JP5624482B2 - カラートナー - Google Patents

カラートナー Download PDF

Info

Publication number
JP5624482B2
JP5624482B2 JP2011004388A JP2011004388A JP5624482B2 JP 5624482 B2 JP5624482 B2 JP 5624482B2 JP 2011004388 A JP2011004388 A JP 2011004388A JP 2011004388 A JP2011004388 A JP 2011004388A JP 5624482 B2 JP5624482 B2 JP 5624482B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pigment
toner
blue
color
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011004388A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011150337A (ja
Inventor
ジョーダン・ウォスニック
リチャード・ピー・エヌ・ヴィアジン
エリック・ロトバーグ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JP2011150337A publication Critical patent/JP2011150337A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5624482B2 publication Critical patent/JP5624482B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0906Organic dyes
    • G03G9/0918Phthalocyanine dyes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/087Binders for toner particles
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0906Organic dyes
    • G03G9/0914Acridine; Azine; Oxazine; Thiazine-;(Xanthene-) dyes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0906Organic dyes
    • G03G9/0922Formazane dyes; Nitro and Nitroso dyes; Quinone imides; Azomethine dyes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

本開示はカラートナー組成物の製造方法を提供し、実施形態においてはシステムおよびトナー組成物の色の特徴を予測する方法を提供する。
現代のビジネスおよび科学において、色はコミュニケーション要素として重要である。色は知識およびアイディアの共有を手助けする。デジタルカラープリントエンジンの発展に携わる企業は常にこれらの製品のイメージの質を改善する方法を探している。イメージの質に影響を及ぼす一つの要素は、毎日、毎週、毎月、同一のイメージを継続して生産する能力である。使用者は高質なカラーおよびグレイスケール産出を製造するプリンターおよびコピー機に順応してきている。使用者は現在、組織内の他の機器、家庭用機器、または世界中で使用される機器を含有するいずれの互換性のあるプリント機器によって均一な質のカラーイメージを再現することができることを期待している。
カラーイメージは、一般的に色濃度シグナルのセットを単一の原色または二次色を含む、それぞれの分類とする一つ以上の分類として示す。色濃度シグナルは、一般的に階調数がシステムのビット密度と一致する最小限から最大限までの幅広い規模においてデジタルグレイまたは連続階調として示す。従って、一般的な8ビットシステムはそれぞれ原色の256の色調を提供する。色彩は、従って一緒に観測したとき、それぞれのピクセルの大きさの組み合わせが、色の組み合わせとして存在していると考えることができる。
CMYKは、全色が4つのプロセスカラーの混合物であることを記載したカラーモデル(すなわちシアン、マゼンタ、イエロー、およびブラック)である。CMYKはオフセットプリンティングにおいて使用されるフルカラー書類の標準の色モデルである。このようなプリントは、これら4つの基本的な色のインクを使用することから、これはしばしば4色によるプリントおよび減法混色の原色モデルと呼ぶ。CMYKモデルは部分的または全体的に通常白の背景における特定の色で遮蔽することによって働く(すなわち、特定の波長の光を吸収する)。この様なモデルをインクが白から明るさを“減じる”ことから、減法(subtractive)と呼ぶ。RGB(即ち、レッド、グリーン、ブルー)等の加法色モデルにおいて、白は全ての原色の光の組み合わせの“加法”である一方、黒は光を不足している。CMYKモデルにおいて、これは正反対である。言い換えれば、白は用紙の自然色または他の背景である一方、黒はカラーインクの全組み合わせとして生じる。インク代を節約し、濃い黒のトーンを製造するため、黒いインクをシアン、マゼンタ、およびイエローの組み合わせに代用することによって、不飽和性および濃い色を形成した。
色を示すための異なった方法がある。色を次の色相、明度、および飽和性の要素を含有するものとして記載する。色相は実際の色の波長(レッド、ブルー等)を示す;薄さは白色量に一致する一方、飽和性は色相の豊かさまたは十分さを占める。色彩を表現する他の方法は、三つの主な原色:レッド、グリーン、およびブルー(RGB)を使用する。これらの原色を異なる明暗度において組み合わせることによって、人間が見ることができる、大半の色彩を再現することができる。
CMYKの色空間が生産用プリンターにおいて使用される標準の色空間である一方、レッド、グリーン、ブルー(RGB)色空間は、パソコンにおける自然な色空間である。その結果、ディスプレイ機器は一般的に異なった色モデル、すなわちRGBモデルを使用する。デスクトップパブリッシングにおける色の最も難しい一面の一つは、プリント物がモニターに見られるものと同じ様に見えるよう、RGB色をCMYK色に適切に変換し、色を同一にすることである。
CMYKの色空間のある問題は、標準のCMYK色彩が、飽和性のブルーの色相として比較的乏しい表示を提供することである。
装置に頼らないシステムを含む、カラートナーの製造における改善方法が依然望まれている。
本開示は、カラートナーおよびその製造方法を提供する。実施形態において、本開示は少なくとも一つの樹脂と、任意のワックスと、ピグメントバイオレット23、ピグメントバイオレット3、およびそれらの組み合わせからなる群から選択されるバイオレット顔料を、ピグメントブルー61、ピグメントブルー15:3、ピグメントブルー15:4、ピグメントブルー1、ピグメントブルー15:1、ピグメントブルー15:2およびそれらの組み合わせからなる群から選択されるシアン顔料の組み合わせを含む着色剤システムとを含み、約3未満の人間の知覚限界(ΔE2000)内で、パントンブルー072およびパントンリフレックスブルーからなる群から選択されるブルーの色彩と一致させるブルートナー。
他の実施形態において、本開示は少なくとも一つの結晶性ポリエステル樹脂を組み合わせた少なくとも一つの非結晶性ポリエステル樹脂と、ワックスと、ピグメントバイオレット23、ピグメントバイオレット3、およびそれらの組み合わせからなる群から選択されるバイオレット顔料を、ピグメントブルー61、ピグメントブルー15:3、ピグメントブルー15:4、ピグメントブルー1、ピグメントブルー15:1、ピグメントブルー15:2およびそれらの組み合わせからなる群から選択されるシアン顔料の組み合わせを含む着色剤システムとを含み、約3未満の人間の知覚限界(ΔE2000)内で、パントンブルー072およびパントンリフレックスブルーからなる群から選択されるブルーの色彩と一致させるブルートナー。
実施形態において、エマルジョン形成のため、少なくとも一つの樹脂および少なくとも一つの界面活性剤を接触させる工程と、一次スラリー形成のため、任意のワックス、およびトナーの約1.7から約3.8重量%までの量で存在する、ピグメントバイオレット23、ピグメントバイオレット3、およびこれらの組み合わせからなる群から選択されるバイオレット顔料を、トナーの約1.9から約4.0重量%までの量で存在する、ピグメントブルー61、ピグメントブルー15:3、ピグメントブルー15:4、ピグメントブルー1、ピグメントブルー15:1、ピグメントブルー15:2およびこれらの組み合わせからなる群から選択されるシアン顔料の組み合わせを含む着色剤システムと、エマルジョンを接触させる工程と、凝集粒子形成のために、少なくとも一つの樹脂および着色剤システムと凝集剤を凝集する工程と、トナー粒子を形成するため、凝集粒子を合体する工程と、トナー粒子を回収する工程とを含み、約3未満の人間の知覚限界(ΔE2000)内で、パントンブルー072およびパントンリフレックスブルーからなる群から選択されるブルーの色彩と一致させる方法。
本開示はトナーおよびこのトナーを含むことができるシステムを提供する。
図1はブルートナー形成のために使用できるパントンの原色およびCMYK色のCIELABa−bプロット(aはレッド/グリーンの値に一致し、bはイエロー/ブルーの量を示す)である。 図2は、0.45mg/cmで堆積した本開示にかかるトナーにピグメントバイオレット23(PV23)およびピグメントブルー15:3(PB15−3)の量の関数としての、明度(L)の等高線図である。 図3は0.45mg/cmで堆積した本開示にかかるトナーにピグメントバイオレット23(PV23)およびピグメントブルー15:3(PB15−3)の量の関数としての、彩度の等高線図である。 図4は0.45mg/cmで堆積した本開示にかかるトナーにピグメントバイオレット23(PV23)およびピグメントブルー15:3(PB15−3)の量の関数としての、色相の等高線図である。
実施形態において、本開示のトナーはシアン、マゼンタ、イエローおよびまたはブラック以外の付加的な着色剤として、カラープリントシステムに適したブルートナーを含むことができる。
本開示は常に標的色彩のペアを探知するため、色空間から独立した装置を使用する。L、a、bはCIE(Commission Internationale de L‘eclairage)色度標準のモデルにおいて使用する。人間の色の把握と一致し、Lを明度として定め、aはレッド/グリーンの値に一致し、そしてbはイエロー/ブルーの量を示す。中間色はa=b=0の場合の色彩である。
本開示のトナーはトナー形成の使用において適したいずれかのラテックス樹脂を含むことができる。この様な樹脂は、同じくいずれかの適したモノマーから作ることができる。いずれかの使用されるモノマーは利用される特定のポリマーに依存して選択することができる。
他の実施形態において、樹脂形成のために使用されるポリマーはポリエステル樹脂であることができる。適したポリエステル樹脂は、例えばスルホン酸化、非スルホン酸化、結晶性、非結晶性、これらの組み合わせ等を含有する。
実施形態において、樹脂は任意の触媒の存在下においてジオールと二塩基酸またはジエステルの反応によって形成されるポリエステル樹脂であることができる。
結晶性樹脂は、例えばトナー成分の約5から約50重量%まで、実施形態においてトナー成分の10から約35重量%までにおいて存在することができる。結晶性樹脂は様々な融点、例えば約30℃から約120℃まで、実施形態において約50℃から約90℃までを有することができる。結晶性樹脂はゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)による測定によると、数平均分子量(Mn)、例えば約1,000から約50,000まで、実施形態において約2,000から約25,000まで、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)による測定によると重量平均分子量(Mw)、例えば2,000から約100,000まで、実施形態において約3,000から約80,000までを有することができる。結晶性樹脂の分子分布(Mw/Mn)は、例えば約2から約6まで、実施形態において約3から約4までであることができる。
有機二塩基酸またはジエステルは、樹脂の約40から約60mol%まで、実施形態において樹脂の約42から約55mol%まで、実施形態において樹脂の約45から約53mol%までの量において存在することができる。
実施形態において、不飽和性、非結晶性のポリエステル樹脂をラテックス樹脂として使用することができる。
実施形態において、適した非結晶性ポリエステル樹脂はポリ(プロポキシ化ビスフェノールA‐フマル酸)樹脂であることができ、一般式(I)
Figure 0005624482




(式中、mは約5から約1000まで)である。
実施形態において、適した結晶性樹脂はエチレングリコールおよびドデカン二酸とフマル酸コモノマーの混合物から構成される、一般式(II)
Figure 0005624482






(式中、bは約5から約2000まで、dは約5から約2000まで)である。
実施形態において、本開示のトナーに使用するのに適した結晶性樹脂は、分子量約10,000から約100,000まで、実施形態において約15,000から約30,000までであることができる。
一つ、二つまたはそれ以上の樹脂をトナー形成に使用することができる。
上記の実施形態において、樹脂はエマルジョン凝集法によって形成することができる。この様な方法の使用において、樹脂がその後、他の成分および添加剤と組み合わせて、本開示のトナーを形成することができる樹脂凝集として存在することができる。
ポリマー樹脂は固体状のトナー粒子(即ち、トナー粒子全体の外部添加剤)の約65から約95重量%まで、または好ましくは約75から85重量%までの量で存在することができる。結晶性樹脂および非結晶性樹脂の比率は約1:99から約30:70まで、例えば約5:95から約25:75まで、いくつかの実施形態において約5:95から約15:95までの範囲であることができる。
上記樹脂を、実施形態においてトナー組成物形成のため、ポリエステル樹脂、例えば非結晶性樹脂および結晶性樹脂の組み合わせとして使用することができる。このようなトナー組成物は任意の着色剤、ワックスおよび他の添加剤を含むことができる。トナーは当業者の用いるエマルジョン凝集方法を含むが制限されない、いずれかの方法の範囲内において形成することができる。
実施形態において、トナー組成物の形成に着色剤、ワックスおよび他の添加剤の使用によるトナー組成物の形成は、界面活性剤を含む分散物であることができる。さらに、トナー粒子をエマルジョン凝集法によって形成することができ、ここにおいて、トナーの樹脂および他の成分が一以上の界面活性剤として認識され、エマルジョンを形成し、トナー粒子が凝集し、合体し、任意に洗浄および乾燥し、そして回収した。
一つ、二つまたはそれ以上の界面活性剤を使用することができる。界面活性剤はイオンの界面活性剤および非イオンの界面活性剤から選択することができる。アニオン性界面活性剤およびカチオン性活性剤を“イオン性界面活性剤”の用語に含む。実施形態において、界面活性剤を使用することができ、トナー組成物に対して約0.01%から約5重量%まで、例えばトナー組成物に対して約0.75%から約4重量%まで、実施形態においてトナー組成物に対して約1%から約3重量%までの量において存在する。
着色剤を加えることによって、様々な既知の適した着色剤、例えば染料、顔料、染料の混合物、顔料の混合物、染料と顔料の混合物などをトナーに含むことができる。トナーに含まれる着色剤を、例えばトナーに対して約0.1から約35重量%まで、トナーに対して約1から約15重量%まで、またはトナーに対して約3から約10重量%までの量を含むことができる。
実施形態において、本開示のトナーはブルートナーを含有する。本開示のブルートナーは一つ以上の色彩を含有する着色剤システムであることができる。本開示において、モデルはCIELAB値の既知のペアを形成するのに必要とする顔料濃度を予測するために使用することができ、実施形態においてブルートナーとして提供する。
色彩の精度は、色彩のペアにCIELAB色データ(L、aおよびb)をこれらの色彩の間の“距離”を表示する単一の数値に変換する色誤差要素ΔE2000を使用して、一般的に定量化した。ΔE2000の式は、密接な関係のある色調を可視スペクトラムの特定の領域内において区別し、人間の目の能力における変化を補うことを強調するために使用する。ΔE2000<3のとき、二色は一般的に人間の目では区別することができないことが認められている。
14色のパントン(登録商標)補正システムは、カラーホイール上においてシアンおよびバイオレットの間に位置する二つのブルーの変異を含む。図1の、ゼロックスからのDocuColor8000プリンターといった市販のプリンターで利用することができる、パントン(登録商標)の原色およびCMYK色のCIELABa‐bプロットを検討したところ、これら一つの主なブルーの色彩に一致するよう設計したトナーは、合理的に低いΔE2000で、他のものと一致させるべきである一方、カスタムカラーの適用に関して、ブルーの色彩の広色域の全範囲を提供する。
本開示はブルートナーのその顔料組成物に対するCIELAB値に関する方程式を記載する。異なった基体(例えば円滑または荒い)およびトナー沈殿法(例えばゼログラフィまたは濾過)の性質に依存する関係が存在する。これらの関係は、顔料の混合物から調製されるトナーから作られ、色見本の統計学解析から導き出される。
本開示はさらにΔE2000が3以内に対するPANTONE(登録商品)ブルー072の色彩に一致するブルートナーの処方、ΔE2000が約3以内、実施形態においては3を少し上回るものに対するPANTONE(登録商品)リフレックスブルーの色彩に一致するブルートナーの処方を提示し、顔料は少なくともPV23およびPB15:3を含有し、PV23およびPB15:3の顔料量、およびブルーの、プリントトナーの質量毎単位面積(TMA)は、少なくともa、b、およびL、またはCおよびh、またはa、b、L、C、およびhのいずれかに関する数々の方程式で記載する。この様な方程式の例を以下に記載し、VはPV23のプリント密度をmg/cmにおいて示し、BはPB15:3のプリント密度をmg/cmにおいて示す。
=44.6−1425V−662B+21838VB
彩度=75.9+629V−56B+6681VB
色相角=287.4+876V−383B+17550VB
彩度および色相角は数学的にaおよびbの値に当業者の用いる公式の範囲内で転換した。
実施形態において、例えばブルートナーを提供するために利用する着色剤は、少なくとも一つのバイオレット顔料と少なくとも一つのシアン顔料との組み合わせを含むことができる。バイオレット顔料は着色剤システムの約0.5重量%から約10重量%まで、実施形態において着色剤システムの約1重量%から約8重量%まで、実施形態において着色剤システムの約1.7重量%から約3.8重量%までである。着色剤システムはまたシアン顔料を含むことができる。適したシアン顔料は、着色剤システムの約0.1重量%から約10重量%まで、実施形態において着色剤システムの約0.5重量%から約5重量%まで、着色剤システムの約1.9重量%から約4.0重量%までの量において存在することができる、ピグメントブルー61(PB61)、ピグメントブルー15:3(PB15:3)、ピグメントブルー15:4(PB15:4)、ピグメントブルー1、ピグメントブルー15:1(PB15:1)、ピグメントブルー15:2(PB15:2)およびこれらの組み合わせからなる。
本開示の着色剤システムはトナーにおいてトナーの約1重量%から約15重量%まで、実施形態においてトナーの約2重量%から約8重量%までの量において存在することができる。
本開示のトナーは、トナーの質量毎単位面積(TMA)約0.2mg/cmから約1.5mg/cmまで、実施形態において約0.3mg/cmから0.7mg/cmまでであることができる。
本開示のブルートナーは、約19から約27まで、実施形態において約20から約24までの明度(L)を有することができる。
本開示のブルートナーは約291°から約299°まで、実施形態において約292°から約296°までの色相角を有することができる。
上記のポリマー結合樹脂および着色剤に加えて、本開示のトナーは、また一種類のワックスまたは二つ以上の異なったワックスの混合物のいずれかであることができる、任意のワックスを含有する。第一種のワックスを、例えば特異的なトナー性質の改善のため、例えばトナー粒子の形状、トナー粒子の表面上のワックスの存在および量、電荷および/または定着の特徴、光沢、除去、裏移りの性質等のため、トナー処方に添加することができる。また、ワックスの組み合わせにトナー組成物の複数の性質を提供するため、添加することができる。
利用される場合には、ワックスを、トナー粒子の形成のため、樹脂と組み合わせることができる。含む場合には、ワックスは例えばトナー粒子の約1重量%から25重量%まで、実施形態においてトナー粒子の約5重量%から約20重量%までの量において存在することができる。
例えば、重量平均分子量約500から約20,000まで、実施形態において約1,000から約10,000までを含むワックスから選択することができるワックスである。
トナー粒子を当業者に周知の範囲のいずれかの方法において調製することができる。トナー粒子生成物はエマルジョン凝集プロセスに関して、以下の記載に関する実施形態であるが、いずれかの適したトナー粒子の調製方法、米国特許第5,290,654号明細書および米国特許第5,302,486号明細書に開示の化学方法を含む懸濁およびカプセル化プロセス等を使用することができる。実施形態において、トナー組成物およびトナー粒子は、小型の樹脂粒子を適したトナー粒子の大きさに凝集し、その後最終トナー粒子の形状および形態を達成するために合体し、凝集および合体の工程によって調製することができる。
実施形態において、トナー組成物はエマルジョン凝集工程、例えば任意のワックス、いずれか他の所望のまたは必要とされるいずれの添加剤、上記の樹脂を含有するエマルジョン、および任意に、上記の界面活性剤の混合物を凝集する工程と、その後凝集混合物を合体する工程とを含む方法によって調製することができる。混合物は、任意のワックスまたは他の物質を添加することによって調製することができ、任意にエマルジョンに界面活性剤を含む分散剤であることができ、樹脂を含む二つ以上のエマルジョンの混合物であることができる。結果として得られるpHを酸、例えば酢酸、硝酸等によって調整することができる。実施形態において、混合物のpHは約2から約4.5までに調整することができる。さらに、実施形態において、混合物は均一であることができる。混合物を均一にする条件として、均一化は約600から約4,000回転毎分によって混合することで、達成することができる。均一化は、例えばIKA ULTRA TURRAX T50プローブホモジナイザーを含むいずれかの適した方法によって達成することができる。
上記混合物の調整に続いて、凝集剤を混合物に添加することができる。いずれかの適した凝集剤をトナー形成に使用することができる。
凝集剤を、例えば約0.1の百分の一(pph)から約1pphまで、実施形態において約0.25pphから約0.75pph、いくつかの実施形態において約0.5pphの量で、トナー形成に利用する混合物に添加することができる。これは凝集に十分量の薬剤を提供する。
トナーの光沢は粒子内に保持された金属イオン、例えばAl の量によって影響することができる。保持された金属イオンの量はさらにEDTAの添加によって調整することができる。実施形態において、本開示のトナー粒子における保持された架橋剤、例えばAl の量は、約0.1pphから約1pph、実施形態において約0.25pphから約0.8pphまで、実施形態において約0.5pphで存在することができる。
粒子の凝集および合体を調節するために、実施形態において凝集剤を混合物に長時間に渡って徐々に加えることができる。例えば、薬剤を混合物に約5から約240分の間、実施形態において約30から約200分の間、徐々に加えた。薬剤の添加はまた混合物が撹拌状態の間、実施形態において約50rpmから約1,000rpmまで、他の実施形態において約100rpmから約500rpmまで、そして上記のように樹脂のガラス転移温度(Tg)が、実施形態において約30℃から約90℃まで、実施形態において約35℃から約70℃までを維持しているときに実施することができる。
粒子は、所定の所望粒子の大きさが得られるまで凝集を可能にすることができる。所定の所望サイズとは、形成前の測定において得られた所望の粒子サイズ、そして成長プロセス中からそのような粒子サイズを達成するまでに観測される粒子サイズを参照する。サンプルを成長プロセス中に得て、例えばコールターカウンターにて平均の粒子サイズを解析することができる。凝集は、従って凝集粒子を提供するため、上昇した温度を保持するか、徐々に温度を、例えば約40℃から約100℃までに上げて、混合物をその温度において約0.5時間から約6時間まで、実施形態において約1から約5時間の間維持している間、撹拌を保持することによって、開始することができる。所定の所望の粒子の大きさを達成したとき、その後成長プロセスを中止した。実施形態において、所定の所望サイズは、上記のトナー粒子サイズの範囲内である。
凝集剤の添加に続く、粒子の成長および形成はいかなる条件下においても達成することができる。例えば、成長および形成は凝集を合体と別途に行う条件下において実施することができる。別途の凝集および合体の段階において、凝集工程はせん断条件下の上昇した温度、上記樹脂のガラス転移点未満であることができ、例えば約40℃から約90℃まで、実施形態において約45℃から約80℃までにおいて実施することができる。
実施形態において、凝集粒子は約3μ未満、実施形態において約2μから約3μまで、実施形態において約2.5μから約2.9μまでの大きさであることができる。
実施形態において、形成した凝集トナー粒子に任意のシェルを適応することができる。適したコア樹脂として、いずれかの上記樹脂をシェル樹脂として使用することができる。シェル樹脂を当業者の用いるいずれかの方法による凝集粒子の範囲内において適応することができる。実施形態において、シェル樹脂はいずれかの上記界面活性剤を含むエマルジョンであることができる。樹脂が凝集形成の周りにシェルを形成するため、上記の凝集粒子を前記エマルジョンと組み合わせることができる。実施形態において、非結晶性ポリエステルを利用して凝集の周りにシェルを形成し、コア‐シェル構成を有するトナー粒子を形成することができる。いくつかの実施形態において、低分子量の非結晶性樹脂を形成した凝集の周りにシェルを形成するため、利用することができる。
シェル樹脂はトナー粒子の重量の約10%から約32%まで、実施形態においてトナー粒子の重量の約24%から約30%までにおいて存在することができる。
トナー粒子の所望の最終サイズを達成してから、混合物のpHを塩基と共に約6から約10まで、実施形態において約6.2から約7までに調整することができる。pH調整はトナー成長を停止し、氷結に使用することができる。トナー成長を停止するため利用される塩基は、いずれかの適した塩基、例えばアルカリ金属の水酸化物、たとえば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、それらの組み合わせ等を含有することができる。実施形態において、上記所望の値にpHを調整することを促進するため、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)を添加することができる。塩基を混合物の約2から約25重量%まで、実施形態において混合物の約4から約10重量%までに添加することができる。
上記任意のシェルの形成で、所望の粒子の大きさまでの凝集の後に、粒子を、所望の最終形状に合体することができ、合体は例えば約55℃から約100℃まで、実施形態において約65℃から約75℃まで、実施形態において約70℃の温度に加熱することによって達成することができ、混合物の可塑化を防止するために結晶性樹脂の融点未満であることができる。比較的高いまたは低い温度を使用することができ、それは温度が結合剤に使用される樹脂の関数であることを理解される。
合体を約0.1から約9時間、実施形態において約0.5から4時間の一定時間において開始し、達成することができる。
合体後、混合物を室温まで、例えば約20℃から約25℃まで冷却することができる。冷却は所望通り、迅速または遅いことができる。適した冷却方法は化学反応炉の周りのジャケットに冷水を導入することを含む。冷却後、トナー粒子を任意に水で洗浄し、その後乾燥させた。乾燥は、いずれかの適した方法における乾燥、例えば凍結乾燥法によって達成することができる。
実施形態において、トナー粒子はまた所望のまたは必要とされる他の任意の添加剤を含むことができる。例えば、トナーはトナーの約0.1から約10重量%まで、実施形態において0.5から約7重量%までのいずれか既知の電荷添加剤を含むことができる。
表面添加剤を洗浄後または乾燥後、本開示のトナー組成物に添加することができる。
トナー粒子の性質をいずれかの技術および機器によって測定することができる。
トナー粒子の特徴はいずれかの適した技術および機器によって決定することができる。体積平均粒子径(D50v)、体積平均幾何粒度分布(GSDv)、および数平均幾何サイズ分布(GSDn)をBeckman Coulter Multisizer3等の取り扱い説明書に従って実施し、測定器機の方法によって測定することができる。代表サンプルは以下のように発生する:約1gの少量のトナーサンプルを得て、25μmのふるいを通して濾過し、その後等張液に浸し、約10%の濃度を得て、そのサンプルをその後Beckamn Coulter Multisizer3に通すことができる。本開示に従って製造されたトナーは、極端な相対湿度(RH)状態のとき、優れた電荷特性を有することができる。低湿度ゾーン(Cゾーン)は約10℃/15%RH、一方高湿度ゾーン(Aゾーン)は約28℃/85%RHであることができる。本開示のトナーはまた約−5μC/gから約−90μC/gまで、約−15μC/gから−80μC/gまでの表面添加剤を混合した後の最終トナー電荷の親ドナー電荷毎質量比(Q/M)を有することができる。
本開示の方法を利用することによって、所望の光沢レベルを得ることができる。従って、例えば本開示のトナーの光沢レベルは、Gardner Gloss Units(ggu)によって測定した光沢、約20gguから約100gguまで、実施形態において約50gguから約95gguまで、実施形態において約60gguから約90gguまでを有することができる。
実施形態において、本開示のトナーは長低融点(ULM)トナーとして使用することができる。実施形態において、外添加剤を含まない乾燥したトナー粒子は以下の特徴を有することができる。
(1)体積平均径(また“体積平均粒子径”として参照する)約2.5から約20μmまで、実施形態において約2.75から約10μmまで、他の実施形態において約3から約7.5μmまでである。
(2)体積平均幾何粒度分布(GSDn)およびまたは体積平均幾何粒度分布(GSDv)約1.18から約1.30まで、実施形態において約1.19から約1.24までのである。
(3)真円度(例えば、Sysmex FPIA2100解析による測定)約0.9から約1まで、実施形態において約0.95から約0.985まで、他の実施形態において約0.96から約0.98までである。
従って形勢したトナー粒子を現像液組成物内に処方することができる。トナー粒子をキャリア粒子に混合し、二成分系現像剤を達成することができる。現像液のトナー濃度は現像液の総重量に対して約1%から約25重量%まで、実施形態において現像液の総重量に対して約2%から約15重量%までであることができる。
選択されたキャリア粒子は、コーティングの有無において使用することができる。実施形態において、キャリア粒子はコアと摩電列の近接近でないポリマーの混合による形成によるその周りのコーティングを含むことができる。
実施形態において、PMMAは、いずれかの所望のコモノマーと共に得られたコポリマーが適した粒子サイズを保つ限り、任意に共重合することができる。キャリア粒子は力学的衝突および静電気引力によってキャリアコアが粘着するまで、コートされたキャリア粒子に対して約0.05から約10重量%まで、実施形態において約0.01重量%から約3重量%までの量のキャリアコアとポリマーを混合することによって調製することができる。
実施形態において、適したキャリアは、米国特許第5,236,629号明細書および米国特許第5,330,874号明細書に記載の方法を使用し、例えば約25から約100μmまでの大きさ、実施形態において約50から約75μmまでの大きさのスチールコアを、例えば、メチルアクリレートおよびカーボンブラックを含む導電性ポリマーの混合物の約0.5重量%から約10重量%まで、実施形態において約0.7重量%から約5重量%までによってコートすることを含むことができる。
キャリア粒子はトナー粒子と様々に適した組み合わせにおいて混合することができる。濃度はトナー組成物に対して約1%から約20重量%までであることができる。しかしながら、異なったトナーおよびキャリアの割合が所望の特徴の現像液組成物を達成するために使用することができる。
トナーを米国特許第4,295,990号明細書の開示に含まれる静電写真または電子写真の方法において利用することができる。実施形態において、いずれかの既知の種類のイメージ現像システムを、例えば磁気ブラシ現像、一成分ジャンピング現像、ハイブリッドスカベンジレス(清掃不要)現像システム(hybrid scavengeless development system)等を含むイメージ現像器において使用することができる。当業者の用いるそれら同様の現像システムの範囲内である。
イメージプロセスは、例えば電荷成分、イメージ成分、電界成分、現像成分、転写成分および定着成分を含有する電子写真によってイメージを調製することを含む。実施形態において、現像成分は上記のキャリアとトナー成分と現像液の混合物を含むことができる。電子写真器は高速プリンター、白黒高速プリンター、カラープリンター等を含むことができる。
トナー/現像液と適したイメージ現像法、例えばいずれか一つの上記方法によってイメージを形成した後、イメージをその後、受像媒体、例えば用紙等に転写することができる。実施形態において、トナーをイメージ現像に定着器部材を利用する定着器部材において使用することができる。定着部材はいずれかの所望のまたは適切な構造、例えばドラムまたはローラー、ベルトまたはウェブ、平面またはプラテン等であることができる。定着部材を、いずれか所望のまたは適切な方法、例えば定着部材および後部部材により形成されるニップ(nip)によって最終記憶基体を通過することによって、イメージに適応することができ、それはいずれか所望のまたは効率的な構造、例えばドラムまたはローラー、ベルトまたはウェブ、平面またはプラテン等であることができ。実施形態において、定着ロールを使用することができる。定着ロール部材は、当業者の用いる接触定着装置の範囲内であり、トナーを受像媒体に定着させるため、ロールからの圧力、任意に熱の適用を使用することができる。任意に、液体の層、例えば定着オイルを定着前に定着部位に適応することができる。
実施形態において、本開示のトナーと使用するのに適した静電写真装置は、その中に供給トナーを格納するための定められた区間であるハウジング;前記ハウジングのチャンバーから潜像への第一の方向でトナーをその表面上に搬送する搬送部材(advancing member);トナーを基体、実施形態において柔軟性のある基体に転写し、前記プリント基体およびイメージ保持部位の間でほぼ均一な接触する転写アシスト部位を含む転写部材;潜像を現像するトナーを有する現像部;および前記トナーを前記柔軟性のある基体に定着させる定着部材を含むことができる。
従来、カラープリンターは、黒に加えて標準のプリントカラーであるシアン、マゼンタ、およびイエローに基づくフルカラーイメージ生成に4つのハウジングを使用した。その四色のプリント装置は一般的に良い結果である、広範囲の色相をプリントすることができる。しかしながら、実施形態においてさらなるハウジングは、5つのハウジング、6つのハウジングまたはそれ以上を含むものが望ましく、したがって広範囲の色彩(広色域)をプリントする能力を提供する。
印刷およびグラフィックアート業界においてPANTONE(登録商標)システムが普及しているため、プリンタープラットフォームとさらなる色彩ハウジングによって、新しく導入する色彩(即ちオレンジおよびブルー)をPANTONE(登録商標)一次標準(PANTONE(登録商標)オレンジおよびPANTONE(登録商標)ブルー072およびまたPANTONE(登録商用)リフレックスブルー)と同様に一致させることが望ましい。
本開示の実施形態において、少なくともイメージング部位の部品、電荷の部品、六つの現像部品、転写部品および定着部品における作動関係を含有する電子写真イメージおよびプリント装置を含む。実施形態において、現像部品はそれぞれキャリアおよび六つのトナーを含む。六つのトナーはカラートナー、クリアトナー、蛍光トナー等のいずれかの組み合わせであることができる。実施形態において、六つのトナーはシアントナー、マゼンタトナー、イエロートナー、オレンジトナー、ブルートナーおよびブラックトナーからなる。それぞれのトナーは、本明細書に図解するように、例えば樹脂および顔料を含む。実施形態において、現像成分は六つの別途ハウジングであることができ、第一のハウジングはシアントナーからなり、第二のハウジングはマゼンタトナーからなり、第三のハウジングはイエロートナーからなり、第四のハウジングはブラックトナーからなり、第五のハウジングはオレンジトナーからなり、そして第六のハウジングはブルートナーからなる。上記のように、他のカラートナー、クリアトナー、蛍光トナーおよびそれらの組み合わせ等をハウジングに含むことができる。
また、本発明は、以下の事項を含んでいる。
〔1〕少なくとも一つの樹脂と、
任意のワックスと、
ピグメントバイオレット23、ピグメントバイオレット3、およびそれらの組み合わせからなる群から選択されるバイオレット顔料を、ピグメントブルー61、ピグメントブルー15:3、ピグメントブルー15:4、ピグメントブルー1、ピグメントブルー15:1、ピグメントブルー15:2およびこれらの組み合わせからなる群から選択されるシアン顔料の組み合わせで含む着色剤システムとを含み、
約3未満の人間の知覚限界(ΔE2000)内で、パントンブルー072およびパントンリフレックスブルーからなる群から選択されるブルーの色彩と一致させるブルートナー。
〔2〕少なくとも一つの結晶性ポリエステル樹脂を組み合わせた少なくとも一つの非結晶性ポリエステル樹脂と、
ワックスと、
ピグメントバイオレット23、ピグメントバイオレット3、およびこれらの組み合わせからなる群から選択されるバイオレット顔料を、ピグメントブルー61、ピグメントブルー15:3、ピグメントブルー15:4、ピグメントブルー1、ピグメントブルー15:1、ピグメントブルー15:2およびこれらの組み合わせからなる群から選択されるシアン顔料の組み合わせで含む着色剤システムとを含み、
約3未満の人間の知覚限界(ΔE2000)内で、パントンブルー072およびパントンリフレックスブルーからなる群から選択されるブルーの色彩と一致させるブルートナー。
〔3〕エマルジョン形成のために、少なくとも一つの樹脂および少なくとも一つの界面活性剤を接触させる工程と、
一次スラリー形成のために、任意のワックス、およびトナーの約1.7から約3.8重量%までの量で存在する、ピグメントバイオレット23、ピグメントバイオレット3、およびこれらの組み合わせからなる群から選択されるバイオレット顔料を、トナーの約1.9から約4.0重量%までの量で存在する、ピグメントブルー61、ピグメントブルー15:3、ピグメントブルー15:4、ピグメントブルー1、ピグメントブルー15:1、ピグメントブルー15:2およびこれらの組み合わせからなる群から選択されるシアン顔料の組み合わせで含む着色剤システムと、エマルジョンを接触させる工程と、
凝集粒子形成のために、少なくとも一つの樹脂および着色剤システムと凝集剤を凝集する工程と、
トナー粒子を形成するために、凝集粒子を合体する工程と、
トナー粒子を回収する工程とを含み、
約3未満の人間の知覚限界(ΔE2000)内で、パントンブルー072およびパントンリフレックスブルーからなる群から選択されるブルーの色彩と一致させる方法。
〔4〕着色剤システムの顔料の量は、一般式、
L*=44.6−1425V−662B+21838VB
彩度=75.9+629V−56B+6681VB
色相角=287.4+876V−383B+17550VB
およびこれらの組み合わせの群から選択され、
ここで、L*は明度を規定し、Vはバイオレット顔料のプリント濃度をmg/cm 2 で示し、およびBはブルー顔料のプリント濃度をmg/cm 2 で示す一連の予測方程式の一式を使用して測定することができる、前記〔3〕に記載の方法

Claims (2)

  1. エマルジョン形成のために、少なくとも一つの非結晶性ポリエステル樹脂、少なくとも一つの結晶性ポリエステル樹脂および少なくとも一つの界面活性剤を接触させる工程と、
    一次スラリー形成のために、任意のワックス、およびトナーの約1.7から約3.8重量%までの量で存在する、ピグメントバイオレット23、ピグメントバイオレット3、およびこれらの組み合わせからなる群から選択されるバイオレット顔料、トナーの約1.9から約4.0重量%までの量で存在する、ピグメントブルー61、ピグメントブルー15:3、ピグメントブルー15:4、ピグメントブルー1、ピグメントブルー15:1、ピグメントブルー15:2およびこれらの組み合わせからなる群から選択されるシアン顔料の組み合わせ含む着色剤システムと、エマルジョンを接触させる工程と、
    凝集粒子形成のために、少なくとも一つの樹脂および着色剤システムと凝集剤を凝集する工程と、
    トナー粒子を形成するために、凝集粒子を合体する工程と、
    トナー粒子を回収する工程とを含み、
    約3未満の人間の知覚限界(ΔE2000)内で、パントンブルー072およびパントンリフレックスブルーからなる群から選択されるブルーの色彩と一致させる方法であって、
    着色剤システムの顔料の量は、
    * =44.6−1425V−662B+21838VB
    彩度=75.9+629V−56B+6681VB
    色相角=287.4+876V−383B+17550VB
    およびこれらの組み合わせの群から選択される一連の予測方程式を使用して決定され、ここで、L * は明度を規定し、Vはバイオレット顔料のプリント濃度をmg/cm 2 で示し、Bはブルー顔料のプリント濃度をmg/cm 2 で示す
    方法
  2. バイオレット顔料がピグメントバイオレット23であり、
    シアン顔料がピグメントブルー15:3である
    請求項1に記載の方法。
JP2011004388A 2010-01-20 2011-01-12 カラートナー Active JP5624482B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/690,360 2010-01-20
US12/690,360 US8137880B2 (en) 2010-01-20 2010-01-20 Colored toners

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011150337A JP2011150337A (ja) 2011-08-04
JP5624482B2 true JP5624482B2 (ja) 2014-11-12

Family

ID=43736671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011004388A Active JP5624482B2 (ja) 2010-01-20 2011-01-12 カラートナー

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8137880B2 (ja)
JP (1) JP5624482B2 (ja)
BR (1) BRPI1100618A2 (ja)
CA (1) CA2727507C (ja)
DE (1) DE102011002508B4 (ja)
GB (1) GB2479610B (ja)
RU (1) RU2549218C2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5709065B2 (ja) * 2011-10-17 2015-04-30 株式会社リコー トナー、該トナーを用いた現像剤、画像形成装置
US8805217B2 (en) * 2012-07-31 2014-08-12 Eastman Kodak Company Toner printing with increased gamut
WO2015020164A1 (ja) * 2013-08-09 2015-02-12 日本化薬株式会社 粉体、染料の滲み出しの抑制方法および染色性の改善方法
JP6209993B2 (ja) * 2014-03-04 2017-10-11 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法
JP6136991B2 (ja) * 2014-03-04 2017-05-31 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法
JP6136990B2 (ja) * 2014-03-04 2017-05-31 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法
JP6136989B2 (ja) * 2014-03-04 2017-05-31 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法
JP6209992B2 (ja) * 2014-03-04 2017-10-11 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法
JP6136988B2 (ja) * 2014-03-04 2017-05-31 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法
JP2016156963A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用トナーセット、静電荷像現像剤セット、トナーカートリッジセット、プロセスカートリッジセット、画像形成装置、及び画像形成方法
US10600213B2 (en) * 2016-02-27 2020-03-24 Focal Sharp, Inc. Method and apparatus for color-preserving spectrum reshape

Family Cites Families (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3590000A (en) * 1967-06-05 1971-06-29 Xerox Corp Solid developer for latent electrostatic images
US3720617A (en) * 1970-05-20 1973-03-13 Xerox Corp An electrostatic developer containing modified silicon dioxide particles
US3847604A (en) * 1971-06-10 1974-11-12 Xerox Corp Electrostatic imaging process using nodular carriers
US3983045A (en) * 1971-10-12 1976-09-28 Xerox Corporation Three component developer composition
US3944493A (en) * 1974-05-16 1976-03-16 Eastman Kodak Company Electrographic toner and developer composition
US4007293A (en) * 1976-03-01 1977-02-08 Xerox Corporation Mechanically viable developer materials
US4079014A (en) * 1976-07-21 1978-03-14 Eastman Kodak Company Electrographic toner and developer composition containing a 4-aza-1-azoniabicyclo(2.2.2) octane salt as a charge control agent
DE2966986D1 (en) * 1979-07-26 1984-06-20 Baker Chem Co J T Reagent for the quantitative determination of water, and its use
US4394430A (en) * 1981-04-14 1983-07-19 Eastman Kodak Company Electrophotographic dry toner and developer compositions
JPS6093453A (ja) * 1983-10-27 1985-05-25 Tokyo Ink Kk 電子写真現像用カラ−トナ−
US4560635A (en) * 1984-08-30 1985-12-24 Xerox Corporation Toner compositions with ammonium sulfate charge enhancing additives
US4937166A (en) * 1985-10-30 1990-06-26 Xerox Corporation Polymer coated carrier particles for electrophotographic developers
US4935326A (en) * 1985-10-30 1990-06-19 Xerox Corporation Electrophotographic carrier particles coated with polymer mixture
US5236629A (en) * 1991-11-15 1993-08-17 Xerox Corporation Conductive composite particles and processes for the preparation thereof
US5302486A (en) * 1992-04-17 1994-04-12 Xerox Corporation Encapsulated toner process utilizing phase separation
US5290654A (en) * 1992-07-29 1994-03-01 Xerox Corporation Microsuspension processes for toner compositions
US5330874A (en) * 1992-09-30 1994-07-19 Xerox Corporation Dry carrier coating and processes
US5734800A (en) * 1994-11-29 1998-03-31 Pantone, Inc. Six-color process system
US5723245A (en) * 1996-10-09 1998-03-03 Xerox Corporation Colored toner and developer compositions and process for enlarged color gamut
US5719002A (en) * 1996-10-09 1998-02-17 Xerox Corporation Process for the preparation of colored toner and developer compositions for enlarged color gamut
US6063827A (en) * 1998-07-22 2000-05-16 Xerox Corporation Polyester process
US6004714A (en) * 1998-08-11 1999-12-21 Xerox Corporation Toner compositions
US6190815B1 (en) * 1998-08-11 2001-02-20 Xerox Corporation Toner compositions
US6066421A (en) * 1998-10-23 2000-05-23 Julien; Paul C. Color toner compositions and processes thereof
US6809837B1 (en) * 1999-11-29 2004-10-26 Xerox Corporation On-line model prediction and calibration system for a dynamically varying color reproduction device
US6593049B1 (en) * 2001-03-26 2003-07-15 Xerox Corporation Toner and developer compositions
US7123380B2 (en) * 2001-05-10 2006-10-17 Agfa-Gevaert N.V. Method and a device for determining multi-ink color separations
JP2004070313A (ja) 2002-06-13 2004-03-04 Kao Corp カラートナー
US6756176B2 (en) * 2002-09-27 2004-06-29 Xerox Corporation Toner processes
JP2004123841A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Fuji Xerox Co Ltd 光導電性有機顔料、光導電性有機顔料分散液、並びに、それを用いた電子写真感光体および電子写真装置
US7375851B2 (en) * 2003-01-21 2008-05-20 Xerox Corporation State-space based modeling of pixel elements of a dynamically varying color marking device
US6830860B2 (en) * 2003-01-22 2004-12-14 Xerox Corporation Toner compositions and processes thereof
JP2005037863A (ja) 2003-06-26 2005-02-10 Dainippon Ink & Chem Inc 静電荷現像用トナー
JP2005099726A (ja) * 2003-07-29 2005-04-14 Ricoh Co Ltd 画像形成用トナー、トナー容器、二成分現像剤、画像形成方法およびプロセスカートリッジ
JP4428990B2 (ja) * 2003-11-25 2010-03-10 三菱製紙株式会社 オフセット印刷の管理方法
JP4245533B2 (ja) * 2004-04-09 2009-03-25 花王株式会社 トナー用結晶性ポリエステル
KR100579836B1 (ko) * 2004-06-04 2006-05-15 삼성전자주식회사 미세 입자경 토너 제조 방법
US7652128B2 (en) * 2004-11-05 2010-01-26 Xerox Corporation Toner composition
US7329476B2 (en) * 2005-03-31 2008-02-12 Xerox Corporation Toner compositions and process thereof
US7524602B2 (en) 2005-06-20 2009-04-28 Xerox Corporation Low molecular weight latex and toner compositions comprising the same
JP2007121462A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Fuji Xerox Co Ltd 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像用トナーの製造方法、静電荷像現像剤及び画像形成方法
JP5135682B2 (ja) * 2005-12-22 2013-02-06 富士ゼロックス株式会社 ポリエステルの製造方法、樹脂粒子分散液及びその製造方法、静電荷像現像トナー及びその製造方法、静電荷像現像剤、並びに、画像形成方法
JP4883793B2 (ja) * 2007-06-18 2012-02-22 キヤノン株式会社 二成分系現像剤
US7787810B2 (en) * 2007-07-27 2010-08-31 Xerox Corporation Active station adaptive image registration
JP5098786B2 (ja) * 2008-04-30 2012-12-12 富士ゼロックス株式会社 プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US8394561B2 (en) * 2009-07-20 2013-03-12 Xerox Corporation Colored toners

Also Published As

Publication number Publication date
DE102011002508B4 (de) 2022-09-22
CA2727507A1 (en) 2011-07-20
BRPI1100618A2 (pt) 2013-05-14
RU2549218C2 (ru) 2015-04-20
DE102011002508A1 (de) 2011-07-21
US8137880B2 (en) 2012-03-20
CA2727507C (en) 2013-06-18
GB2479610A (en) 2011-10-19
GB201100915D0 (en) 2011-03-02
US20110177443A1 (en) 2011-07-21
RU2011101652A (ru) 2012-07-27
JP2011150337A (ja) 2011-08-04
GB2479610B (en) 2014-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5624482B2 (ja) カラートナー
CN102998921B (zh) 色调剂、显影剂、色调剂盒、处理盒、图像形成装置和方法
CN103365133B (zh) 着色剂的制造方法、着色剂组合物、调色剂、喷墨记录用墨及滤色器
JPWO2006088170A1 (ja) シアントナー及びシアントナーの製造方法
EP2733540B1 (en) Toner for developing electrostatic latent image
CN101186759B (zh) 双颜料调色剂组合物
JP3382519B2 (ja) 静電荷像現像用マゼンタトナー及びその製造方法
US8236472B2 (en) Image forming method
JP2011022576A (ja) カラートナー
EP2804049B1 (en) Electrostatic latent image developer
JP5647011B2 (ja) トナー組成物
JP3437436B2 (ja) 静電荷像現像用マゼンタトナー及びその製造方法
JP3403015B2 (ja) 静電荷像現像用マゼンタトナー、二成分系現像剤、カラー画像形成方法及びマゼンタトナーの製造方法
JP3407526B2 (ja) 静電潜像現像用黒色トナー
CN105278270B (zh) 静电潜影用显影剂
JP3342238B2 (ja) 多色画像形成方法
JP2014098847A (ja) 静電潜像現像用トナー
JP7314948B2 (ja) マゼンタトナー及びその製造方法
JP2005017838A (ja) 静電荷像現像用イエロートナー
JP7127646B2 (ja) マゼンタトナー
JP3747730B2 (ja) マゼンタトナーの製造方法
EP2306249A1 (en) Electrostatic image developing toner and image forming method
JP3550965B2 (ja) トナー母粒子の製造方法、及びトナー並びに現像剤
JP4060739B2 (ja) トナー
JP2012242557A (ja) 液体現像剤

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20110413

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140414

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140708

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140926

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5624482

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250