JP5624279B2 - 現像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機やプリンターなどの電子写真方式を用いた画像形成装置、及び像担持体に形成された静電潜像を現像するのに使用する現像装置に関する。特に、キャリヤとトナーとを含む現像剤を表面に保持し、搬送する現像剤担持体から複数のトナー担持体にトナーを供給し、それぞれトナー層が形成された複数のトナー担持体によって、像担持体上の静電潜像を現像するハイブリッド現像装置、及びそれを用いる画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式を用いた画像形成装置における現像方式としては、現像剤としてトナーのみを用いる一成分現像方式及びトナーとキャリヤを用いる二成分現像方式が知られている。
一成分現像方式では一般的にトナーをトナー担持体とトナー担持体に押圧された規制板とによって形成される規制部を通過させることでトナーを帯電し、所望のトナー薄層を得ることができるため、装置の簡略化、小型化、低コスト化の面で有利である。
一方で、規制部の強いストレスによりトナーの劣化が促進され易く、トナーの電荷受容性が低下しやすい。さらに、トナーへの電荷付与部材である規制部材やトナー担持体表面がトナーや外添剤により汚染されることでトナーへの電荷付与性も低下するため、よりトナー帯電量の低下が生じ、かぶり等の問題を引き起こす。そのため、一般に現像装置の寿命が短い。
比較すると、二成分現像方式ではトナーをキャリヤとの混合による摩擦帯電で帯電するためストレスが小さく、さらに、キャリヤ表面積も大きいため、トナーや外添剤による汚染に対しても相対的に強く、長寿命に有利である。
しかしながら、二成分現像法では像担持体上の静電潜像を現像する際に、現像剤により形成される磁気ブラシによって像担持体表面を摺擦するため、現像像に磁気ブラシ痕が発生するという課題を有している。さらに、像担持体にキャリヤが付着しやすく、画像欠陥となる課題を有している。
二成分現像剤を用いた二成分現像方式の長寿命の特長を有しながら、画像欠陥の問題を解決し、一成分現像法なみの高画質を実現する現像方式として、現像剤担持体上に二成分現像剤を担持し二成分現像剤からトナーのみをトナー担持体に供給して現像に用いる、所謂ハイブリッド現像方式が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
ところが、ハイブリッド現像方式では、高速で画像形成した場合、現像ニップ時間に対してトナーの飛翔が追いつかず、画像濃度が低下するという課題があった。
非接触一成分現像と共通の課題ではあるが、通常の一成分現像ではトナーに強いストレスを与えるため規制部での発熱やトナー融着の制約があり低速領域のみで使用されてきた。そのため、これまでそれほど問題視されてこなかった。
ハイブリッド現像ではこれらの制約がないためかなり高速で画像形成することが可能になるが、例えばシステムスピードが500mm/sを超えるような装置においては、上記の課題が発生する恐れが出てくる。
この高速現像時の濃度低下に対する方策として、トナー担持体を複数設けることで、トナーの飛翔に必要な現像時間を稼いでトナー濃度を確保する方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
この構成では感光体を高速回転させてもトナー担持体が複数あるため、トナーを複数回に渡って飛翔させることが可能となり、感光体上にトナー像を形成するためのニップ幅を拡大させることができ、高速化に伴うトナー像の濃度低下を抑えるのに有利である。
特許文献2では、像担持体上に現像されたトナー像の上から静電潜像を形成し、別の色のトナーを現像するような、像担持体上で複数色のトナー像を重ね合わせるような画像形成プロセスで使用している。従って、上流側で形成されたトナー像を乱さないことが重要であり、現像ニップでのトナー往復動を抑えつつ、十分なトナー濃度を確保するために、複数のトナー担持体を用いることによって拡がった現像ニップ幅を活用することに主眼が置かれている。そのためには像担持体回転方向上流側のトナー担持体よりも、下流側のトナー担持体の現像能力を高めることが望ましいことが開示されている。
一方、像担持体上の静電潜像を現像したトナー像を、中間転写体や紙などの記録媒体上に転写する工程を複数回繰り返すことで複数色のトナー像を形成するような画像形成プロセスがある。
このように、現像に際し、上流側で形成されたトナー像が存在しない場合には、現像ニップでのトナーの往復動を活発にさせ、拡がった現像ニップ幅で積極的にトナーを往復させることが、高速領域でのトナー像の均一性向上や微細なドットや細線の再現性向上のために望ましい。
さらに、複数のトナー担持体を有しているため、静電潜像が形成された像担持体回転方向上流側のトナー担持体の現像能力が高く、像担持体上にトナー像を形成しておくことで、下流側の現像ニップにおいてトナー担持体上のトナーのみならず、上流側のトナー担持体によって像担持体上に形成されたトナー像もトナー往復動に加わり、トナー往復動がより活発になる。
このように、複数のトナー担持体を設けた構成においては、それぞれのトナー担持体の現像能力を目的に応じて変化させることで、その効果を有効に発揮させることが可能となる。
特開昭59−172662号公報 特開2005−37523号公報
しかしながら、上述のようにそれぞれのトナー担持体の現像能力を目的に応じて高めるためには、現像剤担持体からトナー担持体へのトナー供給において、以下の問題があることがわかった。
複数のトナー担持体を有するハイブリッド現像方式では、単一の現像剤担持体から複数のトナー担持体へとトナーを供給し、それぞれのトナー担持体から像担持体へとトナーを移動させることで、像担持体上の静電潜像をトナー像へと現像する。そのため、現像剤担持体と像担持体のみに着目すると、その間には所定の電位差が形成されることになる。
図8に現像剤担持体(Vs)、複数のトナー担持体(Vb1、Vb2)、像担持体(画像領域;Vi)の電位関係を示す。
図8からわかるように、現像剤担持体と像担持体との電位差が一定となるため、例えば上流側トナー担持体の現像能力が大きく、下流側トナー担持体の現像能力が小さくなるように、上流側のトナー担持体と像担持体との電位差が大きく、下流側のトナー担持体との電位差が小さくなるような設定にすると、現像剤担持体とトナー担持体間の電位差は逆に、上流側トナー担持体では小さく、下流側トナー担持体では大きくなってしまう。
そのため、現像能力を高めた側のトナー担持体へのトナー供給量は少なく、現像能力を低めた側のトナー担持体へのトナー供給量は多くなってしまい、一方では現像能力を高めたにも関わらず、現像するためのトナーが不足し、他方では現像能力に対して過剰なトナーが供給されてしまうという問題が生じる。
すなわち、現像剤担持体と像担持体との電位差が一定であり、その電位差をトナー担持体から像担持体への現像と現像剤担持体からトナー担持体へのトナー供給に振り分けるため、現像能力とトナー供給能力の両方を大きくする、または両方を小さくするといった設定を行うことは困難である。
特許文献2では、像担持体回転方向上流側のトナー担持体へ印加する交流電圧の振幅よりも下流側のトナー担持体へ印加する交流電圧の振幅を大きくすることで、下流側のトナー担持体へのトナー供給性低下を補っている。
しかしながら、上述したように高速応答性の観点では、現像ニップでトナーを活発に往復させることが望ましく、一方のみであっても現像ニップでの交流電界を小さくすることは望ましくない。
また、特許文献2のような像担持体上で複数色のトナー像を重ね合わせるために、上流側の現像装置で形成されたトナー像を乱さずに現像する目的で使用する場合では、たとえ像担持体回転方向下流側といえども、トナー担持体と像担持体間の交流電界を大きくすることは、像担持体上のトナー像を乱すことになり、十分目的を達成しているとは言いがたい。
本発明は以上の技術的課題背景を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、複数のトナー担持体を設けたハイブリッド現像装置において、トナー担持体と像担持体間の現像電界とは独立して、それぞれのトナー担持体へのトナー供給量を制御することができ、それぞれのトナー担持体に所望の現像能力を発揮させ、高速現像時にも高品質な画像を提供しうる現像装置、及び画像形成装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有するものである。
1.像担持体上に形成された静電潜像を現像する複数のトナー担持体と、
トナーとキャリヤからなる現像剤を担持し、前記複数のトナー担持体にトナーを供給する現像剤担持体と、を有する現像装置であって、
前記複数のトナー担持体は、前記像担持体の回転方向上流側に対向して配置される第1のトナー担持体と、前記像担持体の回転方向下流側に対向して配置される第2のトナー担持体と、を有し、
前記現像剤担持体、前記第1のトナー担持体及び前記第2のトナー担持体には、それぞれ直流電圧に交流電圧を重畳した電圧が印加され、
前記第1のトナー担持体と前記像担持体との間に形成される電位差の時間平均値は、前記第2のトナー担持体と前記像担持体との間に形成される電位差の時間平均値よりも小さくなるように設定されており、
前記第1のトナー担持体に印加される電圧と前記第2のトナー担持体に印加される電圧はそれぞれデューティ比を持った周期が互いに同じ矩形波電圧であり、
前記第1のトナー担持体に印加される電圧と前記第2のトナー担持体に印加される電圧のデューティ比は、前記現像剤担持体から前記第1のトナー担持体へのトナー供給時間が、前記現像剤担持体から前記第2のトナー担持体へのトナー供給時間よりも小さくなるように設定されている
ことを特徴とする現像装置。
本発明に係る現像装置、及び該現像装置を用いた画像形成装置によれば、複数のトナー担持体それぞれにバイアスとして印加する交流電圧の位相、周波数、デューティ比を異ならせることによって、トナー担持体と像担持体間の現像電界とは独立して、現像剤担持体からそれぞれのトナー担持体へのトナー供給量を制御することが可能となる。
これによって、複数のトナー担持体を設けたハイブリッド現像装置において、それぞれのトナー担持体に所望の現像能力を発揮させ、高速現像時にも高品質な画像を提供することができる。
本実施形態に係る画像形成装置の主要部の構成例を示す図である。 図1における現像装置2の一部を拡大した構成図である。 各交流電圧の(位相をずらせた)設定例1を説明するための図である。 各交流電圧の(位相をずらせた)設定例2を説明するための図である。 各交流電圧の(周波数を変えた)設定例3を説明するための図である。 各交流電圧の(周波数を変えた)設定例4を説明するための図である。 各交流電圧の(デューティを変えた)設定例5を説明するための図である。 バイアス電圧による、現像能力とトナー供給能力の関係を説明するための図である。
本発明の実施の一形態について図面を用いて説明する。
(画像形成装置の構成と動作)
図1に本発明の一実施形態による画像形成装置の主要部の構成例を示す。図1を用いて本実施形態に係る画像形成装置の概略構成と動作を説明する。
この画像形成装置は、電子写真方式により像担持体(感光体)1に形成されたトナー像を用紙等の転写媒体Pに転写して画像形成を行うプリンターである。
この画像形成装置は画像を担持するための像担持体1を有しており、像担持体1の周辺には、像担持体1を帯電するための帯電手段としての帯電部材3、像担持体1上の静電潜像を現像する現像装置2、像担持体1上の現像されたトナー像を転写するための転写ローラ4、及び像担持体1上の転写後残留トナー除去用のクリーニングブレード5が、像担持体1の回転方向Aに沿って順に配置されている。
像担持体1は、帯電部材3で帯電された後に、レーザ発光器などを備えた露光装置6により露光されて、その表面上に静電潜像が形成される。現像装置2は、この静電潜像をトナー像に現像する。転写ローラ4は、この像担持体1上のトナー像を転写媒体Pに転写した後、図中の矢印C方向に搬送する。
転写媒体P上のトナー像は定着装置(不図示)によって定着された後に排出される。クリーニングブレード5は、転写後の像担持体1上の残留トナーを、その機械的な力で除去する。
画像形成装置に用いられる像担持体1、帯電部材3、露光装置6、転写ローラ4、クリーニングブレード5等は、周知の電子写真方式の技術を任意に使用してよい。例えば、帯電手段として図中、帯電ローラが示されているが、像担持体1と非接触の帯電装置であってもよい。また例えば、クリーニングブレードはなくてもよい。
次に、本実施形態において用いられるハイブリッド現像方式の現像装置2の基本部の構成を説明する。
現像装置2は、以下の構成要素を備える。すなわち、キャリヤとトナーを含む現像剤23を収容する現像剤槽17、現像剤槽17から供給された現像剤23を表面に担持して搬送する現像剤担持体11、現像剤担持体11からトナーのみが供給され、像担持体1上に形成された静電潜像を現像する第1のトナー担持体15及び第2のトナー担持体16を備えてなる。
現像装置2の詳細な構成と動作については、後述する。
(現像剤の構成)
本実施形態に係る現像装置において使用する現像剤の構成について説明する。
本実施形態において使用する現像剤23はトナーと該トナーを帯電するためのキャリヤを含んでなるものである。
<トナー>
トナーとしては、特に限定されず、一般に使用されている公知のトナーを使用することができ、バインダー樹脂中に着色剤や、必要に応じて荷電制御剤や離型剤等を含有させ、外添剤を処理させたものを使用できる。トナー粒径としてはこれに限定されるものではないが、3〜15μm程度が好ましい。
このようなトナーを製造するにあたっては、一般に使用されている公知の方法で製造することができる。例えば、粉砕法、乳化重合法、懸濁重合法等を用いて製造することができる。
トナーに使用するバインダー樹脂としては、これに限定されるものではないが、例えば、スチレン系樹脂(スチレンまたはスチレン置換体を含む単重合体または共重合体)やポリエステル樹脂、エポキシ系樹脂、塩化ビニル樹脂、フェノール樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂などが挙げられる。これらの樹脂単体もしくは複合体により、軟化温度が80〜160℃の範囲のものを、またガラス転移点が50〜75℃の範囲のものを用いることが好ましい。
また、着色剤としては、一般に使用されている公知のものを用いることができ、例えば、カーボンブラック、アニリンブラック、活性炭、マグネタイト、ベンジンイエロー、パーマネントイエロー、ナフトールイエロー、フタロシアニンブルー、ファーストスカイブルー、ウルトラマリンブルー、ローズベンガル、レーキーレッド等を用いることができ、一般に上記のバインダー樹脂に対して2〜20質量%の割合で用いることが好ましい。
また、上記の荷電制御剤としても、公知のものを用いることができ、正帯電性トナー用の荷電制御剤としては、例えばニグロシン系染料、4級アンモニウム塩系化合物、トリフェニルメタン系化合物、イミダゾール系化合物、ポリアミン樹脂などがある。負帯電性トナー用荷電制御剤としては、Cr、Co、Al、Fe等の金属含有アゾ系染料、サリチル酸金属化合物、アルキルサリチル酸金属化合物、カリックスアレーン化合物などがある。荷電制御剤は一般に上記のバインダー樹脂に対して0.1〜10質量%の割合で用いることが好ましい。
また、上記の離型剤としても、一般に使用されている公知のものを用いることができ、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、カルナバワックス、サゾールワックス等を単独あるいは2種類以上組み合わせて使用することができ、一般に上記のバインダー樹脂に対して0.1〜10質量%の割合で用いることが好ましい。
また、上記の外添剤としても、一般に使用されている公知のものを用いることができ、例えば、シリカ、酸化チタン、酸化アルミニウム等の無機微粒子や、アクリル樹脂、スチレン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等の樹脂微粒子を使用することができ、特にシランカップリング剤やチタンカップリング剤やシリコーンオイル等で疎水化したものを用いるのが好ましい。そして、このような流動化剤を上記のトナーに対して0.1〜5質量%の割合で添加させて用いるようにする。外添剤の個数平均一次粒径は10〜100nmであることが好ましい。
さらに上記外添剤として、トナーと逆極性の荷電性を有する逆極性粒子を使用してもよい。好適に使用される逆極性粒子はトナーの帯電極性によって適宜選択される。
トナーとして負帯電性トナーを用いる場合、逆極性粒子としては、正帯電性を有する微粒子が用いられ、例えば、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バリウム、アルミナ等の無機微粒子やアクリル樹脂、ベンゾグァナミン樹脂、ナイロン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂等の熱可塑性樹脂あるいは熱硬化性樹脂で構成された微粒子を使用することができる。また樹脂中に正帯電性を付与する正荷電制御剤を含有させたり、含窒素モノマーの共重合体を構成させたりするようにしてもよい。
上記の正荷電制御剤としては、例えば、ニグロシン染料、4級アンモニウム塩等を使用することができ、また上記の含窒素モノマーとしては、アクリル酸2−ジメチルアミノエチル、アクリル酸2−ジエチルアミノエチル、メタクリル酸2−ジメチルアミノエチル、メタクリル酸2−ジエチルアミノエチル、ビニルピリジン、N−ビニルカルバゾール、ビニルイミダゾール等を使用することができる。
一方、正帯電性トナーを用いる場合、逆極性粒子としては、負帯電性を有する微粒子が用いられ、例えば、シリカ、酸化チタン等の無機微粒子に加え、フッ素樹脂、ポリオレフィン樹脂、シリコーン樹脂、ポリエステル樹脂等の熱可塑性樹脂あるいは熱硬化性樹脂で構成された微粒子を使用することができる。また樹脂中に負帯電性を付与する負荷電制御剤を含有させたり、含フッ素アクリル系モノマーや含フッ素メタクリル系モノマーの共重合体を構成させたりするようにしてもよい。上記の負荷電制御剤としては、例えば、サリチル酸系、ナフトール系のクロム錯体、アルミニウム錯体、鉄錯体、亜鉛錯体等を使用することができる。
また、逆極性粒子の帯電性及び疎水性を制御するために、無機微粒子の表面をシランカップリング剤、チタンカップリング剤、シリコーンオイル等で表面処理するようにしてもよく、特に、無機微粒子に正帯電性を付与する場合には、アミノ基含有カップリング剤で表面処理することが好ましく、また負帯電性を付与する場合には、フッ素基含有カップリング剤で表面処理することが好ましい。
逆極性粒子の個数平均粒径は、100〜1000nmであることが好ましい。トナーに対して0.1〜10質量%の割合で添加させて用いるようにする。
<キャリヤ>
キャリヤとしては、特に限定されず、一般に使用されている公知のキャリヤを使用することができ、バインダー型キャリヤやコート型キャリヤなどが使用できる。キャリヤ粒径としてはこれに限定されるものではないが、15〜100μmが好ましい。
バインダー型キャリヤは、磁性体微粒子をバインダー樹脂中に分散させたものであり、キャリヤ表面に正または負帯電性の帯電性微粒子を固着させたり、表面コーティング層を設けたりすることもできる。バインダー型キャリヤの極性等の帯電特性は、バインダー樹脂の材質、帯電性微粒子、表面コーティング層の種類によって制御することができる。
バインダー型キャリヤに用いられるバインダー樹脂としては、ポリスチレン系樹脂に代表されるビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ナイロン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂などの熱可塑性樹脂、フェノール樹脂等の硬化性樹脂が例示される。
バインダー型キャリヤの磁性体微粒子としては、マグネタイト、ガンマ酸化鉄等のスピネルフェライト、鉄以外の金属(Mn、Ni、Mg、Cu等)を一種または二種以上含有するスピネルフェライト、バリウムフェライト等のマグネトプランバイト型フェライト、表面に酸化層を有する鉄や合金の粒子を用いることができる。その形状は粒状、球状、針状の何れであってもよい。特に高磁化を要する場合には、鉄系の強磁性微粒子を用いることが好ましい。また、化学的な安定性を考慮すると、マグネタイト、ガンマ酸化鉄を含むスピネルフェライトやバリウムフェライト等のマグネトプランバイト型フェライトの強磁性微粒子を用いることが好ましい。強磁性微粒子の種類及び含有量を適宜選択することにより、所望の磁化を有する磁性樹脂キャリヤを得ることができる。磁性体微粒子は磁性樹脂キャリヤ中に50〜90質量%の量で添加することが適当である。
バインダー型キャリヤの表面コート材としては、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、フッ素系樹脂等が用いられ、これらの樹脂を表面にコートし硬化させてコート層を形成することにより、帯電付与能力を向上させることができる。
バインダー型キャリヤの表面への帯電性微粒子あるいは導電性微粒子の固着は、例えば、磁性樹脂キャリヤと微粒子とを均一混合し、磁性樹脂キャリヤの表面にこれら微粒子を付着させた後、機械的・熱的な衝撃力を与え、微粒子を磁性樹脂キャリヤ中に打ち込むようにして固定することにより行われる。この場合、微粒子は、磁性樹脂キャリヤ中に完全に埋設されるのではなく、その一部を磁性樹脂キャリヤ表面から突き出すようにして固定される。
帯電性微粒子としては、有機、無機の絶縁性材料が用いられる。具体的には、有機系としては、ポリスチレン、スチレン系共重合物、アクリル樹脂、各種アクリル共重合物、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、フッ素樹脂及びこれらの架橋物などの有機絶縁性微粒子を用いることができ、帯電レベル及び極性については、素材、重合触媒、表面処理等により、希望するレベルの帯電及び極性を得ることができる。また、無機系としては、シリカ、二酸化チタン等の負帯電性の無機微粒子や、チタン酸ストロンチウム、アルミナ等の正帯電性の無機微粒子などが用いられる。
一方、コート型キャリヤは磁性体からなるキャリヤコア粒子に樹脂コートがなされてなるキャリヤであり、コート型キャリヤにおいてもバインダー型キャリヤ同様、キャリヤ表面に正または負帯電性の帯電性微粒子を固着させることができる。コート型キャリヤの極性等の帯電特性は、表面コーティング層の種類や帯電性微粒子により制御することができ、バインダー型キャリヤと同様の材料を用いることができる。特にコート樹脂はバインダー型キャリヤのバインダー樹脂と同様の樹脂が使用可能である。
トナーとキャリヤの混合比は所望のトナー帯電量が得られるよう調整されれば良く、トナー混合比はトナーとキャリヤとの合計量に対して3〜50質量%、好ましくは6〜30質量%が適している。
(現像装置2の構成と動作)
図2は、図1における現像装置2の一部を拡大した構成図である。図1及び図2を参照して本実施形態に係る現像装置2の詳細な構成例と動作例を説明する。
<装置構成>
現像装置2において使用する現像剤23は、既述したようにトナーとキャリヤからなり、現像剤槽17に収容される。
現像剤槽17は、ケーシング20により形成されており、通常は内部に混合撹拌部材18、19を収納している。混合撹拌部材18、19は、現像剤23を混合・撹拌し、現像剤担持体11へ現像剤23を供給する。ケーシング20の混合撹拌部材19に対向する位置には、好ましくは、トナー濃度検出用のATDC(Automatic Toner Density Control)センサ21が配設されている。
現像装置2は通常、現像領域7、9で消費される分のトナーを現像剤槽17内に補給するための補給部24を有している。補給部24において、補給トナーを収納した図示しないホッパから送られた補給トナー22が現像剤槽17内へ補給される。
現像剤担持体11は内部に固定配置された磁石体13と、これを内包する回転自在なスリーブローラ12とから構成される。現像剤担持体11へ供給された現像剤23は、現像剤担持体11内部の磁石体13の磁力によってスリーブローラ12の表面に保持され、スリーブローラの回転に伴い搬送され、現像剤担持体11に対向して設けられた規制部材(規制ブレード)14によって通過量が規制される。
磁石体13は、スリーブローラ12の回転方向に沿ってN1、S1、N2、N3、S2、N4、S3の7つの磁極を有する(図2参照)。
これらの磁極のうち、主磁極N4は、第1のトナー担持体15と対向する第1のトナー供給領域8の位置に配され、もう一方の主磁極N1は第2のトナー担持体16と対向する第2のトナー供給領域10に配されている。また、スリーブローラ12上の現像剤23を剥離するための反発磁界を発生させる同極部N2、N3が、現像剤槽17内部に対向した位置に配置されている。
現像剤担持体11には、第1及び第2のトナー担持体15、16にトナーを供給するためのトナー供給バイアス電圧Vsが現像剤担持体用バイアス電源33により印加されている。
第1のトナー担持体15及び第2のトナー担持体16は、それぞれ現像剤担持体11及び像担持体1の両方に対向するように配され、像担持体1上の静電潜像を現像するための現像バイアス電圧Vb1、Vb2がトナー担持体用バイアス電源31、32により印加されている。
第1のトナー担持体15及び第2のトナー担持体16は、上記電圧を印加可能な限りいかなる材料からなっていてもよく、例えば、アルマイト等の表面処理を施したアルミローラが挙げられる。その他アルミ等の導電性基体上に、例えば、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリエーテルケトン樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等の樹脂コートやシリコーンゴム、ウレタンゴム、ニトリルゴム、天然ゴム、イソプレンゴム等のゴムコーティングを施したものを用いてもよい。コーティング材料としては、これに限定されるものではない。
さらに上記コーティングのバルクもしくは表面に導電剤が添加されていてもよい。導電剤としては、電子導電剤もしくはイオン導電剤が挙げられる。電子導電剤として、ケッチンブラック、アセチレンブラック、ファーネスブラック等のカーボンブラックや、金属粉、金属酸化物の微粒子等が挙げられるが、これに制約されない。イオン導電剤として、4級アンモニウム塩等のカチオン性化合物や、両性化合物、その他イオン性高分子材料が挙げられるが、これにこだわらない。さらに、アルミ等の金属材料からなる導電性ローラであっても構わない。
<装置の動作>
同じく図1及び図2を参照して現像装置2の動作例について詳しく説明する。
現像剤槽17内の現像剤23は、混合撹拌部材18、19の回転により混合撹拌され、摩擦帯電すると同時に現像剤槽17内で循環搬送され、現像剤担持体11表面のスリーブローラ12へと供給される。
この現像剤23は、現像剤担持体11内部の磁石体13の磁力によってスリーブローラ12の表面側に保持され、スリーブローラ12とともに回転移動して、現像剤担持体11に対向して設けられた規制部材14で通過量を規制される。
規制部材14によって通過量を規制された現像剤は第1のトナー担持体15と対向する第1のトナー供給領域8へと搬送される。
第1のトナー担持体15と現像剤担持体11との対向部である第1のトナー供給領域8では、磁石体13の主磁極N4により現像剤23の穂立ちが形成され、第1のトナー担持体15に印加された現像バイアスVb1と現像剤担持体11に印加されたトナー供給バイアスVsの電位差に基づき形成されたトナー供給電界がトナーに与える力により、現像剤23中のトナーが第1のトナー担持体15へ供給される。
第1のトナー担持体15には直流電圧に交流電圧を重畳したバイアスVb1(第1の交流電圧)が加えられ、現像剤担持体11にも直流電圧に交流電圧を重畳したバイアスVsが加えられ、第1のトナー供給領域8には直流電界に交番電界が重畳された電界が形成される。このトナー担持体15及び現像剤担持体11への印加バイアスVb1、Vsについての詳細は後述する。
また第1のトナー供給領域8では、穂立ちした現像剤担持体11上の現像剤23によって第1のトナー担持体15上の現像残トナーを機械的に掻き取り、現像残トナーが回収される。
第1のトナー供給領域8を通過した残りの現像剤23は、現像剤担持体11のスリーブローラ12とともに回転移動して、磁極S3を経て、第2のトナー担持体16と対向する第2のトナー供給領域10へと搬送される。
第2のトナー供給領域10でも第1のトナー供給領域8と同様に、現像剤担持体11上の現像剤23は磁石体13の主磁極N1によって穂立ちを形成し、第2のトナー担持体16に印加された現像バイアスVb2と現像剤担持体11に印加されたトナー供給バイアスVsの電位差に基づき形成された電界がトナーに与える力により、現像剤23中のトナーが第2のトナー担持体16へ供給される。
ここでも第1のトナー供給領域8と同様に、第2のトナー担持体16には直流電圧に交流電圧を重畳したバイアスVb2(第2の交流電圧)が加えられ、現像剤担持体11にも直流電圧に交流電圧を重畳したバイアスVsが加えられ、第2のトナー供給領域10には直流電界に交流電界が重畳された電界が形成される。このトナー担持体15及び現像剤担持体11への印加バイアスVb2、Vsについての詳細は後述する。
また第2のトナー供給領域10でも第1のトナー供給領域8と同様に、穂立ちした現像剤担持体11上の現像剤23によって第2のトナー担持体16上の現像残トナーを機械的に掻き取り、現像残トナーが回収される。
図1及び図2では現像剤担持体11と第1のトナー担持体15及び第2のトナー担持体16の回転方向を、すべて同方向に回転するように設定しているが、両方とも現像剤担持体11と逆回転に設定することもできるし、あるいは片方だけ逆方向に設定することもできる。
図1及び図2のように同方向に回転させた場合は、現像剤担持体11と第1及び第2のトナー担持体15、16の対向部では互いにカウンター方向に回転する。
ハイブリッド現像方式では現像残トナーをできる限り回収し、トナーを現像した部分と現像しなかった部分のトナー量差をできるだけ小さくした上で次のトナー供給を行うことが、現像履歴(ゴースト)の発生を抑制する上で重要である。現像剤担持体11と第1及び第2のトナー担持体15、16の対向部での動きがカウンターの場合、相対速度が大きくなることで機械的回収力がより高くなり、現像残トナーの回収観点で有利である。
そのため、現像剤担持体11と第1及び第2のトナー担持体15、16の回転方向をカウンターに設定した方が、現像履歴(ゴースト)の抑制に繋がるため望ましい。
第1のトナー供給領域8で第1のトナー担持体15上に現像剤担持体11から供給されたトナー層は、第1のトナー担持体15の回転に伴って第1の現像領域7へと搬送され、第1のトナー担持体15に印加された現像バイアスVb1と像担持体1上の潜像電位とによって形成される電界により第1段目の現像に使われる。
第1の現像領域7では、第1のトナー担持体15と像担持体1の間に設けられた現像ギャップ中を電界によってトナーが移動することで現像が行われる。その後、第1の現像領域7でトナーを消費したトナー層(現像残トナー層)は、第1のトナー担持体15の回転に伴って第1のトナー供給領域8へと搬送される。
また同様に、第2のトナー供給領域10で第2のトナー担持体16上に現像剤担持体11から供給されたトナー層は、第2のトナー担持体16の回転に伴って第2の現像領域9へと搬送され、第2のトナー担持体16に印加された現像バイアスVb2と像担持体1上の潜像電位とによって形成される電界により第2段目の現像に使われる。
第2の現像領域9でも、第1の現像領域7と同様に、第2のトナー担持体16と像担持体1の間に設けられた現像ギャップ中を電界によってトナーが移動することで現像が行われる。その後、第2の現像領域9でトナーを消費したトナー層(現像残トナー層)は、第2のトナー担持体16の回転に伴って第2のトナー供給領域10へと搬送される。
第2のトナー供給領域10を通過した現像剤23は、スリーブ12の回転とともにさらに現像剤槽17に向けて搬送され、磁石体13の磁極N2、N3によって形成される反発磁界によって現像剤担持体11上から剥離され、現像剤槽17内へと回収される。
図示しない補給制御部が、ATDCセンサ21の出力値から、現像剤23中のトナー濃度が画像濃度確保のための最低トナー濃度以下になったことを検出すると、図示しないトナー補給手段によってホッパ内に貯蔵された補給トナー22がトナー補給部24を介して現像剤槽17内へ供給される。
(各トナー担持体の交流バイアス電圧印加による現像能力の制御について)
次に第1及び第2のトナー担持体15、16への印加バイアスVb1、Vb2、及び現像剤担持体11への印加バイアスVsについて詳細に説明する。
<現像領域での現像能力とトナー供給領域でのトナー供給能力の背反>
図8を参照して既に述べたように、従来、ハイブリッド現像方式で複数のトナー担持体を用いる構成とした場合、現像剤担持体(電位;Vs)、複数のトナー担持体(電位;Vb1、Vb2)、像担持体(画像領域電位;Vi)の電位関係により、次のような問題があった。
すなわち、図8からわかるように、現像剤担持体11と像担持体1との電位差は一定となる。そのため、例えば上流側の第1のトナー担持体15の現像能力が大きく、下流側の第2のトナー担持体16の現像能力が小さくなるように、像担持体(画像領域電位;Vi)と上流側のトナー担持体(電位;Vb1)との電位差が大きく、下流側のトナー担持体(電位;Vb2)との電位差が小さくなるような設定にすると、現像剤担持体(電位;Vs)と各トナー担持体(電位;Vb1、Vb2)間の電位差は逆に、上流側トナー担持体15では小さく、下流側トナー担持体16では大きくなってしまう。
そのため、現像能力を高めた側のトナー担持体へのトナー供給量は少なく、現像能力を低めた側のトナー担持体へのトナー供給量は多くなってしまい、一方では現像能力を高めたにも関わらず、現像するためのトナーが不足し、他方では現像能力に対して過剰なトナーが供給されてしまうという問題が生じる。
すなわち、現像剤担持体11と像担持体1との電位差が一定であり、その電位差を各トナー担持体15、16から像担持体1への現像と現像剤担持体11から各トナー担持体15、16へのトナー供給に振り分けるため、現像能力とトナー供給能力の両方を大きくする、または両方を小さくするといった設定を行うことは困難である。
<現像能力と独立したトナー供給能力の制御>
ここで、現像能力及びトナー供給能力について考える。
図8においては単純化のために、現像剤担持体11、上流側及び下流側のトナー担持体15、16、及び像担持体1の電位をそれぞれ一定の値(直流電圧)とし、各部材間の電位差を現像能力、トナー供給能力として扱った。
しかしながら、現像及びトナー供給は、何れも荷電粒子であるトナーを電位差によって移動させることに他ならないから、電位差の大小がそれぞれの能力を決める因子となる。従って、印加電圧として直流電圧に交流電圧を重畳した場合には、各部材間の電位差は、それぞれに印加された電圧の時間平均値だけでなく、交流電圧の瞬時値によっても形成される。
従って、時間平均の電位差が同じであっても、この重畳させた交流電圧の瞬時値を活用すること、すなわち電位差の交流成分の振幅を大きくすることによっても、トナーの現像能力または供給能力を高めることが可能である。
本発明では、上流側の第1のトナー担持体15に印加する第1の交流電圧と、下流側の第2のトナー担持体16に印加する第2の交流電圧と、現像剤担持体11に印加される交流電圧との関係を以下のように設定することで、各トナー担持体の現像能力とトナー供給能力を独立して調整している。
すなわち、現像剤担持体11に印加する交流電圧Vsと上記第1の交流電圧Vb1との間で、振幅強調された、すなわち強め合い振幅の大きくなる交流電界を生ずる時間比率が、上記第2の交流電圧Vb2との間で、振幅強調された、すなわち強め合い振幅の大きくなる交流電界を生ずる時間比率と異なるように、各バイアス電圧を設定することで、現像能力と独立してトナー供給能力を調整する。
具体的には、複数のトナー担持体それぞれにバイアスとして印加する交流電圧の位相、周波数、デューティ比等を異ならせることによって、トナー担持体と像担持体間の現像電界とは独立して、現像剤担持体からそれぞれのトナー担持体へのトナー供給量を制御することが可能となる。
(交流バイアス電圧の設定)
本発明では、第1及び第2のトナー担持体15、16への印加バイアスVb1、Vb2と像担持体1の静電潜像の電位Viとの間で形成される現像電界(時間平均電界、交流電界振幅)とは独立して、現像剤担持体11への印加バイアスVsと第1及び第2のトナー担持体15、16への印加バイアスVb1、Vb2との間に形成されるトナー供給電界をトナー担持体毎に変化させることで、それぞれのトナー担持体へのトナー供給量を変化させ、トナー担持体毎の現像能力を調整している。
そのため、以下の説明では第1及び第2のトナー担持体15、16と像担持体1間の現像電界が一定の場合について述べるが、これに限定されるものではなく、現像電界を変えた場合においても本発明は適用可能である。
また、簡単のために、Vb1、Vb2は交流電圧の振幅及び印加電圧の時間平均値を固定し、またVsは交流電圧振幅をVb1、Vb2と等しく、印加電圧の時間平均値をトナー供給側にオフセットした値に固定して説明するが、これらの値は現像ギャップやトナー供給ギャップ、トナー担持体の抵抗、現像剤の抵抗などに応じて、適切に設定されればよく、本発明の範囲を限定するものではない。
以降に図3から図7を用いて、本実施形態におけるVi(画像部電位)、Vb1、Vb2、Vsの関係の各設定例を説明する。
図3から図7において、(a)にはVi(画像部電位)、Vb1、Vb2、Vsの関係の各設定例を示す。図中、一点鎖線(Vb1、Vb2)または破線(Vs)で各印加電圧波形を、実線で各印加電圧の時間平均値を示す。
また図3から図7における(b)は、各図の(a)のバイアスを印加した際に、トナー供給ギャップにかかる電位差を説明するために、Vbを基準としたVsの電位差ΔV1、ΔV2の波形を二点鎖線で示したものである。
<設定例1>
図3(a)には、Vi(画像部電位)、Vb1、Vb2、Vsの関係において、交流バイアスVb1、Vb2の位相を互いにずらせている例を示す。
図3(a)から明らかなように、Vb1とViにより形成される電界とVb2とViによって形成される電界は等しく、現像剤担持体は単一の導体であるため、印加バイアスVsは両方のトナー担持体との対向部において同一である。
図3(a)の例ではそれぞれのトナー担持体に印加した電圧の位相が反転しており、Vb1はVsと逆位相、Vb2はVsと同位相の関係となっている。このように、Vb1とVb2の位相を反転することで、それぞれのトナー供給ギャップでの電位差ΔV1、ΔV2は図3(b)に示すようになる。
ΔV1はVb1とVsを逆位相としているため、Vb1の電位が最大となるときにVsの電位が最小となり、交流電界を強め合う(振幅が大きく強調される)関係になっており、ΔV1の振幅はVb1の振幅とVsの振幅の和となっている。
一方、ΔV2はVb2とVsが同位相であるため、Vb2の電位が最大となるときにVsの電位も最大となり、交流電界を弱め(打ち消し)合う関係になっており、ΔV2の振幅はVb1の振幅とVsの振幅の差(この場合は完全に相殺)となる。
すなわち、第1のトナー担持体に印加される第1の交流電圧と、現像剤担持体に印加される交流電圧との間で、振幅強調された交流電界を生ずる時間比率が、第2のトナー担持体に印加される第2の交流電圧と、現像剤担持体に印加される交流電圧との間で、振幅強調された交流電界を生ずる時間比率と異なる設定となっている。
以上のように、Vb1とVb2の位相を反転することで、それぞれの現像電界は一定のまま、トナー供給電界(交流電界の振幅)を変えることが可能になり、トナー担持体毎にトナー供給量を変えることが可能となる。
これによって、それぞれのトナー担持体と像担持体間の現像電界は一定にも関わらず、トナー担持体上のトナー量が変わっており、現像能力を変えることが可能になっている。
図3の例では上流側の第1のトナー担持体へのトナー供給量が多く、現像能力も高い設定としたが、Vb1、Vb2の位相を逆にすれば下流側の第2のトナー担持体へのトナー供給量を多くし、現像能力を高めることが可能となる。
<設定例2>
同様に、図4(a)には、Vb1に対して、Vb2の位相のずらし量を90°に変えた例を示す。
図4(b)に示すように、上流側第1のトナー担持体では、常にトナー供給電界が強め合っているのに対し、下流側第2のトナー担持体ではトナー供給電界が強め合う瞬間(振幅大の時間領域)と弱め合う瞬間(振幅小の時間領域)が交互に出現するようになる。
すなわち、第1のトナー担持体に印加される第1の交流電圧と、現像剤担持体に印加される交流電圧との間で、振幅強調された交流電界を生ずる時間比率が、第2のトナー担持体に印加される第2の交流電圧と、現像剤担持体に印加される交流電圧との間で、振幅強調された交流電界を生ずる時間比率と異なる設定となっている。
この例のように、位相のずらし量を変えることで、トナー供給電界(交流電界の振幅)を周期的に変えることが可能となり、位相のずらし量によってトナー供給量を連続的に制御することが可能になる。
また図4(a)から明らかなように、この例においても、Vb1とVi間の現像電界と、Vb2とVi間の現像電界は等しく、現像電界とは独立して、トナー供給量(現像電界が等しい場合は現像能力と等しい)が制御可能となっている。
トナー供給電界(交流電界の振幅)はVsとVbが逆位相(Vsに対して位相180°)のときに最大となるため、これを基準として、現像能力を大きくする方の基準からの位相ずれ量を小さくすればよく、図4で示したように、必ずしも片側が基準位相でなければならないわけではない。
<設定例3、4>
同様の効果は交流バイアスの周波数を変えることでも得られる、図5はVsとVb1を同周波数、逆位相とし、Vb2をVb1に対して周波数1/2倍とした例を示す。また、図6はVsとVb2を同周波数、逆位相とし、Vb1をVb2に対して周波数を2倍とした例を示す。
図3、図4と同様のため、詳細な説明は省略するが、Vsと周波数を異ならせた方のトナー担持体は、Vsと同周波数の方のトナー担持体と比較して、トナー供給電界が周期的に強め合う関係、弱め合う関係が交互に現れてくる。
すなわち、第1のトナー担持体に印加される第1の交流電圧と、現像剤担持体に印加される交流電圧との間で、振幅強調された交流電界を生ずる時間比率が、第2のトナー担持体に印加される第2の交流電圧と、現像剤担持体に印加される交流電圧との間で、振幅強調された交流電界を生ずる時間比率と異なる設定となっている。
従って、Vsと周波数を異ならせた方のトナー担持体は、振幅強調された交流電界を生ずる時間比率がVsと同周波数の方のトナー担持体と比較して小さく、トナー供給量を少なくすることができる。
<設定例5>
これまで、Vb1、Vb2及びVsとして、直流電圧に対称な矩形波(デューティ比50%)の交流電圧を重畳した場合について、説明を行ってきた。しかし、交流電圧波形はこれに限定されるものではなく、例えば、図7に示すようにデューティ比を変えた矩形波を用いても構わない。
図7(a)の例では、Vsとして、デューティ比60%の矩形波を、Vb2としてVsと同周波数、逆位相でデューティ比を反転した(デューティ比40%)矩形波を印加している。一方、Vb1としては、デューティ比50%の矩形波を印加している。
これまでと同様に、図7(b)に示したトナー担持体と像担持体間の電位差から明らかなように、Vsに対して、同周波数、逆位相、デューティ比反転した波形をVbに印加した場合が、もっともトナー担持体と像担持体間の電界を強め合う組合せとなり、それを基準としてデューティ比をずらしていくに従って、トナー担持体と像担持体間の電界を強め合う時間が短くなる。
すなわち、第1のトナー担持体に印加される第1の交流電圧と、現像剤担持体に印加される交流電圧との間で、振幅強調された交流電界を生ずる時間比率が、第2のトナー担持体に印加される第2の交流電圧と、現像剤担持体に印加される交流電圧との間で、振幅強調された交流電界を生ずる時間比率と異なる設定となっている。
図7の例では、トナー担持体と像担持体間の現像電界は一致していないが、例えば上流の第1のトナー担持体はトナーのかぶりが発生し易いような条件、下流側の第2のトナー担持体はかぶりを解消する条件といった組合せとすることで、上流側のかぶりトナーを下流側の現像ニップでトナー往復動を活発にするために利用するような設定も可能となる。
例えば、第1の交流電圧の時間平均値が、第2の交流電圧の時間平均値よりも、それぞれのトナー担持体上のトナーを像担持体上に現像する方向に大きくなるように設定すれば、第1のトナー担持体からの現像電界をより大きくした状態で、各トナー担持体へのトナー供給量を制御することができる。
また、既述したように、像担持体上の静電潜像を現像したトナー像を、中間転写体や紙などの記録媒体上に転写する工程を複数回繰り返すことで複数色のトナー像を形成するような画像形成プロセスの場合、第1のトナー担持体と現像剤担持体との間で振幅強調された交流電界を生ずる時間比率が、第2のトナー担持体と現像剤担持体との間で振幅強調された交流電界を生ずる時間比率よりも大きくすることが好ましい。
現像に際し、上流側で形成されたトナー像が存在しない場合には、現像ニップでのトナーの往復動を活発にさせ、拡がった現像ニップ幅で積極的にトナーを往復させることができ、高速領域でのトナー像の均一性向上や微細なドットや細線の再現性向上が望めるからである。
またさらに、上流側のトナー担持体の現像能力が高く、像担持体上にトナー像を形成しておくことで、下流側の現像ニップにおいてトナー担持体上のトナーのみならず、上流側のトナー担持体によって像担持体上に形成されたトナー像もトナー往復動に加わり、トナー往復動がより活発になる。
また、現像バイアスとして一般に用いられないが、交流電圧波形はサイン波や他の波形であっても構わない。本発明のねらいは、図3〜7(b)に示した、トナー担持体と現像剤担持体間の電位差ΔVにおいて、時間平均値に対して片側(プラスもしくはマイナス極性側)の積分値がΔV1とΔV2とで異なる設定にすることであり、それぞれのトナー担持体へのトナー供給量を現像電界とは独立して調整が可能になるところにある。
以上、説明したように、本実施形態に係る現像装置、及び該現像装置を用いた画像形成装置によれば、複数のトナー担持体それぞれにバイアスとして印加する交流電圧の位相、周波数、デューティ比を異ならせることによって、トナー担持体と像担持体間の現像電界とは独立して、現像剤担持体からそれぞれのトナー担持体へのトナー供給量を制御することが可能となる。
これによって、複数のトナー担持体を設けたハイブリッド現像装置において、それぞれのトナー担持体に所望の現像能力を発揮させ、高速現像時にも高品質な画像を提供することができる。
現像電界と独立してトナー供給量を調整可能にすることは、現像装置が使用される環境などによって現像特性が変化した場合や印刷モードや印字率などによってフィードバック制御をする際の手段として用いることもできる。また、部材間のばらつきによって適切な現像電界を形成するための印加電圧が変化した場合においても、トナー供給量を安定化できるなど、設計の自由度の拡大に貢献できる。
なお、上述の実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 像担持体
2 現像装置
3 帯電部材
4 転写ローラ
5 クリーニングブレード
6 露光装置
7 第1の現像領域
8 第1のトナー供給領域
9 第2の現像領域
10 第2のトナー供給領域
11 現像剤担持体
12 スリーブローラ
13 磁石体
14 規制部材
15 第1のトナー担持体
16 第2のトナー担持体
17 現像剤槽
23 現像剤
31、32 バイアス電源

Claims (1)

  1. 像担持体上に形成された静電潜像を現像する複数のトナー担持体と、
    トナーとキャリヤからなる現像剤を担持し、前記複数のトナー担持体にトナーを供給する現像剤担持体と、を有する現像装置であって、
    前記複数のトナー担持体は、前記像担持体の回転方向上流側に対向して配置される第1のトナー担持体と、前記像担持体の回転方向下流側に対向して配置される第2のトナー担持体と、を有し、
    前記現像剤担持体、前記第1のトナー担持体及び前記第2のトナー担持体には、それぞれ直流電圧に交流電圧を重畳した電圧が印加され、
    前記第1のトナー担持体と前記像担持体との間に形成される電位差の時間平均値は、前記第2のトナー担持体と前記像担持体との間に形成される電位差の時間平均値よりも小さくなるように設定されており、
    前記第1のトナー担持体に印加される電圧と前記第2のトナー担持体に印加される電圧はそれぞれデューティ比を持った周期が互いに同じ矩形波電圧であり、
    前記第1のトナー担持体に印加される電圧と前記第2のトナー担持体に印加される電圧のデューティ比は、前記現像剤担持体から前記第1のトナー担持体へのトナー供給時間が、前記現像剤担持体から前記第2のトナー担持体へのトナー供給時間よりも小さくなるように設定されている
    ことを特徴とする現像装置。
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