ91の駆動速度を所定の減速速度まで低減するための減速を開始させると共に、S軸サーボモータ95の回転速度を所定の減速速度まで低減するための減速を開始し、ツール8が小R部D3まで移動した時点で、X軸サーボモータ91の駆動速度を緩やかに低減させると同時に、Y軸サーボモータ92の駆動を開始してその駆動速度を緩やかに上昇させることにより、ツール8を小R部D3の曲線に沿って移動させる。
そして、ツール8が小R部D3の曲線に沿って移動する間にθ軸サーボモータ94を駆動して、回転筒体51を反時計方向に90度回転させることにより、小R部D3におけるツール8の前進角方向が常にツール8の移動方向に向くように制御される。
次に、θ軸サーボモータ94の駆動が停止し、回転筒体51の回転が完了してツール前進角方向が図7上で下方向(第4直線部14方向)になると、S軸サーボモータ95の回転速度を所定の高速回転に戻し、Y軸サーボモータ92をツール8が後退する方向(図7上で下方向)に駆動して第4直線部14の摩擦攪拌接合を開始する。なお、Y軸サーボモータ92の駆動によるツール8の移動速度が加速するのに合わせてS軸サーボモータ95によるツール8の回転を加速させる。
ツール8の移動速度と回転速度が一定の状態でツール8が小R部D4の少し手前まで移動すると、まずY軸サーボモータ92の駆動速度を所定の減速速度まで低減するための減速を開始させると共に、S軸サーボモータ95の回転を所定の減速速度まで低減するための減速を開始し、ツール8が小R部D4まで移動した時点で、Y軸サーボモータ92の駆動速度を緩やかに低減させると同時に、X軸サーボモータ91の駆動を開始してその駆動速度を緩やかに上昇させることにより、ツール8を小R部D4の曲線に沿って移動させる。
そして、ツール8が小R部D4の曲線に沿って移動する間にθ軸サーボモータ94を駆動して、回転筒体51を反時計方向に90度回転させることにより、小R部D4におけるツール8の前進角方向が常にツール8の移動方向に向くように制御される。
次に、θ軸サーボモータ94の駆動が停止し、回転筒体51の回転が完了してツール前進角方向が図7上で右方向(第1直線部11方向)になると、S軸サーボモータ95の回転速度を所定の高速回転に戻し、X軸サーボモータ91をツール8が前進する方向(図7上で右方向)に駆動して第1直線部11の左半分の摩擦攪拌接合を開始する。なお、X軸サーボモータ91の駆動によるツール8の移動速度が加速するのに合わせてS軸サーボモータ95によるツール8の回転を加速させる。
そして、ツール8が一定の移動速度と回転速度の状態で移動することで被接合部材10の始点・終点位置Fまで摩擦攪拌接合が完了した時点で、X軸サーボモータ91の駆動を停止し、Z軸サーボモータ93が垂直スライドフレーム4を上昇させる方向に駆動した後、S軸サーボモータ95の駆動を停止する。
これで被接合部材10の摩擦攪拌接合を終了する。
以上のように構成されるため、実施例2の摩擦攪拌接合方法にあっては、以下の効果を得ることができる。
(5) 本発明実施例2では、ピン82およびショルダ面83の回転速度を、小R部D1、D2、D3、D4では第1直線部11、第2直線部12、第3直線部13、第4直線部14よりも減速させるようにしたので、被接合部材10の接合箇所の互いに隣接する直線部間(中間部)が曲線(小R部D1、D2、D3、D4)で連結されている場合、中間部において摩擦熱で発生する温度を下げることで、被接合部材10、ピン82、ショルダ面83の温度が高温になりすぎるのを防止して、被接合部材10を安定して接合することができる。
(6) また、ツール8が小R部D1、D2、D3、D4の少し手前まで移動すると、X軸サーボモータ91またはY軸サーボモータ92の一方の駆動速を減速させてツール8の移動を減速させると共に、S軸サーボモータ95の回転速度の減速を開始する。ツール8が小R部D1、D2、D3、D4を移動している間、上記一方のサーボモータの駆動速を緩やかに減速、また他方のサーボモータの駆動を緩やか開始して増大にして行くとともに、S軸サーボモータ95の回転速度を減速した一定速度に保ちながらθ軸サーボモータ94を駆動する。ツール8が小R部D1、D2、D3、D4の終わりまで移動した時点で、一方のサーボモータおよびθ軸サーボモータ94の駆動を停止し、S軸サーボモータ95の回転駆動を開始し始める。このようにして、回転筒体51が反時計方向に90度回転するように制御される。
これにより、ツール8が所定の減速速度に低下するまでのタイムラグを無くし、中間部が曲線(小R部D1、D2、D3、D4)で連結されている場合でも、連続して摩擦攪拌接合が可能となる。また、中間部D1〜D4にあっては、ショルダ面83の中心点Oが被接合部材10の接合箇所に沿うようにツール8を回転させるので、加工軌跡を接合箇所に容易に合わせることが可能である。
以上、本発明を上記各実施例に基づき説明してきたが、本発明はこれらの実施例に限られず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更等があった場合でも、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、被接合部材10の溶接部が方形で、第1直線部11、第2直線部12、第3直線部13、第4直線部14の互いに隣接する中間部(角部)C1〜C4が直角である場合と、第1直線部11、第2直線部12、第3直線部13、第4直線部14の互いに隣接する中間部(小R部)D1〜D4が、円弧である場合について説明したが、被接合部材10の溶接部の形状や、中間部の形状も任意である。
1 基台
2 水平スライドテーブル
3 門型フレーム
4 垂直スライドフレーム
5 回転筒体
6 ツール支持部材
7 ツールチャック
8 ツール
9 コントローラ
10 被接合部材
11 第1直線部
12 第2直線部
13 第3直線部
14 第4直線部
21 X方向スライド機構
22 Y方向スライド機構
41 Z方向スライド機構
51 フランジ部
51a ギヤ歯
52 リング状斜め座面部
53 カラー
54 ウォーム
81 ツール本体
82 ピン
83 ショルダ面
91 X軸サーボモータ
91a X軸サーボアンプ
92 Y軸サーボモータ
92a Y軸サーボアンプ
93 Z軸サーボモータ
93a Z軸サーボアンプ
94 θ軸サーボモータ
94a θ軸サーボアンプ
95 S軸サーボモータ
95a S軸サーボアンプ
C1、C2、C3、C4 中間部(角部)
D1、D2、D3、D4 中間部(小R部)
0 ツールの先端面の中心点
Q 回転筒体の軸心
β ツール支持部材6の軸心β

Claims (3)

  1. ツール本体の先端部に設けたピンと、該ピンの周辺で前記ツール本体の先端面に形成されたショルダ面と、を、これらの進行方向に対し前進角を有した状態でこれらの軸心まわりに回転させながら被接合部材の接合箇所に挿入して前記被接合部材に対し相対移動させることにより発生した摩擦熱で前記被接合部材の接合箇所を塑性流動させて接合箇所を接合する摩擦攪拌接合方法において、
    前記被接合部材の接合箇所は、第1直線部と、該第1直線部と方向を異にする第2直線部と、前記第1直線部および前記第2直線部とを連結する中間部とを有し、
    前記ピンおよび前記ショルダの回転速度を、前記中間部では前記第1直線部および前記第2直線部での回転速度よりも低下させるとともに、前記ピンおよび前記ショルダ面の移動速度を、前記中間部では前記第1直線部および前記第2直線部での移動速度よりも低下させて、前記被接合部材、前記ピンおよび前記ショルダ面の前記中間部での摩擦熱にて発生する温度が前記第1直線部および前記第2直線部での摩擦熱にて発生する温度より低下するように、前記回転速度と、前記移動速度と、前記中間部での前記ピンおよび前記ショルダ面の移動時間とを設定するようにした、
    ことを特徴とする摩擦攪拌接合方法。
  2. 請求項1に記載の摩擦攪拌接合方法において、
    前記中間部は、略直角または曲線である、
    ことを特徴とする摩擦攪拌接合方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の摩擦攪拌接合方法において、
    前記ツール本体と前記ピンとは、これらの軸心が前記ショルダ面の中心点を通るように設定し、
    前記中間部で前記ピンの進行方向を変えるときには、前記ツール本体を前記ショルダ面の中心点を回転中心として回動させるようにした、
    ことを特徴とする摩擦攪拌接合方法。
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