JP5613945B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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Description
すなわち、特許文献1に記載のアンテナ装置では、複数の接地部を準備し、互いに波長の4分の1離間させる必要があるため、小型化が困難になるという不都合があった。また、グランド側に流れる高周波電流の流れと無給電素子への状態により、同軸ケーブルの高周波電流が左右され、不安定要素が増大すると共に生産時のばらつきが生じやすく、生産性に乏しいという問題があった。
すなわち、このアンテナ装置では、グランドパターンが、アンテナエレメントと反対方向に延在しているので、アンテナエレメントからグランドパターンへ流れる高周波電流を効果的に流すことが可能となり、より高性能(高利得化、広帯域化)なアンテナ性能を得ることができる。
すなわち、このアンテナ装置では、グランド接続延在部に高インピーダンス用受動素子が接続されているので、高インピーダンス用受動素子として所望の共振周波数に対して高インピーダンスの受動素子を接続することで、グランド接続延在部からグランドパターンへの高周波電流の流れを抑制することができる。
すなわち、このアンテナ装置では、主延在部の先端部に誘電体アンテナのアンテナ素子が設けられているので、誘電体アンテナであるアンテナ素子の選択によって、主延在部を短くでき、小型化および高性能化が可能になる。
すなわち、このアンテナ装置では、主延在部に調整用受動素子が接続されているので、調整用受動素子の設定によりアンテナエレメントの共振周波数等の調整が可能になる。
本発明のアンテナ装置によれば、グランドパターンが、アンテナエレメントの反対側端部からアンテナエレメント側に向けてスリット部が形成されて複数に分岐しているので、グランドパターンのサイズを大きくしたり、長さを波長に対して長く設定しなくても、同軸ケーブルによる影響を抑制でき、省スペース化(小型化、薄型化)を図ることが可能になる。したがって、回路基板とは別に同軸ケーブルを介して接続されて設置される際に、同軸ケーブルの引き回しによるアンテナ性能の劣化が少なく、安定した特性が得られることから、機種毎の調整や生産時のばらつきを低減することができる。
上記高インピーダンス用受動素子P1は、グランドパターンGND側へ流れる高周波電流の抑制を考慮して所望の共振周波数に対して高インピーダンスになるように設定されている。
これら高インピーダンス用受動素子P1および調整用受動素子P2は、例えばインダクタ、コンデンサまたは抵抗が採用される。
上記給電点FPには、例えば高周波回路基板に接続された同軸ケーブルCの芯線(内部導体)(図示略)が接続され、該同軸ケーブルCのグランド線(外部導体)(図示略)は、給電点FP近傍のグランドパターンGNDに接続される。なお、給電点FPと同軸ケーブルCとの接続は、レセプタクル等のコネクタを介して行っても構わない。
また、スリット部Sの長さは長い方が望ましいと共に、スリット部Sの幅は広い方が望ましい。なお、スリット部Sの幅が広いと、2つに分岐されたグランドパターンGND間を疎結合にして、グランドパターンGND側に流れる高周波電流を効果的に分岐させることができる。
さらに、グランド接続延在部E2に高インピーダンス用受動素子P1が接続されているので、高インピーダンス用受動素子P1として所望の共振周波数に対して高インピーダンスの受動素子を接続することで、グランド接続延在部E2からグランドパターンGNDへの高周波電流の流れを抑制することができる。
また、主延在部E1に調整用受動素子P2が接続されているので、調整用受動素子P2の設定によりアンテナエレメント3の共振周波数等の調整が可能になる。
なお、このときの調整用受動素子P2は、インダクタンス:13nHのインダクタを使用し、高インピーダンス用受動素子P1は、インダクタンス:3.9nHのインダクタを使用した。また、グランドパターンGNDの長さは、15mm(=λ/8)とした。
また、上述したように、アンテナエレメントの先端側に周波数帯の波長に対して短縮されたアンテナ素子が接続されることが好ましいが、この部分をワイヤーまたは板金などで構成しても構わない。
Claims (4)
- 絶縁性の基板本体と、
該基板本体の表面にそれぞれ金属箔でパターン形成されたグランドパターンおよびアンテナエレメントを備え、
前記アンテナエレメントが、前記グランドパターン側に配した基端に同軸ケーブルの芯線が接続される給電点が設けられていると共に前記グランドパターンから離間する方向に前記給電点から延びる主延在部を少なくとも有し、
前記グランドパターンが、前記アンテナエレメントの反対側端部から前記アンテナエレメント側に向けてスリット部が形成されて複数に分岐しており、
前記アンテナエレメントが、前記主延在部の途中に一端が接続され他端が前記給電点から離間した位置で前記グランドパターンに接続されたグランド接続延在部を有し、該グランド接続延在部に高インピーダンス用受動素子が接続されていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1に記載のアンテナ装置において、
前記グランドパターンが、前記アンテナエレメントと反対方向に延在していることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1または2に記載のアンテナ装置において、
前記主延在部の先端部に誘電体アンテナのアンテナ素子が設けられていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
前記主延在部に調整用受動素子が接続されていることを特徴とするアンテナ装置。
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