JP5617894B2 - 空調室内機 - Google Patents

空調室内機 Download PDF

Info

Publication number
JP5617894B2
JP5617894B2 JP2012238386A JP2012238386A JP5617894B2 JP 5617894 B2 JP5617894 B2 JP 5617894B2 JP 2012238386 A JP2012238386 A JP 2012238386A JP 2012238386 A JP2012238386 A JP 2012238386A JP 5617894 B2 JP5617894 B2 JP 5617894B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
indoor unit
dust
air conditioning
inclined surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012238386A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014088981A (ja
Inventor
安冨 正直
正直 安冨
雅人 平木
雅人 平木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2012238386A priority Critical patent/JP5617894B2/ja
Priority to CN201320663932.5U priority patent/CN203533715U/zh
Publication of JP2014088981A publication Critical patent/JP2014088981A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5617894B2 publication Critical patent/JP5617894B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)

Description

本発明は、空調室内機に関する。
従来、熱交換器への塵埃の付着を防止するために熱交換器の空気流上流側にフィルタを備えた空調室内機が知られている。例えば、特許文献1(特開平6−114224号公報)に開示された空調室内機は、フィルタをローラで周回させてブラシに接触させることにより、フィルタに付着した塵埃を除去してゴミ受皿に収納するフィルタ清掃機能を有するフィルタユニットを、熱交換器の空気流上流側に備えている。
しかし、従来の空調室内機においては、空調室内機内に侵入した塵埃が、フィルタに吸着されずにフィルタの空気流上流側下方へと落下し、フィルタ下方に配置される部材に堆積することが考えられる。かかる場合、メンテナンス時に室内機の前面部分を開放すると、堆積した塵埃が室内へと飛散して室内空間が汚染されやすい。
そこで本発明の課題は、メンテナンス性に優れた空調室内機を提供することである。
本発明の第1観点に係る空調室内機は、壁掛け型の室内機であって、ケーシングと、熱交換器と、フィルタと、埃受け部材と、を備える。ケーシングは、前面部を有する。熱交換器は、ケーシングに収容される。フィルタは、熱交換器の空気流上流側に配設される。埃受け部材は、前面部とフィルタとの間においてフィルタの下端近傍に配設される。埃受け部材は、フィルタ方向に向かって下り勾配がつけられた傾斜面を有する。傾斜面は、上方から落下する塵埃を受ける。
本発明の第1観点に係る空調室内機では、前面部とフィルタとの間においてフィルタの下端近傍に、埃受け部材が配設される。埃受け部材は、上方から落下する塵埃を受ける傾斜面を有する。これにより、フィルタに吸着されずに落下する塵埃は傾斜面で保持されやすい。また、傾斜面はフィルタ方向に向かって下り勾配がつけられているため、傾斜面にたまった塵埃がフィルタ方向に流されてフィルタに吸着・保持されやすい。このため、埃受け部材および埃受け部材の下方に位置する部材に塵埃が堆積しにくくなる。よって、メンテナンスを行う場合に室内機の前面部分を開放したときに、塵埃が室内へと飛散して室内空間が汚染されることが抑制される。したがって、メンテナンス性が向上する。
本発明の第2観点に係る空調室内機は、第1観点に係る空調室内機であって、傾斜面は、ケーシングの長手方向に沿って延びる。
本発明の第2観点に係る空調室内機では、傾斜面は、ケーシングの長手方向に沿って延びる。これにより、フィルタに吸着されずに落下する塵埃が、傾斜面でさらに保持されやすくなり、埃受け部材の下方に位置する部材に塵埃がさらに堆積しにくくなる。
本発明の第3観点に係る空調室内機は、第1観点又は第2観点に係る空調室内機であって、フィルタが着脱自在に装着されるフィルタ支持部材をさらに備える。埃受け部材は、フィルタの下端近傍においてフィルタの一部分と当接することにより、フィルタ支持部材にフィルタが装着された状態を保持する。
本発明の第3観点に係る空調室内機では、埃受け部材は、フィルタの下端近傍においてフィルタの一部分と当接することにより、フィルタ支持部材にフィルタが装着された状態を保持するフィルタロック機能を有する。これにより、埃受け部材と支持部材とを別々に設ける必要がなくなり部材数が削減されるため、簡単な構成でメンテナンス性を向上できるとともに製造コストを抑えることができる。
本発明の第4観点に係る空調室内機は、第3観点に係る空調室内機であって、埃受け部材は、フィルタ支持部材に回動自在に固定される。埃受け部材は、フィルタに近づく方向に回動してフィルタの一部分と当接することによりフィルタ支持部材にフィルタが装着された状態を保持する。
本発明の第4観点に係る空調室内機では、埃受け部材は、フィルタに近づく方向に回動してフィルタの一部分と当接することによりフィルタ支持部材にフィルタが装着された状態を保持する。これにより、さらに簡単な構成でメンテナンス性を向上できる。
本発明の第5観点に係る空調室内機は、第1観点から第4観点に係る空調室内機であって、フィルタの下方または空気流上流側に配設される第1部材をさらに備える。ケーシングは、本体部をさらに有する。前面部は、ケーシングの前面部分を開放自在に本体部に取り付けられる。第1部材は、ケーシングの前面部分を開放した時に室内側に露出する。傾斜面は、第1部材の上方に位置する。
本発明の第5観点に係る空調室内機では、傾斜面は、ケーシングの前面部分を開放した時に室内側に露出する第1部材の上方に位置する。これにより、第1部材に塵埃が堆積しにくくなる。
本発明の第6観点に係る空調室内機は、第1観点から第5観点に係る空調室内機であって、傾斜面は、前面部近傍からフィルタ近傍まで延びる。
本発明の第6観点に係る空調室内機では、傾斜面は、前面部近傍からフィルタ近傍まで延びる。これにより、第1部材上方における前面部とフィルタの間の空間の大部分が傾斜面によって塞がれ、第1部材に塵埃がさらに堆積しにくくなる。
本発明の第7観点に係る空調室内機は、第5観点に係る空調室内機であって、フィルタを移動可能に支持するローラをさらに備える。傾斜面は、ローラの上方であって第1部材近傍よりも風速が速い箇所に位置する。
本発明の第7観点に係る空調室内機では、傾斜面は、ローラの上方であって第1部材近傍よりも風速が速い箇所に位置する。これにより、傾斜面に溜まった塵埃がフィルタ側へとさらに流れやすくなり、傾斜面および第1部材に塵埃がさらに堆積しにくくなる。
本発明の第1観点に係る空調室内機では、埃受け部材および埃受け部材の下方に位置する部材に塵埃が堆積しにくくなり、メンテナンス性が向上する。
本発明の第2観点に係る空調室内機では、埃受け部材の下方に位置する部材に塵埃がさらに堆積しにくくなる。
本発明の第3観点に係る空調室内機では、簡単な構成でメンテナンス性を向上できるとともに製造コストを抑えることができる。
本発明の第4観点に係る空調室内機では、さらに簡単な構成でメンテナンス性を向上できる。
本発明の第5観点に係る空調室内機では、第1部材に塵埃が堆積しにくくなる。
本発明の第6観点に係る空調室内機では、第1部材に塵埃がさらに堆積しにくくなる。
本発明の第7観点に係る空調室内機では、傾斜面および第1部材に塵埃がさらに堆積しにくくなる。
本発明の一実施形態に係る空調室内機を使用した空気調和装置の正面図。 本発明の一実施形態に係る空調室内機の正面斜視図。 図2のIII-III線断面図。 図3のA部分の拡大図。 フィルタユニットの正面斜視図。 前面パネルを取り外した状態の空調室内機の正面斜視図。 清掃ユニットボックスを取り外した状態のフィルタ機構の正面斜視図。 支持フレームの斜視図。 埃受け部材使用時(ロック状態)における埃受け部材の正面図。 埃受け部材使用時(ロック状態)における埃受け部材の平面図。 埃受け部材使用時(ロック状態)における埃受け部材の底面図。 図9AのY−Y線断面の拡大図。 埃受け部材不使用時(アンロック状態)における図7のB部分の拡大図。 埃受け部材使用時(ロック状態)における図7のB部分の拡大図。 図12のC部分を左方向から見た場合の拡大図。 前面パネルおよび埃受け部材を取り外した状態の空調室内機の正面斜視図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、以下の説明において、上、下、左、右、正面(前)、背面(後)といった方向を示す語句を用いているが、これらの方向は、特にことわりのない限り、図1および図3に示す方向を意味する。
(1)空気調和装置1
図1は、空気調和装置1の正面図である。空気調和装置1は、室内空間の熱負荷を処理して空気調和を実現する装置である。空気調和装置1は、主として、室外機2と、室内機3と、冷媒配管4とから構成され、冷房運転や暖房運転等を行うことができる。
(1−1)室外機2
室外機2は、室外に設置されており、その外郭はハウジング20によって構成されている。ハウジング20の内部には、主として室外熱交換器、室外ファンおよび圧縮機等が収容されている(図示省略)。室外機2は、室内機3と冷媒配管4を介して接続されて冷媒回路を構成している。
(1−2)室内機3
次に図1から図3を参照して、室内機3について説明する。図2は、室内機3の正面斜視図である。図3は、図2のIII-III線断面図である。
室内機3は、壁掛けタイプで、室内機保持具(図示省略)を介して室内の天井近傍の壁に設置されている。室内機3の外郭はケーシング30によって構成されている。
(1−2−1)ケーシング30
ケーシング30は、左右に長い横長の形状をしており、主として、樹脂製または金属製の板状部材である背面板301、底板302、天板303、左側板304、右側板305および前面パネル306により、それぞれ構成されている。なお、これらのケーシング部材は、背面板301を除いて、室内機3を設置した状態で適宜取り外しが可能である。
背面板301は、ケーシング30の背面部分を構成しており、室内機保持具に固定されている。底板302は、ケーシング30の底面部分を構成しており、背面板301の下端において固定されている。底板302には、左右に長い下吸込口302aが形成されており、この下吸込口302aは、フラップ302bで塞がれている。フラップ302bは、フラップモータ(図示省略)の駆動によって回動し、下吸込口302aの開閉を行っている。
天板303は、ケーシング30の天面の後端近傍部分を構成しており、背面板301の上端において固定されている。左側板304はケーシング30の左側面を、右側板305は右側面をそれぞれ構成している。左側板304および右側板305は側面視において略扇形の形状を有しており、背面板301、底板302および天板303に係合して固定されている。また、左側板304および右側板305の前端の上部には、後述する前面パネル306の挿入リブ(図示省略)を差し込む挿入孔ISが形成されている。
前面パネル306は、ケーシング30の前面部分を構成している。前面パネル306は、正面側に膨らむように湾曲しており、その背面側の左右端部近傍には、前面パネル306を左側板304および右側板305の挿入孔ISに差し込まれる挿入リブが、左右端部それぞれに2つずつ設けられている(図示省略)。この挿入リブが挿入孔ISに差し込まれて係止することにより、前面パネル306は、左側板304および右側板305に固定されている。また、前面パネル306の下端近傍には吹出口306aが形成されており、吹出口306aはフラップ306bで塞がれている。フラップ306bは、フラップモータ(図示省略)の駆動によって回動し、吹出口306aの開閉を行っている。
このように構成されるケーシング30の天面部分の大部分(天板303の前端から前面パネル306の上端に至るまでの部分)は、開口となっており、上吸込口303aとして機能している。この上吸込口303aからは、後述するフィルタユニット50(図5を参照)が露出している。
ケーシング30の内部空間には、主として、室内熱交換器31、室内ファン32、フィルタ機構33および各部の動作の制御等を行うための電装品ユニット(図示省略)等が収容されている。
(1−2−2)室内熱交換器31
室内熱交換器31は、クロスフィン型熱交換器である。室内熱交換器31は、室内の空気と熱交換し、冷房運転時には冷媒の蒸発器として機能し、暖房運転時には冷媒の放熱器として機能する。これにより内部を流れる冷媒を蒸発又は凝縮させて、室内の空気を冷却又は加熱する。
室内熱交換器31は、側面視において前方および上方に突出するように屈曲した形状を有し、室内ファン32の上方に配置されている。
(1−2−3)室内ファン32
室内ファン32はクロスフローファンである。室内ファン32は、室内熱交換器31の下方に設けられており、その略上半分が、室内熱交換器31に囲われている。室内ファン32は、ファンモータ(図示省略)と接続されており、ファンモータが駆動することにより回転する。室内ファン32が回転すると、室内の空気が室内機3の上吸込口303aおよび下吸込口302aからケーシング30内部へと吸い込まれ、室内熱交換器31を通過して吹出口306aから吹き出されるようになっている。
(1−2−4)フィルタ機構33
ここから、図3から図5を参照してフィルタ機構33について説明する。図4は、図3のA部分の拡大図である。図5は、フィルタ機構33の斜視図である。
フィルタ機構33は、図3に示すように、室内熱交換器31の空気流上流側において室内熱交換器31を覆うように配設されており、ケーシング30内に取り込んだ室内空気に含まれる塵埃を除去して、室内熱交換器31に塵埃が付着することを防いでいる。フィルタ機構33は、主として、フィルタユニット50と、清掃ユニット60と、支持フレーム70と、埃受け部材80と、から構成されている。
(1−2−4−1)フィルタユニット50
フィルタユニット50は、後述する支持フレーム70(図3、図7および図8参照)の左右に1つずつ脱着可能に装着されている。フィルタユニット50は、主として、フィルタガイド51と、エアフィルタ52と、から構成されている。
(1−2−4−1−1)フィルタガイド51
フィルタガイド51は、エアフィルタ52を移動自在に保持する部材である。フィルタガイド51は、主として、左連結部材511aおよび右連結部材511b(以下、左連結部材511aおよび右連結部材511bを併せて連結部材511と呼ぶ)と、左右に延びる第1ローラ513および第2ローラ514と、から構成されている。
連結部材511は、上に凸に湾曲しており、側面視略台形状の形状を有している。連結部材511の前端には、第1ローラ513が回転自在に配設されており、また、連結部材511の後端には、第2ローラ514が回転自在に配設されている。
具体的には、左連結部材511aの前端に第1ローラ513の左端近傍部分が固定され、後端に第2ローラ514の左端近傍部分が固定されている。また、右連結部材511bの前端に第1ローラ513の右端近傍部分が固定され、後端に第2ローラ514の右端近傍部分が固定されている。すわなち、第1ローラ513の左端近傍部分と第2ローラ514の左端近傍部分とは、左連結部材511aによって連結されており、第1ローラ513の右端近傍部分と第2ローラ514の右端近傍部分とは、右連結部材511bによって連結されている。
左連結部材511aと右連結部材511bとの間には、棒状部材515が複数配設されている。また、連結部材511の前端近傍には把手516が設けられている。この把手516は、支持フレーム70にフィルタユニット50を装着する際などに手で掴まれる樹脂製の板状部材である。
このように構成されたフィルタガイド51を囲うようにエアフィルタ52が、フィルタガイド51に装着されている。
(1−2−4−1−2)エアフィルタ52
エアフィルタ52は、樹脂製の糸等で平織りまたは綾織された網であって、環形状に成形されている。エアフィルタ52は、フィルタガイド51に掛け渡されており、無端ベルト状に保たれている。具体的には、エアフィルタ52の前側折返し部分が第1ローラ513によって保持され、後側折返し部分が第2ローラ514によって保持され、前側折返し部分から後側折返し部分に至るまでの部分が棒状部材515によって保持されている。このような態様で保持されることにより、エアフィルタ52は、フィルタガイド51を周回できるようになっている。なお、説明の便宜上、エアフィルタ52の棒状部材515より上側にある部分を上フィルタ52aと呼ぶ。
(1−2−4−2)清掃ユニット60
以下、図3から図7を参照して清掃ユニット60について説明する。図6は、前面パネル306を取り外した状態の室内機3の正面斜視図である。図7は、清掃ユニットボックス61を取り外した状態のフィルタ機構33の正面斜視図である。
清掃ユニット60は、エアフィルタ52に付着した塵埃を除去するもので、主として、フィルタ駆動部601、ブラシ602、ブラシ駆動部603、ブラシ清掃部604、圧縮ローラ605および塵埃受け部606等を有している。ブラシ602、ブラシ清掃部604、圧縮ローラ605および塵埃受け部606は、清掃ユニットボックス61内に収容されている。
清掃ユニットボックス61は、右側面視において略L字状の樹脂製の筐体である。清掃ユニットボックス61は、エアフィルタ52の前側折返し部分近傍において支持フレーム70に取り外し自在に固定されており、その上面部61aは、前面パネル306近傍から第1ローラ513の近傍まで延びる奥行きを有している。また、清掃ユニットボックス61の正面部61bは、前面パネル306近傍に位置している。清掃ユニットボックス61は、このように配置されていることから、前面パネル306を取り外した際、その上面部61aおよび正面部61b等が外部に露出するようになっている。なお、ユーザーは、清掃ユニットボックス61を支持フレーム70から取り外すことにより、清掃ユニット60のメンテナンスや塵埃受け部606内に溜められた塵埃を除去できるようになっている。
フィルタ駆動部601は、ローラ用モータ等で構成され、第1ローラ513の回転軸部分に接続されている。ローラ用モータが駆動すると第1ローラ513が回転し、エアフィルタ52が周回する。
ブラシ602は、室内機3の長手方向に沿って細長い形状を有しており、長手方向に直行する断面が略円形の形状を有している。ブラシ602は、第1ローラ513の下方近傍に回転自在にとりつけられており、ブラシ602の一部はエアフィルタ52に接触している。
ブラシ駆動部603は、ステッピングモータ等で構成され、ブラシ602の回転軸部分と接続されており、ステッピングモータが駆動することでブラシ602が回転するようになっている。
ブラシ清掃部604は、櫛状の部材で、ブラシ602の下方に配置され、ブラシ602に向かって突出してブラシ602と接触している。ブラシ清掃部604がこのように設けられていることで、ブラシ602の回転に伴ってブラシ602に付着した塵埃が掻き落とされるようになっている。
圧縮ローラ605は、回転可能に設けられた円柱状の棒状部材であって、ブラシ清掃部604の近傍においてブラシ602と接触するようにして配設されている。圧縮ローラ605は、ブラシ602が回転すると、ブラシ602の回転に追従して、ブラシ602の回転方向とは逆の方向に回転する。このように圧縮ローラ605が回転することにより、ブラシ清掃部604によってブラシ602から掻き落とされた塵埃は、さらに下方へと落とされるようになっている。
塵埃受け部606は、圧縮ローラ605の下方において配置されている。塵埃受け部606内には、圧縮ローラ605によって落とされた塵埃が溜められる。
(1−2−4−3)支持フレーム70
以下、図3から図8を参照して支持フレーム70について説明する。図8は、支持フレーム70の斜視図である。
支持フレーム70は、フィルタユニット50および清掃ユニット60等を支持している。支持フレーム70は、主として、前後に延びる左端部材701、中央部材702および右端部材703と、左右に延びる前端部材704と後端部材705で構成されている。
左端部材701は支持フレーム70の左端部分を構成し、右端部材703は支持フレーム70の右端部分を構成している。中央部材702は、支持フレーム70の中央部分に配設され、支持フレーム70を左右に仕切っている。左端部材701、中央部材702および右端部材703の前端は、前端部材704と連結されており、後端は後端部材705と連結されている。
左端部材701と中央部材702との間には、保持部材706が配設されており、左フィルタ設置スペース70aが形成されている。また、中央部材702と右端部材703との間には、保持部材707が配設されており、右フィルタ設置スペース70bが形成されている。この左フィルタ設置スペース70aおよび右フィルタ設置スペース70bのそれぞれに、フィルタユニット50が設置される。
左端部材701の内面および中央部材702の左側面には、フィルタユニット50を差し込む左フィルタ差込部708aが形成されており、右端部材703の内面および中央部材702の右側面には、フィルタユニット50を差し込む右フィルタ差込部708b(以下、左フィルタ差込部708aおよび右フィルタ差込部708bを併せてフィルタ差込部708と呼ぶ)が形成されている。フィルタ差込部708は、フィルタガイド51の連結部材511の形状に沿うように側面視において略台形状に湾曲しており、その前端部分が開放している。この前端の開放部分を介して、フィルタユニット50がフィルタ差込部708に差し込まれる。
具体的にフィルタユニット50を支持フレーム70に装着する場合には、エアフィルタ52の前側折返し部分近傍に設けられた把手516を掴み、エアフィルタ52の後側折返し部分をフィルタ差込部708の前端の開放部分に差込んで、そのまま押し上げながら背面側へと押し込んでいく。そして、第1ローラ513がフィルタ差込部708の前端の開放部分の下方近傍に位置するまで押し込んだところで、それ以上に奥へと押し込めないようになっており、これによりフィルタ差込部708へのフィルタユニット50の差込みが完了するようになっている。
左端部材701および右端部材703の内面ならびに中央部材702の両側面において、フィルタ差込部708の前端の開放部分の近傍には、後述する支持部81の係合部813(図9D参照)と係合する係合リブ709がそれぞれ設けられている。また、係合リブ709の下方近傍には、後述する支持部81の凹部811a(図9D参照)に嵌合する嵌合リブ710が設けられている。また、嵌合リブ710の下方近傍には、後述する支持部81の回転軸812(図9A〜Dを参照)を差し込む軸受け部711がそれぞれ設けられている。
(1−2−4−4)埃受け部材80
以下、図4から図9Dを参照して埃受け部材80について説明する。図9Aは、埃受け部材使用時(ロック状態)における埃受け部材80の正面図である。図9Bは、埃受け部材使用時(ロック状態)における埃受け部材80の平面図である。図9Cは、埃受け部材使用時(ロック状態)における埃受け部材80の底面図である。図9Dは、図9AのY−Y線断面の拡大図である。なお、以下の説明において使用する上、下、左、右、正面(前)、背面(後)といった方向は、埃受け部材使用時(ロック状態)における方向を示し、具体的には、図9AからDに示す方向を意味する。
埃受け部材80は、左右に長い樹脂製の部材であって、フィルタユニット50を支持フレーム70に装着した状態を保持するフィルタロック機能と、エアフィルタ52に吸着されずに前面パネル306側下方へと落下する塵埃を受ける埃堆積抑制機能と、を有している。埃受け部材80は、左フィルタ設置スペース70aおよび右フィルタ設置スペース70bの前端近傍部分に一つずつ設置されており、それぞれフィルタユニット50の第1ローラ513の上方近傍に位置するように支持フレーム70に取り付けられている。
埃受け部材80は、主として、支持部81と、傾斜板82と、から構成されている。なお、支持部81と傾斜板82とは一体成形されているが、以下の説明においては、説明の便宜上、分けて説明する。
(1−2−4−4−1)支持部81
支持部81は、側面視において略r字状を呈しており、埃受け部材80の左右の端部にそれぞれ一つずつ設けられている。支持部81は、主として、固定部810と、シャフト811と、回転軸812と、係合部813と、から構成される。
固定部810は、側面視において略三角形状を呈していて、その上部810aは上に凸になだらかに湾曲しており、下部810bには段差が形成されている。また、その下部810bおよび後部810cの下端近傍においてシャフト811と連結している。また、後部810cは、背面側に平面部分を有しており、その左右いずれかの端部には、支持フレーム70の係合リブ709と係合する係合部813が設けられている。
シャフト811は、屈曲しながら下方へと延びている。シャフト811の背面側には、支持フレーム70の嵌合リブ710と嵌合する凹部811aが側面視半円状に形成されている。また、シャフト811の下端近傍には、回転軸812が設けられている。
回転軸812は、支持フレーム70の軸受け部711に回転自在に差し込まれている。この回転軸812が回転すると、シャフトが回動するとともに、シャフト811に連結されている固定部810が回動するようになっている。また、これとは逆に、固定部810を回動させると、シャフトが回動するとともに、回転軸812が回転するようになっている。
係合部813は、上下一対の前後方向に延びる突起であり、上下の突起には、それぞれ支持フレーム70の係合リブ709と係合する窪みが形成されている。また、係合部813は、弾性を有している。
具体的に、係合部813と係合リブ709とが係合する場合には、まず、固定部810を上フィルタ52aに近づく方向(図9Dの二点鎖線矢印に示す方向)へ一定角度回動させて、係合部813の上側突起の後端部分と下側突起の後端部分の間に、係合リブ709を当接させる。そして、さらにそのまま回動させていくと、係合部813の上側突起と下側突起の間に係合リブ709が入り込み、やがて、それぞれの突起に形成された凹みに嵌まり込む。これにより、係合部813と係合リブ709とが、係合するようになっている。なお、これと略同時に、シャフト811の凹部811aが、支持フレーム70の嵌合リブ710と嵌合するようになっている。
(1−2−4−4−2)傾斜板82
傾斜板82は、左右に延びる樹脂製の板状部材であり、その左右の端部において支持部81と繋がっている。傾斜板82の上面には、傾斜面82aが設けられている。傾斜面82aの左右方向の長さは、上フィルタ52aの左右方向の長さと略同一となっている。また、傾斜面82aの前後方向の長さは、埃受け部材80の使用時(ロック状態)における把手516の下端部分から前面パネル306までの水平方向の長さと略同一の長さとなっている。なお、埃受け部材80の使用時(ロック状態)には、傾斜面82aは、背面側に向かって下り勾配をつけて傾斜するようになっている。
(2)埃受け部材80の詳細機能
以下、図4から図13を参照して、埃受け部材80の詳細機能について説明する。図10は、埃受け部材不使用時(アンロック状態)の図7のB部分の拡大図である。図11は、埃受け部材使用時(ロック状態)の図7のB部分の拡大図である。図12は、図12のC部分を左側面から見た場合の拡大図である。図13は、前面パネル306および埃受け部材80を取り外した状態の室内機3の正面斜視図である。なお、以下の説明において、支持部81をフィルタユニット50側に回動させて、係合部813が係合リブ709に係合するとともに凹部811aが嵌合リブ710と嵌合している状態(埃受け部材80を使用している状態)をロック状態、そうでない状態をアンロック状態と呼ぶ。
埃受け部材80は、ロック状態においてその機能を発揮するように支持フレーム70に固定されている。具体的に、埃受け部材80は、支持部81の回転軸812を軸受け部711に差し込まれて支持フレーム70に固定されている。そして、支持部81を図10に示す黒塗り矢印方向(図9Dに示す二点鎖線矢印方向)、すなわち上フィルタ52aに近づく方向に向かって所定の角度回動させると、係合部813が係合リブ709に係合するとともに凹部811aが嵌合リブ710と嵌合して図11に示すロック状態となり、フィルタロック機能および埃堆積抑制機能が発揮されるようになっている。
(2−1)フィルタロック機能
フィルタロック機能は、フィルタユニット50の支持フレーム70への装着状態を安定的に保持する機能である。すなわち、フィルタ差込部708の前端部分は、開放していることから、フィルタユニット50をフィルタ差込部708に差し込んだだけでは、フィルタユニット50の前端近傍部分が、前方向または上方向に浮き上がったりぐらついたりして、不安定な状態である。よって、そのままの状態では、清掃ユニット60のブラシ602がエアフィルタ52に完全に接触しない等の理由により、清掃ユニット60が効果的に機能しない場合がある。そこで、図12に示すように、固定部810の後部810cがフィルタガイド51の連結部511および上フィルタ52aの一部(被当接部500)と当接して、フィルタユニット50の前端近傍部分の浮き上がりやぐらつきを抑えている。
(2−2)埃堆積抑制機能
埃堆積抑制機能は、エアフィルタ52に吸着されずに前面パネル306側下方へと落下する塵埃を傾斜板82で受けて、フィルタユニット50の前端より下方に位置する清掃ユニットボックス61の上面部61aや正面部61bなどに塵埃が堆積することを抑制する機能である。
室内機3においては、フィルタユニット50や清掃ユニット60のメンテナンス等を行う際に、通常、まず前面パネル306および清掃ユニットボックス61を取り外して作業を行う。その際、例えば図13に示すように埃受け部材80が使用されていなければ、作業時に、フィルタに吸着されないで清掃ユニットボックス61の上面部61a等に付着・堆積した塵埃が、飛散・落下して室内空間が汚染される場合がある。そこで、このような事態を防止するために、傾斜板82の傾斜面82aが、清掃ユニットボックス61の上方に位置して上方から落下する塵埃を受けている。
傾斜面82aは、図4に示すように、前面パネル306近傍から上フィルタ52a近傍まで前後方向に延びている。また、その左右方向の長さは、図10および図11に示すように、上フィルタ52aの左右方向の長さと略同一である。よって、傾斜面82aは、清掃ユニットボックス61上方近傍の空間をほぼ塞いでいる。そのため、傾斜面82aの上方から落下する塵埃が傾斜面82aより下方へ落下しにくいようになっており、清掃ユニットボックス61の上面部61aなどに塵埃が堆積しにくいようになっている。
一方で、傾斜面82aは、ロック状態においては、図4に示すように、上フィルタ52a方向に向かって下り勾配をつけて傾斜している。このため、傾斜面82aが受けた塵埃は、上フィルタ52a方向に滑落しやすいようになっている。また、傾斜面82aは、清掃ユニットボックス61よりも風速が速い箇所に位置している。よって、室内ファン32が作動して空気流が生成されると、傾斜面82aが受けた塵埃は、生成された空気流に流されて上フィルタ52a方向に飛散または滑落しやすいようになっている。そして、上フィルタ52a方向へと移動した塵埃は、上フィルタ52aに吸着されることから、塵埃が傾斜面82aに堆積しにくいようになっている。
(3)特徴
(3−1)
上記実施形態では、前面パネル306と上フィルタ52aとの間において上フィルタ52aの下端近傍に、傾斜板82が配設されている。傾斜板82は、上方から落下する塵埃を受ける傾斜面82aを有している。これにより、上フィルタ52aに吸着されずに落下する塵埃は傾斜面82aで保持されやすいようにできている。また、傾斜面82aは上フィルタ52a方向に向かって下り勾配がつけられている。これにより、傾斜面82aにたまった塵埃が上フィルタ52a方向に流されて上フィルタ52aに吸着され保持されやすい。このため、傾斜面82aの下方に位置する清掃ユニットボックス61の上面部61aに塵埃が堆積しにくくなっている。よって、メンテナンスを行う場合に室内機3の前面パネル306を取り外したとき、塵埃が室内へと飛散して室内空間が汚染されることが抑制されるようになっている。したがって、メンテナンス性を向上できている。
(3−2)
上記実施形態では、ケーシング30は前後方向または上下方向よりも左右方向に長い。すなわち、ケーシング30の長手方向とは、左右方向のことである。そして、傾斜面82aは、ケーシング30の長手方向である左右方向に沿って延びている。これにより、上フィルタ52aに吸着されずに落下する塵埃が、傾斜面82aでさらに保持されやすくなっており、傾斜面82aの下方に位置する清掃ユニットボックス61の上面部61aに塵埃がさらに堆積しにくいようになっている。
(3−3)
上記実施形態では、埃受け部材80は、支持フレーム70の軸受け部711に回動自在に固定されており、その傾斜面82aが上フィルタ52aに近づく方向に回動してフィルタユニット50の一部分(被当接部500)と当接することにより、フィルタユニット50の浮き上がりやぐらつきを抑制して、フィルタユニット50の支持フレーム70への装着状態を安定的に保持している。
このように埃受け部材80が、フィルタロック機能および埃堆積抑制機能の双方を同時に発揮できるように一体に構成されていることにより、埃受け部材80とフィルタロック部材とを別々に製造する必要がなく、簡単な構成でメンテナンス性を向上できるとともに製造コストを抑えることができている。
(3−4)
上記実施形態では、傾斜面82aは、前面パネル306を取り外した時に室内側に露出する清掃ユニットボックス61の上方に位置している。これにより、清掃ユニットボックス61の上面部61aや、正面部61bと前面パネル306との間などに塵埃が堆積しにくいようにできている。
(3−5)
上記実施形態では、傾斜面82aは、前面パネル306近傍から上フィルタ52a近傍まで延びている。これにより、清掃ユニットボックス61の上方近傍における前面パネル306から上フィルタ52aまでの空間の大部分が傾斜面82aによって塞がれ、清掃ユニットボックス61の上面部61aや、正面部61bと前面パネル306との間などに塵埃が堆積しにくいようにできている。
(3−6)
上記実施形態では、傾斜面82aは、第1ローラ513の上方であって清掃ユニットボックス61の配設箇所よりも風速が速い箇所に位置している。これにより、傾斜面82aに溜まった塵埃が上フィルタ52a側へとさらに流れやすくなり、傾斜面82aおよび清掃ユニットボックス61などに塵埃がさらに堆積しにくいようにできている。
(4)変形例
(4−1)変形例1A
上記実施形態では、室内機3は、清掃ユニット60を搭載しフィルタ清掃機能を有していたが、清掃ユニット60については省略してもよい。その場合には、清掃ユニットボックス61が存在しないことから、傾斜板82は、傾斜板82より下方に位置する他の部材に埃が堆積するのを抑制する役割を果たす。
(4−2)変形例1B
上記実施形態では、前面パネル306は、左側板304および右側板305に着脱可能に装着されたが、前面パネルの配設態様についてはこれに限定されない。例えば、前面パネル306は、上下に開閉するようにヒンジ式に取り付けられてもよい。
(4−3)変形例1C
上記実施形態では、エアフィルタ52は、環状のループフィルタが用いられたが、これに限定されない。例えば、往復式のフィルタであってもよく、移動しないタイプのフィルタでもよい。
(4−4)変形例1D
上記実施形態では、埃受け部材80は、樹脂を素材として構成されたが、これに限定されず、発明の目的を達成できるのであれば、どのような素材を用いてもよい。
(4−5)変形例1E
上記実施形態では、埃受け部材80は、ケーシング30内において左右にひとつずつ合計2つが配設されたが、これに限定されず、例えばひとつであってもよい。その場合、埃受け部材80は、その左右の長さが、支持フレーム70の左右の長さと略同一の長さであることが好ましい。
(4−6)変形例1F
上記実施形態では、埃受け部材80は、独立した部材として構成されたが、これに限定されない。例えば、埃受け部材80を、支持フレーム70の一部として支持フレーム70と一体に構成してもよく、また前面パネル306の一部として前面パネル306と一体に構成してもよい。
(4−7)変形例1G
上記実施形態では、埃受け部材80は、支持フレーム70の軸受け部711に回動自在に取り付けられていたが、埃受け部材80の取付態様についてはこれに限定されない。例えば、埃受け部材80は、必ずしも回動自在に取り付けられなくてもよい。また、埃受け部材80は、その使用時において上フィルタ52a下端近傍の空気流上流側に位置するのであれば、どのような態様で取り付けられてもよい。
(4−8)変形例1H
上記実施形態では、埃受け部材80は、係合部813が係合リブ709と係合するとともに、凹部811aが嵌合リブ710と嵌合することで、機能を発揮するように構成されていたが、係合態様や嵌合態様についてはこれに限定されず、例えば、フィルタガイド51に係合リブ709を設けてもよい。また、係合部813・係合リブ709、凹部811a・嵌合リブ710のいずれか一方を省略してもよい。
また、埃受け部材80は、ロック状態とアンロック状態とで異なる状態を呈したが、これに限定されず、例えば、アンロック状態については適宜省略してもよい。すなわち、埃受け部材80は、常時機能を発揮する状態で固定されて設けられてもよい。
(4−9)変形例1I
上記実施形態では、固定部810の後部810cが被当接部500と当接することで、フィルタロック機能を実現していたが、フィルタロックの態様についてはこれに限定されない。また、フィルタロック機能については適宜省略してもよい。その場合、埃受け部材80とは別にフィルタロック部材を設けることが好ましい。
本発明は、空調室内機に利用可能である。
3 室内機
30 ケーシング
306 前面パネル
33 フィルタ機構
50 フィルタユニット
500 被当接部
51 フィルタガイド
513 第1ローラ
516 把手
52a 上フィルタ
61 清掃ユニットボックス
61a 上面部
61b 正面部
70 支持フレーム
709 係合リブ
710 嵌合リブ
711 軸受け部
80 埃受け部材
81 支持部
810 固定部
810c 後部
811 シャフト
811a 凹部
812 回転軸
813 係合部
82 傾斜板
82a 傾斜面
特開平6−114224号公報

Claims (7)

  1. 前面部(306)を有するケーシング(30)と、
    前記ケーシングに収容される熱交換器(31)と、
    前記熱交換器の空気流上流側に配設されるフィルタ(50)と、
    前記前面部と前記フィルタとの間において前記フィルタの下端近傍に配設される埃受け部材(80)と、
    を備える壁掛け型の空調室内機(3)であって、
    前記埃受け部材は、前記フィルタ方向に向かって下り勾配がつけられた傾斜面(82a)を有し、
    前記傾斜面は、上方から落下する塵埃を受ける、
    空調室内機。
  2. 前記傾斜面は、前記ケーシングの長手方向に沿って延びる、
    請求項1に記載の空調室内機。
  3. 前記フィルタが着脱自在に装着されるフィルタ支持部材(70)をさらに備え、
    前記埃受け部材は、前記フィルタの下端近傍において前記フィルタの一部分(500)と当接することにより、前記フィルタ支持部材に前記フィルタが装着された状態を保持する、
    請求項1または2に記載の空調室内機。
  4. 前記埃受け部材は、前記フィルタ支持部材に回動自在に固定され、前記フィルタに近づく方向に回動して前記フィルタの一部分と当接することにより前記フィルタ支持部材に前記フィルタが装着された状態を保持する、
    請求項3に記載の空調室内機。
  5. 前記ケーシングは、本体部(304、305)をさらに有し、
    前記前面部は、前記ケーシングの前面部分を開放自在に前記本体部に取り付けられ、
    前記フィルタの下方に配設され、前記ケーシングの前面部分を開放した時に室内側に露出する第1部材(61)をさらに備え、
    前記傾斜面は、前記第1部材の上方に位置する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の空調室内機。
  6. 前記傾斜面は、前記前面部近傍から前記フィルタ近傍まで延びる、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の空調室内機。
  7. 前記フィルタを移動可能に支持するローラ(513)をさらに備え、
    前記傾斜面は、前記ローラの上方であって前記第1部材近傍よりも風速が速い箇所に位置する、
    請求項5に記載の空調室内機。
JP2012238386A 2012-10-29 2012-10-29 空調室内機 Active JP5617894B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012238386A JP5617894B2 (ja) 2012-10-29 2012-10-29 空調室内機
CN201320663932.5U CN203533715U (zh) 2012-10-29 2013-10-25 空调室内机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012238386A JP5617894B2 (ja) 2012-10-29 2012-10-29 空調室内機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014088981A JP2014088981A (ja) 2014-05-15
JP5617894B2 true JP5617894B2 (ja) 2014-11-05

Family

ID=50419916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012238386A Active JP5617894B2 (ja) 2012-10-29 2012-10-29 空調室内機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5617894B2 (ja)
CN (1) CN203533715U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104896710B (zh) * 2015-05-29 2019-05-31 芜湖美智空调设备有限公司 室内机

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5304343B2 (ja) * 2009-03-11 2013-10-02 パナソニック株式会社 空気調和機のフィルター装置及び空気調和機
JP5212439B2 (ja) * 2010-09-03 2013-06-19 ダイキン工業株式会社 フィルタ移動機構及び空調室内機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014088981A (ja) 2014-05-15
CN203533715U (zh) 2014-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10047972B2 (en) Indoor device for cassette type air conditioner
US10197298B2 (en) Indoor device for cassette type air conditioner
JP5276166B2 (ja) 空気調和機
US20150096723A1 (en) Indoor device for cassette type air conditioner
CN104764103B (zh) 除湿器
JP4661661B2 (ja) 空気調和機
US20150202559A1 (en) Air conditioner
JP5617894B2 (ja) 空調室内機
GB2457116A (en) Ceiling type air conditioner
JP2007303771A (ja) 空気調和装置
JPWO2018047365A1 (ja) フィルタ清掃装置
JP6180262B2 (ja) 空気調和装置の室内機
KR20080078199A (ko) 공기조화기
JP5999944B2 (ja) 空調室内機
JP2011163630A (ja) 清掃装置及びこれを備えた室内機並びに空気調和機
JP5742809B2 (ja) 空調室内機
WO2013140896A1 (ja) 空調室内機
JP2013242064A (ja) 空調室内機
JP2014070842A (ja) 空調室内機
JP2014066484A (ja) 空調室内機
KR100700756B1 (ko) 공기 조화기
JP2020020480A (ja) 空気調和装置
JP7199582B2 (ja) 空気調和装置
JPWO2019030814A1 (ja) 空調室内機
KR101180992B1 (ko) 공기 조화기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140813

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140819

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140901

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5617894

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151