JP5090325B2 - 光ケーブルのガイド構造 - Google Patents

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本発明は、光ケーブルのガイド構造に関する。
近年、通信機器端末装置は小型化が進んでいるが、光ケーブルは特性を保証(屈曲時の光信号の伝達性を維持)するために30mm以上の曲率半径を確保する必要がある。
そして、端末装置内部には光モジュールを搭載しているが、光モジュールの光ケーブルと外線光ケーブルとを接続する中継接続用アダプタをプリント基板に搭載する場合、金具を用い、また、その間の光ケーブルの曲率半径を維持するため、特許文献1及び特許文献2に開示されるように、ケーブルクランプを用いて光ケーブルのルート矯正を行い、光ケーブルをプリント基板に実装している。
実開昭63−8705号公報 特開2007−58246号公報
しかし乍ら、前記ケーブルクランプを用いた従来の光ケーブルのガイド構造、そして、金具を用いた中継接続用アダプタの固定構造は、以下の如き課題が指摘されていた。
[1]ケーブルクランプの外形が大きいため、端末装置の更なる小型化が阻害されている。
[2]従来のケーブルクランプは一点固定のため、光ケーブルを保持させる際にケーブルクランプが回転して光ケーブルの保持がさせ難い。
[3]ケーブルクランプは光ケーブルを点で保持するため、光ケーブルのルートを一定にするために複数のケーブルクランプを必要とする。
この結果、所定のケーブルルートに沿ってプリント基板に取付孔を複数設けてこれらにケーブルクランプを挿着し、或いは両面テープでプリント基板上にケーブルクランプを貼着して、ケーブルクランプに光ケーブルを挿通させるため、作業に手間がかかり、また、組立作業に熟練を要している。
[4]プリント基板への中継接続用アダプタの固定に金具を使用すると、金具の実装部分に電気的な配線ができないため、金具の取付部位に絶縁処理を施さねばならぬ煩わしさがある。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、従来のケーブルクランプによる光ケーブルのルート矯正をなくし、併せて中継接続用アダプタの取付けに当たり、従来の金具を不要として、作業性の向上及び更なる通信機器端末装置の小型化を可能とした光ケーブルのガイド構造を提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するため、請求項1に係る光ケーブルのガイド構造は、平面視L字状に形成された樹脂成形品のケーブルガイド部材と、該ケーブルガイド部材が係止可能なプリント基板,筐体等の被取付部品とからなり、前記ケーブルガイド部材は、L字状に折曲する角部の内側周縁部に立設され、当接する光ケーブルの曲率半径を維持する曲率で形成された内側周壁と、前記角部を挟んでケーブルガイド部材の一端側に形成されたアダプタ取付部と、前記角部を挟んでケーブルガイド部材の他端側の外側周縁部に立設され、光ケーブルが当接する外側周壁と、前記内側周壁と外側周壁の上部に夫々内方へ突設され、光ケーブルの上方への飛び出しを防止する飛び出し防止用突片と、前記外側周壁の先端に内方へ突設され、光ケーブルのルートを内方へ矯正する矯正用ガイドリブと、前記被取付部品に係脱自在な係止手段を備え、前記被取付部品は、前記係止手段に対応した被係止手段を備え、前記被取付部品に係止した前記ケーブルガイド部材の内側周壁に沿って光ケーブルを実装し、該光ケーブルに取り付くコネクタを、前記アダプタ取付部に取り付く中継接続用アダプタに接続することを特徴とする。
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の光ケーブルのガイド構造に於て、前記係止手段は、前記アダプタ取付部側端部の裏面側へ断面L字状に折曲し、先端に被取付部品の裏面側周縁部に係止する係止ツメが突設された係止片と、前記外側周壁に沿ってケーブルガイド部材の裏面側に突設され、先端に係止ツメが形成された2つの小突起と、前記アダプタ取付部近傍のケーブルガイド部材の裏面側に突設された2つの回転防止用の小突起とからなり、前記被取付部品の被係止手段は、前記各小突起が係止する係止孔であることを特徴とする。
更に、請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の光ケーブルのガイド構造に於て、前記アダプタ取付部は、ケーブルガイド部材に立設された支持壁と、中継接続用アダプタの外形形状に沿って該支持壁に設けられた挿入孔とからなり、該挿入孔の左右の周縁部に、中継接続用アダプタ側に設けたロックツメが係合する被係合部が設けられていることを特徴とし、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の光ケーブルのガイド構造に於て、前記支持壁の上部に、上方に冠着する冠着部材の凹部に係止する突片が突設されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、プリント基板や筐体等の被取付部品への取付けが簡単な1つのケーブルガイド部材を用いて光ケーブルを実装することができ、而も、ケーブルガイド部材の内側周壁によって光ケーブルの曲率半径が維持されるため、ケーブルクランプを複数用いて光ケーブルを実装していた従来に比し、光ケーブルの実装作業に手間がかかることがなく、作業者に熟練を要することもない。
そして、外形が大きいケーブルクランプを複数用いていた従来構造に比し、1つのケーブルガイド部材で光ケーブル7の実装が可能であるため、端末装置の更なる小型化が図れる。
また、ケーブルガイド部材に設けた矯正用ガイドリブが光ケーブルのルートを内方へ矯正するため、外側周壁側からケーブルガイド部材に案内される光ケーブルが外方へ膨出することがなく、筐体等との間に光ケーブルが挟まれることがない。更に、飛び出し防止用突片によって光ケーブルがケーブルガイド部材の上方から飛び出してしまうこともない。
更にまた、請求項1に係る発明によれば、ケーブルガイド部材にアダプタを取り付けることができるため、プリント基板へのアダプタの取付けに当たり、従来の金具が不要となって部品点数の削減が図れる。
加えて、従来、アダプタの固定に金具を使用すると、金具の実装部分に電気的な配線ができないため、金具の取付部位に絶縁処理を施さねばならぬ煩わしさがあったが、前記ケーブルガイド部材を用いることで従来の絶縁処理が不要になると共に、ケーブルガイド部材は樹脂成形品であるから、プリント基板の配線に影響を及ぼすことがない利点を有する。
また、請求項2に係る発明によれば、プリント基板や筐体等の被取付部品へのケーブルガイド部材の取付けが簡単に行え、請求項3に係る発明によれば、ケーブルガイド部材へのアダプタの取付けが簡単に行える利点を有する。
そして、請求項4に係る発明によれば、アダプタ取付部の支持壁に設けた突片が、上方に冠着する冠着部材の凹部に係止して、アダプタ取付部が上方から押圧保持されるため、アダプタに外線光ケーブルを接続する際に、アダプタに力がかかってもアダプタやアダプタ取付部がガタ付くことがない。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は請求項1乃至請求項4の一実施形態に係るガイド構造を示し、図に於て、1はプリント基板(被取付部品)3に実装された光モジュール、5はプリント基板3に取り付くケーブルガイド部材で、本実施形態は、光モジュール1の光ケーブル7のルート矯正に該ケーブルガイド部材5を用い、そして、光ケーブル7と外線光ケーブルとを接続する中継接続用アダプタ(以下、「アダプタ」という)9を、前記ケーブルガイド部材5に取り付けたことを特徴とする。
図1乃至図3に示すようにケーブルガイド部材5は、平面視L字状に形成された樹脂成形品で、L字状に折曲する角部11の内側周縁部に、光ケーブル7の曲率半径を維持する曲率からなる内側周壁13が立設されており、該ケーブルガイド部材5を用いた光ケーブル7の実装に当たり、図1の如く該内側周壁13の内周に光ケーブル7が当接するようになっている。
そして、前記角部11を挟んでケーブルガイド部材5の一端側に、アダプタ9をワンタッチで取り付け可能なアダプタ取付部15が設けられている。
図2に示すようにアダプタ取付部15は、ケーブルガイド部材5上に立設された支持壁17と、アダプタ9の外形形状に沿って該支持壁17に形成された正面視矩形状の挿入孔19とからなり、挿入孔19の背面側の左右周縁部に、後述するロックツメが係合する被係合部(図示せず)が設けられている。
一方、図1及び図9に示すようにアダプタ9の中央外周には、断面矩形状の鍔部21が全周に亘って突設され、更に該鍔部21から前記支持壁17の肉厚分の間隙を空けて、アダプタ9の左右の側面9a,9bにラチェット状のロックツメ23が設けられている。そして、図9に示すようにアダプタ取付部15(支持壁17)の前面側からアダプタ9を挿入孔19に挿入して、ロックツメ23を挿入孔19に圧入させると、前記被係合部に係合したロックツメ19と前記鍔部21とで支持壁17を前後から挟持して、アダプタ9がアダプタ取付部15にワンタッチで実装されるようになっている。
また、図2及び図3に示すようにケーブルガイド部材5には、アダプタ取付部15側端部に、裏面側へ断面L字状に折曲する係止片25が設けられている。そして、該係止片25の先端中央に内方へ突出する係止ツメ27が設けられており、図7の如くプリント基板3へのケーブルガイド部材5の取付時に、該係止ツメ27がプリント基板3の裏面側周縁部29に係止して、ケーブルガイド部材5のアダプタ取付部15側をプリント基板3に確実に保持するようになっている。
そして、図1に示すように支持壁17の上部中央には突片31が突設されており、該突片31を、プリント基板3に冠着する図示しない筐体(冠着部材)に設けた凹部に係合させることで、アダプタ取付部15が上方から筐体によって押圧保持されるようになっている。
一方、図1及び図2に示すように角部11を挟んでケーブルガイド部材5の他端側の外側周縁部には、光ケーブル7が当接する外側周壁33が立設されている。そして、該外側周壁33と前記内側周壁13の上部に、光ケーブル7の上方への飛び出しを防止する飛び出し防止用突片35,37が、夫々、ケーブルガイド部材5の内方へ突設され、更に外側周壁33の先端に、光ケーブル7のルートをプリント基板5の内方へ矯正する矯正用ガイドリブ39が内方へ突設されている。
また、図2及び図3に示すようにケーブルガイド部材5の裏面側には、該ケーブルガイド部材5をプリント基板3に取り付けることができるように、先ず、前記外側周壁33に沿って、先端の係止ツメ41がアダプタ取付部15側に突出する2つの小突起43が所定の間隔を空けて突設されている。
更に、前記アダプタ取付部15側の裏面に2つの小突起45が突設されており、この2つの小突起45は、2点支持によってケーブルガイド部材5の回転防止の機能を奏するようになっている。
そして、図4に示すように前記小突起43に対応してプリント基板3に2つの係止孔47が形成され、前記小突起45に対応してプリント基板3に2つの係止孔49が形成されており、図4の如く各係止孔47に小突起43を夫々挿入して、ケーブルガイド部材5を図5の矢印方向へスライドさせると、図6に示すように小突起43先端の係止ツメ41が係止孔47の周縁部に係止するようになっている。そして、この状態(図6及び図7の状態)で前記係止片25を下方へ押圧すると、図8に示すように係止ツメ27がプリント基板3の裏面側周縁部29に係止して、ケーブルガイド部材5の一端側がプリント基板3に確実に保持されると同時に、前記小突起45が係止孔49に係止して、ケーブルガイド部材5のアダプタ取付部15側の回転やガタ付きが防止されるようになっている。
その他、図1に於て、51は光ケーブル7に接続されたコネクタ、また、図2に於て、53は前記内側周壁13からケーブルガイド部材5の内側周縁部に沿ってアダプタ取付部15の近傍へ延設された周壁、55は前記外側周壁33からケーブルガイド部材5の外側周縁部に沿ってアダプタ取付部15の近傍へ延設された周壁で、両周壁53,55はアダプタ9へのコネクタ51の差し込みに支障を来すことがないように、夫々、内側周壁13や外側周壁33よりも低く形成されている。
本実施形態に用いるプリント基板3とケーブルガイド部材5はこのように構成されており、次に、図4乃至図8を基にケーブルガイド部材5の実装方法を説明し、図9を基にアダプタ9の取付方法を説明し、図10及び図11を基に光ケーブル7の実装方法を説明する。
先ず、図4に示すように、プリント基板3の係止孔47にケーブルガイド部材5の小突起43を挿入する。次いで図5の如くケーブルガイド部材5を矢印方向へスライドさせて、図6に示すように小突起43の先端の係止ツメ41を係止孔47の周縁部に係止させる。
そして、この状態(図6及び図7の状態)で係止片25を下方へ押圧すると、図8に示すように係止ツメ27がプリント基板3の裏面側周縁部29に係止して、ケーブルガイド部材5のアダプタ取付部15側がプリント基板3に保持されると共に、前記小突起45が係止孔49に係止してケーブルガイド部材5がプリント基板3に位置決め固定される。
このように、前記係止孔47に小突起43を挿入し、ケーブルガイド部材5をスライドさせて係止ツメ27をプリント基板3の裏面側周縁部29に係止させるという極めて簡単な操作で、ケーブルガイド部材5がプリント基板3に実装される。
この後、図9に示すようにアダプタ取付部15の前面からアダプタ9を挿入孔19に挿入し乍らロックツメ23を挿入孔19に圧入させれば、既述したようにロックツメ19と鍔部21とで支持壁17を前後から挟持して、アダプタ9がアダプタ取付部15に取り付くこととなる。
そして、図10に示すようにプリント基板3に光モジュール1を実装し、光ケーブル7を前記矯正用ガイドリブ39側からケーブルガイド部材5に案内して、前記飛び出し防止用突片35,37の下をくぐらせ、内側周壁13に当接させ乍らアダプタ取付部15方向へ屈曲させて、図11の如く光ケーブル7に接続されたコネクタ51をアダプタ9に差し込んで光ケーブル7の実装が完了する。
而して、このようにケーブルガイド部材5を用いて光ケーブル7を実装すると、図11に示すように、内側周壁13が光ケーブル7の曲率半径を維持して光ケーブル7の特性を保証し、また、飛び出し防止用突片35,37が、ケーブルガイド部材5の上方からの光ケーブル7の飛び出しを防止する。
更に、図11に示すように外側周壁33側からケーブルガイド部材5内に案内されて内側周壁13に当接する光ケーブル7は、円弧を描いて外側周壁33に当接しているが、前記矯正用ガイドリブ59がない場合、外側周壁33側からケーブルガイド部材5に案内される光ケーブル7がプリント基板3側方へ膨出して、プリント基板3を実装する筐体との間に光ケーブル7が挟まれてしまう虞がある。
そこで、既述したように本実施形態は外側周壁33の先端に矯正用ガイドリブ39を内方へ突設し、該矯正用ガイドリブ39によって光ケーブル7のルートを内方へ矯正することで、外側周壁33側からケーブルガイド部材5に案内される光ケーブル7のプリント基板3側方への膨出を防止して、筐体との間に光ケーブル7が挟まれることを防止している。
また、アダプタ取付部15の支持壁17に設けた突片31が、プリント基板3に冠着する筐体(図示せず)の凹部に係合して、アダプタ取付部15が上方から押圧保持されるため、アダプタ9に外線光ケーブルを接続する際に、該アダプタ9に力がかかってもアダプタ9やアダプタ取付部15がガタ付くことがない。
このように本実施形態によれば、
(1)プリント基板3への取付けが簡単な1つのケーブルガイド部材5を用いて光ケーブル7を実装することができ、而も、ケーブルガイド部材5の内側周壁13によって光ケーブル7の曲率半径が維持されるため、ケーブルクランプを複数用いて光ケーブルを実装していた従来に比し、光ケーブル7の実装作業に手間がかかることがなく、作業者に熟練を要することもない。
(2)外形が大きいケーブルクランプを複数用いていた従来構造に比し、1つのケーブルガイド部材5で光ケーブル7の実装が可能であるため、端末装置の更なる小型化が図れる。
(3)ケーブルガイド部材5に設けた矯正用ガイドリブ39が光ケーブル7のルートを内方へ矯正するため、外側周壁33側からケーブルガイド部材5に案内される光ケーブル7がプリント基板3側方へ膨出することがなく、筐体との間に光ケーブル7が挟まれることがない。
また、飛び出し防止用突片35,37によって光ケーブル7がケーブルガイド部材5の上方から飛び出してしまうことがない。
(4)アダプタ取付部15の支持壁17に設けた突片31が、プリント基板3に冠着する筐体の凹部に係合してアダプタ取付部15が上方から押圧保持されるため、アダプタ9に外線光ケーブルを接続する際に、アダプタ9に力がかかってもアダプタ9やアダプタ取付部15がガタ付くことがない。
(5)ケーブルガイド部材5にアダプタ9を取り付けることができるため、プリント基板3へのアダプタ9の取付けに当たり、従来の金具が不要となって部品点数の削減が図れる。
而も、従来、アダプタの固定に金具を使用すると、金具の実装部分に電気的な配線ができないため、金具の取付部位に絶縁処理を施さねばならぬ煩わしさがあったが、前記ケーブルガイド部材5を用いることで、斯かる絶縁処理が不要になると共に、ケーブルガイド部材5は樹脂成形品であるから、プリント基板3の配線に影響を及ぼすことがない利点を有する。
尚、前記実施形態は、ケーブルガイド部材5をプリント基板3に実装した構造を説明したが、ケーブルガイド部材5を筐体に取り付ける場合にも適用できることは勿論である。
請求項1乃至請求項4の一実施形態に係る光ケーブルのガイド構造の全体斜視図である。 ケーブルガイド部材の斜め上方からの全体斜視図である。 ケーブルガイド部材の斜め下方からの全体斜視図である。 ケーブルガイド部材の実装方法の説明図である。 ケーブルガイド部材の実装方法の説明図である。 ケーブルガイド部材の実装方法の説明図である。 ケーブルガイド部材の実装方法の説明図である。 ケーブルガイド部材の実装方法の説明図である。 アダプタの実装方法の説明図である。 光ケーブルの実装方法の説明図である。 光ケーブルの実装方法の説明図である。
符号の説明
1 光モジュール
3 プリント基板
5 ケーブルガイド部材5
7 光ケーブル
9 アダプタ
13 内側周壁
15 アダプタ取付部
17 支持壁
19 挿入孔
21 鍔部
23 ロックツメ
25 係止片
27,41 係止ツメ
31 突片
33 外側周壁
35,37 飛び出し防止用突片
39 矯正用ガイドリブ
43,45 小突起
47,49 係止孔
51 コネクタ

Claims (4)

  1. 平面視L字状に形成された樹脂成形品のケーブルガイド部材と、
    該ケーブルガイド部材が係止可能なプリント基板,筐体等の被取付部品とからなり、
    前記ケーブルガイド部材は、L字状に折曲する角部の内側周縁部に立設され、当接する光ケーブルの曲率半径を維持する曲率で形成された内側周壁と、
    前記角部を挟んでケーブルガイド部材の一端側に形成されたアダプタ取付部と、
    前記角部を挟んでケーブルガイド部材の他端側の外側周縁部に立設され、光ケーブルが当接する外側周壁と、
    前記内側周壁と外側周壁の上部に夫々内方へ突設され、光ケーブルの上方への飛び出しを防止する飛び出し防止用突片と、
    前記外側周壁の先端に内方へ突設され、光ケーブルのルートを内方へ矯正する矯正用ガイドリブと、
    前記被取付部品に係脱自在な係止手段を備え、
    前記被取付部品は、前記係止手段に対応した被係止手段を備え、
    前記被取付部品に係止した前記ケーブルガイド部材の内側周壁に沿って光ケーブルを実装し、
    該光ケーブルに取り付くコネクタを、前記アダプタ取付部に取り付く中継接続用アダプタに接続することを特徴とする光ケーブルのガイド構造。
  2. 前記係止手段は、前記アダプタ取付部側端部の裏面側へ断面L字状に折曲し、先端に被取付部品の裏面側周縁部に係止する係止ツメが突設された係止片と、
    前記外側周壁に沿ってケーブルガイド部材の裏面側に突設され、先端に係止ツメが形成された2つの小突起と、
    前記アダプタ取付部近傍のケーブルガイド部材の裏面側に突設された2つの回転防止用の小突起とからなり、
    前記被取付部品の被係止手段は、前記各小突起が係止する係止孔であることを特徴とする請求項1に記載の光ケーブルのガイド構造。
  3. 前記アダプタ取付部は、ケーブルガイド部材に立設された支持壁と、中継接続用アダプタの外形形状に沿って該支持壁に設けられた挿入孔とからなり、該挿入孔の左右の周縁部に、中継接続用アダプタ側に設けたロックツメが係合する被係合部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光ケーブルのガイド構造。
  4. 前記支持壁の上部に、上方に冠着する冠着部材の凹部に係止する突片が突設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の光ケーブルのガイド構造。
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