JP5629546B2 - 復旧支援システム、復旧支援方法、復旧支援装置、並びにプログラム - Google Patents
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Description
第1の発明によって、ガス導管が埋設されている標高値を表示することができ、ガス導管内の漏水滞留箇所を、迅速かつ高精度に特定することができる。また、ガス供給停止箇所を容易に把握することが可能となり、ひいては、漏水滞留箇所と漏水位置の正確な特定が可能となる。
第3の発明によって、ガス導管が埋設されている標高値を表示することができ、ガス導管内の漏水滞留箇所を、迅速かつ高精度に特定することができる。また、ガス供給停止箇所を容易に把握することが可能となる。
[本発明の実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態としての復旧支援システムの構成例を示す図である。この復旧支援システムは、地理情報システム(Geographic Information
System)の機能を有している。地理情報システムは、コンピュータ上に地図情報やさまざまな付加情報を持たせ、作成・保存・利用・管理し、地理情報を参照できるように表示・検索機能を兼ね備えている。
Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disc Drive)などを実装したコンピュータであり、少なくとも、制御部11、算出部12、情報取得部13、データベース14、および通信制御部15の機能を有する。
1.以上のように、標高値とガス導管の埋設深さ情報からガス導管の標高値を算出することで、ガス導管の標高値を示す縦断面図P2(図3)を容易に表示することができる。これにより、迅速かつ高精度に、標高値の低い箇所に埋設しているガス導管に漏水の滞留箇所があると特定することが可能となる。
以上においては、ガス導管経路画面P1や縦断面図P2などをクライアント端末2の表示部23に表示させるようにしたが、これに限らず、サーバ1側に表示部や入力部を設け、サーバ1側で画面表示や、所定区間の指定を行うようにしてもよい。この場合、クライアント端末2は特に必要としない。
2………クライアント端末
4………ネットワーク
11………制御部
12………算出部
14………データベース
22………入力部
23………表示部
Claims (4)
- サーバとクライアント端末がネットワークを介して接続される復旧支援システムにおいて、
前記サーバは、
本支管のガス導管の埋設深さ情報、埋設年月および管種と、前記本支管を一意に特定するための本支管識別情報とを含む本支管のガス導管データ、供給管のガス導管の埋設深さ情報、埋設年月および管種と、前記供給管に接続されている前記本支管に係る前記本支管識別情報と、前記供給管を一意に特定するための供給管識別情報とを含む供給管のガス導管データ、標高値を含む標高データ、ならびに顧客にガスを供給している前記供給管に係る前記供給管識別情報と、前記顧客のガスメータの稼働状況を示す顧客メータ稼働状況情報とを含む顧客データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている前記本支管のガス導管データ、前記供給管のガス導管データおよび前記標高データに基づいて、前記ガス導管の標高値を算出する算出手段と
を備え、
前記クライアント端末は、
前記サーバの前記記憶手段から受信した前記本支管のガス導管データおよび前記供給管のガス導管データに基づいて、ガス管経路の表示を制御する第1の表示制御手段と、
前記ガス管経路の表示上で所定の区間を指定するとともに、前記本支管および前記供給管のガス導管の抽出条件を入力する入力手段と、
前記入力手段により所定の区間が指定された場合、指定された所定の区間を通る最短経路上における前記本支管および前記供給管のガス導管の標高値を前記サーバから受信し、前記本支管および前記供給管のガス導管の標高値の縦断面図上における表示を制御する第2の表示制御手段と、
前記入力手段により前記抽出条件が入力された場合、前記サーバから受信した前記本支管のガス導管データおよび前記供給管のガス導管データの中から、前記抽出条件に合致するデータを抽出する抽出手段と
を備え、
前記クライアント端末の第1の表示制御手段は、更に、前記抽出手段により抽出された前記ガス導管データに基づいて、前記ガス管経路の表示上に、特定の管に関する情報を強調表示し、
前記クライアント端末の第2の表示制御手段は、更に、前記サーバから前記顧客データおよび前記供給管のガス導管データを受信し、前記本支管および前記供給管のガス導管の標高値の縦断面図上に、ガス供給停止箇所に係る前記供給管と、他の前記本支管と交わる地点とを識別可能に重畳表示することを特徴とする復旧支援システム。 - サーバとクライアント端末がネットワークを介して接続される復旧支援システムの復旧支援方法において、
前記サーバは、
本支管のガス導管の埋設深さ情報、埋設年月および管種と、前記本支管を一意に特定するための本支管識別情報とを含む本支管のガス導管データ、供給管のガス導管の埋設深さ情報、埋設年月および管種と、前記供給管に接続されている前記本支管に係る前記本支管識別情報と、前記供給管を一意に特定するための供給管識別情報とを含む供給管のガス導管データ、標高値を含む標高データ、ならびに顧客にガスを供給している前記供給管に係る前記供給管識別情報と、前記顧客のガスメータの稼働状況を示す顧客メータ稼働状況情報とを含む顧客データを記憶する記憶ステップと、
前記記憶ステップで記憶された前記本支管のガス導管データ、前記供給管のガス導管データおよび前記標高データに基づいて、前記ガス導管の標高値を算出する算出ステップと
を含み、
前記クライアント端末は、
前記サーバから受信した前記本支管のガス導管データおよび前記供給管のガス導管データに基づいて、ガス管経路の表示を制御する第1の表示制御ステップと、
前記ガス管経路の表示上で所定の区間を指定するとともに、前記本支管および前記供給管のガス導管の抽出条件を入力する入力ステップと、
前記入力ステップにより所定の区間が指定された場合、指定された所定の区間を通る最短経路上における前記本支管および前記供給管のガス導管の標高値を前記サーバから受信し、前記本支管および前記供給管のガス導管の標高値の縦断面図上における表示を制御する第2の表示制御ステップと、
前記入力ステップにより前記抽出条件が入力された場合、前記サーバから受信した前記本支管のガス導管データおよび前記供給管のガス導管データの中から、前記抽出条件に合致するデータを抽出する抽出ステップと
を含み、
前記クライアント端末の第1の表示制御ステップは、更に、前記抽出ステップにより抽出された前記ガス導管データに基づいて、前記ガス管経路の表示上に、特定の管に関する情報を強調表示し、
前記クライアント端末の第2の表示制御ステップは、更に、前記サーバから前記顧客データおよび前記供給管のガス導管データを受信し、前記本支管および前記供給管のガス導管の標高値の縦断面図上に、ガス供給停止箇所に係る前記供給管と、他の前記本支管と交わる地点とを識別可能に重畳表示することを特徴とする復旧支援方法。 - 本支管のガス導管の埋設深さ情報、埋設年月および管種と、前記本支管を一意に特定するための本支管識別情報とを含む本支管のガス導管データ、供給管のガス導管の埋設深さ情報、埋設年月および管種と、前記供給管に接続されている前記本支管に係る前記本支管識別情報と、前記供給管を一意に特定するための供給管識別情報とを含む供給管のガス導管データ、標高値を含む標高データ、ならびに顧客にガスを供給している前記供給管に係る前記供給管識別情報と、前記顧客のガスメータの稼働状況を示す顧客メータ稼働状況情報とを含む顧客データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている前記本支管のガス導管データ、前記供給管のガス導管データおよび前記標高データに基づいて、前記ガス導管の標高値を算出する算出手段と、
前記記憶手段から読み出した前記本支管のガス導管データおよび前記供給管のガス導管データに基づいて、ガス管経路の表示を制御する第1の表示制御手段と、
前記ガス管経路の表示上で所定の区間を指定するとともに、前記本支管および前記供給管のガス導管の抽出条件を入力する入力手段と、
前記入力手段により所定の区間が指定された場合、指定された所定の区間を通る最短経路上における前記本支管および前記供給管のガス導管の標高値を前記記憶手段から読み出し、前記本支管および前記供給管のガス導管の標高値の縦断面図上における表示を制御する第2の表示制御手段と、
前記入力手段により前記抽出条件が入力された場合、前記記憶手段から読み出した前記本支管のガス導管データおよび前記供給管のガス導管データの中から、前記抽出条件に合致するデータを抽出する抽出手段と
を備え、
前記第1の表示制御手段は、更に、前記抽出手段により抽出された前記ガス導管データに基づいて、前記ガス管経路の表示上に、特定の管に関する情報を強調表示し、
前記第2の表示制御手段は、更に、前記記憶手段から前記顧客データおよび前記供給管のガス導管データを読み出し、前記本支管および前記供給管のガス導管の標高値の縦断面図上に、ガス供給停止箇所に係る前記供給管と、他の前記本支管と交わる地点とを識別可能に重畳表示することを特徴とする復旧支援装置。 - 本支管のガス導管の埋設深さ情報、埋設年月および管種と、前記本支管を一意に特定するための本支管識別情報とを含む本支管のガス導管データ、供給管のガス導管の埋設深さ情報、埋設年月および管種と、前記供給管に接続されている前記本支管に係る前記本支管識別情報と、前記供給管を一意に特定するための供給管識別情報とを含む供給管のガス導管データ、標高値を含む標高データ、ならびに顧客にガスを供給している前記供給管に係る前記供給管識別情報と、前記顧客のガスメータの稼働状況を示す顧客メータ稼働状況情報とを含む顧客データを記憶する記憶手段を有するコンピュータにより読み取り可能な形式で記述されたプログラムであって、
前記記憶手段に記憶されている前記本支管のガス導管データ、前記供給管のガス導管データおよび前記標高データに基づいて、前記ガス導管の標高値を算出する算出ステップと、
前記記憶手段から読み出した前記本支管のガス導管データおよび前記供給管のガス導管データに基づいて、ガス管経路の表示を制御する第1の表示制御ステップと、
前記ガス管経路の表示上で所定の区間を指定するとともに、前記本支管および前記供給管のガス導管の抽出条件を入力する入力ステップと、
前記入力ステップにより所定の区間が指定された場合、指定された所定の区間を通る最短経路上における前記本支管および前記供給管のガス導管の標高値を前記記憶手段から読み出し、前記本支管および前記供給管のガス導管の標高値の縦断面図上における表示を制御する第2の表示制御ステップと、
前記入力ステップにより前記抽出条件が入力された場合、前記記憶手段から読み出した前記本支管のガス導管データおよび前記供給管のガス導管データの中から、前記抽出条件に合致するデータを抽出する抽出ステップと
を含み、
前記第1の表示制御ステップは、更に、前記抽出ステップにより抽出された前記ガス導管データに基づいて、前記ガス管経路の表示上に、特定の管に関する情報を強調表示し、
前記第2の表示制御ステップは、更に、前記記憶手段から前記顧客データおよび前記供給管のガス導管データを読み出し、前記本支管および前記供給管のガス導管の標高値の縦断面図上に、ガス供給停止箇所に係る前記供給管と、他の前記本支管と交わる地点とを識別可能に重畳表示する処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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JP2010233887A JP5629546B2 (ja) | 2010-10-18 | 2010-10-18 | 復旧支援システム、復旧支援方法、復旧支援装置、並びにプログラム |
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JP2010233887A JP5629546B2 (ja) | 2010-10-18 | 2010-10-18 | 復旧支援システム、復旧支援方法、復旧支援装置、並びにプログラム |
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JP2012087850A JP2012087850A (ja) | 2012-05-10 |
JP5629546B2 true JP5629546B2 (ja) | 2014-11-19 |
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JP2010233887A Active JP5629546B2 (ja) | 2010-10-18 | 2010-10-18 | 復旧支援システム、復旧支援方法、復旧支援装置、並びにプログラム |
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JP2014206858A (ja) * | 2013-04-12 | 2014-10-30 | 大阪瓦斯株式会社 | 災害時供給停止ガス顧客情報管理システム及び災害時供給停止ガス顧客情報管理プログラム |
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2010
- 2010-10-18 JP JP2010233887A patent/JP5629546B2/ja active Active
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