JP5618761B2 - ラミネート建材の製造方法 - Google Patents
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Description
下記特許文献1には、巾木とその製造方法が開示されている。
ここには、巾木素材の下面にクッション層を固着し、その表面に表面化粧外皮(化粧シート)を設けてなる巾木が記載されており、その製造方法は以下のとおりである。
まず、型内に2個の巾木素材を対向凹所を介して配置し、この対向凹所に弾性を有する成形材料を充填して硬化させる。そしてその後、2個の巾木素材の表面と成形材料の表面とに表面化粧外皮を貼着し、成形材料により形成されたクッション材の中央部で切断することにより、クッション層を有する2個の巾木を形成する。
上述によれば、クッション層を有する巾木を2個同時に製造することができる。
そこで、一枚の板状基材の表面中央に凹溝を形成し、化粧シートを貼着した後、刃物で2枚に分割する方法が考えられる。しかしながらこの場合は、刃物で精度よく切断しなければ、端面に貼着された化粧シートを切削したり傷つけてしまうため、品質を安定させることが難しい点が問題となる。
本実施形態に係るラミネート建材の製造方法は、以下のとおりである。
まず一方端部から他方端部へ向かって凹溝20が形成されている略矩形状の板状基材2を用意する。板状建材2の表面2aに、凹溝20の形成方向とは直交する方向のいずれか一方端部(以下、一方端面2b)から他方端部(以下、他方端面2c)へ凹溝20の一方の側面21、底面22、他方の側面21を経て化粧シート3を貼着しラミネート基材10を得る。その後、ラミネート基材10の裏面2d側から凹溝20の底面部分24を凹溝20の底面角部23から裏面2dにかけて、斜めの面取り形状となるよう切断手段4によって切断し、複数のラミネート建材1を得る。
以下、詳しく説明する。
板状基材2の表面2a側中央には、板状基材2の一方端部から他方端部へ向かって直線的に切削された凹溝20が形成されている。また板状基材2の表面2a側角部は、図例のように面取り加工されたものとしてもよい。
板状基材2の表面2a、一方端面2b及び他方端面2cには、化粧シート3が貼着され、化粧シート3としては、オレフィン系樹脂などの合成樹脂系材料をシート状(フィルム状)に加工したもの等が用いられ、その模様は木目に限らずどのようなものでもよい。
図1(a)に示すように凹溝20が形成された板状基材2を用意する。次いで化粧シート3を凹溝20の形成方向とは直交する方向のいずれか一方端面2bから他方端面2cへ貼着しラミネート基材10を得る。
このとき、板状基材2の表面2aはもちろん、凹溝20の一方の側面21、底面22、他方の側面21に均一に強固に化粧シート3を貼着するよう留意する。具体的には、図1(b)に示すように凹溝20の両側面21,21、底面22及び底面角部23に剥がれて化粧シート3が浮いた箇所がないようしっかりと貼着する。このとき、コテやローラなどの工具を用いて浮きのないように貼着させてもよい。後にラミネート基材10を小割りした際に凹溝20の両側面21,21(図2(b)参照)が、ラミネート建材1のそれぞれの側面となり、化粧シート3が浮いた箇所があると、そこから剥がれてしまうおそれが生じるからである。またこのとき、化粧シート3の巻き始め及び巻き終わりの端部は、板状基材2の裏面2d側の端部を巻き込むように貼着することが望ましい。図3に示すように出来上がったラミネート建材1を壁面5に沿わせて設置する際に、板状基材2が化粧シート3で覆われ見栄えが美しく仕上がるからである。
ここで用いられる切断手段4は、平刃でもどのようなものでもよく、図例のものは切断手段4として、先側4aが尖った側面視して略V字型の刃物を用いた例を示している。
こうしてラミネート建材1の裏面2d側から表面2a側に向けて刃を入れ、ラミネート基材10を2分割に小割りすることにより、図2(b)に示すように2枚のラミネート建材1を得ることができる。
さらに上述のように切断手段4として側面視して略V字型のものを用いれば、一度に2箇所を切断していくことができるので、より一層製造効率を向上させることができる。また、板状基材2がMDF単体の場合は、強度等を考慮すると図例のものが有効となる。
したがって、ここで、図示はしていないが、板状基材2の端面2b,2c、裏面2dまで化粧シート3で巻き込む必要がないものに関しては、凹溝20が形成された板状基材2を複数枚並べておき、表面2aに化粧シート3を同時に貼着するようにしてもよい。その後の切断工程は上述と同様である。この場合は、化粧シート3の貼着工程を簡略化することができ、より一層製造効率の向上を図ることができる。この場合も上述と同様に板状基材2の表面2aはもちろん、凹溝20の一方の側面21、底面22、他方の側面21に均一に強固に化粧シート3を貼着するよう留意する。
10 ラミネート基材
2 板状基材
20 凹溝
21 側面
22 底面
23 底面角部
24 底面部分
2a 表面
2b,2c 端面
2d 裏面
3 化粧シート
4 切断手段
4a 先側
Claims (2)
- 一方端部から他方端部へ向かって凹溝が形成されている略矩形状の板状基材の表面に、前記凹溝の形成方向とは直交する方向のいずれか一方端部から他方端部へ前記凹溝の一方の側面、底面及び他方の側面を経て化粧シートを貼着しラミネート基材を得た後、該ラミネート基材の裏面側から切断手段の刃先を当て、前記凹溝の底面両角部から各ラミネート建材の裏面にかけての角部が斜めの面取り形状になるよう前記凹溝の底面部分を切断によって除去し、複数のラミネート建材を得ることを特徴とするラミネート建材の製造方法。
- 請求項1において、
前記切断手段は、先側が尖った側面視して略V字型の刃物としたことを特徴とするラミネート建材の製造方法。
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