JP5600227B1 - 灰汁取り器 - Google Patents

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Abstract

【課題】煮汁に浮いた灰汁を除去する際に、煮汁の減少を抑制し、効率よく灰汁取り作業を行うことができる灰汁取り器を提供する。
【解決手段】灰汁取り器100は、肉や野菜等を炊いた際に発生し、煮汁に浮いている灰汁を除去するためのものである。この灰汁取り器100は、灰汁掬い部1と、灰汁掬い部1に連結される取っ手部2とを備え、灰汁掬い部1は、椀状に形成されたメッシュ部11を有し、メッシュ部11は、メッシュ部11の網目よりも大きな径の液抜孔13を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、カレー、スープ、煮物、鍋料理等の調理の際に発生する灰汁を除去するための灰汁取り器に関するものである。
カレー、スープ、煮物、鍋料理等の調理において、肉や野菜を炊くことにより灰汁が発生する。灰汁は料理の味を悪くするだけでなく、見た目もよくないことから、取り除くことが好ましい。一般的には、玉杓子を用いて煮汁に浮いた灰汁を掬い、取り除くことが行われている。しかし、この方法では、灰汁だけでなく煮汁も一緒に掬うこととなり、煮汁の量が減少するという問題がある。玉杓子を用いて灰汁を取り除く場合は、煮汁を掬わずに灰汁だけを掬うことは困難である。また、灰汁取り専用の道具である灰汁取り器も提供されている。例えば、灰汁を掬うための網目状の部材に取っ手が連結された構成の灰汁取り器が提供されている。この灰汁取り器は、網目状の部材で灰汁を掬うことにより、灰汁と一緒に掬われた煮汁は網目から下に落ちるため、煮汁の量を減少させることなく灰汁を掬うことができる。
しかし、この灰汁取り器では、灰汁を掬っているうちに網目に灰汁が付着して目詰まりを起こし、煮汁が下に落ちなくなってしまうとの問題がある。そこで例えば、調理の際には、水を張ったボールを用意しておき、灰汁取り器が目詰まりを起こした際にはボールに張られた水で灰汁取り器をすすぐことにより網目から灰汁を除去して、目詰まりを解消し、再び灰汁取り器を使用することが行われている。
この方法は、煮汁の減少を抑制することができるが、灰汁取り器をすすぐ作業が増えることから効率が悪いとの問題がある。また、水で灰汁取り器をすすぐ際に、わずかではあるが網目に水分が付着することとなり、灰汁を掬う際にこの水分が煮汁に加わることとなる。それにより、すすぐ回数が多くなるほど煮汁の濃度が薄くなり、カレー、スープ等の調理品の味が損なわれるといった問題もある。
このような問題を解消するために、種々の灰汁取り器が提供されている。例えば特許文献1には、灰汁を掬うための部材を網目ではなくスリットとすることで、目詰まりを抑制することができる灰汁取り器が提案されている。
特開2012−45184号公報
しかしながら、特許文献1に記載の灰汁取り器でも、上記問題を完全に解消することはできない。すなわち、灰汁取り作業を続けることにより、いずれは目詰まりが生じ、結局、水ですすぐ等の作業が必要となる。そのため、水を入れる容器や、容器を置く場所も必要になる。また、この灰汁取り器以外であっても、現在提供されている灰汁取り器は同様の問題を有している。このような状況であるため、現状の灰汁取り器についてユーザが十分に満足しているとは言い難い。
本発明は上述の問題点に鑑みなされたものであり、煮汁に浮いた灰汁を除去する際に、煮汁の減少を抑制し、効率よく灰汁取り作業を行うことができる灰汁取り器を提供することを目的とする。
本発明に係る灰汁取り器の一形態は、灰汁掬い部と、前記灰汁掬い部に連結される取っ手部とを備え、前記灰汁掬い部は、椀状に形成されたメッシュ部を有し、前記メッシュ部は、該メッシュ部の網目よりも大きな径の液抜孔を有する、ことを特徴とする。
このような灰汁取り器によれば、煮汁に浮いた灰汁を除去する際に、灰汁を灰汁掬い部により掬うことにより、椀状のメッシュ部に灰汁が残り、煮汁は網目から下に落ちる。また、灰汁によりメッシュ部が目詰まりを起こしそうになったとしても、メッシュ部の略中心位置に形成した液抜孔から、煮汁は下に落ちるため、灰汁掬い部に煮汁が溜まることがなく、灰汁によりメッシュ部が目詰まりを起こすおそれがない。また、煮汁に浮いた灰汁の一部は液抜孔へと向かって流れ液抜孔から下に落ちるが、メッシュ部に残っている灰汁の殆どは互いに付着し、順次堆積されて大きな灰汁の塊となるため、灰汁によりメッシュ部が目詰まりを起こすおそれがない。このように、この灰汁取り器を用いれば、灰汁掬い部に煮汁が溜まることなく、灰汁を掬い続けることができる。さらに、灰汁掬い部に溜まった灰汁を取り除く場合は、灰汁取り器を振ればよい。上述したように、灰汁は順次堆積されて大きな灰汁の塊となることから、灰汁掬い部上に残っている灰汁はある程度の重量を有している。そのため、灰汁取り器を振ることにより、灰汁掬い部から容易に灰汁が離れることとなる。したがって、灰汁掬い部上の灰汁は水ですすぐことなく除去することができる。そのため、水ですすぐ作業が不要であり、灰汁取り作業の効率が低下することがない。また、灰汁掬い部に水分が付着ことがないため、煮汁が薄くなることもなく、カレー、スープ等の調理品の味を損なうおそれがなくなる。
また、このような灰汁取り器において、前記液抜孔は、椀状のメッシュ部の底に形成されていることとしてもよい。
これにより、灰汁を掬う際には液抜孔は、椀状のメッシュ部の底である最も低い位置(略中心位置)に形成されることになるため、煮汁は液抜孔へと向かって流れ、液抜孔から下に落ちるため、灰汁掬い部に煮汁が溜まることがない。
また、このような灰汁取り器において、前記メッシュ部における液抜孔の周縁部分に、椀状のメッシュ部の開口側に突出している凸部を有していることとしてもよい。
これにより、灰汁が大量に液抜孔に向かって流れたとしても、液抜孔の周縁部分に設けた凸部により灰汁が堰き止められ、液抜孔に流れ込むことが殆どないため、液抜孔が塞がることがない。そのため、灰汁掬い部に煮汁が溜まることがない。また、灰汁以外に、肉片や野菜片等を掬った場合でも、肉片や野菜片等は凸部により堰き止められるため、液抜孔が塞がることがない。
本発明によれば、カレー、スープ、煮物、鍋料理等の調理において、肉や野菜等を炊くことにより発生する灰汁を容易に除去することができる。また、本発明によれば、煮汁に浮いた灰汁を除去する際に、煮汁の減少を抑制し、効率よく灰汁取り作業を行うことができる。
本発明の実施形態に係る灰汁取り器の斜視図である。 本発明の実施形態に係る灰汁取り器の正面図である。 本発明の実施形態に係る灰汁取り器の平面図である。 本発明の実施形態に係る灰汁取り作業において灰汁が掬われる様子を示す工程図であって、図4(a)〜図4(c)は第1工程〜第3工程を示す図である。 本発明の実施形態に係る灰汁取り器の灰汁を掬った状態を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る灰汁取り器について図を用いて説明する。図1は本発明の実施形態に係る灰汁取り器100の斜視図であり、図2は本発明の実施形態に係る灰汁取り器100の正面図であり、図3は本発明の実施形態に係る灰汁取り器100の平面図である。
図1〜図3に示すように、本発明の実施形態に係る灰汁取り器100は、灰汁掬い部1と、取っ手部2とを備えている。灰汁掬い部1は、煮汁に浮いた灰汁を掬う部分であり、取っ手部2はユーザが把持するための部分である。灰汁掬い部1と、取っ手部2とは、溶接もしくはかしめ等により連結されている。取っ手部2は、例えば、1本の細長い丸棒(ステンレス等)をU字状に折り曲げて成形したものであり、左右の丸棒どうしが平板状の補強部材21によって補強、固定されている。詳細は後述するが、ユーザは灰汁取り作業を行う場合は、取っ手部2を把持して灰汁取り器100を操作することにより、灰汁掬い部1により煮汁に浮いた灰汁を掬う。
灰汁掬い部1は、上部が開口した椀状(円弧状)のメッシュ部11を有している。メッシュ部11は、煮汁に浮いた灰汁を煮汁ごと掬うことができ、灰汁は通さないが、液体である煮汁は通すよう、全体が網目状であり、例えばステンレス製の金網等で構成されている。メッシュ部11の網目は、煮汁は下に落ちるが、灰汁は下に落ちない程度の粗さであればよい。具体的には、メッシュ部11の網目は35〜100メッシュ程度であればよく、40〜80メッシュ程度であれば好ましい。ここで「メッシュ」とは、網目の大きさを表す単位であり、1インチ(25.4mm)の間に形成されている網目の数を表す。つまり、40メッシュであれば、1インチ(25.4mm)の間に40個の網目が形成されていることを示す。具体的には、網目の大きさは0.5mm〜1.5mm程度が好ましく、特に好ましくは0.5mm〜1.0mm程度である。網目の大きさがこの範囲内であれば、メッシュ部11上に灰汁が残り、煮汁は網目から下に落ちることとなる。網目の大きさが小さすぎると、煮汁が網目から下に落ちなくなるおそれがあり、網目の大きさが大きすぎると、煮汁だけでなく、灰汁も下に落ちるおそれがある。
メッシュ部11の外縁は略円形であり、メッシュ部11を保護、補強するために、メッシュ部11を囲むように円形状の枠部12が、溶接もしくはかしめ等により取り付けられている。また、枠部12と取っ手部2とが溶接もしくはかしめ等により連結されることにより、灰汁掬い部1と取っ手部2とが連結されている。
椀状のメッシュ部11の底である最も低い位置(略中央部分)には、液抜孔13が形成されている。なお、メッシュ部11は椀状であることから、枠部12を水平にした場合に、メッシュ部11の底(中心部)に近づくほど低い位置となる。したがって、枠部12が水平となるようにした場合には、メッシュ部11の最も低い位置に液抜孔13が位置することとなる。液抜孔13は、煮汁が下へと落ちるために形成されたものである。
また、液抜孔13の直径は、煮汁とともに灰汁が流れたとしても、目詰まりを起こさない程度の大きさとする必要があり、メッシュ部11の網目よりも大きな径であれば特に限定はないが、5mm〜10mm程度とすることが好ましい。液抜孔13の直径が小さすぎると、煮汁が下に落ちにくくなり、目詰まりを起こすおそれがあり、液抜孔13の直径が大きすぎると、掬い取った灰汁が下に落ちやすくなり、また灰汁を掬う部分の面積が小さくなりすぎ、灰汁取りの作業効率が悪くなるおそれがある。
メッシュ部11における液抜孔13の周縁部分(外周縁部分)には、凸部14が溶接もしくはかしめ等により設けられている。凸部14はメッシュ部11の厚みよりも肉厚であり、椀状のメッシュ部11の開口側(図面上側)に突出する段差tを有する(図2参照)。凸部14が設けられていることから、灰汁掬い部1により掬われた灰汁が煮汁と一緒に流れて液抜孔13に流れ込むことが抑制される。具体的には、煮汁とともに液抜孔13へと向かって流れてきた灰汁は凸部14に堰止められ、灰汁掬い部1内に残ることとなる。内側面(表面)11aに対する凸部14の段差t(高さ)は、このように灰汁が煮汁と一緒に液抜孔13から流れ出ることを防ぐ高さであれば特に限定はないが、段差tは1mm〜2mm程度が好ましい。段差tが小さすぎると、灰汁を堰止める効果が乏しく、灰汁が凸部14を超えて、煮汁と一緒に液抜孔13から下に流れ出るおそれがあり、段差tが大きすぎると、煮汁が液抜孔13に流れ込みにくくなるおそれがある。
次に、灰汁取り器100による灰汁取り作業について図を用いて説明する。図4は本発明の実施形態に係る灰汁取り作業において灰汁3が掬われる様子を示す工程図であって、図4(a)〜図4(c)は第1工程〜第3工程を示す図である。また、図5は本発明の実施形態に係る灰汁取り器100の灰汁3を掬った状態を示す斜視図である。
カレー、スープ、煮物、鍋料理等の調理において、肉や野菜を炊くことにより灰汁3が発生するため、灰汁3を除去するための灰汁取り作業を行うこととなる。ユーザは灰汁取り器100の取っ手部2を把持し、枠部12が略水平となるようにしながら、煮汁4に浮かぶ灰汁3を灰汁掬い部1により掬っていくことで灰汁取り作業が行われる。この際、ユーザはできるだけ煮汁4を掬わずに、灰汁3だけを掬おうとするが、実際には図4(a)に示すように、灰汁3とともに煮汁4も灰汁掬い部1により掬ってしまうこととなる。このように、灰汁掬い部1によって、灰汁3および煮汁4を掬った場合には、図4(b)に示すように、煮汁4の大部分は液抜孔13から大量に流れ落ち、残りの煮汁4はメッシュ部11の網目を通って下に落ちることとなる。しかし、灰汁3はメッシュ部11の網目を通らず、下に落ちることはない。その結果、図4(c)および図5に示すように、灰汁掬い部1には煮汁4が溜まらず、灰汁3だけが残ることとなる。
煮汁4が液抜孔13に向かって流れていく際に、煮汁4に浮いた灰汁3も一緒に液抜孔13に向かって流れていき、灰汁3の一部はメッシュ部11の内側面11aに残っている灰汁3に付着し、灰汁3が順次堆積されて大きな灰汁3の塊となる。なお、堆積しなかった灰汁については、煮汁4とともに液抜孔13を通って下に落ちるが、上述したように、灰汁3により液抜孔13が目詰まりを起こすことはない。このように、灰汁取り器100によれば、灰汁3を掬い続けることができる。なお、液抜孔13から灰汁3が下に落ちたとしても、灰汁3を掬い続けることにより、効率よく灰汁取り作業を行うことができる。
液抜孔13に向かって灰汁3が大量に流れてきたとしても、液抜孔13の周縁部分には凸部14が設けられていることから、灰汁3は凸部14により堰き止められることとなる。そのため、液抜孔13に大量の灰汁3が流れ込んだとしても液抜孔13が塞がることはない。また、灰汁3以外に、調理されている肉片や野菜片等を誤って掬ってしまった場合であっても、凸部14により肉片や野菜片等が堰き止められるため、液抜孔13が塞がれることがない。
灰汁掬い部1により灰汁3を掬い続けていくと、いずれ灰汁掬い部1は灰汁3で満たされることとなり、灰汁掬い部1に溜まった灰汁3を除去しなければならなくなる。この場合に、灰汁取り器100によれば、容易に灰汁3を灰汁掬い部1から除去することができる。具体的には、灰汁掬い部1に溜まった灰汁3を取り除く場合は、ユーザは取っ手部2を把持したままで、灰汁掬い部1側を振ればよい。これにより、灰汁掬い部1に溜まっている灰汁3は、容易にメッシュ部11から離れることとなる。ここで、灰汁取り器100において灰汁掬い部1に煮汁4が溜まることがなく灰汁3を掬い続けることができることから、灰汁掬い部1に溜まっている灰汁3の量は、上記従来の灰汁取り器で掬うことができる量とは比較にならないほど多く、重量も大きい。そのため、灰汁取り器100によれば、振るだけで容易に灰汁3がメッシュ部11から離れることとなる。
したがって、灰汁掬い部1を水ですすぐことなく、灰汁3を除去することができる。このように、灰汁取り器100によれば、灰汁取り作業において灰汁掬い部1を水ですすぐ必要がないため、灰汁取り作業の効率が低下することがない。また、灰汁掬い部1を水ですすぐ必要がないため、灰汁掬い部1に水分が付着することがなく、灰汁掬い部1に溜まった灰汁3を除去した後も続けて灰汁取り作業を行っても、煮汁に水が入ることがなく、煮汁が薄くなることがない。
液抜孔を有しない従来の灰汁取り器は、灰汁を掬っているうちにメッシュ部の内側面(表面)の全面に灰汁が付着することになり、やがてメッシュ部は目詰まりを起こす。しかし、本実施形態の灰汁取り器100によれば、煮汁4とともに灰汁3を掬いとったとしても、煮汁4の大部分は、液抜孔13から大量に下に落ち、残りの煮汁は、メッシュ部11の網目を通って下に落ちる。また、上述したように液抜孔13は、メッシュ部11において最も低い位置に形成されていることから、煮汁4は液抜孔13に向かって流れていき、液抜孔13から下に落ちるため、灰汁掬い部1に煮汁4が溜まることを抑制できる。そのため、従来のように、煮汁4を避けて灰汁3だけを掬うという手間がなく、煮汁4に浮いた灰汁3を煮汁4ごと一緒に掬い取ることができ、調理時間を短縮することができる。また、灰汁取り器100により掬った煮汁4は、殆どがカレー、スープ等にロスなく回収されるため、カレー、スープ等の濃度が薄まることがない。したがって、レシビ通りの分量(濃度)のカレー、スープ等を再現することができ、プロの料理人と同様の味を極めて簡単に再現することができる。
このように、本実施形態に係る灰汁取り器100によれば、カレー、スープ、煮物、鍋料理等の調理を行う際に、煮汁4に浮かぶ灰汁3を容易に除去することができる。また、灰汁取り作業において、灰汁3とともに煮汁4も除去してしまうことを抑制でき、煮汁の減少を抑制することができる。また、灰汁掬い部1を振るだけで容易に灰汁3を灰汁掬い部1から除去できることから、灰汁掬い部1を水ですすぐことなく、灰汁掬い部1に溜まった灰汁3を簡単に除去することができる。そのため、効率よく灰汁取り作業を行うことができるうえ、灰汁取り作業において煮汁4に水分が入ることがないことから、煮汁4が薄くなることがない。
以上、本実施形態について具体的に説明したが、あくまでも一例であり、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
灰汁掬い部1の外縁の形状は、円形状に限定されるわけではなく、六角形,八角形,十角形等の多角形状や、菱形や三角形状等であってもよい。
また、液抜孔13の形状は、円形状に限定されるわけではなく、ハートの形状等であってもよい。
液抜孔13は、椀状のメッシュ部11の底である最も低い位置(略中心位置)に1個設けられているのが好ましいが、本発明の効果を奏し本発明の趣旨に反しない限り、液抜孔13の個数に制限はなく、2個以上であってもよい。
また、灰汁掬い部1や取っ手部2等の材質も特に限定はなく、例えば、ステレス製のものが使用できる。なお、本発明の灰汁取り器100において、灰汁掬い部1や取っ手部2等構成部材の色は、材質本来の色に限定されるものではなく、ピンク、赤、青、緑、黄色等に色つけをしてカラフルにすることにより視覚的効果を得ることもできる。
本発明は、調理において用いる灰汁取り器として有用である。
1 灰汁掬い部
2 取っ手部
3 灰汁
4 煮汁
11 メッシュ部
11a 内側面
12 枠部
13 液抜孔
14 凸部
100 灰汁取り器

Claims (3)

  1. 灰汁掬い部と、
    前記灰汁掬い部に連結される取っ手部とを備え、
    前記灰汁掬い部は、椀状に形成されたメッシュ部を有し、
    前記メッシュ部は、該メッシュ部の網目よりも大きな径の液抜孔を有する、ことを特徴とする灰汁取り器。
  2. 前記液抜孔は、椀状のメッシュ部の底に形成されている、請求項1に記載の灰汁取り器。
  3. 前記メッシュ部における液抜孔の周縁部分に、椀状のメッシュ部の開口側に突出している凸部を有している、請求項1または2に記載の灰汁取り器。

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