JP5625818B2 - 歯磨剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、練り切れが良く曳糸性が良好であり、かつ、口腔内分散性、成形性、液分離安定性に優れる歯磨剤組成物に関する。
従来、練り切れが良好で(曳糸性が弱く)、かつ、口腔内分散性に優れる練歯磨剤組成物としては、特定の粘稠剤、粘結剤としてカルボキシメチルセルロースのアルカリ塩とポリアクリル酸塩、界面活性剤、研磨剤を配合する技術が提案されている(特許文献1;特開2004−51618号公報)。しかし、成形性の点で改良の余地があること、またより多種の粘結剤を用いて練り切れがよく、かつ口腔内分散性に優れた練歯磨剤組成物の開発が望まれているのが現状である。
口腔内分散性に優れる練歯磨剤組成物に関しては、研磨剤、粘結剤としてキサンタンガムとポリアクリル酸塩とを特定割合で併用する技術(特許文献2;特開平10−17445号公報)、シリカ系研磨剤、キサンタンガムとポリアクリル酸ナトリウムとを併用し、特定の粘度及びずり応力値とした技術(特許文献3;特開平10−45549号公報)といったキサンタンガムとポリアクリル酸塩の組み合わせを用いる技術について既に提案されているが、これらキサンタンガムを含む組成において曳糸性の改善を望む場合、より多量のポリアクリル酸塩が必要となり、分散性が劣ってしまうという問題があった。
特開2004−51618号公報 特開平10−17445号公報 特開平10−45549号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、練り切れが良く曳糸性に優れ、かつ、口腔内分散性、成形性、液分離安定性に優れる歯磨剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、適切量の水分量を有した製剤に、カルボキシビニルポリマーと特定の粘結剤とを適切な割合で配合し、更に特定吸油量の無水ケイ酸を適切に配合することによって、練り切れが良く曳糸性に優れ、かつ、口腔内分散性、成形性、液分離安定性に優れる歯磨剤組成物が得られ、特に練歯磨剤として好適に調製できることを知見した。
本発明では、更に非イオン性界面活性剤を配合することで、上記製剤特性に優れる上、低温保存後の押し出し固さにも優れた製剤を提供できる。
また更に、本発明者らは、殺菌剤を用いないプラークコントロール手段を検討した中で、アルギン酸プロピレングリコールエステルに、これまで知られていなかった歯周病原因菌、特にポルフィロモナス ジンジバリス(Porphyromonas gingivalis)の歯面への付着を抑制する効果があり、プラークコントロールに有用であることを見出した。本発明では、更にこのアルギン酸プロピレングリコールエステルを配合することで、上記優れた製剤特性を有する上、歯周病原因菌の歯面付着抑制効果に優れた製剤を提供できる。
従って、本発明は下記の歯磨剤組成物を提供する。
請求項1:
(A)水を20〜50質量%有し、(B)カルボキシビニルポリマーと(C)キサンタンガム、カラギーナン、アルギン酸及びその塩、カルボキシメチルセルロース塩から選ばれる1種又は2種以上の粘結剤とを(C)/(B)の質量比が1.0〜5で含有し、かつ(D)吸油量150〜300g/100gの無水ケイ酸を1〜10質量%、(F)アルギン酸プロピレングリコールエステルを含有してなり、25℃でのpHが6〜9であることを特徴とする歯磨剤組成物。
請求項2:
(B)成分を0.2〜0.5質量%、(C)成分を0.4〜1.5質量%、(F)成分を0.05〜1質量%含有する請求項1記載の歯磨剤組成物。
請求項3:
更に、(E)非イオン性界面活性剤としてエチレンオキサイドの平均付加モル数が2〜20モルでアルキル基の炭素数が14〜18であるポリオキシエチレンアルキルエーテル及び/又はエチレンオキサイドの平均付加モル数が5〜30モルのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を0.3〜5質量%含有する請求項1又は2記載の歯磨剤組成物
請求項
練歯磨剤として調製された請求項1、2又は3記載の歯磨剤組成物。
本発明によれば、練り切れが良く曳糸性に優れ、かつ、口腔内分散性、成形性、液分離安定性に優れる歯磨剤組成物を提供できる。更に、上記特性に優れると共に、低温保存後の押し出し固さにも優れた製剤を提供できる。更に、上記優れた製剤特性を有し、かつ歯周病原因菌の歯面付着抑制効果に優れた製剤を提供できる。
以下、本発明につき更に詳細に説明する。
本発明の歯磨剤組成物は、適切量の水分量を有するもので、(A)成分の水は、成形性及び液分離安定性の点から組成物全量に対して20〜50%(質量%。以下同様。)であり、好ましくは40〜48.5%である。20%未満では練りが固く、成形性、口腔内分散性も悪くなる。50%を超えると良好な成形性が保てない。また、液分離安定性が劣る場合がある。
(B)成分のカルボキシビニルポリマーとしては、25℃における粘度(B型粘度計を用いて、20rpm、25℃、pH6〜9で測定、0.5%水溶液の粘度)が40〜80Pa・sであるものが好ましい。
このような具体的には、カーボポール980、カーボポール940(ルーブリゾール(株)製)、HV505E(住友精化(株)製)などが挙げられる。
カルボキシビニルポリマーの配合量は、曳糸性改善、口腔内分散性向上の点から組成物全体に対して0.2〜0.5%、特に0.25〜0.4%が好ましい。0.2%未満では曳糸性が改善できず、また練りが軟らかく成形性に劣る場合がある。更に、カルボキシビニルポリマーによる口腔内分散性の改善が期待できないことがある。0.5%を超えると練りが固くなり成形性に劣り、口腔内分散性が悪くなる場合がある。
(C)成分は粘結剤であり、キサンタンガム、カラギーナン、アルギン酸及びその塩、カルボキシメチルセルロース塩から選ばれる1種又は2種以上である。(B)成分のカルボキシビニルポリマーと(C)成分の特定の粘結剤とを適切に組合せて配合することで、曳糸性と口腔内分散性とを向上できる。
キサンタンガムとしては、ナトリウム塩、カリウム塩、又はカルシウム塩であるカルボキシル基を含む一般的な多糖類を使用できる。例えばノヴァザン(ADMファーイースト(株))、モナートガムDA、ケルザンT、ケルデント(ケルコ(株))、エコーガム(大日本製薬(株))などが挙げられ、これら市販品を使用し得る。
アルギン酸又はその塩としては、アルギン酸、アルギン酸カリウム、アルギン酸ナトリウム等のアルギン酸又はそのアルカリ金属塩を使用でき、溶解性、汎用性の点で、アルギン酸ナトリウムがより好ましい。
具体的には、アルギン酸としてはダックアシッド((株)紀文フードケミファ)、アルギニックアシッド(大日本住友製薬(株))、アルギン酸カリウムとしてはカリアルギン((株)紀文フードケミファ)、コスケルプ(ISPジャパン(株))、アルギン酸ナトリウムとしてはキミカアルギン((株)キミカ)、サンアルギン(三晶(株))、ダックアルギン((株)紀文フードケミファ)などが挙げられる。
カラギーナンとしては、カッパー、ラムダ、イオタ、カッパーラムダ、カッパーイオタのタイプを使用できる。例えば、GENUGEL、GENULACTA、GENUVISCO、GENUTINE(CPケルコ(株))、カラギニン(三栄源エフエフアイ(株))などが挙げられる。
カルボキシメチルセルロース塩は、セルロースにカルボキシメチル基を導入したカルボキシメチルセルロース酸をアルカリ処理したものであり、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチルセルロースアンモニウム、カルボキシメチルセルロースナトリウムを使用できるが、水溶性及び汎用性の点で、カルボキシメチルセルロースナトリウムがより好ましい。
例えばカルボキシメチルセルロースカルシウムとしては、ECG(ダイセル化学工業(株))、カルボキシメチルセルロースアンモニウムとしては、DN(ダイセル化学工業(株))、カルボキシメチルセルロースナトリウムとしては、フィンフィックス、セコール(三晶(株)式会社)、CMCダイセル(ダイセル化学工業(株))、セロゲン(第一工業製薬(株))などが挙げられる。
(C)成分としては、上記粘結剤から選ばれる1種を単独で又は2種以上を組合せて使用できる。なお、本発明では、(C)成分としてキサンタンガムを使用すると、キサンタンガムを含む組成で、曳糸性が良好な上、口腔内分散性に優れ、成形性及び液分離安定性も良好な製剤を提供できる。
また、2種類以上を組み合わせる場合は、キサンタンガムと、カラギーナン及び/又はアルギン酸もしくはその塩との併用が好ましい。
(C)成分の配合量は、成形性、液分離安定性の点から組成物全体に対して0.4〜1.5%、特に0.7〜1.2%が好ましい。0.4%未満では成形性が悪く、また液分離安定性が劣る場合がある。1.5%を超えると練りが固くなり成形性に劣り、曳糸性が悪くなることがある。
(B)成分と(C)成分との配合比率は、曳糸性、口腔内分散性、成形性の点から、(C)/(B)が質量比で1.0〜5、好ましくは2.0〜4.0である。1.0未満では練りが固くなり成形性が劣り、口腔内分散性が悪くなる。5を超えると曳糸性が改善できなかったり、口腔内分散性が悪くなる。
(D)成分は、増粘性を有する無水ケイ酸であり、DBP吸油量150〜300g/100gの無水ケイ酸である。
上記無水ケイ酸のDBP吸油量は、DIN 53601に準じて測定した場合、150〜300g/100gである。DBP吸油量が上記範囲であるものを用いることで、十分な配合効果を得ることができる。
このような無水ケイ酸としては、湿式法などの公知の製法で得られたものを使用できる。例えば、CARPLEX#30、#67、#80、FPS−101(DSLジャパン(株)製)などが挙げられる。
(D)成分の無水ケイ酸の配合量は、成形性、口腔内分散性、液分離安定性の点から、組成物全量の1〜10%、好ましくは3〜5%である。1%未満では練りが軟らかく成形性に劣る場合や液分離安定性が悪くなる。10%を超えると練りが固くなり成形に劣り、また口腔内分散性が悪くなる。
本発明では、更に(E)成分として非イオン性界面活性剤を配合することが好ましい。(E)成分の非イオン性界面活性剤を配合することで、上記優れた特性を有する上、低温でのチューブ等の収容容器からの押し出し固さも改善でき、使用性をより向上できる。
非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、アルキルグリコシド、ショ糖脂肪酸エステル、アルキロールアマイド、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ラウリン酸デカグリセリル等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を使用できる。中でも、ポリオキシエチレンアルキルエーテル及び/又はポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が好ましく、特にエチレンオキサイド(以下、E.O.と略記。)の平均付加モル数が2〜20モルで、アルキル基の炭素数が14〜18であるポリオキシエチレンアルキルエーテル及び/又はE.O.の平均付加モル数が5〜30モルのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が好ましく、効果発現に有効である。
ポリオキエチレンアルキルエーテルとしては、例えばEMALEX105、107、605、608(日本エマルジョン(株))、BLAUNON SR−705、707(青木油脂産業(株))等が挙げられる。ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としては、例えば、NIKKOL HCO−5、HCO−10、HCO−20、HCO−30(日光ケミカルズ(株))、BLAUNON CW−3、10、PCW−20(青木油脂産業(株))などが挙げられる。
(E)成分の非イオン性界面活性剤を配合する場合、その配合量は、低温での押し出し固さ改善の点から、組成物全量の0.3〜5%、特に0.5〜2.5%が好ましい。配合量が0.3%未満では低温での押し出し固さが改善されないことがあり、5%を超えると味が悪くなる場合がある。
本発明では、更に(F)アルギン酸プロピレングリコールエステルを配合することができる。
(F)成分のアルギン酸プロピレングリコールエステルは細菌付着抑制剤として配合されるもので、(F)成分を配合することで、上記優れた製剤特性を有すると共に、歯周病原因菌の歯面への付着抑制効果に優れた製剤を提供できる。
アルギン酸プロピレングリコールエステルは、アルギン酸のカルボキシル基をプロピレンオキサイドでエステル化したものであり、用途に応じて各種重合度、即ち各種分子量、各種分子内β−D−マンヌロン酸/α−L−グルロン酸の量的比率(M/G比 モル比 以下、同様。)、各種エステル化度のものを用いることができる。特にM/G比が1.0を超えるアルギン酸プロピレングリコールエステルが好ましい。なお、上限は2以下であり、2を超えるものは市販されておらず入手困難である。
カルボキシル基のエステル化度は40%以上、特に70〜95%が好ましい。エステル化度が高いほど歯周病原因菌の付着抑制効果は高く、エステル化度が40%未満の場合には、十分な歯周病原因菌の付着抑制効果が得られないことがある。95%を超えるものは市販されておらず入手困難である。
また、アルギン酸プロピレングリコールエステルは、後述するB型粘度計により測定した1%水溶液の20℃での粘度(以下、同様。)が10〜1,300mPa・s、特に10〜200mPa・sの範囲であることが好ましい。粘度が10mPa・s未満のものは市販されておらず、1,300mPa・sを超えると十分な歯周病原因菌の付着抑制効果が得られない可能性がある。
具体的にアルギン酸プロピレングリコールエステルとしては、(株)キミカ製の商品名 昆布酸503(粘度 10〜30mPa・s)、キミロイドBF(粘度 10〜30mPa・s)、キミロイドLLV(粘度 10〜30mPa・s)、キミロイドNLS−K(粘度 30〜60mPa・s)、キミロイドLV(粘度 60〜100mPa・s)、キミロイドMV(粘度 100〜150mPa・s)、キミロイドHV(粘度 150〜250mPa・s)、(株)フードケミファ製の商品名 ダックロイドLF(粘度 15〜25mPa・s)、ダックロイドPF(粘度 40〜60mPa・s)などが挙げられ、これら市販品を使用できる。なお、( )内の粘度は、20℃、1%水溶液粘度である。
なお、上記粘度は下記方法による測定値である。
粘度測定法((株)フードケミファ製 ダックロイド)
アルギン酸プロピレングリコールを4g採取し600mL容量のビーカーに入れ、そこに攪拌棒で攪拌しながら精製水396gを少しずつ加える。初めに少量の水でよく溶解し、ある程度溶けたら全量の水を入れる。その後1時間膨潤させ、1時間後、高速攪拌機(ホモミキサー)により12,000回転/分で1分間攪拌する。この溶液を300mLトールビーカーに入れて、20℃水槽に静置させておく。泡が上に上がり、ビーカーの溶液の色が透明になったら、上の泡を薬さじ等で取り除く。温度計をビーカーの中に入れて検液が20℃に達したことを確認し、粘度測定を行う。
粘度計:東京計器 BL型粘度計
ローター:No.1
回転数:60rpm
測定時間:1分
粘度測定法((株)キミカ製 キミロイド、昆布酸)
300mLトールビーカーに精製水297gをとり、スターラー又はスリーワンモーターで攪拌しながらこれにアルギン酸プロピレングリコールエステルを3.0g加えて完全に溶解する。次に、20℃恒温水槽に1時間静置後、BL型粘度計を用いて正確に1分後の粘度を測定する。
粘度計:東京計器 BL型粘度計
測定条件
・1%水溶液粘度が10〜80mPa・sの場合:ローター No.1、回転数 60rpm
・1%水溶液粘度が80mPa・sを超えて160mPa・s以下の場合:ローター No.1、回転数 30rpm
・1%水溶液粘度が160mPa・sを超えて400mPa・s以下の場合:ローター No.2、回転数 60rpm
・1%水溶液粘度が400mPa・sを超えて800mPa・s以下の場合:ローター No.2、回転数 30rpm
・1%水溶液粘度が800mPa・sを超えて1,600mPa・s以下の場合:ローター No.3、回転数 60rpm
測定時間:1分
アルギン酸プロピレングリコールエステルエステルを配合する場合、その配合量は、細菌付着抑制効果の点から、組成物全量の0.05〜1%、特に0.1〜1%が好ましい。配合量が0.05%未満では細菌付着抑制効果が満足に得られないことがあり、1%を超えると練り肌が悪くなる場合がある。
本発明組成物は、成形性、液分離安定性の点から、25℃におけるpHが6〜9、特に6.5〜8.5であることが好ましい。6未満では成形性や液分離安定性が悪くなる場合があり、9を超えても同様の場合がある。
本発明の歯磨剤組成物は、練歯磨、液状歯磨、液体歯磨、潤製歯磨等として、特に練歯磨として好適に調製される。上記成分に加えて、その他の任意成分として、剤型に応じて通常使用される公知成分を適宜配合できる。例えば歯磨類の場合は、各種研磨剤、粘稠剤、(B)及び(C)成分以外の粘結剤、(E)成分の非イオン性界面活性剤以外の界面活性剤、香料、甘味料、着色剤、防腐剤、色素、pH調整剤、有効成分などを、本発明の効果を妨げない範囲で通常量配合してもよい。
研磨剤としては、シリカゲル、沈降シリカ、アルミノシリケート、ジルコノシリケート等のシリカ系研磨剤、第2リン酸カルシウム2水和物及び無水和物、ピロリン酸カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、炭酸マグネシウム、第3リン酸マグネシウム、ゼオライト、ケイ酸ジルコニウム、第3リン酸カルシウム、ハイドロキシアパタイト、第4リン酸カルシウム、合成樹脂系研磨剤等が挙げられる。研磨剤の配合量は、剤型により調整され、練歯磨には10〜50%、液状歯磨には0〜30%配合できる。
粘稠剤としては、ソルビット、キシリット、マルチット、還元でんぷん糖化物等の糖アルコール、グリセリン、プロピレングリコール、分子量200〜6,000のポリエチレングリコール、エチレングリコール、1,3−ブチレングリコールなどの多価アルコールが挙げられ、その配合量は通常5〜50%、特に20〜45%とすることができる。
粘結剤としては、ヒドロキシエチルセルロース、グアガム、アビセル、カチオン化セルロース、モンモリロナイト、カオリン、ベントナイト、ゼラチン等が挙げられる。これら粘結剤の配合量は、(B)及び(C)成分を含めた総量が0.4〜3.0%となる範囲が望ましい。
界面活性剤としては、通常歯磨剤組成物に使用されるアニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤を配合し得る。具体的にはアニオン性界面活性剤としては、ラウリル硫酸塩、ラウロイルサルコシン塩、ミリスチル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、N−ラウロイルタウリン塩、α−オレフィンスルホン酸塩等が挙げられる。カチオン性界面活性剤としてはアルキルアンモニウム、アルキルベンジルアンモニウム塩等が、両性界面活性剤としては脂肪酸アミドプロピルベタイン、酢酸ベタイン、イミダゾリニウムベタイン、N−アシルグルタメート、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシイミダゾリニウムベタイン等が挙げられる。これら界面活性剤の配合量は、(E)成分の非イオン性界面活性剤を含めた総量で0.3〜7%、特に0.5〜4%がよい。
香料としては、ペパーミント油、スペアミント油、アニス油、ユーカリ油、ウィンターグリーン油、カシア油、クローブ油、タイム油、セージ油、レモン油、オレンジ油、ハッカ油、カルダモン油、コリアンダー油、マンダリン油、ライム油、ラベンダー油、ローズマリー油、ローレル油、カモミル油、キャラウェイ油、マジョラム油、ベイ油、レモングラス油、オリガナム油、パインニードル油、ネロリ油、ローズ油、ジャスミン油、イリスコンクリート、アブソリュートペパーミント、アブソリュートローズ、オレンジフラワー等の天然香料及び、これら天然香料の加工処理(前溜部カット、後溜部カット、分留、液液抽出、エッセンス化、粉末香料化等)した香料、及び、メントール、カルボン、アネトール、シネオール、サリチル酸メチル、シンナミックアルデヒド、オイゲノール、3−l−メントキシプロパン−1,2−ジオール、チモール、リナロール、リナリールアセテート、リモネン、メントン、メンチルアセテート、N−置換−パラメンタン−3−カルボキサミド、ピネン、オクチルアルデヒド、シトラール、プレゴン、カルビールアセテート、アニスアルデヒド、エチルアセテート、エチルブチレート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、メチルアンスラニレート、エチルメチルフェニルグリシデート、バニリン、ウンデカラクトン、ヘキサナール、エチルアルコール、プロピルアルコール、ブタノール、イソアミルアルコール、ヘキセノール、ジメチルサルファイド、シクロテン、フルフラール、トリメチルピラジン、エチルラクテート、メチルラクテート、エチルチオアセテート等の単品香料、更に、ストロベリーフレーバー、アップルフレーバー、バナナフレーバー、パイナップルフレーバー、グレープフレーバー、マンゴーフレーバー、バターフレーバー、ミルクフレーバー、フルーツミックスフレーバー、トロピカルフルーツフレーバー等の調合香料等、歯磨組成物に用いられる公知の香料素材を使用することができ、実施例の香料に限定されない。
また、配合量も特に限定されないが、上記の香料素材は、製剤組成中に0.000001〜1%使用するのが好ましい。また、上記香料素材を使用した賦香用香料としては、製剤組成中に0.1〜2.0%使用するのが好ましい。
甘味剤としては、サッカリンナトリウム、アスパラテーム、ステビオサイド、ステビアエキス、パラメトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、ぺリラルチン等、防腐剤としては、ブチルパラベン、エチルパラベン等のパラオキシ安息香酸エステル、安息香酸ナトリウム等が挙げられる。
着色剤としては、赤色2号、赤色3号、赤色225号、赤色226号、黄色4号、黄色5号、黄色205号、青色1号、青色2号、青色201号、青色204号、緑色3号が例示される。なお、これら成分の配合量は、本発明の効果を妨げない範囲で通常量とすることができる。
各種有効成分としては、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、フッ化第1錫、フッ化ストロンチウム、モノフルオロリン酸ナトリウム等のフッ素化合物、正リン酸のカリウム塩、ナトリウム塩等の水溶性リン酸化合物、トラネキサム酸、イプシロン−アミノカプロン酸、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、ヒノキチオール、アスコルビン酸、塩化ナトリウム、酢酸dl−トコフェロール、ジヒドロコレステロール、α−ビサボロール、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール、アズレン、グリチルレチン、グリチルレチン酸、銅クロロフィリンナトリウム、クロロフィル、グリセロホスフェートなどのキレート性リン酸化合物、グルコン酸銅等の銅化合物、乳酸アルミニウム、塩化ストロンチウム、硝酸カリウム、ベルベリン、ヒドロキサム酸及びその誘導体、ピロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、ゼオライト、メトキシエチレン、無水マレイン酸共重合体、ポリビニルピロリドン、エピジヒドロコレステリン、塩化ベンゼトニウム、塩化ナトリウム、ジヒドロコレステロール、トリクロロカルバニリド、クエン酸亜鉛、トウキ軟エキス、オウバクエキス、カミツレ、チョウジ、ローズマリー、オウゴン、ベニバナ等の抽出物などが挙げられる。有効成分の配合量は、本発明の効果を妨げない範囲で有効量とすることができる。
pH調整剤としては、例えばクエン酸、リンゴ酸、乳酸、酒石酸、酢酸、リン酸、ピロリン酸、ポリリン酸、グリセロリン酸やこれらの各種塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどを挙げることができる。本発明組成物は、pH5〜10、特に6〜9に調整されることが好ましい。
本発明組成物を収容する容器の材質は特に制限されず、通常、歯磨剤組成物に使用される容器を使用できる。具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン等のプラスチック容器等が使用できる。
以下、参考例、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において%はとくに断らない限り質量%を示す。
参考例、実施例、比較例〕
表1〜5に示す組成の試験歯磨剤組成物を常法により調製し、下記方法で評価した。結果を表1〜5に示す。
<歯ブラシ上での成形性の評価>
口径8mmのラミネートチューブに試験歯磨剤組成物を充填し、チューブより歯ブラシ上に約1g載せたときの歯ブラシ上での状態を下記基準で評価した
◎:歯ブラシ上でペーストの形状が保たれており、歯ブラシから落ちない
○:歯ブラシ上でのペーストの形状はやや固いが、歯ブラシから落ちず問題ない
×:歯ブラシ上でペーストの形状が固すぎて、歯ブラシから落ち、使用性に問題があ
<製剤の曳糸性の評価>
口径8mmのラミネートチューブに試験歯磨剤組成物を充填し、チューブより歯ブラシ上に約1g載せた後、上方向にチューブと歯ブラシを引き離した際の練り切れ(曳糸性)を試験した。曳糸性とは、チューブから取り出した時、歯磨剤組成物が糸を引くように伸びる性状をいい、その長さを測定した。評価は下記基準で行った。
◎:曳糸性が0.5cm未満であり、練り切れが良い
○:0.5cm以上、1cm未満の曳糸性が認められるが使用上問題ない
×:1cm以上の曳糸性が認められ、使用上問題がある
<口中での分散性の評価>
専門パネラー10人を用いた官能試験により評価した。口径8mmのラミネートチューブに充填した試験歯磨剤組成物を歯ブラシ上に約1.0cm載せ、通常歯を磨く方法で使用した。使用中の口腔内での歯磨剤組成物の分散性について以下に示す基準で評価した。
4点:分散性がかなり良い
3点:分散性が良い
2点:分散性が悪い
1点:分散性がかなり悪い
分散性については、専門パネラー10人が評価した結果を平均した値として以下の基準で示した。
◎:口中での練りの分散性が3.5点以上4.0点以下
○:口中での練りの分散性が3.0点以上3.5点未満
△:口中での練りの分散性が2.0点以上3.0点未満
×:口中での練りの分散性が2.0点未満
<製剤の液分離安定性の評価>
歯磨剤組成物を上記ラミネートチューブに50g充填し、各組成3本を50℃、1ヶ月間保存した後、わら半紙上に10cm歯磨剤組成物を押し出し、わら半紙に染み出た液の長さを測定し、下記の4段階で液分離の度合いを評価した。なお、製剤の液分離安定性は温度に依存して液分離が促進される傾向を示し、1ヶ月間の保存期間で評価が可能である保存温度として50℃を選択した。
4点:液分離は全く観察されない
3点:押し出した時、口元に僅かに液分離が認められるが、使用上問題ない
2点:押し出した時、口元に液分離が1〜3cm認められる
1点:押し出した時、口元に液分離が3cmを超えて認められる
3本の評価点の平均値を求め、液分離の度合いを下記4段階で判定した。◎、○となるものを50℃保存時における製剤の液分離安定性に優れる歯磨剤組成物であると判断した。
◎:3.5点以上4.0点以下
○:3.0点以上3.5点未満
△:2.0点以上3.0点未満
×:2.0点未満
<低温での押し出し固さの評価>
歯磨剤組成物を上記ラミネートチューブに50g充填し、各組成3本を−5℃、3ヶ月間保存した後、歯磨剤組成物を押し出し、下記の4段階で押し出し固さの度合いを評価した。
◎:スムーズに歯磨剤が出る
○:やや固いが歯磨剤は出せる
×:固くて歯磨剤が出しにくい
<歯周病原性細菌の菌付着抑制効果の評価>
歯周病原因菌は、アメリカン タイプ カルチャー コレクション(ATCC)より購入したポルフィロモナス ジンジバリス(Porphyromonas gingivalis)ATCC33277株を用い、ヘミン及びメナジオンを含むトッドへーウィットブロース培養液(THBHM*1)により37℃で嫌気的条件下(80vol%窒素、10vol%二酸化炭素、10vol%水素)で定常状態まで培養し、550nmにおける吸光度が1.0になるようPBS(和光純薬工業社製)に懸濁した液を試験に供した。
付着担体は、直径7mm×厚さ3.5mmのハイドロキシアパタイト(HA)板(旭光学社製)を用い、0.45μmのフィルターでろ過したヒト無刺激唾液に1時間(37℃)浸漬し、HA表面を唾液成分でコートし試験に供した。
唾液コートしたHA板をPBS(和光純薬工業社製)で1回洗浄した後、表1〜5の歯磨製剤に人口唾液(50mmol/L KCl+1mmol/L KH2PO4+1mmol/L CaCl2+0.1mmol/L MgCl2(pH7.0))を2倍質量添加し、分散させた後の遠心上清を試験薬剤液2mLに5分間浸漬した。処置後、PBSで1回洗浄後、HA板を前述したポルフィロモナス ジンジバリス菌液に30分間(37℃)浸漬した。その後、HA板はPBS 1mLで3回洗浄した後、PBS 4mL中で超音波処理(200μA、10秒間)により付着した細菌を分散し、PBSを用いて10倍段階希釈を施した。このものを10%綿羊脱繊血含有血液寒天平板*2に50μL塗沫し、嫌気性条件下で約2週間培養した。生育したコロニー数よりHA板に付着したポルフィロモナス ジンジバリスの菌数を求め、付着菌数をcfu(colony forming unit)/HA板として算出した。コントロールの付着菌数に対する試験組成物の付着抑制率を下記式により求め、下記基準に則り、歯周病原因菌付着抑制効果を判定した。
付着抑制率(%)=((コントロールの付着菌数−試験組成物の付着菌数)/(コントロールの付着菌数))×100
歯周病原因菌の付着抑制効果の判定基準
◎:付着抑制効果が80%以上100%以下
○:付着抑制効果が60%以上80%未満
△:付着抑制効果が40%以上60%未満
×:付着抑制効果が0%以上40%未満
*1 THBHMの組成:1リットル中の質量
トッドへーウィットブロース(Becton and Dickinson社製):
30g/L
ヘミン(シグマ アルドリッチ社製): 5mg/L
メナジオン(和光純薬工業社製): 1mg/L
蒸留水: 残
(全量が1Lになるようにメスアップし、121℃で20分間オートクレーブした。)
*2 血液寒天平板培地の組成:1リットル中の質量
トッドへーウィットブロース(Becton and Dickinson社製):
30g/L
寒天(Becton and Dickinson社製): 15g/L
ヘミン(シグマ アルドリッチ社製): 5mg/L
ビタミンK(和光純薬工業社製): 1mg/L
蒸留水: 残
(全量が1Lになるようにメスアップし、121℃で20分間オートクレーブした。)
綿羊脱繊血(日本バイオテスト研究所製) 100mL
使用原料の詳細を下記に示す。なお、粘度、DBP吸油量等の物性値は上記と同様の測定法による値である。
カルボキシビニルポリマー
(ルーブリゾール(株)製、商品名 カーボポール980、0.5%粘度45Pa・s)
カルボキシビニルポリマー
(住友精化(株)製、商品名 HV505E、0.5%粘度65Pa・s)
キサンタンガム(大日本製薬(株)製 商品名 エコーガム)
アルギン酸ナトリウム((株)キミカ製、商品名 キミカアルギン)
カラギーナン(CPケルコ(株)製、商品名 GENUTINE)
カルボキシメチルセルロースナトリウム
(ダイセル化学工業(株)製、商品名 CMCダイセル1260)
無水ケイ酸
(DSLジャパン(株)製、商品名 CARPLEX#80、DBP吸油量285g/100g)
ポリオキシエチレンステアリルエーテル
(青木油脂産業(株)製、商品名 BLAUNON SR−705、E.O.付加モル数8)
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
(青木油脂産業(株)製、商品名 BLUNON PCW−20、E.O.付加モル数20)
アルギン酸プロピレングリコールエステル
((株)キミカ製、 商品名 キミロイドBF、M/G比1.3、エステル化度80%)
アルギン酸プロピレングリコールエステル
((株)フードケミファ製、商品名 ダックロイドPF、M/G比0.8、エステル化度75%)
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Claims (4)

  1. (A)水を20〜50質量%有し、(B)カルボキシビニルポリマーと(C)キサンタンガム、カラギーナン、アルギン酸及びその塩、カルボキシメチルセルロース塩から選ばれる1種又は2種以上の粘結剤とを(C)/(B)の質量比が1.0〜5で含有し、かつ(D)吸油量150〜300g/100gの無水ケイ酸を1〜10質量%、(F)アルギン酸プロピレングリコールエステルを含有してなり、25℃でのpHが6〜9であることを特徴とする歯磨剤組成物。
  2. (B)成分を0.2〜0.5質量%、(C)成分を0.4〜1.5質量%、(F)成分を0.05〜1質量%含有する請求項1記載の歯磨剤組成物。
  3. 更に、(E)非イオン性界面活性剤としてエチレンオキサイドの平均付加モル数が2〜20モルでアルキル基の炭素数が14〜18であるポリオキシエチレンアルキルエーテル及び/又はエチレンオキサイドの平均付加モル数が5〜30モルのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を0.3〜5質量%含有する請求項1又は2記載の歯磨剤組成物。
  4. 練歯磨剤として調製された請求項1、2又は3記載の歯磨剤組成物。
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