JP4908123B2 - ガス機器の接続構造、ガスメータ接続ユニット、及び接続解除工具 - Google Patents

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Description

本発明は、ガス機器の配管接続部とガス配管の継手部とを接続する接続構造、それを利用したガスメータ接続ユニット、及び、接続解除工具に関する。特には、ガス配管の継手部をガス機器の配管接続部に簡単に接続できる接続構造及びガスメータ接続ユニット、並びに、その接続構造の接続解除用として好適な接続解除工具に関する。
従来より、ガスメータを吊るすように支持するタイプの接続ユニットとして様々なものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
この種のガスメータ接続ユニットは、建物壁に沿って立ち上がったガスの入側配管とガスメータの入口とを繋ぐ入口管路、及び、同様の出側管路とガスメータの出口とを繋ぐ出口管路とを備えている。そして、これら各管路とガスメータの入口及び出口との接続には、ユニオンナットによるネジ結合が用いられている。
特開平10−78343号公報
しかしながら、特許文献1のようにユニオンナットを用いて接続する構成では、ユニオンナットをネジ込む作業が必要がある。より簡単な作業で接続できるようにするためには更に改善の余地が残されている。
本発明はこの課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ガス配管の継手部をガス機器の配管接続部に簡単に接続できる接続構造及びガスメータ接続ユニット、並びに、その接続構造の解除用として好適な接続解除工具を提供することにある。
上記目的を実現するための本発明の接続構造は、ガス機器の配管接続部(機器側接続部)と、ガス配管の継手部(配管継手部)とを接続する構造であって、
両部のいずれか一方に設けられた、内周に環状のストップリング溝が形成された外筒体と、
前記両部の他方に設けられた、外周に環状のストップリング溝が形成されており、前記外筒体内に差し込まれる内筒体と、
両筒体の各ストップリング溝に嵌り込んで両筒体同士を相互に接続するストップリングと、を備え、
前記外筒体には、同外筒体の外周面から径方向内側に削設されてその孔先端部が前記ストップリング溝に繋がる横孔が、周上に分散して少なくとも3箇所に形成されており、
前記各横孔に接続解除工具の凸部を差込むことにより、前記ストップリングが径方向内側に押されて縮径し、それにより該リングが前記外筒体のストップリング溝から外れ、前記両筒体の接続が解除可能となることを特徴とする。
このようにストップリングを利用して両筒体を相互に接続する構成では、ネジ結合のように外筒体を内筒体に対してネジ込む必要がなく、外筒体をスライドさせるだけで接続を完了することができるので作業が簡単である。また、本発明の接続構造では、外筒体に形成された3つの横孔に工具の凸部を差し込んでストップリングを縮径させることで、両筒体同士の接続を解除することができる。ネジ結合等の場合、市販工具を用いて両筒体の接続を緩めたり、解除したりすることが可能であるが、本発明によれば、両筒体の接続を解除するのに専用の工具が必要なので、接続を緩めるなどのいたずらの防止にも役立つ。
本発明の接続構造において、より具体的には、前記外筒体が前記ガス配管側(管体先端部)に袋ナット状に設けられたものであって、その管体先端部が前記内筒体内に挿入されるようになっていてもよい。この場合、該ガス配管の先端部外周と前記内筒体の内周との間に、気密シール用のOリングを介装させることで、ガスシール性を確保することができる。
本発明の接続構造は、より具体的には、前記両筒体同士を接続させる前の状態で、前記ストップリングが前記内筒体外周のストップリング溝に嵌められており、前記外筒体を前記内筒体に対して軸方向にスライドさせることで、前記外筒体と前記内筒体の間で、前記ストップリングが前記外筒体の内周に沿って縮径させられ、同外筒体の前記ストップリング溝まで至ったところで弾性復元して各ストップリング溝に嵌り込むように構成することができる。
本発明の接続構造は、ガスメータの接続ユニットに適用可能である。この接続ユニットは、ガスメータ入口及び出口にそれぞれ接続される入口管部及び出口管部と、これら両管部を支持する支持部とを備えるガスメータ接続ユニットであって、前記入口管部と前記ガスメータ入口との接続部の接続構造、及び、前記出口管部と前記ガスメータ出口との接続部の接続構造が上記本発明の接続構造を利用するものである。
また、本発明の接続構造の接続を解除する上記接続解除工具は、前記外筒体を取り囲むC字型の支持枠と、該C字型の支持枠の切れ目部分を挟んだ各端部から延び出した一対のグリップ部と、前記C字型支持枠の内周に設けられた、径方向内側に向かって延び出した少なくとも3つの凸部と、を備え、前記グリップ部を握ることで前記C字型の支持枠が弾性的に縮径し、前記各凸部が径方向内側に移動することを特徴とする。
このように構成された本発明の工具は、一対のグリップ部を片手で握って、C字型の支持枠を縮径させ、その凸部を、外筒体の横孔に入り込ませることができる。そして、工具凸部がストップリングを縮径させることによって、ストップリングが内筒体のストップリング溝のみに嵌合する状態となり、外筒体を工具と共に内筒体の軸方向にスライドさせることができる状態となる。この状態で、内筒体が設けられた側の機器(ガスメータ等)を他方の手で引っ張ることで、両筒体の接続を解除することができる。なお、実際には、入口管部と出口管部の両方を同時に工具操作しながらガスメータを引っ張ることにより、両接続部の解除を行うことができる。
上述したように、本発明によれば、ガス配管の継手部をガス機器の配管接続部に簡単に接続できる接続構造及びガスメータ接続ユニット、並びに、その接続構造に好適に利用可能な接続解除工具を提供することができる。
発明を実施するための形態
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明のガスメータ接続ユニットの一形態を示す外観斜視図であり、接続ユニット1にガスメータ50が吊るされた状態が示されている。図2は、図1のA−A切断線における縦断面図である。
図1に示すように、このガスメータ接続ユニット1は、いずれもコ字型(下向き)に形成された入口管部10及び出口管部40を備えている。入口管部10は、その奥側端部がガスの入側配管2に接続され、手前側端部がガスメータ50の入口51Aに接続されている。出口管部40は、その奥側端部がガスの出側配管3に接続され、手前側端部が同ガスメータ50の出口51Bに接続されている。本ガスメータ接続ユニット1は、また、これら両管部10、40を支持する支持プレート48も備えている。
この例で用いられているガスメータ50は、超音波式の小型ガスメータであり、四角い箱状の筐体に収容されている。ガスメータ50の入口51Aは、筐体上面の左側に上向きに配置されている。ガスメータ50の出口51Bは、筐体上面の右側に上向きに配置されている。筐体の正面にはメータ表示部55が配置されており、同ガスメータにより計測された計測値がこの表示部55に表示されるようになっている。
ガスの入側配管2及び出側配管3は、建物壁(不図示)沿って、並列に設けられた一般的なガス配管である。
支持プレート48は、一例として鋼板製であり、入口管部10と出口管部40とを位置決め保持すると共に、両管部10、40(並びに入側配管2及び出側配管3)を建物壁に固定する役割を果たす。支持プレート48の奥には、上向きに折り曲げられたプレート状の固定部48aが形成されており、この固定部48aが建物壁にビス止めされる。
図1の右側に示す出口管部40は、ガスメータ50の出口51Bに接続され、そこから上向きに立ち上がる手前側の立上り管部41と、同立上り管部41の上端から奥側に水平かつ真っ直ぐに延び出した横行管部43と、同横行管部43の奥側で下向きに立下りその下端が出側配管3に接続される立下り管部45と、を有している。
図1の左側に示す入口管部10は、ガスメータ50の入口51Aに接続され、そこから上向きに立ち上がる手前側の立上り管部11と、同立上り管部11の上端から奥側に水平かつ真っ直ぐに延び出した横行管部13と、同横行管部13の奥側で下向きに立下りその下端が入側配管2に接続される立下り管部15と、を有している。
本発明の一形態である接続構造は、この入口管部10の立上り管部11とガスメータ入口51Aとの接続部、及び、出口管部40の立上り管部41とガスメータ出口51Bとの接続部に構成されている。図1に示すように、両接続部は左右横並びでほぼ同じ高さに設けられている(これによる作用効果については後述参照)。両接続部の構造はともに同じであるので、以下、入口管部10側の構造を例として説明する。
入口管部10の内部構造(図2参照)は、特に限定されるものではないが、本実施形態では次のような構成となっている。
図2に示すように、入口管部10内の奥側には、L字型のガス通路が内部に形成された栓体27が横向きに配置されている。その手前には、細長い筒状の円筒リング25が配置されており、円筒リング25の側面手前側に形成された横孔25aが手前側の立上り管部11内の通路に連通している。
奥側の立下り管部15に導入されたガスは、栓体27のL字型ガス通路内、円筒リング25内、及び手前側の立上り管部11内を順に通って、ガスメータの入口51Aに送られる。入口管部10の最手前側にはハンドル22が取り付けられており、これを回すことによって、その回転力がハンドル軸26を介して円筒リング25に伝わるようになっている。具体的には、ハンドル22を回すことで、ハンドル軸26、円筒リング25、及び栓体27が連動して回転し、栓体27がガス通路を閉塞することにより、ガスの流通が阻止されるようになっている。
以下、立上り管部11とガスメータ入口51Aの接続構造について図2及び図5を参照して説明する。図5は、図2の一部を拡大した部分断面図である。
図2、図5に示すように、立上り管部11の下端には、袋ナット状の外筒体18が上下移動可能に取り付けられている。立上り管部11の外周には、外筒体18の抜けを防止するためのストップリングRが固定的に嵌められている。外筒体18の内周はストレートな円筒面であり、この面には、ストップリングRが嵌り込む環状のストップリング溝18gが形成されている。外筒体18の内周下端の角部は、面取りされ、テーパ面18sとなっている。
外筒体18が嵌合する相手方部材は、ガスメータの入口51Aの一部として形成された円筒状の内筒部53である。この内筒部53は上を向いており、外筒体18の内周の上記ストップリング溝18gと対向する部位に環状のストップリング溝53gを有している。そして、この両ストップリング溝18g、53g内にストップリングRが嵌まり込んでおり、これにより、外筒体18と内筒部53とが相互に接続した状態となっている。
図6は、外筒体18及び接続解除工具70(詳細については後述参照)を示す平面図である。
図5、図6に示すように、この外筒体18には、外周面から径方向内側に削設され、その孔先端部(内側部分)が内周のストップリング溝18gに繋がる3つの横孔18hが形成されている。横孔18hは、径方向に沿って真っ直ぐに形成された丸孔(一例)である。図6に示すように、この例では、3つの横孔18hが周上に分散して等間隔(120°間隔)で設けられている。
再び図5を参照する。立上り管部11の下端部(先端部)11aは円筒状であり、ガスメータ入口51Aの内筒部53内にスライド挿入可能に形成されている。この下端部11aの外周には、軸方向上下に並んで、2つの環状のOリング溝11g1、11g2が形成されている。各溝11g1、11g2にはそれぞれ、OリングR、Rが嵌め込まれている。このOリングR、Rにより、立上り管部11の外周とガスメータ入口51Aの内周との間のガスシール性が確保されている。
次に、上記のように構成された本実施形態の接続構造の使用方法について、まず、立上り管部11とガスメータ入口51Aとの接続方法について説明をし、その後、接続解除工具70を用いた接続解除方法について説明する。
立上り管部11をガスメータ入口51Aに接続する前の各部の状態は図3に示されている。
図3の状態では、立上り管部11に取り付けられた外筒体18が、同立上り管部11の外周に嵌められたストップリングRに引っ掛かるようなかたちで保持されている。外筒体18は上下移動可能であり、例えば破線にて示す位置まで、指で摘んで持ち上げることができる。
OリングR、Rは、立上り管部11側のOリング溝11g1、11g2に嵌められている。ストップリングRは、ガスメータ側のストップリング溝53g内に嵌められており、自然な形状となっている。
次いで、図4に示すように、ガスメータ50全体(図1参照)を上方に持ち上げて立上り管部11の下端部11aをガスメータ側の内筒部53内に差し込む。下端部11aの上側は、段部端面11bを含む段状部となっているため、この下端部11aを内筒部53内の所定位置(最終的に接続が行われる位置)まで差し込むと、同段部端面11bが内筒部53の上端面に当接し、それ以上差し込むことができなくなる。
このように下端部11aを内筒部53内の所定位置まで差し込んだら、次いで、立上り管部11側に取り付けられていた外筒体18を内筒部53側に向けて下向きにスライドさせる(図4の想像線で示す外筒体18を参照)。
外筒体18の内周下端部にはテーパ面18sが形成されているので、このテーパ面18sにガイドされながら、ストップリングRが縮径方向に徐々に押し縮められ、外筒体18の内周内に押し込まれる。
次いで、図5に示すように、外筒体18を下向きに更にスライドさせる。外筒体18側のストップリング溝18gとガスメータ側のストップリング溝53gとが対向する位置まで、外筒体18をスライドさせた時点で、ストップリングRが弾性復元して自然な形状に戻り、両溝18g、53g内に嵌り込む。これにより、立上り管部11とガスメータ入口51Aとが相互に接続され、接続が完了する。
この状態では、ストップリングRが互いに対向する両溝18g、53g内に嵌り込んでいるので、立上り管部11をガスメータ入口51Aから引き抜こうとしても抜けることはない。立上り管部11の下端部11aの外周と、ガスメータ入口の内筒部53の内周と間には、2つのOリングR、Rが介装されているので、十分なガスシール性が確保される。
以上、入口管部10側(図1参照)の立上り管部11とガスメータ入口51Aとの接続について説明したが、出口管部40側の立上り管部41とガスメータ出口51Bとの接続についても上記同様に接続することができる。
本実施形態の構成では、図1に示すように、入口管部10の立上り管部11の下端部(接続部)と、出口管部40の立上り管部41の下端部(接続部)とが、左右横並びでほぼ同じ高さとなっている。このような構成によれば、ガスメータ50を上方に持ち上げた際、立上り管部11がガスメータの入口51Aに差し込まれる(図4参照)のと同時に、立上り管部41もガスメータの出口51Bに差し込まれる。このように2箇所の管端部がガスメータの入口51A及び出口51Bに同時に差し込まれる構成の場合、作業を行い易いという利点がある。なお、両接続部が同じ高さではなく段違い状に設けられていたとしても、両管端部がガスメータの入口51A及び出口51Bに同時に差し込まれるようになっていれば上記同様の作用効果を得ることができる。
次に、上記同様、立上り管部11とガスメータの入口51Aとの接続部を例に挙げて、その接続を解除する方法について図6を参照して説明する。
同図に示すように、この接続を解除するためには接続解除工具70が用いられる。
図6に示すように、この接続解除工具70は、一例として樹脂製であり、外筒体18を外周側から取り囲むC字型の支持枠71と、この支持枠71の切れ目部分76を挟んだ各端部から径方向外側に延び出した一対のグリップ部72とを有している。
各グリップ部72を互いに離れる向き(矢印A参照)にやや押し広げながら、同工具70を外筒体18(立上り管部11)の側方から移動させ、切れ目部分76を通過させることで、工具70を図6に示すような状態にセットすることができる。
C字型の支持枠71の内周には、外筒体18の各横孔18hに対応して3つの凸部74が径方向内側に延び出している。各凸部74は一例として細長い丸棒状の部位である。この凸部74は、支持枠71に一体的に形成された樹脂部材であってもよいし、枠71とは別に用意された金属製の部材であってもよい。
上記のように構成された接続解除工具70を使用するにあたっては、図6の状態から、両グリップ部72を握ってC字型の支持枠71が弾性的に縮径させる。この変形により、各凸部74が外筒体18に形成されたそれぞれの横孔18hに入り込んでいく。
そして、各凸部74の先端が各横孔18hの奥に到達し、そこに嵌っていたストップリングR(図5参照)を外側から押し付ける。これによりストップリングRが縮径し、2つのストップリング溝18g、53gにまたがるように嵌り込んだ状態から、内側の溝53gのみに嵌り込んだ状態に変形させられる。この状態で、ガスメータ50を引き下げることで、立上り管部11をガスメータの入口51Aから引き抜くことができる。なお、実際には、入口管部10と出口管部40(図1参照)の両方を同時に工具操作しながらガスメータを引っ張ることにより、両接続部の解除を行うことができる。
以上説明した本実施形態のガス機器の接続構造によれば、外筒体18(図5参照)をネジ込むのでなく下方にスライドさせるだけで、ストップリングRが各ストップリング溝18g、53g内に嵌り込み、立上り管部11をガスメータの入口51Aに接続することができる。出口管部40の立上り管部41とガスメータ出口51Bとの接続についても同様である。このような構成によれば、外筒体18をネジ込む必要がないので、作業が非常に簡単であり、また、外筒体18をネジ込むための作業スペースも不要であるので、小型化にも有利である。
また、立上り管部11とガスメータ入口51Aとの接続の解除は、図6に示したような接続解除工具70を用いて簡単に行うことができる。このように、基本的に、専用の工具70でしか接続を解除することができないようになっているので、接続を緩めるといったいたずらの防止にも役立つ。
また、立上り管部11の筒状の下端部11aがガスメータ入口51Aの内筒部53に挿入されるようになっており、その下端部11aの外周と内筒部53の内周との間にはOリングR、Rが介装されているためガスシール性も十分に確保することができる(入口管部10側だけでなく、出口管部40側も同様)。また、このようなOリングR、Rを利用したシール構造によれば、ユニオン構造のようにガスケットの装着し忘れの問題も発生しにくい。
以上、ガスメータ50を接続ユニット1に接続する構成を例にあげて説明したが、本発明の接続構造は当然ながらこれ以外にも広く適用可能である。
例えば、固設されたガス配管の所定箇所に設けられたチー(配管接続部)に対して、他のガス配管の継手部を接続する場合にも利用することができる。この場合、外周にストップリング溝が形成された内筒体(図5の内筒部53に相当)をチー側に設け、内周にストップリング溝が形成された外筒体(外筒体、図5の外筒体18に相当)を継手部側に設ければよい。継手部の先端部をチーに差し込んだ状態で、外筒体をチー側にスライドさせることで、上記同様、両者を簡単に接続することができる。
本発明のガスメータ接続ユニットの一形態を示す外観斜視図である。 図1のA−A切断線における縦断面図である。 図1のユニットの立上り管部をガスメータ入口に接続する工程を説明するための図である。 図1のユニットの立上り管部をガスメータ入口に接続する工程を説明するための図である。 図1のユニットの立上り管部をガスメータ入口に接続する工程を説明するための図である(接続完了状態)。 接続を解除するのに用いられる工具を外筒体と共に示す平面図である。
符号の説明
1・・・ガスメータ接続ユニット、2・・・入側配管、3・・・出側配管、10・・・入口管部
11・・・立上り管部、11a・・・下端部、11g・・・ストップリング溝、13・・・横行管路、15・・・立下り管部
18・・・外筒体、18g・・・ストップリング溝、18h・・・横孔、18s・・・テーパ面
22・・・ハンドル、25・・・円筒リング、26・・・ハンドル軸、27・・・栓体、40・・・出口管部、41・・・立上り管部、43・・・横行管部、45・・・立下り管部、48・・・支持プレート
50・・・ガスメータ、51A・・・入口、51B・・・出口、53・・・内筒部
70・・・接続解除工具、71・・・支持枠、72・・・グリップ部、74・・・凸部、76・・・切れ目部、R、R・・・Oリング、R、R・・・ストップリング

Claims (5)

  1. ガス機器の配管接続部(機器側接続部)と、ガス配管の継手部(配管継手部)とを接続する構造であって、
    両部のいずれか一方に設けられた、内周に環状のストップリング溝が形成された外筒体と、
    前記両部の他方に設けられた、外周に環状のストップリング溝が形成されており、前記外筒体内に差し込まれる内筒体と、
    前記両筒体の各ストップリング溝に嵌り込んで両筒体同士を相互に接続するストップリングと、を備え、
    前記外筒体には、同外筒体の外周面から径方向内側に削設されてその孔先端部が前記ストップリング溝に繋がる横孔が、周上に分散して少なくとも3つ形成されており、
    前記各横孔に接続解除工具の凸部を差込むことにより、前記ストップリングが径方向内側に押されて縮径し、それにより該リングが前記外筒体のストップリング溝から外れ、前記両筒体の接続が解除可能となることを特徴とするガス機器の接続構造。
  2. 前記外筒体が、前記ガス配管の管体先端部に袋ナット状に設けられたものであって、該管体先端部は前記内筒体内に挿入されるようになっており、
    前記管体先端部の外周と前記内筒体の内周との間に、気密シール用のOリングが介装されていることを特徴とする、請求項1に記載のガス機器の接続構造。
  3. 前記両筒体同士を接続する前の状態で、前記ストップリングが前記内筒体側のストップリング溝に嵌められており、
    前記外筒体を前記内筒体に対して軸方向にスライドさせることで、前記外筒体と前記内筒体の間で、前記ストップリングが前記外筒体の内周に沿って縮径させられ、同外筒体の前記ストップリング溝まで至ったところで弾性復元して前記各ストップリング溝に嵌り込むことを特徴とする、請求項1又は2に記載のガス機器の接続構造。
  4. ガスメータ入口及び出口にそれぞれ接続される入口管部及び出口管部と、これら両管部を支持する支持部とを備えるガスメータ接続ユニットであって、
    前記入口管部と前記ガスメータ入口との接続部の接続構造、及び、前記出口管部と前記ガスメータ出口との接続部の接続構造が、請求項1〜3のいずれか1項に記載のガス機器の接続構造であることを特徴とするガスメータの接続ユニット。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のガス機器の接続構造に利用される接続解除工具であって、
    前記外筒体を取り囲むC字型の支持枠と、
    該C字型の支持枠の切れ目部分を挟んだ各端部から延び出した一対のグリップ部と、
    前記C字型の支持枠の内周に設けられた、径方向内側に向かって延び出した少なくとも3つの凸部と、を備え、
    前記グリップ部を握ることで前記C字型の支持枠が弾性的に縮径し、前記各凸部が径方向内側に移動することを特徴とする接続解除工具。
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