JP5623253B2 - 多目標追尾装置 - Google Patents

多目標追尾装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5623253B2
JP5623253B2 JP2010262168A JP2010262168A JP5623253B2 JP 5623253 B2 JP5623253 B2 JP 5623253B2 JP 2010262168 A JP2010262168 A JP 2010262168A JP 2010262168 A JP2010262168 A JP 2010262168A JP 5623253 B2 JP5623253 B2 JP 5623253B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tracking
correlation determination
target
wake
processing unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010262168A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012112807A (ja
Inventor
小幡 康
康 小幡
洋志 亀田
洋志 亀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2010262168A priority Critical patent/JP5623253B2/ja
Publication of JP2012112807A publication Critical patent/JP2012112807A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5623253B2 publication Critical patent/JP5623253B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/66Radar-tracking systems; Analogous systems
    • G01S13/72Radar-tracking systems; Analogous systems for two-dimensional tracking, e.g. combination of angle and range tracking, track-while-scan radar

Description

この発明は、目標を観測するセンサから得られる位置情報の観測値を用いて、目標航跡を生成する多目標追尾装置に関する。
センサシステムにおいては、目標位置を観測するセンサから得られる観測値を使って航跡を確立することによって、未知の目標を発見する追尾開始技術が必要となる。現在、レーダ等のセンサにより目標を観測して得られた観測値を用いて目標を追尾する技術については、すでに多くの論文や特許等の文献で取り挙げられており、その装置及び方法については、様々な提案がなされている。
一般的に、レーダからは目標の観測値以外にクラッタや誤警報といった不要信号が得られる。このため、未知の目標を発見するためには、観測値から不要信号を除去し、目標信号を選別する処理が必要となる。レーダで特定の観測領域を捜索する場合、ある周期(サンプリング間隔)をおいて、目標の観測値が得られる。この目標の観測値を繋げれば、規則的な軌道が得られるため、発生位置が不規則な不要信号との区別が可能となる。この規則的な軌道、即ち航跡の確立が追尾開始処理である。この追尾開始処理は、目標航跡をできるだけ早期に確立すること、及び誤って不要信号からなる誤航跡を確立しないことが重要となる。つまり、目標航跡の確立が早い程、また誤航跡の確立が少ない程、追尾開始方式の性能は高いといえる。
近接多目標や不要信号環境下での追尾開始処理では、相関の決定方法がその性能を左右する重要な部分である。相関とは、図9(a)に示すような各サンプリング時刻で複数の観測値が得られた状況において、「サンプリング時刻t1からサンプリング時刻t3に至るまでのどの観測値を同じ目標とみなすか」を示すものである。
この相関決定の方式としては、図9(b)に示すように、サンプリング時刻毎に航跡候補を生成し、1サンプリング時刻前の航跡候補と最新サンプリング時刻の観測値との対応付けを行う方式が従来用いられた。この航跡候補と観測値の対応付けを決定する方法については、様々な方式がある。ある一例としては、各々の航跡候補に対して、相関の度合いが最も高い観測値を割り当てるNN(Nearest Neighbor)法がある。このNN法を用いた方式については、非特許文献1の第1章3.2節にその記述がある。
また、相関決定の方式の他の例としては、各々の航跡候補に対して可能な相関全てを考慮して仮説を構成し、各々の相関の尤もらしさを基に仮説の信頼度を計算するMHT(Multiple Hypothesis Tracking)法がある。この方式については、非特許文献2にその一例が示されている。
上記のような従来技術は、既存の航跡候補を1次元とし、最新のサンプリング時刻の観測値を1次元として、各次元の1対1対応を取る2次元の割り当てを決定する方式である。一方、更なる追尾開始性能の向上を目的として、図9(c)に示すように、3以上の複数サンプリング時刻に跨る観測値の相関を一度に計算して航跡候補を生成する相関決定方式であるMFA(Multiple Frame Assignment)法が知られている。この技術については、非特許文献3にその一例が示されている。
また、この複数サンプリング時刻の観測値の割り当てを一度に決定する多次元相関決定法では、相関決定の問題をN次元割り当て問題に変換してLagrange緩和法を適用して解く。
上記のような多次元相関決定法による追尾処理方式では、追尾開始性能が高いものの、演算負荷の重さが課題である。この課題を解決するために、複数サンプリング時刻割当法による追尾方式と2次元相関による追尾方式とを併用する技術が特許文献1に示されている。この特許文献1に示された技術では、観測時刻を観測間隔で割った値(処理回数)が予めパラメータとして設定された値n(nは整数)の倍数である場合には、多次元相関決定法による追尾処理を行い、そうでない場合には、2次元相関決定法による追尾処理を行う。
特開2007−212244号公報
Samuel S.Blackman著 "Design and Analysis of Modern Tracking Systems" (ARTECH HOUSE) Donald B.Reid著 "An Algorithm for Tracking Multiple Targets"(IEEE Transactions on Automatic Control, Vol.AC-24, No6, December,1979) A.B.Poore and A.J.Robertson著 "A New Multi-dimensional Data Association Algorithm for Multisensor-Multitarget Tracking"(Proc. Of SPIE vol.2561,1995)
以上のように、追尾開始処理では、相関決定処理によって複数サンプリング時刻の観測値の対応付けを行い、生成された航跡候補の尤もらしさを算出して、その航跡候補の確立判定を行う必要がある。この追尾開始処理では、追尾開始性能が高く、かつ演算負荷が軽いことが望ましい。特許文献1の多目標追尾装置は、これらの両立を意図した装置であるが、2次元相関決定追尾処理を行うサンプリング時刻では処理負荷は軽いが、多次元相関決定追尾処理を行うサンプリング時刻では一時的に処理負荷が増加する可能性がある。
また、航跡候補の尤もらしさの算出では、追尾フィルタからサンプリング時刻毎に算出される航跡候補の残差、即ち航跡候補が描く目標軌道を外挿して得る予測値と観測値との差が小さい程、その航跡候補の尤度は大きくなる。但し、追尾フィルタは目標の運動を直進等に限定している。このため、図10(a)に示すように、目標が途中で旋回したり速度や向きを変えたりする場合には、その残差が大きくなり、尤度が航跡の確立に必要な値まで達するのに時間がかかる。
さらに、目標信号の強度が小さい場合、検出閾値を超える確率が下がるため、図10(b)に示すように、目標の観測値が得られない探知抜けの現象が高頻度で起こる。このような場合にも、航跡候補の尤度が航跡の確立に必要な値まで達するのに時間がかかる。また、信号強度の低い目標に対する探知確率を上げるために検出閾値を下げると、受信機雑音に起因する誤警報が頻発し、相関決定処理において目標の航跡候補と誤警報とを対応付け、その結果誤った航跡が確立される可能性もある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、誤警報等の不要信号が発生する環境下で、信号強度が弱い場合でも、運動が変化する目標の航跡の確立を早期に行うことができるとともに、演算負荷を軽減させることができる多目標追尾装置を得ることを目的とする。
この発明の多目標追尾装置は、センサの観測によって得られる観測値を用いて目標航跡を確立するためのものであって、前記センサから入力された観測値を蓄積する観測値蓄積部と、前記センサからの観測値と航跡候補との2次元の相関決定により、新たな航跡候補を生成する2次元相関決定追尾処理部と、複数のサンプリング時刻に跨る観測値を用いて、3次元以上の多次元の相関決定により航跡候補を生成する多次元相関決定追尾処理部と、前記2次元相関決定追尾処理部で生成された航跡候補、及び前記多次元相関決定追尾処理部で生成された航跡候補のそれぞれについて、その確立の可否を判定する航跡確立判定部と、前記2次元相関決定追尾処理部で生成された航跡候補とその確立状況から、前記2次元相関決定追尾処理部による航跡確立の不確定領域を抽出する不確定領域判定部と、前記多次元相関決定追尾処理部に入力する観測値の次元数をサンプリング時刻毎に決定し、不確定領域における決定された次元数の観測値を前記多次元相関決定追尾処理部に入力する多次元サンプリング数制御部とを備える。
この発明の多目標追尾装置によれば、2次元相関決定追尾処理部が、全観測領域の観測値を用いて2次元相関決定追尾処理を行い、目標の有無が確定しない領域のみで、その領域で得られる観測値に対して、多次元相関決定追尾処理部が多次元相関決定追尾処理を行うので、誤警報等の不要信号が発生する環境下で、信号強度が弱い場合でも、運動が変化する目標の航跡の確立を早期に行うことができるとともに、演算負荷を軽減させることができる。
この発明の実施の形態1による多目標追尾装置を示すブロック図である。 図1の多目標追尾装置による追尾開始処理を示すフローチャートである。 追尾処理の際の推定値再計算の一例を説明するための説明図である。 多次元相関決定のサンプリング数Nと関数値との推移例を示すグラフである。 この発明の実施の形態2による多目標追尾装置を示すブロック図である。 図5の多目標追尾装置による追尾開始処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3による多目標追尾装置を示すブロック図である。 図7の多目標追尾装置による追尾開始処理を示すフローチャートである。 多目標追尾における観測値と各方式による相関決定例とを説明するための説明図である。 目標に対する追尾開始が困難となる例を説明するための説明図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による多目標追尾装置を示すブロック図である。
図1において、実施の形態1の多目標追尾装置100は、センサとしてのレーダ10から観測値の信号を受ける。また、多目標追尾装置100は、観測値蓄積部1と、2次元相関決定追尾処理部2と、航跡確立判定部3と、不確定領域判定部4と、多次元相関決定追尾処理部5と、多次元サンプリング数制御部6とを有している。
次に、図2は、図1の多目標追尾装置100による追尾処理を示すフローチャートである。以下では、図2のフローチャートに従って、追尾開始処理を説明する。まず、ステップS1の「観測値蓄積」では、レーダ10によって観測された観測値が多目標追尾装置100に入力され、観測値蓄積部1がそれらを記憶手段(RAMやHDD等)に記憶する。
次に、ステップS2の「2次元相関決定追尾処理」では、2次元相関決定追尾処理部2が既存の航跡候補と現サンプリング時刻に得られた観測値との対応付けを、従来の2次元相関決定追尾方式に従って実行する。この2次元相関決定追尾方式としては様々な方式が提案されているが、本実施の形態では、以下の2例を適用した場合について説明する。
(1) 各々の既存航跡に対して、相関の度合いが最も高い探知データを割り当てるNN(Nearest Neighbor)法
(2) 各々の既存航跡候補に対して可能な相関全てを考慮して仮説を構成し,各々の相関の尤もらしさを基に仮説の信頼度を計算するMHT(Multiple Hypothesis Tracking)法
なお、上記の(1),(2)の各方式は、非特許文献1,2に示されており、ここでの説明を省略する。
次に、ステップS3の「航跡確立判定」では、航跡確立判定部3が先のステップS2での2次元相関決定追尾処理で導出された解に含まれる各航跡候補について、目標航跡として確立するかどうか判定する。この判定は、2次元相関決定追尾処理としてNN法を用いる場合には航跡候補が尤度比によって判定し、また2次元相関決定追尾処理としてMHT法を用いる場合には航跡候補を含む仮説の信頼度の大きさによって判定する。
次に、ステップS4の「不確定領域判定」では、不確定領域判定部4が、観測領域の中に目標の有無が長期間不確定な領域が存在するか判定する。ここで、2次元相関決定追尾処理としてNN法を用いる場合、この不確定領域は、一定時間以上、確立もせず、消されもせず残っている状態にある航跡候補のゲート内とする。この航跡候補の状態は、2次元相関決定追尾処理部2が追尾状況データとして記憶手段に記憶する。
他方、2次元相関決定追尾処理としてMHT法を利用する場合、この不確定領域は、以下のように、長時間不確定なまま存在するクラスタに該当する領域とする。ここで、クラスタとは、観測値の共有の有無に基づいて定義される同値類によって全航跡候補を分割してなる航跡候補の部分集合である。このクラスタの状態は、2次元相関決定追尾処理部2が追尾状況データとして記憶手段に記憶する。
また、クラスタが不確定であるか否かの判定は、各クラスタについて、そのクラスタが存続し続けている時間とそのクラスタ内での確立航跡の有無により行う。より具体的には、生成時からMthサンプリング時刻経過し、かつ航跡が一つも確立されていないクラスタを不確定とする。この判定後、不確定の領域が存在しない場合は、1サンプリング時刻の追尾開始処理はこの時点で終了す
る。ここで、Mthは事前に設定するパラメータである。
そして、ステップS5では、多次元サンプリング数制御部6が、不確定領域(あるいは不確定なクラスタ)の有無を判断し、不確定領域がない場合には、図2の追尾開始処理を終了する。他方、不確定領域がある場合には、ステップS6へ移行する。
ステップS6の「過去の観測値の検索」では、多次元サンプリング数制御部6が、観測値蓄積部1に蓄積された観測値のうち、不確定領域クラスタに属しかつ現サンプリング時刻から過去Nサンプリング時刻に渡って得られた観測値を選別する。このNは、最初にこのステップS6を実行する場合には3とする。
次に、ステップS7の「多次元相関決定追尾処理」では、多次元相関決定追尾処理部5が、従来の多次元相関決定方式による追尾処理を実行する。なお、この処理内容は、非特許文献3にその一例が示されている。多次元相関決定方式による追尾処理では、相関処理を行う蓄積サンプリング時刻の次元数、即ちスライディングウィンドウを構成する観測値が過去何サンプリング時刻分であるかを決定する必要がある。この次元数をNとし、最初にこのステップS7を実行する場合には値を3として、最新サンプリング時刻を含む過去3サンプリング時刻分の観測値で相関決定処理を行う。この結果得られた解に含まれる航跡候補の尤度比を多次元相関決定追尾処理部5が記憶手段に記憶する。
そして、ステップS8では、多次元サンプリング数制御部6が、事前に設定された上限値Mよりも次元数Nが小さいかどうかを判断し、次元数Nが上限値Mよりも小さい場合には、再びステップS6へ移行する。他方、次元数Nが上限値M以上である場合には、ステップS9へ移行する。
次に、ステップS8において次元数Nが上限値Mよりも小さい場合、N=4として、多次元サンプリング数制御部6が再びステップS6の「過去の観測値の検索」を行い、次に、多次元相関決定追尾処理部5がステップS7の「多次元相関決定追尾処理」において過去4サンプリング時刻分の観測値で相関決定処理を行う。この結果得られた相関解に含まれる航跡候補の尤度比を多次元相関決定追尾処理部5が記憶手段に記憶する。
以降、5サンプリング時刻、6サンプリング時刻とサンプリング時刻数を1つずつ増やし、Mサンプリング時刻に至るまで、ステップS6の「過去の観測値の検索」及びステップS7の「多次元相関決定追尾処理」を繰り返し実行し、そのたびに相関解に含まれる航跡候補の尤度を多次元相関決定追尾処理部5が記憶手段に記憶する。
次に、ステップS8において次元数Nが上限値M以上である場合、ステップS9の「航跡確立再判定」では、航跡確立判定部3が多次元相関決定追尾処理で導出された解に含まれる各航跡候補について、目標航跡として確立させるどうか判定する。この航跡確立判定処理は、以下の通りである。多次元相関決定追尾処理部5に入力する観測値のサンプリング時刻数Nを3からMまで変えたM−2個の解のうち、後述する同族グループに属する航跡候補で、以下の式(1)の評価関数が最大となる時点の航跡候補を選択する。
Figure 0005623253
ここで、pDは、センサの探知確率であり、g(zm,i; zm,i(-); Sm,i)は、追尾フィルタが計算した予測位置zm,i(-)を中心とし、その残差Sm,iを広がりとするガウス分布関数に観測位置zm,iを適用して得られる確率密度である。また、βm,iは、不要信号密度である。航跡候補が目標を追尾した結果得られる航跡である場合、目標の運動が追尾フィルタで想定する運動モデルと合致する時間帯においては、Nが大きい程、上記の評価関数は大きな値となる。
図3に追尾処理の際の推定値再計算の一例を示す。この例では、現サンプリング時刻から過去4サンプリング時刻の間の時間帯では、目標が直進しているので、N=4まではNの値を増やすほど評価関数の値は大きくなる。しかし、目標の運動が追尾フィルタで想定する運動モデルと合致しない場合、評価関数の値は減少する。図3の例では、現サンプリング時刻よりも5サンプリング時刻前の時刻で、目標は旋回しているので、N=4以降では、Nの値を増やすと、評価関数の値は却って減少する。
このため、ステップS9における航跡確立判定では、追尾している目標の実際の運動と追尾フィルタで想定する運動モデルが合致すると考えられる過去の最長の期間であるNmに得られる観測値によって構成される航跡候補を用いて航跡確立判定を行う。図4に多次元相関決定のサンプリング時刻数Nと関数値との推移例を示す。最長の期間とはこの図4におけるNmである。図3の例に適用した場合、Nm=4となり、過去4サンプリング時刻分の観測値を用いて生成した航跡候補を用いて航跡確立判定を行う。
また、この航跡確立判定では、異なるサンプリング時刻数Nで得られた航跡候補を同族のグループに分けてグループ毎に評価関数が最大となる航跡候補を抽出して確立判定する。この同族のグループ分けの方法は、以下のいずれかとする。
(1) 航跡候補を構成する観測値のうち、最新サンプリング時刻の観測値が一致する航跡候補を同族とする。
(2) 航跡候補を構成する観測値が規定数mG以上の共通となる航跡候補を同族とする。ここで、mGは事前に設定するパラメータである。
(3) 航跡候補の最新サンプリング時刻における推定位置の差がdiffG以内の航跡候補を同族とする。ここで、diffGは事前に設定するパラメータである。
同族の航跡候補の中で、最も評価関数の高い航跡候補に対して、次の式(2)に示すように、従来通りに尤度比により航跡確立判定を行う。
Figure 0005623253
ここで、threshold(Nm)は、航跡が確立するための尤度比の閾値であり、航跡候補の推定値に使用した観測値のサンプリング時刻数の数Nmに応じて設定する。
この処理によって航跡候補が確立された場合、多目標追尾装置100は、多目標確立された航跡の現時刻の位置、速度をユーザに表示する。また、多目標追尾装置100は、この航跡が確立された目標のその後の軌跡を追うため、追尾開始処理から追尾維持処理への航跡情報を移管する。また、Mサンプリング時刻以上過去の観測値は、次のサンプリング時刻の処理では不要なので、多目標追尾装置100は、追尾開始処理における最後の処理として、Mサンプリング時刻以上過去の観測値をこの時点で破棄する。
以上のように、実施の形態1によれば、まず全観測領域の観測値を用いて2次元相関決定追尾処理を行い、目標の有無が確定しない領域のみで、その領域で得られる観測値に対して多次元相関決定追尾処理を適用する。このため、全観測領域で多次元相関決定追尾処理を適用する場合に比べて、演算負荷を軽減させることができる。これに加えて、誤警報等の不要信号が発生する環境下で、信号強度の低い目標についても、早期に航跡を確立できる。
また、多次元相関決定追尾処理の適用において、蓄積サンプリング時刻数を変えて相関処理を行い、評価関数が大きくなるサンプリング時刻数における航跡候補の尤度を確立判定するため、目標の運動が途中で変化する場合でも、目標の航跡を早期に確立することができる。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2による多目標追尾装置を示すブロック図である。図5において、実施の形態2の多目標追尾装置200は、実施の形態1における多次元サンプリング数制御部6に代えて、低閾値多次元サンプリング数制御部26を有している。他の実施の形態2の多目標追尾装置200の構成は、実施の形態1の多目標追尾装置100の構成と同様である。
次に、他の実施の形態2の多目標追尾装置200による追尾開始処理について説明する。図6は、図5の多目標追尾装置200による追尾開始処理を示すフローチャートである。ここで、実施の形態2の追尾開始処理の概要は、実施の形態1の追尾開始処理と同様であり、以下では、実施の形態1との違いを中心に説明する。
実施の形態2のステップS2での「2次元相関決定追尾処理」では、検出閾値として、仮検出閾値と再検出閾値との2通りの検出閾値が用いられる。いずれの閾値も固定値であるが、仮検出閾値は、全捜索領域で2次元相関決定追尾処理を適用しても処理時間が十分短くなるように、即ち誤警報の発生が少なくなるように、比較的高い値に設定する。これに対して、再検出閾値は、低い信号強度の目標でも検出できるように、仮検出閾値よりも低い値に設定する。
また、2次元相関決定追尾処理では、2次元相関決定追尾処理部2が、既存の航跡候補と現サンプリング時刻に得られた観測値との対応付けを、従来の2次元相関決定追尾方式に従って実行する。この2次元追尾処理としては、様々な方式が提案されているが、実施の形態2でも実施の形態1と同様に、NN法とMHT法との2例を適用できる。
この2次元相関決定追尾処理では、観測値蓄積部1に蓄積された最新サンプリング時刻の観測値のうち、その信号強度が仮検出閾値を超える観測値を追尾処理に用いる。これと同時に、再検出閾値を越えた観測値についても航跡毎のゲート内外判定を行い、各観測値がどの航跡のゲート内に入ったかを記憶手段に記憶する。また、2次元相関決定追尾処理においてMHTを適用した場合、どの観測値がどのクラスタに属するかについても記憶手段に記憶する。なお、以降のステップS3,S4の動作と、ステップS5において不確定な領域が存在しないと判定した場合の動作とについては、実施の形態1と同様である。
次に、ステップS5において、不確定な領域(あるいは不確定なクラスタ)が存在すると判定した場合の動作について説明する。ステップS26の「過去の低閾値観測値の検索」では、低閾値多次元サンプリング数制御部26が、観測値蓄積部1に蓄積された観測値のうち、不確定な領域(あるいは不確定なクラスタ)に属し、かつ現サンプリング時刻から過去Nサンプリング時刻に渡って得られ、かつ信号強度が再検出閾値を超える観測値を選別する。このNは、最初にこのステップを実行する場合は3とする。
そして、4サンプリング時刻、5サンプリング時刻、6サンプリング時刻とサンプリング時刻数を1つずつ増やし、Mサンプリング時刻に至るまで、ステップS16の「過去の低閾値観測値の検索」と、ステップS7の「多次元相関決定追尾処理」を繰り返し実行し、そのたびに相関解に含まれる航跡候補の尤度を記憶手段に記憶する。
次に、ステップS9の「航跡確立再判定」では、航跡確立判定部3が、多次元相関決定追尾処理で導出された解に含まれる各航跡候補について、多次元相関決定追尾処理に入力する観測値のサンプリング時刻数Nを3からMまで変えたM−2個の解のうち、実施の形態1で説明した同族グループに属する航跡候補で、先の式(1)に示す関数が最大となる時点の航跡候補を選択する。なお、先の式(1)のパラメータのうち、pD及びβm,iは、検出閾値に依存するパラメータであり、検出閾値が低い程、共に値が大きくなる。実施の形態2の追尾開始処理における他の動作は、実施の形態1と同様である。
以上のように、実施の形態2によれば、まず比較的高い仮検出閾値で得られた観測値を用いて2次元相関決定追尾処理を行い、目標の有無が確定しない領域のみで低い値の再検出閾値で得られた観測値を用いて多次元相関決定追尾処理を行う。このため、全観測領域で実施の形態1のような検出閾値を適用して得られる観測値に多次元相関決定追尾処理を適用する場合に比べて、演算負荷を軽減させることができる。
また、多次元相関決定追尾処理の適用において、蓄積サンプリング数を変えて相関処理を行い、評価関数が大きくなるサンプリング時刻数における航跡候補の尤度を確立判定するため、目標の運動が途中で変化する場合でも、目標の航跡を早期に確立することができる。さらに、多次元相関決定追尾処理に適用する観測値の検出閾値としての再検出閾値を仮検出閾値よりも低く設定するので、高い検出閾値では目標が探知抜けを頻繁に起こす場合でも、早期に目標航跡を確立することができる。
実施の形態3.
図7は、この発明の実施の形態3による多目標追尾装置を示すブロック図である。図7において、実施の形態3の多目標追尾装置300は、実施の形態1における多次元サンプリング数制御部6に代えて、多次元サンプリング数閾値制御部36を有している。他の実施の形態3の多目標追尾装置300の構成は、実施の形態1の多目標追尾装置100の構成と同様である。
次に、他の実施の形態3の多目標追尾装置300による追尾開始処理について説明する。図8は、図7の多目標追尾装置300による追尾開始処理を示すフローチャートである。ここで、実施の形態3の追尾開始処理の概要は、実施の形態1の追尾開始処理と同様であり、以下では、実施の形態1との違いを中心に説明する。
実施の形態3のステップS2での「2次元相関決定追尾処理」では、検出閾値として、仮検出閾値と、再検出閾値と、その間の多段階の検出閾値とが用いられる。いずれの閾値も固定値であるが、仮検出閾値は、全捜索領域で2次元追尾処理を適用しても処理時間が十分短くなるように、即ち誤警報の発生が少なくなるように、比較的高い値に設定する。これに対して、再検出閾値は、低い信号強度の目標でも検出できるように、仮検出閾値よりも低い値に設定する。
また、2次元相関決定追尾処理では、2次元相関決定追尾処理部2が、既存の航跡候補と現サンプリング時刻に得られた観測値との対応付けを、従来の2次元相関決定追尾方式に従って実行する。この2次元追尾処理としては、様々な方式が提案されているが、実施の形態3でも実施の形態1と同様に、NN法とMHT法との2例を適用できる。
この2次元相関決定追尾処理では、実施の形態2と同様に、観測値蓄積部1に蓄積された最新サンプリング時刻の観測値のうち、その信号強度が仮検出閾値を超える観測値を追尾処理に用いる。これと同時に、再検出閾値を越えた観測値についても航跡毎のゲート内外判定を行い、各観測値がどの航跡のゲート内に入ったかを記憶手段に記憶する。また、2次元相関決定追尾処理においてMHTを適用した場合、どの観測値がどのクラスタに属するかについても記憶手段に記憶する。なお、以降のステップS3,S4の動作と、ステップS5において不確定な領域が存在しないと判定した場合の動作とについては、実施の形態1と同様である。
次に、ステップS5において、不確定な領域(あるいは不確定なクラスタ)が存在すると判定した場合の動作について説明する。ステップS36の「過去の指定閾値観測値の検索」では、多次元サンプリング数閾値制御部36が、観測値蓄積部1に蓄積された観測値のうち、不確定な領域(あるいは不確定なクラスタ)に属し、かつ現サンプリング時刻から過去Nサンプリング時刻に渡って得られ、かつ信号強度が再検出閾値を超える観測値を選別する。このNは、最初にこのステップを実行する場合は3とする。
次に、ステップS37の「多次元相関決定追尾処理」では、多次元相関決定追尾処理部5が、実施の形態1,2と同様に、従来の多次元相関決定に基づく追尾処理を実行する。多次元相関決定方式による追尾処理では、相関処理を行う蓄積サンプリング時刻の次元数、即ちスライディングウィンドウを構成する観測値が過去何サンプリング時刻分を決定する必要がある。この次元数をNとし、最初のこのステップを実行する場合は値を3として、最新サンプリング時刻を含む過去3サンプリング時刻分の観測値で相関決定処理を行う。この結果得られた解に含まれる航跡候補の実施の形態1で説明した同族グループに属する航跡候補について、次の式(3)に示す評価関数を計算する。
Figure 0005623253
次に、N=4として、再びステップS36の「過去の指定閾値観測値の検索」を行い、その後にステップS37の「多次元相関決定追尾処理」において、過去4サンプリング時刻分の観測値で相関決定処理を行う。
以降では、サンプリング時刻数Nを1つずつ増やして、そのたびに評価関数を計算するが、サンプリング時刻数Nにおける評価関数の値がサンプリング時刻数N−1における評価関数が下がった場合は、サンプリング時刻数Nを固定したまま、検出閾値を下げていき、多次元相関決定追尾処理を行う。2次元追尾処理での検出閾値、即ち仮検出閾値をth0とすると、この時点の検出閾値をth1=th0−Δthとする。この検出閾値の下げ幅Δthは事前に設定するパラメータである。
この検出閾値によって得られたNサンプリング時刻分の観測値に多次元相関決定追尾処理を適用し、同様に評価関数を計算する。この評価関数の値が、仮検出閾値th0での評価関数の値よりも同等、あるいは上昇した場合には更に検出閾値をΔth下げて、検出閾値th2=th1−Δthによって得られたNサンプリング時刻分の観測値に多次元相関決定追尾処理を適用し、同様に評価関数を計算する。以降、評価関数が下がるまで検出閾値をΔth下げて、多次元サンプリング時刻数がMに達するか、又は検出閾値が再検出閾値(下限)に達するまで、得られた観測値に対して多次元相関決定追尾処理を適用する(ステップS36〜S39)。
次に、ステップS40の「航跡確立再判定」では、航跡確立判定部3が、多次元相関決定追尾処理で導出された解に含まれる各航跡候補について、ステップS37で計算した同族グループに属する航跡候補で、評価関数が最大となる時点の航跡候補を選択する。選択された航跡候補に対して、次の式(4)に示すような従来の尤度比による航跡確立判定を行う。実施の形態3の追尾開始処理における他の動作は、実施の形態1と同様である。
Figure 0005623253
以上のように、実施の形態3によれば、まず比較的高い仮検出閾値で得られた観測値を用いて2次元相関決定追尾処理を行い、目標の有無が確定しない領域のみで低い値の再検出閾値で得られた観測値に対して多次元相関決定追尾処理を行う。さらに検出閾値を高い値から低い値に段階的に変えて、評価関数が最大となる条件において、航跡の確立判定を行う。このため、実施の形態2のような全観測領域で低い値の再検出閾値を適用して得られる観測値に多次元相関決定追尾処理を適用する場合に比べて、処理負荷を軽減することができる。これに加えて、信号強度の低い目標についても、早期に航跡を確立することができる。
また、多次元相関決定追尾処理の適用において、サンプリング時刻数を変えて相関処理を行い、評価関数が大きくなるサンプリング時刻数における航跡候補の尤度を確立判定するため、目標の運動が途中で変化する場合でも、目標の航跡を早期に確立することができる。さらに、多次元相関決定追尾処理に適用する観測値の検出閾値を段階的に低く設定するので、高い検出閾値では目標が探知抜けを頻繁に起こす場合でも、早期に目標航跡を確立することができる。
1 観測値蓄積部、2 次元相関決定追尾処理部、3 航跡確立判定部、4 不確定領域判定部、5 多次元相関決定追尾処理部、6 多次元サンプリング数制御部、10 レーダ(センサ)、26 低閾値多次元サンプリング数制御部(多次元サンプリング数制御部)、36 多次元サンプリング数閾値制御部(多次元サンプリング数制御部)、100,200,300 多目標追尾装置。

Claims (5)

  1. センサの観測によって得られる観測値を用いて目標航跡を確立するための多目標追尾装置であって、
    前記センサからの観測値を蓄積する観測値蓄積部と、
    前記センサからの観測値と航跡候補との2次元の相関決定により、新たな航跡候補を生成する2次元相関決定追尾処理部と、
    入力された複数のサンプリング時刻に跨る観測値を用いて、3次元以上の多次元の相関決定により航跡候補を生成する多次元相関決定追尾処理部と、
    前記2次元相関決定追尾処理部で生成された航跡候補、及び前記多次元相関決定追尾処理部で生成された航跡候補のそれぞれについて、その確立の可否を判定する航跡確立判定部と、
    前記2次元相関決定追尾処理部で生成された航跡候補とその確立状況から、前記2次元相関決定追尾処理部による航跡確立の不確定領域を抽出する不確定領域判定部と、
    前記多次元相関決定追尾処理部に入力する観測値の次元数をサンプリング時刻毎に決定し、不確定領域における決定された次元数の観測値を前記多次元相関決定追尾処理部に入力する多次元サンプリング数制御部と
    を備えることを特徴とする多目標追尾装置。
  2. 前記多次元サンプリング数制御部は、決定された次元数で、かつ前記2次元相関決定追尾処理部に適用した検出閾値よりも低い検出閾値での不確定領域における観測値を、前記多次元相関決定追尾処理部に入力する
    ことを特徴とする請求項1記載の多目標追尾装置。
  3. 前記多次元サンプリング数制御部は、
    観測値の次元数に加えて、検出閾値をさらに決定し、
    決定された次元数で、かつ決定された検出閾値での不確定領域における観測値を前記多次元相関決定追尾処理部に入力する
    ことを特徴とする請求項1記載の多目標追尾装置。
  4. 前記2次元相関決定追尾処理部は、複数の既存航跡のそれぞれに対して相関の度合いが最も高い探知データを割り当てるNN(Nearest Neighbor)法による相関決定を行い、
    前記不確定領域判定部は、前記NN法によって計算された航跡候補のゲート内で不確定領域を決定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の多目標追尾装置。
  5. 前記2次元相関決定追尾処理部は、複数の既存航跡のそれぞれに対して可能な相関全てを考慮して仮説を構成し、各々の相関の尤もらしさを基に仮説の信頼度を計算するMHT(Multiple Hypothesis Tracking)法による相関決定を行い、
    前記不確定領域判定部は、前記MHT法によって計算されたクラスタに属する航跡候補のゲート内で、不確定領域を決定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の多目標追尾装置。
JP2010262168A 2010-11-25 2010-11-25 多目標追尾装置 Active JP5623253B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010262168A JP5623253B2 (ja) 2010-11-25 2010-11-25 多目標追尾装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010262168A JP5623253B2 (ja) 2010-11-25 2010-11-25 多目標追尾装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012112807A JP2012112807A (ja) 2012-06-14
JP5623253B2 true JP5623253B2 (ja) 2014-11-12

Family

ID=46497173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010262168A Active JP5623253B2 (ja) 2010-11-25 2010-11-25 多目標追尾装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5623253B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021128923A1 (zh) * 2019-12-25 2021-07-01 珠海格力电器股份有限公司 运动量测量方法、装置及电子设备

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014074675A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Fujitsu Ltd 追尾装置及び追尾方法並びに追尾プログラム
CN114882068B (zh) * 2022-04-24 2023-09-01 电子科技大学 多目标跟踪方法、装置、计算机设备和存储介质

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003057337A (ja) * 2001-08-20 2003-02-26 Nec Corp 追尾処理装置、追尾処理方法及び追尾処理プログラム
JP2004144616A (ja) * 2002-10-24 2004-05-20 Mitsubishi Electric Corp 目標追尾装置
JP5014637B2 (ja) * 2006-02-08 2012-08-29 三菱電機株式会社 多目標追尾装置
JP5197154B2 (ja) * 2008-05-22 2013-05-15 三菱電機株式会社 多目標追尾装置
JP2010151637A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Mitsubishi Electric Corp 目標追尾装置
JP5300556B2 (ja) * 2009-03-26 2013-09-25 三菱電機株式会社 目標追尾装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021128923A1 (zh) * 2019-12-25 2021-07-01 珠海格力电器股份有限公司 运动量测量方法、装置及电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012112807A (ja) 2012-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6543066B2 (ja) 機械学習装置
KR101708491B1 (ko) 압력 센서를 이용한 객체 인식 방법
CN110927712A (zh) 跟踪方法和装置
CN106405510B (zh) 一种基于伪滑窗l判决准则的航迹删除方法
JP2016191966A (ja) クラスタリング装置及び機械学習装置
CN112130142A (zh) 一种复杂运动目标微多普勒特征提取方法及系统
Gao et al. Particle-gating SMC-PHD filter
JP5623253B2 (ja) 多目標追尾装置
WO2016158768A1 (ja) クラスタリング装置及び機械学習装置
CN111950498A (zh) 一种基于端到端实例分割的车道线检测方法及装置
JP4220821B2 (ja) センサ信号処理システム
CN113537077B (zh) 基于特征池优化的标签多伯努利视频多目标跟踪方法
JP4912762B2 (ja) 目標検出装置
JP5495581B2 (ja) センサ制御装置
JP5183543B2 (ja) レーダ装置
KR20220150614A (ko) 화재 감지 서버, 방법 및 컴퓨터 프로그램
JP5036392B2 (ja) 目標検出装置
JP2005337732A (ja) レーダ装置
Bi et al. Improved multi-target radar TBD algorithm
EP3289566A1 (en) Method and apparatus for determining temporal behaviour of an object
KR101280348B1 (ko) 다중 표적 추적 방법
JP2004219300A (ja) 目標追尾装置
JP2005083867A (ja) 目標追尾装置
JP6400251B1 (ja) 電波探知装置
KR102285686B1 (ko) 구름 이동 예측 장치 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140826

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140924

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5623253

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250