JP5608397B2 - タイヤ加硫装置及びタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、セクターモールドなどの割りモールドを有するタイヤ加硫装置、及び、当該タイヤ加硫装置によって製造されるタイヤに関する。
従来から、空気入りタイヤの製造工程には、生タイヤ(いわゆる、グリーンタイヤ)を加硫する加硫工程がある。この加硫工程においては、生タイヤのトレッド部を形成する円環状の複数のセクターモールドと、生タイヤのサイド部を形成するサイドモールドとを備えるタイヤ加硫装置が用いられる。このようなセクターモールドには、トレッド部にサイプを形成するためのブレードが設けられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−331270号公報
しかしながら、加硫後に前セクターモールドを径方向外側に移動させてブレードをタイヤのトレッド部から引き抜く場合に、ブレードがトレッド部に引っ掛かり、スムーズに引き抜くことが困難であった。この引っ掛かりによって、タイヤのトレッド部に設けられたサイプや該サイプが形成された陸部ブロックに損傷を与えるおそれがあった。
そこで、本発明の目的は、加硫後のタイヤからセクターモールドのブレードをスムーズに引き抜くことにより、サイプや陸部ブロックへの損傷を抑制することができるタイヤ加硫装置、及び、当該タイヤ加硫装置によって製造されるタイヤを提供することにある。
前述した課題を解決するため、本発明は次のような特徴を有している。本発明の第1の特徴は、弧状の形状を有し、未加硫の生タイヤ(タイヤTR)のトレッド部にトレッドパターンを形成する複数のセクターモールド(セクターモールド30)と、前記セクターモールドのそれぞれを、複数の前記セクターモールドによって形成される円環の中心(中心CL)と、前記セクターモールドの内周面における周方向中央(中点M)とを通るラジアル線(ラジアル線L)に沿って前記セクターモールドを拡縮させる拡縮機構(移動部32)と、を備えるタイヤ加硫装置(タイヤ加硫装置1)であって、前記円環の中心側に配置される前記セクターモールドの内周面に、前記円環の中心側に向かって突出するとともに前記セクターモールドの周方向に沿って延び、前記生タイヤのトレッド部にタイヤ周方向に延びる周方向サイプを形成するブレード(ブレード331〜333)を設け、前記セクターモールドの周方向に沿った分割数をnとした場合に、前記ブレードの周方向端縁(周方向端縁342,343)における前記円環の中心側の端部(傾斜部344,345)は、前記周方向端縁に対してθ≧180°/n傾斜することを要旨とする。
通常、加硫後にセクターモールドを拡大させてブレードをタイヤのトレッド部から引き抜く場合に、ブレード(特に、ラジアル線Lから離れたブレード)がトレッド部に引っ掛かりやすく、スムーズに引き抜くことが困難である。特に、タイヤ周方向に延びるサイプを形成するブレードをスムーズに引き抜くことは困難である。
本発明では、ブレードの周方向端縁における径内側の端部に配置された傾斜部を前記周方向端縁に対してθ≧180°/nだけ傾斜させている。従って、セクターモールドを開く際に、特に引っ掛かりやすい径方向内側の端部をθだけタイヤ周方向内側に傾斜させているため、ブレードをスムーズに引き抜くことができる。これにより、セクターモールドを開く際に、タイヤのトレッド部に設けられたサイプや該サイプが形成された陸部ブロックに、アンダーカット等の損傷を与えることがなく、製造不良を好適に防止することができる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記ブレード(ブレード331〜333)は、前記複数のセクターモールド(セクターモールド30)のうち所定のセクターモールドに対して、前記所定のセクターモールドの周方向に沿って複数配設され、複数の前記ブレードの前記円環の中心(CL)側の端部(傾斜部344,345)の傾斜角θは、前記ラジアル線から周方向に沿って離れる方向に向かうにつれて徐々に大きく設定されることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、タイヤ周方向に沿って延びる主溝(主溝501〜503)によって形成された陸部(陸部511〜514)を備えるタイヤ(空気入りタイヤ500)であって、前記陸部には、前記陸部内で少なくとも一端が終端し、かつ前記主溝よりも細いサイプ(サイプ530)が形成され、前記サイプは、トレッド踏面から所定の位置までの範囲内に位置すある踏面側部分(踏面側部分530A)と、前記所定の位置から前記サイプの底部までの範囲内に位置し、前記サイプの延在方向に沿った長さが前記所定の位置から前記底部に向かうに連れて短くなる面取り部分(面取り部分530B)とを含むことを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第3の特徴に係り、前記面取り部分は、直線状に形成され、前記タイヤを製造するタイヤ加硫装置におけるセクターモールドの周方向に沿った分割数をnとした場合に、前記面取り部分のタイヤ径方向に対する傾斜角(θ530)は、180°/n以上に設定されることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第4の特徴に係り、前記サイプは、タイヤ周方向に沿って所定間隔置きに複数形成され、前記傾斜角は、タイヤ周方向に隣接する他の前記面取り部分の傾斜角と異なることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、加硫後のタイヤからセクターモールドのブレードをスムーズに引き抜くことにより、サイプや陸部ブロックへの損傷を抑制することができるタイヤ加硫装置、及び、当該タイヤ加硫装置によって製造されるタイヤを提供することができる。
本発明の実施形態に係るタイヤ加硫装置を説明する構成図である。 本発明の実施形態に係るタイヤ加硫装置のセクターモールドが開いた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るタイヤ加硫装置のセクターモールドが閉じた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るタイヤ加硫装置のセクターモールドの内周面を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るブレードを概略的に示す平面図である。 本発明の実施形態に係るブレードの端部の傾斜角を説明する図である。 本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ500のトレッドパターンを示す展開図である。 本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ500の一部断面図(図7のA−A断面図)である。 本発明の変更例に係るブレードを概略的に示す平面図である。 比較評価における実施例に係る空気入りタイヤのサイプを形成するためのブレードの正面図である。
以下、本発明の実施形態に係るタイヤ加硫装置の詳細を図面に基づいて説明する。具体的には、(1)タイヤ加硫装置の全体構成、(2)タイヤ加硫装置の動作、(3)セクターモールドの構成、(4)ブレードの形状、(5)タイヤ加硫装置により製造される空気入りタイヤ、(6)変更例、(7)比較評価、(8)作用効果、(9)その他の実施形態について説明する。図面は模式的なものであり、各材料層の厚みやその比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
(1)タイヤ加硫装置の全体構成
図1は、本発明の実施形態に係るタイヤ加硫装置を説明する構成図である。タイヤ加硫装置1は、基台支持部11、下基台12、上基台13、及び支持ロッド14を有する。基台支持部11は、基礎B上に設置される。下基台12は、方形状を有しており、基台支持部11によって支持される。下基台12は、基礎Bに対して水平に配置される。
支持ロッド14は、所定の長さを有する。支持ロッド14は、上下方向に沿って配置される。タイヤ加硫装置1は、4本の支持ロッド14を有する。4本の支持ロッド14は、下基台12の四隅にそれぞれ配置される。
支持ロッド14の下基台12との連結部分の逆の端部には、上基台13が取り付けられる。4本の支持ロッド14は、上基台13を支持している。
上基台13は、下基台12と略同一形状を有する。上基台13は、下基台12と所定の間隔を隔てている。上基台13には、後述するピストンロッド41、ガイドロッド43が挿通される開口部13a,13bが形成される。上基台13は、基礎Bに対して水平に配置される。
下基台12の中央部には、開口部12aが設けられている。開口部12aには、ブラダー装置20が設置される。ブラダー装置20は、上下方向に昇降可能に設置される。
ブラダー装置20は、ブラダー21と、ピストンロッド22と、制御シリンダー23と、給排管24とを有する。
ブラダー21は、可撓性材料(例えば、ブチルゴム)により形成される。ブラダー21の上側の端部21aは、上部クランプ25に固定される。ブラダー21の下側の端部21bは、下部クランプ26に固定される。ブラダー21の外側には、タイヤTRが載置される。ブラダー21には、加熱及び加圧された流体Rが送り込まれる。ブラダー21は、送り込まれた流体RによってタイヤTRの内側で膨張し、ドーナツ状になる。
ピストンロッド22の中心軸は、上下方向、すなわち、基礎Bに対して垂直方向に沿って配置される。ピストンロッド22の下端部には、制御シリンダー23が連結される。ピストンロッド22及び制御シリンダー23は、下基台12の略中心に沿って配置されている。
制御シリンダー23は、ピストンロッド22の下方に設けられる。制御シリンダー23は、ピストンロッド22の動きを制御する。すなわち、制御シリンダー23は、ピストンロッド22を上下方向(矢印V)に沿って移動させる。
給排管24は、下部クランプ26に連結されている。給排管24は、ブラダー21内部に、所定の温度、所定の圧力に設定された流体Rを導入する。または、導入された流体Rを排出する。流体Rは、加熱・加圧された蒸気、窒素ガス等である。給排管24は、図示しない導入装置に接続されている。
タイヤ加硫装置1は、セクターモールド30及び下側サイドモールド31を有する。セクターモールド30及び下側サイドモールド31は、下基台12のブラダー装置20の周囲に配置される。
セクターモールド30は、弧状の形状を有し、タイヤTRのトレッド部にトレッドパターンを形成するモールドである。
下側サイドモールド31は、タイヤTRのサイドウォール部を型付けする。下側サイドモールド31は、タイヤTRの一方のサイドウォール部を成形するためのモールドである。セクターモールド30及び下側サイドモールド31には、ヒータ等の加熱部(不図示)が設けられる。
タイヤ加硫装置1は、セクターモールド30を移動させる移動部32を有する。移動部32は、所定の可動レンジを有する。移動部32は、セクターモールド30をタイヤ加硫装置1に載置されるタイヤTRのタイヤ径方向に沿って移動させる(矢印H)。図1では、セクターモールド30は、可動レンジのタイヤ径方向の外側限に位置している。すなわち、移動部32は、拡縮機構を構成する。
タイヤ加硫装置1は、プレート40を有する。プレート40は、下基台12と上基台13との間に配置される。プレート40の四隅には、支持ロッド14が挿通される。
タイヤ加硫装置1は、プレート40を昇降させるための機構として、ピストンロッド41、制御シリンダ42、ガイドロッド43とを有する。ピストンロッド41は、上基台13の略中央部に設けられた開口部13aに挿通される。また、ガイドロッド43は、上基台13の所定位置に設けられた開口部13bに挿通される。
ピストンロッド41は、プレート40の略中央部に連結される。ガイドロッド43は、プレート40の所定位置に連結される。ピストンロッド41は、制御シリンダー42によって、基礎Bに対して上下方向(矢印V)に移動可能とされる。従って、プレート40は、支持ロッド14に沿って移動される。図1では、プレート40は、垂直方向の上限に位置している。
プレート40の下面には、アウターリング34が配置される。アウターリング34は、円環状を有する。リング内径は、複数のセクターモールド30を組み合わせた際のセクターモールド30の外郭と略同径である。また、アウターリング34のリング中心は、ブラダー装置20の中心軸と同軸である。アウターリング34は、セクターモールド30の拡縮範囲を規制する。
タイヤ加硫装置1は、サイドプレート44を有する。サイドプレート44は、支持ロッド45を介してプレート40に取り付けられる。サイドプレート44には、上側サイドモールド33が設けられる。上側サイドモールド33は、タイヤTRのサイドウォールを型付けする。
上側サイドモールド33は、未加硫の生タイヤTRのタイヤ径方向に沿ったタイヤ側面部を形成するモールドである。上側サイドモールド33は、加熱部を有する(不図示)。
本実施形態において、基台支持部11、下基台12、上基台13、支持ロッド14、プレート40、ピストンロッド41は、コンテナ部を構成する。すなわち、プレート40に配置されるアウターリング34、下基台12に移動可能に設置されるセクターモールド30は、コンテナ部に含まれる。
(2)タイヤ加硫装置の動作
次いで、タイヤ加硫装置1の動作を説明する。図2,図3は、セクターモールド30を示す斜視図である。セクターモールド30は、タイヤTRのトレッド部の型付けを行うためのモールドであり、タイヤ周方向に沿って、複数個(例えば、9個)に分割される。セクターモールド30は、タイヤ加硫装置1の下基台12上に、移動部32を介して円弧状に配置される。
図2は、未加硫のタイヤTRを装置内部に載置するとき、又は加硫後のタイヤTRを装置内部から取り出すときの各セクターモールド30の配置状態を示す図である。図3は、加硫時における各セクターモールド30の配置状態を示す図である。図2に示す矢印Vの方向は、図1の矢印Vの方向と同じである。
図2,3に示すように、セクターモールド30の内周面における周方向Dの中点Mと、複数のセクターモールド30によって形成される円環の中心線CLとを通るラジアル線Lに沿って拡縮する。すなわち、セクターモールド30は、H方向に沿って拡縮する。
未加硫のタイヤである生タイヤTRは、タイヤ加硫装置1のブラダー装置20の周りに載置される。未加硫のタイヤTRのカーカス部(不図示)は、上部クランプ25,下部クランプ26に固定される。
タイヤ加硫装置1は、制御シリンダー42によってピストンロッド41を押し下げる。これにより、プレート40が下降する。すなわち、プレート40の下側面に取り付けられたアウターリング34が下基台12に向けて下降する。また、プレート40の下降と共にサイドプレート44に設けられた上側サイドモールド33が下降する。
セクターモールド30は、アウターリング34の下降動作に同期して、タイヤ径方向の外側から中心に向かって移動する。アウターリング34は、セクターモールド30に当接し、更に可動下限まで下降する。
(3)セクターモールドの構成
次に、セクターモールドの構成を説明する。図4は、セクターモールド30の内周面の一部を示す斜視図である。
図4に示すように、セクターモールド30のトレッドパターン形成面30aには、トレッド部のブロックを形成するブロック形成部301,302,303と、ショルダー部分を形成するショルダー形成部304,305とが形成される。ブロック形成部301,302,303、及びショルダー形成部304,305は、トレッドパターン形成面30aよりも凹んでいる。
ブロック形成部301,302,303は、それぞれ底部301a,302a,303aを有する。ショルダー形成部304,305は、それぞれ底部304a,305aを有する。底部301a乃至305aは、タイヤTRのトレッド部にトレッド踏面を形成する。
タイヤ幅方向に隣接するブロック形成部301とブロック形成部302との間には、壁部311が形成される。また、ブロック形成部301とブロック形成部303との間には、壁部312が形成される。タイヤ幅方向に隣接するブロック形成部302とショルダー形成部304との間には、壁部313が形成される。また、ブロック形成部303とショルダー形成部305との間には、壁部314が形成される。
壁部311乃至314は、トレッド部にタイヤ周方向に延びる主溝を形成する。壁部311乃至314の高さが主溝の深さを決定する。
タイヤ周方向に隣接するブロック形成部301の間には、壁部321が形成される。タイヤ周方向に隣接するブロック形成部302の間には、壁部322が形成される。タイヤ周方向に隣接するブロック形成部303の間には、壁部323が形成される。タイヤ周方向に隣接するショルダー形成部304の間には、壁部324が形成される。タイヤ周方向に隣接するショルダー形成部305の間には、壁部325が形成される。
壁部321乃至325は、トレッド部にタイヤ幅方向に延びる横溝を形成する。壁部321乃至325の高さが横溝の深さを決定する。
セクターモールド30は、タイヤTRのトレッド部にサイプを形成するブレード331乃至335を有する。ここで、サイプとは、溝幅が0.4〜0.7mm程度の溝である。
ブレード331乃至335の各々は、ブロック形成部301乃至303の底部301a乃至303aに植設される。ブロック形成部301〜303の底部301a〜303aからブレード331〜333の内周側の端部までの高さがタイヤ側のサイプの深さになる。
(4)ブレードの形状
次いで、本実施形態に係るブレード332の形状について図5〜図6を用いて説明する。図5は、本発明の実施形態に係るブレードを概略的に示す平面図である。図6は、本発明の実施形態に係るブレードの端部の傾斜角を説明する図である。なお、前述した図4におけるブレード332の形状を説明するが、他のブレード331,333の形状も同様である。
図5及び図6に示すように、ブレード332の周囲は、セクターモールド30の外周側に配置された円弧状の外周端縁340と、内周側に配置された内周端縁341と、これらの外周端縁340および内周端縁341の周方向両側に配置された周方向端縁342,343および傾斜部344,345と、から画成されている。この傾斜部344,345は、ブレード332の周方向両側における径方向内側(円環の中心CL側)の端部において、周方向端縁342,343に対して直線状でかつ傾斜した状態で配置されている。
図6に示すように、セクターモールド30の内周面における周方向Dの中点Mと、複数のセクターモールド30によって形成される円環の中心線CLとを通るラジアル線Lに沿った方向H0〜H2に沿って、前記セクターモールド30は拡縮するように構成されている。なお、H0はブレード332の周方向中央における拡縮方向であり、H1,H2はブレード332の周方向端部における拡縮方向であり、これらH0〜H2は全て平行である。また、前記周方向端縁342,343は、CLを中心とする円の半径方向に沿って延びており、傾斜部344,345は、周方向端縁342,343に対して周方向内側にθだけ傾斜して面取りされている。この傾斜角θは、セクターモールド30の分割数をnとした場合に、180°/n以上に設定されている。
次に、このθ≧180°/nについて図6を用いて説明する。図6において、説明を判り易くするために、セクターモールド30の周方向の全領域に亘ってブレード332が延設されているとする。また、セクターモールド30の周方向Dに沿った分割数はnとする。
CLを中心とする円の円周角をαとし、中点Mを通る線Lによって円周角αを2分割するとα/2である。α=360°/nであるため、α/2=180°/nである。つまり、n分割されたモールド中のセクターモールド30は、(360/n)°の角度を有し、セクターモールド30に垂直に延設されたブレード332は、最大(180/n)°の角度で移動する。従って、θを、このα/2=180°/n以上に設定すれば、セクターモールド30をH0〜H2の方向に開く際に、ブレード332をタイヤのサイプからスムーズに引き抜くことができる。
(5)タイヤ加硫装置により製造される空気入りタイヤ
次いで、上述したタイヤ加硫装置1により製造される空気入りタイヤ500のトレッドパターンについて、図7〜図8を参照しながら説明する。図7は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ500のトレッドパターンを示す展開図である。図8は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ500の一部断面図(図7のA−A断面図)である。
図7及び図8に示すように、空気入りタイヤ500では、タイヤ周方向TDに沿って延びる主溝501〜503によって、タイヤ周方向TDに沿って延びるリブ状の陸部511〜514が形成されている。
陸部511,514には、トレッド幅方向TWに延びる横溝520が形成されている。陸部512,513には、主溝501〜503よりも細いサイプ530と、トレッド幅方向TWに沿って凹む切欠部540とが形成される。
サイプ530は、タイヤ周方向TDに沿って所定間隔置きに複数形成される。サイプ530の一端は、陸部512,513内で終端し、サイプ530の他端は、切欠部540に開口する。サイプ530は、踏面側部分530Aと、面取り部分530Bとを含む。
踏面側部分530Aは、トレッド踏面531から所定の位置Pまでの範囲内に位置する。なお、所定の位置Pは、図面ではサイプ530の深さのほぼ半分の位置であるが、任意に設定できる。踏面側部分530Aでは、サイプ530の延在方向(すなわち、タイヤ周方向TD)に沿った長さL530Aが一定である。
面取り部分530Bは、所定の位置Pからサイプ530の底部532までの範囲内に位置する。面取り部分530Bでは、サイプ530の延在方向に沿った長さL530Bが所定の位置Pから底部に向かうに連れて徐々に短くなる。
面取り部分530Bの端縁は、直線状に形成されている。また、上述したセクターモールド30の周方向に沿った分割数をnとした場合に、面取り部分530Bの端縁のタイヤ径方向TRに対する傾斜角θ530は、180°/n以上に設定される。
なお、空気入りタイヤ500は、空気ではなく、窒素ガスなどの不活性ガスが充填されてもよい。また、空気入りタイヤ500は、空気や窒素ガスなどが充填されないソリッドタイヤでもあってもよい。
(6)変更例
次いで、本実施形態の変更例を図9を用いて説明する。図9は、本発明の変更例に係るブレードを概略的に示す平面図である。
上述した実施形態では、1つのセクターモールド30に対して1つのブレードが設けられる。また、1つのブレード332には、2つの傾斜部344,345が設けられる。これに対して、変更例では、1つのセクターモールド400に対して複数のブレードが設けられる。また、1つのブレードには、1つの傾斜部が設けられる。
具体的には、図9に示すように、ブレードは、複数のセクターモールドのうちの一つのセクターモールド400に対して、一つのセクターモールド400の周方向に沿って複数配設される。なお、変更例では、一つのセクターモールド400に対して5個のブレード401〜405が配設される。
これらのブレード401〜405の径内側の端部411〜415の傾斜角θ1〜θ5は、前記周方向に隣接する他の傾斜角θ1〜θ5と異なる。本実施形態では、ブレードの前記径内側の端部411〜415の傾斜角θ1〜θ5は、セクターモールドの周方向外側に向かうにつれて徐々に大きく設定される。即ち、θ1=θ5>θ2=θ4>θ3の大小関係に設定される。
一つのセクターモールド400においては、周方向外側の部位の方が周方向内側よりもセクターモールド400を開く際にブレードが引っ掛かりやすいため、周方向外側の傾斜角をより大きく設定される。
このようなブレードを備えるタイヤ加硫装置では、面取り部分520Bの傾斜角がタイヤ周方向に隣接する他の面取り部分520Bの傾斜角と異なるサイプ530が形成された空気入りタイヤを製造できる。
(7)比較評価
次いで、本発明の効果を検証するため、実施例と従来例および比較例とを比較評価した。なお、比較評価に用いたタイヤは、タイヤサイズが195/80R15 および 107/105Lである。
従来例、比較例1〜4、実施例1〜2に係るタイヤを用いて、サイプ底の底上げ量、傾斜部603の傾斜角θ、ブレード600の抜け性、実車制動試験、およびヒールアンドトウ段差量を検証した。
なお、実施例1,2のタイヤは、上述した図7に示すトレッドパターンである。この実施例1,2のタイヤに形成されたサイプ530は、図10に示すブレード600で形成された。すなわち、1つのブレードに対して、1つの傾斜部が設けられる。
具体的には、ブレード600は、セクターモールドの植設溝に挿入される基部601と、セクターモールドの内周面から内周側に突出する成形部602とからなる。基部601には、ブレード600をセクターモールドに取り付ける取付孔604が形成されている。また、成形部602の周方向端部には、基部605の周方向端縁に対して角度θ603だけ傾斜する傾斜部603が形成されている。なお、ブレード600における傾斜部603の傾斜角θ603は、実施例1では20°、実施例2では25°に設定した。
その他の従来例、比較例1〜4に係るタイヤは、実施例1,2のタイヤのトレッドパターンと同様であり、サイプの構成のみことなっている。なお、各タイヤの構成や測定結果については、表1に示す通りである。
Figure 0005608397
表1に示す底上げ量とは、従来例に係るサイプの溝深さに対して底上げした長さを従来例に対する相対値で示している。傾斜角とは、図10の傾斜部の傾斜角θである。ブレードの抜け性とは、ブレードを引き抜いた後の製品タイヤの表面における傷や損傷の有無を目視で確認した結果、傷等があった場合は×、なかった場合は○とした。実車制動試験とは、専用コースにおける全5回の制動距離の平均値を指数化し、数値が大きいほど良好であることを示す。なお、走行路面は、水深が2.0mm、空気圧が車両設定値、荷重は車両重量200kgに乗員1名の体重を加えた重さである。時速80kmで走行しているときにブレーキをかけたときの制動距離を示す。なお、ヒールアンドトウ段差量とは、摩耗実地試験10000km走行後において、一つの陸部ブロックにおけるタイヤ周方向に沿った両端の段差量を示す。
表1に示すように、実施例1,2は、ブレードの抜け性、実車制動試験、ヒールアンドトウ段差量の全ての評価において、従来例および比較例1〜4よりも良好な結果を得た。特に、傾斜角が20〜30(特に、27°)であることが好ましいも判った。
(8)作用効果
本実施形態では、セクターモールド30の分割数をnとした場合に、ブレード331〜333の周方向端縁342,343における径内側の端部に配置された傾斜部344,345は、周方向端縁342,343に対してθ≧180°/n傾斜する。
通常、加硫後にセクターモールドを拡大させてブレードをタイヤのトレッド部から引き抜く場合に、ブレードがトレッド部に引っ掛かりやすく、スムーズに引き抜くことが困難である。特に、タイヤ周方向に延びるサイプを形成するブレードをスムーズに引き抜くことは困難である。
本実施形態では、ブレード331〜333の周方向端縁342,343における径内側の端部に配置された傾斜部344,345を前記周方向端縁342,343に対してθ≧180°/nだけ傾斜させている。従って、セクターモールド30を開く際に、特に引っ掛かりやすい径内側の端部をθだけタイヤ周方向内側に傾斜させているため、ブレードをスムーズに引き抜くことができる。これにより、セクターモールド30を開く際に、タイヤのトレッド部に設けられたサイプや該サイプが形成された陸部ブロックにアンダーカット等の損傷を与えることがなく、製造不良を好適に防止することができる。
本実施形態では、ブレード401〜405の前記径内側の端部411〜415の傾斜角θは、ラジアル線Lから周方向に沿って離れる方向(すなわち、セクターモールド30の周方向外側)に向かうにつれて徐々に大きく設定される。
セクターモールド30の内周面における周方向中央近傍に位置するブレード331は、セクターモールド30の移動方向H、すなわちラジアル線Lに沿って設けられる。一方、セクターモールドの内周面における周方向端部に位置するブレード332,333は、ラジアル線Lから離れて設けられるため、ラジアル線Lに対して傾斜した状態で設けられる。このため、所定のセクターモールド30では、周方向の両側に近づくにつれてブレードが抜けにくくなる。
従って、ブレード401〜405の前記径内側の端部411〜415の傾斜角θがセクターモールド30の周方向外側に向かうにつれて徐々に大きく設定されることにより、ブレード401〜405の全てをスムーズに引き抜くことができる。また、空気入りタイヤ側においては、サイプの溝の容積を確保しつつ製造不良を抑制することができる。
本実施形態では、タイヤ加硫装置1では、踏面側部分530Aと面取り部分530Bとを含むサイプ530が形成された空気入りタイヤ500を製造できる。このため、陸部512,513への損傷を抑制することができるとともに、陸部512,513の剛性を向上させることができる。従って、タイヤ加硫装置1により製造される空気入りタイヤ500では、陸部の剛性低下に起因する性能(例えば、耐摩耗性や制動性能)を改善できる。
(9)その他の実施形態
なお、前述した実施の形態の開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
具体的には、タイヤ加硫装置1は、タイヤ周方向に沿ったサイプを形成するものとして説明したが、これに限定されるものではなく、トレッド面視においてタイヤ周方向に対して傾斜したサイプを形成してもよい。つまり、サイプ530は、必ずしもタイヤ周方向に沿って形成される必要はなく、トレッド面視においてタイヤ周方向に対して傾斜した状態で形成されていてもよい。
また、傾斜部344,345は、直線状に形成されるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、湾曲状や屈曲状に形成されていてもよい。つまり、面取り部分530Bは、必ずしも直線状に形成される必要はなく、湾曲状や屈曲状に形成されていてもよい。なお、このような場合、傾斜角θは、周方向端縁342,343と傾斜部344,345との境目(つまり、踏面側部分530Aと面取り部分530Bとの境目(所定の位置P))で測定されるものとする。
また、空気入りタイヤ500のトレッドパターンについては、実施形態で説明したものに限定されるものではなく、主溝や陸部の数や形状を目的に応じて適宜変更してもよいことは勿論である。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…タイヤ加硫装置
30…セクターモールド
331〜333…ブレード
344,345…傾斜部
500…空気入りタイヤ
530…サイプ
530A…踏面側部分
530B…面取り部分

Claims (5)

  1. 弧状の形状を有し、未加硫の生タイヤのトレッド部にトレッドパターンを形成する複数のセクターモールドと、
    前記セクターモールドのそれぞれを、複数の前記セクターモールドによって形成される円環の中心と、前記セクターモールドの内周面における周方向中央とを通るラジアル線に沿って前記セクターモールドを拡縮させる拡縮機構と、を備えるタイヤ加硫装置であって、
    前記円環の中心側に配置される前記セクターモールドの内周面に、前記円環の中心側に向かって突出するとともに前記セクターモールドの周方向に沿って延び、前記生タイヤのトレッド部にタイヤ周方向に延びる周方向サイプを形成するブレードを設け、
    当該ブレードは、前記円環の中心側に向かって直線状に突出形成された周方向端縁と、当該周方向端縁から延設され、前記セクターモールドの周方向に沿った分割数をnとした場合に、前記周方向端縁に対して傾斜角θ≧180°/nだけブレードの中央側に傾斜するように面取りされた直線状の傾斜部とを有するタイヤ加硫装置。
  2. 前記ブレードは、前記複数のセクターモールドのうち所定のセクターモールドに対して、前記セクターモールドの周方向に沿って複数配設され、
    前記複数のブレードにおける前記傾斜角θは、前記ラジアル線から前記所定のセクターモールドの周方向に沿って離れる方向に向かうにつれて大きく設定される請求項1に記載のタイヤ加硫装置。
  3. タイヤ周方向に沿って延びる主溝によって形成された陸部を備えるタイヤであって、
    前記陸部には、前記陸部内で少なくとも一端が終端し、かつ前記主溝よりも細いサイプがタイヤ周方向に形成され、
    前記サイプは、
    トレッド踏面から所定の位置までの範囲内に位置する踏面側部分と、前記所定の位置から前記サイプの底部までの範囲内に位置する面取り部分とを含み、
    前記面取り部分の端縁は、直線状に形成され、かつ前記サイプの延在方向に沿った長さが前記所定の位置から前記底部に向かうに連れて短くなるようにタイヤ径方向に対して直線状に傾斜しているタイヤ。
  4. 前記タイヤを製造するタイヤ加硫装置におけるセクターモールドの周方向に沿った分割数をnとした場合に、前記面取り部分の端縁がタイヤ径方向に対してなす傾斜角は、180°/n以上に設定される請求項3に記載のタイヤ。
  5. 前記サイプは、タイヤ周方向に沿って所定間隔置きに複数形成され、
    前記傾斜角は、タイヤ周方向に隣接する他の前記面取り部分の端縁がタイヤ径方向に対してなす傾斜角と異なる請求項4に記載のタイヤ。
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