JP5601318B2 - 光学素子の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光学素子の製造方法に関する。
DVD(ディジタルビデオディスク)などの光学ディスクを記録媒体とする光学ディスク装置にあっては、その光学ピックアップ装置にガラスやプラスチックなどを成形して作製したピックアップレンズが使用されている。近年の光学ディスクでは青色の波長が用いられるため、ピックアップレンズには0.1μmオーダーの厳しいレンズ形状精度が要求される。そのため、レンズ設計値を元に作製した金型で成形を行っても所望のレンズ形状や光学性能が得られないことがある。これはレンズ材料、金型の熱収縮が発生するためで、予めそれらを考慮して型作製を行う方法が提案されている。
例えば、設計値で作製した仮の金型で成形した暫定レンズの球面収差の設計値からのズレ量を検出し、該ズレ量を、金型の設計値のうち、高次の非球面定数と、それにより発生する球面収差量の関係を予め求めたテーブルを参照し、対応する非球面定数のうち高次項の微小な変化量を調整値として非球面定数に加算して最終的な成形金型を設計する方法が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1に開示されている方法では、予め非球面式の非球面定数の高次項の微少な変化量と球面収差値の変動量との関係を求めたテーブルを用意する必要がある。しかしながら、このテーブルの確度を高めるためには、多くの型を加工し、それによって多数、かつ多種のレンズをプレスして光学性能を測定する必要がある。
このような課題に対応するため、設計値で作製した仮の金型で成形した第1の仮の光学素子の波面収差を測定し、その波面収差を相殺するような補正波面収差を計算し、該補正波面収差を有するように形状を最適化する第2の仮の光学素子の設計を行い、該第2の仮の光学素子の形状に基づき、正規の光学素子を成形する正規の金型の設計を行う方法が提案されている(特許文献2参照)。
また、特許文献1に開示されている方法では、テーブルに用意されていない予期し得ない収差に対しては対応することができない。
そのため、設計値で作製した暫定型でレンズを成形し、成形したレンズの球面収差が所定量よりずれた場合、そのズレ量をレンズ厚み(軸上厚)で調整する方法が提案されている(特許文献3参照)。
特開2002−96344号公報 特開2004−299934号公報 特開2004−82352号公報
しかしながら、特許文献2に開示されている方法では、仮の金型で成形した第1の仮の光学素子の波面収差を相殺するような第2の仮の光学素子の形状に基づき正規の金型を設計しているので、1つの金型を作製する毎に第2の仮の光学素子の設計が必要であり、正規の金型もそれぞれ異なった形状になってしまう。そのため、正規の金型を作製する手間が煩雑で時間がかかり、大量生産のために正規の金型を多数作製する場合には適さない。
一方、特許文献3に開示されているように軸上厚のみで球面収差を補正しようとすると、その補正量が大きい場合、軸上厚が設計値より著しく離れる場合がある。また、軸上厚と球面収差の関係は各次数により異なるため、低次の球面収差と共に高次の球面収差も調整しようとすると、両者の性能を満足できる最適な軸上厚が存在しない場合があり、軸上厚のみで調整できる球面収差量には限界がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、収差を適正に補正した高性能なレンズを簡単な方法で製造することができる光学素子の製造方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は以下のような特徴を有するものである。
1.第1の成形面を有する第1型および第2の成形面を有する第2型を含む成形型を用いて成形素材をプレス成形してレンズを製造する光学素子の製造方法において、
レンズ設計値を決定し、該レンズ設計値に基づいて、前記第1の成形面の形状、前記第2の成形面の形状、前記第1の成形面および前記第2の成形面の間の距離(以下、型間距離という)を含む、型設計値を決定し、該型設計値に従って基準成形型を作製する工程と、
前記基準成形型で作製したレンズの低次球面収差または低次非点収差のいずれか一つの特定の収差の値を求め、該特定の収差の値が所定範囲を超える場合、予め作製した複数の金型の近似収差量の値の中から、前記基準成形型で作製したレンズの前記特定の収差の値と前記レンズ設計値との差に最も近い値を近似収差量として求める工程と、
前記近似収差量を相殺する補正収差量を求め、前記特定の収差が前記補正収差量になるように前記レンズ設計値を変更し、変更した値に基づいて前記第1型または前記第2型の何れか一方の成形面の形状を変更した補正成形型でレンズを作製する工程と、
前記補正成形型で作製したレンズの前記特定の収差の値を求め、前記特定の収差の求めた値が所定範囲以内か否かを判定する工程と、
を行って、前記求めた値が所定範囲以内の場合、型設計値を決定し該設計値に基づきレンズを製造することを特徴とする光学素子の製造方法。
2.前記予め作製した複数の金型の近似収差量の値は、
予め定めた定数の0を除く整数倍の値であることを特徴とする1に記載の光学素子の製造方法。
3.前記特定の収差は、3次球面収差または5次球面収差であり、
前記特定の収差の求めた値が所定範囲以内か否かを判定する工程で所定範囲以内と判定された後、
前記補正成形型で作製したレンズの軸上厚と収差を測定する工程と、
前記軸上厚と収差を測定する工程で測定した結果に基づいて、前記型間距離を補正する工程と、
を行って、型設計値を決定し該設計値に基づきレンズを製造することを特徴とする1または2に記載の光学素子の製造方法。
4.前記特定の収差は、
3次球面収差、5次球面収差、3次非点収差のうちの何れか一つであることを特徴とする1または2に記載の光学素子の製造方法。
5.前記基準成形型で作製したレンズの前記特定の収差の値、および前記補正成形型で作製したレンズの前記特定の収差の値は、
レンズを作製した後に行う後工程で発生する収差量を含むことを特徴とする1から4の何れか1項に記載の光学素子の製造方法。
6.前記補正成形型でレンズを作製する工程では、
前記第1型または前記第2型のうち曲率の小さい方の成形面を有する型の形状を変更することを特徴とする1から5の何れか1項に記載の光学素子の製造方法。
本発明によれば、作製したレンズの特定の収差の値が所定範囲を超える場合、予め定めた定数の整数倍の値の中から、特定の収差の値とレンズ設計値との差に最も近い値を近似収差量として算出する。次に、近似収差量が相殺されるように第1の成形面の形状または第2の成形面の形状の何れか一方を変更した型を用いた補正成形型でレンズを作製する。近似収差量は、限られた値であり補正成形型の設計、製造を容易に行うことができる。
作製したレンズの波面収差の値が所定範囲以内になった場合、補正成形型で作製したレンズの軸上厚と収差を測定した結果に基づいて、型間距離を補正して微調整し、所望の範囲の収差に補正する。
このようにすると、収差を適正に補正した高性能なレンズを簡単な方法で製造することができる光学素子の製造方法を提供することができる。
第1の実施形態の光学素子の製造方法の手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態の光学素子の製造方法の手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第3の実施形態の光学素子の製造方法の手順の一例を説明するためのフローチャートである。 後処理後の波面収差を求める手順の一例を説明するためのフローチャートである。 ガラスレンズの製造装置の一例を示す図である。 実施例で作製したレンズの軸上厚と収差との関係を示すグラフである。
以下、本発明に係る実施の一形態を図面に基づいて説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
図1は、第1の実施形態の光学素子の製造方法の手順の一例を説明するためのフローチャートである。以下、図1のフローチャートの順に説明する。
S10:レンズを設計する工程である。
市販のレンズ設計ソフト(例えばサイバネットシステム株式会社製“codeV”など)を使用し、波面収差量が0となるように形状を最適化することで基準レンズについての光学設計を行う。
レンズ設計値は、例えば、レンズ材料の屈折率、第1面の形状、第2面の形状、及び軸上厚を含む。レンズ設計値は、レンズが所望の光学性能を有するように設定される。
なお、本発明においては、レンズの第1面を第1の成形面により成形される面とし、レンズの第2面を、第2の成形面により成形される面とする。
S11:基準の成形型を設計する工程である。
S10で設計した基準レンズのレンズ設計値を基に、第1の成形面の形状、第2の成形面の形状、第1の成形面及び第2の成形面の間の距離(即ち、型間距離)を含む、型設計値を決定し、この型設計値に従って基準の成形型を作製する。
基準の成形型の型設計値は、レンズ設計値に基づいて決定されるが、その際、素材として用いるレンズ材料と成形型素材の熱収縮(熱膨張率)も、勘案される。
型設計値に従った基準の成形型の作製には、従来の形状加工方法をそのまま使用できる。
S12:レンズを成形する工程である。
作製した基準の成形型を用いて基準レンズを作製する。成形方法は、2つの金型の間に配置したガラス素材(プリフォーム)を加熱軟化してプレスする再加熱法、所定の質量の溶融ガラス滴を金型で直接受け、もう1方の金型でプレスする液滴法、の何れを用いても良い。液滴法は、レンズ製造における誤差の発生量が再加熱法に比べて大きいが、本発明を適用することにより収差を適正に補正した高性能なレンズが得られる。またレンズ材料はガラスに限らずプラスチックの場合にも適用できる。その場合は射出成形などの成形方法がある。
S13:収差量Bmを求める工程である。
成形直後の基準レンズの透過波面収差を、干渉計を用いて測定し、市販の解析ソフトを用いて、測定した透過波面収差をゼルニケ(Zernike)多項式に展開してZernike係数を得る。この結果から、予め選択した3次球面収差(SA3)、5次球面収差(SA5)、3次非点収差(AS3X)、3次非点収差(AS3Y)などのうち何れか一つの特定の収差の測定波長での収差量Bmを求める。特に金型の個体差や、成形条件により収差がバラツキ易く、調整代が大きいSA3を特定の収差に選択することが望ましい。
なお、mは波面収差を測定した回数を表し、以降の説明で回数の区別が必要な場合は1回目に測定した収差量をB、2回目に測定した収差量をBと記す。
S14:収差量Bmと設計値との差Xは所定値以内か否かを判定する工程である。
S15:収差量Bmと設計値との差Xが所定値を越える場合は、予め定めた複数の値の中から差Xに最も近い値を近似収差量Zとして算出する。
近似収差量Zとして予め定める複数の値は、差Xの値の想定される範囲から、レンズの形状、金型材料などを考慮して決定する。
予め定める複数の値が所定間隔になるようにするためには、定数Pを定め、定数Pの0を除く整数倍の値にすれば良い。
例えば、収差量Bmが−0.035λ、設計値は0とすると差Xは−0.035λである。また、例えば、定数Pを0.02λ、0を除く整数nの値を−3、−2、−1、1、2、3にすると、nPの値は−0.06λ、−0.04λ、−0.02λ、0.02λ、0.04λ、0.06λになる。この場合、差Xに最も近い近似収差量Zは−0.04λである。
定数Pの絶対値は、0.02〜0.10λの範囲でレンズの形状、金型材料などを考慮して予め決定しておく。例えば、体積の大きなレンズの場合は、小さなレンズに比べてPを大きくすることが好ましい。また近似収差量Zの範囲も、レンズ形状、金型材料、レンズ材料などにより適宜変更すればよい。例えば、光ディスクなどに用いられるピックアップレンズの場合、−0.5〜0.5λ程度である。
このようにすることにより、補正成形型の設計や製造を簡略にすることができる。
S16:補正成形型に変更する工程である。
S15で算出した近似収差量Zを相殺する補正収差量−Zを発生するよう再設計したレンズ設計値を基に、第1の成形面の形状、または第2の成形面の形状を変更した補正成形型を作製する。
例えば、近似収差量Zが−0.04λのとき、これを相殺する補正収差量は0.04λである。レンズ設計ソフトを用いて、レンズの第1面またはレンズの第2面のうち何れか一方の面の形状を変更し、特定の収差が所定の補正収差量になるレンズ形状を再設計する。第1面と第2面のうち近似曲率半径が大きい方の面は製造誤差が大きく、特定の収差を補正しようとしても製造のバラツキのため正しく補正されない可能性がある。このため、製造誤差を小さくすることができる近似曲率半径が小さい方の面の形状を変更して収差を補正することが好ましい。
次に、補正収差量0.04λになるよう再設計した値に基づいて、第1の成形面または第2の成形面を成形する型の何れか一方の成形面の形状を変更した型を作製し、成形面の形状を変更した型と他方の基準の成形型とから成る補正成形型に変更する。
なお、本発明では補正収差量の値は予め限定されているので、本工程より前に予め想定される補正収差量の値に対応した補正成形型を設計して作製しておき、S15で算出した近似収差量Zに応じて選択しても良い。
次に、S12に戻り、補正成形型を用いてレンズを成形する。補正成形型を用いて成形したレンズの収差量BをS13の手順で求める。S14で収差量Bと設計値の差Xは所定値以内か否かを判定し、収差量Bと設計値との差Xが所定値以内の場合は、最終の成形型に決定する。
このように簡単な手順で型設計値を決定し、最終の成形型で所定の収差範囲内のレンズを作製することができる。
次に第2の実施形態について説明する。図2は、第2の実施形態の光学素子の製造方法の手順の一例を説明するためのフローチャートである。第2の実施形態では、S13で特定の収差として予め選択するのは低次球面収差である点と、最終の成形型を決定した後、最終の成形型で成形したレンズの軸上厚と収差を測定した結果に基づいて軸上厚の狙い値を変更して微調整を行う点が第1の実施形態と異なる。
以下、図2のフローチャートの順に説明する。なお、第1の実施形態と同じ工程では詳しい説明を省略する。
S10:レンズを設計する工程である。
市販のレンズ設計ソフトを使用し、波面収差量が0となるように形状を最適化することで基準レンズについての光学設計を行う。
S11:基準の成形型を設計する工程である。
S10で設計した基準レンズのレンズ設計値を基に、第1の成形面の形状、第2の成形面の形状、第1の成形面及び第2の成形面の間の距離(即ち、型間距離)を含む、型設計値を決定し、この型設計値に従って基準の成形型を作製する。
S12:レンズを成形する工程である。
作製した基準の成形型を用いて基準レンズを作製する。成形方法は、2つの金型の間に配置したガラス素材(プリフォーム)を加熱軟化してプレスする再加熱法、所定の質量の溶融ガラス滴を金型で直接受け、もう1方の金型でプレスする液滴法、の何れを用いても良い。またレンズ材料はガラスに限らずプラスチックの場合にも適用できる。その場合は射出成形などの成形方法がある。
S13:収差量Bmを求める工程である。
成形直後の基準レンズの透過波面収差を、干渉計を用いて測定し、市販の解析ソフトを用いて、測定した透過波面収差をゼルニケ(Zernike)多項式に展開してZernike係数を得る。この結果から、予め選択した3次球面収差(SA3)、5次球面収差(SA5)のうち何れか一つの特定の収差の測定波長での収差量Bmを求める。特に金型の個体差や、成形条件により収差がバラツキ易く、調整代が大きいSA3を特定の収差に選択することが望ましい。
なお、mは波面収差を測定した回数を表し、以降の説明で回数の区別が必要な場合は1回目に測定した収差量をB、2回目に測定した収差量をBと記す。
S14:収差量Bmと設計値との差Xは所定値以内か否かを判定する工程である。
S15:収差量Bmと設計値との差Xが所定値を越える場合は、予め定めた複数の値の中から差Xに最も近い値を近似収差量Zとして算出する。
近似収差量Zとして予め定める複数の値は、差Xの値の想定される範囲から、レンズの形状、金型材料などを考慮して決定する。
予め定める複数の値が所定間隔になるようにするためには、定数Pを定め、定数Pの0を除く整数倍の値にすれば良い。
定数Pの値は、0.02〜0.10λの範囲でレンズの形状、金型材料などを考慮して予め決定しておく。例えば、体積の大きなレンズの場合は、小さなレンズに比べてPを大きくすることが好ましい。また近似収差量Zの範囲も、レンズ形状、金型材料、レンズ材料などにより適宜変更すればよい。例えば、光ディスクなどに用いられるピックアップレンズの場合、−0.5〜0.5λ程度である。
このようにすることにより、補正成形型の設計や製造を簡略にすることができる。
S16:補正成形型に変更する工程である。
S15で算出した近似収差量Zを相殺する補正収差量−Zを発生するよう再設計したレンズ設計値を基に、第1の成形面の形状、または第2の成形面の形状を変更した補正成形型を作製する。
例えば、近似収差量Zが−0.04λのとき、これを相殺する補正収差量は0.04λである。レンズ設計ソフトを用いて、レンズの第1面またはレンズの第2面のうち何れか一方の面の形状を変更し、特定の収差が所定の補正収差量になるレンズ形状を再設計する。第1面と第2面のうち近似曲率半径が大きい方の面は製造誤差が大きく、特定の収差を補正しようとしても、製造バラツキのため正しく補正されない可能性がある。このため製造誤差を小さくすることができる近似曲率半径が小さい方の面の形状を変更して収差を補正することが好ましい。
次に、補正収差量0.04λになるよう再設計した値に基づいて、第1の成形面または第2の成形面を成形する型の何れか一方の成形面の形状を変更した型を作製し、成形面の形状を変更した型と他方の基準の成形型とから成る補正成形型に変更する。
なお、本発明では補正収差量の値は予め限定されているので、本工程より前に予め想定される補正収差量の値に対応した補正成形型を設計して作製しておき、S15で算出した近似収差量Zに応じて選択しても良い。
次に、S12に戻り、補正成形型を用いてレンズを成形する。補正成形型を用いて成形したレンズの収差量BをS13の手順で求める。S14で収差量Bと設計値の差Xは所定値以内か否かを判定し、収差量Bと設計値との差Xが所定値以内の場合は、最終の成形型に決定しS17に進む。
S17:軸上厚と収差とを測定する工程である。
最終の成形型で作製したレンズの軸上厚と収差とを測定し、ばらつきを確認する。測定する収差は、たとえば、3次球面収差(SA3)、5次球面収差(SA5)、7次球面収差(SA7)、9次球面収差(SA9)など補正のために用いた収差も含めて複数である。
ばらつきを確認するためには測定するレンズの数は多いほど良いが、設計上各収差と軸上厚の関係を予測できる場合は1つでも良い。
S18:収差は規格内か否か判定する工程である。
設計値の軸上厚から所定の範囲で、各収差が所定値以内か否かを判定する工程である。
S19:設計値の軸上厚から所定のばらつきの範囲で、収差の何れかが所定値を越える場合は、軸上厚の狙い値を変更する。
S20:レンズを成形する工程である。
S12と同じ成形法を用い、最終の成形型で軸上厚の狙い値に対応する型間距離に変更してレンズを作製する。
S17に戻って軸上厚と収差とを測定し、S18で軸上厚と各収差のばらつきが所定の範囲内になるまで繰り返す。
設計値の軸上厚から所定の範囲で、評価対象の全ての収差が所定値以内になると、型間距離が決定する。このように最終の成形型で作製したレンズの軸上厚と収差を測定した結果に基づいて型間距離を補正して微調整を行うので、簡単な手順で高次の球面収差まで補正されたレンズを製造することができる。
次に、第3の実施形態の光学素子の製造方法について説明する。
図3は、第3の実施形態の光学素子の製造方法の手順の一例を説明するためのフローチャート、図4は、後処理後の波面収差を求める手順を説明するためのフローチャートである。
図2の第2の実施形態のフローチャートと図3との違いは、S13の収差量Bmを求める工程がS30の後処理後の収差量BFmを求める工程に変更されている点である。その他の工程では、収差量Bmに代えて後処理後の収差量BFmを用いる以外は同じ手順であり、同番号を付して説明を省略する。
S30:後処理後の収差量BFmを求める工程である。
第3の実施形態では、成形後に行う芯取りや、洗浄、アニール、コーティングなどの後工程で行う後処理によって発生する設計値からの収差の変動を補正するため、後処理後のレンズの透過波面収差を、干渉計を用いて測定する。次に、第2の実施形態と同様に市販の解析ソフトを用いて、測定した透過波面収差をゼルニケ(Zernike)多項式に展開してZernike係数を得る。この結果から、3次球面収差(SA3)、5次球面収差(SA5)などのうち何れか一つの収差の測定波長での後処理後の収差量BFmを求める。
後の工程では後処理後の収差量BFmを補正する型設計値を決定し、最終の成形型を得ている。
後処理後の収差量BFmを求める工程の手順の一例を、図のフローチャートで説明する。
S100:後処理前の収差量Bmを求める工程である。
S13と同じ手順で、S12で作製したレンズの後処理前の収差量Bmを求める。
S101:収差量Bmを求めるのが初回か、否かを判定する工程である。
S102:初回であれば、S12で作製したレンズに量産時に行う手順で芯取りや、洗浄、アニール、コーティングなどの後処理を行う。
S103:S13と同じ手順で、後処理後のレンズの収差量BFmを求める。
S104:変化量Yを算出する。後処理後の収差量BFmと後処理前の収差量Bmとの差を算出し、変化量Yとする。
S105:2回目以降であれば、S100で測定した後処理前の収差量Bmに変化量Yを加算し、後処理後の収差量BFmとする。
変化量Yは成形型が変わっても大きく変化しない。そのため、このフローチャートのように2回目以降成形型の交換を行い、変化量Yを算出したときの成形型と別の型を使って成形したレンズに再度後工程を施さなくとも、後処理前の収差量Bmに変化量Yを加算して後処理後の収差量BFmを求めることができる。
本実施形態では、このようにして求めた後処理後の収差量BFmを補正する型設計値を第1の実施形態と同じ手順で決定し、最終の成形型を得るので、レンズに後工程を行った後も所望の光学性能を得ることができる。
なお、図3では第2の実施形態の工程で収差量Bmに代えて後処理後の収差量BFmを用いた例を説明したが、第1の実施形態の工程でも同様に後処理後の収差量BFmを用い同様の効果を得ることができる。
以下、本発明の効果を確認するために行った実施例について説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
先ず、実施例で用いるガラスレンズの製造装置10の構成について、図5を用いて説明する。図5に示すように、ガラスレンズの製造装置10は、溶融ガラス22を貯留する溶融槽21、溶融槽21の下部に接続された滴下ノズル23、溶融ガラス滴20を受けるための下型11、下型11と共に溶融ガラス滴20を加圧する上型12を有している。
下型11は、駆動手段(図示しない)により、滴下ノズル23の下方で溶融ガラス滴20を受けるための位置(滴下位置P1)と、上型12と対向して溶融ガラス滴20を加圧成形するための位置(加圧位置P2)との間で移動可能に構成されている。
下型11と上型12とが所定の間隔、又は、所定の加圧力で加圧成形するように、上型12は、駆動手段(図示しない)により、上下方向に移動可能に構成されている。
下型11と上型12の材料は、タングステンカーバイドを主成分とする超硬材料(熱膨張係数=5.0×10−6/℃)を用いた。
製造するガラスレンズは、外径がφ3.5mm、光学有効径がφ2.5mm、レンズ中心の厚み(軸上厚)の設計値が1.89mmの両凸非球面レンズとした。ガラス材料はTgが480℃、屈折率ndが約1.6、熱膨張係数=12×10−6/℃のシリカ系ガラスを用いた。
実施例では第3の実施形態の手順に準じてガラスレンズを作製した。以下、図3のフローチャートの順に説明する。
S10:外径がφ3.5mm、光学有効径がφ2.5mm、レンズ中心の厚み(軸上厚)の設計値が1.89mmの両凸非球面レンズを設計した。ガラス材料はTgが480℃、屈折率ndが約1.6、熱膨張係数=12×10−6/℃のシリカ系ガラスを用いた。
また、P=0.02λ、nは−3、−2、−1、1、2、3とし、特定の収差として3次球面収差量SA3を選択し、SA3(Zernike係数 Z09)が−0.06λから0.06λの範囲で6つの近似収差量Zになるレンズ形状を予めそれぞれ再設計した。
S11:製造するレンズの設計形状(非球面係数、曲率半径)に、成形温度を450℃に設定した上で、金型とガラス材料の熱膨張係数考慮した変形量を加算し、基準の上型12及び下型11を作製した。
また、本実施例ではS10で再設計したレンズ形状に基づき、成形温度を450℃に設定した上で、金型とガラス材料の熱膨張係数考慮した変形量を加算し、下型11より近似曲率半径が小さい上型12の形状を補正した上型13a、13b、13c、13d、13e、13fを表1に示すように予め作製した。
S12:最初に、ガラスレンズの製造装置10を用いて上型12と下型11を成形型としてガラスレンズ(基準レンズ)を成形した。
成形の工程はまず、下型11が溶融ガラス滴20を滴下するための白金製の滴下ノズル23の直下である滴下位置P1に移動し、溶融ガラス滴20を下型11で受ける。溶融ガラス滴20を下型11で受けた後、下型11は上型12の下方である加圧位置P2まで移動する。下型11が加圧位置P2に到達してから10秒経過後、上型12が垂直方向に移動し、下型11内の溶融ガラス滴20をプレスする。上型12の移動速度は10mm/sec、上型12のプレス圧力は0.49kN、プレス圧力を維持している時間は10秒間とした。
S30:成形直後のガラスレンズの透過波面収差を干渉計(ザイゴ株式会社製、型式DVD400Pro)を用いて測定した。次に、解析ソフト(ザイゴ株式会社製、MetroPro)を用いて、測定された透過波面収差をゼルニケ(Zernike)多項式に展開してZernike係数を得た。この結果、測定波長405nmでの3次球面収差量(SA3、Z09)は−0.065λであった。
このガラスレンズにアニール、ARコート(後工程)を施した後、再度上記の干渉計で光学性能を評価したところ、SA3は、−0.035λとなった。したがって、BF=−0.035λ、変化量Y=0.03λである。
S14:BF=−0.035λ、設計値は0なので差Xは−0.035λである。本実施例の所定の規格値は、±0.015λであり、測定結果は規格値を超えている。
S15:近似収差量Z=−0.06λ、−0.04λ、−0.02λ、0.02λ、0.04λ、0.06λのうち、差Xの−0.035λに最も近い値は−0.04λであり、近似収差量Z=−0.04λである。
S16:表1からわかるように近似収差量−0.04λを補正する補正成形型は0.04λの収差を有する上型13eである。ガラスレンズの製造装置10の上型12を上型13eに変更する。
S12:ガラスレンズの製造装置10を用いて、レンズ軸上厚が1.8900mmとなるように型間距離を調整した上で、上型13eと下型11でガラスレンズ(補正後のレンズ)を100個成形した。上型を変更した以外は基準レンズと同じ条件で成形した。
S30:成形直後のガラスレンズの透過波面収差を干渉計(ザイゴ株式会社製、型式DVD400Pro)を用いて測定した。次に、基準レンズと同様の手順で3次球面収差量(SA3)を求め、変化量Y=0.03λを加えたところ収差量BFは、−0.010〜+0.005λとなった。
S14:収差量BFと設計値との差Xは所定の規格内(±0.015λ)になった。
S17:S12で作製したレンズの軸上厚と3次球面収差(SA3)、5次球面収差(SA5)、7次球面収差(SA7)、9次球面収差(SA9)を測定した。測定結果を図6に示す。
S18:ここで軸上厚が1.889mmのレンズの場合、SA3、7、9は所定の規格内(±0.015λ)に入っているが、SA5のみが+0.02λとなり規格をオーバーしている。また軸上厚1.894mmのレンズではSA3、5、9は規格内であるが、SA7が−0.017λとなり規格をオーバーしている。
S19:図6の結果から、軸上厚が1.890mm以上、1.893mm以下の範囲になるように軸上厚の狙い値を1.8900mmから1.8915mmに変更した。
S20、S17、S18:軸上厚の狙い値を1.8915mmに変更して100個のレンズを作製し、同様の手順でレンズの軸上厚と3次球面収差(SA3)、5次球面収差(SA5)、7次球面収差(SA7)、9次球面収差(SA9)を測定したところ、全て所定の規格内(±0.015λ)であった。
なお、本実施例ではガラスレンズを作製する例を説明したが、本発明はガラスレンズに限らずプラスチックレンズにも適用可能である。
以上このように本発明によれば、収差を適正に補正した高性能なレンズを簡単な方法で製造することができる光学素子の製造方法を提供することができる。
10 製造装置
11 下型
12 上型
20 溶融ガラス滴
21 溶融槽
22 溶融ガラス
23 滴下ノズル
P1 滴下位置
P2 加圧位置

Claims (6)

  1. 第1の成形面を有する第1型および第2の成形面を有する第2型を含む成形型を用いて成形素材をプレス成形してレンズを製造する光学素子の製造方法において、
    レンズ設計値を決定し、該レンズ設計値に基づいて、前記第1の成形面の形状、前記第2の成形面の形状、前記第1の成形面および前記第2の成形面の間の距離(以下、型間距離という)を含む、型設計値を決定し、該型設計値に従って基準成形型を作製する工程と、
    前記基準成形型で作製したレンズの低次球面収差または低次非点収差のいずれか一つの特定の収差の値を求め、該特定の収差の値が所定範囲を超える場合、予め作製した複数の金型の近似収差量の値の中から、前記基準成形型で作製したレンズの前記特定の収差の値と前記レンズ設計値との差に最も近い値を近似収差量として求める工程と、
    前記近似収差量を相殺する補正収差量を求め、前記特定の収差が前記補正収差量になるように前記レンズ設計値を変更し、変更した値に基づいて前記第1型または前記第2型の何れか一方の成形面の形状を変更した補正成形型でレンズを作製する工程と、
    前記補正成形型で作製したレンズの前記特定の収差の値を求め、前記特定の収差の求めた値が所定範囲以内か否かを判定する工程と、
    を行って、前記求めた値が所定範囲以内の場合、型設計値を決定し該設計値に基づきレンズを製造することを特徴とする光学素子の製造方法。
  2. 前記予め作製した複数の金型の近似収差量の値は、
    予め定めた定数の0を除く整数倍の値であることを特徴とする請求項1に記載の光学素子の製造方法。
  3. 前記特定の収差は、3次球面収差または5次球面収差であり、
    前記特定の収差の求めた値が所定範囲以内か否かを判定する工程で所定範囲以内と判定された後、
    前記補正成形型で作製したレンズの軸上厚と収差を測定する工程と、
    前記軸上厚と収差を測定する工程で測定した結果に基づいて、前記型間距離を補正する工程と、
    を行って、型設計値を決定し該設計値に基づきレンズを製造することを特徴とする請求項1または2に記載の光学素子の製造方法。
  4. 前記特定の収差は、
    3次球面収差、5次球面収差、3次非点収差のうちの何れか一つであることを特徴とする請求項1または2に記載の光学素子の製造方法。
  5. 前記基準成形型で作製したレンズの前記特定の収差の値、および前記補正成形型で作製したレンズの前記特定の収差の値は、
    レンズを作製した後に行う後工程で発生する収差量を含むことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の光学素子の製造方法。
  6. 前記補正成形型でレンズを作製する工程では、
    前記第1型または前記第2型のうち曲率の小さい方の成形面を有する型の形状を変更することを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の光学素子の製造方法。
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