JP5602774B2 - 撮像装置およびその制御方法、レンズユニットおよびその制御方法 - Google Patents

撮像装置およびその制御方法、レンズユニットおよびその制御方法 Download PDF

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本発明は、レンズユニットを交換可能な撮像装置に関するものである。
近年、カメラの自動焦点調節方式として、被写体像を光電変換して得られた映像信号より画面の鮮鋭度を表すTVAF評価値を取得し、それが最大となるようにフォーカスレンズ位置を制御して焦点調節を行う方式(以下、TVAF方式)が主流である。
TVAF方式のTVAF評価値としては、一般にある帯域のバンドパスフィルタ−により抽出された映像信号の高周波成分のレベルを用いて生成している。これは、通常の被写体像を撮影した場合、図2に示すように焦点が合ってくるにしたがってTVAF評価値は大きくなり、そのレベルが最大になる点が合焦位置となるからである。
TVAF方式のレンズ制御として、図3に示すようにフォーカスレンズを微小に至近/無限に駆動した時のTVAF評価値の変化から合焦方向を検出する動作(以後、ウォブリング動作)が知られている。TVAF評価値は映像信号から生成されるため、ウォブリング動作は撮像素子の垂直同期信号に同期させることが必要になる。
特許文献1には、カメラユニットでTVAF評価値を生成し、レンズユニットに通信で受け渡して、レンズユニットがTVAF制御を行う交換レンズ式カメラシステムについて開示されている。この特許文献1において、撮像素子の垂直同期信号に同期して、カメラユニットと、レンズユニットで固定長のパケットシリアル通信を行うように構成された交換レンズ式カメラシステムが提案されている。
特開平11―125860号公報
一方、カメラユニットでTVAF制御を行う場合、カメラユニット内でTVAF評価値に基づいてフォーカスレンズの制御命令を生成し、該制御命令をレンズユニットに送信する。この場合、特許文献1のように垂直同期信号に同期して1回の固定長のパケットシリアル通信を行うようにすると、図4に示すようになる。図4では、従来の1垂直同期間に1回の固定長パケットシリアル通信で、レンズユニットからカメラユニットにレンズ位置に関する情報を、カメラユニットからレンズユニットにレンズの制御命令を通信する。したがって、カメラユニットは垂直同期期間にレンズユニットから取得したレンズ位置情報に基づいてAF制御を行い、次の垂直同期期間における通信でレンズ制御命令を出すことになる。そのため、レンズユニットから取得したレンズ位置情報に基づいて速やかにレンズ制御命令を出すことができず、制御周期に遅れ(AFの応答遅れ)が生じてしまうという課題がある。さらに、レンズユニットが備える絞りの制御もカメラユニットからの指示に基づいて行う場合、絞り制御命令を生成するためのAE制御の負荷により、AFの応答性が悪くなる可能性がある。
上記課題に鑑みて、本発明は、TVAF制御を撮像装置側で行う場合でも、応答性の良いAFが可能な撮像装置レンズユニットおよびそれらの制御方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての撮像装置は、絞り及びフォーカスレンズを含む撮像光学系を備えたレンズユニットを着脱可能な撮像装置であって、垂直同期信号に同期して電荷蓄積を行い、撮像信号を生成する撮像手段と、装着されたレンズユニット内の前記絞り及び前記フォーカスレンズの制御情報をそれぞれ生成するとともに、当該レンズユニットと通信を行う制御手段と、を有し、前記制御手段は、垂直同期信号に同期して前記レンズユニットと通信可能であって、垂直同期信号に同期して第1通信を行い、その後、第2通信を、次の垂直同期信号に同期する第1通信の前に行い、前記第1通信と前記第2通信は、固定長で所定の情報を通信するパケット通信であって、前記制御手段は、前記第1通信において、前記レンズユニットから前記絞り及び前記フォーカスレンズについての情報を含む第1の情報を受信し、前記第1通信で受信した当該第1の情報を用いて生成した前記フォーカスレンズの制御情報を、続く前記第2通信で前記レンズユニットに送信し、前記第1通信で受信した当該第1の情報を用いて生成した前記絞りの制御情報を、次の前記第1通信で前記レンズユニットに送信することを特徴とする。
本発明の他の側面としてのレンズユニットは、垂直同期信号に同期して電荷蓄積を行い撮像信号を生成する撮像手段を備えた撮像装置に装着可能なレンズユニットであって、絞り及びフォーカスレンズを含む撮像光学系と、装着された撮像装置と通信し、当該撮像装置から受信した情報に基づいて、前記絞り及び前記フォーカスレンズの駆動を制御するレンズ制御手段と、を有し、前記レンズ制御手段は、前記撮像装置から通知される垂直同期信号に同期して前記撮像装置と通信可能であって、垂直同期信号に同期して第1通信を行い、その後、第2通信を、次の垂直同期信号に同期する第1通信の前に行い、前記第1通信と前記第2通信は、固定長で所定の情報を通信するパケット通信であって、前記レンズ制御手段は、前記第1通信において、前記絞り及び前記フォーカスレンズについての情報を含む第1の情報を前記撮像装置に送信し、前記第1通信で送信した当該第1の情報を用いて生成された前記フォーカスレンズの制御情報を、続く前記第2通信で前記撮像装置から受信し、前記第1通信で送信した当該第1の情報を用いて生成された前記絞りの制御情報を、次の前記第1通信で前記撮像装置から受信することを特徴とする。
発明の他の側面としての撮像装置の制御方法は、絞り及びフォーカスレンズを含む撮像光学系を備えたレンズユニットを着脱可能な撮像装置の制御方法であって、垂直同期信号に同期して電荷蓄積を行い、撮像信号を生成するステップと、装着されたレンズユニット内の前記絞り及び前記フォーカスレンズの制御情報をそれぞれ生成するステップと、前記レンズユニットと通信を行うステップと、を有し、垂直同期信号に同期して前記レンズユニットと通信可能であって、垂直同期信号に同期して第1通信を行い、その後、第2通信を、次の垂直同期信号に同期する第1通信の前に行い、前記第1通信と前記第2通信は、固定長で所定の情報を通信するパケット通信であって、前記第1通信において、前記レンズユニットから前記絞り及び前記フォーカスレンズについての情報を含む第1の情報を受信し、前記第1通信で受信した当該第1の情報を用いて生成した前記フォーカスレンズの制御情報を、続く前記第2通信で前記レンズユニットに送信し、前記第1通信で受信した当該第1の情報を用いて生成した前記絞りの制御情報を、次の前記第1通信で前記レンズユニットに送信することを特徴とする。
本発明の他の側面としてのレンズユニットの制御方法は、垂直同期信号に同期して電荷蓄積を行い撮像信号を生成する撮像手段を備えた撮像装置に装着可能で、絞り及びフォーカスレンズを含む撮像光学系を有するレンズユニットの制御方法であって、装着された撮像装置と通信するステップと、前記撮像装置から受信した情報に基づいて、前記絞り及び前記フォーカスレンズの駆動を制御するステップと、を有し、前記撮像装置から通知される垂直同期信号に同期して前記撮像装置と通信可能であって、垂直同期信号に同期して第1通信を行い、その後、第2通信を、次の垂直同期信号に同期する第1通信の前に行い、前記第1通信と前記第2通信は、固定長で所定の情報を通信するパケット通信であって、前記第1通信において、前記絞り及び前記フォーカスレンズについての情報を含む第1の情報を前記撮像装置に送信し、前記第1通信で送信した当該第1の情報を用いて生成された前記フォーカスレンズの制御情報を、続く前記第2通信で前記撮像装置から受信し、前記第1通信で送信した当該第1の情報を用いて生成された前記絞りの制御情報を、次の前記第1通信で前記撮像装置から受信することを特徴とする
本発明によれば、TVAF制御を撮像装置側で行う場合でも、応答性の良いAFが可能な撮像装置レンズユニットおよびそれらの制御方法を提供することができる。
本発明の実施形態であるレンズユニット及びカメラユニットの構成を説明する図である。 TVAF評価値とフォーカスレンズ位置の関係を説明する図である。 TVAFのウォブリングを説明する図である。 従来のレンズユニットとカメラユニットの通信での制御遅れを説明する図である。 本発明の実施形態のTVAFのフローチャートである。 本発明の実施形態の微小駆動のフローチャートである。 本発明の実施形態の微小駆動を説明する図である。 本発明の実施形態のCMOSセンサの蓄積タイミングを説明する図である。 本発明の実施形態のカメラマイコンとレンズマイコンの処理のタイミングチャートである。 本発明の実施形態のシリアル通信を説明する図である。 本発明の実施形態の通信データ内容である。 一般的なコマンド通信を説明する図である。 本発明の実施形態の山登り駆動のフローチャートである。 本発明の実施形態の山登り駆動を説明する図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施例について説明する。図1は、本発明の実施例のカメラシステムの構成を示す図である。
同図において、アクセサリとしてのレンズユニット117(以下、単にレンズとも言う)は、カメラユニット118(以下、単にカメラ、ビデオカメラ、撮像装置とも言う)に対して着脱可能に構成される。カメラユニット118はレンズユニット117を装着可能である。レンズユニット117とカメラユニット118は、いわゆる交換レンズシステムを構成している。
図1において、レンズユニット117は、その内部に撮影光学系101〜105を有している。本実施例において、第1のレンズ群101および第3のレンズ群104は固定されている。第2のレンズ群102は、変倍用のレンズ群(以下、変倍レンズと称す)である。また絞り103は、撮像素子106に入射する光量を調節する。また第4のレンズ群105は、焦点調節機能と変倍による焦点面の移動を補正するコンペ機能とを兼ね備えたレンズ群(以下フォーカスレンズと称す)である。なお、レンズユニット117が有する上記の撮影光学系の構成は一例であり、これに限定されない。被写体からの光は、該撮影光学系101〜105を通って、カメラユニット118内のCMOSセンサ等の撮像素子106へと結像される。
カメラユニット118内の撮像素子106は、CMOSセンサなどにより構成される光電変換素子である。撮像素子106は、被写体像を光電変換して撮像信号を生成し、該撮像信号は増幅器107で最適なレベルに増幅された後、カメラ信号処理回路108へと入力される。
カメラ信号処理回路108は、増幅器107からの出力信号に対して各種の画像処理を施し、映像信号を生成する。また、カメラ信号処理回路108は、映像信号の輝度信号の積分値をAE評価値として生成する。AE評価値は、後述のカメラマイコン116に出力される。モニタ109はLCD等により構成され、カメラ信号処理回路108からの映像信号を表示する。記録部110は、カメラ信号処理回路108からの映像信号を半導体メモリ等の記録媒体に記録する。
TVAFゲート113は、増幅器107からの全画素の出力信号のうち、焦点検出に用いられる領域の信号のみを通す。TVAF信号処理回路114は、TVAFゲート113を通過した信号から高周波成分を抽出してTVAF評価値を生成する。TVAF評価値は、カメラマイコン116に出力される。TVAF評価値は、撮像素子106からの出力信号に基づいて生成される映像の鮮鋭度(コントラスト状態)を表すものであるが、鮮鋭度は撮像光学系の焦点状態によって変化するので、結果的に図2のように撮像光学系の焦点状態を表す信号となる。
制御手段としてのカメラマイコン116は、ビデオカメラ全体の動作の制御を司るとともに、撮像画面に対して所定の割合でTVAF枠を設定するようにTVAFゲート113を制御する。また、TVAF信号処理回路114から取得したTVAF評価値に基づいてTVAF制御を行い、所望のフォーカスレンズ駆動命令をレンズマイコン115に送信する。また、カメラ信号処理回路108から取得したAE評価値に基づいてAE制御を行い、所望の絞り駆動命令をレンズマイコン115に送信する。このように、カメラマイコン116とレンズマイコン115は互いに通信可能に構成される。
レンズユニット117内のズーム駆動源(ズーム駆動手段)111は、変倍レンズ102を駆動させるための駆動源である。フォーカス駆動源(フォーカス駆動手段)112は、第1の光学部材としてのフォーカスレンズ105を駆動させるための駆動源(第1の駆動手段)である。ズーム駆動源111及びフォーカス駆動源112は、ステッピングモータ、DCモータ、振動型モータ及びボイスコイルモータ等のアクチュエータにより構成される。また、レンズユニット117内の絞り駆動源(絞り駆動手段)119は、第2の光学部材としての絞り103を駆動させるための駆動源(第2の駆動手段)である。
制御手段としてのレンズマイコン115は、カメラマイコン116からフォーカスレンズ105の駆動命令を受け取り、この命令に基づいてフォーカス駆動源112で、フォーカスレンズ105を光軸方向に駆動させて焦点合わせを行う。また、カメラマイコン116から絞り103の駆動命令を受け取り、この命令に基づいて絞り駆動源119で、絞り103を駆動させて撮像光学系を通過する光の量を調整する。
また、カメラマイコン116とレンズマイコン115との間でデータの通信を行う。撮像素子106は、信号生成回路120から出力される垂直同期信号の周期である垂直同期期間の所定期間において電荷蓄積を行う。カメラマイコン116は、垂直同期信号をレンズマイコン115に通知し、後述するように、カメラマイコン116とレンズマイコン115はこの垂直同期信号のタイミングに基づいて通信を行う。
次に、カメラユニット118内のカメラマイコン116で行われるTVAF制御について、図5以降の図を用いて説明する。このTVAF制御は、カメラマイコン116内に格納されたコンピュータプログラムに従って実行される。
Step501は処理の開始を示している。Step502で微小駆動動作を行い、合焦か、合焦でないならどちらの方向に合焦点があるかを判別する。細かい動作の説明は図6で説明する。
Step503においては、Step502で合焦判定できたかどうか判別し、合焦判別できた場合はStep508へ進み合焦停止・再起動判定処理を行い、合焦判定できていない場合はStep504へ進む。
Step504においては、Step502で方向判別できたかどうか判別し、方向判別できた場合はStep505へ進み山登り駆動する。Step504で方向判定できていない時は、Step502に戻る。
Step505においては、Step502で判別した方向に、所定の速度でフォーカスレンズ105を山登り駆動し、TVAF評価値とレンズから取得したフォーカスレンズ位置の関係づけで、TVAF評価値がピークとなるフォーカスレンズ位置を探す。細かい動作の説明は図13で説明する。
Step506では、山登り駆動動作中のTVAF評価値がピークのフォーカスレンズ位置にフォーカスレンズ105を戻すようにレンズに通信する。
Step507においては、レンズと通信してフォーカスレンズ位置を取得して、TVAF評価値がピークのフォーカスレンズ位置に戻ったかどうか判別する。ピークのフォーカスレンズ位置に戻っている場合はStep502へ戻り再び微小駆動動作をおこない、ピークのフォーカスレンズ位置に戻っていない場合はStep506へ戻りピークのフォーカスレンズ位置に戻す動作を継続する。
次に、Step508からの合焦停止・再起動判定処理について説明する。
Step508ではTVAF評価値を取得する。
Step509では合焦判定されたフォーカスレンズ位置へフォーカスレンズ105を移動するようにレンズに通信する。
Step510ではレンズと通信してフォーカスレンズ位置を取得して合焦フォーカスレンズ位置へ移動したかどうかを判別し、移動していればStep511へ進み、移動していなければStep508へ戻る。
Step511では合焦フォーカスレンズ位置(合焦点)におけるTVAF評価値を保持する。
Step512では新たなTVAF評価値を取得する。
Step513では、Step511で保持したTVAF評価値とStep512で取得した最新のTVAF評価値とを比較しTVAF評価値の変動が大きいか判定する。TVAF評価値が大きく変動していれば被写体が変わったものとして、Step502へ進み微小駆動動作を再開し、TVAF評価値が変動していなければStep512へ戻る。
次に、微小駆動動作について図6で説明する。
Step601は、処理の開始を示している。
Step602では、通信タイミングを合わせるため、垂直同期タイミングを待つ。
Step603では、レンズマイコン115とフォーカスレンズ位置を含む固定長パケット通信を行う。
Step604では、駆動周期、駆動ディレイ時間を求める。本実施例では駆動周期2V、駆動ディレイ時間1/2Vとなる。
Step605では、現在のModeが0か判別し、0であればStep606へ進み後述の至近側のフォーカスレンズ位置における処理を行い、そうでなければStep611へ進む。
<至近側のフォーカスレンズ位置における処理>
Step606でTVAF評価値を無限側(無限側にフォーカスレンズがいる時に蓄積したセンサ出力に基づく)TVAF評価値として保存する。
Step607では、Modeを加算(4以上になった場合は0に戻す)して、Step608へ進む。
<共通の処理>
Step608においては、所定回数連続して合焦方向と判断される方向が同一であればStep627へ進み、そうでなければStep609へ進む。
Step609においては、所定回数フォーカスレンズが同一エリアで往復を繰り返していればStep628へ進み、所定回数フォーカスレンズが同一エリアで往復を繰り返していなければStep610へ進む。
Step610では、レンズマイコン115と駆動命令を含む固定長パケット通信を行い、Step602へ戻る。
Step627では方向判別できたとして、Step630へ進み処理を終了し山登り駆動へ移行する。
Step628においては、これまでの所定期間のフォーカスレンズ位置の平均位置を合焦点として演算する。Step629では合焦判定できたとして、Step630へ進み処理を終了し合焦停止・再起動判定へ移行する。
Step611では、現在のModeが1か判別し、1であればStep612へ進み後述のフォーカスレンズ105を無限方向に駆動する処理を行い、そうでなければStep618へ進む。
<フォーカスレンズを無限に駆動する処理>
Step612では、振動振幅、中心移動振幅が演算される。ここでは詳しく述べないが焦点深度を基準に、深度が浅い時は振幅を小さく、深度が深いときは振幅を大きくするのが一般的である。
Step613では、前述のMode=0における無限側TVAF評価値と後述のMode=2における至近側TVAF評価値を比較する。無限側TVAF評価値が至近側TVAF評価値よりも大きければStep614へ進み、無限側TVAF評価値が至近側TVAF評価値よりも小さければStep615へ進む。
Step614では、駆動振幅を、
駆動振幅 = 振動振幅 + 中心移動振幅
とする。
Step615では、駆動振幅を、
駆動振幅 = 振動振幅
とする。
Step616では無限方向へStep614あるいはStep615で決められた振幅で駆動することを決定する。
Step617では、Modeを加算(4以上になった場合は0に戻す)して、Step608へ進む。Step608以降は前述の通りである。
Step618では、現在のModeが2か判別し、2であればStep619へ進み後述の無限側のフォーカスレンズ位置における処理を行い、そうでなければStep621へ進む。
<無限側のフォーカスレンズ位置における処理>
Step619でTVAF評価値を至近側(至近側にフォーカスレンズがいる時に蓄積したセンサ出力に基づく)TVAF評価値として保存する。
Step620でModeを加算(4以上になった場合は0に戻す)して、Step608へ進む。Step608以降は前述の通りである。
<フォーカスレンズを至近に駆動する処理>
Step621では、振動振幅、中心移動振幅が演算される。ここでは詳しく述べないが焦点深度を基準に、深度が浅い時は振幅を小さく、深度が深いときは振幅を大きくするのが一般的である。
Step622では、前述のMode=0における無限側TVAF評価値と前述のMode=2における至近側TVAF評価値を比較し、至近側TVAF評価値が無限側TVAF評価値よりも大きければStep623へ進む。また、至近側TVAF評価値が無限側TVAF評価値よりも小さければStep624へ進む。
Step623では、駆動振幅を、
駆動振幅 = 振動振幅 + 中心移動振幅
とする。
Step624では、駆動振幅を、
駆動振幅 = 振動振幅
とする。
Step625では至近方向へStep623あるいはStep624で決められた振幅で駆動することを決定する。
Step626では、Modeを加算(4以上になった場合は0に戻す)して、Step608へ進む。Step608以降は前述の通りである。
上記フォーカスレンズ動作の時間経過を示したのが図7である。ここで横軸は時間で、最上部にある下に凸の周期は映像信号の垂直同期信号、その下のひし形はCMOSセンサの蓄積時間、その下のEVxはそのタイミングで得られるTVAF評価値、一番下はフォーカスレンズ位置である。ここでCMOSセンサの駆動について図8で説明する。図8の左は撮像面と走査ラインを示している。図8の右は、各走査ラインごとの蓄積時間、転送時間を示している。CMOSセンサは、ローリングシャッターと言って各走査ラインごとにシャッタを切る方式であるため、画面の上部と下部で、図のように蓄積時間、転送時間が異なる。この蓄積時間を表したのが図7のひし形である。
図6にあるようにフォーカスレンズ105を至近、無限と動かしながらTVAF評価値を監視し合焦方向にフォーカスレンズ105を駆動させる。しかしながら、フォーカスレンズ105が至近/無限側に位置している間にCMOSセンサに蓄積された映像信号からTVAF評価値を得る必要がある。そこでフォーカスレンズ105を駆動するタイミングをCMOSセンサの蓄積時間に合わせないとならない。CMOSセンサの蓄積時間の全ての時間において至近/無限側に位置している訳ではないが、TVAF枠は、撮像画面に対して小さく設定されるのでTVAF枠内の走査ラインの蓄積には十分である。ここで蓄積時間3の間にCMOSセンサに蓄積された電荷に対するTVAF評価値EV3が時刻T3でレンズマイコン115に通信され、蓄積時間5の間にCMOSセンサに蓄積された電荷に対するTVAF評価値EV5が時刻T5で取り込まれる。時刻T6では、TVAF評価値EV3、EV5を比較し、EV5>EV3であれば振動中心を移動し、一方EV3>EV5であれば振動中心を移動しない。このようにして、合焦方向の判別と合焦の判定を行っている。
次に、図9について説明する。横軸は時間で、1垂直同期期間内のカメラマイコン116の処理と、レンズマイコン115の処理を示したものである。まず、垂直同期信号の出力直後に第一の固定長シリアルパケット通信(第1通信)を行い、カメラマイコン116は、レンズマイコン115からレンズユニット内の情報(例えば、フォーカスレンズ位置、絞り位置を含むデータ)を受信する。また、カメラマイコン116は、AE制御に関するデータとして、この第1通信でレンズマイコン115から絞り位置データを受信するとともに、絞りの制御データ(駆動命令)などを送信する。なお、図示していないが、レンズマイコン115では、この第1通信で得た絞りの制御データに基づいて、第1通信後から次の第1通信までの間(1垂直同期期間内)に絞り駆動制御を行う。この第1通信や後述の第2通信は図10のように双方向のシリアル通信で行う。クロックは撮像素子の垂直同期を持っているカメラマイコン116が出力し、レンズマイコン115はカメラからの第1通信の始めのクロックで内部の処理を開始することで垂直同期に合わせて処理を実行する。なお、本実施例では垂直同期信号の出力直後に第1通信を行うようにしたが、これに限らず、垂直同期信号の出力に同期して第1通信を開始すればよい。例えば、垂直同期信号の出力から所定時間後に第1通信を開始するようにしてもよい。
次に、第1通信を行った後で、カメラマイコン116はTVAF評価値(及びAE評価値)を取得し、TVAF制御を行い、次のフォーカスレンズ駆動命令(制御情報)を生成する。そして、TVAF制御が終わり次第、第二の固定長シリアルパケット通信(第2通信)で、カメラマイコン116は、レンズマイコン115に上記のフォーカスレンズ駆動命令を含むデータを送信する。エラーなどで所定時間内にAF制御が終わらない場合は、所定時間経過後に第2通信を行う。この場合、前回の送信データを保持する。レンズマイコン115は、フォーカスレンズ駆動命令を受け取った後で、図6に示したフォーカス駆動目標位置を演算する。次に駆動ディレイ時間に基づいて待ったあと、レンズ駆動処理(フォーカスレンズ駆動制御)を行い実際にレンズを駆動する。
カメラマイコン116は第2通信を行った後で、AE制御を行い、次の絞り駆動命令(制御情報)を生成する。ここで、カメラマイコン116は、第2通信を行った後でAE制御を行うため、AE制御はAF制御に比べフィードバックが遅れることになる。これは、AF制御の応答性をAE制御の応答性より優先しているためである。特にライブビュー画像を表示した状態での撮影や動画撮影において、画面上で明るさが急に変化して見えるのを防ぐため、カメラマイコン116は、絞り103をゆっくり動かすよう制御する。その一方で、AF制御は速やかに行うことが望ましい。もしAE制御をAF制御と同じタイミング(第1通信の後)で行うと、その分第2通信でフォーカス駆動命令を送るのが遅れてしまう。そこで、本実施例では、AF制御の応答性を優先するために第1通信の後でAF制御を行い、画面上で明るさが急に変化して見えないようゆっくり制御するAE制御は第2通信後に行う。
カメラマイコン116とレンズマイコン115間の通信内容を示したのが、図11である。ここでは、本発明で使われているデータのみを示す。
第1通信では、
レンズマイコン→カメラマイコン
絞り位置
フォーカスレンズ位置
カメラマイコン→レンズマイコン
絞り目標位置
絞り駆動スピード
第2通信では、
カメラマイコン→レンズマイコン
フォーカス目標位置
フォーカス駆動速度
ディレイ時間
を含むデータが通信される。これ以外に通信の内容を示すヘッダデータ、通信が確実に行われたか確認するためのチェックサムデータも通信される。なお、第1通信で通信するコマンド数mは、第2通信で通信するコマンド数より多くなっている。
AE制御については、第1通信でレンズマイコン115からカメラマイコン116へ絞り位置を送信し、この絞り位置に基づいて、第2通信の後でカメラマイコン116はAE制御を行う。そして、カメラマイコン116は、次の垂直同期期間の第1通信で、絞り目標位置と絞り駆動スピードを含む絞り駆動情報をレンズマイコン115に送信する。
一方、AF制御については、第1通信でレンズマイコン115からカメラマイコン116へフォーカスレンズ位置を送信し、このフォーカスレンズ位置に基づいて、第1通信後にカメラマイコン116はAF制御を行う。そして、AF制御が終了したら第2通信を行い、カメラマイコン116は、フォーカス目標位置、フォーカス駆動速度、ディレイ時間を含むフォーカスレンズ駆動情報をレンズマイコン115に送信する。なお、垂直同期信号の出力から所定時間内にAF処理が終わらない場合でも、当該所定時間が経過したら第2通信を行う。この場合の第2通信では、前回の第2通信でカメラマイコン116からレンズマイコン115へ送信したデータが保持される(すなわち、カメラマイコン116は前回の第2の通信と対応する情報をレンズマイコン115に送信する)。
このように垂直同期とタイミングを合わせてフォーカスレンズ105を駆動するため、図9のように垂直同期で固定長の通信を行い、レンズユニット117もその周期に同期して一定のディレイをつけてフォーカスレンズ105の駆動を管理するようにしている。このように通信のタイミングが重視されるシステムにおいては、通信時のディレイを無くすことが望ましい。そのため、所定のタイミングで通信する内容を決めておき、実動作においては予め通信する内容を所定のタイミングまでに用意することで通信時のディレイを無くすことができる。
これに対してライブビューを行わずに静止画撮影する際などに使われるコマンド通信は、いつどの内容を通信するかは決まっていない。このコマンド通信では、図12のように、カメラマイコン116からの通信で、コマンドとして、レンズマイコン115にデータの要求や光学部材の制御指示を行う。レンズマイコン115では、そのコマンドを受け取った後で、コマンドを解析してから動作を開始したり、カメラに返すデータを用意するようになっている。これでは、レンズマイコン115は、コマンドを解析することによって初めて、カメラからの指示が分かるので、遅れが生じたりする。なお、コマンド通信の場合には、周期性を伴わない通信において、比較的に有利な場面がある。すなわち、周期に依らず、任意のタイミングにおいて、コマンドをカメラマイコン116からレンズマイコン115へ送信できる点である。
本実施例のカメラシステムにおいては、垂直同期信号と同期させて固定長で通信する通信方式とコマンド通信方式とを切り替えることが可能になっている。
次に、山登り駆動動作について図13を用いて説明する。
Step1301は処理の開始を示している。
Step1302では、通信タイミングを合わせるため、垂直同期タイミングを待つ。
Step1303ではレンズマイコン115と通信しフォーカスレンズ位置を取得する。
Step1304では山登り駆動スピードを求める。ここでは詳しく述べないが、焦点深度を基準に、深度が浅い時は小さく、深度が深いときは大きくするのが一般的である。これによりボケの変化量が略一定となり、見た目の違和感が無くなる。
Step1305においては、TVAF評価値が前回のTVAF評価値より所定量小さいどうか判別して、小さくなければStep1306へ進み、小さければStep1312へ進む。ここで、所定量とはTVAF評価値のS/Nを考慮して決められる値であり、被写体固定、フォーカスレンズ一定でのTVAF評価値の変動幅以上の値とする。そうしないと、TVAF評価値の変動の影響を受け正しい方向に山登り駆動できない。
Step1306ではフォーカスレンズ105が無限端に達しているかどうか判定する。無限端とは設計上決められたフォーカスレンズストロークの最も無限寄りの位置である。無限端に達していればStep1307へ進む。達していなければStep1308へ進む。
Step1308ではフォーカスレンズ105が至近端に達しているかどうか判定する。至近端とは設計上決められたフォーカスレンズストロークの最も至近寄りの位置である。至近端に達していればStep1309へ進む。達していなければStep1310へ進む。
Step1307、1309ではそれぞれ反転した端を記憶するフラグをセットしてStep1314へ進み、フォーカスレンズ105を逆方向に反転して山登り駆動を続ける。
Step1310では前回の順方向にStep1304で決定した速度でフォーカスレンズ105を山登り駆動を決定する。Step1311では、Step1310、Step1314で決定した通信データをレンズマイコン115に通信する。その後、Step1302へ戻り処理を続ける。
Step1312においては、TVAF評価値がピークを越えて減っていなければStep1313へ進み、TVAF評価値がピークを越えて減っていればStep1315へ進み山登り駆動を終了し、Step1316へ進み処理を終了し微小駆動動作へ移行する。
Step1313では、所定回数連続して減少しているか判別し、連続して減少していればStep1314へ進み、連続して減少していなければStep1310へ進む。
Step1310では前回の順方向にStep1304で決定した速度でフォーカスレンズ105を山登り駆動を決定する。Step1311では、Step1310で決定した通信データをレンズマイコン115に通信する。その後、Step1302へ戻り処理を続ける。
Step1314では、前回と逆方向にStep1304で決定した速度でフォーカスレンズ105を山登り駆動を決定する。Step1311では、Step1310で決定した通信データをレンズマイコン115に通信する。その後、Step1302へ戻り処理を続ける。
上記山登り駆動動作時のフォーカスレンズ105の動きを示したのが、図14である。ここで、Aはピークを越えて減少しているので合焦点があるとして山登り駆動動作を終了し、微小駆動動作に移行する。一方、Bはピークが無く減少しているので方向を間違えたものとして反転し、山登り駆動動作を続ける。
以上説明したように、再起動判定 → 微小駆動 → 山登り駆動 → 微小駆動 → 再起動判定を繰り返しながらフォーカスレンズ105を移動させTVAF評価値を常に最大にするようにカメラマイコン116は制御していて、合焦状態を維持する。
本発明によれば、交換レンズシステムにおいて、一定周期(1垂直同期間)に少なくとも2種類の固定長のパケット通信(第1通信及び第2通信)を分けて行っている。換言すれば、垂直同期信号の出力周期である垂直同期期間において、第1通信と第2通信とを分割して行っている。また、第1通信と第2通信との間の時間でカメラはAF制御を行い、該AF制御直後の第2通信でフォーカスレンズ駆動命令をレンズに送信している。このように、カメラは最新のレンズ位置情報に基づいてAF制御を行い、速やかにレンズ制御命令を出すことが可能となる。これにより、制御周期の遅れを無くし、AFの応答遅れを解消することができる。
なお、本実施例では、アクセサリとして、フォーカスレンズと絞りを備えたレンズユニットについての例を説明したが、これに限るものではない。例えば、他のアクセサリとして、少なくとも2つの光学部材を有し、カメラに着脱可能なストロボ装置であってもよい。
本発明は、ビデオカメラあるいは一眼レフカメラなどの交換レンズシステムに好適に利用できる。
103 絞り
105 フォーカスレンズ
106 撮像素子
112 フォーカス駆動源
115 レンズマイコン
116 カメラマイコン
117 レンズユニット
118 カメラユニット
119 絞り駆動源

Claims (18)

  1. 絞り及びフォーカスレンズを含む撮像光学系を備えたレンズユニットを着脱可能な撮像装置であって、
    垂直同期信号に同期して電荷蓄積を行い、撮像信号を生成する撮像手段と、
    装着されたレンズユニット内の前記絞り及び前記フォーカスレンズの制御情報をそれぞれ生成するとともに、当該レンズユニットと通信を行う制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、垂直同期信号に同期して前記レンズユニットと通信可能であって、垂直同期信号に同期して第1通信を行い、その後、第2通信を、次の垂直同期信号に同期する第1通信の前に行い、
    前記第1通信と前記第2通信は、固定長で所定の情報を通信するパケット通信であって、
    前記制御手段は、前記第1通信において、前記レンズユニットから前記絞り及び前記フォーカスレンズについての情報を含む第1の情報を受信し、前記第1通信で受信した当該第1の情報を用いて生成した前記フォーカスレンズの制御情報を、続く前記第2通信で前記レンズユニットに送信し、前記第1通信で受信した当該第1の情報を用いて生成した前記絞りの制御情報を、次の前記第1通信で前記レンズユニットに送信することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1通信の後で、当該第1通信で前記レンズユニットから受信した前記第1の情報を用いて前記フォーカスレンズの制御情報を生成し、続く前記第2通信で当該フォーカスレンズの制御情報を前記レンズユニットに送信することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1通信で前記レンズユニットから受信した前記第1の情報を用いて、前記絞りの制御情報より前記フォーカスレンズの制御情報を優先して生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1通信で前記レンズユニットから受信した前記第1の情報を用いて、当該第1通信に続く前記第2通信の後で前記絞りの制御情報を生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記第1の情報は、前記絞り及び前記フォーカスレンズの位置についての情報を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記第2通信で前記レンズユニットに送信される前記フォーカスレンズの制御情報は、前記垂直同期信号の出力に同期した所定のタイミングから前記フォーカスレンズの駆動を開始するまでの時間についての情報を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、前記フォーカスレンズを光軸方向に振動させるウォブリング制御を行う際に、前記第1通信で前記フォーカスレンズの位置についての情報を含む前記第1の情報を前記レンズユニットから受信し、当該第1の情報を用いて生成した前記フォーカスレンズの制御情報を、続く前記第2通信で前記レンズユニットに送信することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、所定時間内に前記フォーカスレンズの制御情報の生成が終わらない場合、前回送信した前記フォーカスレンズの制御情報に基づいて、前記第2通信で前記レンズユニットにデータを送信することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記第1通信で通信する情報のコマンド数は、前記第2通信で通信する情報のコマンド数より多いことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 垂直同期信号に同期して電荷蓄積を行い撮像信号を生成する撮像手段を備えた撮像装置に装着可能なレンズユニットであって、
    絞り及びフォーカスレンズを含む撮像光学系と、
    装着された撮像装置と通信し、当該撮像装置から受信した情報に基づいて、前記絞り及び前記フォーカスレンズの駆動を制御するレンズ制御手段と、を有し、
    前記レンズ制御手段は、前記撮像装置から通知される垂直同期信号に同期して前記撮像装置と通信可能であって、垂直同期信号に同期して第1通信を行い、その後、第2通信を、次の垂直同期信号に同期する第1通信の前に行い、
    前記第1通信と前記第2通信は、固定長で所定の情報を通信するパケット通信であって、
    前記レンズ制御手段は、前記第1通信において、前記絞り及び前記フォーカスレンズについての情報を含む第1の情報を前記撮像装置に送信し、前記第1通信で送信した当該第1の情報を用いて生成された前記フォーカスレンズの制御情報を、続く前記第2通信で前記撮像装置から受信し、前記第1通信で送信した当該第1の情報を用いて生成された前記絞りの制御情報を、次の前記第1通信で前記撮像装置から受信することを特徴とするレンズユニット。
  11. 前記第1の情報は、前記絞り及び前記フォーカスレンズの位置についての情報を含むことを特徴とする請求項10に記載のレンズユニット。
  12. 前記レンズ制御手段は、前記第2通信で前記撮像装置から受信した情報に基づいて、前記フォーカスレンズの駆動を制御することを特徴とする請求項10又は11に記載のレンズユニット。
  13. 前記レンズ制御手段は、前記第1通信で前記撮像装置から受信した情報に基づいて、前記絞りの駆動を制御することを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載のレンズユニット。
  14. 前記第2通信で前記撮像装置から受信する前記フォーカスレンズの制御情報は、前記垂直同期信号の出力に同期した所定のタイミングから前記フォーカスレンズの駆動を開始するまでの時間についての情報を含むことを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1項に記載のレンズユニット。
  15. 前記レンズ制御手段は、前記フォーカスレンズを光軸方向に振動させるウォブリング制御を行う際に、前記第1通信で前記フォーカスレンズの位置についての情報を含む前記第1の情報を前記撮像装置に送信し、当該第1の情報を用いて生成された前記フォーカスレンズの制御情報を、続く前記第2通信で前記撮像装置から受信することを特徴とする請求項10乃至14のいずれか1項に記載のレンズユニット。
  16. 前記第1通信で通信する情報のコマンド数は、前記第2通信で通信する情報のコマンド数より多いことを特徴とする請求項10乃至15のいずれか1項に記載のレンズユニット。
  17. 絞り及びフォーカスレンズを含む撮像光学系を備えたレンズユニットを着脱可能な撮像装置の制御方法であって、
    垂直同期信号に同期して電荷蓄積を行い、撮像信号を生成するステップと、
    装着されたレンズユニット内の前記絞り及び前記フォーカスレンズの制御情報をそれぞれ生成するステップと、
    前記レンズユニットと通信を行うステップと、を有し、
    垂直同期信号に同期して前記レンズユニットと通信可能であって、垂直同期信号に同期して第1通信を行い、その後、第2通信を、次の垂直同期信号に同期する第1通信の前に行い、
    前記第1通信と前記第2通信は、固定長で所定の情報を通信するパケット通信であって、
    前記第1通信において、前記レンズユニットから前記絞り及び前記フォーカスレンズについての情報を含む第1の情報を受信し、前記第1通信で受信した当該第1の情報を用いて生成した前記フォーカスレンズの制御情報を、続く前記第2通信で前記レンズユニットに送信し、前記第1通信で受信した当該第1の情報を用いて生成した前記絞りの制御情報を、次の前記第1通信で前記レンズユニットに送信することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  18. 垂直同期信号に同期して電荷蓄積を行い撮像信号を生成する撮像手段を備えた撮像装置に装着可能で、絞り及びフォーカスレンズを含む撮像光学系を有するレンズユニットの制御方法であって、
    装着された撮像装置と通信するステップと、
    前記撮像装置から受信した情報に基づいて、前記絞り及び前記フォーカスレンズの駆動を制御するステップと、を有し、
    前記撮像装置から通知される垂直同期信号に同期して前記撮像装置と通信可能であって、垂直同期信号に同期して第1通信を行い、その後、第2通信を、次の垂直同期信号に同期する第1通信の前に行い、
    前記第1通信と前記第2通信は、固定長で所定の情報を通信するパケット通信であって、
    前記第1通信において、前記絞り及び前記フォーカスレンズについての情報を含む第1の情報を前記撮像装置に送信し、前記第1通信で送信した当該第1の情報を用いて生成された前記フォーカスレンズの制御情報を、続く前記第2通信で前記撮像装置から受信し、前記第1通信で送信した当該第1の情報を用いて生成された前記絞りの制御情報を、次の前記第1通信で前記撮像装置から受信することを特徴とするレンズユニットの制御方法。
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