JP5619848B2 - チャイルドシートシステムに適合される固着装置 - Google Patents

チャイルドシートシステムに適合される固着装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5619848B2
JP5619848B2 JP2012234590A JP2012234590A JP5619848B2 JP 5619848 B2 JP5619848 B2 JP 5619848B2 JP 2012234590 A JP2012234590 A JP 2012234590A JP 2012234590 A JP2012234590 A JP 2012234590A JP 5619848 B2 JP5619848 B2 JP 5619848B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slot
sleeve
connecting rod
cushion
peripheral wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012234590A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013091489A (ja
Inventor
欽明 鄭
欽明 鄭
于雅 蘇
于雅 蘇
Original Assignee
明門香港股▲ふん▼有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 明門香港股▲ふん▼有限公司 filed Critical 明門香港股▲ふん▼有限公司
Publication of JP2013091489A publication Critical patent/JP2013091489A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5619848B2 publication Critical patent/JP5619848B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2/26Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles for children
    • B60N2/28Seats readily mountable on, and dismountable from, existing seats or other parts of the vehicle
    • B60N2/2884Seats readily mountable on, and dismountable from, existing seats or other parts of the vehicle with protection systems against abnormal g-forces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2/26Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles for children
    • B60N2/28Seats readily mountable on, and dismountable from, existing seats or other parts of the vehicle
    • B60N2/2821Seats readily mountable on, and dismountable from, existing seats or other parts of the vehicle having a seat and a base part
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2/26Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles for children
    • B60N2/28Seats readily mountable on, and dismountable from, existing seats or other parts of the vehicle
    • B60N2/2887Fixation to a transversal anchorage bar, e.g. isofix
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2/42Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles the seat constructed to protect the occupant from the effect of abnormal g-forces, e.g. crash or safety seats
    • B60N2/427Seats or parts thereof displaced during a crash
    • B60N2/42709Seats or parts thereof displaced during a crash involving residual deformation or fracture of the structure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Child & Adolescent Psychology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Description

本発明は、チャイルドシート(子供安全シート)システムに適用される固着装置に関する。
請求項1の前文に従った固着装置は、EP2230125A1から知られている。
現在のチャイルドシートは、チャイルドシートを自動車シートの上に固定するための固定具を備えるよう設計されるのが普通である。例えば、固定リングが自動車構造の上に配置される。チャイルドシートが自動車シートの上に据え付けられるときには、子供がチャイルドシートの上に座るよう、チャイルドシートは、固着部分を固定リングに係合させることによって、自動車シートに堅固に固定される。
しかしながら、従来的な固定具、即ち、チャイルドシートの本体及び固定リングは、全て柔軟性を欠いて接続される。一旦事故が起こると、急激な衝撃によって誘発され且つ殆ど何の緩衝材も備えない固定具を通じてチャイルドシート本体に直接的に移転される衝撃力によって、チャイルドシートの上に座らされる子供を容易に傷付け得る。更に、衝撃力は固定具の接続安定性に対する試練として考えられている。
従って、上記問題を解決するための技術的な解決策を提供する必要がある。
上記を念頭に置いて、本発明は、チャイルドシートシステムのために適合される固着装置を提供することを目指す。固着装置は、チャイルドシートの上に座る子供に対する衝撃エネルギの影響を低減するために、クッション機構の使用によって衝撃エネルギを吸収し得る。
衝撃エネルギの影響を低減するために、1つの実施態様に従った後続の詳細な記載からより明らかに分かるように、固着装置は、チャイルドシートシステムのシートベース器具の上に配置される接続機構と、自動車シートシステムの固着器具に係合し得る係合機構と、接続機構と係合機構との間に配置されるクッション機構とを含むことで、クッション機構は、接続機構と係合機構との間の相対的な移動の発生を通じて衝撃エネルギが生成されるや否や、衝撃エネルギを吸収するよう駆動される。
この実施態様において、接続機構は、シートベース器具の上に配置されるスリーブを含む。係合機構は、接続ロッドと、スナップロックとを含み、接続ロッド及びスリーブは互いに通じ合い、スナップロックは接続ロッドに接続され、スナップロックを固着器具に係合し得る。クッション機構は、スリーブと接続ロッドとの間に配置されるクッション本体を含む。クッション本体は、相対的な移動が起こるや否や、スリーブ及び接続ロッドによって構造的に変形させられる。
1つの特徴において、クッション本体は、スリーブと接続ロッドとの間に挟装されるリング壁と、リング壁の上に形成される複数の突起とを含む。相対的な移動が起こるや否や、複数の突起はスリーブ及び接続ロッドによって構造的に圧縮させられる。
好ましくは、突起は、リング形状である。
好ましくは、複数の突起は、別個に配置される。
実質的に、リング壁は接続ロッドの上にスリーブ接続され、且つ、スリーブを通じ、突起はスリーブとリング壁との間に配置される。
加えて、クッション本体は、リング壁の上に形成され且つスリーブの縁部に当接する突出状突起を含む。
好ましくは、クッション本体は、弾性部材である。
実質的に、スリーブ及び接続ロッドは、クッション本体を通じて互いに旋回的に接続される。
他の特徴において、接続ロッド及びスリーブは、互いに摺動可能に通じ合う。
実質的に、クッション本体は、挿入孔及びクッションスロットと、クッションピンとを含み、挿入孔及びクッションスロットは、スリーブの上に形成され、且つ、互いに連絡し合い、クッションピンは、挿入孔を通じ、接続ロッドに接続され、且つ、クッションスロットに対応する。クッションスロットは、接続ロッドとスリーブとの間に摺動方向に沿って延在する。クッションスロットは、摺動方向に対して垂直な方向におけるクッションピンの寸法よりも小さい、摺動方向に対して垂直な方向におけるスロット寸法を有する。相対的な移動が起こるや否や、クッションスロットのスロット縁部は構造的に拡張される。何故ならば、クッションピンは、スリーブ及び接続ロッドによって、摺動方向において挿入孔からクッションスロット内に滑り込まされるからである。
好ましくは、接続ロッドは、位置決めピンを含み、スリーブは、スロットを有し、スロットは、接続ロッドの摺動を案内するために、位置決めピンが摺動可能に通じるよう並びに接続ロッドとスリーブとの間に摺動方向に沿って延在するよう設けられる。
代替的に、クッション本体は、スリーブの上に形成され且つ互いに重なり合う第一周壁及び第二周壁と、第一周壁及び第二周壁を通じ且つ接続ロッドに接続されるエネルギ吸収ピンとを含む。第一周壁は、エネルギ吸収ピンが通じる第一貫通スロットを有し、第二周壁は、第一貫通スロットと部分的に重なり合うために並びにエネルギ吸収ピンが摺動可能に通じるために設けられる第二貫通スロットを有する。第一貫通スロットは、エネルギ吸収ピンの内径と等しい内径を有する。第二貫通スロットは、接続ロッドとスリーブとの間に摺動方向に沿って延在する。第二貫通スロットは、摺動方向における第一貫通スロットのスロット寸法よりも大きい摺動方向におけるスロット寸法を有する。相対的な移動が起こるや否や、第一貫通スロットのスロット縁部は構造的に破壊される。何故ならば、エネルギ吸収ピンは、第一貫通スロットのスロット縁部に当たり、第一貫通スロットと重なり合わない第二貫通スロットの部分内に滑り込むからである。
好ましくは、クッション本体は、スリーブの上に形成され且つ第二周壁の上に積み重ねられる第三周壁を更に含む。第三周壁は、第三貫通スロットを有し、第三貫通スロットは、第一貫通スロット及び第二貫通スロットと部分的に重なり合い、且つ、エネルギ吸収ピンが摺動可能に通じるために設けられる。第三貫通スロットは、摺動方向に沿って延在する。第三貫通スロットは、摺動方向における第二貫通スロットのスロット寸法よりも大きい摺動方向におけるスロット寸法を有する。相対的な移動が起こるや否や、第二貫通スロットのスロット縁部は構造的に破壊される。何故ならば、エネルギ吸収ピンは、第二貫通スロットのスロット縁部に当たり、第二貫通スロットと重なり合わない第三貫通スロットの部分内に滑り込むからである。
代替的に、クッション本体は、相対的な移動が起こるや否や、スリーブ及び接続ロッドによって構造的に圧縮又は伸張させられる。好ましくは、クッション本体は、弾性部材である。
実質的に、スリーブは、キャビティと、キャビティと連絡する開口とを有する。接続ロッドは、開口を摺動可能に通じる。クッション本体は、接続ロッド及びスリーブに接続され、キャビティ内に収容される。
好ましくは、接続ロッドは、キャビティ内に摺動可能に収容される摺動部分を含み、スリーブは、接続ロッドがスリーブから外れるのを防止するために摺動部分と協働する遮断部分を含む。
好ましくは、接続ロッドは、位置決めボルトを含み、スリーブは、案内スロットを有し、案内スロットは、接続ロッドの摺動を案内し且つ接続ロッドがスリーブから外れるのを防止するために、位置決めボルトが摺動可能に通じるよう並びに接続ロッドとスリーブとの間に摺動方向に沿って延在するよう設けられる。
従来技術と比較すると、自動車の緊急制動又は衝突が起こるや否や、クッション機構は、衝突又は緊急制動を通じて生成される衝撃エネルギを吸収し、シートベース器具の上に位置付けられる子供が傷付けられるのを防止し得る。更に、チャイルドシートシステムが自動車シートシステムから切り離される危険性を回避するために、固着器具に対する係合機構の係合安定性を維持し得る。
以下に、添付の図面を参照して、一例として、本発明を更に例示する。
本発明の第一実施態様に従った自動車シートシステムに組み立てられるチャイルドシートシステムを示す斜視図である。 図1の線2’−2’に沿う断面を示す断面図である。 本発明の第一実施態様に従ったクッション機構を示す斜視図である。 本発明の第二実施態様に従った自動車シートシステムに組み付けられるチャイルドシートシステムを示す斜視図である。 図4の線5’−5’に沿う断面を示す側断面図である。 本発明の第三実施態様に従った、構造的な変形を伴わない、シートベース器具と固着器具との間に接続される固着装置を示す水平断面図である。 本発明の第三実施態様に従った、構造的な変形を伴わない、シートベース器具と固着器具との間に接続される固着装置を示す側断面図である。 本発明の第三実施態様に従った、第一の構造的な変形を伴った、シートベース器具と固着器具との間に接続される固着装置を示す水平断面図である。 本発明の第三実施態様に従った、第二の構造的な変形を伴った、シートベース器具と固着器具との間に接続される固着装置を示す水平断面図である。 本発明の第四実施態様に従ったシートベース器具と固着器具との間に接続される固着装置を示す側断面図である。 本発明の第五実施態様に従ったシートベース器具と固着器具との間に接続される固着装置を示す側断面図である。
本発明の第一実施態様に従った自動車シートシステムに組み立てられるチャイルドシートシステムの斜視図である図1を参照のこと。固着装置1は、チャイルドシートシステムのシートベース器具2に配置される接続機構12と、自動車シートシステムの固着器具3(そのロックリングのみを図示している)に係合し得る係合機構14と、接続機構12と係合機構14との間に配置されるクッション機構16とを含む。従って、接続機構12と係合機構14との間の相対的な動作が起こって衝撃エネルギを生成するや否や、衝撃エネルギを吸収するためにクッション機構16が駆動されるよう、チャイルドシートシステムは、係合機構14によって自動車シートシステムに係合される。図1において付記されるべきことは、シートベース器具2が、その構造フレームによってのみ示されていることである。実際には、構造フレームは、ケーシングと接続される。接続機構12は、構造フレームに接続されるが、本発明は、それに限定されない。更に、チャイルドシートシステムが自動車シートの上に配置されるときに、チャイルドシートを自動車地面(car ground)上で支持するために、シートベース器具2の前方端部を支持体に接続し得る。
図2及び図3も参照のこと。図2は、図1中の線2’−2’に沿う後方断面図である。そこでは、単純な図面のために、断面プロファイルのみが図2に示されている。図3は、本発明の第三実施態様に従ったクッション機構16の斜視図である。更に、その実施態様において、接続機構12は、シートベース器具2の上に配置されるスリーブ122を含む。係合機構14は、接続ロッド142と、スナップロック144とを含む。接続ロッド142は、スリーブ122を通じて、それぞれのスリーブ122に接続される。スナップロック144は、接続ロッド142に接続され、固着器具3に係合可能である。加えて、固着器具3へのスナップロック144のフック機構は、ISOFIX(即ち、自動車用シートの固着構造のための国際標準化機構に従った装置)を使用し得る。クッション機構16は、スリーブ122と接続ロッド142との間に相応して配置されるクッション本体16aを含む。(自動車の緊急制動や衝突のような)接続機構122と係合機構14との間の相対的な移動が起こるや否や、クッション本体16aは、相応するスリーブ122及び相応する接続ロッド142によって、衝撃エネルギを吸収するために構造的に変形させられる。その実施態様において、接続機構12、係合機構14、及び、クッション機構16は、チャイルドシートシステムの左側及び右側に構造的に対称的に配置される。従って、スリーブ122、接続ロッド142、スナップロック144、及び、クッション本体16aは、チャイルドシートシステムの左側及び右側に構造的に対称的に配置される。原理的には、以下の記載はチャイルドシートシステムの一方の側にある構成部品を例示しており、チャイルドシートシステムの他方の側にある構成部品を追加的に記載しない。
その実施態様において、スリーブ122及び接続ロッド142は、クッション本体16aを通じて互いに旋回可能に接続される。詳細には、クッション本体16aは、リング壁162と、複数の突起164と、突出状突起166とを含む。リング壁162は、スリーブ122と接続ロッド142との間に挟装される。複数の突起164は、リング壁162の外側表面1622の上に形成される。突出状突起166は、リング壁162の上に形成され、スリーブ122の縁部に当接する。リング壁162は、接続ロッド142の上にスリーブ接続され、スリーブ122を通じる。前記相対的な移動が起こるや否や、突起164が、スリーブ122及び接続ロッド142によって、衝撃エネルギを吸収するために構造的に圧縮させられるように、突起164は、スリーブ122とリング壁162との間に配置される。それは、ある程度まで、クッション本体16aに、スリーブ122の縁部が突出状突起166を停止するよう使用される位置決め効果をもたらし得る。実際には、クッション本体16aに対する全体的な位置決めを行うために、突出状突起166と反対側のクッション本体16aの他端部を、シートベース器具2の構造フレームに接続される鋳造物によって同時に拘束し得る。実際的な用途では、自動車の緊急制動又は衝突が起こるや否や、スナップロック144は、依然として固着器具3と係合状態に維持される。特にチャイルドシートシステムのチャイルドシートの上に座る子供に対する衝撃の影響を低減するという目的を達成するために、突起164がエネルギを吸収するための構造圧縮変形を生むよう、クッション本体16aの突起164を圧縮するために、スリーブ122は、慣性効果の下で、スナップロック144に固定的に接続される接続ロッド142に対して移動する。
その実施態様において付記されるべきことは、突起164が中実なリング状の突起によって実現されるが、本発明はそれに限定されないことである。例えば、代替的に、リング壁162によって形成される皺構造によって突起164を実現し得る。原理的には、突起164がエネルギを吸収する圧縮変形特性を有する限り、突起164は実用的である。例えば、ドームを備える構造によって突起を実現し得る。更に、突起164の変形は、非弾性変形又は弾性変形であり得る。非弾性変形は、吸収エネルギを後に放出せずにエネルギを吸収し得る。弾性変形は、シートベース器具2に対する衝撃力を低減するために衝撃エネルギを移転するための時間を延長し得る。その実施態様では、衝撃による影響の後、突起164をその元々の大きさに復元し得るよう、クッション本体16aは、弾性部材である、即ち、突起164を弾性材料、例えば、弾性ゴムで作製し得る。スリーブ122及び接続ロッド142の接続状態をそれらの元々の寸法に維持し得る。その上、その実施態様において、変形時に突起164が伸張する収容空間を形成するために、突起164は間隔を置いて配置されるが、本発明はそれに限定されない。更に付記されるべきことは、突出状突起166もリング状突起によって実現し得るが、本発明はそれに限定されないことである。原理的には、クッション本体16aがスリーブ122に対して移動するのを制約するよう突出状突起166をスリーブ122によって停止し得る限り、突出状突起166は実用的である。例えば、突出状ポストによって突出状突起166を実現し得る。
本発明の第二実施態様に従った自動車シートシステムに組み付けられるチャイルドシートシステムの斜視図である図4を参照のこと。固着装置4は、チャイルドシートシステムのシートベース器具2の上に配置される接続機構42と、自動車シートシステムの固着器具3(その係止リングのみを示している)に係合可能な係合機構44と、接続機構42と係合機構44との間に配置されるクッション機構46とを含む。従って、衝撃エネルギを生成する接続機構42と係合機構44との間の相対的な移動が起こる否や、衝撃エネルギを吸収するためにクッション機構46が駆動されるように、チャイルドシートシステムは、係合機構44によって自動車シートシステムに係合される。その実施態様において、接続機構42は、シートベース器具2の上に配置されるスリーブ422を含む。係合機構44は、接続ロッド442と、スナップロック444とを含む。接続ロッド442は、スリーブ422にそれぞれ接続されるよう、スリーブ422を摺動可能に通じる接続ロッド442(図4に破線によって示している)を含む。スナップロック444は、接続ロッド442に接続され、固着器具3に係合可能である。クッション機構46は、スリーブ422と接続ロッド442との間にそれぞれ配置されるクッション本体46aを含む。その実施態様において、スリーブ422、接続ロッド442、スナップロック444、及び、クッション本体46aは、チャイルドシートシステムの右側及び左側に構造的に対称に配置される。従って、以下の記載は、チャイルドシートシステムの一方の側にある構成部品を例示し、チャイルドシートシステムの他方の側にある構成部品のための記述は追加的に記載しない。更に、固着器具3とのスナップロック144の係合に関する上述の記載はここにも当て嵌まり、その記載を反復しない。加えて、その実施態様において、固着装置4は、取り外し可能なシート及びシートベースと共に設計されるべきチャイルドシートシステムの上に据え付けられる。シートと取り外し可能に係合するために、シートベース器具2の上に配置されるフックが使用され、それは上述の取り外し可能な係合設計を実現する。しかしながら、本発明はそれに限定されない。加えて、図4において付記されるべきことは、シートベース器具2は、その構造フレームによってのみ示されていることである。実際には、構造フレームは、ケーシングと接続される。接続機構42は、構造フレームに接続されるが、本発明は、それに限定されない。
図5も参照のこと。図5は、図4の線5’−5’に沿う側断面図である。その実施態様において、クッション本体46aは、スリーブ422の上に配置され、且つ、相互に連絡し合う、挿入孔4626及びクッションスロット4622と、挿入孔4646を通じ、接続ロッド442に接続され、且つ、クッションスロット4622に対応する、クッションピン464とを含む。クッションスロット4622は、接続ロッド442とスリーブ422との間に摺動方向に沿って延在する。摺動方向に対して垂直な方向におけるクッションスロット4622のスロット寸法4622aは、摺動方向に対して垂直な方向におけるクッションピン464の寸法(即ち、クッションピン464の外径464a)よりも小さい。更に、接続ロッド442は、位置決めピン466を含む。スリーブ422は、スロット4624を有し、スロット4624は、接続ロッド442の摺動を案内するために、位置決めピン466が接続ロッド442とスリーブ422との間に摺動方向に沿って摺動可能に通じ且つ延在するよう設けられる。その実施態様において付記されるべきことは、クッションピン464及び位置決めピン466はリベットによって実現されるが、本発明はそれに限定されないことである。
(自動車の緊急制動や衝突のような)接続機構42と係合機構44との間の相対的な移動が起こるや否や、スナップロック444は、依然として固着器具3との係合状態に維持される。スリーブ422は、慣性の下で、スナップロック444に固定的に接続される接続ロッド442に対して移動するので、クッションピン464は、スリーブ422及び接続ロッド442によって、挿入孔4626からクッションスロット4622内に摺動方向に摺動させられ、クッションスロット4622のスロット縁部を構造的に拡張させる。クッションスロット4622の構造的な変形は、衝撃エネルギを吸収し、特にチャイルドシートシステムのチャイルドシートの上に座る子供に対する衝撃の影響を低減するという目的を達成する。クッションピン464がクッションスロット4622内を摺動するとき、クッションスロット4622とクッションピン464との間に摩擦力が生成され、摩擦力は衝撃エネルギの一部を吸収可能でもあり、それは衝撃エネルギに対するクッション機構46の吸収効果を増大するのに資することが付記される。加えて、接続ロッド442へのスロット4624の案内効果は、クッションピン464がクッションスロット4622内を安定的に相対的に摺動するのにも資する。その上、摺動方向に対して垂直な方向におけるスロット4624のスロット寸法4624aは、摺動方向に対して垂直な方向における位置決めピン466の寸法よりも僅かに大きい。従って、原理的に、スロット4624は、構造的に変形されず、よって、接続ロッド442がスリーブ422から外れないよう、スロット4624は、位置決めピン466を効果的に停止可能である。更に、その実施態様において、スロット4624は、クッションスロット4622と連絡するが、本発明はそれに限定されない。
図6及び図7を参照のこと。図6は、本発明の第三実施態様に従った、構造的な変形のない、シートベース器具2と固着器具3との間に接続される固着装置5の水平断面図である。図7は、本発明の第三実施態様に従った、構造的な変形のない、シートベース器具2と固着器具3との間に接続される固着装置5の側断面図である。単純な例示のために、固着装置5が図4によって示される構成内に配置されるという仮定の下で固着装置5を例示する。また、固着装置5は構造的に対称的に配置されている。よって、固着装置5の一方の側の構造だけを以下に例示する。更に、固着装置5と固着装置4との間の主な相違は、固着装置5のクッション機構56が、固着装置4のクッション機構46とは異なる構造によって実現されていることである。よって、以下では相違に焦点を置く。固着装置5の残余の構造に関しては、追加的には記載しない固着装置4の関連記載を参照のこと。
その実施態様において、接続ロッド542は、接続ロッドに接続されるべきスリーブ522を通じる。しかしながら、スリーブ522は、他の設計要求のために、スリーブに接続されるべき接続ロッド542を通じ得る。固着装置5のクッション機構56のクッション本体56aは、互いに重なり合った第一周壁562、第二周壁564、及び、第三周壁566と、エネルギ吸収ピン568とを含み、エネルギ吸収ピン568は、第一周壁562、第二周壁564、及び、第三周壁566を通じ、且つ、接続ロッド542に接続される。第一周壁562は、エネルギ吸収ピン568が通じる第一貫通スロット562aを有する。第二周壁564は、(図7に破線で示す)第二貫通スロット564aを有し、第二貫通スロット564aは、第一貫通スロット562aと部分的に重なり合い、それらを摺動可能に通じるエネルギ吸収ピン568のために設けられる。第三周壁566は、(図7に破線で示す)第三貫通スロット566aを有し、第三貫通スロット566aは、第一貫通スロット562a及び第二貫通スロット564aと部分的に重なり合い、それらを摺動可能に通じるエネルギ吸収ピン568のために設けられる。第一貫通スロット562aの内法寸法562bは、エネルギ吸収ピン568の外法寸法568aと等しく、そこでは、実際には、エネルギ吸収ピン568は、リベットであり得るが、本発明はそれに限定されない。普通、第一貫通スロット562aの内法(inner size)は円であり、エネルギ吸収ピン568の外法(outer size)も円である。しかしながら、本発明はそれに限定されない。第二貫通スロット564aは、接続ロッド542とスリーブ522との間に摺動方向に沿って延在する。摺動方向における第二貫通スロット564aのスロット寸法564bは、摺動方向における第一貫通スロット562aのスロット寸法562b(即ち、第一貫通スロット562aの内法寸法)よりも大きい。第三貫通スロット566aは、摺動方向に沿って延在する。摺動方向における第三貫通スロット566aのスロット寸法566bは、摺動方向における第二貫通スロット564aのスロット寸法564bよりも大きい。
図8及び図9を参照のこと。図8は、本発明の第三実施態様に従った変形させられた第一貫通スロット562aを備える、シートベース器具2と固着器具3との間に接続された、固着装置8の水平断面図である。図9は、本発明の第三実施態様に従った変形された第二貫通スロット564aを備える、シートベース器具2と固着器具3との間に接続された、固着装置8の水平断面図である。図6、図8、及び、図9は、クッション効果を遂行するクッション機構56のクッション本体56aを例示する連続的な動作を断面で示す図である。そこでは、簡潔な例示のために、クッション本体562aの変形は、エネルギ吸収ピン56による第一貫通スロット562a及び第二貫通スロット564aの伸張によって示されている。(バックルのような)実際の変形プロファイルは、図面中に示されていない。実際の適用では、(自動車の緊急制動や衝突のような)接続機構52のスリーブ522と係合機構54の接続ロッド542との間の相対的な移動が起こるや否や、固着装置5の係合機構54のスナップロック544は、依然として固着器具3との係合状態に維持される。スリーブ522は、慣性効果の下で、スナップロック544に固定的に接続される接続ロッド542に対して移動する。エネルギ吸収ピン568は従動して、第一貫通スロット562a、第二貫通スロット564a、及び、第三貫通スロット566aに対して摺動方向において摺動するので、エネルギ吸収ピン568は、図8に示すように、第一貫通スロット562aのスロット縁部を構造的に破壊させるために、第一貫通スロット562aのスロット縁部に当たり、第一貫通スロット562aと重なり合わない第二貫通スロット564aの部分内に滑り込む。第一貫通スロット562aの構造的な変形は、衝撃エネルギを吸収し、特にチャイルドシートシステムのチャイルドシートの上に座る子供に対する衝撃の影響を低減するという目的を達成する。衝撃エネルギが極めて大きいならば、エネルギ吸収ピン568は、図9に示すように、衝撃エネルギを更に吸収するために、第二貫通スロット564aのスロット縁部を構造的に破壊させるために、第二貫通スロット564aのスロット縁部に当たり続け、第二貫通スロット564aと重なり合わない第三貫通スロット566aの部分内に滑り込む。第二貫通スロット564aの変形プロセスの間、第一貫通スロット562aのスロット縁部は更に変形され続け、それは衝撃エネルギを更に吸収し得る。実際の適用にでは、衝撃エネルギが依然として大きいならば、エネルギ吸収ピン568は、第三貫通スロット566aに当たり続け、第三貫通スロット566aのスロット縁部を構造的に破壊させる。同時に、第一貫通スロット562aのスロット縁部及び第二貫通スロット564aのスロット縁部は更に変形され続け、それは衝撃エネルギを更に吸収し得る。
本発明の第四実施態様に従ったシートベース器具2と固着器具3との間に接続される固着装置6の側断面図である図10を参照のこと。簡潔な例示のために、固着装置6は、固着装置6が図4によって示される構成内に配置されるという仮定の下で例示されている。また、固着装置6は、構造的に対称的に配置され、よって、固着装置6の一方の側のみを以下に例示する。更に、固着装置6と固着装置4との間の主な相違は、固着装置6のクッション機構66が、固着装置4のクッション機構46とは異なる構成によって実現されることであり、よって、以下では相違に焦点を置く。固着装置6の残余の構成の記載に関しては、追加的に記載しない固着装置4の関連記載を参照のこと。その実施態様において、固着装置6の接続機構62のスリーブ622は、キャビティ622aと、キャビティ622aと連絡する開口とを有する。固着装置6の係合機構64の接続ロッド642は、開口622bを摺動可能に通じる。クッション機構66のクッション本体66aは、接続ロッド642及びスリーブ622に接続され、キャビティ622a内に収容される。その実施態様において、クッション本体66aの2つの端部は、接続ロッド642及びスリーブ622の上に固定されるが、本発明はそれに限定されない。更に、接続ロッド642は、キャビティ622a内に摺動可能に収容される摺動部分642aを含む。スリーブ622は、接続ロッド642がスリーブ622のキャビティ622aから外れるのを防止するために摺動部分642aと協働する遮断部分622cを含む。
(自動車の緊急制動や衝突のような)接続機構62のスリーブ622と係合機構64の接続ロッド642との間の相対的な移動が起こるや否や、固着装置6の係合機構64のスナップロック644は、依然として固着器具3との係合状態に維持される。スリーブ622は、慣性効果の下で、スナップロック644に固定的に接続される接続ロッド642に対して移動するので、クッション本体66aは、スリーブ622のキャビティ622aの内壁及び接続ロッド642の摺動部分642aによって、構造的に圧縮又は伸張させられる。図10において、破線は、クッション本体66aの構造的な伸張を示している。クッション本体66aの構造的な変形は、衝撃エネルギを吸収し得る。構造的な変形は、非弾性変形又は弾性変形であり得る。非弾性変形は、吸収したエネルギを後に放出せずにエネルギを吸収し得る。弾性変形は、衝撃力を低減するために衝撃エネルギを移転するための時間を延長し得る。その実施態様において、クッション本体66aは、弾性部材である。衝撃の影響の後、クッション本体66aをその元々の大きさに復元し得るよう、クッション本体66aを、例えば、弾性ゴム、バネ等のような弾性材料で作製し得る。スリーブ622及び接続ロッド642をそれらの元々の接続寸法において接続し続け得る。付記されるべきことは、上記実施態様では、エネルギを吸収するためにクッション本体66aが伸張されるが、本発明はそれに限定されないことである。実際には、摺動部分642aとキャビティ622aの内壁とによってクッション本体66aを圧縮的に変形可能であり、それもエネルギを吸収してクッション効果を遂行し得る。それは自明であり、更なる例示を必要としない。
本発明の第五実施態様に従ったシートベース器具2と固着器具7との間に接続された固着装置7の側断面図である図11を参照のこと。固着装置7は、構造的に固着装置6と実質的に類似している。以下では装置にのみ焦点を置く。固着装置7の他の記載に関しては、追加的に記載しない固着装置6の関連記載を参照のこと。その実施態様において、固着装置7の接続ロッド742は、開口722bを摺動可能に通じ、位置決めボルト742aを含む。スリーブ722は、案内スロット722cを有する。案内スロット722cは、接続ロッド742の摺動を案内し且つ接続ロッド742がスリーブ722のキャビティ722aから外れるのを防止するために、位置決めボルト742aが摺動可能に通じるよう並びに接続ロッド742とスリーブ722との間で摺動方向において延在するよう設けられる。同様に、(自動車の緊急制動や衝突のような)接続機構72のスリーブ722と係合機構74の接続ロッド742との間の相対的な移動が起こるや否や、固着装置7の係合機構74のスナップロック744は、依然として固着器具3との係合状態に維持される。スリーブ722は、慣性効果の下で、スナップロック744に固定的に接続される接続ロッド742に対して移動するので、クッション機構76のクッション本体76aは、スリーブ722のキャビティ722aの内壁と接続ロッド742の端部とによって、構造的に圧縮又は伸張させられる。図11において、破線は、クッション本体76aの構造的な圧縮を示している。クッション本体76aの構造的な変形は、衝撃エネルギを吸収し得る。クッション本体66aの上述の関連記載は、クッション本体76aにも当て嵌まり、よって、それを反復して記載しない。付記されるべきことは、上記実施態様において、クッション本体76aは吸収エネルギによって圧縮されるが、実施態様はそれに限定されないことである。実際には、接続ロッド742の端部とキャビティ722aの内壁とによる伸張によってクッション本体76aを変形可能であり、それもエネルギを吸収してクッション効果を遂行する。それは自明であり、更なる例示を必要としない。
当業者は、本発明の教示を維持しながら装置及び方法に数多くの変形及び変更を行い得ることを容易に考察するであろう。従って、上記の開示は、付属の請求項の境界によってのみ限定されるものとして解釈されるべきである。
1 固着装置 (anchorage device)
2 シートベース器具 (seat base equipment)
3 固着器具 (anchorage equipment)
4 固着装置 (anchorage device)
5 固着装置 (anchorage device)
6 固着装置 (anchorage device)
7 固着装置 (anchorage device)
12 接続機構 (connection mechanism)
14 係合機構 (engagement mechanism)
16 クッション機構 (cushion mechanism)
16a クッション本体 (cushion body)
46 クッション機構 (cushion mechanism)
46a クッション本体 (cushion body)
52 接続機構 (connection mechanism)
54 係合機構 (engagement mechanism)
56 クッション機構 (cushion mechanism)
56a クッション本体 (cushion body)
62 接続機構 (connection mechanism)
64 係合機構 (engagement mechanism)
66a クッション本体 (cushion body)
72 接続機構 (connection mechanism)
74 係合機構 (engagement mechanism)
76 クッション機構 (cushion mechanism)
76a クッション本体 (cushion body)
122 スリーブ (sleeve)
142 接続ロッド (connection rod)
144 スナップロック (snap lock)
162 リング壁 (ring wall)
1622 外側表面 (outer surface)
164 突起 (protrusion)
166 突出状突起 (protrusive protrusion)
422 スリーブ (sleeve)
442 接続ロッド (connection rod)
444 スナップロック (snap lock)
464 クッションピン (cushion pin)
464a 外径 (outer diameter)
466 位置決めピン (positioning pin)
522 スリーブ (sleeve)
542 接続ロッド (connection rod)
544 スナップロック (snap lock)
562 第一周壁 (first circumference wall)
562a 第一貫通スロット (first through slot)
562b 内法寸法 (inner dimension)
564 第二周壁 (second circumference wall)
564a 第二貫通スロット (second through slot)
564b スロット寸法 (slot dimension)
566 第三周壁 (third circumference wall)
566a 第三貫通スロット (third through slot)
568 エネルギ吸収ピン (energy absorption pin)
568a 外法寸法 (outer dimension)
622 スリーブ (sleeve)
622a キャビティ (cavity)
622b 開口 (opening)
622c 遮断部分 (blocking part)
642 接続ロッド (connection rod)
642a 摺動部分 (sliding part)
644 スナップロック (snap lock)
722 スリーブ (sleeve)
722a キャビティ (cavity)
722b 開口 (opening)
722c 案内スロット (guiding slot)
742 接続ロッド (connection rod)
742a 位置決めボルト (positioning bolt)
4622 クッションスロット (cushion slot)
4622a スロット寸法 (slot dimension)
4624 スロット (slot)
4626 挿入孔 (insertion hole)

Claims (2)

  1. チャイルドシートシステムのシートベース器具の上に配置される接続機構と、
    自動車シートシステムの固着器具に係合し得る係合機構とを含む、
    固着装置であって、
    前記接続機構と前記係合機構との間に配置されるクッション機構を更に含むことで、前記クッション機構は、前記接続機構と前記係合機構との間の相対的な移動の発生を通じて衝撃エネルギが生成されるや否や、衝撃エネルギを吸収するよう駆動され、
    前記接続機構は、前記シートベース器具の上に配置されるスリーブを含み、
    前記係合機構は、接続ロッドと、スナップロックとを含み、
    前記接続ロッド及び前記スリーブは、互いに通じ合い、前記スナップロックは、前記接続ロッドに接続され、且つ、前記固着器具に係合可能であり、
    前記クッション機構は、前記スリーブと前記接続ロッドとの間に配置されるクッション本体を含み、前記相対的な移動が起こるや否や、前記クッション本体は、前記スリーブ及び前記接続ロッドによって構造的に変形させられるよう、
    前記接続ロッド及び前記スリーブは、互いに摺動可能に通じ合い、
    前記クッション本体は、前記スリーブの上に形成され且つ互いに重なり合う第一周壁及び第二周壁と、該第一周壁及び該第二周壁を通じ且つ前記接続ロッドに接続されるエネルギ吸収ピンとを含み、
    前記第一周壁は、前記エネルギ吸収ピンが通じる第一貫通スロットを有し、前記第二周壁は、前記第一貫通スロットと部分的に重なり合い且つ前記エネルギ吸収ピンが摺動可能に通じるために設けられる第二貫通スロットを有し、
    前記第一貫通スロットの内径は、前記エネルギ吸収ピンの外径と等しく、前記第二貫通スロットは、前記接続ロッドと前記スリーブとの間に摺動方向に沿って延在し、
    前記相対的な移動が起こるや否や、前記第一貫通スロットのスロット縁部を構造的に破壊させるために、前記エネルギ吸収ピンが前記第一貫通スロットの前記スロット縁部に当たり、前記第一貫通スロットと重なり合わない前記第二貫通スロットの部分内に滑り込むよう、前記摺動方向における前記第二貫通スロットのスロット寸法は、前記摺動方向における前記第一貫通スロットのスロット寸法よりも大きいことを特徴とする
    固着装置。
  2. 前記クッション本体は、前記スリーブの上に形成される第三周壁を更に含み、該第三周壁及び前記第二周壁は、互いに重なり合い、
    前記第三周壁は、第三貫通スロットを有し、該第三貫通スロットは、前記第一貫通スロット及び前記第二貫通スロットと部分的に重なり合い、且つ、前記エネルギ吸収ピンが摺動可能に通じるために設けられ、前記第三貫通スロットは、前記摺動方向に沿って延在し、
    前記相対的な移動が起こるや否や、前記第二貫通スロットのスロット縁部を構造的に破壊させるために、前記エネルギ吸収ピンが前記第二貫通スロットの前記スロット縁部に当たり、前記第二貫通スロットと重なり合わない前記第三貫通スロットの部分内に滑り込むよう、前記摺動方向における前記第三貫通スロットのスロット寸法は、前記摺動方向における前記第二貫通スロットの前記スロット寸法よりも大きいことを特徴とする、請求項に記載の固着装置。
JP2012234590A 2011-10-24 2012-10-24 チャイルドシートシステムに適合される固着装置 Active JP5619848B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161550452P 2011-10-24 2011-10-24
US61/550,452 2011-10-24
US201161560808P 2011-11-17 2011-11-17
US61/560,808 2011-11-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013091489A JP2013091489A (ja) 2013-05-16
JP5619848B2 true JP5619848B2 (ja) 2014-11-05

Family

ID=47137447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012234590A Active JP5619848B2 (ja) 2011-10-24 2012-10-24 チャイルドシートシステムに適合される固着装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP2586651B1 (ja)
JP (1) JP5619848B2 (ja)
CN (1) CN103112376B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103465805B (zh) 2012-06-07 2016-02-03 宝钜儿童用品香港股份有限公司 儿童安全座椅
JP6373093B2 (ja) * 2014-07-01 2018-08-15 アップリカ・チルドレンズプロダクツ合同会社 チャイルドシートの衝撃吸収構造
CN104325907B (zh) * 2014-11-25 2017-04-05 奇瑞汽车股份有限公司 一种带限力保护装置的汽车用儿童座椅固定结构
CN106080301A (zh) * 2016-06-18 2016-11-09 金余和 一种婴幼儿双向提蓝式安全座椅用锁机
DE102020115498B4 (de) 2019-06-12 2022-09-29 Wonderland Switzerland Ag Drehverriegelungsmechanismus und entsprechender Kindersitz
US11420540B2 (en) 2019-06-12 2022-08-23 Wonderland Switzerland Ag Child safety seat and related spin lock mechanism
CN112172627B (zh) * 2020-10-27 2022-05-17 江苏大学 一种儿童安全座椅中金属底座骨架的吸能结构
CN114906024A (zh) * 2021-02-08 2022-08-16 宝钜瑞士股份有限公司 固定装置、底座装置及承载装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6335855Y2 (ja) * 1980-11-14 1988-09-22
JPS644234U (ja) * 1987-06-29 1989-01-11
JPH0623584B2 (ja) * 1989-10-26 1994-03-30 鬼怒川ゴム工業株式会社 防振ブッシュ
US5685603A (en) * 1996-03-05 1997-11-11 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Apparatus with a child seat and an energy absorption mechanism
DE19946056A1 (de) * 1999-09-25 2001-03-29 Bayerische Motoren Werke Ag Anordnung eines Kindersitzes an einem Fahrzeugsitz
JP2001180346A (ja) * 1999-12-28 2001-07-03 Car Mate Mfg Co Ltd チャイルドシート
US20080303321A1 (en) * 2004-05-08 2008-12-11 Britax Excelsior Limited Base for a Child Safety Support
NO329442B1 (no) * 2008-09-08 2010-10-18 Hts Hans Torgersen & Sonn As Anordning ved et bilbarnesete
DE102008051693A1 (de) * 2008-10-15 2010-04-22 Daimler Ag Befestigungsanordnung eines Kindersitzes an einem Bauteil eines Fahrzeugs und Kindersitz
US8371425B2 (en) * 2008-10-30 2013-02-12 Ford Global Technologies, Llc Dynamic displacement energy management device
ITMO20090065A1 (it) * 2009-03-20 2010-09-21 Bellelli S R L Dispositivo di sicurezza isofix ammortizzato

Also Published As

Publication number Publication date
CN103112376A (zh) 2013-05-22
JP2013091489A (ja) 2013-05-16
EP2586651B1 (en) 2018-05-30
CN103112376B (zh) 2015-09-09
EP2586651A1 (en) 2013-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5619848B2 (ja) チャイルドシートシステムに適合される固着装置
KR101603172B1 (ko) 아동용 카시트
US10434974B2 (en) Hood lifting assembly
US9242584B2 (en) Child safety seat assembly
CN104859495B (zh) 儿童安全座
CN105620321A (zh) 儿童安全座椅
KR20070042440A (ko) 차량용 시트
US9321383B2 (en) Head and neck restraining system
KR20210074340A (ko) 휠체어 접근 가능한 차량을 위한 후방 편위 등받이
AU2017232122B2 (en) Apparatus for use in a child safety seat
CN106999330B (zh) 座椅装置及包括座椅装置的电动轮椅
US10266269B2 (en) Inertia reel mounts and mounting arrangements
JP5369866B2 (ja) バッテリ搭載構造
JP5963072B2 (ja) 鉄道車両。
EP3453564A1 (en) Car seat for children provided with an energy absorbing system
JP5223074B2 (ja) 鉄道車両
JP6509669B2 (ja) ヘッドレスト支持装置
JP2015160520A (ja) 車両の乗員保護装置
KR101800338B1 (ko) 철도차량 충격흡수장치
KR20150050061A (ko) 능동형 충격 저감 시트백
KR20230051279A (ko) 차량의 탑승자 안전
KR101413966B1 (ko) 차량용 레일 형 헤드레스트
TW202231517A (zh) 固定裝置、底座裝置及承載裝置
JPH0451162B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140819

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140917

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5619848

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250