JP5604269B2 - 遊技機 - Google Patents
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外郭をなす固定枠(11)に開閉可能に組み付けられる本体枠(12)と、前記本体枠(12)に着脱可能に配設され、前面側に遊技球が流下可能な遊技領域(30a)が画成された遊技盤(30)と、前記遊技盤(30)の裏側に設けられて図柄表示装置(19)が設置される設置部材(90)と、前記遊技盤(30)に形成された前後に開口する装着口(32a)に取り付けられ、前記設置部材(90)に配設された図柄表示装置(19)が後方から臨む窓口(40a)が形成された枠状装飾体(40)と、前記本体枠(12)の裏側上部に設けられて前記設置部材(90)の上面(92a)と対向する球タンク(26)とを備えた遊技機において、
前記枠状装飾体(40)は、前記設置部材(90)の上方に臨むよう前記遊技盤(30)の装着口(32a)に取り付けられて、該枠状装飾体(40)に配設された電気部品(44)が前記球タンク(26)と前後の関係で重なり合うよう構成され、
前記設置部材(90)の上面(92a)には、
左右の対向側面(101a,101b)および底面(101c)から画成されて前後および上方に開口する配線挿通凹部(101)と、
前記配線挿通凹部(101)における左右の対向側面(101a,101b)の上端部に沿って形成され、突出端部間の隙間から前記配線挿通凹部(101)内に配線(H1)を挿入し得るよう対向した対向側面(101a,101b)側へ延出する配線押さえ片(102a,102b)とが設けられ、
前記枠状装飾体(40)に配設された前記電気部品(44)に接続する配線(H1)を、前記配線挿通凹部(101)を介して設置部材(90)の背面側に挿通することで、当該配線(H1)が設置部材(90)の上面(92a)より上方へ延出するのを前記配線押さえ片(102a,102b)で防止するよう構成されると共に、
前記配線挿通凹部(101)における一方の対向側面(101a)からの配線押さえ片(102a)の突出長さが、他方の対向側面(101b)からの配線押さえ片(102b)の突出長さより長くなるよう設定されたことを要旨とする。
更に、配線挿通凹部一方の対向側面からの配線押さえ片の突出長さを、他方の対向側面からの配線押さえ片の突出長さよりも長く設定することにより、配線挿通凹部内に配線を挿入する際に、突出長さの長い配線押さえ片の弾性変形を容易にできる。
外郭をなす固定枠(11)に開閉可能に組み付けられる本体枠(12)と、前記本体枠(12)に着脱可能に配設され、前面側に遊技球が流下可能な遊技領域(30a)が画成された遊技盤(30)と、前記遊技盤(30)の裏側に設けられて図柄表示装置(19)が設置される設置部材(90)と、前記遊技盤(30)に形成された前後に開口する装着口(32a)に取り付けられ、前記設置部材(90)に配設された図柄表示装置(19)が後方から臨む窓口(40a)が形成された枠状装飾体(40)と、前記本体枠(12)の裏側上部に設けられて前記設置部材(90)の上面(92a)と対向する球タンク(26)とを備えた遊技機において、
前記枠状装飾体(40)は、前記設置部材(90)の上方に臨むよう前記遊技盤(30)の装着口(32a)に取り付けられて、該枠状装飾体(40)に配設された電気部品(44)が前記球タンク(26)と前後の関係で重なり合うよう構成され、
前記設置部材(90)の上面(92a)には、
左右の対向側面(101a,101b)および底面(101c)から画成されて前後および上方に開口する配線挿通凹部(101)と、
前記配線挿通凹部(101)における左右の対向側面(101a,101b)の上端部に沿って形成され、突出端部間の隙間から前記配線挿通凹部(101)内に配線(H1)を挿入し得るよう対向した対向側面(101a,101b)側へ延出する配線押さえ片(102a,102b)とが設けられ、
前記枠状装飾体(40)に配設された前記電気部品(44)に接続する配線(H1)を、前記配線挿通凹部(101)を介して設置部材(90)の背面側に挿通することで、当該配線(H1)が設置部材(90)の上面(92a)より上方へ延出するのを前記配線押さえ片(102a,102b)で防止するよう構成されると共に、
前記左右の配線押さえ片(102a,102b)は、該左右の配線押さえ片(102a,102b)の前端部から後端部に向かうにつれて離間寸法が拡大するよう設けられたことを要旨とする。
請求項2に係る発明では、前後および上方に開口する配線挿通凹部を設置部材の上面に形成して、該配線挿通凹部を介して枠状装飾体に配設された電気部品に接続する配線を設置部材の背面側に挿通するよう構成したから、該配線が球タンクとの間に噛み込まれるのを防止できる。このため、枠状装飾体に対する電気部品の配設位置の自由度が向上し、遊技機のコンセプトに合わせた多様な遊技演出を実現することが可能となる。また、設置部材の上方に臨むよう配設された電気部品の配線を、設置部材の上面に形成した配線挿通凹部に挿通することで、配線の処理作業性が向上する。更に、前記配線挿通凹部の開口上端部に形成した配線押さえ片により、該配線挿通凹部に挿通された配線が設置部材の上面より上方へ延出するのを防止することができ、配線が球タンクとの間に噛み込まれるのを効果的に防止できる。
更に、左右の配線押さえ片間の隙間の前端部側開口寸法よりも後端側開口寸法の方が大きくなるよう構成することで、該隙間の後端部側からの配線の差し込みを容易にし得る。
外郭をなす固定枠(11)に開閉可能に組み付けられる本体枠(12)と、前記本体枠(12)に着脱可能に配設され、前面側に遊技球が流下可能な遊技領域(30a)が画成された遊技盤(30)と、前記遊技盤(30)の裏側に設けられて図柄表示装置(19)が設置される設置部材(90)と、前記遊技盤(30)に形成された前後に開口する装着口(32a)に取り付けられ、前記設置部材(90)に配設された図柄表示装置(19)が後方から臨む窓口(40a)が形成された枠状装飾体(40)と、前記本体枠(12)の裏側上部に設けられて前記設置部材(90)の上面(92a)と対向する球タンク(26)とを備えた遊技機において、
前記枠状装飾体(40)は、前記設置部材(90)の上方に臨むよう前記遊技盤(30)の装着口(32a)に取り付けられて、該枠状装飾体(40)に配設された電気部品(44)が前記球タンク(26)と前後の関係で重なり合うよう構成され、
前記設置部材(90)の上面(92a)には、
左右の対向側面(101a,101b)および底面(101c)から画成されて前後および上方に開口する配線挿通凹部(101)と、
前記配線挿通凹部(101)における左右の対向側面(101a,101b)の上端部に沿って形成され、突出端部間の隙間から前記配線挿通凹部(101)内に配線(H1)を挿入し得るよう対向した対向側面(101a,101b)側へ延出する配線押さえ片(102a,102b)とが設けられ、
前記枠状装飾体(40)に配設された前記電気部品(44)に接続する配線(H1)を、前記配線挿通凹部(101)を介して設置部材(90)の背面側に挿通することで、当該配線(H1)が設置部材(90)の上面(92a)より上方へ延出するのを前記配線押さえ片(102a,102b)で防止するよう構成されると共に、
前記配線挿通凹部(101)の底面(101c)は、前端部から後端部に向けて下方傾斜するよう形成されると共に、前記左右の配線押さえ片(102a,102b)は、前端部から後端部に向かうにつれて厚み寸法が薄くなるよう形成されたことを要旨とする。
請求項3に係る発明では、前後および上方に開口する配線挿通凹部を設置部材の上面に形成して、該配線挿通凹部を介して枠状装飾体に配設された電気部品に接続する配線を設置部材の背面側に挿通するよう構成したから、該配線が球タンクとの間に噛み込まれるのを防止できる。このため、枠状装飾体に対する電気部品の配設位置の自由度が向上し、遊技機のコンセプトに合わせた多様な遊技演出を実現することが可能となる。また、設置部材の上方に臨むよう配設された電気部品の配線を、設置部材の上面に形成した配線挿通凹部に挿通することで、配線の処理作業性が向上する。更に、前記配線挿通凹部の開口上端部に形成した配線押さえ片により、該配線挿通凹部に挿通された配線が設置部材の上面より上方へ延出するのを防止することができ、配線が球タンクとの間に噛み込まれるのを効果的に防止できる。
更に、前記配線挿通凹部の後方側からの配線の挿入を容易になし得ると共に、配線挿通凹部内に挿通された配線を、当該配線挿通凹部の前端部側で保持することで、配線の安定性を高めることができる。
前記配線押さえ片(102a,102b)の夫々は、対応する前記対向側面(101a,101b)から突出端部に向かうにつれて下方傾斜するよう形成されたことを要旨とする。
実施例に係るパチンコ機10は、図1〜図3に示すように、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠11の開口前面側に、遊技盤30を着脱可能に保持する本体枠としての中枠12が開閉および着脱可能に組み付けられて、該遊技盤30の裏側に、所定条件の成立(後述する始動入賞装置65の第1始動入賞口66または第2始動入賞口67へのパチンコ球の入賞)を契機として演出用の図柄(以下演出図柄という)を変動表示させて図柄変動演出を行う図柄表示装置19が着脱可能に配設されている。また、前記中枠12の前面側には、前記遊技盤30を透視保護するガラス板や透明な合成樹脂材により形成された透視保護板13aで前後に開口する窓部を覆うよう構成された装飾枠としての前枠13が開閉可能に組み付けられると共に、該前枠13の下方にパチンコ球を貯留する下球受け皿15が開閉可能に組み付けられる。なお、実施例では、前記前枠13の下部位置に、パチンコ球を貯留する上球受け皿14が一体的に組み付けられており、前枠13の開閉に合わせて上球受け皿14も一体的に開閉するよう構成される。
図2に示すように、前記中枠12は、上縁をなす上枠部材20と、下縁をなし、スピーカ16や打球発射装置17、操作ハンドル18等が設置された下枠部材21と、左側縁をなす左枠部材22と、右側縁をなす右枠部材23とから構成されて、これら上下左右の枠部材20,21,22,23を組み付けた際に、全体が前記外枠11の開口に整合する矩形枠状に形成される。そして、前記上下左右の枠部材20,21,22,23を組み付けた際に前後に開口する開口部分が、前記遊技盤30を着脱可能に設置する遊技盤保持部24として機能する(図2参照)。また、前記左枠部材22の開口内側(遊技盤保持部24側)には、上下に離間する位置に、前記遊技盤30の左側端部を回転および着脱可能に保持する回転保持具25aが複数(実施例では2個であるが、1個或いは3個以上であってもよい)設けられると共に、上下の枠部材20,21における右端部(右枠部材23側)に、遊技盤30の右側上下端部を固定する固定具25bが夫々設けられている。すなわち、前記遊技盤30を中枠12に配設するには、前記遊技盤保持部24に斜めに遊技盤30を臨ませて、該遊技盤30の左側端部を前記回転保持具25aで保持した状態で、遊技盤30の右側端部を押し込んで遊技盤30の左側端部(回転保持具25a)を中心に回動させて遊技盤30の全体を遊技盤保持部24に臨ませて、前記固定具25bで遊技盤30の右側上下端部を支持固定する。このように、実施例に係る遊技盤30は、前記中枠12と同様に、左側端部が回転中心となるよう支持される。
前記遊技盤30は、図3に示すように、所定板厚の略矩形状に形成された木材板の表面に、各種絵柄等が描かれた合成樹脂シート(図示せず)等を貼付けて装飾した板部材であって、該遊技盤30の表面(盤面)に配設された略円形状に湾曲形成する案内レール31により、パチンコ球が流下可能な遊技領域30aが画成されている。また、前記遊技盤30の裏面に、前記図柄表示装置19が取り付けられた設置部材90(後述)が配設されている。なお、実施例では、前記図柄表示装置19としては、各種演出図柄を表示可能な液晶パネルを収容ケースに収容した液晶表示装置が採用されるが、これに限られるものではなく、ドラム式の図柄表示装置19やドットマトリックス式の図柄表示装置19等の演出図柄を停止および変動表示可能な従来公知の各種の図柄表示装置19を採用し得る。
また、前記遊技盤30には、図5に示すように、ルーター加工等の孔空け加工により前後に貫通する複数の装着口32a,32b,32cが開設されて、各装着口32a,32b,32cに対して各種の遊技盤設置部品(具体的には後述する枠状装飾体40、始動入賞装置65、特別入賞装置70、入賞口形成部材75等)が前側から取り付けられると共に、遊技領域30aの最下部位置には、該遊技領域30aに打ち出されたパチンコ球を排出するアウト口33が開設されている。
前記枠状装飾体40は、図3、図7に示すように、前記第1装着口32aに沿って延在すると共に第1窓口40aおよび第2窓口40bが形成される環状の基体41と、前記遊技領域30a内に球通入口49aが開口するよう基体41の左側部に設けられ、該遊技領域30aを流下するパチンコ球を第1窓口40aの開口内側に誘導する球誘導部49と、該基体41の下部(開口下縁部)に設けられて球誘導部49の球通出口49bに連通し、該球誘導部49を通過したパチンコ球が左右方向に転動可能なステージ50とを備え、当該基体41が遊技盤30に取り付けられている。ここで、前記第1窓口40aは、前記枠状装飾体40の基体41を前記第1装着口32aに配設した際に、前記図柄表示装置19が遊技盤30の前面に露出する大型開口部であり、前記第2窓口40bは、前記設置部材90に配設される可動体150および第2表示器155(何れも後述)が臨む小型開口部であって、第1窓口40aの右下方位置に設けられており、該第1窓口40aと第2窓口40bとが仕切り板41cにより区切られている。
図3、図7に示すように、前記枠状装飾体40の左側部には、側方に突出する突出片45が形成されると共に、該突出片45の前面側に、遊技領域30aを流下するパチンコ球が通過可能な球通過ゲート46が設けられている。この球通過ゲート46には通過球検出センサ47(図4参照)が配設されており、該球通過ゲート46を通過するパチンコ球を通過球検出センサ47で検出するよう構成されている。前記通過球検出センサ47は、パチンコ機10の裏側に配設された制御装置170(図4参照)に配線接続されており、該通過球検出センサ47から前記制御装置170への球検出信号の入力に伴って始動口開放抽選が行われると共に、第1表示器130の普図表示部142での点滅変動が開始されるようになっている(後述)。
前記ステージ50は、図3、図6〜図9に示すように、前記枠状装飾体40における第1窓口40aの内周下縁部に、パチンコ球が転動可能な球転動面51が左右方向に延在するよう形成されて、該球転動面51の左端部で前記球誘導部49の球通出口49bが開口するよう構成されている。ここで、前記球転動面51は、上方に突出した凸形状部分(山状の部分)が1箇所設けられると共に、下方に突出した凹形状部分(谷状の部分)を該凸形状部分の左右両側部の2箇所に備えた起伏形状に形成されており、当該凸形状部分が前記始動入賞装置65の第1始動入賞口66の上方に位置し、凹形状部分が第1始動入賞口66の左右側方に位置するようになっている。また、前記球転動面51の後端部には、該球転動面51の全長に亘って上方へ延出する後壁部53が設けられると共に、該球転動面51の前端部には、上方へ突出する球移動規制壁52が形成されており、当該後壁部53および球移動規制壁52によりステージ50上に到来したパチンコ球が球転動面51を転動するようになっている。そして、前記球転動面51の両凹形状部分には、前方へ下方傾斜する凹溝部51aが形成されると共に、該凹溝部51aの形成位置と対応する位置で球移動規制壁52が切り欠かれており、該球転動面51上を転動するパチンコ球が凹溝部51aから前方(遊技領域30a)へ排出(落下)されるようになっている。すなわち、前記球転動面51における凹溝部51aがパチンコ球を排出する球排出部として機能している。
図6に示すように、前記始動入賞装置65は、前記遊技盤30の遊技領域30aを流下するパチンコ球が入賞可能な上方に開口する第1始動入賞口66と、該第1始動入賞口66の下方に設けられて、遊技領域30aを流下するパチンコ球が入賞可能な第2始動入賞口67とを備えている。前記第2始動入賞口67を挟む左右位置には、相互に近接および離間するよう揺動可能な一対の開閉部材68,68が設けられており、駆動手段としての第1ソレノイド65a(図4参照)の駆動に伴って一対の開閉部材68,68が揺動変位することで、前記第2始動入賞口67が開閉するよう構成される。ここで、前記第1ソレノイド65aは前記制御装置170に配線接続されて、所定の開閉条件に従って第1ソレノイド65aが制御装置170により駆動制御される。
前記特別入賞装置70は、図6に示すように、遊技領域30aに開口する特別入賞口71を開閉自在に閉成する開閉扉72を備えており、駆動手段としての第2ソレノイド70a(図4参照)の駆動に伴って開閉扉72が揺動変位することで特別入賞口71が開閉するようよう構成されている。また、前記特別入賞装置70は、前記特別入賞口71に入賞したパチンコ球を検出する特別入賞球検出センサ71aが設けられている。前記特別入賞球検出センサ71aは、前記制御装置170に配線接続されており、該特別入賞球検出センサ71aから制御装置170への入賞検出信号の入力に伴って所定数の賞球が払い出されるようになっている。なお実施例に係るパチンコ機10では、前記大当りが発生した場合に、複数回(例えば15回)のラウンド遊技を繰り返すよう前記第2ソレノイド70aが制御装置170により駆動制御される。ここで、1回のラウンド遊技は、前記特別入賞口71を開放してから所定時間(例えば30秒)が経過するか、特別入賞球検出センサ71aが所定数(例えば10個)のパチンコ球を検出することで開閉扉72が閉鎖されて終了するようになっている。
前記入賞口形成部材75は、図6、図12に示すように、前記遊技盤30の前面に取着されて前記第3装着口32cを覆う薄板状の取着部材76と、該取着部材76に設けられて第3装着口32cを介して遊技盤30後方へ延在する複数(実施例では3つ)の球受け通路78,80,82と、当該取着部材76の前面左上部に設けられ、前記設置部材90に配設された後述する第1表示器130を覆蓋保護する保護カバー体84とを備えている。ここで、前記取着部材76には、前後に開口する嵌合孔部(開口部)77が前記保護カバー体84の配設位置に対応して形成されており、前記第1表示器130が嵌合孔部77を介して遊技盤30の前面に露出するよう構成されている。なお、前記取着部材76には、前記第3装着口32cに臨む位置に、光を透過する光透過部76aが設けられており、該取着部材76の後方に位置するよう設けられた前記設置部材90の第2LED基板97(図13参照)のLED97aの光により、前記入賞口形成部材75が明輝されて遊技盤30が発光装飾されるようになっている。
ここで、実施例に係るパチンコ機10の裏側(中枠12や遊技盤30の裏側)に配設された前記制御装置170には、前記大当りの発生確率(大当り確率)および前記第2始動入賞口67への入賞確率(開閉条件)を特定する遊技状態が複数種類(実施例では通常状態、第1確変状態、第2確変状態、時短状態の4種類の遊技状態)が設定されると共に、前記図柄表示装置19で行われる図柄変動演出として複数種類(実施例では3種類)の演出モードが設定されており、該制御装置170で選択決定された遊技状態および演出モードに基づいて定まる遊技演出状態で遊技が行われるようになっている。ここで、前記通常状態は、パチンコ機10において通常行われる遊技の状態であって、大当りの発生確率および前記始動入賞装置65の第2始動入賞口67への入賞確率が最も低く設定された遊技状態である。また、前記第1確変状態は、大当りの発生確率および前記始動入賞装置65の第2始動入賞口67への入賞確率が通常状態に較べて高く設定された遊技状態であり、第2確変状態は、大当りの発生確率が通常状態に較べて高く設定される一方で、第2始動入賞口67への入賞確率は通常状態と同等に設定された遊技状態である。時短状態は、大当りの発生確率が通常状態と同等に設定される一方で、始動入賞装置65の第2始動入賞口67への入賞確率が通常状態に較べて高く設定された遊技状態である。
次に、前記設置部材90に関して説明する。図13に示すように、前記設置部材90は、前記遊技盤30に対向する略矩形状の背面板91と、該背面板91の外周縁部から前方に突出する上下左右の画壁部92a〜92dとから前方に開口する箱状に形成されて、該画壁部92a〜92dの開口前端部を遊技盤30の裏面に当接させた状態で、設置部材90が遊技盤30にネジ固定される。そして、前記設置部材90において前記遊技盤30との間に画成される空間に、可動演出装置145や各種装飾部材等が設置されて、設置部材90を基材とする単一のユニットとして扱い得るようになっている。また、前記設置部材90の背面板91には、前記枠状装飾体40の第1窓口40aと前後に整列する位置に、略矩形状の表示開口部91aが前後に開口するよう開設されると共に、該背面板91の裏側に前記図柄表示装置19が着脱自在に取り付けられて、該表示開口部91aを介して図柄表示装置19の表示部が遊技盤30の前側に臨むようになっている。そして、前記背面板91における表示開口部91aの下方位置に、前方へ開口する収容凹部93が形成されて、該収容凹部93内に前記始動入賞装置65の装置本体が収容されるようになっている。また、図11に示すように、前記遊技盤30に設置部材90を配設した状態において、該遊技盤30に開設された前記第1装着口32aの一部分が前記設置部材90における前記球タンク26の底面26aに対向する上画壁部92aよりも上方側で開口するよう構成されている。
前記上画壁部92aの前端部には、図11、図14、図15に示すように、前方および上下に開口する切欠部100が形成されると共に、該切欠部100の後端部に、前後および上方に開口する配線挿通凹部101が前後方向に直線的に延在するよう形成されており、前記枠状装飾体40に配設された前記第1LED基板44に接続する配線H1を、当該配線挿通凹部101を介して設置部材90の後方へ導出するよう構成されている。ここで、前記第1LED基板44には、前記切欠部100の前方上側に、配線H1の接続口を下方(切欠部100側)へ向けた姿勢で接続コネクタ44bが配設されており、前記配線挿通凹部101に挿通された配線H1が切欠部100を介して接続コネクタ44bに接続されたることで、配線H1に係る負荷を軽減して断線等の発生を防止するようになっている。
前記球排出経路105は、図16、図17に示すように、前記設置部材90の下画壁部92bに上下に開口するよう形成された球排出口106と、該球排出口106に接続するよう形成されて上方へ延在する共通経路部107と、該共通経路部107の上端部に接続するよう形成された第1分岐経路部(第1経路部)110および第2分岐経路部(第2経路部)115とからなり、該第1分岐経路部110に前記第1球受け通路78が連通接続すると共に、該第2分岐経路部115に前記第2球受け通路80および第3球受け通路82の夫々が連通接続するよう構成されている。すなわち、前記第1普通入賞口79に入賞したパチンコ球が、前記第1分岐経路部110および共通経路部107を介して球排出口106へ排出案内され、前記第2普通入賞口81および第3普通入賞口83に入賞したパチンコ球が、前記第2分岐経路部115および共通経路部107を介して球排出口106へ案内されるようになっている。なお、前記球排出口106が前記中枠12に設けられた球回収部(図示せず)に接続するよう構成されて、該球排出口106から排出されたパチンコ球が球回収部を介してパチンコ機10の外部(遊技店側の球循環設備)へ回収するようになっている。
また、前記設置部材90には、図13、図16に示すように、前記球排出経路105の左側方に、大当り抽選によって決定された遊技状態を表示する第1表示器130が配設されており、前記入賞口形成部材75に形成された嵌合孔部77を介して第1表示器130が遊技盤30の前面に露出するよう構成されている。前記第1表示器130は、前記設置部材90に固定されると共に、前後に貫通する複数の第1光透過孔133が形成された第1外装部材131と、該第1外装部材131に後方から取り付けられ、第1光透過孔133の後方に整列する位置にLED135,136,137,138を実装した第1遊技状態表示用LED基板134とから構成されて、第1外装部材131に形成された各第1光透過孔133が前記嵌合孔部77に臨んで前側から視認し得るようになっている。また、前記設置部材90の背面板91には、前記第1遊技状態表示用LED基板134に接続する配線H2を挿通する配線孔部94aが形成されており、該配線孔部94aを介して設置部材90の裏側に引き出された配線H2が、当該設置部材90の裏側に設けた中継接続用の基板(図示せず)に配線接続されている。この中継接続用の基板は、前記制御装置170に対して配線接続されて、前記第1遊技状態表示用LED基板134のLED135,136,137,138を制御装置170からの制御信号に基づいて個別に点灯制御し得るようになっている。
また、前記設置部材90には、図13,図21に示すように、前記球排出経路105の右側方に、可動演出装置145が配設されると共に、該可動演出装置145にパチンコ機10における各種遊技状態を表示する第2表示器155が配設されている。ここで、前記可動演出装置145は、前記設置部材90に配設された演出装置99の前面に取り付けられている。そして、前記設置部材90に可動演出装置145を配設した状態では、前記可動演出装置145の可動体150および第2表示器155が前記遊技盤30の第1装着口32aの内側に挿入されて、該可動体150および第2表示器155が遊技盤30の前面より前側に突出すると共に、可動体150および第2表示器155が前記枠状装飾体40に形成された第2窓口40bを介して遊技盤30の前面に露出するよう構成されている(図3、図10、図19(b)等参照)。すなわち、実施例では、前記演出装置99が前記可動演出装置145および第2表示器155の設置部として機能して、前記遊技盤30の前面より可動体150および第2表示器155が前方に突出することで、該可動体150および第2表示器155の視認性を高めている。
次に、前述のように構成された実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
なお、遊技機の構成としては、実施例のものに限らず、種々の変更が可能である。
(1) 実施例では、第1表示器に第1図柄変動結果表示部、第1保留数表示部、普図表示部、普図保留数表示部を設けるようにしたが、これに限られるものではなく、少なくとも第1図柄変動結果表示部を有するものであればよい。また、第1表示器に第2図柄変動結果表示部を形成することも可能である。更に、遊技状態以外の遊技に関する状態を表示する表示部を第1表示器に設けられる構成の場合に、第1保留数表示部、普図表示部、普図用保留数表示部の全てが設けられている必要はなく、何れか1つまたは2つを設けるようにしてもよい。また、遊技状態表示部を第2表示器に設けることも可能である。
(2) 同様に、実施例では第2表示器に第2図柄変動結果表示部、第2保留数表示部、遊技状態表示部を設けたが、少なくとも第2図柄変動結果表示部を備えるものであればよい。また、第2表示器に第1図柄変動結果表示部を形成することも可能である。更に、遊技状態以外の遊技に関する状態を表示する表示部を第2表示器に設けられる構成の場合に、第2保留数表示部、遊技状態表示部の全てが設けられている必要はなく、何れか1つを設けるようにしてもよい。また、普図表示部、普図用保留数表示部を第2表示器に設けることも可能である。また、第1表示器および第2表示器に形成される光透過孔およびLEDの配置位置は、実施例のものに限られるものではなく適宜に変更でき、両表示器における光透過孔およびLEDの配置位置を同じにしてもよい。
(3) 実施例では、前記第1表示器が臨む嵌合孔部(表示用貫通口)を、普通入賞口が形成された入賞口形成部材に形成したが、これに限られるものではなく、独立した部材に表示用貫通口(嵌合孔部)を形成するようにしてもよい。
(4) 実施例では、第1表示器を遊技盤の左側方に配置すると共に、第2表示器を遊技盤の右側方に配置したが、これに限られるものではなく、第1表示器および第2表示器を遊技盤の左右方向や上下方向、或いは斜め方向に離間するよう配置すればよい。
(5) 実施例では、前記枠状装飾体における右下方位置に第2窓口(第2開口部)を設けたが、これに限られるものではなく、枠状装飾体の適宜位置に形成することが可能である。
(6) 実施例では、前記保護カバー体(カバー部)の上面部を、遊技盤に設けられた下側案内連釘(遊技釘)の延長線上に位置するよう構成して、該保護カバー体の上面部および下側案内連釘により遊技球を第2始動入賞口に向けて誘導可能な誘導路を形成するよう構成したが、当該保護カバー体の上面部を、遊技盤に設けられた上側案内連釘の延長線上に位置するよう構成して、該保護カバー体の上面部および上側案内連釘により遊技球を第1始動入賞口に向けて誘導可能な誘導路として構成してもよい。
(7) 実施例では、枠状装飾体に電気部品としてのLED基板を配設するよう構成したが、これに限られるものではなく、可動演出装置やその他電気的に作動される部品であれば何れの部材であってもよい。
(8) 実施例では、配線挿通凹部を設置部材の上画壁部(上面)に形成するようにしたが、前後および上方に開口する形態であれば、クランク形状や湾曲形状等任意の形状で配線挿通凹部を形成することができる。
(9) 実施例では、配線挿通凹部の開口上端部の左右側部に、配線挿通凹部の上方開口部側に延出する配線押さえ片を形成したが、何れか一方の側部にのみ配線押さえ片を形成してもよい。
(10) また配線押さえ片は、突出端部に向かうにつれて下方傾斜する形態に限らず、例えば水平に形成するようにしてもよく、また配線押さえ片の厚みを前後長の全体に亘って一定にするようにしてもよい。また、対向する配線押さえ片の突出端部を平行に延在するよう形成することもできる。
(11) 実施例では、入賞口形成部材に3つの普通入賞口を形成したが、少なくとも2つの入賞口(第1の入賞口および第2の入賞口)を備えるものであればよい。また、複数の普通入賞口を単一の入賞口形成部材に形成する必要はなく、各普通入賞口を個別に設けた入賞口形成部材に形成するようにしてもよい。
(12) また、実施例では、設置部材に形成した球排出経路を介して普通入賞口に入賞したパチンコ球(遊技球)を排出するよう構成したが、普通入賞口である必要はなく、始動入賞口や特別入賞口のように遊技盤に形成される入賞口に入賞したパチンコ球を排出する球排出経路に適用し得る。
(13) 実施例の球排出経路では、第1経路部および第2経路部の経路途中に設けた第1および第2取付部に、検査用の第1球検出手段および第2球検出手段を着脱可能に構成した例を示したが、これに限らず、第1および第2取付部に常時球検出手段を取り付けるものであってもよい。
(14) また第1経路部および第2経路部の構成は、実施例のものに限られるものではなく、第1経路部は第1の入賞口との連通位置から下方へ延在する縦通路の下端部に、該第1の入賞口に対する第2の入賞口の配置方向へ延在する第1傾斜通路が連通する構成であればよく、また第2経路部は、第2の入賞口との連通位置を基点に第1の入賞口から離間する方向へ延在する第2傾斜通路を有する構成であればよい。
(15) 実施例のステージでは、球案内通路を縦案内通路と前方案内通路とから構成したが、これに限らず、球案内通路が複数回屈曲する形態としてもよい。
(16) また、実施例ではステージに1つの球転動面を備える構成としたが、複数段の球転動面を備えるものであってもよい。
(17) 実施例では、遊技盤の裏側に設置部材を設けるよう構成したが、該設置部材を本体枠としての中枠に設置する構成も採用できる。
(18) 実施例では、中枠を上下左右の枠部材から構成したが、これに限らず、合成樹脂材により上下左右の枠部を一体的に形成して前後に開口する遊技盤設置部を画成するようにしてもよい。
(19) 実施例では、第1始動入賞口および第2始動入賞口を備えた始動入賞装置を用いたが、該第1始動入賞口および第2始動入賞口の夫々が独立した始動入賞装置を構成してもよい。また、第1始動入賞口を開閉式の入賞口とすることもできる。
(20) 実施例では、遊技盤を合板で形成したが、これに限られるものではなく、遊技盤を合成樹脂材から透明または不透明に形成するようにしてもよい。
(21) 実施例では、遊技機としてパチンコ機を例示して説明したが、これに限られるものではなく、アレンジボール機やピンボール機、スロットマシン機等の各種遊技機を採用し得る。
12 中枠(本体枠)
19 図柄表示装置
26 球タンク
30 遊技盤
30a 遊技領域
32a 第1装着口(装着口)
40 枠状装飾体
40a 第1窓口(窓口)
44 第1LED基板(電気部品)
90 設置部材
90a 上画壁部(設置部材の上面)
101 配線挿通凹部
101a 左内側面(対向側面)
101b 右内側面(対向側面)
102a 左配線押さえ片(配線押さえ片)
102b 右配線押さえ片(配線押さえ片)
Claims (4)
- 外郭をなす固定枠に開閉可能に組み付けられる本体枠と、前記本体枠に着脱可能に配設され、前面側に遊技球が流下可能な遊技領域が画成された遊技盤と、前記遊技盤の裏側に設けられて図柄表示装置が設置される設置部材と、前記遊技盤に形成された前後に開口する装着口に取り付けられ、前記設置部材に配設された図柄表示装置が後方から臨む窓口が形成された枠状装飾体と、前記本体枠の裏側上部に設けられて前記設置部材の上面と対向する球タンクとを備えた遊技機において、
前記枠状装飾体は、前記設置部材の上方に臨むよう前記遊技盤の装着口に取り付けられて、該枠状装飾体に配設された電気部品が前記球タンクと前後の関係で重なり合うよう構成され、
前記設置部材の上面には、
左右の対向側面および底面から画成されて前後および上方に開口する配線挿通凹部と、
前記配線挿通凹部における左右の対向側面の上端部に沿って形成され、突出端部間の隙間から前記配線挿通凹部内に配線を挿入し得るよう対向した対向側面側へ延出する配線押さえ片とが設けられ、
前記枠状装飾体に配設された前記電気部品に接続する配線を、前記配線挿通凹部を介して設置部材の背面側に挿通することで、当該配線が設置部材の上面より上方へ延出するのを前記配線押さえ片で防止するよう構成されると共に、
前記配線挿通凹部における一方の対向側面からの配線押さえ片の突出長さが、他方の対向側面からの配線押さえ片の突出長さより長くなるよう設定された
ことを特徴とする遊技機。 - 外郭をなす固定枠に開閉可能に組み付けられる本体枠と、前記本体枠に着脱可能に配設され、前面側に遊技球が流下可能な遊技領域が画成された遊技盤と、前記遊技盤の裏側に設けられて図柄表示装置が設置される設置部材と、前記遊技盤に形成された前後に開口する装着口に取り付けられ、前記設置部材に配設された図柄表示装置が後方から臨む窓口が形成された枠状装飾体と、前記本体枠の裏側上部に設けられて前記設置部材の上面と対向する球タンクとを備えた遊技機において、
前記枠状装飾体は、前記設置部材の上方に臨むよう前記遊技盤の装着口に取り付けられて、該枠状装飾体に配設された電気部品が前記球タンクと前後の関係で重なり合うよう構成され、
前記設置部材の上面には、
左右の対向側面および底面から画成されて前後および上方に開口する配線挿通凹部と、
前記配線挿通凹部における左右の対向側面の上端部に沿って形成され、突出端部間の隙間から前記配線挿通凹部内に配線を挿入し得るよう対向した対向側面側へ延出する配線押さえ片とが設けられ、
前記枠状装飾体に配設された前記電気部品に接続する配線を、前記配線挿通凹部を介して設置部材の背面側に挿通することで、当該配線が設置部材の上面より上方へ延出するのを前記配線押さえ片で防止するよう構成されると共に、
前記左右の配線押さえ片は、該左右の配線押さえ片の前端部から後端部に向かうにつれて離間寸法が拡大するよう設けられた
ことを特徴とする遊技機。 - 外郭をなす固定枠に開閉可能に組み付けられる本体枠と、前記本体枠に着脱可能に配設され、前面側に遊技球が流下可能な遊技領域が画成された遊技盤と、前記遊技盤の裏側に設けられて図柄表示装置が設置される設置部材と、前記遊技盤に形成された前後に開口する装着口に取り付けられ、前記設置部材に配設された図柄表示装置が後方から臨む窓口が形成された枠状装飾体と、前記本体枠の裏側上部に設けられて前記設置部材の上面と対向する球タンクとを備えた遊技機において、
前記枠状装飾体は、前記設置部材の上方に臨むよう前記遊技盤の装着口に取り付けられて、該枠状装飾体に配設された電気部品が前記球タンクと前後の関係で重なり合うよう構成され、
前記設置部材の上面には、
左右の対向側面および底面から画成されて前後および上方に開口する配線挿通凹部と、
前記配線挿通凹部における左右の対向側面の上端部に沿って形成され、突出端部間の隙間から前記配線挿通凹部内に配線を挿入し得るよう対向した対向側面側へ延出する配線押さえ片とが設けられ、
前記枠状装飾体に配設された前記電気部品に接続する配線を、前記配線挿通凹部を介して設置部材の背面側に挿通することで、当該配線が設置部材の上面より上方へ延出するのを前記配線押さえ片で防止するよう構成されると共に、
前記配線挿通凹部の底面は、前端部から後端部に向けて下方傾斜するよう形成されると共に、前記左右の配線押さえ片は、前端部から後端部に向かうにつれて厚み寸法が薄くなるよう形成された
ことを特徴とする遊技機。 - 前記配線挿通凹部は、前後方向に直線的に延在するよう形成されて、該配線挿通凹部を形成する左右の対向側面の上端部に前記配線押さえ片が夫々形成され、該配線押さえ片の突出端部の間から配線挿通凹部内に配線を挿入可能に構成されると共に、
前記配線押さえ片の夫々は、対応する前記対向側面から突出端部に向かうにつれて下方傾斜するよう形成された請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機。
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