JP5609305B2 - ダイアフラムシール付き伝送器 - Google Patents
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Description
更に詳述すれば、ダイアフラムの溶接位置を変えることで、ダイアフラム破損の可能性を低くし、信頼性の向上が図れるダイアフラムシール付き伝送器に関するものである。
図において、導圧管2は、ダイアフラムシールユニット3に一端が接続され、他端が差圧伝送器本体1に接続され封入液101が封入されている。
ダイアフラムシールユニット3は、取付けフランジ31と、ダイアフラムシールボディ32と、ダイアフラムシールボディ32の一面に設けられ、ダイアフラムシールボディ32と受圧室34を構成するダイアフラムシール33とにより構成されている。
溶接部4は、ダイアフラムシール33をダイアフラムシールボディ32に溶接する。
受圧室34は、導圧管2と連通され、封入液101が満たされている。
なお、差圧測定装置本体1は、本体カプセル11と変換器部12とよりなる。
そして、測定流体Aが満たされた測定側取付けフランジBに、リング状のガスケットCを介して取り付けられる。
ダイアフラムシール33の変位の支点が溶接部分4に近く、溶接の熱影響部分にかかる場合がありダイアフラムシール33の破損の可能性が高まってしまう。
ダイアフラムシール33を測定側取り付けフランジBに取り付ける際、間に挟むガスケットCの位置がずれて、測定流体Aが溶接部4に直接触れてしまいダイアフラムシール33の破損の可能性が高まる。
側平面が測定側取付フランジにリング状のガスケットを介して取付けられるダイアフラムシールボディと、このダイアフラムシールボディの前記側平面に周縁部がリング状に溶接固定されるダイアフラムシールとを具備するダイアフラムシール付き伝送器において、 前記ガスケット内径の最大公差直径寸法より大なる直径寸法を有し前記ダイアフラムシールボディの側平面にこの側平面に直交する方向から前記ダイアフラムシールの外周部より中心部に近かずく内周部において前記中心部に同心状にリング状に溶接して前記ダイアフラムシールボディにダイアフラムシールを固定する溶接部と、前記ダイアフラムシールボディに設けられ前記溶接部の両側に前記溶接部と同心状にリング状に設けられた溶接変形吸収溝と、を具備したことを特徴とする。
前記ダイアフラムシールが前記ダイアフラムシールボディに固定される内周縁部に対向する前記ダイアフラムシールボディに設けられリング状をなす突起部を具備したことを特徴とする。
前記溶接変形吸収溝に対向する前記ダイアフラムシールの部分に設けられた波形部を具備したことを特徴とする。
測定流体が溶接部、溶接熱影響部に直接触れないようにすることにより信頼性が向上されたダイアフラムシール付き伝送器が得られる。
ガスケットの組み付け誤差を見込んで、測定流体が溶接部、溶接熱影響部に直接触れないようにすることにより、信頼性が向上されたダイアフラムシール付き伝送器が得られる。
ダイアフラムシールがダイアフラムシールボディに固定される内周縁部に対向する、ダイアフラムシールボディに設けられ、リング状をなす突起部が設けられたので、ダイアフラムシールの変位の支点が確定され、ダイアフラムシールの測定圧力に対する変位が安定し、測定精度が向上できるダイアフラムシール付き伝送器が得られる。
溶接変形吸収溝に対向する、ダイアフラムシールの部分に波形部が設けられたので、波形部分で溶接によるダイアフラムシールの歪、変形を吸収し、ダイアフラムシール部分の形状を安定させることができるので、測定精度と信頼性が向上されたダイアフラムシール付き伝送器が得られる。
図1は本発明の一実施例の要部構成説明図、図2は図1の組立説明図、図3は図1の要部組立図、図4は図1の動作説明図である。
図において、図7,図8と同一記号の構成は同一機能を表す。
以下、図7,図8との相違部分のみ説明する。
第1の溶接変形吸収溝24は、ダイアフラムシールボディ22に設けられ、溶接部21の少なくとも片側に、溶接部21と同心状にリング状に設けられている。
測定流体Aが溶接部、溶接熱影響部分に直接触れないようにすることにより信頼性が向上されたダイアフラムシール付き伝送器が得られる。
ガスケットCの組み付け誤差Dを見込んで、測定流体Aが溶接部、溶接熱影響部分に直接触れないようにすることにより、信頼性が向上されたダイアフラムシール付き伝送器が得られる。
図5において、突起部41は、ダイアフラムシール23が、ダイアフラムシールボディ22に固定される内周縁部231に対向するダイアフラムシールボディ22に設けられリング状をなす。
ダイアフラムシール23の変位の支点を作ることによりダイアフラムシール23の圧力に対する変位が安定し測定精度の向上が期待できる。
ダイアフラムシール23がダイアフラムシールボディ22に固定される内周縁部231に対向する、ダイアフラムシールボディ22に設けられ、リング状をなす突起部41が設けられたので、ダイアフラムシール23の変位の支点が確定され、ダイアフラムシール23の測定圧力に対する変位が安定し、測定精度が向上できるダイアフラムシール付き伝送器が得られる。
図6において、波形部51は、溶接変形吸収溝24,25に対向する、ダイアフラムシール23の部分に設けられている。
波形部分51で、溶接によるダイアフラムシール23の歪、変形を吸収し、シール部分の形状を安定させることにより信頼性の向上が期待できる。
溶接変形吸収溝24,25に対向する、ダイアフラムシール23の部分に、波形部51が設けられたので、波形部分51で溶接によるダイアフラムシール23の歪、変形を吸収し、ダイアフラムシール23の部分の形状を安定させることができるので、測定精度と信頼性が向上されたダイアフラムシール付き伝送器が得られる。
したがって本発明は、上記実施例に限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形をも含むものである。
11 本体カプセル
12 変換器部
A 測定流体
B 測定側取付けフランジ
C ガスケット
D ガスケットCの組み付け誤差
2 キヤピラリーチユーブ
3 ダイアフラムシールユニット
31 取付けフランジ
32 ダイアフラムシールボディ
33 ダイアフラムシール
34 受圧室
101 封入液
4 溶接部
5 溝
21 溶接部
22 ダイアフラムシールボディ
23 ダイアフラムシール
231 内周縁部
24 第1の溶接変形吸収溝
25 第2の溶接変形吸収溝
41 突起部
51 波形部
Claims (3)
- 側平面が測定側取付フランジにリング状のガスケットを介して取付けられるダイアフラムシールボディと、このダイアフラムシールボディの前記側平面に周縁部がリング状に溶接固定されるダイアフラムシールとを具備するダイアフラムシール付き伝送器において、
前記ガスケット内径の最大公差直径寸法より大なる直径寸法を有し前記ダイアフラムシールボディの側平面にこの側平面に直交する方向から前記ダイアフラムシールの外周部より中心部に近かずく内周部において前記中心部に同心状にリング状に溶接して前記ダイアフラムシールボディにダイアフラムシールを固定する溶接部と、
前記ダイアフラムシールボディに設けられ前記溶接部の両側に前記溶接部と同心状にリング状に設けられた溶接変形吸収溝と、
を具備したことを特徴とするダイアフラムシール付き伝送器。 - 前記ダイアフラムシールが前記ダイアフラムシールボディに固定されている内周縁部に対向する前記ダイアフラムシールボディに設けられリング状をなす突起部
を具備したことを特徴とする請求項1に記載のダイアフラムシール付き伝送器。 - 前記溶接変形吸収溝に対向する前記ダイアフラムシールの部分に設けられた波形部
を具備したことを特徴とする請求項1に記載のダイアフラムシール付き伝送器。
Priority Applications (1)
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JP2010140459A JP5609305B2 (ja) | 2010-06-21 | 2010-06-21 | ダイアフラムシール付き伝送器 |
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JP2012002776A JP2012002776A (ja) | 2012-01-05 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016532080A (ja) * | 2013-09-27 | 2016-10-13 | ローズマウント インコーポレイテッド | 産業プロセスにおいて用いられる圧力トランスミッタ用シール |
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