JP4908123B2 - ガス機器の接続構造、ガスメータ接続ユニット、及び接続解除工具 - Google Patents
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Description
この種のガスメータ接続ユニットは、建物壁に沿って立ち上がったガスの入側配管とガスメータの入口とを繋ぐ入口管路、及び、同様の出側管路とガスメータの出口とを繋ぐ出口管路とを備えている。そして、これら各管路とガスメータの入口及び出口との接続には、ユニオンナットによるネジ結合が用いられている。
本発明はこの課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ガス配管の継手部をガス機器の配管接続部に簡単に接続できる接続構造及びガスメータ接続ユニット、並びに、その接続構造の解除用として好適な接続解除工具を提供することにある。
両部のいずれか一方に設けられた、内周に環状のストップリング溝が形成された外筒体と、
前記両部の他方に設けられた、外周に環状のストップリング溝が形成されており、前記外筒体内に差し込まれる内筒体と、
両筒体の各ストップリング溝に嵌り込んで両筒体同士を相互に接続するストップリングと、を備え、
前記外筒体には、同外筒体の外周面から径方向内側に削設されてその孔先端部が前記ストップリング溝に繋がる横孔が、周上に分散して少なくとも3箇所に形成されており、
前記各横孔に接続解除工具の凸部を差込むことにより、前記ストップリングが径方向内側に押されて縮径し、それにより該リングが前記外筒体のストップリング溝から外れ、前記両筒体の接続が解除可能となることを特徴とする。
図1は、本発明のガスメータ接続ユニットの一形態を示す外観斜視図であり、接続ユニット1にガスメータ50が吊るされた状態が示されている。図2は、図1のA−A切断線における縦断面図である。
支持プレート48は、一例として鋼板製であり、入口管部10と出口管部40とを位置決め保持すると共に、両管部10、40(並びに入側配管2及び出側配管3)を建物壁に固定する役割を果たす。支持プレート48の奥には、上向きに折り曲げられたプレート状の固定部48aが形成されており、この固定部48aが建物壁にビス止めされる。
図1の左側に示す入口管部10は、ガスメータ50の入口51Aに接続され、そこから上向きに立ち上がる手前側の立上り管部11と、同立上り管部11の上端から奥側に水平かつ真っ直ぐに延び出した横行管部13と、同横行管部13の奥側で下向きに立下りその下端が入側配管2に接続される立下り管部15と、を有している。
図2に示すように、入口管部10内の奥側には、L字型のガス通路が内部に形成された栓体27が横向きに配置されている。その手前には、細長い筒状の円筒リング25が配置されており、円筒リング25の側面手前側に形成された横孔25aが手前側の立上り管部11内の通路に連通している。
奥側の立下り管部15に導入されたガスは、栓体27のL字型ガス通路内、円筒リング25内、及び手前側の立上り管部11内を順に通って、ガスメータの入口51Aに送られる。入口管部10の最手前側にはハンドル22が取り付けられており、これを回すことによって、その回転力がハンドル軸26を介して円筒リング25に伝わるようになっている。具体的には、ハンドル22を回すことで、ハンドル軸26、円筒リング25、及び栓体27が連動して回転し、栓体27がガス通路を閉塞することにより、ガスの流通が阻止されるようになっている。
図2、図5に示すように、立上り管部11の下端には、袋ナット状の外筒体18が上下移動可能に取り付けられている。立上り管部11の外周には、外筒体18の抜けを防止するためのストップリングR3が固定的に嵌められている。外筒体18の内周はストレートな円筒面であり、この面には、ストップリングR4が嵌り込む環状のストップリング溝18gが形成されている。外筒体18の内周下端の角部は、面取りされ、テーパ面18sとなっている。
図5、図6に示すように、この外筒体18には、外周面から径方向内側に削設され、その孔先端部(内側部分)が内周のストップリング溝18gに繋がる3つの横孔18hが形成されている。横孔18hは、径方向に沿って真っ直ぐに形成された丸孔(一例)である。図6に示すように、この例では、3つの横孔18hが周上に分散して等間隔(120°間隔)で設けられている。
図3の状態では、立上り管部11に取り付けられた外筒体18が、同立上り管部11の外周に嵌められたストップリングR3に引っ掛かるようなかたちで保持されている。外筒体18は上下移動可能であり、例えば破線にて示す位置まで、指で摘んで持ち上げることができる。
OリングR1、R2は、立上り管部11側のOリング溝11g1、11g2に嵌められている。ストップリングR4は、ガスメータ側のストップリング溝53g内に嵌められており、自然な形状となっている。
外筒体18の内周下端部にはテーパ面18sが形成されているので、このテーパ面18sにガイドされながら、ストップリングR4が縮径方向に徐々に押し縮められ、外筒体18の内周内に押し込まれる。
この状態では、ストップリングR4が互いに対向する両溝18g、53g内に嵌り込んでいるので、立上り管部11をガスメータ入口51Aから引き抜こうとしても抜けることはない。立上り管部11の下端部11aの外周と、ガスメータ入口の内筒部53の内周と間には、2つのOリングR1、R2が介装されているので、十分なガスシール性が確保される。
同図に示すように、この接続を解除するためには接続解除工具70が用いられる。
各グリップ部72を互いに離れる向き(矢印A参照)にやや押し広げながら、同工具70を外筒体18(立上り管部11)の側方から移動させ、切れ目部分76を通過させることで、工具70を図6に示すような状態にセットすることができる。
そして、各凸部74の先端が各横孔18hの奥に到達し、そこに嵌っていたストップリングR4(図5参照)を外側から押し付ける。これによりストップリングR4が縮径し、2つのストップリング溝18g、53gにまたがるように嵌り込んだ状態から、内側の溝53gのみに嵌り込んだ状態に変形させられる。この状態で、ガスメータ50を引き下げることで、立上り管部11をガスメータの入口51Aから引き抜くことができる。なお、実際には、入口管部10と出口管部40(図1参照)の両方を同時に工具操作しながらガスメータを引っ張ることにより、両接続部の解除を行うことができる。
例えば、固設されたガス配管の所定箇所に設けられたチー(配管接続部)に対して、他のガス配管の継手部を接続する場合にも利用することができる。この場合、外周にストップリング溝が形成された内筒体(図5の内筒部53に相当)をチー側に設け、内周にストップリング溝が形成された外筒体(外筒体、図5の外筒体18に相当)を継手部側に設ければよい。継手部の先端部をチーに差し込んだ状態で、外筒体をチー側にスライドさせることで、上記同様、両者を簡単に接続することができる。
11・・・立上り管部、11a・・・下端部、11g・・・ストップリング溝、13・・・横行管路、15・・・立下り管部
18・・・外筒体、18g・・・ストップリング溝、18h・・・横孔、18s・・・テーパ面
22・・・ハンドル、25・・・円筒リング、26・・・ハンドル軸、27・・・栓体、40・・・出口管部、41・・・立上り管部、43・・・横行管部、45・・・立下り管部、48・・・支持プレート
50・・・ガスメータ、51A・・・入口、51B・・・出口、53・・・内筒部
70・・・接続解除工具、71・・・支持枠、72・・・グリップ部、74・・・凸部、76・・・切れ目部、R1、R2・・・Oリング、R3、R4・・・ストップリング
Claims (5)
- ガス機器の配管接続部(機器側接続部)と、ガス配管の継手部(配管継手部)とを接続する構造であって、
両部のいずれか一方に設けられた、内周に環状のストップリング溝が形成された外筒体と、
前記両部の他方に設けられた、外周に環状のストップリング溝が形成されており、前記外筒体内に差し込まれる内筒体と、
前記両筒体の各ストップリング溝に嵌り込んで両筒体同士を相互に接続するストップリングと、を備え、
前記外筒体には、同外筒体の外周面から径方向内側に削設されてその孔先端部が前記ストップリング溝に繋がる横孔が、周上に分散して少なくとも3つ形成されており、
前記各横孔に接続解除工具の凸部を差込むことにより、前記ストップリングが径方向内側に押されて縮径し、それにより該リングが前記外筒体のストップリング溝から外れ、前記両筒体の接続が解除可能となることを特徴とするガス機器の接続構造。 - 前記外筒体が、前記ガス配管の管体先端部に袋ナット状に設けられたものであって、該管体先端部は前記内筒体内に挿入されるようになっており、
前記管体先端部の外周と前記内筒体の内周との間に、気密シール用のOリングが介装されていることを特徴とする、請求項1に記載のガス機器の接続構造。 - 前記両筒体同士を接続する前の状態で、前記ストップリングが前記内筒体側のストップリング溝に嵌められており、
前記外筒体を前記内筒体に対して軸方向にスライドさせることで、前記外筒体と前記内筒体の間で、前記ストップリングが前記外筒体の内周に沿って縮径させられ、同外筒体の前記ストップリング溝まで至ったところで弾性復元して前記各ストップリング溝に嵌り込むことを特徴とする、請求項1又は2に記載のガス機器の接続構造。 - ガスメータ入口及び出口にそれぞれ接続される入口管部及び出口管部と、これら両管部を支持する支持部とを備えるガスメータ接続ユニットであって、
前記入口管部と前記ガスメータ入口との接続部の接続構造、及び、前記出口管部と前記ガスメータ出口との接続部の接続構造が、請求項1〜3のいずれか1項に記載のガス機器の接続構造であることを特徴とするガスメータの接続ユニット。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のガス機器の接続構造に利用される接続解除工具であって、
前記外筒体を取り囲むC字型の支持枠と、
該C字型の支持枠の切れ目部分を挟んだ各端部から延び出した一対のグリップ部と、
前記C字型の支持枠の内周に設けられた、径方向内側に向かって延び出した少なくとも3つの凸部と、を備え、
前記グリップ部を握ることで前記C字型の支持枠が弾性的に縮径し、前記各凸部が径方向内側に移動することを特徴とする接続解除工具。
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