JP5611462B2 - レーザービームの光経路距離が一定の、導光板レーザー加工装置 - Google Patents

レーザービームの光経路距離が一定の、導光板レーザー加工装置 Download PDF

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Description

本発明は、液晶表示装置用の導光板の加工に関するもので、より詳しくは、レーザーで導光板を加工する際に、光経路を一定に維持することにより、高品質な導光板を提供することができる導光板レーザー加工装置に関するものである。
液晶表示装置(Liquid Crystal Display、LCD)は、自発光性がないため、別の発光源が必要になる。このような発光源は、液晶パネルの後面に配置され、液晶パネルを透過し、光を照射するので、いわゆるバックライトユニット(Back Light Unit、BLU)と呼ばれる。
バックライトユニットは、面光源として機能するのが理想的であるが、全面に亘って均一な輝度を有する面光源を実現することは技術的に難しいので、冷陰極蛍光ランプ(CCFL)や発光ダイオード(LED)のような線光源又は点光源に類似な光源から照射される光を拡散させ、面光源に近い状態に調整する方式が用いられる。ここで、光の拡散のために重要な役割をするものが導光板(Light Guide Plate、LGP)である。
導光板は、通常、アクリル樹脂からなる板材であって、側面又は底面に配置された光源から照射される光が全面に向かって均一に拡散されるように、所定のパターンが形成されている。このパターンは、光を反射するか、又は屈折させることにより、所期の目的を達成することになるが、パターンの形態によって導光板の全面での輝度均一性が決まる。したがって、導光板のパターンは、ますます複雑で精密なものが求められており、表示装置の大面積化に伴ってパターン形成に要する時間を短縮することも至急の課題として浮き彫りになっている。
このような課題を解決するために、レーザービームを用いて、アクリル板材にパターンを形成する技術が開発されている。
図8は、従来技術により、レーザーで導光板にパターンを形成する導光板加工装置の一例を示した概略平面図で、韓国特許第460790号の一図面を示したものである。
従来技術に係る導光板加工装置は、相対的に固定されたY軸ガイドレール62と、Y軸ガイドレールに沿って移動するX軸ガイドレール61と、X軸ガイドレールに固定された第1ミラー58と、X軸ガイドレールに沿って移動する第2ミラー59とを含む。このような構成で、レーザーシステム53が第1ミラー58に向かってレーザービームを照射すると、レーザービームは第1ミラー58から第2ミラー59に向かって反射され、第2ミラー59で再反射されたレーザービームは第2ミラー59の下方に位置する導光板41に到達し、導光板41に所定の導光パターン部45が形成される。
導光板41の全面に亘って導光パターン部45を形成するために、X軸ガイドレール61及びこれに固定された第1ミラー58はY軸ガイドレール62に沿って移動しなければならず、第2ミラー59はX軸ガイドレール61に沿って移動しなければならない。その反面、レーザーシステム53と導光板41は、相対的に固定された位置を維持するので、レーザーシステム53から導光板41に至るレーザービームの光経路は随時変化することになる。
このように、レーザービームの光経路が変わると、導光板41に到達する際にレーザービームの断面直径が変化することになる。例えば、光経路が長くなれば、レーザービームが更に拡散するため、その断面直径もまた大きくなる。レーザービームの断面直径の変化は導光パターン部45の大きさを変化させ、その一方、エネルギー密度の減少により導光パターン部45の深さまでも変化することになる。結果的に、形成しようとしたパターンとは少し異なる大きさと深さを有するパターンが導光板上に形成されるので、加工済みの導光板の品質均一性が劣るという問題が生じる。
本発明は、上述した問題点を解決するために案出されたもので、レーザービームの光経路を一定に維持することにより、導光板の全面に亘って均一なパターンを形成することができる導光板レーザー加工装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、簡単な構造と制御体系を有し、光経路を一定に維持することにより、製作過程だけでなくメンテナンスを容易にする導光板レーザー加工装置を提供することである。
本発明のその他の目的、特定の長所及び新規の特徴は、添付図面と係る以下の詳細な説明や好ましい実施例から、更に明らかになる。
上述した目的を達成するために、本発明に係る導光板レーザー加工装置は、フレームと、レーザービームを生成し、前記フレームに固定設置されたレーザー発振部と、前記フレーム上で直線往復移送され、前記レーザー発振部からレーザービームが伝達されると照射し、加工対象である導光板に所定のパターンを形成するためのレーザー照射部と、前記レーザー照射部とレーザー発振部との間で、前記レーザービームの伝達経路を形成するレーザー伝達部と、前記フレーム上で前記レーザー照射部の移送方向と交差する方向に直線往復移送され、前記加工対象である導光板を支持する移送定盤とを含み、前記レーザー伝達部は、前記レーザービームを反射する複数の反射鏡と、前記レーザー照射部が光経路距離を伸ばす方向に移送される際、前記光経路距離を減らす方向に移送される経路調整ブロックとを含み、前記複数の反射鏡のうち少なくとも1つは、前記経路調整ブロックに設けられたことを特徴とする。このように、レーザー照射部と経路調整ブロックとの相対的な移送により、レーザービームが進行する全光経路距離を一定に維持できる。
本発明に係る導光板レーザー加工装置は、前記レーザー伝達部の経路調整ブロックは、前記レーザー照射部と平行な直線上で逆方向に移送され、前記レーザービームの進行方向を0°とし、前記レーザー伝達部の複数の反射鏡は、前記フレームに設けられ、前記レーザー発振部から出射された前記レーザービームを−90°方向に反射する第1反射鏡と、前記経路調整ブロックに設けられ、前記第1反射鏡からのレーザービームを+90°方向に反射する第2反射鏡と、前記経路調整ブロックに設けられ、前記第2反射鏡からのレーザービームを+90°方向に反射する第3反射鏡と、前記フレームに設けられ、前記第3反射鏡からのレーザービームを−90°方向に反射する第4反射鏡と、前記フレームに設けられ、前記第4反射鏡からのレーザービームを−90°方向に反射する第5反射鏡と、前記レーザー照射部に設けられ、前記第5反射鏡からのレーザービームを+90°方向に反射する第6反射鏡とを含み、前記第1反射鏡、第2反射鏡、第3反射鏡、第4反射鏡及び第5反射鏡は、同一の1つの平面内で前記レーザービームを反射し、前記第6反射鏡は、前記平面と垂直な平面に前記レーザービームを反射することにより、具体化することが好ましい。
更に、本発明に係る導光板レーザー加工装置は、前記レーザー伝達部の経路調整ブロックは、前記レーザー照射部と同一直線上で同一方向に移送され、前記レーザービームの進行方向を0°とし、前記レーザー伝達部の複数の反射鏡は、前記フレームに設けられ、前記レーザー発振部から出射されたレーザービームを+90°方向に反射する第1反射鏡と、前記経路調整ブロックに設けられ、前記第1反射鏡からのレーザービームを−90°方向に反射する第2反射鏡と、前記経路調整ブロックに設けられ、前記第2反射鏡からのレーザービームを−90°方向に反射する第3反射鏡と、前記レーザー照射部に設けられ、前記第3反射鏡からのレーザービームを+90°方向に反射する第4反射鏡とを含み、前記第1反射鏡、第2反射鏡及び第3反射鏡は、同一の1つの平面内で前記レーザービームを反射し、前記第4反射鏡は、前記平面と垂直な平面に前記レーザービームを反射することにより、具体化することができる。
更に、本発明に係る導光板レーザー加工装置は、前記レーザー伝達部の経路調整ブロックは、前記レーザー照射部と直角である直線上で移送され、前記レーザービームの進行方向を0°とし、前記レーザー伝達部の複数の反射鏡は、前記経路調整ブロックに設けられ、前記レーザー発振部からのレーザービームを−90°方向に反射する第1反射鏡と、前記経路調整ブロックに設けられ、前記第1反射鏡からのレーザービームを−90°方向に反射する第2反射鏡と、前記フレームに設けられ、前記第2反射鏡からのレーザービームを+90°方向に反射する第3反射鏡と、前記レーザー照射部に設けられ、前記第3反射鏡からのレーザービームを+90°方向に反射する第4反射鏡とを含み、前記第1反射鏡、第2反射鏡及び第3反射鏡は、同一の1つの平面内で前記レーザービームを反射し、前記第4反射鏡は、前記平面と垂直な平面に前記レーザービームを反射することにより、具体化することができる。
本発明に係る導光板レーザー加工装置において、前記経路調整ブロックの移送速度は、前記レーザー照射部の移送速度の1/2であることが好ましい。
更に、本発明に係る導光板レーザー加工装置において、前記レーザー照射部及び経路調整ブロックは、それぞれベルト駆動、ボールスクリュー駆動、ラック・アンド・ピニオン駆動及びリニアモータによる駆動のうち選択された1つの駆動方式により移送されることが好ましい。
更に、本発明に係る導光板レーザー加工装置において、前記レーザー照射部及び経路調整ブロックは、それぞれ一対のプーリーの間にかけられたタイミングベルトに固定されていることにより移送されることが好ましく、更には、前記レーザー照射部が固定された駆動側ベルトは、第1プーリーと第2プーリーとの間にかけられており、前記経路調整ブロックが固定された従動側ベルトは、第3プーリーと第4プーリーとの間にかけられており、前記第1プーリーは、駆動モータによって回転駆動され、前記第2プーリー及び第3プーリーは、一体回転し、前記第2プーリーの直径が前記第3プーリーの直径の2倍であり、前記第3プーリーと第4プーリーとの間の距離は、前記第1プーリーと第2プーリーとの間の距離の1/2以上であり、前記レーザー照射部と前記経路調整ブロックは、駆動側ベルトの緊張側及び従動側ベルトの緊張側にそれぞれ固定されるか、又は駆動側ベルトの弛緩側及び従動側ベルトの弛緩側にそれぞれ固定されていることが更に好ましい。
本発明によると、レーザー照射部が移動しても、レーザー発振部からの光経路は一定に維持されることが可能で、その結果、導光板の全面に亘って均一で正確なパターンを形成することが可能になる。
また、レーザーの光経路を調整するための経路調整ブロックは、レーザー照射部に連動して直線往復移送されるので、簡単な駆動系統及び制御系統だけで、光経路を一定に維持することが可能である。したがって、本発明に係る導光板レーザー加工装置を製作することはもちろん、メンテナンスのための労力、時間及びコストを著しく低減することができる。
本発明に係る導光板レーザー加工装置の第1実施例の平面図 図1の実施例の正面図 図1の実施例の左側面図 図1の実施例の平面詳細図 図1の実施例の光経路の変化を説明する概略平面図 本発明に係る導光板レーザー加工装置の第2実施例の光経路の変化を説明する概略平面図 本発明に係る導光板レーザー加工装置の第3実施例の光経路の変化を説明する概略平面図 従来技術に係る導光板加工装置の一例を示した概略平面図
以下では、添付図面を参照して本発明に係る導光板レーザー加工装置の好ましい実施例を詳しく説明する。
図1は本発明に係る導光板レーザー加工装置の第1実施例の平面図で、図2は図1の実施例の正面図で、図3は図1の実施例の左側面図で、図4は図1の実施例の平面詳細図である。
フレーム10は、他の構成を支持するためのものであって、その形態や材質、構造は、通常の技術により必要に応じて具現することができる。
レーザー発振部50は、レーザービームを生成して外部に出射させ、このレーザービームが結局レーザー照射部300に到達し、アクリル板のような加工対象に照射されることにより、所定の光学パターンをアクリル板に形成し、その結果、アクリル板を導光板として製造することができるようになる。レーザー発振部50は、フレーム10に対して固定設置されている。
レーザー照射部300は、レーザー発振部50から出射されたレーザービームが伝達されると、アクリル板などに照射する。アクリル板の板面全体に亘ってレーザービームが照射できるように、レーザー照射部300はフレーム10に対して一方向に直線往復移送されるように設けられる。一方、加工対象であるアクリル板は、レーザー照射部300の移送方向と実質的に直角となる方向に移送され、これで、アクリル板の全面に亘ってパターンを形成することができるようになる。したがって、加工対象であるアクリル板を支持する移送定盤40は、フレーム10に対して直線往復移送されるように設けられる。
このように、フレーム10に対して固定設置されたレーザー発振部50から、フレーム10に対して直線往復移送されるレーザー照射部300に至るまで、レーザービームをスムーズに伝達するために、レーザー伝達部が備えられるが、レーザー伝達部は、複数の反射鏡110、120、130、140、150、160と経路調整ブロック200とを含む。
図1ないし図4に示した例において、反射鏡110、120、130、140、150、160は全6つ備えられるが、それらは第1反射鏡110ないし第6反射鏡160である。また、経路調整ブロック200は、レーザー照射部300とほぼ平行な線に沿って直線往復移送されるように設けられ、第2反射鏡120及び第3反射鏡130が経路調整ブロック200に設けられている。第6反射鏡160はレーザー照射部300に設けられており、残りの第1反射鏡110、第4反射鏡140、第5反射鏡150はフレーム10上に設けられている。
これらの反射鏡110、120、130、140、150、160の間の配置関係から、レーザー発振部50からレーザー照射部300に至るまでのレーザービームの全光経路を、図4に示した平面詳細図の図面方向を基準として詳しく見ると、まず、レーザー発振部50は、フレーム10の左上段に配置され、図面基準の下方に向かってレーザービームを出射し、第1反射鏡110は、レーザー発振部50の前方に位置し、レーザービームを直角に反射する。レーザービームが第1反射鏡110に入射する際の進行方向を0°とすると、第1反射鏡110は、レーザービームを−90°方向に転換して進行させるものである。ここでは、数値の前につく(−)符号は反時計回りへの方向転換を意味し、(+)符号は時計回りへの方向転換を意味する。
第1反射鏡110で−90°進行方向が変更されたレーザービームは、第2反射鏡120に到達し、第2反射鏡120はレーザービームの進行方向を+90°変更し、第3反射鏡130に向かって進行させる。第3反射鏡130は更にレーザービームの進行方向を+90°変更し、第4反射鏡140に向かって進行させ、第4反射鏡140はレーザービームの進路を−90°方向転換し、第5反射鏡150に向かって進行させ、第5反射鏡150もレーザービームの進路を−90°方向転換し、第6反射鏡160に向かって進行させ、第6反射鏡160はレーザービームの進路を鉛直下方に変更し、加工対象であるアクリル板に向かって進行させる。上述した第1反射鏡110から第5反射鏡150に至るまで、各反射鏡でレーザービームを1つの同一平面内で反射させるが、第6反射鏡160は、この平面と垂直な平面にレーザービームを進行させる。すなわち、図4において、第1反射鏡110ないし第5反射鏡150によるレーザービームの反射は全て、図面のような平面上で行われるが、第6反射鏡160での反射は、図面を上から下に突き抜けて進行する方向といえる。これは、第6反射鏡160での反射はレーザービームを最終的に加工対象に誘導するためのものである反面、第1反射鏡110ないし第5反射鏡150での反射はレーザービームの光経路距離を調整するためのものであるからである。
以上から、第1反射鏡110ないし第5反射鏡150による各反射の角度を足した値は、(−90°)+(+90°)+(+90°)+(−90°)+(−90°)=(−90°)であって、これはレーザー発振部50のレーザービームの出射方向を基準の0°とし、レーザー照射部300に入射するレーザービームは−90°方向、すなわち左側直角方向に進行していることを意味する。したがって、レーザー発振部50が他の位置に配置される場合には、角度の合計の値と反射鏡の数を変える。例えば、レーザー発振部50が図4の図面方向を基準として、レーザー照射部300の移送経路と平行で、その上方に位置した地点で、左側方向にレーザーを出射する場合、第1反射鏡110の上方に位置し、このレーザービームを−90°方向転換して第1反射鏡110に向かって進行させる追加の反射鏡が必要であり、各反射鏡での方向転換角度の合計は−180°(この値は結果的には+180°と同じ値であるが、方向転換の過程を考慮して、符号を付記する)になる。
このような構成において、レーザー照射部300が図4の図面方向を基準として、右側に移送されると、第5反射鏡150と第6反射鏡160との間の距離が離れることになるが、この際、経路調整ブロック200が図面を基準として、左側に移送されると、第1反射鏡110と第2反射鏡120との間の距離及び第3反射鏡130と第4反射鏡140との間の距離が縮まることになる。したがって、レーザー照射部300が任意の速度で移送する間、経路調整ブロック200をその逆方向に1/2の速度で移送させると、第1反射鏡110ないし第6反射鏡160を経る全光経路距離を一定に維持することができる。このことから、経路調整ブロック200が移送可能な全範囲は、レーザー照射部300が移送される全距離の最小1/2以上あれば十分であることが分かる。
経路調整ブロック200とレーザー照射部400の移送速度の間の関係を図5を参照して見ると、図5(a)の状態で、レーザー照射部300が右側に2lの距離だけ移送され、図5(b)のような位置に移動すると、その間、経路調整ブロック200は左側にlの距離だけ移送され、図5(b)のような位置に移動するようになる。すると、図5で点線で示したレーザービームが通過する全光経路距離は、図5(a)の状態か(b)の状態かにかかわらず一定の値で維持される。
以上のようなレーザー照射部300及び経路調整ブロック200の各移送速度の間の比率は、レーザービームの全光経路上に経路調整ブロック200が1つのみ配置された場合に成立するものである。本発明の作動原理を理解すると、レーザービームの光経路上に経路調整ブロックが2つ以上設置されることも可能であることが分かる。例えば、レーザービームの光経路上に経路調整ブロックが2つ配置された場合、各経路調整ブロックの移送速度は、レーザー照射部の移送速度の1/4になれば十分である。より一般化すると、複数の経路調整ブロックが光経路上に配置された場合、各経路調整ブロックの移送速度を合わせた値がレーザー照射部の移送速度の1/2であれば良い。
このように、本発明に係る導光板レーザー加工装置で光経路距離を一定に維持できるのは、レーザー照射部300が光経路を伸ばす方向に移送される際、光経路上に配置されている経路調整ブロック200を光経路を減らす方向に移送させ、逆に、レーザー照射部300が光経路を減らす方向に移送される際には、経路調整ブロック200を光経路が伸びる方向に移送させるためである。したがって、このような作動原理に従うと、図1ないし図4に示された第1実施例と異なる構造でも本発明の目的を達成することが可能になる。例えば、以下に説明するような第2実施例及び第3実施例もまた、これまで説明した第1実施例と作動原理が同一である。
図6及び図7は、それぞれ本発明に係る導光板レーザー加工装置の第2実施例及び第3実施例の平面図であって、図5に対して、反射鏡の数や配置、また経路調整ブロック200の配置が異なる例を示している。
図6に示された第2実施例では、反射鏡が合計4つ用いられている。また、経路調整ブロック200Aは、レーザー照射部300と同じ直線上で、互いに同一方向に直線往復移送される。すなわち、経路調整ブロック200Aは、レーザー照射部300の移送経路を延長した延長線上で移送されるものである。
第1反射鏡110Aは、レーザー発振部50から出射されたレーザービームを+90°方向転換し、第2反射鏡120Aに向かって進行させる。第2反射鏡120Aと第3反射鏡130Aは、それぞれ経路調整ブロック200Aに設けられており、それぞれレーザービームを−90°方向転換させ、第4反射鏡140Aは、レーザー照射部300に設けられており、第3反射鏡130Aからレーザービームが伝達されると、方向転換し、鉛直下方へアクリル板に向かって照射する。
このような例では、反射鏡の数を4つに減らすことができるが、経路調整ブロック200Aの移送のための空間が追加的に必要になるため、正面から見て、導光板レーザー加工装置の全幅が上述した第1実施例より最小1.5倍広くなる。本実施例でも各反射鏡での方向転換値の合計は−90°になり、これはやはりレーザー発振部50とレーザー照射部300の相対的な位置関係が上述した第1実施例と同一だからである。
第1実施例とは異なり、レーザー照射部300と経路調整ブロック200Aが同じ方向に移送されるが、レーザー照射部300が2lだけ移送される間、経路調整ブロック200Aがlだけ移送されることは第1実施例と同一である。
図7に示された第3実施例もまた反射鏡が合計4つ用いられており、経路調整ブロック200は、レーザー発振部50の前方で、図面方向を基準として、上下方向に往復移送される。
第1反射鏡110B及び第2反射鏡120Bは、経路調整ブロック200Bに設けられ、レーザー発振部50から出射されたレーザービームをそれぞれ−90°方向転換し、フレーム10に固定された第3反射鏡130Bに進行させる。第3反射鏡130Bは、レーザービームの進行方向を+90°転換し、レーザー照射部300に設けられた第4反射鏡140Bに向かって進行させる。第4反射鏡140Bは、第3反射鏡130Bから伝達されたレーザービームを+90°方向転換し、鉛直下方に位置したアクリル板に到達させる。
このような例でも反射鏡の数を4つに減らすことができるが、やはり経路調整ブロック200の移送のための空間が追加的に必要になるため、平面上から見て、導光板レーザー加工装置の縦長さが上述した第1実施例より長くなる。本実施例でも各反射鏡での方向転換値の合計は同様に−90°になり、これはやはりレーザー発振部50とレーザー照射部300の相対的な位置関係が上述した第1及び第2実施例と同一なためである。レーザー照射部300と経路調整ブロック200Bの移送速度の比も上述した実施例と同様である。
ひいては、一つ一つ例示はしていないが、経路調整ブロック200が、図4の図面方向を基準として、図面に垂直な方向に沿って移送されるようにする構成も可能である。
この他にも、以上の第1実施例ないし第3実施例において、第1反射鏡110、110A、110Bを取り除き、その位置にレーザー発振部50を直接設置する変形も可能である。また、上述した第1実施例に係る説明のように、レーザー発振器の位置により反射鏡を追加する変形も可能である。ただし、第3実施例では、第1反射鏡が経路調整ブロック上に位置しているため、第1反射鏡を取り除いてレーザー発振器をその位置に設置すると、レーザー発振器が移送されることになるが、レーザー発振器の重量による慣性力の増加、必要な駆動力の上昇、振動の増大などを考慮すると、反射鏡が移送される場合に比べてメリットは多くない。
いずれの実施例でも、レーザー照射部300及び経路調整ブロック200、200A、200Bの移送のための機構的構成として、ベルト駆動、ボールスクリュー駆動、ラック・アンド・ピニオン駆動又はリニアモータを用いた駆動を利用することができる。ベルト駆動の場合、レーザー照射部300及び経路調整ブロック200、200A、200Bがそれぞれベルトに固定されている状態で、ベルトに噛み合っているプーリーをモータによって回転させる方式で直線往復移送させることができる。ボールスクリュー駆動を利用する場合にも、ナットにレーザー照射部300及び経路調整ブロック200、200A、200Bをそれぞれ固定させ、モータによってねじ軸を回転させる方式で直線往復移送を実現することができる。ラック・アンド・ピニオン駆動の場合、ラックにレーザー照射部300及び経路調整ブロック200、200A、200Bをそれぞれ固定させ、モータによってラックに噛み合っているピニオンを回転させる方式で直線往復移送が可能になる。リニアモータによる駆動は、リニアモータの移動子にレーザー照射部300及び経路調整ブロック200、200A、200Bを固定させると良い。
各方式は、固有の長所や短所がある。例えば、ボールスクリュー駆動は、精密な移送制御が可能であるが、移送速度が遅く、往復移送の際にバックラッシュ(backlash)により振動や騒音が発生することがある。ラック・アンド・ピニオン駆動は、動いているラックを水平に支持しなければならないという難点があり、ピニオンとの間でまたバックラッシュが問題になる。ボールスクリュー駆動やラック・アンド・ピニオン駆動、またベルト駆動が回転型モータで簡単且つ安価に構成できることに比べ、リニアモータによる駆動はコストがよりかかるが、ベルト及びプーリー又はラック及びピニオン又はボールスクリューのような機構的構成を省略することができる。ただし、2台のリニアモータがレーザー照射部300と経路調整ブロック200、200A、200Bをそれぞれ移送させるように構成する場合、両者の移送速度の比を2:1で正確に制御するためには、精密な制御装置が必要である。
これらの方式に比べ、ベルト駆動は、簡単な構成でも正確な移送制御が可能である特徴があるところ、以下で更に図4を参照し、ベルト駆動方式について詳しく説明する。
フレーム10の上面には二対のレール、すなわち第1レール20及び第2レール30が互いに平行に配置されている。図4の図面方向を基準として、下方に位置する第1レール20にはレーザー照射部300が載せられ、レールの方向に沿ってスライド可能に設けられる。経路調整ブロック200は、上方の第2レール30に載せられ、同様にレールの方向に沿ってスライド可能に設けられる。これらの第1レール20及び第2レール30は、それぞれレーザー照射部300及び経路調整ブロック200が直線往復移送される間、揺れることなく安定的に移送されるように支持する役割をする。
第1レール20の両端には、第1プーリー410及び第2プーリー420が設けられており、これらの第1プーリー410及び第2プーリー420にベルト510がかけられている。以下で説明するが、このベルト510は駆動モータ400により直接に駆動されるので、駆動側ベルト510と言える。
同じ方式で、第2レール30の両端には、第3プーリー430及び第4プーリー440が設けられており、これらの第3プーリー430及び第4プーリー440には別のベルト520がかけられている。このベルト520は駆動側ベルト510から駆動力が伝達されるので、従動側ベルト520と言える。
第1プーリー410は、駆動モータ400によって回転されるので駆動プーリーであり、残りの第2プーリー420、第3プーリー430及び第4プーリー440は、直接に回転駆動力を受けることはないのでアイドルプーリーと言える。第1プーリー410が回転駆動されると、駆動側ベルト510によって第2プーリー420も共に回転することになる。この際、第3プーリー430は、第2プーリー420と機械的に連動されるように設けられているが、各プーリーの回転軸がギアなどによって噛み合うようにすることもできるものの、最もシンプルな形態は、第3プーリー430と第2プーリー420が回転軸を共有するものである。この場合、第3プーリー430と第2プーリー420は共に回転し、第3プーリー430は、従動側ベルト520に対して駆動プーリーとして機能することになる。これで、従動側ベルト520によって第4プーリー440まで回転する構成が完成する。
レーザー照射部300は駆動側ベルト510に固定され、経路調整ブロック200は従動側ベルト520に固定される。駆動側ベルト510と従動側ベルト520は回転方向が同一であるが、レーザー照射部300と経路調整ブロック200は互いに逆方向に移送されなければならないので、措置が必要である。このために、レーザー照射部300は駆動側ベルト510の上側に、経路調整ブロック200は従動側ベルト520の下側にそれぞれ固定されている。これは、駆動側ベルト510と従動側ベルト520がそれぞれ水平な回転軸上で回転するプーリーによって駆動されるからこそ可能な区別基準であるが、より一般的には、ベルトが駆動プーリーに巻き込まれていく部分を緊張側、ベルトが駆動プーリーから解放されてくる部分を弛緩側と呼ぶと、例えば、レーザー照射部300は駆動側ベルト510の緊張側に、経路調整ブロック200は従動側ベルト520の緊張側にそれぞれ固定されなければならならず、その逆も可能なことになる。ここで、従動側ベルト520の場合、第3プーリー430を駆動プーリーとして、緊張側及び弛緩側を区別可能であることは自明である。
一方、第2プーリー420と第3プーリー430が回転軸を共有する状態で、第2プーリー420の直径が第3プーリー430の直径の2倍になるようにすると、駆動側ベルト510の移送速度が従動側ベルト520の移送速度の2倍となる。これは、レーザー照射部300の移送距離はそのままレーザービームの全光経路距離に反映されるが、経路調整ブロック200の移送距離はその2倍が反映されるためである。すなわち、同一時間でレーザー照射部300が一方向に1m移送された場合、経路調整ブロック200が逆方向に0.5m移送されると、レーザービームが経由する全光経路距離を一定に維持することができる。一方、同じ原理により、経路調整ブロック200が移送され得る距離、すなわち、第3プーリー430と第4プーリー440との間の距離は、レーザー照射部300が移送され得る距離、すなわち、第1プーリー410と第2プーリー420との間の距離の1/2以上であれば十分である。
このように、駆動側ベルトと従動側ベルトとの間の駆動力の伝達のために、一対のプーリーに回転軸を共有させる構成は、第1実施例だけでなく、第2実施例でも同様に適用することができる。すなわち、図6に示された第2実施例において、レーザー照射部300が固定されたベルトと経路調整ブロック200Aが固定されたベルトとの間に1つの回転軸が配置されており、この回転軸に2つのプーリーが設けられ、それぞれレーザー照射部300側のベルトと経路調整ブロック200A側のベルトに噛み合わせるようにすることができる。この際、2つのプーリーの直径の比も第1実施例と同様に2:1であり、レーザー照射部300及び経路調整ブロック200Aが同じ方向に移送されるように、それぞれのベルトの緊張側に、又は逆に2つともそれぞれのベルトの弛緩側に固定されるようにすることも同様である。第3実施例の場合には、レーザー照射部300が固定されたベルトと経路調整ブロック200Bが設けられたベルトとの互いに隣接した一対のプーリーは互いの回転軸が直交するので、ベベルギアのような連動手段を別に備えなければならない。
以上のように、本発明に係る導光板レーザー加工装置は、ベルト駆動により光経路距離を一定に維持することができるので、リニアモータのような高価な装置や複雑な制御器具がなくても駆動側ベルト510に固定されたレーザー照射部300と従動側ベルト520に固定された経路調整ブロック200の移送速度の比を正確に2:1に維持し、光経路距離を一定に維持することが可能である。また、同一容量の駆動モータでもボールスクリューより非常に速い移送速度を確保することができる。
以上で、レーザー照射部300や経路調整ブロック200の正確な位置制御のために、駆動側ベルト510や従動側ベルト520は全部タイミングベルトであることが好ましく、この場合、各プーリーもまた外周面に歯が形成されたタイミングプーリーでなければならず、第2プーリー420の直径が第3プーリー430の直径の2倍ということは、第2プーリー420の歯数が第3プーリー430の歯数の2倍になることを意味する。
レーザービームの断面直径を調整したり、一点に集中させるために、必要に応じて、レーザービームが進行する光経路上に光学レンズを配置することができる。光学レンズは、レーザー出射部50から第1反射鏡110に進入する前、又はレーザー照射部300の第6反射鏡160(第2実施例及び第3実施例では第4反射鏡140A、140B)から加工対象に進入する前に配置することが好ましく、その数は必要に応じて調節することができる。また、光学レンズ60は、単一レンズであっても良いが、凸レンズと凹レンズの組合せからなるレンズ群でも良い。各実施例において、光学レンズ60は、図2に示されたように、第6反射鏡160以後で加工対象であるアクリル板に進入する前、すなわち、レーザー照射部300に設けられている。
上述で説明され、図面に示された本発明の一実施例は、本発明の技術的思想を限定するものとして解釈されてはならない。本発明の保護範囲は、請求の範囲に記載した事項によってのみ制限され、本発明の技術分野における通常の知識を有する者は、本発明の技術的思想を様々な形態で改良変更することが可能である。したがって、このような改良及び変更は、通常の知識を有する者に自明なものである限り、本発明の保護範囲に属する。

Claims (2)

  1. フレームと、
    レーザービームを生成し、前記フレームに固定設置されたレーザー発振部と、
    前記フレーム上で直線往復移送され、前記レーザー発振部からレーザービームが伝達されると照射し、加工対象である導光板に所定のパターンを形成するためのレーザー照射部と、
    前記レーザー照射部とレーザー発振部との間で、前記レーザービームの伝達経路を形成するレーザー伝達部と、
    前記フレーム上で前記レーザー照射部の移送方向と交差する方向に直線往復移送され、前記加工対象である導光板を支持する移送定盤とを含み、
    前記レーザー伝達部は、前記レーザービームを反射する複数の反射鏡と、前記レーザー照射部が光経路距離を伸ばす方向に移送される際、前記光経路距離を減らす方向に移送される経路調整ブロックとを含み、前記複数の反射鏡のうち少なくとも1つは、前記経路調整ブロックに設けられ、
    前記レーザー伝達部の経路調整ブロックは、前記レーザー照射部の移送方向と平行な直線上で前記レーザー照射部の移送方向と逆方向に移送され、
    前記レーザービームの進行方向を0°とし、前記レーザー伝達部の複数の反射鏡は、
    前記フレームに設けられ、前記レーザー発振部から出射された前記レーザービームを−90°方向に反射する第1反射鏡と、
    前記経路調整ブロックに設けられ、前記第1反射鏡からのレーザービームを+90°方向に反射する第2反射鏡と、
    前記経路調整ブロックに設けられ、前記第2反射鏡からのレーザービームを+90°方向に反射する第3反射鏡と、
    前記フレームに設けられ、前記第3反射鏡からのレーザービームを−90°方向に反射する第4反射鏡と、
    前記フレームに設けられ、前記第4反射鏡からのレーザービームを−90°方向に反射する第5反射鏡と、
    前記レーザー照射部に設けられ、前記第5反射鏡からのレーザービームを+90°方向に反射する第6反射鏡とを含み、
    前記第1反射鏡、第2反射鏡、第3反射鏡、第4反射鏡及び第5反射鏡は、同一の1つの平面内で前記レーザービームを反射し、前記第6反射鏡は、前記平面と垂直な平面に前記レーザービームを反射し、
    前記レーザー照射部及び経路調整ブロックは、それぞれ一対のプーリーの間にかけられたタイミングベルトに固定されていることにより移送され、
    前記レーザー照射部が固定された駆動側ベルトは、第1プーリーと第2プーリーとの間にかけられており、
    前記経路調整ブロックが固定された従動側ベルトは、第3プーリーと第4プーリーとの間にかけられており、
    前記第1プーリーは、駆動モータによって回転駆動され、
    前記第2プーリー及び第3プーリーは、一体回転し、前記第2プーリーの直径が前記第3プーリーの直径の2倍であり、
    前記第3プーリーと第4プーリーとの間の距離は、前記第1プーリーと第2プーリーとの間の距離の1/2以上であり、
    前記レーザー照射部と前記経路調整ブロックは、駆動側ベルトの緊張側及び従動側ベルトの緊張側にそれぞれ固定されるか、又は駆動側ベルトの弛緩側及び従動側ベルトの弛緩側にそれぞれ固定されたことを特徴とする導光板レーザー加工装置。
  2. フレームと、
    レーザービームを生成し、前記フレームに固定設置されたレーザー発振部と、
    前記フレーム上で直線往復移送され、前記レーザー発振部からレーザービームが伝達されると照射し、加工対象である導光板に所定のパターンを形成するためのレーザー照射部と、
    前記レーザー照射部とレーザー発振部との間で、前記レーザービームの伝達経路を形成するレーザー伝達部と、
    前記フレーム上で前記レーザー照射部の移送方向と交差する方向に直線往復移送され、前記加工対象である導光板を支持する移送定盤とを含み、
    前記レーザー伝達部は、前記レーザービームを反射する複数の反射鏡と、前記レーザー照射部が光経路距離を伸ばす方向に移送される際、前記光経路距離を減らす方向に移送される経路調整ブロックとを含み、前記複数の反射鏡のうち少なくとも1つは、前記経路調整ブロックに設けられ、
    前記レーザー伝達部の経路調整ブロックは、前記レーザー照射部の移送方向と同一直線上で前記レーザー照射部の移送方向と同一方向に移送され、
    前記レーザービームの進行方向を0°とし、前記レーザー伝達部の複数の反射鏡は、
    前記フレームに設けられ、前記レーザー発振部から出射されたレーザービームを+90°方向に反射する第1反射鏡と、
    前記経路調整ブロックに設けられ、前記第1反射鏡からのレーザービームを−90°方向に反射する第2反射鏡と、
    前記経路調整ブロックに設けられ、前記第2反射鏡からのレーザービームを−90°方向に反射する第3反射鏡と、
    前記レーザー照射部に設けられ、前記第3反射鏡からのレーザービームを+90°方向に反射する第4反射鏡とを含み、
    前記第1反射鏡、第2反射鏡及び第3反射鏡は、同一の1つの平面内で前記レーザービームを反射し、前記第4反射鏡は、前記平面と垂直な平面に前記レーザービームを反射し、
    前記レーザー照射部及び経路調整ブロックは、それぞれ一対のプーリーの間にかけられたタイミングベルトに固定されていることにより移送され、
    前記レーザー照射部が固定された駆動側ベルトは、第1プーリーと第2プーリーとの間にかけられており、
    前記経路調整ブロックが固定された従動側ベルトは、第3プーリーと第4プーリーとの間にかけられており、
    前記第1プーリーは、駆動モータによって回転駆動され、
    前記第2プーリー及び第3プーリーは、一体回転し、前記第2プーリーの直径が前記第3プーリーの直径の2倍であり、
    前記第3プーリーと第4プーリーとの間の距離は、前記第1プーリーと第2プーリーとの間の距離の1/2以上であり、
    前記レーザー照射部と前記経路調整ブロックは、駆動側ベルトの緊張側及び従動側ベルトの緊張側にそれぞれ固定されるか、又は駆動側ベルトの弛緩側及び従動側ベルトの弛緩側にそれぞれ固定されたことを特徴とする導光板レーザー加工装置。
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