JP5629369B2 - 緊張材をダクト内に挿入するための方法及び巻き機 - Google Patents

緊張材をダクト内に挿入するための方法及び巻き機 Download PDF

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Description

本発明は、可撓性繊維を管内に挿入する分野に関する。限定しないものの、特に本発明は、ポストテンション式(PT)緊張材を打設構造体中のポストテンション方式ダクト内に挿入する分野に関する。
ポストテンション方式は、打設構造体を補強するために確立された技術である。ダクトが、打設すべき容量体内で位置決めされる。ポストテンション式緊張材が、当該ダクトにわたって供給される。この場合、コンクリートが、緊張を起こすために十分に硬化されるまでは、当該ポストテンション式緊張材は、無緊張状態のままである。一般に、当該緊張操作は、緊張材の一方の端部又は両端部で油圧ジャッキを使用して実施される。緊張材が、特定の張力で緊張される。すなわち、持ち上げられた当該端部が、特別なアンカーを使用してコンクリート中に固定される。
一般に、1つのポストテンション式緊張材が、鋼撚り線の束から構成されてもよい。緊張材は、通常は撚り線ごとに挿入される。しかしながら、一部の幾何学形状は、鋼撚り線の束の全体が一回の操作でダクトにわたって挿入されることを要求する。当該一例は、原子炉格納容器又は任意の巨大建造物の建設である。当該建設では、連続する複数のポストテンション式緊張材が、容器の一方の側の底からこの容器の頂点を超えて他方の側の当該底まで敷設されることが要求される。一例は、原子力発電所の原子炉容器でもよい。当該例では、複数の緊張材が、他方の側の底に到達するまで、これらの緊張材が、一方の側の底から挿入される。後続の撚り線の挿入が、既に挿入された撚り線によって妨害されるので、複数の撚り線を別々に押すことは、通常は不可能である。このため、複数の撚り線の束が、1回の操作で押し通される及び/又は引き通される。この操作は、ダクトにわたって前もって挿入されたケーブルを引くことによって達成され得る。このケーブルは、当該ダクトの端部の近くの、緊張材の挿入された端部に取り付けられ且つこのダクトの離れた端部のウインチに取り付けられる。次いで、このウインチが、このダクトにわたるこの緊張材を引く。ダクトの壁による摩擦が、潤滑又はローラーのような機械的な手段を含むその他の手段によって大幅に減少され得る。しかしながら、緊張材を腐食に対して保護することを助けるため、通常は、ダクトが、その後にグラウト又はグリースのような充填材で充填される。当該潤滑剤及び機械的な手段は、特定の充填材の効果を妨害しうる。
一部の実施の形態は、撚り線が例えば重合材料で被覆されることを要求する。しかしながら、このような重合材料は、比較的損傷しやすく且つ上述したダクトにわたって引かれる工程に耐えることができない。
ヨーロッパ特許第0558988号明細書が、被覆された複数の緊張材をポストテンション式のダクトにわたって挿入することに関連する問題を記し且つ緊張材押し機を提唱する。この押し機は、緊張材をダクト内に突然引き込むことからこの緊張材の弾性を保護する制動動作を提供しながら、緊張材に対して一定の力を維持する。
ドイツ連邦共和国特許第3708358号明細書が、ポストテンション式緊張材を例えば格納容器内に挿入するときに、摩擦を減少させる方法を記す。ドイツ連邦共和国特許第3708358号明細書中で提唱された解決手段は、ダクトの長さに沿って複数の中間孔を形成することである。各孔が、追加の押す力を提供するための中間押し装置によって緊張材とダクトの壁との間の摩擦に起因した損失を補償する。
特に、長いダクトが、1つ以上の湾曲部分を有するときに、被覆された複数の撚り線の束が、この長いダクトにわたって一緒に挿入されることを、当該工程中に緊張材を損傷させることなしに可能にする、緊張材を挿入する満足な方法は、従来の技術では提唱されなかった。
ヨーロッパ特許第0558988号明細書 ドイツ連邦共和国特許第3708358号明細書
本発明の課題は、従来の技術の方法のこれらの欠点及びその他の欠点を解消することである。
この目的のため、本発明は、緊張材をダクト内に挿入する方法を提唱する。この緊張材が、この緊張材の第1端部と第2端部との間のこの緊張材の長さに沿った所定の中間位置に中間緊張材丈部分を有し、これによって、この緊張材が、前記中間緊張材丈部分とこの緊張材の前記第1端部との間のこの緊張材の一部である第1緊張材丈部分と、前記中間緊張材丈部分とこの緊張材の前記第2端部との間のこの緊張材の一部である第2緊張材丈部分とを有し、前記ダクトが、このダクトの第1端部と第2端部との間のこのダクトの長さに沿った所定の中間位置に中間ダクト丈部分を有し、これによって、このダクトが、前記中間ダクト丈部分とこのダクトの前記第1端部との間のこのダクトの一部である第1ダクト丈部分と、前記中間ダクト丈部分とこのダクトの前記第2端部との間のこのダクトの一部である第2ダクト丈部分とを有する。当該方法は、前記ダクトに前記中間ダクト丈部分内の開口部を前記ダクトに設けるステップと、前記緊張材丈部分をこの開口部を通じて前記第1ダクト丈部分内に供給するステップと、前記第2緊張材丈部分をこの開口部を通じて前記第2ダクト丈部分内に供給するステップとを有する。
ダクトの長さに沿って1つの中間点から緊張材を供給することによって、緊張材の各部分を有効距離にわたって押さなければならないこの有効距離が非常に減少される結果、緊張材とダクトの壁との間の摩擦がさらにより大きく減少される。緊張材が、構造体の一方の側で上昇し、他方の側で降下するダクトにわたって挿入されるときに、当該摩擦の減少は特に有益である。すなわち、緊張材が、当該緊張材の第1の側から引き上げられ、頂点の領域を超え、第2の側に降下されるときに、当該第1の側で引き上げられるこの緊張材の重さに起因して、非常に大きい摩擦が、構造体の頂点を超えて引かれるこの緊張材の一部で発生する。緊張材に対するこの大きい摩擦力のために、緊張材をダクトにわたって引くために要求される下向きの力が著しく大きくなる。緊張材を1つの中間点でダクトに沿って挿入することによって、この緊張材とこのダクトとの間の摩擦が大きく減少され得、上述した摩擦力の相互の増大が減少又は除去され得る。従来の技術の方法の当該大きい摩擦力は、撚り線及び/又は束上の任意の保護被膜又はシースを損傷させる高いリスクを引き起こす。したがって、本発明の方法は、当該摩擦力を減少させることによってこのリスクを大幅に減少させる。
上述したように、ダクトにわたって挿入される緊張材は、多数の撚り線から成るポストテンション式緊張材でもよい。
本発明の方法の1つの実施の形態によれば、前記第2ステップ及び前記第3ステップは、少なくともその一部が同時に実施される。緊張材の2つの丈部分が、リールからダクトの開口部内に向かって同時に解かれる。したがって、挿入操作のために要求される時間が減少し、当該緊張材の2つの丈部分に対する力が、ほぼ平衡に維持される一方で、結果として、要求される正味の押力又は引張力が減少される。
本発明の方法(第2ステップ及び/又は第3ステップ)は、緊張材をダクト内へ押すことを有し得る。ダクトが、第1下端部、第2下端部及びこの第1下端部とこの第2下端部との間の上部領域を有し、このダクトでは、開口部が、このダクトの上部領域内に設置されるように、この方法は、ほぼ垂直な打設構造体中に配置された当該ダクトにわたって緊張材を挿入するために使用され得る。ダクトの上部(例えば、頂点)内の1つの開口部を通じて緊張材を挿入することによって、当該挿入方法の少なくとも一部に対して、緊張材が、ダクト内に既に供給された緊張材の一部に対する重力によってこのダクト内へ引っ張られ得る。この場合、この方法には、a)緊張材がダクト内へ押されるよりもむしろ重力によって引かれることに起因した減少した摩擦、及びb)引っ張りケーブルを事前に挿入するための必要性を潜在的に省略するといった追加の利点がある。
本発明の別の実施の形態によれば、当該方法が、第2ステップ及び第3ステップの前に実施される、緊張材をリールに巻き付けることから成る第4ステップを有する。第1緊張材丈部分及び第2緊張材丈部分が、リールに同時に巻き付けられるように、当該巻き付けは、中間緊張材丈部分で開始する。次いで、その後に、当該緊張材の2つの部分が、ダクト内の開口部を通じてリールからこれらの部分のそれぞれのダクト丈部分内へ巻き戻される。
また、本発明は、緊張材をダクト内に挿入する前にこの緊張材を事前に巻き付けるためのリールに関する。この緊張材が、この緊張材の第1端部と第2端部との間のこの緊張材の長さに沿った所定の中間位置に巻き付け開始部分を有する。これによって、この緊張材が、この緊張材の前記巻き付け開始部分と前記第1端部との間のこの緊張材の一部である第1丈部分と、この緊張材の前記巻き付け開始部分と前記第2端部との間のこの緊張材の一部である第2丈部分とを有する。この緊張材が、以下では曲げ限界と言う所定の最小曲げ半径を有する。この緊張材が、リールに巻き付けられるときに、当該巻き付けが、この緊張材の前記巻き付け開始部分で開始するように、このリールが、この緊張材の前記巻き付け開始部分を保持するための緊張材保持手段を有する。第1巻き付けスプールが、この緊張材の前記第1丈部分を巻き付けるためにあり、第2巻き付けスプールが、この緊張材の前記第2丈部分を巻き付けるためにある。かなりの時間が、(緊張材が設置されなければならない位置から離れた位置で実施され得る)この緊張材をリールに事前に巻き付けることによって節約され得る。
当該第1巻き付けスプール及び第2巻き付けスプールは分離していてもよいし、又は、当該第1巻き付けスプール及び第2巻き付けスプールは同じスプールでもよい。
前記緊張材保持手段は、緊張材を湾曲経路の周りに背中合わせに折り返すための巻き付け要素を有してもよい。当該湾曲経路は、緊張材の最小曲げ半径と少なくとも同じ曲げ半径を有する。
また、本発明は、上述したリールのようなリールに緊張材を巻き付ける方法に関する。当該方法は、緊張材の巻き付け開始部分が、リールの緊張材保持手段に係合するように、この緊張材を所定の位置に配置する第1ステップと、この緊張材の第1丈部分を第1スプールに巻き付ける第2ステップと、この緊張材の第2丈部分を第2スプールに巻き付ける第3ステップとから成る。当該第1ステップ及び第2ステップは、同時に実施され得る。
こうして、その後に、当該緊張材の両端部が、スプールからダクトの開口部に向かって同時に巻き戻され得る。
緊張材が複数の撚り線から成る本発明の当該方法の別の実施の形態によれば、各撚り線の巻き付け開始部分が、リールの緊張材保持手段に係合するように、前記第1ステップが、これらの撚り線の各々を配置することを有する。すなわち、緊張材をリールに巻き付けるのと同じ操作の一部のように、これらの撚り線が、緊張材の束に集められ得る。
本発明のもう1つの別の実施の形態によれば、スプールの回転軸線に沿って緊張材を巻いたものの分布を制御するため、このスプール又は各スプールが、巻き付け操作中に前記回転軸線に沿って移動され得るように、当該スプールが取り付けられ得る。
以下に、本発明をさらに詳しく且つ添付図面を参照して説明する。
緊張材の幾何学形状の例を示す。本発明の方法及びリールが、この幾何学的形状に対して使用され得る。 本発明の方法の実施の形態の例を示す。 本発明の方法の実施の形態の例を示す。 本発明によるリールの例を示す。 緊張材をリールに巻き付けている最中のステップを示す。 緊張材をリールに巻き付けている最中のステップを示す。 緊張材をリールに巻き付けている最中のステップを示す。 緊張材をリールに巻き付けている最中のステップを示す。 緊張材をリールに巻き付けている最中のステップを示す。 緊張材をリールに巻き付けている最中のステップを示す。 緊張材をリールに巻き付けている最中のステップを示す。 緊張材をリールに巻き付けている最中のステップを示す。 緊張材をリールに巻き付けている最中のステップを示す。 緊張材をリールに巻き付けている最中のステップを示す。 緊張材をリールから巻き戻している最中のステップを示す。 緊張材をリールから巻き戻している最中のステップを示す。 緊張材をリールから巻き戻している最中のステップを示す。 緊張材をリールから巻き戻している最中のステップを示す。
留意すべきは、図面は図解の目的のためと本発明の理解を助けるために提供されている点である。これらの図面は、添付された特許請求の範囲に記載されている本発明の保護範囲の任意の限定を伴うものではない。
図1は、ドレンタンク又は原子炉のような地上の格納容器を打設するための緊張材の幾何学形状の例を概略的に示す。原子炉の場合には、その構造が、80mの高さ及び40m又は50mの直径にもなり得る。図1から分かるように、構造体1が、多数の緊張材2によって補強されている。各緊張材2が、この構造体の底からこの構造体の頂上を超えて他方の側に下降して敷設されている。互いに直交して配置された2組の緊張材2が示されている。原子炉格納容器の場合には、各緊張材が、150m以上の長さになり得る。図1中に示された例では、若干の緊張材が、構造体の開口部3の周りで迂回している。留意すべきは、敷設されているダクトが図1中に示されていない点である。各緊張材を構成する束の撚り線の本数は任意でよい。55本が、通常の本数である。しかしながら、1本の緊張材が、任意の本数の撚り線から構成されてもよいし又はただ1本の撚り線から構成されてもよい。同様に、1本の撚り線が、一緒に撚られた高抗張力の複数(例えば4本)の針金から構成されてもよく、又は、1本の撚り線が、ただ1本の針金から構成されてもよい。当該緊張材は、剥き出しでもよく及び/又は個々にめっきされてもよく及び/又は鋼を腐食から保護するためにポリエチレン(PE)のようなポリメトリック材料中にカプセル封入されたグリースで被覆されてもよい。
図2及び3は、図1中に示されたような幾何学形状で緊張材をダクト内に挿入するために、どのようにして本発明の方法が使用され得るかを示す。構造体1の断面が、頂点の開口部の両側に丈部分4a及び4bを有するダクト4と一緒に概略的に示されている。緊張材の丈部分2a及び2bがそれぞれ、この開口部を通じて挿入されている。両丈部分2a及び2が同時に巻き戻されることによって、緊張材2が、リール6から巻き戻されるのが示されている。緊張材2が収容されているこのリール6は、例えばクレーン(図示せず)によって所定の位置に持ち上げられ得る。緊張材2が、リール6からダクト4内に巻き戻されると、次いで空のリール6が、取り外されて再利用され得る。図2では、垂直な回転軸線を有するリール6が、保護カウル7によって覆われて示されている。その一方で図3では、水平な回転軸線を有するリール6が、フレーム8に取り付けられて示されている。双方の場合には、構造体1が建設されている位置から離れた位置で、緊張材が、組み立てられてリールに巻き付けられ得る。リール6に対する緊張材2の当該仮組み立て及び仮巻き付けは、緊張材2をダクト4内に挿入するために要求される合計時間を大幅に減少させる。緊張材2の両半分2a及び2bの当該同時の挿入は、挿入時間をさらにいっそう減少させる。当該緊張材の一部2a及び2bがそれぞれ、ダクトの一部4a及び4b内に押し込まれ得る。必要ならば、ウインチ5が、例えば事前に挿入された引っ張りワイヤを使用して、緊張材の一部2a,2bをダクト4に通して引き下ろすために使用され得る。
図4は、緊張材2を巻き付けて収容するために使用され得るリール6の例を示す。図4中に示されたこのリール6は、スプール13を有する。緊張材2が、このスプール13の周りに巻き付けられ得る。すなわち、リール6が回転されるときに、緊張材の両半分が、スプール13に巻き付けられるように、巻き付け保持要素14が、緊張材の中間点を巻き付けるためにある。曲面15は、巻き付け保持要素14の曲面と一緒に、緊張材2が巻き付け操作中に所定の最小曲げ半径にわたって屈曲されないことを保証する。これによって、緊張材が過度に曲げられなければならないときに起こりうる当該緊張材に対する機械的な損傷が回避される。サイド要素10,11及び12が、緊張材2の巻き付け及び収容中にこの緊張材2をスプール13上に保持するために役立つ。サイド要素11とサイド要素12との間のギャップ33が、緊張材の撚り線を巻き付け可能に位置決めすることを可能にする。また、ギャップ33は、空のリール6が取り外され得るために、緊張材の撚り線の丈部分がこのリールから巻き戻されたときに、この緊張材の中間点がこのリールから外されることを可能にする。
図4中に示されたリール6は、緊張材の両半分が同じスプール13に巻き付けられることを可能にするために設計されている。しかしながら、このリール6は、本発明を実施するために使用され得るリールの一例にすぎない。その他のリール6では、例えば2つのスプール13があってもよい。1つのスプールが、緊張材の1つの丈部分のために存在する。これらの2つのスプールが、機械式に連結されてもよいし又は連結されていなくてもよい。必要に応じて、これらの2つのスプールが、同じ回転方向に回転してもよいし又は反対の回転方向に回転してもよい。
留意すべきは、緊張材2又はダクト4の「半分」又は「中間点」に言及するときに、このことは、丈部分2a及び2b又は4a及び4bの長さが必ず等しいことを意味すると解してはならない点である。丈部分2a及び2b又は4a及び4bの長さが著しく異なる状況で使用される方法に対しても全く可能である。
次に、緊張材2をリール6に装填する方法を、図5a〜9bを参照して説明する。
図5a及び5bはそれぞれ、緊張材2を構成する複数の撚り線2′を集めて、次いで当該緊張材2をリール6に巻き付けるための組立治具の一例の側面図及び平面図である。この示された例では、リール6が、その回転軸線を垂直にして取り付けられているものの、その回転軸線を任意の角度を成して取り付けられていてもよい。リール6が、高さ調整器24の上に取り付けられている。この高さ調整器24は、緊張材の組立中にリール6を支持し、次いで巻き付け工程中にリール6の高さを調整し、これによってスプール13上の緊張材2の分布を制御するために使用され得る。撚り線2′a及び2′bが、緊張材支持部16上に配置されて示されている。これらの撚り線が、一緒に集められ、次いでリール6に巻き付けられるように、この緊張材支持部16はこれらの撚り線を支持する。リール6が回転されるときに、緊張材2の丈部分2a及び2bが、撚り線支持部16に沿ってこのリール6に向かって一直線に引かれるように、ガイド手段21,22が、この緊張材2を巻き付け中にこのリールへ誘導するために設けられている。
留意すべきは、この配置は巻き付け用の緊張材2をレイアウトするために可能な一例にすぎない点である。複数の撚り線を図5a及び5b中に示されたように一直線に配置する代わりに、これらの撚り線をこれらの撚り線の中間点で巻き付け保持要素の周りに巻き付けるため、両丈部分2a及び2bが、背中合わせに並んで配置されてもよい。すなわち、これらの撚り線が、この方法で背中合わせに集められるならば、組立治具を組み立てるために要求される土地面積が非常に減少される。150m以上の長さの緊張材の場合には、この面積の節約は著しい。
図6a及び6bはそれぞれ、図5a及び5b中に示された組立治具のより大きい細部の側面図及び正面図である。複数の撚り線リール17が、撚り線を供給する。これらの撚り線は、緊張材2としてリール6に一緒に巻き付けられる前に特定の長さに切断されて集められる。スプール13に巻き付け開始可能に、全ての撚り線の中間点が、リール6内の所定の位置に位置決めされつつ、これらの全ての撚り線が、一直線に配置され得るように、撚り線支持部16が配置されている。
当該緊張材の収集及び巻き付け操作は、建設スケジュールに影響しない主要建設現場から離れた場所で一度に実施され得る。個々の撚り線の単一の束から成る緊張材を形成するため、複数の撚り線が、別々に撚り線支持部16に敷設されてもよい。緊張材の断面が、所定のパターン及び/又は輪郭を有するように、複数の撚り線が配置されてもよい。当該配置は、例えば適切な固定治具又は輪郭テンプレートを使用することによって達成され得る。様々な据付けが、緊張材の様々な断面を要求しうる。緊張材の収集ステップが、緊張座の必要に応じた断面を形成するための機会を提供する。例えば、複数の撚り線を(適切に形成された半円筒状に有益に包囲された)半円の断面を有する束に集めることが可能である。次いで、このような仮形成された緊張材が、その断面の輪郭を維持しつつ、当該緊張材が、リールに巻き付けられ、その後に、最適な緊張のために既に適合された緊張材の断面を有しつつダクト内に巻き戻される。すなわち、これらの撚り線の全てが、当該パターンに仮収集されるならば、これらの撚り線は、最小限の側方移動しか受けず、その結果として緊張中に互いに最小限の摩擦しか受けず、これによってこれらの撚り線又はこれらの撚り線の被覆に対する損傷の可能性をさらに減少させる。
この代わりに、各サブ束が、別々に包装され及び/又は包まれ又は被覆されつつ、複数の撚り線が、複数のサブ束の集まりにされてもよい。これらの撚り線又はサブ束が、互いに平行に配置されてもよく、又は、これらの撚り線又はサブ束が、配列工程中及び/又は配列工程後に一緒に撚られてもよい。
図7a及び7bは、巻き付け操作の開始を示す。撚り線2′が、緊張材2を構成するために集められた直後に、リール6が、矢印20によって示された方向に回転され、当該緊張材2が、巻き付け保持要素14及び15の曲面の所定の位置に対して保持される。さらに、ガイド手段21及び22は、緊張材がリール6に向かって均等に引かれることを保証する。高さ調整器24が、図7a中のその低い位置で、緊張材と一緒に、巻き付け保持要素14及び15の曲面に揃えられている。
図8a及び8bは、図7a及び7b中の配置と同じ配置を示すものの、リールが、180°にわたって回転された後に、緊張材のより多くの部分2a及び2bが、このリール6に巻き付けられている。図8a中に示されたように、緊張材が、この緊張材2の既に巻き付けられた部分の上に巻き付けられる代わりに、スプール13の空の表面上に巻き付けられるように、高さ調整手段が、リール6を持ち上げるために作動される。
すなわち、全ての緊張材2が、リール6に巻き付けられるまで、高さ調整手段が、必要に応じて作動されることによって、巻き付けが続く。この状況が、図9a及び9中に示されている。
図10a〜10dは、緊張材2をリール6から巻き戻している最中を示す。緊張材2の一部2a及び2bがそれぞれ、リール6からダクトの一部4a及び4b(図示せず)内に供給される。緊張材2の中間部分が、巻き付け保持要素14上に残る以外は、全ての緊張材2が巻き戻されるまで、この巻き戻しは続く。緊張材2が、この時点で巻き付け保持要素14から離され、リール6が取り外され得る。
本発明の方法及びリールは、緊張材を挿入しているあらゆる状況で適用され得る。しかしながら、本発明は、図1中に示されたような高い構造体で特に有益である。緊張材の各一部2a及び2bのかなりの割合が、ダクトの一部4a及び4b内に挿入された直後は、当該ダクト内に既に挿入された緊張材の重さが、残りの緊張材を当該ダクト内に引っ張るのに十分である。この場合には、例えば、緊張材が、ダクト内に引っ張られる速度を減速させるために、制動手段が、リールの取り付け部分に設けられてもよい。
本発明をポストテンション式ダクト内へのポストテンション式緊張材の挿入に関して説明したものの、電気ケーブル又は水道管のような長い可撓性繊維が、導管又はダクティングのような管内に挿入されなければならないその他の状況で、当該同じ方法及びリールは使用され得る。したがって、本出願で使用された用語「緊張材」は、全ての当該可撓性繊維を含むと解しなければならない。
1 構造体
2 緊張材
2a 丈部分、半分、一部、部分
2b 丈部分、半分、一部、部分
2′ 撚り線
2′a 撚り線
2′b 撚り線
3 開口部
4 ダクト
4a 丈部分、一部
4b 丈部分、一部
5 ウインチ
6 リール、リール装置
7 保護カウル
8 フレーム
10 サイド要素
11 サイド要素
12 サイド要素
13 スプール
14 巻き付け保持要素、巻き付け要素
15 巻き付け保持要素
16 緊張材支持部、撚り線支持部
17 撚線リール
20 矢印
21 ガイド手段
22 ガイド手段
24 高さ調整器
33 ギャップ

Claims (15)

  1. 緊張材(2)をダクト(4)内に挿入する方法において、
    この緊張材(2)が、この緊張材(2)の第1端部と第2端部との間のこの緊張材(2)の長さに沿った所定の中間位置に中間緊張材丈部分を有し、これによって、この緊張材(2)が、前記中間緊張材丈部分とこの緊張材(2)の前記第1端部との間のこの緊張材(2)の一部である第1緊張材丈部分(2a)と、前記中間緊張材丈部分とこの緊張材(2)の前記第2端部との間のこの緊張材(2)の一部である第2緊張材丈部分(2b)とを有し、
    前記ダクト(4)が、このダクト(4)の第1端部と第2端部との間のこのダクト(4)の長さに沿った所定の中間位置に中間ダクト丈部分を有し、これによって、このダクト(4)が、前記中間ダクト丈部分とこのダクト(4)の前記第1端部との間のこのダクト(4)の一部である第1ダクト丈部分(4a)と、前記中間ダクト丈部分とこのダクト(4)の前記第2端部との間のこのダクト(4)の一部である第2ダクト丈部分(4b)とを有し
    当該方法は前記中間ダクト丈部分内の開口部を前記ダクト(4)に設ける第1ステップと、
    前記第1緊張材丈部分(2a)をこの開口部を通じて前記第1ダクト丈部分(4a)内に供給する第2ステップと、
    前記第2緊張材丈部分(2b)をこの開口部を通じて前記第2ダクト丈部分(4b)内に供給する第3ステップとを有することを特徴とする方法。
  2. 前記緊張材(2)は、複数の撚り線(2′)から成る緊張している緊張材であり、全ての撚り線(2′)が、前記ダクト(4)にわたって一緒に挿入される請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2ステップ及び前記第3ステップは、少なくともその一部が同時に実施される請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第2ステップ及び/又は前記第3ステップは、前記緊張材丈部分(2a,2b)を前記ダクト丈部分(4a,4b)内へ押すことを有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記ダクト(4)が、第1下端部、第2下端部及びこの第1下端部とこの第2下端部との間の上部領域を有するように、このダクト(4)が、ほぼ垂直な打設構造体(1)中に配置され、前記開口部が、前記ダクト(4)の上部領域内に設置される請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記緊張材(2)が、前記第2ステップ及び/又は前記第3ステップの少なくとも一部中に前記ダクト(4)内に既に供給された前記緊張材の一部に対する重力によってこのダクト(4)内へ引っ張られるように、前記緊張材(2)、前記ダクト(4)及び前記開口部が配置される請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記方法は、前記第2ステップ及び前記第3ステップの前に実施される、前記緊張材(2)をリール(6)に巻き付けることから成る第4ステップを有し、前記第1緊張材丈部分(2a)及び前記第2緊張材丈部分(2b)が、前記リール(6)に同時に巻き付けられるように、当該巻き付けは、前記中間緊張材丈部分で開始する請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記リール(6)を前記開口部の近くに位置決めし、
    前記第1緊張材丈部分(2a)及び前記第2緊張材丈部分(2b)を前記リール(6)から前記開口部内に向けて巻き戻す請求項7に記載の方法。
  9. 緊張材(2)をダクト(4)内に挿入する前にこの緊張材(2)を事前に巻き付けるためのリール装置(6)であって、
    この緊張材(2)が、この緊張材(2)の第1端部と第2端部との間のこの緊張材(2)の長さに沿った所定の中間位置に巻き付け開始部分を有し、これによって、この緊張材(2)が、この緊張材(2)の前記巻き付け開始部分と前記第1端部との間のこの緊張材(2)の一部である第1丈部分(2a)と、この緊張材(2)の前記巻き付け開始部分と前記第2端部との間のこの緊張材(2)の一部である第2丈部分(2b)とを有し、この緊張材(2)が、以下では曲げ限界と言う所定の最小曲げ半径を有する当該リール装置(6)において、
    この緊張材(2)が、前記リール装置(6)に巻き付けられるときに、当該巻き付けが、この緊張材(2)の前記巻き付け開始部分で開始するように、このリール装置(6)が、この緊張材(2)の前記巻き付け開始部分を保持するための緊張材保持手段(14,15)を有し、
    第1巻き付けスプール(13)が、この緊張材(2)の前記第1丈部分(2a)を巻き付けるためにあり、
    第2巻き付けスプール(13)が、この緊張材(2)の前記第2丈部分(2b)を巻き付けるためにあることを特徴とするリール装置(6)。
  10. 前記第1巻き付けスプール及び前記第2巻き付けスプールは、同じスプール(13)である請求項9に記載のリール装置(6)。
  11. 前記緊張材保持手段(14,15)は、前記緊張材(2)を湾曲経路の周りに背中合わせに折り返すための巻き付け要素(14)を有し、前記湾曲経路は、前記緊張材(2)の最小曲げ半径と少なくとも同じ曲げ半径を有する請求項9又は10に記載のリール装置(6)。
  12. 請求項9〜11のいずれか1項に記載のリール装置(6)に緊張材(2)を巻き付ける方法において、
    当該方法は、前記緊張材(2)の巻き付け開始部分が、前記リール装置(6)の前記緊張材保持手段(14,15)に係合するように、この緊張材(2)を所定の位置に配置する第1ステップと、
    この緊張材(2)の前記第1丈部分(2a)を前記第1スプール(13)に巻き付ける第2ステップと、
    この緊張材(2)の前記第2丈部分(2b)を前記第2スプール(13)に巻き付ける第3ステップとから成る方法。
  13. 前記第1ステップ及び前記第2ステップは、同時に実施される請求項12に記載の方法。
  14. 前記緊張材(2)は、1つ以上の撚り線(2′)から成り、各撚り線(2′)の巻き付け開始部分が、前記リール装置(6)の前記緊張材保持手段(14,15)に係合するように、前記第1ステップが、これらの撚り線(2′)の各々を配置することを有する請求項12又は13に記載の方法。
  15. 当該巻き付けは、前記スプール(13)又は各スプール(13)を回転させることによって実施され、それぞれの前記スプール(13)の回転軸線に沿って緊張材を巻いたものの分布を制御するため、前記第1ステップ及び前記第2ステップの一方のステップ又は双方のステップが、それぞれの前記スプール(13)をそれぞれの前記スプール(13)の回転軸線に沿って移動させることから成る請求項12〜14のいずれか1項に記載の方法。
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