JP5614273B2 - 増幅装置 - Google Patents

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Description

本件は、信号を増幅する増幅装置の電力供給に関する。
近年、電子機器は、国際的な環境対策と相まって低消費電力化が求められている。例えば、携帯電話システムの基地局の送信部の最終段には、送信信号を増幅するための増幅装置が設けられ、その増幅装置の低消費電力化が求められている。
増幅装置の電力効率改善の手法として、エンベロープトラッキングがある。エンベロープトラッキングは、増幅装置の増幅器で増幅する信号の振幅に応じた電源電圧を増幅器に供給し、電力ロスを低減する技術である。
例えば、エンベロープトラッキングは、増幅する信号のエンベロープが所定の閾値以下の場合、高効率電源による固定電圧の電力のみを増幅器に供給する(固定電圧電力モード)。そして、エンベロープトラッキングは、増幅する信号のエンベロープが所定の閾値を超える場合に、前記の固定電圧の電力供給に加え、増幅する信号のエンベロープに応じた可変電圧の電力を、低効率電源より増幅器に供給する。このように、エンベロープトラッキングは、増幅する信号のエンベロープの大きさに基づいて電源を切換えることにより、電力効率の改善を図っている。
なお、従来、低出力時に増幅部を線形動作とすることで低出力側の動作限界を解消し、広い出力範囲での低歪かつ高効率動作を実現した高出力増幅器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、電源回路の効率と高周波電力増幅器の効率改善を図る電力増幅装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、エンベロープトラッキング型増幅器において、高効率を維持しつつ、小入力時においても非線形性歪の発生を低減することができる電力増幅器が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
さらに、出力増幅器の出力レベルによってレベルを変更する電源電圧回路のコイルを共通化した電力増幅装置が提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特開2005−184273号公報 特開2006−254345号公報 国際公開番号WO2008/099489号公報 特開2000−165151号公報
しかし、従来の増幅装置では、固定電圧電力モードにおいて、可変電圧の電力も増幅器に供給する場合があり、電力効率の低下が生じるという問題点があった。
本件はこのような点に鑑みてなされたものであり、電力効率の低下を抑制する増幅装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、信号を増幅する増幅装置が提供される。この増幅装置は、電力ノードに供給される電力によって入力信号を増幅する増幅部と、前記電力ノードに固定電圧の電力を供給する第1の電源部と、前記入力信号のエンベロープに基づくエンベロープ信号と前記電力ノードの電圧とに基づいて、前記電力ノードに可変電圧の電力を供給する第2の電源部と、前記第1の電源部が前記電力ノードに電力を供給し、前記第2の電源部が前記電力ノードに電力を供給しない固定電圧電力モードにおいて、前記電力ノードのインピーダンスを下げる制御を行うアクティブショート部と、前記固定電圧電力モードにおいて、前記第2の電源部が前記アクティブショート部による前記電力ノードの電圧変化によって前記電力ノードに電力を供給しないように、前記エンベロープ信号にキャンセル信号を合成する合成部と、を有する。
開示の増幅装置によれば、電力効率の低下を抑制することができる。
第1の実施の形態に係る増幅装置の一例を示した図である。 図1の増幅装置の動作を説明する図である。 第2の実施の形態に係る増幅装置の回路ブロックの一例を示した図である。 図3の増幅装置に信号波形を加えた図である。 電力効率の低減を説明する図である。 図5の各部の電流波形を示した図である。 図5の増幅装置の動作を説明する図である。 電力ノードの電流と電圧の関係を説明する図である。 デジタル信号処理部のブロック図である。 図9の各部における信号波形を示した図である。 AS信号の生成動作を説明するフローチャートである。 エンベロープ信号の生成動作を説明するフローチャートである。 増幅器に流れる負荷電流の実測結果を示した図である。 増幅装置を無線装置に適用した場合の一例を示した図である。
以下、実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る増幅装置の一例を示した図である。図1に示すように、増幅装置は、増幅部1、電源部2、電源部3、AS(Active Short)部4、合成部5、および電力ノードN1を有している。
増幅部1には、増幅しようとする入力信号が入力される。入力信号は、例えば、変調された信号である。増幅部1は、電力ノードN1に供給される電力によって入力信号を増幅し、出力する。
電源部2は、電力ノードN1に固定電圧の電力を供給する。電源部2は、例えば、電源部3より高効率の電源である。増幅装置は、入力信号のエンベロープが所定の閾値電圧以下のとき、電源部2のみの電力を増幅部1に供給し(固定電圧電力モード)、入力信号のエンベロープが所定の閾値電圧を超えると、電源部2の電力に加え、さらに電源部3の電力を増幅部1に供給する(可変電圧電力モード)。
電源部3は、合成部5から出力される、増幅部1が増幅する入力信号のエンベロープに基づくエンベロープ信号と、電力ノードN1の電圧とに基づいて、電力ノードN1に可変電圧の電力を供給する。
例えば、電源部3は、NMOS(Negative-channel Metal-Oxide Semiconductor)のトランジスタで形成される。例えば、電源部3をトランジスタで形成する場合、ゲートは合成部5と接続され、ドレインは一定電圧の電源と接続され、ソースは電力ノードN1に接続される。トランジスタは、ソースの電力ノードN1の電圧に対し、ゲートのエンベロープ信号がトランジスタの閾値電圧を超えると、エンベロープ信号に応じた可変電圧の電力を電力ノードN1に供給する。
AS部4は、例えば、コンデンサC1およびスイッチSW1を有している。スイッチSW1は、固定電圧電力モードのとき、電力ノードN1を、コンデンサC1を介してグランドに接地する。また、スイッチSW1は、可変電圧電力モードのとき、コンデンサC1を介した、電力ノードN1のグランド接地を開放する。すなわち、AS部4は、固定電圧電力モードのとき、電力ノードN1のインピーダンスを下げ、電力ノードN1の電圧が振れるのを抑制する。
合成部5は、固定電圧電力モードにおいて、電力ノードN1のAS部4による電圧変化によって、電源部3が電力ノードN1に電力を供給しないように、エンベロープ信号にキャンセル信号を合成する。
例えば、AS部4は、抵抗成分を有さないのが好ましいが、実際には、コンデンサC1またはスイッチSW1に抵抗成分が含まれる。固定電圧電力モード時、この抵抗成分に電流が流れ、電力ノードN1の電圧が低下する。この電力ノードN1の電圧低下によって、エンベロープ信号と電力ノードN1の電圧との間に、電源部3の電力を供給する電圧が生じると(例えば、トランジスタの閾値を超える電圧が生じると)、電源部3は、固定電圧電力モードにあるにもかかわらずオンし、電力を供給する。そこで、合成部5は、固定電圧電力モードにおいて、電源部3が電力を供給しないように(例えば、トランジスタがオンしないように)、エンベロープ信号にキャンセル信号を合成する。
図2は、図1の増幅装置の動作を説明する図である。図2の(A)は、合成部5から出力されるエンベロープ信号を示している。図2の(B)は、電力ノードN1を流れる負荷電流を示している。図2の(C)は、電源部3から出力される電圧波形を示している。図2の(D)は、電源部3から出力される電流波形を示している。図2の区間S1〜S4は、電源部2のみが増幅部1に電力を供給する固定電圧電力モードを示している。
図2の(A)の区間S1〜S4は、固定電圧電力モードであるので、本来、電源部3(例えば、トランジスタ)がエンベロープ信号に応じて電力を供給しないよう、エンベロープ信号は無信号状態(例えば、一定信号)である。しかし、エンベロープ信号には、図2の(A)の区間S1〜S4に示すように、合成部5によってキャンセル信号(下向きの山の波形)が合成されている。
電力ノードN1を流れる負荷電流は、図2の(B)に示すように変化する。電力ノードN1を流れる負荷電流は、増幅部1の増幅作用によって変化するので、増幅部1に入力される入力信号のエンベロープに応じた変化をする。例えば、入力信号のエンベロープが大きければ、負荷電流も大きくなる。
固定電圧電力モード時、上記したように、AS部4にも負荷電流が流れる。このため、図2の(C)の区間S1〜S4に示すように、電源部3の出力(例えば、トランジスタのソース)は電圧が下がる。
この電圧の低下により、電源部3(例えば、トランジスタ)は、増幅部1に電力を供給しようとする。しかし、電源部3に入力されるエンベロープ信号には、図2の(A)に示すように、電源部3が電力を供給しないよう(例えば、トランジスタがオンしないよう)、キャンセル信号が合成されている。キャンセル信号は、例えば、固定電圧電力モードにおける電力ノードN1の電圧変化と同様の変化をする信号である。
これにより、図2の(D)の区間S1〜S4に示すように、固定電圧電力モードにおいて、電源部3の可変電圧による電力供給が抑制され、電力効率低下が抑制される。
このように、増幅装置は、電源部3が固定電圧電力モードにおいて、AS部4による電力ノードN1の電圧変化によって電力ノードN1に電力を供給しないように、エンベロープ信号にキャンセル信号を合成する。これにより、増幅装置の電源部3は、固定電圧電力モードにおいて、可変電圧による電力を増幅部1に供給しなくなり、電力効率の低減を抑制することができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図3は、第2の実施の形態に係る増幅装置の回路ブロックの一例を示した図である。図3に示すように、増幅装置は、デジタル信号処理部11、DAC(Digital to Analog Converter)12,16、発振器13、乗算器14、増幅器15、コンデンサC11〜C13、バイアス電源17、トランジスタM11,M12、インダクタL11、およびAS回路18を有している。図3の増幅装置は、例えば、携帯電話システムの基地局に適用される。
図4は、図3の増幅装置に信号波形を加えた図である。図4において図3と同じものには同じ符号が付してある。
デジタル信号処理部11には、例えば、波形W11に示すような送信信号が入力される。送信信号は、例えば、携帯電話に無線送信しようとする信号である。送信信号は、デジタル値でデジタル信号処理部11に入力されるが、波形W11ではアナログの形で示している。デジタル信号処理部11は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)やCPU(Central Processing Unit)によって形成される。
送信信号は、増幅器15の非線形性等によって歪が生じる。そこで、デジタル信号処理部11は、歪補償処理を行った送信信号をDAC12に出力する。
DAC12は、デジタル信号処理部11から出力される送信信号をデジタル−アナログ変換する。波形W12は、DAC12でデジタル−アナログ変換された送信信号を示している。
発振器13は、送信信号を無線周波数の無線信号に変調するための発振信号を出力する。乗算器14は、DAC12から出力される送信信号に、発振器13から出力される発振信号を乗算して無線信号を出力する。波形W13は、乗算器14から出力される無線信号を示している。
増幅器15は、電力ノードN11を介して電力が供給される。増幅器15は、電力ノードN11から供給される電力によって、乗算器14から出力される無線信号を増幅する。増幅された無線信号は、例えば、アンテナを介して携帯電話に無線送信される。波形W14は、増幅器15で増幅された無線信号を示している。
デジタル信号処理部11は、増幅器15で増幅される無線信号のエンベロープに基づくエンベロープ信号を出力する。ここで、増幅器15で増幅される無線信号は、デジタル信号処理部11に入力される送信信号を変調したものである。そこで、デジタル信号処理部11は、入力される送信信号の所定の閾値(波形W11に示すVth)を超える信号をエンベロープ信号として出力する。波形W15は、所定の閾値を超えた送信信号のエンベロープ信号を示している。
なお、デジタル信号処理部11は、以下で詳細に説明するが、出力するエンベロープ信号にキャンセル信号を合成したエンベロープ信号を出力する。波形W15に示すエンベロープ信号は、上記したように所定の閾値を超えた送信信号のエンベロープ信号を示し、キャンセル信号を含んでいない。
DAC16は、デジタル信号処理部11から出力される、キャンセル信号が合成されたエンベロープ信号をデジタル−アナログ変換する。波形W16は、DAC16でデジタル−アナログ変換されたエンベロープ信号を示している。波形W16に示す下向きの山は、キャンセル信号成分を示している。以下では、キャンセル信号が合成されたエンベロープ信号を、単にエンベロープ信号と呼ぶこともある。
トランジスタM11は、例えば、NMOSのトランジスタである。トランジスタM11のゲートには、コンデンサC11を介して、エンベロープ信号が入力される。また、トランジスタM11のゲートには、バイアス電源17から、電圧Vgのバイアス電圧が供給される。
トランジスタM11のドレインには、電圧Vdsの電源が接続されている。トランジスタM11のソースは、電力ノードN11と接続されている。トランジスタM11は、ゲートに入力されるエンベロープ信号の電圧とソース電圧(電力ノードN11の電圧)とに基づいて、エンベロープ信号の変化に応じた電圧の電力を電力ノードN11に供給する。
電圧Vdcの電源は、インダクタL11を介して、電力ノードN11と接続されている。また、電圧Vdcの電源は、コンデンサC12を介して、グランドと接続されている。電圧Vdcの電源は、電圧Vdsの電源より電圧は低いが、高効率の電源である。電圧Vdcの電源は、固定電圧(Vdc)の電力を電力ノードN11に供給する。
ここで、トランジスタM11は、エンベロープ信号と電力ノードN11の電圧とに基づいて、電力ノードN11に可変電圧の電力を供給するリニアアンプと言える。以下では、トランジスタM11による電源をリニアアンプ、電圧Vdcの電源を固定電圧電源と呼ぶことがある。
インダクタL11は、固定電圧電源の出力電圧とリニアアンプの出力電圧とを結合する。波形W17は、固定電圧電源の出力電圧とリニアアンプの出力電圧とを結合した電圧波形を示している。
すなわち、増幅装置は、リニアアンプのゲートに、有信号のエンベロープ信号(例えば、波形W16に示す上向きの山)が入力された場合、固定電圧電源の電力にリニアアンプの電力を重畳して増幅器15に供給する。また、増幅装置は、リニアアンプのゲートに、無信号(例えば、波形W16の水平部分)またはキャンセル信号のエンベロープ信号が入力された場合、固定電圧電源の電力を増幅器15に供給する。
つまり、増幅装置は、増幅器15に入力される無線信号のエンベロープが小さい場合、高効率電源の電力を増幅器15に供給する。そして、増幅装置は、無線信号のエンベロープが大きい場合、低効率ではあるが高電圧を出力できる電源の電力を、そのエンベロープに応じてさらに供給する。これにより、増幅装置は、増幅器15の効率改善を図っている。なお、固定電圧電源の電力を供給する期間が長く、かつ、その電圧を低く設定できるほど、電力削減に寄与することができる。
AS回路18は、コンデンサC13およびトランジスタM12を有している。コンデンサC13は、その一端が電力ノードN11に接続され、他端がトランジスタM12のドレインに接続されている。
トランジスタM12は、例えば、NMOSのトランジスタである。トランジスタM12のゲートは、デジタル信号処理部11と接続されている。トランジスタM12のソースは、グランドに接続されている。
電力ノードN11は、トランジスタM12のオン・オフによって、コンデンサC13を介し、グランドに接地される。デジタル信号処理部11は、固定電圧電源のみが電力ノードN11に電力を供給する固定電圧電力モードにおいて、電力ノードN11を、コンデンサC13を介してグランドに接地するようAS信号を出力する。
すなわち、AS回路18は、アクティブにバイパスコンデンサ(コンデンサC13)を制御する回路で、固定電圧電力モードにおいて、電力ノードN11のインピーダンスを低減する。以下では、電力ノードN11を、コンデンサC13を介してグランドに接地することをASと呼ぶことがある。また、固定電圧電源とリニアアンプとが電力ノードN11に電力を供給するときを、可変電圧電力モードと呼ぶことがある。
キャンセル信号の合成について詳細に説明する前に、AS回路18に流れる電流による電力効率の低減について説明する。
図5は、電力効率の低減を説明する図である。図5には、図3に示した増幅装置の一部が示してある。また、図5には、リニアアンプに入力されるエンベロープ信号の波形W21が示してある。図5において、図3と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。なお、AS回路18に示す抵抗R11は、トランジスタM12またはコンデンサC13に含まれる抵抗成分を示している。抵抗R11の抵抗値は、例えば、0.6Ωである。
AS回路18のトランジスタM12は、固定電圧電力モードのときオンする。電力ノードN11を流れる負荷電流(増幅器15に供給される電流)は、増幅器15の無線信号の増幅作用により変化し、この負荷電流は、固定電圧電力モード時において抵抗R11にも流れる。このため、固定電圧電源の固定電圧が変動する。そして、固定電圧電源の固定電圧が変動すると電力ノードN11の電圧が変動し、リニアアンプ(トランジスタM11)のソース電圧が変動するため、固定電圧電力モードにもかかわらず、リニアアンプから電力ノードN11に電流が供給される場合がある。
例えば、固定電圧電力モード時では、トランジスタM11に入力されるエンベロープ信号は、波形W11に示すように無信号状態である。トランジスタM11のゲートには、例えば、B級動作するためのバイアス電圧がバイアス電源17から供給されており、トランジスタM11は、無信号状態のエンベロープ信号が入力されているとき、オフしている。
ここで、固定電圧電力モード時において、抵抗R11に流れる負荷電流によって電力ノードN11の電圧が低下し、トランジスタM11のソース電圧が低下したとする。このソース電圧の低下によって、図5の両矢印A11に示すゲート−ソース間の電圧がトランジスタM11の閾値電圧を超えると、トランジスタM11がオンする。すなわち、固定電圧電力モード時にもかかわらず、リニアアンプから電力ノードN11に電流が供給され、電力効率が低下する。
図6は、図5の各部の電流波形を示した図である。図6の(A)は、図5のトランジスタM11のゲートに入力されるエンベロープ信号を示している。図6の(B)は、電力ノードN11を流れる負荷電流を示している。図6の(C)は、図5のトランジスタM11のソース電圧を示している。図6の(D)は、図5のトランジスタM11のソースから出力される電流を示している。
図6の(A)に示す区間S11〜S14は、固定電圧電力モードを示し、エンベロープ信号は無信号である。従って、図6の(B)に示す区間S21〜S24では、本来、リニアアンプは電力を供給せず、固定電圧電源のみが電力を供給する。
固定電圧電力モード時、負荷電流は、AS回路18の抵抗R11にも流れ、トランジスタM11のソース電圧が低下する。すなわち、図6の(C)の矢印A21〜A25に示すように、トランジスタM11のソース電圧が低下する。
トランジスタM11のゲートには、トランジスタM11がB級動作をするよう、固定電圧電源の電圧Vdcを基準電圧として、電圧Vgのバイアス電圧が供給されている。前記したように、トランジスタM11のソース電圧は、AS回路18の抵抗R11に流れる電流によって低下し、トランジスタM11がオンする。このため、トランジスタM11(リニアアンプ)は、図6の(D)の矢印A31〜35に示すように、固定電圧電力モードにおいても、電力ノードN11に電流(電力)を供給する。これにより、増幅装置の電力効率が低下する。
図7は、図5の増幅装置の動作を説明する図である。図7のグラフの横軸は電圧を示し、縦軸は、電流を示す。
AS回路18に抵抗成分がない場合、すなわち、図5に示した抵抗R11が存在しない場合、電力ノードN11に流れる電流は、図7に示す直線D11上で変化する。すなわち、電力ノードN11に流れる電流は、固定の電圧Vdcにおいて変化する。
しかし、AS回路18のトランジスタM12またはコンデンサC13には、抵抗成分が含まれるため、図7の直線D12に示すように電圧と電流との間に傾きが生じる。すなわち、固定電圧電力モード時において、電力ノードN11の電圧は、ΔV変化する。なお、直線D12の傾きは、AS回路18が有する抵抗成分の抵抗値を示す。
図7に示す斜線部分は、トランジスタM11がオンする領域を示している。すなわち、トランジスタM11は、電力ノードN11の電圧が電圧Vdcより小さくなるとオンし、固定電圧電力モードにもかかわらず電流を電力ノードN11に供給する。
可変電圧電力モードでは、電力ノードN11の電圧と電流は、図7に示す直線D13の関係を有する。すなわち、電圧と電流が比例した関係を有する。図7に示す電流Ioは、固定電圧電力モードと可変電圧電力モードとが切換わるときの電流値を示している(ゼロクロス)。
図8は、電力ノードの電流と電圧の関係を説明する図である。図8の(A)は、可変電圧電力モード時の電流と電圧との関係を示している。図8の(B)は、固定電圧電力モード時の電圧と電流との関係を示している。図8の(C)は、可変電圧電力モード時と固定電圧電力モード時の電流と電圧との関係を示している。
可変電圧電力モード時では、電力ノードN11を流れる電流と電圧は、図7に示した直線D13の関係を有する。従って、図8の(A)に示すように、電圧が上昇すると電流も上昇している。なお、電力ノードN11(増幅器15)に供給される電流は、増幅器15に入力される無線信号のエンベロープに応じた変化をする。
固定電圧電力モード時では、電力ノードN11を流れる電流と電圧は、AS回路18が有する抵抗成分により、図7に示した直線D12の関係を有する。従って、図8の(B)に示すように、電流が上昇すると電圧が下がる。
図8の(C)に示す実線波形は、固定電圧電力モードにおける電流と電圧の関係を示し、その関係は、図7の直線D12の関係を有している。図8の(C)に示す破線波形は、可変電圧電力モードにおける電流と電圧の関係を示し、その関係は、図7の直線D13の関係を有している。なお、図7の(C)に示す斜線部分は、トランジスタM11がオンする領域を示し、図7の斜線部分に対応する。
図8の(B)で説明したように、固定電圧電力モード時は、電流が増加すると、電圧が低下する。従って、電力ノードN11の電圧は、図8の(C)に示すように、トランジスタM11がオンする領域が生じる。
これにより、B級動作するリニアアンプは、本来、オフ期間、すなわち、固定電圧電力モード時には、電力ノードN11に電流を供給しないが、AS回路18に流れる電流によってオンし、電流を供給する場合が生じる。その結果、この電流が無駄電流となって電力効率の低下を引き起こす。
以下、キャンセル信号の合成について詳細に説明する。図3に示した増幅装置は、固定電圧電力モードにおいて、リニアアンプがオンして電力を電力ノードN11に供給しないように、エンベロープ信号にキャンセル信号を合成する。
図9は、デジタル信号処理部のブロック図である。デジタル信号処理部11は、上記したように、例えば、DSPやCPUによって形成され、メモリに記憶されているプログラムを実行することにより、図9に示すような機能を有する。図9に示すように、デジタル信号処理部11は、エンベロープ抽出部21、AS信号生成部22、歪補償処理部23、エンベロープ信号出力部24、キャンセル信号生成部25、および信号合成部26を有している。
エンベロープ抽出部21には、送信信号が入力される。エンベロープ抽出部21は、所定の閾値より大きい送信信号を抽出する。なお、増幅器15に入力される無線信号は、送信信号を変調した信号である。従って、エンベロープ抽出部21に入力される送信信号は、無線信号のエンベロープといえる。
AS信号生成部22には、送信信号が入力される。AS信号生成部22は、送信信号のエンベロープが、第1の閾値より大きい区間において、第1の閾値より大きい第2の閾値を超えている場合、その第1の閾値より大きい区間において、AS回路18が電力ノードN11をASから開放(トランジスタM12をオフ)するAS信号を生成する。例えば、AS信号生成部22は、前記区間においては、トランジスタM12をオフするL状態のAS信号を生成し、その他の区間では、トランジスタM12をオンするH状態のAS信号を生成する。
第1の閾値としては、例えば、AC(Alternating Current)電流がゼロ付近となるゼロクロスレベルを設定する。第2の閾値としては、固定電圧電力モードから可変電圧電力モードに移行するためのレベルを設定する。
歪補償処理部23には、送信信号が入力される。歪補償処理部23は、送信信号の歪補償処理を行って、DAC12に出力する。
エンベロープ信号出力部24は、エンベロープ抽出部21によって抽出された信号と、AS信号生成部22から出力されるAS信号とに基づいて、エンベロープ信号を出力する。例えば、エンベロープ信号出力部24は、AS信号がL状態のとき、エンベロープ抽出部21によって抽出された信号をエンベロープ信号として出力し、AS信号がH状態のとき、固定電圧(無信号、例えば、0V)をエンベロープ信号として出力する。すなわち、エンベロープ信号出力部24は、可変電圧電力モード(AS信号がL状態)のとき、エンベロープ抽出部21によって抽出された信号を出力し、固定電圧電力モード(AS信号がH状態)のとき、無信号を出力する。
キャンセル信号生成部25は、エンベロープ抽出部21によって抽出された信号と、AS信号生成部22から出力されるAS信号とに基づいて、キャンセル信号を生成する。例えば、キャンセル信号生成部25は、エンベロープ抽出部21によって抽出された信号と、AS信号生成部22から出力されるAS信号とに基づいて、固定電圧電力モードにおける電力ノードN11の電圧変化と同様の変化をするキャンセル信号を生成する。より具体的には、キャンセル信号生成部25は、固定電圧電力モードにあるとき、エンベロープ抽出部21によって抽出された信号を反転し、振幅調整したキャンセル信号を生成する。
信号合成部26は、エンベロープ信号出力部24から出力されるエンベロープ信号に、キャンセル信号を合成して、トランジスタM11のゲートに出力する。
図10は、図9の各部における信号波形を示した図である。図10の(A)は、エンベロープ抽出部21、AS信号生成部22、および歪補償処理部23に入力される送信信号の波形を示している。図10の(B)は、エンベロープ抽出部21から出力される信号の波形を示している。図10の(C)は、AS信号生成部22から出力されるAS信号の波形を示している。図10の(D)は、エンベロープ信号出力部24から出力されるエンベロープ信号の波形を示している。図10の(E)は、キャンセル信号生成部25から出力されるキャンセル信号の波形を示している。図10の(F)は、信号合成部26から出力されるエンベロープ信号の波形を示している。図10の(A)に示す閾値Vth1は、第1の閾値を示し、閾値Vth2は、第2の閾値を示す。Vth1<Vth2の関係がある。
エンベロープ抽出部21は、図10の(A),(B)に示すように、閾値Vth1でスライスした送信信号を抽出する。例えば、エンベロープ抽出部21は、入力される送信信号が閾値Vth1より大きければ、送信信号をそのまま出力し、送信信号が閾値Vth1以下であれば、無信号(例えば、0Vの固定電圧)を出力する。
AS信号生成部22は、図10の(A),(C)に示すように、送信信号が閾値Vth1より大きいか否かを判断し、閾値Vth1以下であれば、H状態のAS信号を出力する。また、AS信号生成部22は、送信信号が閾値Vth1より大きい連続区間において、送信信号が閾値Vth2を超えるのであれば、L状態のAS信号を出力し、送信信号が閾値Vth2以下であれば、H状態のAS信号を出力する。
エンベロープ信号出力部24は、図10の(D)に示すように、AS信号がL状態のとき、すなわち、可変電圧電力モードのとき、エンベロープ抽出部21によって抽出された信号をエンベロープ信号として出力する。エンベロープ信号出力部24は、AS信号がH状態のとき、すなわち、固定電圧電力モードのとき、無信号(例えば、0Vの固定電圧)をエンベロープ信号として出力する。
キャンセル信号生成部25は、図10の(B),(C),(E)に示すように、AS信号がH状態のときのエンベロープ抽出部21によって抽出された信号を反転し、振幅調整してキャンセル信号を生成する。振幅調整については以下で詳細に説明する。
信号合成部26は、図10の(D),(E),(F)に示すように、エンベロープ信号出力部24から出力されるエンベロープ信号と、キャンセル信号生成部25から出力されるキャンセル信号とを合成する。キャンセル信号が合成されたエンベロープ信号は、トランジスタM11のゲートに入力される。なお、図10に示す区間S31〜S35は、固定電圧電力モードを示している。
ここで、例えば、図6の(C)で説明したように、トランジスタM11のソース電圧は、固定電圧電力モード時において低下する場合がある(矢印A21〜A25)。このため、トランジスタM11のゲート−ソース間電圧が閾値を超え、トランジスタM11はオンし、図6の(D)で説明したように、無駄な電流が増幅器15に供給される。
しかし、図3や図9に示す増幅装置では、固定電圧電力モードにおいてトランジスタM11がオンしないように、エンベロープ信号にキャンセル信号が合成される。例えば、図6の(C)の矢印A21〜A25に示すように、トランジスタM11のソース電圧が低下しても、図10の(F)の区間S31〜S35に示すように、トランジスタM11のゲートに供給されるエンベロープ信号の電圧が下がるので、トランジスタM11はオンしない。すなわち、増幅装置は、固定電圧電力モードにおいてエンベロープ信号に、電力ノードN11の電圧変化と同様の変化をするキャンセル信号を合成することにより、リニアアンプから増幅器15に電力を供給しないようにする。これにより、増幅装置は、電力効率の低下を抑制することができる。
キャンセル信号生成部25の振幅調整について説明する。増幅器15は、入力される無線信号のエンベロープに比例した電力を消費する。従って、電力ノードN11に流れる電流は、無線信号のエンベロープに応じた変化をする。そして、電力ノードN11に流れる電流は、AS回路18に含まれる抵抗R11を流れ、トランジスタM11のソース電圧は、図8の(B)に示すように、電力ノードN11に流れる電力の正負を反転したエンベロープに応じた変化をする。
すなわち、キャンセル信号の振幅は、AS回路18に含まれる抵抗R11の抵抗値および増幅器15の負荷電流に基づいて予め算出することができる。例えば、抵抗R11の抵抗値と負荷電流とから、反転したエンベロープの振幅の調整すべき比を予め算出することができる。キャンセル信号生成部は、予め算出された比を、反転したエンベロープに乗算して、キャンセル信号の振幅調整をすることができる。
なお、図9に示す各部は、信号合成部26から出力されるエンベロープ信号、AS信号生成部22から出力されるAS信号、および歪補償処理部23から出力される送信信号のタイミングが図10に示すように一致するように処理を行う。
図11は、AS信号の生成動作を説明するフローチャートである。
[ステップS1]AS信号生成部22は、入力される送信信号が閾値Vth1より大きいか否か判断する。AS信号生成部22は、入力される送信信号が閾値Vth1より大きければ、ステップS2へ進む。AS信号生成部22は、入力される送信信号が閾値Vth1以下であれば、ステップS4へ進む。
[ステップS2]AS信号生成部22は、送信信号が閾値Vth1より大きい区間において、送信信号が閾値Vth2より大きい箇所があるか否か判断する。閾値は、Vth1<Vth2の関係を有している。AS信号生成部22は、前記の区間において、入力される送信信号に閾値Vth2より大きい箇所があれば、ステップS3へ進む。AS信号生成部22は、前記の区間において、入力される送信信号に閾値Vth2より大きい箇所がなければ、ステップS4へ進む。
[ステップS3]AS信号生成部22は、L状態のAS信号を生成する。
[ステップS4]AS信号生成部22は、H状態のAS信号を生成する。
図12は、エンベロープ信号の生成動作を説明するフローチャートである。
[ステップS11]エンベロープ抽出部21は、送信信号を入力する。
[ステップS12]エンベロープ抽出部21は、入力した送信信号が閾値Vth1より大きいか否か判断する。エンベロープ抽出部21は、入力した送信信号が閾値Vth1より大きければ、ステップS13へ進む。エンベロープ抽出部21は、入力した送信信号が閾値Vth1以下であれば、ステップS14へ進む。
[ステップS13]エンベロープ抽出部21は、入力された送信信号を出力する。
[ステップS14]エンベロープ抽出部21は、無信号を出力する。以下のステップS15a〜17aの処理とステップS15b〜17bの処理は、並行して行われる。
[ステップS15a]エンベロープ信号出力部24は、AS信号生成部22から出力されるAS信号がL状態であるか否か判断する。エンベロープ信号出力部24は、AS信号生成部22から出力されるAS信号がL状態である場合、ステップS16aへ進む。エンベロープ信号出力部24は、AS信号生成部22から出力されるAS信号がH状態である場合、ステップS17aへ進む。
[ステップS16a]エンベロープ信号出力部24は、エンベロープ抽出部21によって抽出された送信信号を信号合成部26に出力する。
[ステップS17a]エンベロープ信号出力部24は、無信号を信号合成部26に出力する。
[ステップS15b]キャンセル信号生成部25は、AS信号生成部22から出力されるAS信号がH状態であるか否か判断する。キャンセル信号生成部25は、AS信号生成部22から出力されるAS信号がH状態である場合、ステップS16bへ進む。キャンセル信号生成部25は、AS信号生成部22から出力されるAS信号がL状態である場合、ステップS17bへ進む。
[ステップS16b]キャンセル信号生成部25は、エンベロープ抽出部21によって抽出された送信信号を反転し、振幅調整したキャンセル信号を生成して、信号合成部26に出力する。
[ステップS17b]キャンセル信号生成部25は、無信号を信号合成部26に出力する。
[ステップS18]信号合成部26は、エンベロープ信号出力部24から出力されるエンベロープ信号に、キャンセル信号生成部25から出力されるキャンセル信号を合成し、リニアアンプに出力する。
図13は、増幅器に流れる負荷電流の実測結果を示した図である。図13の(A)は、エンベロープ信号にキャンセル信号を合成しない場合の負荷電流の実測結果を示し、図13の(B)は、エンベロープ信号にキャンセル信号を合成した場合の負荷電流の実測結果を示している。
図13の(A),(B)に示す波形W31a,31bは、リニアアンプ(トランジスタM11のソース)の出力電圧を示し、32a,32bは、増幅器15に供給される電流を示している。図13の波形W33a,33bに示すように、エンベロープ信号にキャンセル信号を合成した場合、増幅器15の負荷電流が低減されている。
図14は、増幅装置を無線装置に適用した場合の一例を示した図である。図3に示す増幅装置は、例えば、携帯電話システムの基地局の送信部に適用される。
図14に示すように、送信部30は、ベースバンド処理部31、デジタル処理部32、DVC(Dynamic Voltage Control)電源部33、およびRF(Radio Frequency)部34を有している。デジタル処理部32は、DVC信号処理部32a、DAC32b,32d、歪補償処理部32c、変調部32e、周波数変換部32f、およびADC(Analog to Digital Converter)32gを有している。DVC電源部33は、電源33aを有している。RF部34は、増幅器34aを有している。
ベースバンド処理部31には、送信信号が入力される。ベースバンド処理部31は、送信信号のベースバンド処理を行う。
デジタル処理部32のDVC信号処理部32aおよび歪補償処理部32cは、例えば、図3のデジタル信号処理部11に対応する。DAC32b,32dは、例えば、図3のDAC16,12に対応する。変調部32eは、例えば、図3の発振器13および乗算器14に対応する。
ADC32gおよび周波数変換部32fは、図3には図示されていない。周波数変換部32fは、増幅器34aで増幅された無線信号の周波数をダウンコンバートし、ADC32gは、ダウンコンバートされた無線信号のデジタル−アナログ変化を行う。歪補償処理部32cは、ベースバンド処理部31から出力される送信信号と、ADC32gから出力されるフィードバック信号とに基づいて、DAC32dに出力する送信信号の歪補償処理を行う。
電源33aは、例えば、図3のコンデンサC11,C12、トランジスタM11、バイアス電源17、インダクタL11、およびAS回路18に対応する。増幅器34aは、例えば、図3の増幅器15に対応する。
このように、増幅装置は、固定電圧電力モードにおいて、リニアアンプがAS回路18による電力ノードN11の電圧変化によって、電力ノードN11に電力を供給しないように、エンベロープ信号にキャンセル信号を合成する。これにより、増幅装置のリニアアンプは、固定電圧電力モードにおいて、電力を増幅器15に供給しなくなり、電力効率の低減を抑制することができる。
1 増幅部
2,3 電源部
4 AS部
5 合成部
N1 電力ノード

Claims (6)

  1. 信号を増幅する増幅装置において、
    電力ノードに供給される電力によって入力信号を増幅する増幅部と、
    前記電力ノードに固定電圧の電力を供給する第1の電源部と、
    前記入力信号のエンベロープに基づくエンベロープ信号と前記電力ノードの電圧とに基づいて、前記電力ノードに可変電圧の電力を供給する第2の電源部と、
    前記第1の電源部が前記電力ノードに電力を供給し、前記第2の電源部が前記電力ノードに電力を供給しない固定電圧電力モードにおいて、前記電力ノードのインピーダンスを下げる制御を行うアクティブショート部と、
    前記固定電圧電力モードにおいて、前記第2の電源部が前記アクティブショート部による前記電力ノードの電圧変化によって前記電力ノードに電力を供給しないように、前記エンベロープ信号を打ち消すためのキャンセル信号を当該エンベロープ信号に合成する合成部と、
    を有することを特徴とする増幅装置。
  2. 所定の閾値より大きい前記入力信号のエンベロープを抽出する抽出部と、
    前記抽出部によって抽出された信号と前記アクティブショート部のインピーダンスを制御するアクティブショート信号とに基づいて、前記エンベロープ信号を出力する出力部と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1記載の増幅装置。
  3. 前記入力信号のエンベロープが、第1の閾値より大きい区間において前記第1の閾値より大きい第2の閾値を超えている場合、前記第1の閾値より大きい区間において、前記アクティブショート部が前記電力ノードの低インピーダンス状態から開放する前記アクティブショート信号を生成するアクティブショート信号生成部をさらに有することを特徴とする請求項2記載の増幅装置。
  4. 前記アクティブショート信号生成部から出力される前記アクティブショート信号と前記抽出部から出力される信号とに基づいて前記キャンセル信号を生成するキャンセル信号生成部をさらに有することを特徴とする請求項3記載の増幅装置。
  5. 前記キャンセル信号生成部は、前記アクティブショート信号生成部からインピーダンスを下げる前記アクティブショート信号が出力されているとき、前記抽出部から出力される信号を反転し、振幅調整して前記キャンセル信号を生成することを特徴とする請求項4記載の増幅装置。
  6. 前記キャンセル信号は、前記固定電圧電力モードにおける前記電力ノードの電圧変化と同様の変化をする信号であることを特徴とする請求項1記載の増幅装置。
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