JP5600258B2 - 配管用カバーの抜止め構造 - Google Patents
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Description
前記抜止め手段を構成するに、前記第2筒状カバーの接続端部の内面に、両筒状カバーの相対離脱移動時に前記第1筒状カバーの接続端部の外面に喰い込み又は引っ掻き可能な状態で圧接される係止部を備えた弾性変形可能な係止部材を設けてあり、
前記係止部材が、前記第2筒状カバーの外嵌側接続端部の内面に形成された凹部に対して脱着可能に取付けられており、
前記係止部材が、前記凹部内に嵌まり込む状態で取付けられる取付け板部と、当該取付け板部に対して交差姿勢に折り曲げ形成された弾性変形可能な係止板部とからなり、前記係止板部の先端縁が前記係止部に構成されている点にある。
また、前記第1筒状カバーと第2筒状カバーとが配管経路に沿って多数配設されている場合において、両筒状カバーの離脱阻止機能が要求されている嵌合接続箇所にのみ前記係止部材を選択的に取付けることができる。それでいて、前記係止部材を脱着可能に構成しながらも、この係止部材を第2筒状カバーに取付けた状態では、当該係止部材の筒軸芯方向及び周方向での位置を第2筒状カバーの凹部にて確定し、且つ、係合維持することができるから、両筒状カバーの離脱阻止機能を確実に発揮させることができる。
また、前記取付け板部に対して係止板部を交差姿勢で折り曲げ形成するだけであるから、係止部材を製造コスト面で有利に製作することができるとともに、係止部材の係止部を構成する係止板部の先端縁により、両筒状カバーの相対離脱移動時に第1筒状カバーの接続端部の外面に対して鋭く喰い込ませる又は鋭く引っ掻くことができるから、抜止め構造の簡素化と製造コストの低廉化とを図りながら両筒状カバーの離脱移動を良好に阻止することができる。
本発明の配管用カバーの抜止め構造による第8の特徴構成は、前記係止板部が、当該係止板部の前記先端縁が前記第2筒状カバーの奥側に位置するように、前記取付け板部に対して折り返し形成されている点にある。
本発明による配管用カバーの抜止め構造の実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明が対象とする配管用カバーは、例えば、図1に示すように、空調装置の室内機Aと室外機Bとの間の配管経路に沿って配設される冷媒管やドレンホース、電線などの配管類Cをカバーするのに使用されるもので、前記配管類Cは、室内機Aから延出して建物の天井に沿って配設され、建物の壁Wを貫通した後、壁Wの外面に沿って上下方向に配設されて室外機Bに接続される。
前記抜止め手段Dを構成するに、図2〜図7に示すように、前記コーナーカバー2の両半割りコーナーカバー体2A、2Bの接続端部における内面の周方向二箇所の各々に、前記第1リブ18と第2リブ19との直交部分を利用して兼用構成される矩形環状の区画突起25で区画形成される凹部26が、前記半割りコーナーカバー体2A、2Bの分割開口部の開口方向、つまり、一方の半割りコーナーカバー体2Aの化粧板部17の先端縁を結ぶ線分に対して直交する方向又は、他方の半割りコーナーカバー体2Bの両外側係合片16の先端縁を結ぶ線分に対して直交する方向に開口する状態で形成されている。
この場合の各抜け止め構造は上述の第1実施形態で詳述した抜け止め構造と基本的に同じである。
上述の第1実施形態では、コーナーカバー2の内面に形成した凹部26に、直線状筒状カバー1の接続端部の外面に喰い込み又は引っ掻き可能な状態で圧接される係止部7aを備えた弾性変形可能な係止部材27を脱着可能に設けたが、図13に示すように、前記係止部材27の取付け板部27Aを、インサート成形でコーナーカバー2の内面側に埋設固定してもよい。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
(1)上述の第1実施形態では、前記係止部材27の取付け板部27Aをコーナーカバー2の内面に脱着可能に取付け、また、上述の第2実施形態では、係止部材27の取付け板部27Aをコーナーカバー2に埋設固定したが、この係止部材27の取付け板部27Aを、接着剤やビス等でコーナーカバー2の内面に固定してもよい。
また、一つの係止部材27に、左右方向又は筒軸芯方向若しくは両方向に間隔をあけて複数の係止部27aを形成してもよい。
また、前記係止部材27の周方向での配置数を減少して、筒軸芯方向での配置数を増加
してもよい。
また、前記凹部2としては、少なくとも筒軸芯方向での相対移動を係止状態で阻止することのできるものであればよい。
さらに、前記凹部2をコーナーカバー2の内面に窪み形成してもよい。
1 第1筒状カバー(直線状筒状カバー)
2 第2筒状カバー(コーナーカバー)
3 第2筒状カバー(ジョイントカバー)
4 第2筒状カバー(端末カバー)
25 区画突起
25a 内側面
25b 傾斜面
26 凹部
26a 取付け座面
27 係止部材
27A 取付け板部
27B 係止板部
27a 係止部(先端縁)
27b 係止端
27c 係止片
28 取付けピン
29 貫通孔
Claims (8)
- 配管用の第1筒状カバーの接続端部に、配管用の第2筒状カバーの接続端部を外嵌接続するとともに、前記第1筒状カバーと第2筒状カバーとの筒軸芯方向での相対的な離脱移動を阻止する抜止め手段を設けてある配管用カバーの抜止め構造であって、
前記抜止め手段を構成するに、前記第2筒状カバーの接続端部の内面に、両筒状カバーの相対離脱移動時に前記第1筒状カバーの接続端部の外面に喰い込み又は引っ掻き可能な状態で圧接される係止部を備えた弾性変形可能な係止部材を設けてあり、
前記係止部材が、前記第2筒状カバーの外嵌側接続端部の内面に形成された凹部に対して脱着可能に取付けられており、
前記係止部材が、前記凹部内に嵌まり込む状態で取付けられる取付け板部と、当該取付け板部に対して交差姿勢に折り曲げ形成された弾性変形可能な係止板部とからなり、前記係止板部の先端縁が前記係止部に構成されている配管用カバーの抜止め構造。 - 前記係止部材が、前記第1筒状カバーの接続端部との当接に連れて前記第2筒状カバーの内面側に弾性変形する状態で設けられている請求項1記載の配管用カバーの抜止め構造。
- 前記係止部材が、前記第2筒状カバーの接続端部の内面の周方向複数箇所に設けられている請求項1又は2記載の配管用カバーの抜止め構造。
- 前記凹部が、前記第1筒状カバーの接続端部の外面に接当又は近接する状態で径方向内方に向かって突出する区画突起により区画形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の配管用カバーの抜止め構造。
- 前記係止部材の取付け板部には、前記凹部に設けた取付けピンに外嵌可能な貫通孔が形成され、この貫通孔の周囲には、前記取付けピンの外面に喰い込み又は引っ掻き可能な係止端を備え、且つ、前記取付けピンへの外嵌装着に連れて弾性変形する複数の係止片が形成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の配管用カバーの抜止め構造。
- 前記区画突起の凹部側となる内側面のうち、筒軸芯方向に沿う内側面の少なくとも一部が、前記凹部の取付け座面に対してそれの垂直線方向に離間するほど凹部内方側に突出する傾斜面に構成されている請求項4記載の配管用カバーの抜止め構造。
- 前記取付けピンが、前記凹部の中心位置に対して偏位した部位に配置されている請求項5記載の配管用カバーの抜止め構造。
- 前記係止板部が、当該係止板部の前記先端縁が前記第2筒状カバーの奥側に位置するように、前記取付け板部に対して折り返し形成されている請求項1〜7のいずれか1項に記載の配管用カバーの抜止め構造。
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