JP5617337B2 - 車両用発音装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用発音装置に関するものである。
近時、少なくとも低速領域で、モータのみで走行を行う車両が増加する傾向にある。例えば、電気自動車、燃料電池車にあっては全運転領域においてモータのみによって走行が行われ、ハイブリッド車の中には低速領域においてモータのみで走行を行うものもある。
低速領域においてモータのみによって走行する車両にあっては、車両が発生する走行音(総合的な音圧レベル)が低くなる。すなわち、エンジンによって走行される通常の車両にあっては、走行音の音圧レベルは、エンジンの作動音とロードノイズとを加算した大きなものとなるが、モータのみによって走行する車両の場合は、通常の車両に比して、エンジンの作動音分だけ音圧レベルが小さくなる。そして、低速領域では、ロードノイズが小さくなるため、モータのみによって走行する車両にあっては走行音が極めて静かになり、周囲の歩行者等に対して車両の存在を気づかせにくいものとなる。このため、特許文献1には、低車速時においては擬似エンジン音を周囲に発音させて、車両の存在を報知することが開示されている。
車両の存在を周囲に報知するために発音した場合、例えば深夜の駐車場や高速道路での渋滞時等では騒音になる可能性がある。このため、特許文献1には、運転者によってマニュアル操作される発音用スイッチを設けて、この発音用スイッチを操作することにより、発音を停止させたり発音の音量を低下させることが開示されている。
特開平11−288291号公報
前記特許文献1のように、運転者によって操作される発音用スイッチによって発音を停止させたり発音音量を低下させた場合に、通常の発音状態にいかに復帰させるかが問題となる。すなわち、発音用スイッチを操作することによって例えば発音停止させたとき、発音復帰の操作を忘れた場合には、発音することが望ましいとされる低車速時であっても発音が停止されたままとなってしまうことになる。
このような観点から、一旦発音停止された後は、例えばある一定時間を経過したときに自動的に発音復帰させることも考えられるが、復帰のタイミングを一定時間に設定することは、発音復帰のタイミングが早すぎて騒音発生となってしまったり、逆に発音復帰のタイミングが遅くなり過ぎて周囲への注意喚起が遅れてしまうという事態を生じかねないものとなる。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、低速領域で周囲に対して発音を行うものにおいて、マニュアル操作によって発音を停止あるいは発音音量を低下した後の発音復帰のタイミングを適切に行って、騒音防止と周囲への注意喚起とを共に高い次元で満足できるようにした車両用発音装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明にあっては次のような第1の解決手法を採択してある。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載のように、
周囲に対して車両の存在を報知するための発音を行う発音手段と、あらかじめ設定されたしきい車速以下の低速領域で該発音手段から発音させる制御を行う制御手段と、を備えた車両用発音装置であって、
運転者によりマニュアル操作される発音停止スイッチと、
時間、走行距離、車速、加速度、減速度、進路変更、停止、発進から選ばれる2以上の組み合わせからなる車両状況を検出する車両状況検出手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記発音停止スイッチが操作されたときに前記発音手段からの発音を停止または発音音量を低下させる一方、該発音停止スイッチが操作されたときから前記車両状況に応じて設定される所定条件になったときに該発音手段からの発音を復帰させるように制御し、
前記所定条件が所定時間として設定されて、前記発音停止スイッチが操作されてから該所定時間経過したときに前記発音手段からの発音が復帰され、
前記所定時間が、車速が大きいほどまたは加速度が大きいほど短くされる、
ようにしてある。上記解決手法によれば、発音停止スイッチが操作されてから所定条件になったときに発音復帰されるが、この所定条件が、時間、走行距離、車速、加速度、減速度、進路変更、停止、発進から選ばれる2以上の組み合わせからなる車両状況に応じて適切に設定されるので、発音復帰が早すぎたり遅すぎたりする事態が防止あるいは抑制されて、騒音防止と周囲に対する注意喚起とを共に高い次元で満足させることができる。なお、進路変更は右折、左折の他、後退を含ませることができる。
以上に加えて、車速あるいは加速度に応じて車両の存在を早めに歩行者等に認知させる上で好ましいものとなる。
上記第1の解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項2、請求項3に記載のとおりである。すなわち、
記所定時間が、渋滞時には延長される、ようにしてある(請求項対応)。この場合、渋滞時に、必要以上に早く発音復帰させてしまう事態を防止する上で好ましいものとなる。
記所定時間が、車外騒音が大きいほど短くされる、ようにしてある(請求項対応)。この場合、車両の存在を早めに歩行者等に認知させる上で好ましいものとなる。
前記目的を達成するため、本発明にあっては次のような第2の解決手法を採択してある。すなわち、請求項4に記載のように、
周囲に対して車両の存在を報知するための発音を行う発音手段と、あらかじめ設定されたしきい車速以下の低速領域で該発音手段から発音させる制御を行う制御手段と、を備えた車両用発音装置であって、
運転者によりマニュアル操作される発音停止スイッチと、
時間、走行距離、車速、加速度、減速度、進路変更、停止、発進から選ばれる2以上の組み合わせからなる車両状況を検出する車両状況検出手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記発音停止スイッチが操作されたときに前記発音手段からの発音を停止または発音音量を低下させる一方、該発音停止スイッチが操作されたときから前記車両状況に応じて設定される所定条件になったときに該発音手段からの発音を復帰させるように制御し、
前記所定条件が所定車速として設定されて、前記発音停止スイッチが操作されてから該所定車速以上となったときに前記発音手段からの発音が復帰され
前記所定車速が、加速度が大きいほど低車速とされる、
ようにしてある。上記解決手法によれば、発音停止スイッチが操作されてから所定条件になったときに発音復帰されるが、この所定条件が、時間、走行距離、車速、加速度、減速度、進路変更、停止、発進から選ばれる2以上の組み合わせからなる車両状況に応じて適切に設定されるので、発音復帰が早すぎたり遅すぎたりする事態が防止あるいは抑制されて、騒音防止と周囲に対する注意喚起とを共に高い次元で満足させることができる。なお、進路変更は右折、左折の他、後退を含ませることができる。以上に加えて、車両の存在を早めに歩行者等に認知させる上で好ましいものとなる。
前記第の1解決手法および第2の解決手法を前提とした好ましい態様は、請求項5以下に記載のとおりである。すなわち、
前記制御手段は、前記発音手段からの発音復帰時に、発音音量を漸増させながら所定音量まで発音を復帰させる制御を行う、ようにしてある(請求項対応)。この場合、突然大きな音量で発音されて、周囲の歩行者等や車両の乗員に違和感を与えてしまう等の事態を防止する上で好ましいものとなる。
前記制御手段は、車速が大きいほどまたは加速度が大きいほど、前記音量漸増時の音量増加率が大きくなるように制御する、ようにしてある(請求項対応)。この場合、車両の存在を早めに歩行者等に認知させる上で好ましいものとなる。
前記制御手段は、車外の騒音が小さいほど、前記音量漸増時の音量増加率が小さくなるように制御する、ようにしてある(請求項対応)。この場合、突然大きな音量で発音されて、周囲の歩行者等や車両の乗員に違和感を与えてしまう等の事態を防止する上で好ましいものとなる。
前記制御手段は、前記発音手段からの発音停止または発音音量低下と連動させて車室内の発生音を停止または発生音量低下の制御を行うと共に、該発音手段からの発音復帰と連動させて車室内の発生音を復帰させる制御を行う、ようにしてある(請求項対応)。この場合、騒音防止効果をより高める上で好ましいものとなる。
本発明によれば、発音復帰させるタイミングを適切に設定して、騒音防止と周囲への注意喚起とを共に高い次元で満足させることができる。
本発明が適用された車両の一例を示す斜視図 本発明の制御系統例を示すブロック図。 本発明の制御例を示すフローチャート。 本発明の第2の制御例を示すフローチャート。 本発明の第3の制御例を示すフローチャート。 本発明の第4の制御例を示すフローチャート。 本発明の第5の制御例を示すフローチャート。 本発明の第6の制御例を示すフローチャート。
図1において、車両Vは、走行用の駆動源としてガソリンエンジンとモータとの両方を有して、低車速領域では基本的にモータのみによって走行されるハイブリッド車とされている。ただし、車両Vとしては、電気自動車や燃料電池車等、少なくとも停止車速領域ではエンジン(例えばガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関等)による走行が行われない可能性がある適宜の車両とすることができる。
車両Vは、周囲に車両Vの存在を発音するための報知手段としての複数のスピーカ1F、1S、1Rを有している。スピーカ1Fは、車両Vの前方に向けて発音するもので、左右一対設けられている。スピーカ1Sは、車両Vの側方に向けて発音するもので、左右一対設けられている(右のスピーカ1Sは図示略)。スピーカ1Rは、車両Vの後方に向けて発音するもので、左右一対設けられている(右のスピーカ1Rは図示略)。各スピーカ1F、1S、1Rは、車両Vの存在を示す音として、実施形態では擬似エンジン音(例えば直列4気筒ガソリンエンジンの擬似音)を発音するようになっているが、擬似エンジン音以外の車両Vに関連した適宜の音を発音させることもできる。
図2において、車両Vには、マイクロコンピュータを利用して構成された制御手段としてのコントローラUが搭載されている。このコントローラUは、スピーカ1F、1S、1Rからの発音の有無と、運転者の要請に応じた発音停止と、発音停止状態からの発音復帰とを制御する。この制御のために、コントローラUには、各種センサあるいはスイッチ11〜16からの信号が入力される。センサ11は車速を検出するものである。センサ12は走行距離を検出するセンサである。センサ13は加速度(減速度)を検出するものであるが、別途加速度センサ13を設けることなく、車速センサ11で検出した車速を微分することにより加速度(減速度)を演算するようにしてもよい。センサ14は、車両Vの現在位置を取得するもので、例えばナビゲーション装置に付設されたGPSアンテナとされる。センサ15は、車両Vの周囲に存在する歩行者や二輪車等の危険物体を検出するもので、例えばカメラやレーダ等から構成される。なお、センサ15は、前方のみならず、左右側方および後方をも監視できるように、複数設けられている。スイッチ16は、発音停止スイッチで、インストルメントパネル等の運転者により操作し易い位置に設けられて、運転者によりマニュアル操作されることにより、スピーカ1F、1S、1Rからの発音を停止させることの要求信号を出力するものである。
コントローラUは、基本的に、車速があらかじめ設定されたしきい車速(例えば20km/h)以下となったときに、スピーカ1F、1S、1Rから発音させる。また、しきい車速以下であっても、発音停止スイッチ16が操作されたときは、発音を停止させる。そして、発音停止スイッチ16の操作に基づく発音停止からの発音復帰を、発音停止スイッチ16が操作されたときから所定条件が満足されたときに自動的に行うようになっている。この所定条件は、後述するように、時間、走行距離、車速、加速度、減速度、進路変更、停止、発進から選ばれる2以上の組み合わせからなる第1車両状況に応じて設定することができる。また、好ましくは、この第1車両状況に加えて、車両位置、道路形態、周辺状況から選ばれる1以上の車両環境状況を組み合わせからなる第2車両状況に応じて、上記所定条件を設定することができる。所定条件は、例えば、発音停止スイッチ16が操作されたとき(つまり発音停止されたとき)からの所定時間(経過時間)として設定して、この所定時間を、上記第1車両状況や車両環境状況に応じて設定(変更)することができる。
次に、図3のフローチャートを参照しつつコントローラUの制御例について説明するが、以下の説明でSはステップを示す。なお、図3のフローチャートは、発音停止スイッチ16が操作されたときに開始される。また、車速がスピーカ1F、1S、1Rからの発音を行うべきしきい車速以下のときを前提としている。以上のことを前提として、まず、S1において、車速に応じて、発音停止する基本の所定時間が設定される。設定される所定時間は、車速が大きいほど短くされる。この後、S2において、暗騒音(周囲の騒音のこと)に応じて上記所定時間が補正されるが、暗騒音が大きいほど基本の所定時間が短くなるように補正される。この後、S3において、スピーカ1F、1S、1Rからの発音が停止される。
S3の後、S4において、発音停止スイッチ16が操作されてからS2で補正された後の所定時間が経過したか否かが判別される。当初はこの判別でNOとなって、S5に移行される。このS5では、車速が変化したか否かが判別される。このS5の判別でYESのときは、S6において、車速に応じて所定時間が補正されるが、車速が大きいほど所定時間が短くなるように補正される(残りの所定時間についての補正)。
上記S6の後、あるいはS6の判別でNOのときは、それぞれ、S7において、暗騒音が変化したか否かが判別される。このS7の判別でYESのときは、S8において、暗騒音に応じて、残りの所定時間が補正されるが、暗騒音が大きいほど残りの所定時間が短くなるように補正される。このS8の後、あるいはS7の判別でNOのときは、それぞれS3に戻る。
前記S4の判別でYESのときは、S9において、スピーカ1F、1S、1Rからの発音が復帰される。なお、S1,S2の処理に代えて、車速と暗騒音とをパラメータとして所定時間を設定したマップをあらかじめ作成、記憶しておいて、このマップからS4で判別する所定時間を設定するようにしてもよい。
図4は、本発明の第2の制御例を示すものである。本例では、渋滞中か否かをも考慮して、発音停止している所定時間を設定する例を示す。すなわち、S11において、渋滞中か否かをも考慮して所定時間が設定されるが、この設定される所定時間は、あらかじめ設定された基本の所定時間を渋滞時は長くなるように補正するものである。この後、S12において、スピーカ1F、1S、1Rからの発音が停止される。この後、S13において、発音停止スイッチ16が操作されてから所定時間が経過したか否かが判別される。このS13の判別でNOのときは、S14において、渋滞中であるか否かが判別される。このS15の判別でYESのときは、残りの所定時間が長くなるように補正される。S15の後、あるいはS14の判別でNOのときは、S12に戻る。
前記S13の判別でYESのときは、S16おいて、スピーカ1F、1S、1Rからの発音が復帰される。なお、前述した説明から既に明かなように、図4の渋滞を加味した制御例を、図3の制御に適用することもできる。すなわち、図3のS2の後に、図4のS11の処理を加えて、渋滞中は所定時間が長くなるように補正すればよい。また、図3のS8の後あるいはS7の判別でNOのときは、図4のS14,S15の処理を行うようにすればよい。また、図3のS5〜S8の処理に代えて、図4のS14,S15の処理を行うようにしてもよい。なお、渋滞の判定は、例えば過去の所定期間の最高速度が所定速度を超過していないことにより、あるいはVICS情報等の交通情報を利用して行うことができる。
図5は、本発明の第3の制御例を示すもので、加速度に応じて所定条件としての所定車速(前述した所定時間に相当)を設定するようにしたものである。すなわち、S21において、あらかじめ設定された基本の所定車速が加速度に応じて補正されるが、この補正は、加速度が大きいほど所定車速が小さくなるように行われる。この後、S22において、スピーカ1F、1S、1Rからの発音が停止される。この後、S23において、所定車速を超えたか否かが判別される。このS23の判別でNOのときは、S24において、加速度が変化したか否かが判別される。このS24の判別でYESのときは、S25において、加速度に応じて所定車速が変更される(加速度が大きいほど所定車速が小さくなるように変更)。上記S25の後、あるいはS24の判別でNOのときは、それぞれS22に戻る。前記S23の判別でYESのときは、S26において、スピーカ1F、1S、1Rからの発音が復帰される。
図6は、本発明の第4の制御例を示すもので、発音停止スイッチ16の操作に基づく発音停止から発音復帰された後、再度発音停止スイッチ16が操作された際に、発音停止するための条件設定のための制御例を示す。すなわち、図6は、発音停止スイッチ16を頻繁に操作していたずらに発音停止させてしまうことを防止するための制御例となっている。
まず、図6のS31において、発音再停止を規制している所定時間(第2所定時間)が設定される。この後、S32において発音停止スイッチ16が操作されたことが確認されて、S33において、発音復帰から上記所定時間が経過したか否かが判別される。このS33の判別でNOのときは、S34において、高速道路を走行中であるか否かが判別される。この判別は、例えば、ナビゲーション装置による地図情報中に車両Vが位置しているか否か判別することにより行われる。このS34の判別でYESのときは、S35において、渋滞中であるか否かが判別される。このS35の判別でYESのときは、高速道路上での渋滞中であるので、周囲の歩行者等への注意喚起は不用なときであるとして、S36において、発音停止の規制が解除される(発音停止スイッチ16の操作に基づく発音停止を許可)。また、S35の判別でNOのとき、あるいはS34の判別でNOのときは、それぞれS33に戻る。
図7は、本発明の第5の制御例を示すもののである。本例は、発音復帰させる際に、音量の増加を一気に所定音量にまで高めるのではなく、音量を0から徐々に漸増させるようにすると共に、音量の増加率を車速や暗騒音に応じて設定するようにしたものである。すなわち、まず、S41において、車速と暗騒音とに応じて、発音音量の増加率が設定される。設定される増加率は、車速が大きいほど大きく、また暗騒音が大きいほど大きく設定される。この後、S42において、S41で設定された増加率でもって、スピーカ1F、1S、1Rからの発音音量が0から漸増される。この後、S43において、車速が変化したか否かが判別される。このS43の判別でYESのときは、S44において、車速に応じて音量の増加率が変更される(車速大ほど増加率を大にする補正)。S44の後、あるいはS43の判別でNOのときは、それぞれ、S45において、暗騒音が変化したか否かが判別される。このS45の判別でYESのときは、暗騒音に応じて音量の増加率が変更される(暗騒音が大ほど増加率を大にする補正)。S46の後、あるいはS45の判別でNOのときは、それぞれ、S42に戻る。なお、所定音量に達した後は、制御が終了される。
図8は、本発明の第6の制御例を示すもので、発音停止スイッチ16の操作に基づく発音停止中に歩行者等が検出されたときは、強制的に発音復帰させるようにしたものである。すなわち、S51において、車速に応じて発音停止している所定時間が設定される(車速大ほど所定時間が小)。この後、S52において、スピーカ1F、1S、1Rからの発音が停止される。次いで、S53において、所定時間が経過したか否かが判別される。このS53の判別でYESのときは、S7に移行して、スピーカ1F、1S、1Rからの発音が復帰される。また、前記S53の判別でNOのときは、S54において、歩行者等が検出されたか否かが判別される。このS54の判別でYESのときは、S7に移行して、発音復帰される。
前記S54の判別でNOのときは、S55において、車速が変化したか否かが判別される。このS55の判別でYESのときは、車速に応じて残りの所定時間が変更される(車速大ほど残りの所定時間が短くなるように変更)。S56の後、あるいはS55の判別でNOのときは、それぞれ、S52に戻る。
以上実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能であり、例えば次のような場合をも含むものである。まず、第1車両状況となる時間、走行距離、車速、加速度、減速度、進路変更(後退を含む)、停止、発進から選択される2以上の組み合わせは、任意の適宜の組み合わせとすることができる。また、この第1車両状況と組み合わせ車両環境状況としての車両位置、道路形態、周辺状態から選ばれる1または2以上の組み合わせも任意に選択できる。そして、第1車両状況と車両環境状況との組み合わせも任意に選択できる。
発進の判定については、例えば、ブレーキペダルの踏み込み操作が解除されたとき、アクセルペダルを踏み込んだとき、あるいはアイドルストップを行う車両においてアイドルストップが解除されたときに、発進であると判定することができる。
歩行者等が検出されたときは、特に、次のような制御を行うのが好ましいものとなる。すなわち、所定条件としての例えば所定時間経過後あるいは所定走行距離走行後等に発音復帰させる場合に、歩行者等が検出されたときは、所定条件を満足しない状態でも即座に発音復帰させることができる。この発音復帰の際に、車速または加速度が大きいほど発音音量増加率を大きくすることができる(より早く歩行者等に車両Vの存在を認知させる上で好ましいものとなる)。また、上記発音復帰の際に、暗騒音が小さいほど発音音量増加率を小さくすることができる(突然発音されることの防止)。上記発音復帰時には、所定速度以上または所定加速度以上のときは、復帰時の音量を所定音量よりも大きくするのが、車両Vの認知効果を高める上で好ましいものとなる。
スピーカ1F、1S、1Rからの発音停止と発音復帰に関して、次のように設定することもできる。まず、スピーカ1F、1S、1Rからの発音停止している状態からの発音復帰を、所定時間経過した後にする場合は、次のような制御を行うこともできる。
(1)進路変更(右折、左折、後退)のときは、所定時間経過していなくても、即座に発音復帰させる。
(2)車両が停止した後の発進時には、所定時間経過していなくても、即座に発音復帰させる。
(3)例えば市街地道路等の暗騒音が大きいときは、所定時間経過していなくても、即座に発音復帰させる。
(4)学校近郊等の人が多い場所では、所定時間経過していなくても、即座に発音復帰させる。
(5)例えば「警笛ならせ」というような危険箇所を報知する道路標識があるときは、所定時間経過していなくても、即座に発音復帰させる。
(6)事故多発区間は、所定時間経過していなくても、即座に発音復帰させる。
(7)例えば交差点、カーブ、坂道、峠、横断歩道等、車両Vに気づきにくかったり、死角が存在したり、視界が悪くなったり、歩行者等が存在する可能性が高かったり、特に安全運転を心がけることが要求される等の道路形態のときは、所定時間経過していなくても、即座に発音復帰させる。
(8)歩行者等を検出したときは、所定時間経過していなくても、即座に発音復帰させる。
(9)暗騒音が大きいほど、所定時間を短くする等によって早めに発音復帰させる。
(10)雨や風が強くなる悪天候のとき、あるいは夕方や曇天時等の車両周囲の明るさが所定以下の明るさのときは、所定時間を短くする等によって早めに発音復帰させる。
スピーカ1F、1S、1Rからの発音停止している状態からの発音復帰を、所定車速以上となった後にする場合は、次のような制御を行うこともできる。
(1)右折、左折のときは、所定車速以上にならなくても、即座に発音復帰させる。
(2)車両が停止した後の発進時には、所定車速以上にならなくても、即座に発音復帰させる。
スピーカ1F、1S、1Rからの発音停止している状態からの発音復帰を、発音停止から所定距離走行した後に行うようにすることもできる。この場合、次のような制御を合わせて行うことできる。
(1)進路変更(右折、左折、後退)のときは、所定距離走行していなくても、即座に発音復帰させる。
(2)車両が停止した後の発進時には、所定距離走行していなくても、即座に発音復帰させる。
(3)例えば市街地道路等の暗騒音が大きいときは、所定距離走行していなくても、即座に発音復帰させる。
(4)学校近郊等の人が多い場所では、所定距離走行していなくても、即座に発音復帰させる。
(5)例えば「警笛ならせ」というような危険箇所を報知する道路標識があるときは、所定距離走行していなくても、即座に発音復帰させる。
(6)事故多発区間は、所定距離走行していなくても、即座に発音復帰させる。
(7)例えば交差点、カーブ、坂道、峠、横断歩道等、車両Vに気づきにくかったり、死角が存在したり、視界が悪くなったり、歩行者等が存在する可能性が高かったり、特に安全運転を心がけることが要求される等の道路形態のときは、所定距離走行していなくても、即座に発音復帰させる。
(8)歩行者等を検出したときは、所定距離走行していなくても、即座に発音復帰させる。
(9)暗騒音が大きいほど、所定距離を短くする等によって早めに発音復帰させる。
(10)雨や風が強くなる悪天候のときや、夕方や曇天時等の車両周囲の明るさが所定以下の明るさのときは、所定距離を短くする等によって早めに発音復帰させる。
スピーカ1F、1S、1Rからの発音停止から発音復帰された後は、再度発音停止するための条件設定をして、この条件設定を、発音復帰から所定時間経過後あるいは所定距離走行した後としたり、所定の走行状態(例えば高速道路での渋滞状況)となったときとすることができる。
発音停止から発音復帰する際に、発音音量を漸増(徐々に増加)させる場合は、車両Vの車速が大きいほどあるいは加速度が大きいほど、音量の増加率を大きくすることができる。また、発音復帰時の音量を、所定車速以上または所定加速度以上のときは、例えばしきい車速時での最大音量となるように大きくなるように設定してもよい。
発音停止スイッチ16の操作に基づくスピーカ1F、1S、1Rからの発音停止に代えて、発音音量低下を行うようにしてもよい。スピーカ1F、1S、1Rからの発音を停止(音量低下)する際には、この停止(あるいは音量低下)と連動して、車室内への発生音となる例えばオーディオやラジエタの冷却ファン等を停止(あるいは音量低下)させるのが、騒音防止等の上で好ましいものとなる。スピーカ1F、1S、1Rからの発音を停止あるいは音量低下する際に、徐々に音量を漸減する場合には、上記オーディオや冷却ファン等からの発生音も徐々に音量低下するように制御するのが好ましい。上記とは逆に、スピーカ1F、1S、1Rから発音復帰させる際には、これと連動して、オーディオや冷却ファン等からの発生音と復帰させるようにし、またスピーカ1F、1S、1Rからの発音復帰の際に音量を徐々に漸増させる場合は、オーディオや冷却ファン等の発生音の音量も徐々に漸増させるようにするのが好ましい。上記のように制御される車室内への発生音の音源となる機器類としては、音量を変更しても車両の駆動や安全に問題のないものを適宜選択すればよい。勿論、スピーカ1F、1S、1Rからの発音停止時には、徐々に音量を漸減させていくのが、歩行者等や車両Vの乗員に対して違和感を与えないようにする上で好ましいものとなる。勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
本発明は、電気自動車、燃料電池車、ハイブリッド車等に適用して好ましいものである。
V:車両
U:コントローラ
1F、1S、1R:スピーカ(発音手段)
11:センサ(車速)
12:センサ(相応距離)
13:センサ(加速度)
14:センサ(位置情報)
15:センサ(歩行者等)
16:発音停止スイッチ

Claims (8)

  1. 周囲に対して車両の存在を報知するための発音を行う発音手段と、あらかじめ設定されたしきい車速以下の低速領域で該発音手段から発音させる制御を行う制御手段と、を備えた車両用発音装置であって、
    運転者によりマニュアル操作される発音停止スイッチと、
    時間、走行距離、車速、加速度、減速度、進路変更、停止、発進から選ばれる2以上の組み合わせからなる車両状況を検出する車両状況検出手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記発音停止スイッチが操作されたときに前記発音手段からの発音を停止または発音音量を低下させる一方、該発音停止スイッチが操作されたときから前記車両状況に応じて設定される所定条件になったときに該発音手段からの発音を復帰させるように制御し、
    前記所定条件が所定時間として設定されて、前記発音停止スイッチが操作されてから該所定時間経過したときに前記発音手段からの発音が復帰され、
    前記所定時間が、車速が大きいほどまたは加速度が大きいほど短くされる、
    ことを特徴とする車両用発音装置。
  2. 請求項1において、
    記所定時間が、渋滞時には延長される、ことを特徴とする車両用発音装置。
  3. 請求項1において、
    記所定時間が、車外騒音が大きいほど短くされる、ことを特徴とする車両用発音装置。
  4. 周囲に対して車両の存在を報知するための発音を行う発音手段と、あらかじめ設定されたしきい車速以下の低速領域で該発音手段から発音させる制御を行う制御手段と、を備えた車両用発音装置であって、
    運転者によりマニュアル操作される発音停止スイッチと、
    時間、走行距離、車速、加速度、減速度、進路変更、停止、発進から選ばれる2以上の組み合わせからなる車両状況を検出する車両状況検出手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記発音停止スイッチが操作されたときに前記発音手段からの発音を停止または発音音量を低下させる一方、該発音停止スイッチが操作されたときから前記車両状況に応じて設定される所定条件になったときに該発音手段からの発音を復帰させるように制御し、
    前記所定条件が所定車速として設定されて、前記発音停止スイッチが操作されてから該所定車速以上となったときに前記発音手段からの発音が復帰され
    前記所定車速が、加速度が大きいほど低車速とされる、
    ことを特徴とする車両用発音装置。
  5. 請求項1ないし請求項のいずれか1項において、
    前記制御手段は、前記発音手段からの発音復帰時に、発音音量を漸増させながら所定音量まで発音を復帰させる制御を行う、ことを特徴とする車両用発音装置。
  6. 請求項において、
    前記制御手段は、車速が大きいほどまたは加速度が大きいほど、前記音量漸増時の音量増加率が大きくなるように制御する、ことを特徴とする車両用発音装置。
  7. 請求項5または請求項において、
    前記制御手段は、車外の騒音が大きいほど、前記音量漸増時の音量増加率が大きくなるように制御する、ことを特徴とする車両用発音装置。
  8. 請求項1ないし請求項のいずれか1項において、
    前記制御手段は、前記発音手段からの発音停止または発音音量低下と連動させて車室内の発生音を停止または発生音量低下の制御を行うと共に、該発音手段からの発音復帰と連動させて車室内の発生音を復帰させる制御を行う、ことを特徴とする車両用発音装置。
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