JP5608397B2 - タイヤ加硫装置及びタイヤ - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施形態に係るタイヤ加硫装置を説明する構成図である。タイヤ加硫装置1は、基台支持部11、下基台12、上基台13、及び支持ロッド14を有する。基台支持部11は、基礎B上に設置される。下基台12は、方形状を有しており、基台支持部11によって支持される。下基台12は、基礎Bに対して水平に配置される。
次いで、タイヤ加硫装置1の動作を説明する。図2,図3は、セクターモールド30を示す斜視図である。セクターモールド30は、タイヤTRのトレッド部の型付けを行うためのモールドであり、タイヤ周方向に沿って、複数個(例えば、9個)に分割される。セクターモールド30は、タイヤ加硫装置1の下基台12上に、移動部32を介して円弧状に配置される。
次に、セクターモールドの構成を説明する。図4は、セクターモールド30の内周面の一部を示す斜視図である。
次いで、本実施形態に係るブレード332の形状について図5〜図6を用いて説明する。図5は、本発明の実施形態に係るブレードを概略的に示す平面図である。図6は、本発明の実施形態に係るブレードの端部の傾斜角を説明する図である。なお、前述した図4におけるブレード332の形状を説明するが、他のブレード331,333の形状も同様である。
次いで、上述したタイヤ加硫装置1により製造される空気入りタイヤ500のトレッドパターンについて、図7〜図8を参照しながら説明する。図7は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ500のトレッドパターンを示す展開図である。図8は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ500の一部断面図(図7のA−A断面図)である。
次いで、本実施形態の変更例を図9を用いて説明する。図9は、本発明の変更例に係るブレードを概略的に示す平面図である。
次いで、本発明の効果を検証するため、実施例と従来例および比較例とを比較評価した。なお、比較評価に用いたタイヤは、タイヤサイズが195/80R15 および 107/105Lである。
本実施形態では、セクターモールド30の分割数をnとした場合に、ブレード331〜333の周方向端縁342,343における径内側の端部に配置された傾斜部344,345は、周方向端縁342,343に対してθ≧180°/n傾斜する。
なお、前述した実施の形態の開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
30…セクターモールド
331〜333…ブレード
344,345…傾斜部
500…空気入りタイヤ
530…サイプ
530A…踏面側部分
530B…面取り部分
Claims (5)
- 弧状の形状を有し、未加硫の生タイヤのトレッド部にトレッドパターンを形成する複数のセクターモールドと、
前記セクターモールドのそれぞれを、複数の前記セクターモールドによって形成される円環の中心と、前記セクターモールドの内周面における周方向中央とを通るラジアル線に沿って前記セクターモールドを拡縮させる拡縮機構と、を備えるタイヤ加硫装置であって、
前記円環の中心側に配置される前記セクターモールドの内周面に、前記円環の中心側に向かって突出するとともに前記セクターモールドの周方向に沿って延び、前記生タイヤのトレッド部にタイヤ周方向に延びる周方向サイプを形成するブレードを設け、
当該ブレードは、前記円環の中心側に向かって直線状に突出形成された周方向端縁と、当該周方向端縁から延設され、前記セクターモールドの周方向に沿った分割数をnとした場合に、前記周方向端縁に対して傾斜角θ≧180°/nだけブレードの中央側に傾斜するように面取りされた直線状の傾斜部とを有するタイヤ加硫装置。 - 前記ブレードは、前記複数のセクターモールドのうち所定のセクターモールドに対して、前記セクターモールドの周方向に沿って複数配設され、
前記複数のブレードにおける前記傾斜角θは、前記ラジアル線から前記所定のセクターモールドの周方向に沿って離れる方向に向かうにつれて大きく設定される請求項1に記載のタイヤ加硫装置。 - タイヤ周方向に沿って延びる主溝によって形成された陸部を備えるタイヤであって、
前記陸部には、前記陸部内で少なくとも一端が終端し、かつ前記主溝よりも細いサイプがタイヤ周方向に形成され、
前記サイプは、
トレッド踏面から所定の位置までの範囲内に位置する踏面側部分と、前記所定の位置から前記サイプの底部までの範囲内に位置する面取り部分とを含み、
前記面取り部分の端縁は、直線状に形成され、かつ前記サイプの延在方向に沿った長さが前記所定の位置から前記底部に向かうに連れて短くなるようにタイヤ径方向に対して直線状に傾斜しているタイヤ。 - 前記タイヤを製造するタイヤ加硫装置におけるセクターモールドの周方向に沿った分割数をnとした場合に、前記面取り部分の端縁がタイヤ径方向に対してなす傾斜角は、180°/n以上に設定される請求項3に記載のタイヤ。
- 前記サイプは、タイヤ周方向に沿って所定間隔置きに複数形成され、
前記傾斜角は、タイヤ周方向に隣接する他の前記面取り部分の端縁がタイヤ径方向に対してなす傾斜角と異なる請求項4に記載のタイヤ。
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JPH0957755A (ja) * | 1995-08-25 | 1997-03-04 | Bridgestone Corp | タイヤ加硫用金型 |
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