JP5613742B2 - ドアの安全構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ドアの安全構造に関するものであって、手指などがドアとドア枠との間に挟まれて怪我をするのを防止するためのドアの安全構造に関する。
ドアとドア枠の接合箇所には、蝶番が設けられ、ドアの開放時、ドアとドア枠の隙間に挟角ができ、その部分に手や指を挟む危険性がある。特に、子供は、背が低く、ドアの取手に届かないことが多いことから、ドアの開閉部分に手や指を挟まれて怪我をする事故が少なくない。
特許文献1には、このような、ドアの開閉部に挟まれる事故を防止するために、ドアとドア枠との隙間部分を覆うカバーシートを設けたドアの安全装置が開示されている。カバーシートはドアとドア枠にビス止め等により取り付けられる。
特開2009−299447号公報
特許文献1のドアの安全装置は、ドアとドア枠との隙間部分をカバーシートで覆うことにより、隙間部分に手指が差し込まれないようにしたものである。
これに対して本発明は、特許文献1のドアの安全装置とは着想を異にするものであり、当該隙間部分に手指が差し込まれたとしても安全を確保するとともに、耐久性に優れたドアの安全構造を提供することを目的とするものである。
本発明のドアの安全構造は、上記課題を解決するために、ドアを開閉するためにドア枠に取り付けられた蝶番と、ドアの蝶番側の端に、ドアの上下方向に形成された第1の切り欠き部と、第1の切り欠き部のドアの端面に沿って上下方向に延びるように接着されたゴムからなる第1の保護部材と、ドアの蝶番側のドア枠に第1の保護部材と対向するように接着されたゴムからなる第2の保護部材と、を備え、前記第1及び第2の保護部材は、中空パイプ構造を有し、該中空パイプ構造の中央付近は凹んでおり、ドアが閉じた状態で第1の保護部材と第2の保護部材の間に両端が閉じた隙間が形成されることを特徴とする。
本発明によれば、ドアとドア枠との隙間部分に人の手指が差し込まれたとしても安全を確保するとともに、耐久性に優れたドアの安全構造を提供することができる。
本発明は親子連れの顧客が多く来店する店舗のトイレのドアに用いて好適であるが、一般のドアに広く適用することができるものである。
本発明の実施形態におけるドアの安全構造の正面図である。 第1及び第2の保護部材の構造を示す第1の断面図である。 第1及び第2の保護部材の構造を示す第2の断面図である。 第1及び第2の保護部材の構造を示す第3の断面図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態におけるドアの安全構造の正面図であり、ドアが閉じた状態を示している。図2は、第1及び第2の保護部材の構造を示す第1の断面図である。
ドア1を開閉するためにドア1とドア枠2の間に、上下に一対の蝶番3,3が取り付けられている。ドア1の蝶番側の端には、一対の蝶番3,3の間であって、ドア1の上下方向に長い第1の切り欠き部4が形成されている。この第1の切り欠き部4のドア1の端面に沿って上下方向に延びるようにゴムからなる第1の保護部材5が接着剤で接着されている。また、ドア1の蝶番側のドア枠2に第1の保護部材5と対向するようにゴムからなる第2の保護部材6が接着剤で接着されている。ドア1そのものは、木材や鋼材からなる。
第1の保護部材5は第1の切り欠き部4の切り欠き深さの途中までの高さを有しており、ドア1が閉じられた状態では、第1の保護部材5の先端と、ドア枠2からドア1の方向に突出した第2の保護部材6の先端とは、第1の切り欠き部4の中で互いに接触している。なお、図1で図示された蝶番3はビポットヒンジであるが、その他のタイプの蝶番、例えば、グレビティーヒンジであってもよい。
第1及び第2の保護部材5,6の好ましい形態としては、図2に示すように、これら保護部材は中空パイプ構造になっている。図2(a)はドア1が閉じた状態を示し、図2(b)はドア1が途中まで開いた状態を示している。図2は、上面から見て、第1の切り欠き部4を水平方向に切った断面図に対応している。
図2(b)に示すように、ドア1が開いた状態では、ドア1とドア枠2の間に隙間部分Sが生じる。この隙間部分Sに人の手指が差し込まれ、その後ドア1が閉じられ時に、手指が挟まれたとしても、中空パイプ構造の第1及び第2の保護部材5,6が柔軟に弾性変形することにより、手指は怪我から保護される。このような中空パイプ構造の第1及び第2の保護部材5,6は、厚さが数ミリメートルの軟質ゴムで形成されることが好ましい。
また、ドア1が閉じられた状態では、第1の保護部材5の先端と第2の保護部材6の先端とが第1の切り欠き部4の上下に渡って少なくとも部分的に接触することにより、第1の保護部材5と第2の保護部材6の隙間を通して室内(例えば、トイレ内)が覗かれないようになっている。
第1及び第2の保護部材5,6の他の好ましい形態としては、図3に示すように、これらの保護部材は中空パイプ構造になっており、かつ中空パイプ構造の中央付近は凹んでおり、ドア1が閉じた状態で第1の保護部材5と第2の保護部材6の間に両端が閉じた隙間S1が形成されることである。つまり、第1の保護部材5と第2の保護部材6の前後の両端だけが接触している。このような構造によれば、ドア1とドア枠2の隙間部分Sに手指が挟まれたときに、手指がこの第1の保護部材5と第2の保護部材6の間の隙間S1に入り込み、第1の保護部材5と第2の保護部材6の弾性変形と相俟って手指に対する衝撃がさらに緩和される。
この場合も、第1の保護部材5と第2の保護部材6の前後の両端が接触していることから、それらの隙間を通して室内(例えば、トイレ内)が覗かれないようになっている。
第1及び第2の保護部材5,6のもう一つ他の好ましい形態としては、図4に示すように、第1及び第2の保護部材5,6はそれぞれ凹部と凸部を有し、第1の保護部材5の凸部5aが第2の保護部材6の凸部5aに対向し、第1の保護部材5の凹部5bが第2の保護部材6の凸部6aに対向するように配置することにより、ドア1が閉じた状態で第1の保護部材5と第2の保護部材6の間にS字状の隙間S2が形成されることである。
このような構造によれば、ドア1とドア枠2の隙間部分Sに手指が挟まれたときに、手指がこの第1の保護部材5と第2の保護部材6の間のS字状の隙間S2に入り込み、第1の保護部材5と第2の保護部材6の弾性変形と相俟って手指に対する衝撃がさらに緩和される。
この場合、第1の保護部材5と第2の保護部材6は接触していないが、S字状に湾曲した隙間S2が形成されることから、隙間S2を通して室内(例えば、トイレ内)を覗くことができないようになっている。これらの形態の場合にも、第1及び第2の保護部材5,6は軟質ゴムで形成されることが好ましい。
一方、ドア1の取手7の側についても、ドア1とドア枠2との隙間に人の手指が差し込まれたとしても安全を確保するために、上記と同じ構造を採用することが好ましい。
すなわち、ドア1の取手側の端に、上下方向に長い第2の切り欠き部8が形成されている。この第2の切り欠き部8のドア1の端面に沿って上下方向に延びるようにゴムからなる第3の保護部材9が接着剤で接着されている。また、ドア1の取手側のドア枠2に第3の保護部材9と対向するようにゴムからなる第4の保護部材10が接着剤で接着されている。
また、第3の保護部材9、第4の保護部材10の構造としては、図2乃至図4に示した構造を採用することができる。
以上説明したように、本発明の実施形態におけるドアの安全構造によれば、ドア1とドア枠2との隙間部分に人の手指が差し込まれたとしても、ゴムからなる第1の保護部材5と第2の保護部材6(又は第3の保護部材9と第4の保護部材10)が、いわばクッション材として作用することにより手指を怪我から保護することができる。また、本発明の実施形態におけるドアの安全構造によれば、保護部材をドア1、ドア枠2に接着しているので、長年の使用に耐え得る、耐久性に優れたドアの安全構造を提供するものである。
なお、ドア1に切り欠き部を形成するだけでも、手指が挟まれることをある程度防止できるが、この場合はドア1の外観が悪くなるし、切り欠き部を通して部屋の中が覗かれるという問題もある。一方、切り欠き部を形成せずに保護部材を取り付けると、ドア1の開閉が困難になるという問題がある。そこで、本発明では、ドア1に切り欠き部を形成し、切り欠き部の中で、ドア1とドア枠2の両面にゴムからなる保護部材を接着することにより、上記問題を同時に解決したものである。
1 ドア
2 ドア枠
3 蝶番
4 第1の切り欠き部
5 第1の保護部材
6 第2の保護部材
7 取手
8 第2の切り欠き部
9 第3の保護部材
10 第4の保護部材

Claims (3)

  1. ドアを開閉するためにドア枠に取り付けられた蝶番と、
    ドアの蝶番側の端に、ドアの上下方向に形成された第1の切り欠き部と、
    第1の切り欠き部のドアの端面に沿って上下方向に延びるように接着されたゴムからなる第1の保護部材と、
    ドアの蝶番側のドア枠に第1の保護部材と対向するように接着されたゴムからなる第2の保護部材と、を備え、前記第1及び第2の保護部材は、中空パイプ構造を有し、該中空パイプ構造の中央付近は凹んでおり、ドアが閉じた状態で第1の保護部材と第2の保護部材の間に両端が閉じた隙間が形成されることを特徴とするドアの安全構造。
  2. ドアの取手側の端に、ドアの上下方向に形成された第2の切り欠き部と、
    第2の切り欠き部の端面に沿って上下方向に延びるように接着されたゴムからなる第3の保護部材と、
    ドアの取手側のドア枠に第3の保護部材と対向するように接着された第4の保護部材と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のドアの安全構造。
  3. 前記第3及び第4の保護部材は、中空パイプ構造を有し、該中空パイプ構造の中央付近は凹んでおり、ドアが閉じた状態で第3の保護部材と第4の保護部材の間に両端が閉じた隙間が形成されることを特徴とする請求項2に記載のドアの安全構造。
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