JP5629792B2 - サーバ、売上処理装置、検品端末および商品管理システム - Google Patents

サーバ、売上処理装置、検品端末および商品管理システム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、サーバ、売上処理装置、検品端末および商品管理システムに関する。
従来、弁当などの販売期限付の商品を取り扱うコンビニエンスストア等では、販売期限付の商品に販売期限に関する情報をラベルに付している。店員は、廃棄処理を行う時間に近づくと、販売期限付の商品のラベルを参照して、販売期限を超過する廃棄対象となる商品を回収する。廃棄商品の回収後、店員は、POS(Point of Sales:販売時点管理)端末から廃棄商品の登録を行う。
しかしながら、上述のような仕組みを用いた場合であっても、廃棄対象となる商品の回収漏れが発生することがある。
そこで、従来においては、販売期限付の商品の販売時に当該商品が販売期限を経過しているか否かをPOS端末でチェックして警告するようにしている。このようにすることで、万が一、廃棄対象となる商品の回収漏れがあったとしても、回収から漏れた廃棄対象となる商品の販売を防止することができる。
しかしながら、従来技術においては、廃棄対象となる商品の回収作業を行う際に店員に対して与えられる情報は、商品のラベルに記載されている販売期限に関する情報のみである。そのため、従来技術は、店員は回収作業の正解(例えば、回収すべき個数)がわからず、作業の正確性に欠ける、という問題がある。
また、上述のように、万が一、廃棄対象となる商品の回収漏れがあったとしても、回収から漏れた廃棄対象となる商品の販売を防止する技術が開発されている。しかしながら、このような技術をもってしても、回収から漏れた廃棄対象となる商品が店内在庫の最後の1点である場合、販売期限内の他の商品と交換することができないため、客の信頼を失いかねない、という問題がある。
実施形態のサーバは、時間判断手段と、検品データ抽出手段と、廃棄商品抽出手段と、リスト出力手段と、を備える。前記時間判断手段は、所定の販売期限を過ぎても店舗内に在庫として残っている廃棄対象となる廃棄商品を確認する確認時間になったかを判断する。前記検品データ抽出手段は、前記時間判断手段によって確認時間になったと判断した場合、検品端末を用いて生成されるものであって商品コードに対応付けて少なくとも検品数や販売期限を有する検品データを記憶する検品データファイルから前記廃棄商品となりうる商品コードを含む検品データを抽出する。前記廃棄商品抽出手段は、売上処理装置を用いて生成されるものであって商品コードに対応付けて少なくとも販売数や販売期限を有する売上データを記憶する売上データファイル、前記検品データ抽出手段により抽出した前記検品データとをデータ照合して、前記廃棄商品の情報を抽出する。前記リスト出力手段は、前記廃棄商品抽出手段により前記廃棄商品が抽出された場合、抽出された前記廃棄商品のリストを出力する。
実施形態の売上処理装置は、売上データ生成手段と、確認宣言手段と、検品データ抽出手段と、廃棄商品抽出手段と、リスト出力手段と、を備える。前記売上データ生成手段は、販売された商品の商品コードに対応付けて少なくとも販売数や販売期限を有する売上データを生成する。前記確認宣言手段は、所定の販売期限を過ぎても店舗内に在庫として残っている廃棄対象となる廃棄商品を確認することを宣言する。前記検品データ抽出手段は、前記確認宣言手段によって確認が宣言された場合、検品端末を用いて生成されるものであって商品コードに対応付けて少なくとも検品数や販売期限を有する検品データを記憶する検品データファイルから前記廃棄商品となりうる商品コードを含む検品データを抽出する。前記廃棄商品抽出手段は、前記売上データを記憶する売上データファイル、前記検品データ抽出手段により抽出した前記検品データとをデータ照合して、前記廃棄商品の情報を抽出する。前記リスト出力手段は、前記廃棄商品抽出手段により前記廃棄商品が抽出された場合、抽出された前記廃棄商品のリストを出力する。
実施形態の検品端末は、検品処理を行う検品端末において、リスト受信手段と、廃棄商品コード入力手段と、表示手段と、リスト修正手段と、を備える。前記リスト受信手段は、請求項1記載のサーバから出力された前記廃棄商品のリストを受信する。前記廃棄商品コード入力手段は、前記廃棄商品の商品コードの入力を受け付ける。前記表示手段は、前記廃棄商品コード入力手段により入力された商品コードに基づいて前記リスト受信手段により受信した前記リストを検索し、当該商品コードに対応する商品名と廃棄個数と販売期限とを表示部に表示する。前記リスト修正手段は、前記廃棄個数を実際の数に修正した前記リストを前記サーバへ送信する。
図1は、本実施形態に係る商品管理システムを示すシステム構成図である。 図2は、POS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、店舗コンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。 図4は、商品データファイルを構成するデータ項目の一例を示す図である。 図5は、店舗売上データファイルを構成するデータ項目の一例を示す図である。 図6は、納品データファイルを構成するデータ項目の一例を示す図である。 図7は、検品データファイルを構成するデータ項目の一例を示す図である。 図8は、検品端末を表面側から見て示す斜視図である。 図9は、検品端末を裏面側から見て示す斜視図である。 図10は、検品端末のキーボードを示す平面図である。 図11は、検品端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図12は、検品端末の機能構成を示す機能ブロック図である。 図13は、検品処理の流れを示すフローチャートである。 図14は、検品処理モード画面の初期画面の一例を示す模式図である。 図15は、POS端末の機能構成を示す機能ブロック図である。 図16は、廃棄リスト出力処理の流れを示すフローチャートである。 図17は、廃棄商品リストの一例を示す平面図である。 図18は、廃棄商品登録処理の流れを示すフローチャートである。 図19は、店舗コンピュータの機能構成を示す機能ブロック図である。 図20は、廃棄確認処理の流れを示すフローチャートである。
本実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る商品管理システム101を示すシステム構成図である。本実施形態の商品管理システム101は、統括部102に設置された上位コンピュータ501と、コンビニエンスストア103に設置されて店舗業務を統括管理するサーバとして機能する店舗コンピュータ301とを有する。上位コンピュータ501と店舗コンピュータ301とは、通信ネットワーク111によって互いにデータ通信可能に接続されている。
店舗コンピュータ301は、キーボード312及びポインティングデバイスであるマウス313を備える。また、ユーザである店員に対する情報報知機能を有するユーザインターフェースとしてのLCD(Liquid Crystal Display)311を備える。
店舗コンピュータ301には、LAN(Local Area Network)ケーブル131を介して複数台のPOS(Point of Sales:販売時点管理)端末401がデータ通信可能に接続されている。POS端末401は、売上処理装置として機能するものであって、コンビニエンスストア103の店頭に配置されて、商品の在庫や売り上げ確認などの売場管理処理の他に、売上商品の会計やその売上商品の登録を含む売上登録処理を実行する。
また、コンビニエンスストア103には、納入された商品を検品するための検品端末601が備えられている。検品端末601は、無線中継器121とLANケーブル131とを介して店舗コンピュータ301とデータ通信可能となっている。
検品端末601は、持ち手部分を形成する筐体613を有する。筐体613の持ち手部分に相当する部分には、キーボード612が設けられている。筐体613の先端側には、検品端末ユーザインターフェースとしてのLCD611が設けられている。また、筐体613のLCD611と反対側の部分には、商品識別情報(商品コード)をコードシンボルの形態で付したシンボル像(例えば、バーコード)をCCD(Charge Coupled Device)などにより入力する画像入力部であるバーコードスキャナ614(図9参照)が設けられている。
図2は、POS端末401のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、POS端末401は、レシートや商品の在庫、売り上げなどの情報を印字するプリンタ106、各種情報を表示するための液晶ディスプレイ109、ユーザの操作を受け付けるタッチパネル110を備えている。
また、POS端末401は、店舗内で販売される商品に付加されたバーコードや二次元コードを光学的に読み取るためのスキャナ装置108、レジ台において客に会計内容を表示するための客面表示装置107も備えている。
POS端末401には、マイクロコンピュータ201が備えられており、このマイクロコンピュータ201が各部を駆動制御する。マイクロコンピュータ201は、各部を集中的に制御するCPU202(Central Processing Unit)に、バスライン203を介して制御用のプログラム等の固定的情報を予め記憶するROM204(Read Only Memory)と、各種情報を書き換え自在に記憶してワークエリア等として機能するRAM205(Random Access Memory)とが接続されて構成されている。
マイクロコンピュータ201には、バスライン203を介して、タッチパネルコントローラ206、表示コントローラ207、HDD208(Hard Disk Drive)、インターフェース209及び通信インターフェース210が接続されている。タッチパネルコントローラ206は、タッチパネル110からの入力信号をマイクロコンピュータ201に取り込む。
表示コントローラ207は、画像データに基づいて液晶ディスプレイ109を駆動制御し、画像データに応じた画像を液晶ディスプレイ109に表示させる。例えば、液晶ディスプレイ109には、後述する廃棄リスト出力処理の実行を宣言する廃棄リストキー109aや、後述する廃棄商品登録処理の実行を宣言する廃棄商品登録キー109bが表示される。
インターフェース209は、スキャナ装置108、プリンタ106、客面表示装置107などをマイクロコンピュータ201に接続させるためのインターフェースである。インターフェース209は、USB等によって構成されている。通信インターフェース210は、マイクロコンピュータ201をLANケーブル131経由で他の機器とデータ通信可能にするためのインターフェースである。
HDD208は、OS(Operating System)、コンピュータプログラム(以下、プログラム)、各種ファイル等を記憶する。これらのOS、プログラム、各種ファイル等は、POS端末401の起動時にその全部又は一部がRAM205にコピーされてCPU202にアクセスされる。CPU202は、こうしてコピーされたOS及びプログラムに従った処理(例えば売上登録処理や売場管理処理)を実行する。
なお、本実施形態のPOS端末401で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態のPOS端末401で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のPOS端末401で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
図3は、店舗コンピュータ301のハードウェア構成を示すブロック図である。店舗コンピュータ301は、各部を駆動制御するマイクロコンピュータ351を備える。マイクロコンピュータ351は、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)352に、バスライン355を介して、制御プログラム等の固定的データを予め記憶するROM(Read Only Memory)353と、各種データを書き換え自在に記憶してワークエリア等として機能するRAM(Random Access Memory)354とが接続されて構成されている。したがって、マイクロコンピュータ351は、情報処理を実行する情報処理部を構成する。
マイクロコンピュータ351には、バスライン355を介して、表示コントローラ356、キーボードコントローラ357、ポインティングデバイスコントローラ358、HDD359、第1の通信インターフェース360、及び第2の通信インターフェース361が接続されている。
表示コントローラ356は、画像データに基づいてLCD311を駆動制御し、画像データに応じた画像をLCD311に表示させる。キーボードコントローラ357は、テンキー312a及び「Enter」と表示された登録キー312bを含むキーボード312からの入力信号をマイクロコンピュータ351に取り込む。ポインティングデバイスコントローラ358は、ポインティングデバイスであるマウス313からの入力信号をマイクロコンピュータ351に取り込む。第1の通信インターフェース360は、LANケーブル131を介して他の機器、つまり、POS端末401及び無線中継器121との間でのデータ通信を可能とする。第2の通信インターフェース361は、通信ネットワーク111と接続されている。つまり、通信ネットワーク111を介して上位コンピュータ501とのデータ通信を可能とする。
HDD359には、商品データファイルF4、店舗売上データファイルF5、納品データファイルF6、検品データファイルF7が格納されている。また、HDD359には、アプリケーションソフトウェアASも格納されている。
なお、本実施形態の店舗コンピュータ301で実行されるアプリケーションソフトウェアASは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の店舗コンピュータ301で実行されるアプリケーションソフトウェアASを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の店舗コンピュータ301で実行されるアプリケーションソフトウェアASをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
商品データファイルF4は、店舗で取り扱う商品に関するデータを格納するものであって、POS端末401で売上登録処理を行う際などに参照される。図4は、商品データファイルF4を構成するデータ項目の一例を示す図である。図4に示すように、商品データファイルF4は、商品コード、商品名、単価、商品分類コード等のデータ項目からなるレコードによって構成されている。ここで、商品コードは、店舗で販売される各種商品品目を識別するために商品毎に予め設定された固有のコードである。また、商品名、単価及び商品分類コードは、同一の商品コードによって特定される商品についての情報である。例えば、商品分類コードは、売場ごとの商品分類などを示すコードである。したがって、商品コードによって特定される商品については、商品分類コードを参照することで、どの売場の取扱商品であるかを確認することができる。なお、商品データファイルF4は、例えば精算時における上位コンピュータ501に対するデータ送信のタイミングで、更新される。
また、コンビニエンスストア103等で扱う弁当等の販売期限付商品においては、商品データファイルF4において商品コードに対応付けた販売期限を日時単位で管理している。
店舗売上データファイルF5は、店舗の売り上げに関するデータを格納するものであって、POS端末401が売上登録処理を行うことで、売り上げに関するデータが更新される。図5は、店舗売上データファイルF5を構成するデータ項目の一例を示す図である。図5に示すように、店舗売上データファイルF5は、店舗内のPOS端末401から売上登録処理時に送信される取引番号、取引種別及び売上データ等が格納されるデータ項目と、登録が行われた日時が格納されるデータ項目とからなるレコードによって構成されている。マイクロコンピュータ351は、POS端末401からの要求や所定のタイミング(例えば、1日1回)で店舗売上データファイルF5に登録された売上データを、日時のデータ項目をもとに一日ごと/時間帯ごとに集計する。集計した売上データは、統括部102に設置された上位コンピュータ501や、要求があったPOS端末401へ送信する。なお、売上データの一日ごと/時間帯ごとの集計は、POS端末401で行ってもよい。具体的には、マイクロコンピュータ351は、POS端末401からの要求に応じて、店舗売上データファイルF5に登録された売上データをPOS端末401へ送信する。これにより、POS端末401では、日時のデータ項目をもとに一日ごと/時間帯ごとに売上を集計することができる。
納品データファイルF6は、例えば上位コンピュータ501で生成されて送信された納品データを記憶する。図6は、納品データファイルF6を構成するデータ項目の一例を示す図である。納品データファイルF6は、商品コードに対応付けて納品予定数や販売期限を記憶するデータ構成を有する。納品データファイルF6は、さらに、商品コードに対応付けて、納品予定時刻等を記憶するデータ構成を有していてもよい。
検品データファイルF7は、検品端末601を用いて生成される検品データを記憶する。図7は、検品データファイルF7を構成するデータ項目の一例を示す図である。検品データファイルF7は、商品コードに対応付けて検品数や販売期限を記憶するデータ構成を有する。
ここで、POS端末401の売上データ生成手段21(図15参照)が実行する売上登録処理について簡単に説明する。売上登録処理において、CPU202は、スキャナ装置108により入力された商品コードを、RAM205のワークエリアに記憶する。また、CPU202は、タッチパネル110により入力された取引種別、販売個数を、RAM205のワークエリアに記憶する。ここで、取引種別としては、例えば、通常取引、値引取引、カード支払等が挙げられる。
そして、CPU202は、ワークエリアに記憶した情報に基づいて店舗コンピュータ301に格納された商品データファイルF4を検索することにより、販売価格や商品名、販売期限等を取得して、これらの商品コード、販売個数、商品名、販売価格、販売期限等に基づく売上データを生成する。その後、CPU202は、商品が入力される毎にその売上合計金額を算出し、これを一取引の締めを指示する操作入力(例えばタッチパネル110上の現計キーの押下)が行われるまで繰り返す。一取引の締めが指示されると、CPU202は、その一取引分の売上データを、本取引を識別するための取引番号、入力された取引種別とともに商品データファイルF4へ通知する。商品データファイルF4では、POS端末401から通知された売上データ、取引番号、取引種別を店舗売上データファイルF5に登録する。
次いで、検品端末601について詳述する。ここで、図8は検品端末601を表面側から見て示す斜視図、図9は検品端末601を裏面側から見て示す斜視図である。図8および図9に示す検品端末601は、店舗の店員等に操作される携帯型の情報処理端末でありコンピュータとして構成されている。検品端末601は、外形が概略直方体に形成されており、当該検品端末601を携帯した店員が片手で操作できるように構成されている。検品端末601は、筐体613の正面にLCD611とキーボード612とを有し、筐体613の裏面にバーコードスキャナ614とバッテリ615とを有する。また、筐体613の裏面には、バーコードスキャナ614のコード読取口616が形成されている。
また、検品端末601は、筐体613の左右両側面の略中央部に、トリガスイッチ617,618を有している。これらのトリガスイッチ617,618は、バーコードスキャナ614でバーコード等のコードシンボルを読取るときのトリガとなるものである。
バッテリ615は、筐体613の裏面下部に着脱自在に装着されている。バッテリ615は、筐体613の右側面の下部に設けられたリリーススイッチ619が操作されることで、筐体613から取り外しされる。検品端末601は、バッテリ615の電力によって動作する。
ここで、図10は検品端末601のキーボード612を示す平面図である。キーボード612は、図10に示すように、「0」〜「9」の値数キーや小数点キーを含むテンキー621、エンターキー622、バックスペースキー623、クリアキー624、シフトキー625、電源キー626、第1のモードキー627、第2のモードキー628を有する。
検品端末601のキーボード612上の第1のモードキー627は、後述する検品処理機能を実行する場合に、店員により操作される。一方、検品端末601のキーボード612上の第2のモードキー628は、後述する廃棄確認処理機能を実行する場合に、店員により操作される。
バーコードスキャナ614は、商品に付されたバーコードを光学的に読み取る。ここで、各商品には、商品識別情報としての商品コードが設定されており、各商品には、バーコードの形態で商品コードが付されている。
図11は、検品端末601のハードウェア構成を示すブロック図である。検品端末601は、各部を駆動制御するマイクロコンピュータ651を備える。マイクロコンピュータ651は、各部を集中的に制御するCPU652に、バスライン655を介して、制御プログラム等の固定的データを予め記憶するROM653と、各種データを書き換え自在に記憶してワークエリア等として機能するRAM654とが接続されて構成されている。したがって、マイクロコンピュータ651は、情報処理を実行する情報処理部を構成する。CPU652は、ROM653に記憶された制御プログラムを実行することにより、検品端末601を制御する。なお、RAM654は、バッテリ615によって電源がバックアップされており、電源オフ時にも記憶したデータが保持されるようになっている。
マイクロコンピュータ651には、バスライン655を介して、表示コントローラ656、キーボードコントローラ658、スキャナコントローラ659、無線通信インターフェース660、及び記憶部である不揮発性のフラッシュメモリ663が接続されている。
表示コントローラ656は、画像データに基づいてLCD611を駆動制御し、画像データに応じた画像をLCD611に表示させる。キーボードコントローラ658は、キーボード612やトリガスイッチ617,618からの入力信号をマイクロコンピュータ651に取り込む。スキャナコントローラ659は、バーコードスキャナ614を駆動制御して、バーコードスキャナ614が読み取った商品コードをマイクロコンピュータ651に取り込む。
無線通信インターフェース660は、無線部661を駆動制御する。無線部661は、アンテナ662を介して無線中継器121との間で無線通信を実行する。本実施の形態では、検品端末601と無線中継器121とは、無線LAN方式を用いた無線LANシステムを構成している。検品端末601に入力された各種データは、無線部661から無線中継器121に送信される。この場合、発信されるデータは宛先を店舗コンピュータ301としている。したがって、検品端末601から発信されたデータは、店舗コンピュータ301に向けて送信される。
フラッシュメモリ663には、検品データファイルF8が格納されている。
検品端末601は、制御プログラムをROM653に実装している。この制御プログラムが起動すると、検品端末601のマイクロコンピュータ651は、図12に示すように、リスト受信手段41と、廃棄商品コード入力手段42と、表示手段43と、リスト修正手段44と、として機能する。
リスト受信手段41は、店舗コンピュータ301から出力された所定の販売期限を過ぎても店舗内に在庫として残っている廃棄対象となる廃棄商品のリストを受信する。
廃棄商品コード入力手段42は、廃棄商品の商品コードの入力を受け付ける。
表示手段43は、廃棄商品コード入力手段42により入力された商品コードに基づいてリスト受信手段41により受信したリストを検索し、当該商品コードに対応する商品名と廃棄個数と販売期限とを表示部であるLCD611に表示する。
リスト修正手段44は、廃棄個数を実際の数に修正したリストを店舗コンピュータ301へ送信する。
なお、本実施形態の検品端末601で実行される制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の検品端末601で実行される制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の検品端末601で実行される制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
次いで、検品端末601による検品処理について簡単に説明する。検品処理は、検品データ生成手段として機能するCPU652が、図13のフローチャートに示す手順で各部を制御することにより実行される。発注先104からコンビニエンスストア103に納品されたならば、コンビニエンスストア103の店員は、商品の検品を行う。検品は、店員が検品端末601を携帯し、納入された商品にバーコードの形態で付されている商品コードの読み取りを行うことになる。
図13に示すように、検品端末601のキーボード612上の第1のモードキー627が店員によって操作されると、検品端末601のマイクロコンピュータ651は、検品処理モードに移行し、LCD611に検品処理モード画面を表示する(ステップS401)。
図14は、検品処理モード画面の初期画面671の一例を示す模式図である。検品処理モード画面の初期画面671は、マスタ受信ボタン672と検品処理ボタン673とキャンセルボタン674とを含む。
検品端末601のマイクロコンピュータ651は、エンターキー622、バックスペースキー623、クリアキー624、シフトキー625などに対する店員のキー操作を介してマスタ受信ボタン672と検品処理ボタン673とキャンセルボタン674との何れが選択されたかを判断する(ステップS402〜S404)。
検品端末601のマイクロコンピュータ651は、マスタ受信ボタン672が選択されたと判断した場合には(ステップS403のYes)、マスタ受信処理を実行し(ステップS405)、検品処理ボタン673が選択されたと判断した場合には(ステップS402のYes)、検品処理を実行し(ステップS407〜S409)、キャンセルボタン674が選択されたと判断した場合には(ステップS404のYes)、検品処理モードを終了する。
検品端末601のマイクロコンピュータ651は、マスタ受信ボタン672が選択されたと判断した場合には(ステップS403のYes)、無線中継器121とLANケーブル131とを介して店舗コンピュータ301にアクセスして、店舗コンピュータ301のHDD359に格納された納品データファイルF6のデータを取得し、取得した納品データファイルF6のデータをフラッシュメモリ663の検品データファイルF8にコピーする(ステップS405)。
なお、検品端末601のマイクロコンピュータ651は、予め規定された時間を時計部(図示せず)にて計時した場合に、店舗コンピュータ301のHDD359に格納されている納品データファイルF6のデータを、定期的に取得するようにしても良い。
一方、検品端末601のマイクロコンピュータ651は、検品処理ボタン673が選択されたと判断した場合には(ステップS402のYes)、バーコードスキャナ614による商品コードの読み取りを待機する(ステップS407)。
検品端末601のマイクロコンピュータ651は、バーコードスキャナ614が商品コードを読み取ったと判定した場合(ステップS407のYes)、検品データファイルF8を検索し、読み取った商品コードに対応する納品予定数を取得して、取得した納品予定数に基づく納品予定数表示(図示せず)をLCD611に表示させる(ステップS408)。このようなステップS407〜S408の処理は、納品された全ての商品について検品処理が終了するまで(ステップS409のYes)、繰り返される。
納品された全ての商品についての検品処理が終了した場合(ステップS409のYes)、検品端末601のマイクロコンピュータ651は、検品データファイルF8のデータを検品データとして店舗コンピュータ301に送信する(ステップS410)。店舗コンピュータ301は、受信した検品数を検品データファイルF7に記憶する。
なお、特に図示しないが、納品予定数と実際に納品された数が間違っている場合には、検品データファイルF8の納品数を修正して検品数とする。
続いて、POS端末401のCPU202がHDD208に記憶されているプログラムに従って実行する処理のうち、本実施形態の特長的な処理である廃棄リスト出力処理および廃棄商品登録処理について説明する。
POS端末401のCPU202は、HDD208に記憶されているプログラムに従って動作することにより、図15に示すように、売上データ生成手段21と、確認宣言手段22と、検品データ抽出手段23と、廃棄商品抽出手段24と、リスト出力手段25と、登録宣言手段26と、廃棄商品コード入力手段27と、廃棄データ生成手段28と、期限経過判断手段29と、報知手段30と、として機能する。
売上データ生成手段21は、販売された商品の商品コードに対応付けて少なくとも販売数や販売期限を有する売上データを生成する。
確認宣言手段22は、所定の販売期限を過ぎても店舗内に在庫として残っている廃棄対象となる廃棄商品を確認することを宣言する。
検品データ抽出手段23は、確認宣言手段22によって確認が宣言された場合、検品端末601を用いて生成されるものであって商品コードに対応付けて少なくとも検品数や販売期限を有する検品データを記憶する検品データファイルF7から廃棄商品となりうる商品コードを含む検品データを抽出する。
廃棄商品抽出手段24は、売上データを記憶する店舗売上データファイルF5を、検品データ抽出手段23により抽出した検品データに基づいて検索し、廃棄商品の情報を抽出する。
リスト出力手段25は、廃棄商品抽出手段24により廃棄商品が抽出された場合、抽出された廃棄商品のリストを出力する。
登録宣言手段26は、廃棄商品を登録することを宣言する。
廃棄商品コード入力手段27は、登録宣言手段26によって廃棄商品の登録が宣言された場合、当該廃棄商品の商品コードの入力を受け付ける。
廃棄データ生成手段28は、入力された廃棄商品の商品コードに対応付けて少なくとも販売期限を有する廃棄データを生成する。
期限経過判断手段29は、廃棄データ生成手段28によって生成された廃棄データに含まれる廃棄商品の販売期限が経過しているか否かを判断する。
報知手段30は、期限経過判断手段29により廃棄データに含まれる廃棄商品の販売期限が経過していないと判断した場合、販売期限が経過していない旨を報知する。
廃棄リスト出力処理は、図15に示した確認宣言手段22と、検品データ抽出手段23と、廃棄商品抽出手段24と、リスト出力手段25とが、図16のフローチャートに示す手順で各部を制御することにより実行される。
図16に示すように、廃棄処理を行う時間にPOS端末401の廃棄リストキー109aが店員によって操作されると、POS端末401のCPU202(確認宣言手段22)は、廃棄商品を確認することが宣言されたものと判断する(ステップS101のYes)。そして、POS端末401のCPU202(検品データ抽出手段23)は、店舗コンピュータ301の検品データファイルF7から販売期限を過ぎた商品を含む検品データを受信するとともに(ステップS102)、店舗コンピュータ301の店舗売上データファイルF5から店舗の売り上げに関するデータを受信する(ステップS103)。
次いで、POS端末401のCPU202(廃棄商品抽出手段24)は、ステップS102で受信した検品データとステップS103で受信した売り上げに関するデータとを照合し、廃棄商品を抽出する(ステップS104)。
次いで、POS端末401のCPU202(リスト出力手段25)は、抽出した廃棄商品を一覧表示した廃棄商品リストをプリンタ106によって印字出力して(ステップS105)、処理を終了する。ここで、図17は廃棄商品リストLの一例を示す平面図である。図17に示すように、廃棄商品リストLに印字される情報は、抽出対象となった検品データの販売期限を表す情報aと、商品名bと、回収個数cなどである。
このようにして印字出力された廃棄商品リストLは、廃棄対象となる商品を回収する店員に渡されることになる。
次に、図15に示した登録宣言手段26と、廃棄商品コード入力手段27と、廃棄データ生成手段28と、期限経過判断手段29と、報知手段30とが、図18のフローチャートに示す手順で各部を制御することにより実行される廃棄商品登録処理について説明する。
図18に示すように、廃棄対象となる商品の回収後、POS端末401の廃棄商品登録キー109bが店員によって操作されると、POS端末401のCPU202(登録宣言手段26)は、廃棄商品を登録することが宣言されたものと判断する(ステップS201のYes)。そして、POS端末401のCPU202(廃棄商品コード入力手段27、廃棄データ生成手段28)は、スキャナ装置108により入力された廃棄対象となる商品の商品コードに基づいて店舗コンピュータ301に格納された商品データファイルF4を検索することにより、商品コード、商品名、販売価格、販売期限等に基づく廃棄データを生成する(ステップS202)。
その後、POS端末401のCPU202(期限経過判断手段29)は、廃棄データに含まれる商品の販売期限をチェックして、廃棄データが正しい場合には(ステップS203のYes)、廃棄商品の登録を店舗コンピュータ301の店舗売上データファイルF5に対して行う(ステップS204)。
一方、POS端末401のCPU202(報知手段30)は、廃棄データの販売期限をチェックして、販売期限を経過しておらず廃棄データが正しくない場合には(ステップS203のNo)、その旨を報知してエラーとする(ステップS205)。
加えて、本実施形態においては、上述したような廃棄リスト出力処理や廃棄商品の登録後の確認処理を店舗コンピュータ301において実行することが可能である。
続いて、店舗コンピュータ301のマイクロコンピュータ351がHDD359に記録されているアプリケーションソフトウェアASに従って実行する処理のうち、本実施形態の特長的な処理である廃棄確認処理(廃棄リスト出力処理や廃棄商品の登録後の確認処理)について説明する。
店舗コンピュータ301のマイクロコンピュータ351は、HDD359に記録されているアプリケーションソフトウェアASに従って動作することにより、図19に示すように、時間判断手段11と、検品データ抽出手段12と、廃棄商品抽出手段13と、リスト出力手段14と、として機能する。
時間判断手段11は、所定の販売期限を過ぎても店舗内に在庫として残っている廃棄対象となる廃棄商品を確認する確認時間になったか否かをCPU352のタイマなどに基づいて判断する。
検品データ抽出手段12は、時間判断手段11によって確認時間になったと判断した場合、検品端末601を用いて生成されるものであって商品コードに対応付けて少なくとも検品数や販売期限を有する検品データを記憶する検品データファイルF7から廃棄商品となりうる商品コードを含む検品データを抽出する。
廃棄商品抽出手段13は、POS端末401を用いて生成されるものであって商品コードに対応付けて少なくとも販売数や販売期限を有する売上データを記憶する店舗売上データファイルF5を、検品データ抽出手段12により抽出した検品データに基づいて検索し、廃棄商品の情報を抽出する。
リスト出力手段14は、廃棄商品抽出手段13により廃棄商品が抽出された場合、抽出された廃棄商品のリストを出力する。
廃棄確認処理は、図19に示した時間判断手段11と、検品データ抽出手段12と、廃棄商品抽出手段13と、リスト出力手段14とが、図20のフローチャートに示す手順で各部を制御することにより実行される。
図20に示すように、店舗コンピュータ301のマイクロコンピュータ351(時間判断手段11)は、予め設定された廃棄リスト出力処理や廃棄商品の登録後の確認処理を行う時間になると(ステップS301のYes)、RAM354などに形成された廃棄漏れなしフラグをクリアする(ステップS302)。
次いで、店舗コンピュータ301のマイクロコンピュータ351(検品データ抽出手段12)は、検品データファイルF7から販売期限を過ぎた商品を含む検品データを抽出する(ステップS303)。
続いて、店舗コンピュータ301のマイクロコンピュータ351(廃棄商品抽出手段13)は、店舗売上データファイルF5を検品データ抽出手段12により抽出した検品データに基づいて検索し、販売期限が過ぎても店舗内に在庫として残っている廃棄対象となる廃棄商品の情報を抽出する(ステップS304)。
店舗コンピュータ301のマイクロコンピュータ351(リスト出力手段14)は、データ照合の結果、販売期限が過ぎても店舗内に在庫として残っている廃棄対象となる廃棄商品があると判断した場合(ステップS305のYes)、抽出した廃棄商品の情報を一覧表示した廃棄商品リストおよび廃棄作業漏れのメッセージをLCD311に表示して(ステップS306)、処理を終了する。
一方、店舗コンピュータ301のマイクロコンピュータ351は、データ照合の結果、販売期限が過ぎても店舗内に在庫として残っている廃棄対象となる廃棄商品がないと判断した場合(ステップS305のNo)、すなわち廃棄作業漏れ(漏れとは、廃棄商品回収作業と登録作業の両方の可能性を表す)がなかったと判断し、RAM354などに形成された廃棄漏れなしフラグを立てる(ステップS307)。
このように本実施形態によれば、廃棄商品の回収作業の際に、商品入荷時の検品データと売上データを用いて正確な廃棄商品の情報を抽出することにより、確実な情報を基に廃棄商品を回収することで、販売期限付の商品の管理精度を高めることができる。
なお、店舗コンピュータ301における廃棄確認処理の変形例として、廃棄確認開始/終了時間と廃棄確認間隔時間を予め設定しておき、設定時間内においては廃棄漏れなしフラグが立つまで、廃棄漏れの確認を繰り返すようにしても良い。
また、本実施形態のPOS端末401においては、廃棄商品を抽出した際に廃棄商品リストLを印字出力するようにしたが、これに限るものではない。例えば、廃棄商品リストLを印字するか否かを選択できるようにし、印字しない場合は、廃棄商品リストをPOS端末401の液晶ディスプレイ109に表示(出力)するようにしても良い。
さらに、店舗コンピュータ301における廃棄確認処理の変形例として、店舗コンピュータ301のマイクロコンピュータ351は、データ照合の結果、販売期限が過ぎても店舗内に在庫として残っている廃棄対象となる廃棄商品があると判断した場合、抽出した廃棄商品のリストを検品端末601に対して送信(出力)するようにしても良い。こうすることにより、第2のモードキー628の操作後、上述した検品端末601による検品処理と同様に、検品端末601のマイクロコンピュータ651は、店舗コンピュータ301から出力された廃棄商品のリストを受信した後(リスト受信手段41)、バーコードスキャナ614による読み取りによって廃棄商品の商品コードの入力を受け付ける(廃棄商品コード入力手段42)。そして、検品端末601のマイクロコンピュータ651は、バーコードスキャナ614が読み取った商品コードで廃棄商品のリストを検索し、読み取った商品コードに対応する商品名と廃棄すべき個数とを販売期限を表す情報とともにLCD611に表示することができる(表示手段43)。廃棄対象となる商品を回収する店員は、検品端末601の表示内容に従って廃棄商品の回収作業を行う。また、廃棄すべき個数と実際の数が間違っている場合には、検品端末601のマイクロコンピュータ651は、キーボード612を介した廃棄商品のリストの修正を受け付け、店舗コンピュータ301へ修正後のリストデータを送るようにすれば良い(リスト修正手段44)。これにより、POS端末401を使用することなく、廃棄商品登録作業まで完了させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 時間判断手段
12 検品データ抽出手段
13 廃棄商品抽出手段
14 リスト出力手段
21 売上データ生成手段
22 確認宣言手段
23 検品データ抽出手段
24 廃棄商品抽出手段
25 リスト出力手段
26 登録宣言手段
27 廃棄商品コード入力手段
28 廃棄データ生成手段
29 期限経過判断手段
30 報知手段
41 リスト受信手段
42 廃棄商品コード入力手段
43 表示手段
44 リスト修正手段
301 サーバ
401 売上処理装置
601 検品端末
F5 売上データファイル
F7 検品データファイル
特開2003−67835号公報

Claims (6)

  1. 所定の販売期限を過ぎても店舗内に在庫として残っている廃棄対象となる廃棄商品を確認する確認時間になったかを判断する時間判断手段と、
    前記時間判断手段によって確認時間になったと判断した場合、検品端末を用いて生成されるものであって商品コードに対応付けて少なくとも検品数や販売期限を有する検品データを記憶する検品データファイルから前記廃棄商品となりうる商品コードを含む検品データを抽出する検品データ抽出手段と、
    売上処理装置を用いて生成されるものであって商品コードに対応付けて少なくとも販売数や販売期限を有する売上データを記憶する売上データファイル、前記検品データ抽出手段により抽出した前記検品データとをデータ照合して、前記廃棄商品の情報を抽出する廃棄商品抽出手段と、
    前記廃棄商品抽出手段により前記廃棄商品が抽出された場合、抽出された前記廃棄商品のリストを出力するリスト出力手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  2. 販売された商品の商品コードに対応付けて少なくとも販売数や販売期限を有する売上データを生成する売上データ生成手段と、
    所定の販売期限を過ぎても店舗内に在庫として残っている廃棄対象となる廃棄商品を確認することを宣言する確認宣言手段と、
    前記確認宣言手段によって確認が宣言された場合、検品端末を用いて生成されるものであって商品コードに対応付けて少なくとも検品数や販売期限を有する検品データを記憶する検品データファイルから前記廃棄商品となりうる商品コードを含む検品データを抽出する検品データ抽出手段と、
    前記売上データを記憶する売上データファイル、前記検品データ抽出手段により抽出した前記検品データとをデータ照合して、前記廃棄商品の情報を抽出する廃棄商品抽出手段と、
    前記廃棄商品抽出手段により前記廃棄商品が抽出された場合、抽出された前記廃棄商品のリストを出力するリスト出力手段と、
    を備えることを特徴とする売上処理装置。
  3. 前記廃棄商品を登録することを宣言する登録宣言手段と、
    前記登録宣言手段によって前記廃棄商品の登録が宣言された場合、当該廃棄商品の商品コードの入力を受け付ける廃棄商品コード入力手段と、
    入力された前記廃棄商品の商品コードに対応付けて少なくとも販売期限を有する廃棄データを生成する廃棄データ生成手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2記載の売上処理装置。
  4. 前記廃棄データ生成手段によって生成された前記廃棄データに含まれる前記廃棄商品の販売期限が経過しているかを判断する期限経過判断手段と、
    前記期限経過判断手段により前記廃棄データに含まれる前記廃棄商品の販売期限が経過していないと判断した場合、販売期限が経過していない旨を報知する報知手段と、
    を備えることを特徴とする請求項3記載の売上処理装置。
  5. 検品処理を行う検品端末において、
    請求項1記載のサーバから出力された前記廃棄商品のリストを受信するリスト受信手段と、
    前記廃棄商品の商品コードの入力を受け付ける廃棄商品コード入力手段と、
    前記廃棄商品コード入力手段により入力された商品コードに基づいて前記リスト受信手段により受信した前記リストを検索し、当該商品コードに対応する商品名と廃棄個数と販売期限とを表示部に表示する表示手段と、
    前記廃棄個数を実際の数に修正した前記リストを前記サーバへ送信するリスト修正手段と、
    を備えることを特徴とする検品端末。
  6. 販売された商品の商品コードに対応付けて少なくとも販売数や販売期限を有する売上データを生成する売上データ生成手段と、
    商品コードに対応付けて少なくとも検品数や販売期限を有する検品データを生成する検品データ生成手段と、
    前記検品データを記憶する検品データファイルから所定の販売期限を過ぎても店舗内に在庫として残っている廃棄対象となる廃棄商品となりうる商品コードを含む検品データを抽出する検品データ抽出手段と、
    前記売上データを記憶する売上データファイル、前記検品データ抽出手段により抽出した前記検品データとをデータ照合して、前記廃棄商品の情報を抽出する廃棄商品抽出手段と、
    前記廃棄商品抽出手段により前記廃棄商品が抽出された場合、抽出された前記廃棄商品のリストを出力するリスト出力手段と、
    を備えることを特徴とする商品管理システム。
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