JP5621509B2 - 計器 - Google Patents

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    • HELECTRICITY
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    • H01H19/00Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
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    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/16Indicators for switching condition, e.g. "on" or "off"

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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

本発明は、例えば信号変換器を調整するための計器に関し、前面に調整のためのロータリースイッチを有する計器に関するものである。
プロセス現場の監視室などに設置され、筐体の前面に取り付けられたロータリースイッチなどをドライバを用いて調整するインターフェイス計器がある。
図3はこのような計器の要部斜視図である。
図3において、1は矩形状の計器本体であり、正面に例えば蝶番(図示せず)などにより計器本体の底面に係止され、矢印イ方向に回動する前面蓋2が設けられている。
3は前面蓋2を手前のイ方向に回動させたときにその裏側に貼付されたラベルである。5はロータリースイッチでこのスイッチには図示の例では0〜7の数字が記載されておりスイッチのダイアルをドライバで回すと矢印ロの先端が順次数字の0〜7を指して回転する。0〜7の数字はラベルに記載された0→Normal Operation,1→Output Zero,2→Output Span・・・7→表示なしの記述に対応している。
6はロータリーエンコーダでロータリースイッチ5に対して垂直方向に上下に並べて配置されており、ロータリースイッチ5で選択した機能の上限値・下限値を設定する。
4はステータスを表示するLEDであり、ロータリーエンコーダ6で設定が行われている間は点滅状態とされ通常は点灯している。7は前面蓋2を閉じたときにステータスLED4の点灯を確認するための貫通孔である。
上述の構成において、オペレータは必要に応じて前面蓋2を開きこの計器に接続された他の計器にスパン・ゼロ調整や上下限の設定を行う。
実開昭63−216224号公報 特開平01−222121号公報
図3に示す従来例においては、ロータリースイッチ5やロータリーエンコーダ6のサイズに影響され計器の薄型・小型化に対応できない。
即ち、計器の薄型化(例えば正面から見た幅を半分)を図ろうとしてロータリースイッチ5のサイズを小さくすると0〜7で示す数字が細かくなり見えにくくなる。また、 表示をやめるとステータスを知る手段が無くなる。
更に、ステータス(SW設定)の内容を、ラベル表示に頼っている。その為、前面蓋の表示スペースが狭くなり文字サイズも小さくなって見えにくくなる。という課題があった。
ところで、このような計器は現場調整で使用されるインターフェイスだが、実際に使用される機能は限られており、現実にはラベル3に書かれている機能の一部しか使用されていない。本発明では、現場調整で使用される実際に使用される機能は減らさずに、薄型化を可能とした計器を提供することを目的としている。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、請求項1においては、
計器前面にロータリースイッチとロータリーエンコーダが垂直方向に配置され、前記ロータリースイッチを回転させることにより選択される現場計器の各種設定内容を、前記計器前面に配置された前記ロータリースイッチとロータリーエンコーダの直径よりも小さな複数の発光素子とラベルにより表示する計器であって、前記ラベルは前記計器の前面の幅より小さな幅とされ、前記複数の発光素子のうちの定められた一つが点灯状態の時は前記ロータリースイッチの設定は無効とされ、前記定められた一つの発光素子が点滅状態の時は前記ロータリースイッチの設定が可能とされ、前記設定内容に対応するように定められた発光素子の少なくとも一つを点灯させ他の発光素子は消灯状態とするように構成したことを特徴とする。
請求項2においては、請求項1に記載の計器において、
前記複数の発光素子の点灯位置の組み合わせで前記ロータリーエンコーダで設定した上限・下限の振り切れ機能を表示することを特徴とする。
請求項3においては、請求項1又は2に記載の計器において、前記発光素子はLEDまたは発光ダイオードであることを特徴とする。
以上説明したことから明らかなように本発明の請求項1〜3によれば、
1)ロータリースイッチの回転に伴って機能する内容を前記計器前面に配置された複数の発光素子により表示するので、従来のように計器前面蓋の裏側のラベルが不要となり、計器の前面の幅を小さくすることができる。
2)また、前記の前面の蓋が不要になるので、部品点数が少なくなり構成を簡単にすることができる。
3)また、発光素子の点灯位置に上限・下限の振り切れ機能を表示することが可能となるので使用勝手を向上させることができる。
本発明の計器の正面図(a),要部断面図(b),発光素子の点灯の一例を示す図(c)である。 図1の計器の発光素子の機能説明図である。 従来の計器を示す斜視図である。
図1は計器の正面図(a),要部断面図(b),発光素子の点灯の一例を示す図(c)である。なお、図3と同一要素には同一符号を付して重複する説明は省略する。
図1(a,b)において、1は計器本体であり、正面から見た最上方にはステータスLED4が取り付けられている。5はステータスLED4の下方に設けられたロータリースイッチ、6はその下方に設けられたロータリーエンコーダであり、これらは計器正面から見た垂直方向に並べて取り付けられている。
4aはロータリーエンコーダの下方に配置されたステータスLEDで、上から順にB,C,D,Eと称する。3aはラベルでステータスLED4とロータリースイッチ5の間にはSEL(セレクト)と記載されたものが貼付され、ロータリーエンコーダ6とステータスLED4aを構成するBのLEDの間にはADJ(アジャスト)のラベルが貼付されている。
また、ステータスLED4aを構成するBの横には近接して2S,同じくCには2Z,Dには1S,Eには1Zのラベルが貼付されている。
図2はロータリースイッチの設定(0〜4)とそのときの動作、LED4,4aの点滅か消灯か及び機能設定とラベルの関係を示すものである。
図2によればロータリースイッチ5の設定が0のときは現場計器(図示省略)の動作(設定)は無効であり、LEDのAは点灯状態、B,C,D,Eは消灯となっている。このときこの計器1で設定される現場計器は通常運転を行っている。
ロータリースイッチ5の設定が1のときは設定動作可能であり、4のLEDのAは点滅状態、ラベル2Sが貼付された4aのBのLEDは点灯、C,D,EのLEDは消灯となっている。このときこの計器1で設定される現場計器はOutput2のSpan点が調整可能となっている。
ロータリースイッチ5の設定が2のときは設定動作可能であり、4のLEDのAは点滅状態となっている。そして、ラベル2Zが貼付された4aのCのLEDは点灯、B,D,EのLEDは消灯となっている。このときこの計器1で設定される現場計器はOutput2のZero点が調整可能となっている。
ロータリースイッチの設定が3のときは設定動作可能であり、4のLEDのAは点滅状態となっている。そして、ラベル1Sが貼付された4aのDは点灯、B,C,EのLEDは消灯となっている。このときこの計器1で設定される現場計器はOutput1のSpan点が調整可能となっている。
ロータリースイッチの設定が4のときは設定動作可能であり、4のLEDのAは点滅状態となっている。ラベル1Zが貼付された4aのEのLEDは点灯、B,C,DのLEDは消灯となっている。このときこの計器1で設定される現場計器はOutput1のZero点が調整可能となっている。
上述のようにロータリースイッチ1のステータス(SW設定)表示を、部品表面の表示からLED(B〜E)とラベル3aに置き換えることで、小型化されたロータリースイッチを採用することが出来、製品の薄型化に対応できる。
従来、現場調整で最も使用される出力調整は、従来のインターフェイスと何も変わらない状態で、例えば幅50mmの半分の幅25mmにも対応できる。ロータリースイッチ5やロータリーエンコーダ6のサイズによっては、前面ラベルとの組み合わせで更なる薄型(10〜5mm位まで)も対応可能である。
図1(c)は他の実施例を示すもので、例えば、LEDの表示を4個のLEDでその他のON/OFFなどの設定にも対応可能である。
図1(c)においては縦方向に4個並べたLEDの上方の2個を点灯させることによりバーンアウト(Burn Out)UP、LEDの下方の2個を点灯させることによりバーンアウトDOWN、4個並べたLEDの中の2個を点灯させることによりバーンアウト(OFFを表示することができる。
更に本発明ではロータリースイッチ5のステータス表示(SW設定)を前面LEDに置き換えることで、ロータリースイッチの小型部品の採用が可能になり、製品自体の小型化・薄型化に対応できる。
また前面にラベルの表示を持ってくることで、製品を取り付けた状態で調整方法を確認することが出来る。従来は、計器の横に調整方法が表示してある。その為、計器取り付け状態では確認出来ない。
また、追加したB〜EのLEDは、通常動作時は消灯なので、計器の運転時消費電流に影響を与えることがない。
なお、以上の説明は、本発明の説明および例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎない。従って本発明は、上記実施例に限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形を含むものである。
1 計器筐体
2 前面蓋
3,3a ラベル
4,4a ステータスLED
5 ロータリースイッチ
6 ロータリーエンコーダ
7 貫通孔

Claims (3)

  1. 計器前面にロータリースイッチとロータリーエンコーダが垂直方向に配置され、前記ロータリースイッチを回転させることにより選択される現場計器の各種設定内容を、前記計器前面に配置された前記ロータリースイッチとロータリーエンコーダの直径よりも小さな複数の発光素子とラベルにより表示する計器であって、前記ラベルは前記計器の前面の幅より小さな幅とされ、前記複数の発光素子のうちの定められた一つが点灯状態の時は前記ロータリースイッチの設定は無効とされ、前記定められた一つの発光素子が点滅状態の時は前記ロータリースイッチの設定が可能とされ、前記設定内容に対応するように定められた発光素子の少なくとも一つを点灯させ他の発光素子は消灯状態とするように構成したことを特徴とする計器。
  2. 前記複数の発光素子の点灯位置の組み合わせで前記ロータリーエンコーダで設定した上限・下限の振り切れ機能を表示することを特徴とする請求項1に記載の計器。
  3. 前記発光素子はLEDまたは発光ダイオードであることを特徴とする請求項1又は2に記載の計器。
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