JP2003089627A - 練歯磨剤組成物 - Google Patents

練歯磨剤組成物

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JP2003089627A JP2001284862A JP2001284862A JP2003089627A JP 2003089627 A JP2003089627 A JP 2003089627A JP 2001284862 A JP2001284862 A JP 2001284862A JP 2001284862 A JP2001284862 A JP 2001284862A JP 2003089627 A JP2003089627 A JP 2003089627A
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Yasuhiro Akaha
康宏 赤羽
Satoru Fukazawa
哲 深澤
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安彦 井出
Takashi Yamamoto
高司 山本
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (A)シリカ系研磨剤5〜30質量%、
(B)ラウリル硫酸ナトリウム1.5質量%以上、
(C)粘結剤として、ポリアクリル酸ナトリウム0.1
〜0.5質量%、キサンタンガム0.1〜1.0質量
%、カラゲナン0.1〜1.0質量%を含有し、キサン
タンガム:カラゲナン比が質量割合として1:5〜1
0:1であり、製剤のpHが5.5〜7.0である練歯
磨剤組成物。 【効果】 本発明の練歯磨剤組成物は、pH5.5〜
7.0において、優れた分散性と液分離安定性を有する
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、pH5.5〜7.
0において良好な分散性と液分離安定性を有する練歯磨
剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】歯磨剤
においては、有効成分や洗浄成分などの各成分が口腔内
にいち早く広がり、隅々まで行き渡らせるため、分散性
に優れた歯磨剤の開発がなされているが、分散性向上を
図ることにより、しばしば、練歯磨剤の安定性が低下
し、液分離がし易くなる問題をかかえていた。このよう
な観点から、良好な使用性(分散性)、液分離安定性を
確保する技術として、カラゲナンとカルボキシビニルポ
リマーを併用する技術(特開昭61−126012)な
どが知られていたが、カルボキシル基を多く有する構造
上、カルボキシビニルポリマー(ポリアクリル酸ナトリ
ウム)は弱酸性領域で液分離安定性が低下し、十分な液
分離安定性を確保できない問題点があった。また、口腔
内での分散性を上げるためには、発泡剤である界面活性
剤(SDS)を増量することが有効な手段の一つである
が、界面活性剤増量により上記液分離安定性は更に低下
してしまう問題も生じていた。
【0003】一方、歯磨剤の嗜好性を左右する香味成分
や加水分解し易い有効成分を配合した場合においては、
安定性を確保するために製剤pHを7.0以下、特には
5.5〜7.0に調整する必要があり、このpH領域に
おいて優れた分散性と液分離安定性を有した練歯磨剤組
成物の開発が求められていた。また、上記成分を配合し
ない場合においても、使用原料のpHが低い場合には、
液分離安定性を十分確保するために製剤pHをアルカリ
に調整する工程が必要となるため、製造上の負担が生じ
ていた。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、pH5.5〜7.0において優れた分散性と液分離
安定性を有した練歯磨剤組成物を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた
結果、(A)シリカ系研磨剤5〜30質量%、(B)ラ
ウリル硫酸ナトリウム1.5質量%以上、(C)粘結剤
として、ポリアクリル酸ナトリウム0.1〜0.5質量
%、キサンタンガム0.1〜1.0質量%、カラゲナン
0.1〜1.0質量%を含有し、キサンタンガム:カラ
ゲナン比を質量割合として1:5〜10:1とすること
により、製剤のpHが5.5〜7.0においても、優れ
た分散性と液分離安定性が確保できることを知見し、本
発明をなすに至ったものである。
【0006】以下、本発明について更に詳細に説明する
と、本発明の練歯磨剤組成物は、シリカ系研磨剤を配合
する。シリカ系研磨剤としては、製法などで限定されず
いずれの研磨性シリカでもよいが、比較的少量で高清掃
力を確保できる沈降性シリカ、シリカゲル、アルミノシ
リケート、ジルコノシリケート等が使用でき、配合量と
しては5〜30%(質量百分率、以下同じ)、より好ま
しくは10〜25%である。
【0007】本発明の練歯磨組成物は、ラウリル硫酸ナ
トリウムを配合する。ラウリル硫酸ナトリウムの配合量
としては、1.5%以上であることが高い分散性を確保
するのに重要であり、より好ましくは1.8%以上で優
れた分散性が確保できる。なお、3.5%を超えると口
腔内粘膜への刺激が強くなる傾向にあり、使用感が悪く
なるおそれがあるので、3.5%以下とすることが好ま
しい。
【0008】本発明の練歯磨組成物は、粘結剤として、
ポリアクリル酸ナトリウム0.1〜0.5%、キサンタ
ンガム0.1〜1.0%、カラゲナン0.1〜1.0%
を含有し、かつキサンタンガム:カラゲナン比を質量比
として1:5〜10:1とするもので、これにより、製
剤のpHが5.5〜7.0の領域でも液分離安定性を確
保することが可能となる。ポリアクリル酸ナトリウムが
0.1%未満では歯磨組成物の十分な分散性は得られ
ず、0.5%を超えると液分離を起こしやすくなり、保
存安定性が悪くなる。また、カラゲナンの割合がキサン
タンガムの5倍を超えると歯磨製剤の分散性が悪くなる
傾向を示し、一方、キサンタンガムがカラゲナンの10
倍を超えると液分離が発生し易くなる。弱酸性領域で液
分離安定性が向上するメカニズムは明らかでないが、キ
サンタンガム:カラゲナンの比率が重要であることか
ら、両粘結剤間に相互作用が寄与しているものと推測さ
れる。
【0009】ここで、ポリアクリル酸ナトリウムは、通
常口腔用組成物に使用されるものであればいずれのもの
でもよいが、0.5%水溶液の25℃での粘度が500
〜1,500Pa・Sであり、チキソトロピック指数
(6rpmの見掛け粘度(η1)/60rpmの見掛け
粘度(η2))が4〜6であるものが良好である。この
ようなポリアクリル酸ナトリウムとしては、日本純薬株
式会社のレオジック250Hがあげられる。
【0010】また、キサンタンガムは、通常口腔用組成
物に使用されるものであればいずれのものでもよいが、
0.5%水溶液の25℃での粘度が30〜200Pa・
S、より好ましくは100〜200Pa・Sであり、チ
キソトロピック指数(6rpmの見掛け粘度(η1)/
60rpmの見掛け粘度(η2))が5〜6であるもの
が良好である。このようなキサンタンガムとしては、大
日本製薬株式会社のモナートガムDA、GSなどがあげ
られる。
【0011】カラゲナンも、通常口腔用組成物に使用さ
れるものであればいずれでもよく、例えば、コペンハー
ゲンペクチン社のGENUVISCO TPC−11、
GENUVISCO TH−11などが挙げられる。
【0012】練歯磨組成物のpHは5.5〜7.0、よ
り好ましくは5.5〜6.5であり、これは配合原料に
起因して規定内に調整されても、クエン酸、リンゴ酸な
どの有機酸又はそれらの塩、塩酸、硫酸、リン酸などを
用いて調整してもよい。
【0013】この場合、pH5.5〜7.0において安
定となる香料成分として、例えばウインターグリーン油
があり、香味成分としてサリチル酸メチルを添加した場
合が挙げられる。これらの香味成分を配合した場合に
は、本発明により経時での香味劣化を抑制することがで
きる。
【0014】本発明の練歯磨組成物は、その剤型に応
じ、上記必須成分に加えて任意成分としてその他の添加
剤を配合できる。
【0015】例えば上記以外の研磨剤、粘結剤、界面活
性剤や粘稠剤、甘味剤、防腐剤、有効成分、色素、香料
等を配合でき、これら成分と水とを混合することにより
製造できる。
【0016】ここで、研磨剤としては、シリカ系研磨剤
単独で使用することが好ましいが、シリカ系研磨剤に加
え、以下の1種類以上のものと組み合わせて使用するこ
とも可能である。即ち、第2リン酸カルシウム2水和
物、第2リン酸カルシウム無水和物、ピロリン酸カルシ
ウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、2酸化チタン、
結晶性ジルコニウムシリケート、ポリメチルメタクリレ
ート、不溶性メタリン酸カルシウム、軽質炭酸カルシウ
ム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、第3リン
酸マグネシウム、ゼオライト、ケイ酸ジルコニウム、第
3リン酸カルシウム、ハイドロキシアパタイト、フルオ
ロアパタイト、カルシウム欠損アパタイト、第3リン酸
カルシウム、第4リン酸カルシウム、第8リン酸カルシ
ウム、合成樹脂系研磨剤などが挙げられる。
【0017】粘稠剤としては、グリセリン、ソルビッ
ト、プロピレングリコール、分子量200〜6000の
ポリエチレングリコール、エチレングリコール、還元で
んぷん糖化物等の多価アルコール等の1種又は2種以上
が使用できる。
【0018】粘結剤としては、上記構成成分以外に、ア
ルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコール
エステル、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルア
ルコール、ヒドロキシエチルセルロース、カーボポー
ル、グアガム、ゼラチン、アビセル、それにモンモリロ
ナイト、カオリン、ベントナイト等の無機粘結剤等が挙
げられるが、より好ましくはポリアクリル酸ナトリウ
ム、キサンタンガム、カラゲナン以外の粘結剤を含まな
いことで、これにより高い分散性が確保される。
【0019】界面活性剤としては、上記構成要件である
ラウリル硫酸ナトリウムに加え、その他のアニオン活性
剤、カチオン活性剤、ノニオン活性剤等を本発明の特徴
を損なわない範囲で添加することができ、例えば、N−
ラウロイルタウリンナトリウム、N−アシルサルコシネ
ート、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、N−アシ
ルグルタメート、2−アルキル−N−カルボキシメチル
−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、N
−アシルタウレート、ショ糖脂肪酸エステル、アルキロ
ールアマイド、ポリオキシエチレンソルビタンモノステ
アレート、プルロニック、ラウリン酸デカグリセリル等
の1種又は2種以上を配合し得る。
【0020】甘味剤としては、サッカリンナトリウム、
アスパラテーム、ステビオサイド、ステビアエキス、パ
ラメトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘスペリジル
ジヒドロカルコン、ペリラルチン等、防腐剤としては、
ブチルパラベン、エチルパラベン等のパラベン類、パラ
オキシ安息香酸エステル、安息香酸ナトリウム等が挙げ
られる。
【0021】各種有効成分としては、フッ化ナトリウ
ム、フッ化カリウム、フッ化第1錫、フッ化ストロンチ
ウム、モノフルオロリン酸ナトリウム等のフッ化物、正
リン酸のカリウム塩、ナトリウム塩等の水溶性リン酸化
合物、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、ヒ
ノキチオール、アスコルビン酸、塩化ナトリウム、酢酸
dl−トコフェロール、ジヒドロコレステロール、α−
ビサボロール、イソプロピルメチルフェノール、クロル
ヘキシジン塩類、トリクロサン、ビオゾール、塩化セチ
ルピリジニウム、アズレン、グリチルレチン、グリチル
レチン酸、銅クロロフィリンナトリウム、クロロフィ
ル、グリセロホスフェートなどのキレート性リン酸化合
物、グルコン酸銅等の銅化合物、乳酸アルミニウム、塩
化ストロンチウム、硝酸カリウム、ベルベリン、ヒドロ
キサム酸及びその誘導体、トリポリリン酸ナトリウム、
ゼオライト、メトキシエチレン、無水マレイン酸共重合
体、ポリビニルピロリドン、エピジヒドロコレステリ
ン、塩化ベンゼトニウム、塩化ナトリウム、ジヒドロコ
レステロール、トリクロロカルバニリド、クエン酸亜
鉛、トウキ軟エキス、オウバクエキス、カミツレ、チョ
ウジ、ローズマリー、オウゴン、べニバナ等の抽出物な
どが挙げられる。
【0022】香料は、上記ウインターグリーン油、サリ
チル酸メチルに加え、ペパーミント油、スペアミント
油、アニス油、ユーカリ油、カシア油、クローブ油、タ
イム油、セージ油、レモン油、オレンジ油、ハッカ油、
カルダモン油、コリアンダー油、マンダリン油、ライム
油、ラベンダー油、ローズマリー油、ローレル油、カモ
ミル油、キャラウェイ油、マジョラム油、ベイ油、レモ
ングラス油、オリガナム油、パインニードル油、ネロリ
油、ローズ油、ジャスミン油、イリスコンクリート、ア
ブソリュートペパーミント、アブソリュートローズ、オ
レンジフラワー等の天然香料、及び、これら天然香料を
加工処理(前溜部カット、後溜部カット、分留、液液抽
出、エッセンス化、粉末香料化等)した香料、および、
メントール、カルボン、アネトール、シネオール、シン
ナミックアルデヒド、オイゲノール、3−1−メントキ
シプロパン−1,2−ジオール、チモール、リナロー
ル、リナリールアセテート、リモネン、メントン、メン
チルアセテート、N−置換−パラメンタン−3−カルボ
キサミド、ピネン、オクチルアルデヒド、シトラール、
プレゴン、カルビールアセテート、アニスアルデヒド、
エチルアセテート、エチルブチレート、アリルシクロヘ
キサンプロピオネート、メチルアンスラニレート、エチ
ルメチルフェニルグリシデート、バニリン、ウンデカラ
クトン、ヘキサナール、エチルアルコール、プロピルア
ルコール、ブタノール、イソアミルアルコール、ヘキセ
ノール、ジメチルサルファイド、シクロテン、フルフラ
ール、トリメチルピラジン、エチルラクテート、メンチ
ルラクテート、エチルチオアセテート等の単品香料、更
に、ストロベリーフレーバー、アップルフレーバー、バ
ナナフレーバー、パイナップルフレーバー、グレープフ
レーバー、マンゴーフレバー、バターフレーバー、ミル
クフレーバー、フルーツミックスフレーバー、トロピカ
ルフルーツフレーバー等の調合香料等、口腔用組成物に
用いられる公知の香料素材を使用することができ、実施
例の香料に限定されない。
【0023】また、配合量も特に限定されないが、上記
の香料素材は、組成物中に0.000001〜1%使用
するのが好ましい。また、上記香料素材を使用した賦香
用香料としては、組成物中に0.1〜2.0%使用する
のが好ましい。
【0024】着色剤としては青色1号、青色4号、緑色
3号等が例示される。
【0025】なお、上記成分の配合量は、本発明の効果
を妨げない範囲で通常量とすることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明の練歯磨剤組成物は、pH5.5
〜7.0において、優れた分散性と液分離安定性を有す
るものである。
【0027】
【実施例】以下、実施例と比較例を示して本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。なお、特にことわらない限り%は質量百分
率を示す。また、下記例における評価方法は下記の通り
である。
【0028】[評価方法] (1)分散性:練歯磨1gを入れた栓付き試験管に人工
唾液(50mM塩化カリウム、1mMリン酸カリウム、
1mM塩化カルシウム、0.1mM塩化マグネシウム、
pH7)3mlを加え、10秒間攪拌し、液中に分散し
たフッ素イオン濃度(ppm)をイオンメーターにより
定量し、歯磨成分の分散率(%)を下記式から求めた。 分散率(%)=(10秒間攪拌時の分散液のフッ素イオ
ン濃度(ppm)/練歯磨1gを全分散させた場合のフ
ッ素イオン濃度(ppm))×100 (2)液分離安定性:表1の歯磨剤を調製し、容量90
gのラミネート歯磨チューブに充填し、50℃、1ヶ月
保存し、わらばん紙上に5cm歯磨を押出し、下記の3
段階で歯磨剤の液分離度合いを評価した。5本ずつ保存
し、平均値を液分離の値とした。 3点:液分離は全く観察されない。 2点:押し出した時、口元に僅かに液分離が認められ
る。 1点:押し出した時、口元に液分離が認められる。 (3)香味安定性:液分離安定性評価で使用したサンプ
ルに対し、各−5℃、1ヶ月保存品との香味変化の程度
を調香専門技術者3名により下記の基準で評価し、その
平均値を香味安定性の値とした。 3点:−5℃保存品と比較し香味変化が全く認められな
かった。 2点:−5℃保存品と比較して僅かに香味の変調が認め
られるが、一般使用者には認識できないレベル。 1点:−5℃保存品と比較して、明らかに香味の変調が
認められ、一般使用者にも認識できるレベル。
【0029】[実施例1〜5、比較例1〜4]以下の練歯
磨剤を調製し、歯磨成分の分散性、液分離安定性、香味
安定性を評価した。なお、香料は表2、処方例1に記載
したものを配合し、クエン酸により所定のpHに調製し
た。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】表1の結果から、実施例1〜5の本発明品
は歯磨の分散性に優れ、pH5.5〜7.0での液分離
安定性に優れ、香味安定性にも問題がないことが確認で
きた。
【0033】以下、実施例6〜9までの高分散性、且つ
液分離安定性に優れた本発明品の歯磨製剤を調製した。
なお、香料は表2、処方例2に記載したものを配合し
た。
【0034】 [実施例6] 練歯磨 シリカ 20% 増粘性シリカ 4 ポリアクリル酸ナトリウム 0.4 キサンタンガム 0.45 カラゲナン 0.6 ソルビット液(70%) 35 ラウリル硫酸ナトリウム 3.0 サッカリンナトリウム 0.2 プロピレングリコール 4 パラオキシ安息香酸メチル 0.06 パラオキシ安息香酸ブチル 0.01 酸化チタン 0.3 香料 1.2 トラネキサム酸 0.05 フッ化ナトリウム 0.21 クエン酸 0.1 水 残量 計 100.0% pH 6.1
【0035】 [実施例7] 練歯磨 シリカ 18% 増粘性シリカ 4 ポリアクリル酸ナトリウム 0.2 キサンタンガム 0.5 カラゲナン 0.5 ソルビット液(70%) 35 ラウリル硫酸ナトリウム 2.4 サッカリンナトリウム 0.2 プロピレングリコール 3 パラオキシ安息香酸メチル 0.06 パラオキシ安息香酸ブチル 0.01 酸化チタン 0.3 香料 1.1 トラネキサム酸 0.05 フッ化ナトリウム 0.21 トリクロサン 0.05 クエン酸 0.1 水 残量 pH 6.0
【0036】 [実施例8] 練歯磨 シリカ 18% 増粘性シリカ 3 ポリアクリル酸ナトリウム 0.2 キサンタンガム 0.4 カラゲナン 0.8 ソルビット液(70%) 40 ラウリル硫酸ナトリウム 1.8 サッカリンナトリウム 0.2 プロピレングリコール 3 酸化チタン 0.3 香料 1.4 ε−アミノカプロン酸 0.03 フッ化ナトリウム 0.21 クエン酸 0.13 水 残量 計 100.0% pH 5.8
【0037】 [実施例9] 練歯磨 シリカ 16% 増粘性シリカ 5 ポリアクリル酸ナトリウム 0.3 キサンタンガム 0.2 カラゲナン 0.8 グリセリン 35 ラウリル硫酸ナトリウム 2.0 ラウリン酸ジエタノールアミド 0.5 サッカリンナトリウム 0.2 プロピレングリコール 4 パラオキシ安息香酸メチル 0.06 パラオキシ安息香酸ブチル 0.01 酸化チタン 0.3 デキストラナーゼ(13,000u/g) 0.1 フッ化ナトリウム 0.21 香料 1.3 クエン酸 1.0 水 残量 pH 6.0
【0038】 [実施例10] 練歯磨 シリカ 20% 増粘性シリカ 4 ポリアクリル酸ナトリウム 0.3 キサンタンガム 0.45 カラゲナン 0.5 ソルビット液(70%) 20 グリセリン 15 ラウリル硫酸ナトリウム 2.0 ラウロイルサルコシンナトリウム 1.0 サッカリンナトリウム 0.2 プロピレングリコール 4 酸化チタン 0.3 香料 1.3 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.7 トラネキサム酸 0.05 グリチルリチン酸ジカリウム 0.1 水 残量 計 100.0% pH 6.3
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井出 安彦 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 山本 高司 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 4C083 AB171 AB172 AB242 AB282 AB472 AC122 AC132 AC232 AC302 AC341 AC472 AC482 AC622 AC642 AC662 AC781 AC792 AC862 AD091 AD092 AD351 AD352 AD472 CC41 DD22 EE01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)シリカ系研磨剤5〜30質量%、
    (B)ラウリル硫酸ナトリウム1.5質量%以上、
    (C)粘結剤として、ポリアクリル酸ナトリウム0.1
    〜0.5質量%、キサンタンガム0.1〜1.0質量
    %、カラゲナン0.1〜1.0質量%を含有し、キサン
    タンガム:カラゲナン比が質量割合として1:5〜1
    0:1であり、製剤のpHが5.5〜7.0である練歯
    磨剤組成物。
  2. 【請求項2】 サリチル酸メチルを含有する請求項1記
    載の練歯磨剤組成物。
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