JP5626830B2 - 熱電変換モジュール及び熱電変換モジュール作製方法 - Google Patents

熱電変換モジュール及び熱電変換モジュール作製方法 Download PDF

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本発明は、P型熱電半導体素子とN型熱電半導体素子とを含む熱電変換素子にフレキシブル配線が接続された熱電変換モジュール及び熱電変換モジュール作製方法に関する。
熱と電気とを相互変換する熱電変換モジュールによって、電熱発電がなされている。熱電発電は無駄に捨てられている廃熱から電気を起こし得るため、地球環境の保護に有用であるとして近年注目を浴びている。廃熱は例えば自動車の排気管から外気に放出される。従って、熱電変換モジュールを自動車の排気管に装着するために、熱電変換モジュールはフレキシブルである方が好ましい。熱電変換モジュールがフレキシブルであれば、熱電変換モジュールを自動車の排気管に沿って装着できるからである。例えば、特許文献1では、熱電変換素子を同種の2つの基板で挟み、さらにフレキシブル配線を備えた熱電変換モジュールが開示されている。
特開2003−174203号公報
しかし、特許文献1で開示の熱電変換モジュールは、フレキシブル配線を備えるが、フレキシブル配線の伸縮方向への変形については十分な検討がなされていない。さらに、特許文献1で開示の熱電変換モジュールでは、熱電変換素子が2つの基板で狭持されており、2つの基板はポリイミド等伸縮性を有さない材質同一の基板である。従って、熱電変換モジュールを曲面熱源(自動車の排気管等)に装着するとき、装着側とは反対側に位置するフレキシブル基板の伸張性が悪く、曲面に沿わせた状態で形状維持できないため、曲面熱源に密着させることができない。フレキシブル基板を曲面熱源に無理に密着させると、フレキシブル基板にクラックが生じたり、フレキシブル配線が断線するおそれがある。
本発明は、曲面熱源との密着性を高めて熱電変換効率を向上し得る熱電変換モジュール及び熱電変換モジュール作製方法を提供することを目的とする。
本発明に係る熱電変換モジュールの特徴構成は、P型熱電半導体素子とN型熱電半導体素子とを含む熱電変換素子にフレキシブル配線が接続された熱電変換モジュールであって、フレキシブル配線は、P型熱電半導体素子及びN型熱電半導体素子の少なくとも一方の変位に伴って伸縮可能に構成されているところにある。
背景技術の項目で説明したように、従来は、フレキシブル配線の伸縮方向への変形については十分な検討がなされていなかった。このため、熱源に対して熱電変換モジュールを最適な状態で装着することは困難であった。また、従来の熱電変換モジュールを曲面熱源(自動車の排気管等)に装着するとき、装着側とは反対側に位置するフレキシブル基板の伸張性が悪く、曲面に沿わせた状態で形状維持できないため、曲面熱源に密着させることができなかった。一方、本発明の熱電変換モジュールによれば、フレキシブル配線は、P型熱電半導体素子及びN型熱電半導体素子の少なくとも一方の変位に伴って伸縮可能に構成されているので、熱電変換モジュール全体の変形に追随してフレキシブル配線が伸縮することができる。その結果、フレキシブル配線を断線させることなく曲面熱源に装着することができる。
本発明の熱電変換モジュールの好適な態様によれば、熱電変換素子は、伸縮性を有するフレキシブル基板と熱源に耐え得る耐熱性基板とで狭持されている。これにより、装着側とは反対側に位置するフレキシブル基板の伸張性が良くなり、曲面に沿わせた状態で形状維持できるため、曲面熱源に密着させることができる。また、熱電変換モジュール全体の可撓性が向上し、曲面熱源への装着性をさらに向上することができるとともに、耐熱性基板を熱源側にして、曲面熱源に熱電変換モジュールを設置することで、熱電変換モジュール全体の耐熱性を向上し得る。
本発明の熱電変換モジュールの好適な態様によれば、耐熱性基板はポリイミドを含み、フレキシブル基板及びフレキシブル配線は、シリコーン樹脂を含む。フレキシブル基板及びフレキシブル配線は材質同一であるのでフレキシブル基板とフレキシブル配線との接着性が強く熱電変換モジュールの強度が向上する。更にフレキシブル基板及びフレキシブル配線がシリコーン樹脂を含むことによって、伸張側の基板部分の可撓性及びフレキシブル配線の伸縮性が良好なものとなり、曲面熱源への装着性をさらに向上することができる。
本発明の熱電変換モジュールの好適な態様によれば、フレキシブル配線は、導電性粒子を含み、導電性粒子の形状は、フレキシブル配線の伸縮方向に長く、伸縮方向に垂直な方向に短い。従って、隣接する導電性粒子の各々が伸縮方向にずれても、導電性粒子の各々は伸縮方向に十分な長さを有しているので、導電性粒子の各々は接触状態(導通状態)を維持したままずれることができる。その結果、フレキシブル配線の導電率は維持され、温度差に対する熱電変換モジュールの起電力低下を防ぐことができる。
本発明の熱電変換モジュールの好適な態様によれば、P型熱電半導体素子とN型熱電半導体素子との間に充填剤を有する。これにより、P型熱電半導体素子とN型熱電半導体素子との一体感が高まり、P型熱電半導体素子とN型熱電半導体素子との変位を許容しつつ、熱電変換モジュール全体の強度を高めることができる。更に、充填剤によりP型熱電半導体素子とN型熱電半導体素子との間の空間が埋められるので、フレキシブル配線が安定する。また、充填材が良好な熱伝導性を有する場合は、P型熱電半導体素子とN型熱電半導体素子とは熱源からの熱を均一に受けることができるので、より良好な起電力を生じることができる。
本発明の熱電変換モジュールの好適な態様によれば、フレキシブル配線は、P型熱電半導体素子とN型熱電半導体素子との間で余長を有する。従って、P型熱電半導体素子とN型熱電半導体素子との変位が大きい場合でも、余長分だけフレキシブル配線の伸張の余裕ができる。その結果、熱電変換モジュールの可撓性が向上し、曲面熱源への装着性を更に向上することができる。更に、フレキシブル配線が、曲面熱源への装着時に生じる熱電変換モジュールの変形に起因して破断することを防ぐことができる。
上記課題を解決するため、本発明に係る熱電変換モジュール作製方法の特徴構成は、P型熱電半導体素子とN型熱電半導体素子とを含む熱電変換素子にフレキシブル配線が接続された熱電変換モジュールの作製方法であって、熱源に耐え得る耐熱性基板上に熱電変換素子を形成する第1工程と、熱電変換素子の上に伸縮性を有するフレキシブル配線を形成する第2工程と、フレキシブル配線の上にフレキシブル基板を形成する第3工程とを包含し、第2工程において、フレキシブル配線は、P型熱電半導体素子及びN型熱電半導体素子の少なくとも一方の変位に伴って伸縮可能となるように形成されるところにある。
本発明に係る熱電変換モジュール作製方法によれば、上記説明した本発明の熱電変換モジュールと同様の作用効果を奏する。すなわち、本発明に係る熱電変換モジュール作製方法によって作製された熱電変換モジュールのフレキシブル配線は、P型熱電半導体素子及びN型熱電半導体素子の少なくとも一方の変位に伴って伸縮可能に構成されているので、熱電変換モジュール全体の変形に追随してフレキシブル配線が伸縮する。その結果、フレキシブル配線を断線させることなく曲面熱源に装着することができる。また、熱電変換モジュールにおいて、熱電変換素子は、伸縮性を有するフレキシブル基板と熱源に耐え得る耐熱性基板とで狭持されている。これにより、装着側とは反対側に位置するフレキシブル基板の伸張性が良くなり、曲面に沿わせた状態で形状維持できるため、曲面熱源に密着させることができる。また、熱電変換モジュール全体の可撓性が向上し、曲面熱源への装着性をさらに向上することができるとともに、耐熱性基板を熱源側にして、曲面熱源に熱電変換モジュールを設置することで、熱電変換モジュール全体の耐熱性を向上し得る。
本発明の熱電変換モジュール作製方法の好適な態様によれば、第2工程は、印刷法により実行される。例えば、インクジェット印刷機構、ディスペンサ印刷機構、スクリーン印刷(シルク印刷)機構又はオフセット印刷機構を備えた形成手段によって実行し得る。特に複数のフレキシブル配線を形成する場合には、印刷技術によって熱電交換素子上に効率よく形成することができる。P型熱電半導体素子とN型熱電半導体素子との間の長さに対して余長を有するようにフレキシブル配線を形成する場合には、非接触印刷機構(例えば、インクジェット印刷機構、ディスペンサ印刷機構)を備えた形成手段によって実行することにより、余長を確実に形成し得る。
本発明の第1実施形態に係る熱電変換モジュールを示す模式図である。 フレキシブル配線のミクロンオーダーの構造、及び従来の電極のミクロンオーダーの構造を示す模式図である。 熱電変換モジュールの作製方法の手順を示す模式図である。 熱電変換モジュールの発電能力を示すグラフである。 熱電変換モジュールの実装例を示す模式図である。 排気管の円周方向の断面の一部を示す拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る熱電変換モジュールを示す模式図である。 本発明の第3実施形態に係る熱電モジュールを示す模式図である。
図1から図8を参照して、本発明の熱電変換モジュールに関する実施形態を説明する。本発明は、以下に説明する実施形態や図面に記載される構成に限定されることを意図せず、当該構成と均等な構成も含む。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る熱電変換モジュール100を示す模式図である。熱電変換モジュール100は、主要な構成として、熱電変換素子102と、熱電変換素子102に接続されたフレキシブル配線104とを備える。さらに、熱電変換モジュール100は、フレキシブル基板106と、熱源に耐え得る耐熱性基板108と、銅箔配線110と、はんだ合金112とを備える。熱電変換素子102はフレキシブル基板106と耐熱性基板108とに挟まれている。熱電変換素子102は、P型熱電半導体素子102aとN型熱電半導体素子102bとを含む。フレキシブル配線104は、伸縮性を有し、P型熱電半導体素子102a及びN型熱電半導体素子102bの少なくとも一方の変位に伴って伸縮可能に構成されている。
熱電変換素子102の材料としては、ビスマス・テルル系(Bi−Te系:常温から500K程度まで)、鉛・テルル系(Pb−Te系:常温から800K程度まで)、シリコーン・ゲルマニウム系(Si−Ge系:常温から1000K程度まで)が用いられる。P型熱電変換素子102aとN型熱電半導体素子102bとは、耐熱性基板108の上に交互に配列され、はんだ合金112によってはんだ接続されている。
フレキシブル配線104は、例えばシリコーン樹脂とAg粒子とを含む。フレキシブル配線104は、P型熱電半導体素子とN型熱電半導体素子とを接続する。更に、フレキシブル配線104は熱電変換素子102に直列電圧を印加するためのリード線としても機能し得る。フレキシブル配線104の詳細は、図2を参照して後述する。
フレキシブル基板106は、伸縮性を有する。フレキシブル基板106は、フレキシブル配線104を保護するためにフレキシブル配線104を覆うように設けられる。フレキシブル基板106の材質はフレキシブル配線104の材質と同一である方が好ましい。フレキシブル基板とフレキシブル配線との接着性が強く熱電変換モジュールの強度が向上するからである。フレキシブル基板106の材質は例えばシリコーン樹脂を含む。耐熱性基板108は、熱源に耐え得る限りは、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート及びポリエーテルサルホン等からなる群から選ばれた少なくとも一種の物質を用い得る。耐熱性基板108は、シリコーン系樹脂とガラス繊維とを含んだ基板でもよい。P型熱電半導体素子およびN型熱電半導体素子は、銅箔配線110へのはんだ接続により耐熱性基板上に実装されている。銅箔配線110は熱電変換素子102の起電力を取り出すためのリード線として機能し得、更に銅箔配線110は熱電変換素子102に直列電圧を印加するためのリード線としても機能し得る。
本発明の実施形態によれば、フレキシブル配線104は、P型熱電半導体素子102a及びN型熱電半導体素子102bの少なくとも一方の変位に伴って伸縮可能に構成されているので、熱電変換モジュール100全体の変形に追随してフレキシブル配線104が伸縮することができる。その結果、フレキシブル配線104を断線させることなく自動車の排気管等の曲面熱源に装着することができる。装着側とは反対側に位置するフレキシブル基板106の伸張性が良く、曲面に沿わせた状態で形状維持できるため、曲面熱源に密着させることができる。
更に本発明の実施形態によれば、熱電変換素子102は、伸縮性を有するフレキシブル基板106と熱源に耐え得る耐熱性基板108とで狭持されている。これにより、装着側とは反対側に位置するフレキシブル基板106の伸張性が良くなり、曲面に沿わせた状態で形状維持できるため、曲面熱源に密着させることができる。また、熱電変換モジュール100全体の可撓性が向上し、曲面熱源への装着性をさらに向上することができるとともに、耐熱性基板108を熱源側にして、曲面熱源に熱電変換モジュール100を設置することで、熱電変換モジュール100全体の耐熱性を向上し得る。
更に本発明の実施形態によれば、耐熱性基板108はポリイミドを含み、フレキシブル基板106及びフレキシブル配線104は、シリコーン樹脂を含む。フレキシブル基板106及びフレキシブル配線104は材質同一であるのでフレキシブル基板106とフレキシブル配線104との接着性が強く熱電変換モジュール100の強度が向上する。更にフレキシブル基板106及びフレキシブル配線104がシリコーン樹脂を含むことによって伸張側の基板部分の可撓性及びフレキシブル配線104の伸縮性が良好なものとなり、曲面熱源への装着性をさらに向上することができる。
図2は、フレキシブル配線104のミクロンオーダーの構造を示す模式図((a1)、(a2))及び従来の電極のミクロンオーダーの構造を示す模式図((b1)、(b2))を示す。
フレキシブル配線104は、導電性粒子104bと伸縮可能な基材104aとを含む。導電性粒子104bの形状は、フレキシブル配線104の伸縮方向に長く、伸縮方向に垂直な方向に短い。(a1)はフレキシブル配線104に外部応力が付与されていない通常の状態を示し、(a2)はフレキシブル配線104に引張応力を付与した状態を示す。導電性粒子104bはフレーク状銀粒子である。(a1)においては、フレーク状銀粒子は基材104aの中で互いに電気的に接触した状態で存在する。この状態からフレキシブル配線104に対して(a2)中の矢印で示すような引張応力を付与すると、フレキシブル配線104は矢印方向に延伸される。そして、延伸に伴って導電性粒子104bも矢印方向に沿って変位する。(a2)においては、このような引張応力下においても、隣接する導電性粒子104bの各々は、互いに接触している。即ち、隣接する導電性粒子104bの各々が伸縮方向にずれても、導電性粒子104bの各々は伸縮方向に十分な長さを有しているので、導電性粒子104bの各々は接触状態(導通状態)を維持したままずれることができる。
また、導電性粒子104bの含有量等の諸条件を適切に調整することにより、フレキシブル配線104に一定の引張応力を付与した場合の基材104a中における導電性粒子104bの分散密度が一定以上になるようにすることで、接触状態(導通状態)をより確実に維持したままずれることができる。従って、延伸後のフレキシブル配線104の導電性は一定以上に維持され、フレキシブル配線104が破損(断線)することはない。このことは、フレキシブル配線104が圧縮応力を受ける場合でも同様である。
本発明の実施形態では、フレキシブル配線104として、導電性粒子104bを基材104aに添加・混練して調製した銀ペーストを使用している。銀はすべての金属の中で最も導電率が高いため、電極材料として好適である。ただし、使用目的や使用環境等に応じて、銀よりも耐食性が優れた金や白金等の貴金属や、銅、ニッケル等の金属、さらにはこれらの貴金属及び金属の少なくとも1種を構成元素として含む合金等を導電性粒子104bの材料として採用することも可能である。導電性粒子104bとしては金属粒子に限らず、樹脂、炭素、セラミックス、金属等の粒子の表面をめっき等によって金属で被覆させたものを採用することもできる。また、導電性粒子104bを種類の異なる複数種類の粒子の混合物とすることも可能である。
導電性粒子104b(銀粒子)の形状は、本発明の実施形態では、平均粒径3〜10μm、厚さ数百nmのフレーク(鱗片)状の粒子を採用しているが、導電性粒子104bはフレーク状銀粒子に限定されない。導電性粒子の形状がフレキシブル配線の伸縮方向に長く伸縮方向に垂直な方向に短いためフレキシブル配線104の伸縮によっても導電性粒子104bのうちの隣接する導電性粒子の各々が互いに接触している限りは、導電性粒子104bは針状銀粒子、不定形状等でもよい。針状やフレーク状の粒子の方が粒子同士の重なりが大きくなり、フレキシブル配線104を伸縮させる場合にも粒子同士が離間し難くなるため好ましい。導電性粒子104b(銀粒子)の粒径は、特に限定はされないが、粒径が大きくなると、粒子間の隙間が大きくなり、フレキシブル配線104の伸縮によって離間し易くなるため、平均粒径が3〜20μm程度が好ましい。
また、本発明の実施形態では、導電性粒子104bとして、フレーク状銀粒子のみを使用しているが、形状が異なる複数種類の粒子を混合して使用することができる。例えば、フレーク状粒子に球状粒子を混合すれば、フレーク状粒子同士の隙間に球状粒子を入り込ませて粒子間の接触面積を大きくすることができる。フレーク状粒子と球状粒子とを混合する場合には、体積比で95:5〜70:30で混合することが好ましい。
フレキシブル配線104における導電性粒子104bの含有率は、導電性粒子104b同士の確実な電気的接触を確保するため、18vol%以上であることが好ましい。本発明の実施形態においては、フレキシブル配線104に銀粒子が約35vol%(85wt%)含有するように調整してある。
なお、本実施形態のフレキシブル配線104の伸び率は200%以上を示し、実用上十分な伸縮特性を有する。
(b1)は従来の電極に外部応力が付与されていない通常の状態を示している。(b2)は従来の電極に引張応力を付与した状態を示している。導電性粒子は球状銀粒子である。(b1)においては、球状銀粒子は基材の中で互いに電気的に接触した状態で存在する。この状態から、従来の電極に対して(b2)中の矢印で示すような引張応力を付与すると、従来の電極は矢印方向に延伸される。そして、延伸に伴って球状銀粒子も矢印方向に沿って変位する。(b2)においては、このような引張応力下において、隣接する球状銀粒子の各々は、互いに離間し易くなる。その結果、延伸後の従来の電極の導電性は低下し、最終的には配線が断線する。
本発明の実施の形態によれば、フレキシブル配線104は、導電性粒子104bを含み、導電性粒子104bの形状は、フレキシブル配線104の伸縮方向に長く、伸縮方向に垂直な方向に短い。従って、隣接する導電性粒子104bの各々が伸縮方向にずれても、導電性粒子104bの各々は伸縮方向に十分な長さを有しているので、導電性粒子104bの各々は接触状態(導通状態)を維持したままずれることができる。その結果、フレキシブル配線104の導電率は維持され、温度差に対する熱電変換モジュールの起電力低下を防ぐことができる。
更に、導電性粒子104bとしてフレーク状粒子や針状粒子を用いた場合には、隣接する導電性粒子104bの各々の接触面積を大きくすることができる。その結果、熱電変換モジュール104の変形に伴う導電性粒子104bの接触をより確実にでき、フレキシブル配線104の導電率を維持することができる。更に、伸縮可能な基材104aとしてゴム材料(特にシリコーン樹脂)を用いた場合は、より柔軟な伸縮性を有し得る。また、シリコーン樹脂は十分な強度を有するため、従来の電極において補強材として添加されていたカーボンブラック等の添加を省くこともできる。
〔熱電変換モジュールの作製方法〕
図3は、熱電変換モジュール100の作製方法の手順を示す模式図である。本発明の実施形態の熱電変換モジュール作製方法は、工程1から工程6によって実行される。図3において、(a)〜(f)は、夫々工程1〜工程6に対応する。
工程1:耐熱性基板108を形成する。
工程2:耐熱性基板108の上に銅箔配線110を形成する。
工程3:銅箔配線110の上に、はんだ合金112を形成する。はんだ合金を0.1mmでスクリーン印刷することにより実行する。
工程4:はんだ合金112の上に熱電変換素子102(P型熱電半導体素子102aとN型熱電半導体素子102b)を形成する。
工程5:熱電変換素子102上にフレキシブル配線104を形成する。フレキシブル配線104はAg−シリコーン樹脂を含む導電ペーストである。例えば、インクジェット印刷機構、ディスペンサ印刷機構、スクリーン印刷(シルク印刷)機構又はオフセット印刷機構を備えた形成手段によって実行し得る。このような形成手段は、マスクにより形成できるパターンが決まるが、大量生産に適している。導電ペーストの粘度は、特に限定されないが、使用する形成手段が備える機構の種類によって設定することが好ましい。例えば、インクジェット印刷機構の場合には0.01〜1Pa・sの粘度ものを使用し、スクリーン印刷機構やオフセット印刷機構の場合には100〜1000Pa・sの粘度ものを使用することが好ましい。導電ペーストの粘度はペーストの温度調整や、添加剤(希釈剤・増粘剤)の添加によって調整することができる。例えば、室温において、希釈剤を添加して銀粒子の含有率を75wt%にした導電ペーストの粘度は、1〜3Pa・sになる。また、硬化後の銀粒子の含有率は85wt%になる。
工程6:フレキシブル配線104上にフレキシブル基板106を形成する。
なお、本発明の実施形態において、工程1〜工程4は「熱電変換素子102を形成する第1工程」に相当し、工程5は「フレキシブル配線104を形成する第2工程」に相当し、工程6は「フレキシブル基板106を形成する第3工程」に相当する。
〔発電能力試験〕
図4は、本発明の実施例であり、図3に示した作製方法で得られた本発明の熱電変換モジュール100の発電能力を示すグラフである。熱電変換モジュール100及び熱電変換モジュール100に含まれる各構成要素の作製条件、及び発電能力の測定条件は、以下のとおりである。
熱電変換モジュール100に関して、熱電素子ゼーベック定数αは240μV/Kであり、内部抵抗Riは0.041Ωである。実施例として、熱電変換素子102(P型熱電変換素子102aとN型熱電半導体素子102bとのセット)を32個有する熱電変換モジュール100を用いた。熱電変換素子102に関して、ビスマス・テルル系(Bi−Te系)を用いた。P型熱電半導体素子102aとN型熱電半導体素子102bとの各々については、大きさは縦3.2mm、横3.2mm、厚さ1.5mmであり、各々の無次元性能指数ZTは0.7(300K)、各々の抵抗率ρは1×10−3Ω・cmである。フレキシブル電極104に関して、熱伝導率2.1W/m・K、抵抗率8×10−4Ω・cm、厚さ250〜280μmである。フレキシブル基板106に関して、シリコーン樹脂を含み、厚さ約120μmである。耐熱性基板108の材質はポリイミドであり、熱伝導率0.2W/mK、耐熱温度150℃、厚さ67μmである。銅箔配線110に関して、Au/NiPコートした銅箔配線であり、厚さは10μmである。はんだ合金112に関して、組成Sn−3.5Ag−0.5Cu(wt%)のはんだペーストであり、RMAフラックス10.5wt%含有し、融点は217℃であり、厚さは50〜60μmである。
図4(a)は、平面治具で測定した熱電変換モジュール100の発電能力を示す。図4(a)の縦軸は電圧(V)を示し、図4(a)の横軸は温度差(℃)を示す。図4(b)は、曲率治具で計測した熱電変換モジュール100の発電能力を示す。曲率治具の曲率Rは150mmである。図4(b)の縦軸は電圧(V)を示し、図4(b)の横軸は温度差(℃)を示す。図4(a)と図4(b)とが示すように、平面治具で測定した熱電変換モジュール100の発電能力と曲率治具で計測した熱電変換モジュール100の発電能力とはほぼ同等であった。
〔信頼性試験〕
更に、折り曲げ試験と温度サイクル試験とによって熱電変換モジュール100の信頼性試験を実施した。比較モジュールは、上下ポリイミド基板であるモジュールである。上下ポリイミド基板のモジュールでは折り曲げ不可能であるが、熱電変換モジュール100は曲面ジグを用いた10回の折り曲げ試験を行っても全く特性変化は見られなかった。さらに熱電変換モジュール100の温度サイクル試験(−40℃と200℃との間で100回サイクル)によっても、比較モジュールと比較して熱電特性劣化は見られなかった。
〔熱電変換モジュールの実装例〕
図5は、熱電変換モジュールの実装例500を示す模式図である。実装例500では、自動車の排気管502に熱電変換モジュール100が巻き付けられている。図6は、排気管502の円周方向の断面の一部を示す拡大図である。フレキシブル配線104及びフレキシブル基板106が伸縮性を有しているので、フレキシブル配線104及びフレキシブル基板106がP型熱電半導体素子102a及びN型熱電半導体素子102bの少なくとも一方の変位に伴って伸縮する。従って電変換モジュール100全体の可撓性が向上し、熱電変換モジュール100が排気管502に略密着する。
〔第2実施形態〕
図7は、本発明の第2実施形態に係る熱電変換モジュール200を示す模式図である。熱電変換モジュール200は、熱電変換素子102、フレキシブル配線104、フレキシブル基板106、耐熱性基板108、銅箔配線110、はんだ合金112、及び充填剤202を備える。充填剤202以外の各構成要素は、第1実施形態で説明した熱電変換モジュール100に含まれた対応する各構成要素と同様の機能を有するので、これらの説明を省略する。
充填剤202は、P型熱電変換素子102aとN型熱電半導体素子102bとの間に充填されている。P型熱電変換素子102aとN型熱電半導体素子102bによる熱伝導を支障なく行えると共に、熱電変換モジュール200の強度が増し、曲げ等に対する衝撃を吸収し、熱電変換モジュール200の強度を維持することができる。例えば充填剤202の熱伝導率は0.2W/m・Kであり、充填剤202の抵抗率は3×1016Ω・cmである。充填剤202は、熱伝導率が低く、多孔質でかつ発泡性及び柔軟性を有するシリコーン等のゴム系材料や、空洞の球粒状セラミックスが混在されたゴム系材料であり得る。なお、フレキシブル配線104と充填剤202との接着性向上のため、フレキシブル配線104と充填剤202とは同様の材料を有する基材であることが好ましい。
また、フレキシブル配線104とP型熱電変換素子102aとN型熱電半導体素子102bとによって囲まれた空間の全てに充填剤202を充填する必要はない。フレキシブル配線104とP型熱電変換素子102aとN型熱電半導体素子102bとによって囲まれた空間の少なくとも一部に充填剤202を充填することで、熱電変換モジュール200の一体感が高まる。従って、P型熱電半導体素子102aとN型熱電半導体素子102bとの変位を許容しつつ、熱電変換モジュール200全体の強度を高めることができる。更に、充填剤202によりP型熱電半導体素子102aとN型熱電半導体素子102bとの間の空間が埋められるので、フレキシブル配線104が安定する。また、充填材202が良好な熱伝導性を有する場合は、P型熱電半導体素子102aとN型熱電半導体素子102bとは熱源からの熱を均一に受けることができるので、より良好な起電力を生じることができる。
P型熱電変換素子102aとN型熱電半導体素子102bとの間に充填剤202を充填する工程(充填工程)は、例えば、熱電変換モジュール100の作製方法における工程4の実行の後、工程5の実行前に、実行される。
〔第3実施形態〕
図8は、本発明の第3実施形態に係る熱電変換モジュール300を示す。熱電変換モジュール300は、熱電変換素子102、フレキシブル配線304、フレキシブル基板306、耐熱性基板108、銅箔配線110、及びはんだ合金112を備える。フレキシブル配線304とフレキシブル基板306以外の各構成要素は、第1実施形態で説明した熱電変換モジュール100に含まれた対応する各構成要素と同様の機能を有するので、これらの説明を省略する。フレキシブル配線304とフレキシブル基板306とは、P型熱電変換素子102aとN型熱電半導体素子102bとの間で余長(だぶつき)を有する。すなわち、フレキシブル配線304の余長部分の長さaとフレキシブル基板306の余長部分の長さbは、P型熱電変換素子102aとN型熱電半導体素子102bとの間の長さcより大きい。
フレキシブル配線304の形成は、例えば、熱電変換モジュール100の作製方法における工程5で実行される。フレキシブル基板306の形成は、例えば、熱電変換モジュール100の作製方法における工程6で実行される。フレキシブル配線304の形成及びフレキシブル基板306の形成は、例えば、インクジェット印刷機構、ディスペンサ印刷機構、スクリーン印刷(シルク印刷)機構又はオフセット印刷機構を備えた形成手段によって実行し得る。特に非接触印刷機構(例えば、インクジェット印刷機構、ディスペンサ印刷機構)を備えた形成手段によって実行されることが好ましい。
本発明の実施形態によれば、フレキシブル配線304とフレキシブル基板306とは、P型熱電変換素子102aとN型熱電半導体素子102bとの間で余長を有するので、P型熱電変換素子102aとN型熱電半導体素子102bとの変位が大きい場合でも、余長分だけフレキシブル配線304の伸張の余裕ができる。その結果、熱電変換モジュール300の可撓性が向上し、曲面熱源への装着性を更に向上することができる。更に、フレキシブル配線304が、曲面熱源への装着時に生じる熱電変換モジュール300の変形に起因して破断することを防ぐことができる。
以上、図1〜図8を参照して、本発明の第1実施形態〜第3実施形態を説明した。本発明によれば、熱源側の基板として耐熱性基板108を備えた例を説明したが、熱電変換モジュール100、熱電変換モジュール200、及び熱電変換モジュール300は耐熱性基板108に換えてフレキシブル基板106を備え得る。耐熱性基板108に換えてフレキシブル基板106を備えた場合は、熱電変換素子102は、熱源とは反対側のフレキシブル基板106と熱源側のフレキシブル基板106とで狭持される。従って、熱電変換モジュールの両面がフレキシブル基板106であるため、凸面と凹面とが交互に連なる熱源面にも略密着させて熱電変換モジュールを装着し得る。
本発明による熱電変換モジュールは、曲面熱源への装着が可能となり、廃熱等を電気エネルギーに効率よく変換し得るため、エネルギー活用分野に広く利用可能である。例えば、本明細書中で説明した自動車の排気管への装着の他、工場排水パイプの外側への装着、暖房用ボイラーの配管への装着等曲面熱源への装着において利用可能である。
100 熱電変換モジュール
102 熱電変換素子
102a P型熱電半導体素子
102b N型熱電半導体素子
104 フレキシブル配線
104a 基材
104b 導電性粒子
106 フレキシブル基板
108 耐熱性基板
110 銅箔配線
112 はんだ合金
202 充填剤
304 フレキシブル配線
306 フレキシブル基板

Claims (4)

  1. P型熱電半導体素子とN型熱電半導体素子とを含む熱電変換素子と、
    前記P型熱電半導体素子および前記N型熱電半導体素子のそれぞれと直接的かつ電気的に接続されたフレキシブル配線と
    を備える、熱電変換モジュールであって、
    前記フレキシブル配線は、前記P型熱電半導体素子及び前記N型熱電半導体素子の少なくとも一方の変位に伴って伸縮可能に構成されており、
    前記熱電変換素子は、伸縮性を有するフレキシブル基板と熱源に耐え得る耐熱性基板とで狭持されており、
    前記耐熱性基板はポリイミドを含み、
    前記フレキシブル基板は、シリコーン樹脂を含み、
    前記フレキシブル配線は、導電性粒子およびシリコーン樹脂を含む、熱電変換モジュール。
  2. 前記導電性粒子の形状は、前記フレキシブル配線の伸縮方向に長く、前記伸縮方向に垂直な方向に短い、請求項に記載の熱電変換モジュール。
  3. 前記P型熱電半導体素子と前記N型熱電半導体素子との間に充填剤を有する、請求項1又は請求項2に記載の熱電変換モジュール。
  4. 前記フレキシブル配線は、前記P型熱電半導体素子と前記N型熱電半導体素子との間で余長を有する、請求項1から請求項の何れか一項に記載の熱電変換モジュール。
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