JP5613469B2 - 座付継手及びその施工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、建物などの壁面に水栓を設けるために、壁面内の当木等に取付けられる座付継手に関するものである。
一般に、建物の壁面に水栓を設けるためには座付継手が使用されていた。この座付継手は、給水・給湯配管等の樹脂製配管と水栓を接続するためのものであって、固定用の座が一体的に形成されている。このような座付継手は、壁面内の当木等の被取付け面に、罫書きや墨出し等で表示された継手取付け位置に対して継手の中心を合わせて取付けられる。しかし、継手の座により罫書きや墨出し等が隠されるため、水栓接続部の中心と被取り付け面に表示された継手取付け位置とを合わせることが容易ではなかった。
そこで従来、被取付け面に表示された継手取付け位置と継手の水栓接続部の中心の位置合わせを容易に行うための継手として、例えば、特許文献1に記載の継手が知られている。特許文献1に記載の継手は、継手本体に、水栓接続部の中心を指示する横方向表示部と縦方向表示部を設けたものである。これらの表示部を、被取付け面に表示された罫書き線等に一致させることで、取付け位置表示と継手の水栓接続部の中心との位置合せを容易に行うものである。
特開2001−193111号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来の継手の被取付け面への固定は、片手で継手を持ち、もう一方の手で工具を使用してビスを被取付け面にねじ込むことで行っていた。継手の表示部と被取付け面の表示部との位置合わせ後における継手の仮固定は、継手を片手で被取付け面へ押付けることで行うが、工具を使用する都合上、継手は利き手ではない側の手で扱われることが多く、作業中に継手がずれ易い。さらには、被取付け面の表示部はその中心部が継手の座によって隠れてしまうため、作業には熟練が必要とされていた。
そこで本発明の目的とするところは、取付けの位置合わせが容易であり、施工が施工者の熟練度に左右されにくい継手を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、水栓と配管とを接続するための継手本体と、前記継手本体を被取付け面に対して取付けるための取付け面を有する座とを備える継手であって、前記取付け面には位置合わせ部が水栓取付け部中心の軸線上に位置するように1つ突出され、前記位置合わせ部は、前記座の取付け面を切削加工することで一体的に形成されていることを特徴とする。
前記位置合わせ部を、被取付け面に予め設けられた凹部に対して嵌入した状態で、固定具によって座を被取付け面に固定することが好ましい。
前記位置合わせ部を、被取付け面の罫書き線上に位置させることが好ましい。
本発明の継手では位置合わせ部を構成する凸部が水栓取付け部中心の軸線上に位置するように1つ取付け面より突出しているため、位置合わせ時に、取付け面と被取付け面との間の隙間から取付け位置を確認することができて、位置を合わせし易い。さらに、凸部は、被取付け面に押し付けて食い込ませることができる。そのため、座は位置合わせされた状態で当木に仮固定されるため、座をビスで被取付け面に固定する際にも取付け位置がずれない。また、被取付け面の取付け中心に対してあらかじめ凹部を設けておくことで、凸部を前記凹部へ嵌入して取付け位置を合わせることが出来る。そのため、座で罫書き線等の被取付け面側の位置合わせ表示部が隠れてしまう場合や、直接目視にて位置合わせを行う事が困難な場合でも容易に位置合わせが可能である。このため、作業に熟練を必要とせず、作業が容易になるという効果がある。
(a)は実施形態における継手を示す側面図、(b)はその継手を座の裏面より見た背面図。 水栓、実施形態の継手、当木の位置関係を表した分解斜視図。 実施形態の継手の施工状態を示す部分断面図。 別例の継手を示す背面図。 別例のL形の継手本体に座が設けられた継手の正面図。 別例の継手を示す図であって、(a)はT形の継手本体に座が設けられた継手の上面図、(b)はその側面図。 別例のストレート形の継手本体に座が設けられた継手の正面図。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図3に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように本実施形態の継手10は、水栓30を接続するための水栓接続部12と、給水・給湯配管等の樹脂製配管20を接続するための配管接続部13とを備えるL形の継手本体11と、継手本体11と一体的に形成された座14とを備えている。
前記水栓接続部12の内周面にはねじ12aが螺刻され、水栓30がねじ込まれて接続される。また、前記配管接続部13には樹脂製配管20を差込むことで樹脂製配管20が接続される。
前記座14には、当木等の被取付け面に当接される取付け面14aが形成され、該取付け面14aには、水栓接続部12の中心の軸線上に位置するように位置合わせ部としての円錐台状の凸部16が設けられている。前記凸部16は、金型によって成形された継手10の素材から継手10を削りだす際に加工されるため、座14と一体的に設けられている。また、座14にはビス15が通過可能な固定用孔14bが座の対角線上の四隅に合計4つ設けられている。
次に、本実施形態の継手の施工方法を図2及び図3を用いて説明する。
図2に示すように、継手10の配管接続部13には樹脂製配管20が差込み接続され、継手10は固定ビス15によって、座14を介して当木1の被取付け面2に固定される。この固定に先立って、被取付け面2には、水栓を取付ける位置の中心を決めてその中心位置に対してプラスドライバー等で凹部3を設ける。そして、座14の取付け面14aを被取付け面2に当接させる際に、凸部16を凹部3へ嵌入させることで取付け位置を合わせ、継手10を当木1に仮固定する。なお、当木1が軟い場合、凹部3は必ずしも必要ではなく、凸部16を当木1に押し当てて食い込ませてもよい。そして、この状態でビス15を固定用孔14bを通して被取付け面2にねじ込めば、継手10が当木1に固定される。
その後、図3に示すように、壁4が施行された後に水栓30が水栓接続部12のねじ12aに螺合されて施工完了となる。
なお、水栓30は継手10の水栓接続部12に直接螺合されるものとしたが、水栓30と継手10の間に、持出しソケットやニップルといった金属製継手等が介在されてもよい。
以上の実施形態によって発揮される効果について、以下にまとめて説明する。
(1) 座14の取付け面14aに設けられた凸部16は、水栓接続部12の中心の軸線上に設けられているため、当木1の水栓取付け位置の中心に設けられた凹部3に凸部16を嵌入させたり、当木1の水栓取付け位置の中心位置に食い込ませたりすることで容易に位置合わせして継手10を仮固定できる。さらには、位置合せを凸部16と凹部3の嵌め合わせや、凸部16の食い込みによって行うため、位置合わせ後、継手10が取付け位置からずれることがなく、取付けを容易に行う事ができる。
(2)樹脂製配管20は通常継手10の真下から配管されることが多いが、配管の長さや取り回し等の関係で、継手10の斜め下方等より配管されることもある。その際、従来の継手では罫書き線等で継手の位置合せを行うため、座が斜め下方に傾いた状態で位置合せを行うことは熟練を要し、困難であった。しかし、本実施形態では、凸部16が座14の取付け面14aに1箇所だけ設けられており、凸部16と凹部3の嵌め合わせ部や凸部16の食い込み部を軸として配管接続部13を斜め下方に向くように回動させることができるため、位置合わせに熟練を要しない。
(3) 座14の取付け面14aは、継手10の素材の駄肉部を切削加工することで形成されている。そのため、凸部16は切削加工時に駄肉部を残すことで容易に形成でき、また座14と一体的に形成されることで組付けの工程を要しない。
(4) 当木1の被取付け面2に凹部3を設け、凹部3に凸部16を嵌め込んで位置合せを行う施工方法により、凸部16と取付け位置の中心を目視で確認して合わせる必要がなく、位置合せを容易に行う事ができる。
なお、本実施形態は、以下の形態に変更して具体化することも可能である。
・ 本実施形態では、凸部16は円錐台状としたが、他の形状であってもよい。例えば、半球状であってもよいし円錐状であってもよく、あるいは円柱状であってもよい。また、凸部16は座14と一体的に形成されているとしたが、凸部16は別部材として組付けられるものであってもよく、例えば、被取付け面2の孔に圧入によって組付けられてもよい。この場合、接着剤を使用してもよい、
・ 本実施形態では、凸部16は水栓接続部12の中心を通る軸線上に設けられるものとしたが、図4に示すように、座14の取付け面14a上の水栓接続部12の中心軸線を通る上下方向あるいは左右方向の軸線上に複数箇所設けられてもよい。
・ 本実施形態では、座14は、水栓接続部に対向する同接続部の反対側の位置に設けられているものとしたが、座は継手上のどの場所に設けられていてもよい。例えば、図5に示すようにL形の継手本体11のコーナー部の側面に設けられてもよい。また、座14は継手本体11と一体的に設けられるものとしたが、別部品として構成されてもよい。この場合、座14と継手本体11とはバンド等によって結合される。
・ 本実施形態では、水栓30と配管20とを接続するための継手をL形の継手として具体化したが、例えば、図6(a)及び(b)に示すように平面T形の継手本体11に座14が設けられたものや、図7に示すようなストレート形の継手本体11に座14が設けられたものでもよい。
1…当木、2…被取付け面、3…凹部、10…継手、11…継手本体、12…水栓接続部、13…配管接続部、14…座、15…ビス、14a…取付け面、16…凸部、20…樹脂製配管、30…水栓。

Claims (3)

  1. 水栓と配管とを接続するための継手本体と、
    前記継手本体を被取付け面に対して取付けるための取付け面を有する座とを備える継手であって、
    前記取付け面には位置合わせ部が水栓取付け部中心の軸線上に位置するように1つ突出され、前記位置合わせ部は、前記座の取付け面を切削加工することで一体的に形成されていることを特徴とする継手。
  2. 前記位置合わせ部を、被取付け面に予め設けられた凹部に対して嵌入した状態で、固定具によって座を被取付け面に固定することを特徴とする請求項1に記載の継手の施工方法。
  3. 前記位置合わせ部を、被取付け面の罫書き線上に位置させることを特徴とする請求項2に記載の継手の施工方法。
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